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書名: 『波動の法則――宇宙からのメッセージ――

書誌:
発信  惑星連合(FIDA)および銀河連合(FILF)
著者  足立育朗
発行  PHP研究所(1995年12月29日初版発行)
関連URL:http://www.ifue.com/indexj.html (「形態波動エネルギー研究所」)
私評:
 言わずと知れた今や定番中の定番の『波動の法則』。
 こういう内容の本でこれほど版を重ねている本は他にない。
 今では色々なところで耳にすることになった「中性子が意識で、陽子は意志」という情報を最初に日本語の世界に(他の言語世界のことは知らないが)降ろしたのはこの本が最初だった。
 <原子核の集合体(EXA PIECO)=本質≒魂がスタディによって成長している>
 <「決心」することが原子核の集合体を成長させる>
 <地球の時空間移動(テレポーテーション)の時期が近づいている>
といった情報を私たちが知ったのはこの本によってだった。
 足立育朗さんの本の大きな特徴は、ひとつは「形態」、そしてもうひとつは「スケール」についての非常な“厳密さ”だろう。終始客観的情報の報告者のスタンスを守ろうとする謙虚な語調は、述べられている情報の壮大さ・重大性に見合ったショックを読者に引き起こさない。(もっとも、ショックを起こしたところで、だからどうなるという話でもないわけだが……。)
 だから、本書に“文学的”あるいは“哲学的”感動を求めても“無い物ねだり”になるかもしれない。
引用:
 人間の「意識とは何か」というテーマで受振しますと、中性子と同じものを描いてしまうのです。描き始めたら同じものだったので、びっくりしたのです。要するに中性子は「意識」だったのです。
 中性子が「意識」ということは大変なことです。あらゆる物質の元になっているもの、それは原子核であり、その中に中性子と陽子があるわけです。すべての存在物に原子核があって、中性子、陽子があり、そのうちの中性子が「意識」であるということは、どんなものも全部、「意識」で構成されているということになるわけです。これは見えない空気でもそうです。
 それでは陽子は何か。今度は陽子について調べました。すると陽子は、「意志」だということでした。
 ですから当初は先に形の方が分かって自然界の役割の一部が先に伝わってきてしまったのですが、結果的に中性子が「意識」で、陽子が「意志」だというのです。

  中性子=意識=調和
  陽子=意志=愛

 陽子は「意志」であると同時に、自然の法則の「愛」だという情報です。愛情ではなくて「愛」です。中性子の方は「意識」があって感情の役割があり、常に調和をとり続けます。(p83-84)
好み:★★★
(注:独断と偏見によるお薦め度、または記憶による感動度。一押し、二押し、三押し、特薦。)