書名: 『アセンションへの道――惑星連合からのメッセージ――

書誌:
原題  ET CONTACT: A BLUEPRINT FOR A NEW WORLD (c)1997
発信  惑星連合
著者  ジーナ・レイク
訳者  中村留美子
発行  有限会社ナチュラルスピリット(1998年6月21日初版発行)
私評:
 発信の責任の所在を明確に「惑星連合」と唱っているメッセージは意外と少なく、多分ほかにもあるのだろうが、私はこの本で初めて出逢った。
 「惑星連合」について、本書の「序文」で彼らは次のように説明している。

 <「惑星連合」はこの広大無辺な宇宙のなかで、地球の属する世界にある、実にさまざまな星や次元をホームとするETたちで構成されています。宇宙のこの区域(みなさんが愛してやまない地球の属する広大な領域)のモニター係として任務についた者には、自分から立候補した者もいれば、他者からの推薦によって選ばれた者もおります。……。「連盟」でさまざまな任務についている者の中には、途中でほかの任務に配置換えになった者もいますが、地球をモニターする任務についている私たちだけは気の遠くなるほどの永い年月、地球を見守り続けてきました。>

 どうも、地球担当の“奥の院”といった方々であるらしい。
引用:
 ですから「地球がアセンションを経験しつつある」と私たちが表現するとき、それは現代の地球の多くの人々が自分たちの「現実」としてアセンションを経験することを意味します。人々がアセンションを経験するのはそれを体験する準備が整っているからであり、「準備が整っている」とは、アセンションの可能性を信じる意志を持ち、アセンションを創り出す意志があり、そしてアセンションによって生じるすべてを受け入れる意志をもつことを意味します。
 地球が第四密度へと移行していると私たちが語るとき、私たちが語りかけている相手はアセンションを迎えるに十分なレベルに達し、アセンションという経験を「創り出す」ことを心から願い、かつ、アセンションによって現実となる世界の一部となる意志をもっておられる方々です。ですから、まだアセンションの準備が整っていない人や、アセンションを現実として理解する意志のない方々が、アセンションを経験することはまずないでしょう。そうした人々はみなさんがアセンションを経験し、第四密度へシフトした後も、第三密度の地球にとどまっていることになります。したがって、ある時点でアセンション組とそうでない人々との分離が起こるわけで、みなさんの多くが準備し、心待ちにしているきわめて重大なチャンスとはまさにそのような分離の機会ともいえるのです。
 第三密度の地球が人間型生命体の進化を支える場所として存続する可能性は五分五分で、ほとんどが今後の第三密度世界にとどまる人々の選択にかかっています。(P203-204)
好み:★★★
(注:独断と偏見によるお薦め度、または記憶による感動度。一押し、二押し、三押し、特薦。)

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