さて、琴座星人の計画に水を差したシリウス星人は、その後どうなったか。彼らはこうした「介入」を通じて、エネルギーレベルで地球の進化と結びついた存在となった。シリウス星人は、あたかも手品師のように、多くの種の袖裏に隠し持つことに長けた種族であった。そうした彼らの手品の種のひとつが、いま成功裏に展開している。琴座星人とともに地球人種創造計画に参加していたとき、シリウス星人は人間の細胞の中に、ある種の潜在的なDNA情報を埋め込んだ。このDNA情報は、人間が霊的に進化し始めたときに起こる波動の上昇によって起動する。人類が自己認識を深め、第四波動レベルへの移行が(現在まさにこれが起こりつつある)加速されると、このDNA情報が起動される。いったんこれが起動すると、人類は絡まった糸がほどけるように、これまでの狭い視野から抜け出し、「大いなるすべて」の全容が見え出す。結局、これが、人類に「命の木」の果実を取って与えるための、シリウス星人のシナリオだったのである。(p124)
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