そのとき、私は自分が戦うのをやめ、抵抗するのをやめ、戦士であるのをやめて、抵抗を、ただ安らかで積極的な服従(つまりそのことにただ「はい」ということができること)へと変えるだけでよいのだということに気づきました。
そうしたとたん、激しい苦痛はなくなり、呼吸するのも楽になりました。口に出してではなく頭の中で私が「はい」と言ったと同時に、体の痛みはなくなりました。そして、私はこの世の言葉では言い尽くせないような再生を、何千回もの死を超えて体験したのです。
それは、腹部の辺りの非常に速い振動から始まりました。それは全身へと広がっていき、それから自分の目の見える範囲――天上、壁、床、家具、ベッド、窓、窓の外に広がる地平線、樹々、そしてついには地球という惑星全体にまで及びました。それはまるで、惑星全体が、とても速いスピードで振動し、あらゆる分子が振動しているかのようでした。それと同時にハスの花の蕾のようなものが現れ、驚くべきほど美しく、色鮮やかな花を咲かせました。そのはすの花の後ろに、私の患者さんたちがみな口を揃えて言っていた光が見えました。深く速い振動とともに、私は回転しながら咲いたハスの花の中を通ってその光へと近づき、徐々にそしてゆっくりとこの驚くべき無条件の愛、つまり光へと溶けこんでいきました。私はその一部となったのです。
この光の源へと溶けこんでいく瞬間、すべての振動が止まりました。深い沈黙がやってきてまるで催眠術に掛けられたように眠りにつきました。(P132-134)
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