西暦2001年の半ばのある時点、私たちは1万3000年ごとに訪れることになる、巨大なエネルギーが引き起こすイベントの真っ直中に突入します。
同時に、すべての人間がほとんど同じ状況で、このエネルギーを体験します。はじまりは少なくとも皆同じです。
その後時間が経つにつれて一人一人の人生に対する取り組み方やその態度における差が強調され、それぞれの体験の差異が広がっていきます。
それは新しい時代(ニューエイジ)の到来であり、この変換期をスムーズに乗り越えるために、私たち個人ができることは何もありません。あなたが過去にいっさい霊的なものを否定して生きてこようが、自分の信仰に従って精一杯敬虔な人生を送ってこようが、まったく関係ないのです。いずれにせよ、あなたはこの12日間の最初の数日間で意識とエネルギーが織りなす冒険が、目の前でどんどん明らかにされていくのを目撃することになるのです。
どのような12日間を過ごすことになるのかは、どれだけあなた自身が「過去の葛藤」と「未来への不安」を手放そうとしているかにかかっています。このエネルギーのイベントに対して、特別な準備は何も必要ありません。最後にこの波を体験したときから、つまりアトランティスの時代以来、繰り返し重ねてきた転生のひとつひとつが、すでに準備となっているのです。12日間のあいだ、完全に意識を保っておくために必要な能力は、すでにあなたには備わっています。
ただ、一つ大切なことは、あなたが人生を100パーセント体験することをいつも邪魔してきたものは、「判断すること」と「葛藤」だったということを理解することです。(P77-78)
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