home > 通信 > 『アセンション館通信』 第 3号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』 vol.003 2004,3/14(第3号)
☆☆  ☆   ☆☆
☆☆      ☆★  ついに第3号:質問までいただいちゃいました!
-☆☆---------☆☆----------------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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■ 1.ついに第3号:質問までいただいちゃいました!
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やったー、ついに第3号を書く時間を作ったぞう! \(^o^)/

いやー、しかしメルマガって不思議ですねぇ。

ただ、自分独りで書いているだけなのに、なんかやってるような気がしてくる
のね。

はは、こういう浮かれたりなんかが、まったくなくなれば、(それは、まあ、
年を取るってことだろうけど (^^;))、それで何かがわかったってことなのか
しら。

石川さゆりさんのなんとかいう歌に、“舞い上がり〜♪、舞い落ちる〜♪”と
かいう科白があるじゃない。

舞い上がったり、舞い落ちたりしてるときが、いいのかなぁ。(-_-;)

それとも、上がりも下がりもしなくなった方が高級なのか。

うーむ、ここは考えどころだぞ。(=_=)

ま、吉田松陰さんじゃないけど、それぞれの人生に四季があるのかもね。(^^)

しかし、昔の人は、上手いこと言うよねぇ。
「長い人生にも、短い人生にも、それぞれの人生に四季がある」なんて。
決めてるよねぇ。

<わたしは、昔なんかにゃ、いませんよ>

わっ、脅かさないでよ、松陰さん。

もう、ほんとに人が悪いんだからぁ。

こういうことは、楽しんで言ってるんだから、それでいいの。

あんた、ほんとに、真面目すぎるよ……。
真面目すぎると、嫌われるよ。時代はどんどん変わっているんだから。

いや、でもね、「メルマガ」って、たった2回だって、出してるとすごいの
ね。(^^;)

わたしに質問を、くださった方がいるの。

ご当人のご了解を得て、質問をここに掲載しますね。

[ホームページ見ました。 質問ですっ!!!]
--------------------------------------------------------------------
> 突然失礼します。
> 
> 疑問に思うことがあり 質問させて頂きます。
> 
> ずーーーーーと疑問に思い もやもやを解消したいのです。
> 
> 図々しいと思いますが 目を通してください。
> 
> お願い致します。
> 
> セントラルサンの 自分だけの宇宙 いう項目から抜粋します。
> 
> あなた方の中でも、過去に何度も宇宙を創ったものがいる。そして今、こ
> の宇宙にやってきて、新たな学びのために肉体をまとった魂がある。本当
> にいろんな宇宙が存在している。それぞれ全く違う宇宙ができている。
> 中には、本当に素晴らしい宇宙がある。光しかない宇宙。夢と希望だけで、
> 喜びに満ち溢れた生命が存在している宇宙。逆に光が少なく、常に混乱に
> 満たされている宇宙もある。 
> 
> それぞれ創造主の考えによって創られている。どのような宇宙を創るのか、
> それはすべてその意識の自由に任せられている。あなた方もいずれは、創
> 造主となった場合に、自分の思い通りの宇宙を創って構わない。そのため
> の練習の場として、これからのあなた方の新しい時代において、自分の思
> ったことが現実化していくという、そういう仕組みが用意されている。
> あなた方が自分の宇宙を創る第一歩となるわけだ。 
> 自分の思ったとおりに現実化する。
> 
> ↑
> これはどういうことでしょうか?
> 
> もしかしたら 私は過去遥か昔 銀河系を創ったりしてた可能性はあるの
> ですか?
> それなのに 退化したのでしょうか??
> 
> 進化しても退化するのでしょうか?
> 
> 私がどんどん進化し 銀河系を創るような存在になっても また 今のよ
> うに退化しないといけないのでしょうか?
> 
> そして闇を経験して泣き叫ばないといけないのでしょうか?
> 
> もうレイプしたりされたり の低次元の体験は 宇宙が存続する限り 永
> 久永遠に 何度ビックバンが起きても経験したくありません。
> 
> そんな現実は死ぬほど耐えられません。
> 
> 実際 どうなのでしょうか?
> 
> 少し 量が多いのですが このリンクの中に 日頃私が疑問に思うことを
> 凝縮した文章が書いてあります。
> 
> 軽く目を通して欲しいです。 多そうに見えますが だいたい5分 読め
> ます。。。(重なってる部分が多いので。。。)
> 
> 図々しくてすいません。
> 
> http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/hiroba/563446044921875.html
> 
> ↑
> 重なってる箇所が多いですが 全部見ても 時間はかかりません。
> 
> でも時間がある時でいいです。
> 
> 私が何を 疑問に思ってるかわかると思います。
--------------------------------------------------------------------

まさか、わたしがこんな↑ご質問に答えられると思われたわけではないと思
うのですが、でも、せっかく訊いてくださったことなので、じゃ、今度の
『アセンション館通信』で、話の糸口に使わせていただいて、いいですか、
それも、もし書けるとしても、それは回答というようなものじゃなくて、単
にわたしに起こった連想というだけのことだと思いますが……、と申します
と、それでも結構、ということで許可をいただいたというわけです。

そしたら、ついでにもうひとつ、質問したいということで、こんなご質問↓
もいただきました。

--------------------------------------------------------------------
> 後 これ↓ も載せて欲しいです。( 注文が多くてすいません。 気を
> 悪くしないでください。載せたくなければいいですが もし気が向いたら
> 載せて欲しいです。これも推測でもかまいません。
> でもできるだけ詳しい推測がいいですが。。。)
> 
> ニーチェの永劫回帰とは???
> 
> 永劫回帰の恐ろしい点は以下の2つ 
> 
> ○全ての努力は無駄である(あらゆる成長は幻想) 
> ○今までに体験したことのある苦痛を、無限回繰り返さなければならない 
> 
> 輪廻転生の場合は 
> 何度も生を繰り返しながら 
> 霊的に成長して 
> 最終的に悟りの境地に到達することができる 
> 
> しかし永劫回帰の場合は 
> 悟りに相当するような境地に到達したとしても 
> いずれその境地は失われ 
> 記憶も何もかも全て失って 
> ふりだしに戻ってすべてをやり直すことになる 
> 
> そして同じ苦痛を無限回味わうことになる 
> 
>    ↑
> 
>  そうなのですか?
>  でも、実際 どうなのでしょうか?
>  詳しく教えて頂けませんか?
>  お願い致します。(推測でもかまいません。)
> 
> (簡単に言えば 肉体は失っても心だけは。。という言葉は感動しますが
>  この一番大切な肝心な心が どんなに遠い先でも 醜い心に変化させら
>  れたら(正確には 自ら進んで 醜い心を選らぶのが魅力的と写ったら)
>  もはや絶望ということです。
>  もはや信頼できるものなどなにもないという恐怖があるのです。
>  真実(事実)はわかりませんが。。)
>  神に文句を言っても 深層心理を通じて この旅は喜びである とか内
>  部からわたしはあなたを愛しているとか何かが叫ぶのですが、
>  その時は慰められますが 宇宙が存続する限り 何度ビックバンが起き
>  ても永久永遠に(超)苦しまない という目標が達成されないと
>  なんの意味もありません。そんな先のことは天文学的時間がかかるなど
>  なんの慰めにもならないのです。
>  いつかは問題ではないのです。)
>  
>  では失礼します。
--------------------------------------------------------------------

いやー、しかし、不思議ですねぇ。(-_-)

ほんと、そう思います。

だって、わたしは自分にこんなことを質問してくださる方が出てくるなんて
実際、思ってもいなかったもの。

なるほど、これは“現実”が“夢”のスピードに近付きつつある。^^;

掲載許可をお願いしたときに、掲載する場合のお名前もお訊きしました。
じゃ「聖ミカエル大天使で」ということだったのですが、そうすると、わた
しが“聖ミカエル大天使”さんにお答えすることになりますね。(^^;)

それって、なんだかいいじゃありませんか。(^^)/

でね、聖ミカエル大天使さん、メールにも書きましたが、わたしに書けるの
は、いただいたご質問でわたしに起こる連想だけです。

ちょっと、段落が長くなりすぎるので、レイアウトの都合上、わたしの連想を
次のコーナーということにしたいと思います。

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◇◇ もくじ ◇◇

1.ついに第3号:質問までいただいちゃいました! (*^_^*)

2.<主観的なものだけが、唯一、客観的>

3.ニーチェの永劫回帰(なんて、それに関することは何も書いてない。(^^;))

4.哲学話:「霊主体従」ということ――2(“心”と意識の関係)

5.今週の言葉:他には誰もいない。

6.今週のお薦め本:『魂の体外旅行――体外離脱の科学――』

7.編集後記:モモの死
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■ 2.<主観的なものだけが、唯一、客観的>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

聖ミカエル大天使さんは、おっしゃいます。

> もしかしたら 私は過去遥か昔 銀河系を創ったりしてた可能性はあるの
> ですか?
> それなのに 退化したのでしょうか??
> 
> 進化しても退化するのでしょうか?
> 
> 私がどんどん進化し 銀河系を創るような存在になっても また 今のよ
> うに退化しないといけないのでしょうか?
> 
> そして闇を経験して泣き叫ばないといけないのでしょうか?
> 
> もうレイプしたりされたり の低次元の体験は 宇宙が存続する限り 永
> 久永遠に 何度ビックバンが起きても経験したくありません。
> 
> そんな現実は死ぬほど耐えられません。

こう伺って、わたしにはこんな連想が起こりました。

聖ミカエル大天使さんのこういう思い、存在に対するこういう“嫌悪感”と
いうのは、自分の今回の生涯でも経験があるのでよくわかります。

“嫌悪感”というと、昔読んだ埴谷雄高さんの『不合理ゆえに吾信ず』の次
のイメージをよく思い出すんです。

----------------------------------------
 私は、釣り上げた魚を手にとると、そのぞ
っとする感触に、いきなりそいつを地面へ叩
きつけてうち殺すのであった。 《何と云う
むごいことを…… では何故釣りなどするん
です。》だが自然も生物に触れるとき、つね
にこうした感じを抱いているに違いない。
 生物のもついやらしい感触――。さてその
力は、存在へ、さらに思惟へも、拡げられよ
う。
----------------------------------------

しかし、言葉の力って、すごいですよねぇ。(-_-)

われわれが、どれくらいすごい創造力を手にしているかを知ったら……。

「怒りから発せられることばのパワーを理解していたら、自分や他の人々、
地球、あるいは神をおとしめるために、それを使う者はいないでしょう。」
                        『あなたの神話』p40

でね、聖ミカエル大天使さん、くださったメールに書かれていたご質問って、
ご自分の“思い”は思いとしてそこにあるけど、そのご自分の“思い”とは
別に、ちゃんとした客観的な“事実”とか<真実>とかいうものがあって、
もしかしたらこの「アセンション資料館」の掲載者はそれについて何か知っ
ているのかもしれない、と思ってくださったものだと思うんです。

でも、その場合、もし、そのちゃんとした客観的な“事実”とか<真実>と
かいうものが、今の聖ミカエル大天使さんの“思い=思惑”と違った場合は、
今の聖ミカエル大天使さんの“思い”の方は、どうなるんでしょうか?

それは、“間違った思い”だったから、撤回するんですか?
それで、聖ミカエル大天使さんは、かまわないんですか?

“間違った思い”は、“正しい思い”より価値がないんでしょうか?
誰が、その“間違った”、“正しい”を決めているんでしょうか?

ね。(^^;)


      …………○…………○…………○…………


わたし、昔、結構“すねていた”ことがあるんです。(*^_^*)

でね、そのときわたしはこう思いました。

昔、お釈迦さんという人が悟って、そのお釈迦さんが悟ったことによって、
“山川草木、悉皆成仏”したそうだ、と。

なるほど、お釈迦さんは、悟ったかもしれない。
悟ったことによって、お釈迦さんは、あらゆる“苦”から脱出したのかもし
れない。

そのとき、お釈迦さんが悟ったことを知って感涙にむせんだ“山川草木”が
すべて成仏したということも、ありうるのかもしれない。

しかし、今自分は、悟っていない。(今だって、悟ってないけど。(*^_^*))

今自分が悟っていなくて、悩みに悩んでいるというこのこと、この瞬間を、
別の誰が、いつ、どうやって、補償できるというのだ。

今自分が体験し、感じている人生を、その不毛を、無意味さを、恐怖を、他
の誰が、どこで、どうやって、補償できるというのだ。

この今の瞬間の、不毛感、無意味さは、どうやったって、取り返しがつかな
いじゃないか。

人生の意味とは、自分が、今、ここで、支えている“意味”以外にあるはず
がない……、と。

そう思っていたものですから、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』
を読んで、二番目のイワンが弟のアリョーシャに語った
「そんなハーモーなんか、あの悪臭のたち込める便所の中で、小さなこぶし
を固めてわれとわが胸を叩きながら、ついあがなわれることのない涙を流し
て、『神ちゃま』に祈った、あの苦しみにさいなまれたたったひとりの子供
の、一滴の涙にすら値しない!」
「ぼくは(そんな神の)ハーモーなんてものはほしくない。」
「たとえ僕が間違っているにしても、むしろ甘んじて恨みをはらすことのな
い苦悩と、癒されることのない怒りをいだいたままでいたいと思う」
というような言葉に、全身が震えるほどに共振したのでした。

しかし、そう思っていたにもかかわらず、そのときは、その自分の“思い”
を、その思いの“正しさ”を、じつは“信じていませんでした”。(*^_^*)

やっぱり、聖ミカエル大天使さんと同じに、どこかにちゃんとした<根拠>
があって、正しいと正しくない、真実と虚偽はあるんだと、思っていたんで
す。(いや、もちろん、それはありますよ。ありますけどね。(^^))

で、何が言いたいかというと……

ひとつには、わたしは、自分の今の“思い”の方が、聖ミカエル大天使さん
の今の“思い”より、正しいとか、真実に近いとか、客観的だとか、全然、
思っていない、ということです。(^^;)
(と言って、その逆だと、思っているわけでもありませんが。)

しいて言うなら、今の私の思いの方が、昔の(今生のね (^^;))わたしの
思いより、“ゆるい”かもしれません。

それと同じ意味では、今の私の思いのほうが、今の聖ミカエル大天使さんの
思い方より、じゃっかん“ゆるい”かもしれませんね。

でも、そうすると、“ゆるい”方が、その分だけ、自分の責任に対しては、
自覚的になるかもしれません。

> もしかしたら 私は過去遥か昔 銀河系を創ったりしてた可能性はあるの
> ですか?
> それなのに 退化したのでしょうか??
> 
> 進化しても退化するのでしょうか?
> 
> 私がどんどん進化し 銀河系を創るような存在になっても また 今のよ
> うに退化しないといけないのでしょうか?

わたしが、「そうですよ」って言ったら、聖ミカエル大天使さんは、じゃ、
大変だ、と思うんですか? (^^;)

まさかね。(^^)

いくら、聖ミカエル大天使さんが“お人好し”でも、そうもいかないでしょ
う。

“本当か嘘か”、“正しいのか間違っているのか”というような基準は、あ
る意味の位相では“客観的な基準は<ありえない>”ということになると、
わたしは思います。

じゃ、“正しい・正しくない”というような基準は、一切ないのか、となれ
ば、あるのは“主観的基準”だ、ということになると、思います。

そして、宇宙のパラドックスというのは、
     <主観的なものだけが、唯一、客観的>
ということだと思うのです。

だから、聖ミカエル大天使さんが、唯一、納得できる“客観的”基準という
のは、聖ミカエル大天使さんにとっての、もっとも“主観的”基準、つまり
聖ミカエル大天使さんの「感情」ということになるのではないでしょうか。

そして、一瞬一瞬に、その「感情」を決めているのが、聖ミカエル大天使さ
んの“生の歩み”、というのか、“<永遠の今>の中での遊び”とでもいう
のか……。

今日の“思い(込み)”の方が昨日の“思い(込み)”より“正しい”、と
いうわけのものではないと思います。(^^)

そういう、一種の“正しさ”とか“進化”みたいなものを“時間幻想”中で
妄想すると、やはり

> 私がどんどん進化し 銀河系を創るような存在になっても また 今のよ
> うに退化しないといけないのでしょうか?

というような、“恐怖に対する恐怖”みたいなものを、発明せざるをえなく
なるんだと思います。

でも、そうすることが“間違っている”といえるようなどんな<根拠>も、
宇宙(ま、そんなものがあるとしてですが (*^_^*))の中にはないと、わた
しは思います。

その“思い”が“正しい”か“間違っている”かを決められるのは、唯一、
聖ミカエル大天使さんの「感情」だと思います。

だから、基本的には、

> 私がどんどん進化し 銀河系を創るような存在になっても また 今のよ
> うに退化しないといけないのでしょうか?

と訊かれたら、わたしにお答えできるのは、唯一、
「そう思った方が、楽しいですか?」ということだけです。(*^_^*)

もし、聖ミカエル大天使さんが、全身全霊で、「うん、うん、それを望む」
と言われるなら、聖ミカエル大天使さんの宇宙はそうなっているのだと思い
ます。

「いや、絶対、そうなって欲しくないのだが……」と言われるのなら、
聖ミカエル大天使さんの宇宙がそうなるはずはないわけです。(^^)/

ただ、ここで、一種、宇宙ゴシップを聞き囓った“アセンション・オタク”
の pari が口を出すとしたら、個々の意識存在の“思いを実現するシステム”
であるこの大宇宙の中で、「自分の思いは実現しない」という濃密な集合意
識が醸成された“所”もあるのかもしれませんね。

それが、聖ミカエル大天使さんの、追加質問に関係してくるかもしれません。

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■ 3.ニーチェの永劫回帰
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

聖ミカエル大天使さんの「追加質問」

> ニーチェの永劫回帰とは???
> 
> 永劫回帰の恐ろしい点は以下の2つ 
> 
> ○全ての努力は無駄である(あらゆる成長は幻想) 
> ○今までに体験したことのある苦痛を、無限回繰り返さなければならない 
> 
> 輪廻転生の場合は 
> 何度も生を繰り返しながら 
> 霊的に成長して 
> 最終的に悟りの境地に到達することができる 
> 
> しかし永劫回帰の場合は 
> 悟りに相当するような境地に到達したとしても 
> いずれその境地は失われ 
> 記憶も何もかも全て失って 
> ふりだしに戻ってすべてをやり直すことになる 
> 
> そして同じ苦痛を無限回味わうことになる 
> 
>    ↑
> 
>  そうなのですか?
>  でも、実際 どうなのでしょうか?
>  詳しく教えて頂けませんか?
>  お願い致します。(推測でもかまいません。)

聖ミカエル大天使さんにこう訊かれて、わたしに起こった連想は、こんな感じ
でした。(*^_^*)

ちょっと、すごく素朴なイメージですが、映画会社のフィルム倉庫みたいなと
ころを想像してください。(^^;)

(……“昔の映画好き”だから、すぐ映画の話になっちゃう。(^^;))

そこには、たくさんの映画フィルムが納められています。
まあ、数えられないほどのフィルムかもしれません。

で、それぞれの映画フィルムは、それぞれの“時間幻想の世界”を構成してい
る、とお考えください。

聖ミカエル大天使さんは、このフィルム倉庫の管理担当をなさっています。(^^;)

あるとき昼休みに同僚と話していて、実際に中に入ってみるなら、どれがいい
か、というような話題になったとします。

相手の人を試すような目つきに反応して、結構、意地っ張りなところがある
聖ミカエル大天使さん(^^;)は、勢いあまって、中でもかなり濃密な時間幻想の
世界としてマニアの間で有名な『地球物語』に入ってみせる、と、挑戦を買っ
て出たとします。

もちろん、フィルム倉庫の管理担当として、“時間幻想の世界”への入り方は
知っています。まあ、「モンロー研究所」じゃありませんが、それとはちょう
逆のある種の儀式があって、波動を収束して、『地球物語』というかなり強烈
な時間幻想の世界に入ってきたとします。

さて、いったん、その時間幻想の中に入ってしまうと、そこからの風景という
のは、それまでとはまったく違うんですよね。

その世界の中では、世紀の文学的天才が『カラマーゾフの兄弟』を書き、哲学
的天才が“永劫回帰幻想”を紡いでいるわけです。

> しかし永劫回帰の場合は 
> 悟りに相当するような境地に到達したとしても 
> いずれその境地は失われ 
> 記憶も何もかも全て失って 
> ふりだしに戻ってすべてをやり直すことになる 

なんて話も、それなりに“真に迫って”聞こえて来るわけです。(^^)

それが自分が紡ぎだした“幻想”だなどとは、どうしても思えない。

ビデオショップのあの大量の「ホラー映画」や「暴力映画」が、ちゃんとそれ
なりに現実化しているのと同じです。

あのたくさんのビデオは、あの「ホラー映画」や「暴力映画」の世界が真実だ
から、存在しているわけじゃありません。

自分のクリエイティビティをそのような焦点に向けて集中した人がいるから、
ああいうものが物質化しているだけです。(*^_^*)

宇宙には、それを批判するような審判者などいないし、みんな、自分が信じる
ように、自分の現実を創造しているだけですから。


      …………○…………○…………○…………


じゃ、この“永劫回帰幻想”が実体性を帯びてくるような濃密な“時間幻想の
世界”と、すべての“時間幻想の世界”がすべて目前に見えているそのフィル
ム倉庫、いうなれば<永遠の今>とを貫通しているものは、何も無いのか、と
なったら、むろん、そんなことはありませんよね。(^^;)

“フィルム倉庫”と個別の“フィルム”は、位相が違うだけで、同じものを構
成しているわけですから。

では、その同じもの、“時間幻想の世界”と<永遠の今>を貫通しているもの
は、となったら、物理的なイメージで言うなら、<真空>がいいんじゃないで
しょうか。

もう少し、精神的なイメージでいうなら、<意識>とでもいうのかな。

すべて<真空>の海の中に揺動している形の影、<意識>の空に浮かぶ、雲、
とでもいうのか。

“フィルム倉庫”の空間から、個別の“フィルム”に入るのに、波動を下げる
ある種の儀式があったのだとしたら、個別の“フィルム”から“フィルム倉庫”
に戻るにも、やはり、入ってきたときとは、ちょうど、逆の“儀式”が必要に
なるでしょうね。

それは、たくさんの“時間幻想の世界”があることを自明に知っていた自分か
ら、それしかないという“思い込み”を身につける世界に入ってきたわけだか
ら、出ていくにもやはり、その世界の“思い込み”を脱いで、もとの自分にな
ることが必要になるわけだと思います。

「きたときと同じ方法でこの惑星を去っていくことは掟なのです。身体を持っ
て生まれてきた原因であるその願望によってあなたは一巡を経験しました。い
ま望むのは、あなたが去ってきたところである自由を経験すること、つまり根
元のもとへ帰ることです。魂がその方法をあなたに示してくれるでしょう。そ
して多くの人にとってそれは今生で起こるはずです。」
                        『あなたの神話』(p.84)

手放すものはそんなに多くないのかもしれません。

一言でいうなら「思い込み」、自分は全能ではない、という「思い込み」でし
ょうか。

で、“アセンション”というのは、その「思い込み」を手放していく過程のこ
とだろうと思うんですけどね。(^^;)

でも、そんな偉そうなこと言って、今の自分から、全能の自分までの距離なん
て、ちょっと、かけ離れているような気もするよね。(*^_^*)

でもさ、

> 霊的に成長して 
> 最終的に悟りの境地に到達することができる 

なんていうと、えらく大変そうだけど、何層にも身に纏ってきた、“判断”や
“思い込み”をすべて手放して、もういちど、何の判断もも持たない、赤ん坊
みたいになる、ってことじゃないのかしら。

そのためには、自分がたくさんのものを“しょってる”ってことを、自分で気
がつくしかやりようがないよね。

「あんた、しょってるわね」っていう、あれね。(^^;)

でも、そう言われる“しょってる人”は自分がそんな不要なものを背負わされ
ているなんて、知らないのが普通だものね。

すると、自分が“背負っているその不要なもの”に気づく、というのがアセン
ションということだろうから、これって、結構、大変なことだよね。

すべて<意識>の世界で起こっていることが唯一の実体なのだとしたら、避け
たら入り込まれる、とか、逃げたら、追いかけられる、とかさ、あるかもしれ
ないよね。(^^;)

聖ミカエル大天使さんの期待なさるようなお答えじゃないかもしれませんけど、
ってメールでも言いましたけどね。

ご親切にわたしなんかに訊いていただいたけど、今のわたしに言えることは、
まあ、こんな感じかなぁ。(^^;)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.哲学話:「霊主体従」ということ――その2(“心”と意識の関係)
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また、哲学話でご免なさい。m(_ _)m

同じことを、くどくど、くどくど、言ってるような気がするでしょ。

でも、思いがあるから、その思いという現象を実現させる<意識>があるから
宇宙があり、このわれわれの地球世界もあるんだ、っていうのは、わたしにと
っては、唯一、自分で確信が持てる、自分という<存在>の<根拠>なのね。

それで、つい、興奮しちゃうわけ。

まるで、お題目にしか聞こえないかもしれないけどね。(^^;)

じつは、これ書いたときは、自分では、随分重要なことを書いたような気がし
て……。

でも、誰も何も言ってくれないから、ああ、これは人には、当然のことなのか
なぁ、とか、こんなことには、みんな興味がないみたいだなぁ、とか、いろい
ろ、思ったりしたけどね。

でも、いまは、それはそれとして、自分にとって、大事なことは、人の了解を
求めないで、大切にしよう、なんて、思ってね。

だから、こうして、また他人さまの目に晒そうと思っているわけ。

そんなに、面白がってはもらえないらしいことは、じつは、経験的に、知って
いるだけどね。(^^;)

日本はロボット技術は進んでいるみたいだし、この頃は、もう、実際に、ロボ
ットに、オーケストラの指揮を取らせてみたりしているみたいね。

だから、こんな当たり前のことを、くどくど、言わなくてもいいんだけどね。

でも、ま、誰かが、言っていてもいいか。

大事なのは、その世界に、<生きている>人間の事実だものね。

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“心”と意識の関係 

 『心の社会』(マーヴィン・ミンスキー著、産業図書刊)という本がある。
 情報工学の権威が、大脳生理学の成果を取り入れて“心 (マインド)”を作成す
るビジョンを描いた本だ。もちろん著者は、コンピュータによって“心”とい
うものを作ることができると考えている。
 つまり著者は、人間の“心”というものは、非常に単純な判断が構造を持っ
て複雑多岐に組み合わされることによって構築されているものであり、その膨
大な複雑さを機械でカバーすることができれば、“心”を生み出すことができ
ると考えているわけだ。
 だが、複雑多岐な根拠に基づく判断といっても、その判断が人間の“心”に
起きるのは、そこに“心”の根拠がすでにあるからで、その複雑さに基づく判
断があるからそれを根拠に“心”が発生するのではない。
 この関係を逆転することはできない。
 そしてその“心”は、およそ複雑さなど関係のないものを根拠に存在してい
る。
 それはけっして神経繊維の数の膨大さとその構造の複雑さに帰すことのでき
ないものだ。人間の“心”の動きがどれほど複雑であったとしても、もしそれ
だけなら、いつかコンピュータがその複雑さとその構造をコピーし、真似るこ
とができないとはいえない。いつかそれはできるだろう。
 けれども、そのことによって人間の“心”と同じものを生み出すことができ
ると考えるのは、“種の進化”の根拠を膨大な時間に帰したダーウィンの論理
にも類比できる。それは、膨大さとか、長い時間とか、人間が簡単にはカバー
することができない検証不能な量的問題を誇示することによって、その圧倒的
な量のイメージの中に本来起こりえないものを封じ込めようとする態度だ。

 例えば今、単純な好悪の判断を示す素子を組み合わせて、ある判断の体系を
作りえたとしよう。
 その体系の中にある入力を与えると、ある判断の結果が出力される。
 そしてその体系はその中の一部として学習機能を持っている。その体系は現
在の心理学が想定するようなあらゆる心理的傾向を示すとしよう。つまり、あ
る量の素子がある判断に傾いたとき、一定の限界を超えたところでシステム全
体の決定が一方向に傾く、などといった人間の“心”の中で起こる曖昧な感情
と態度決定のプロセスがそこに反映されているとしよう。
 けれども例えば、人間がそのような状況に置かれた時のそのある種の曖昧な
気分、それがある程度煮つまって何かの結論に達する時の、その“心”の内面
がそこにあると考えることができるだろうか。
 人間の“心”の中のある種の気分を、一定数の素子がある種の状態になって
いることになぞらえることはできる。そしてある種の気分に傾くことを、その
感染素子が増えていくこと、あるいは減っていくことになぞらえることはでき
る。
 けれどもその場合、その膨大な素子を抱えたコンピュータ頭脳の中の何処に、
人間の“心”の中のその“ある種の気分”が存在するといえるのだろうか。
 人間の“心”の中には、ある種の気分が確かに存在しており、私たちは自分
の経験ではっきりとそれを知っている。そして他人が判断に悩む姿を見て、そ
れがどのような内面的状態を現しているかを理解することができる。
 しかし、そのコンピュータの中の何処に、その“気分”、その“内面”は存
在しているのか。

 確かに、ある種の気分の変遷を一定の判断を示している素子の量、あるいは
構造的な組み合わせの変化に喩えることはできるだろう。そして、人間の判断
がたどるのと同じある変化を、その判断体系がたどるように仕組むこともけっ
して不可能ではないだろう。
 だがそのことと、“心”を作るということはまったく別なことだ。
“心 (マインド)”を作るとは、いってみれば、その人間の判断の中にあるある内
面、曖昧な気分の変化そのものを作るということだ。
 なぜなら、その内面だけが<主体>だからだ。
 それだけが、不安におびえて反乱を起こすハルの内面でありうるからだ。
 そのコンピュータの中に展開されている判断素子のあるパターンの変化を、
ひとつの判断という結果に到るための処理の流れの反映と類比するのは構わな
い。けれどもそのパターンを、そこにある種の気分が存在していることだと強
弁することはできない。

 コンピュータの中の一つひとつの素子のプラスとマイナスがひとつの気分で
あると言えるなら、そこにはある種の気分があることになるだろう。
 しかしそれは比喩ではあっても、事実として、単なる電気的なプラスとマイ
ナスが人間の内面的気分に対応する実体を持つと思う者はいないだろう。その
プラスとマイナスをどれほど複雑に組み合わせても、そこにどれほどの構造を
持たせることができても、そのこと自体でそこにある種の気分を生み出したこ
とにならないのは自明だ。

 なぜこのような誤解が起こるのか。
 それはひとえに、コンピュータを生み出した西洋社会が、“心 (マインド)”と
いうものと<意識>というものの区別をはっきり意識してこなかったことに由
来する。だから、コンピュータが複雑な判断を下せるようになれば、そこに人
間の“心”の萌芽を認める短絡した理解が発生したのだろう。

              『21世紀への指導原理 OSHO』(p139-142) 

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■  3.今週の言葉
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今週は、これ。(*^_^*)

よくは意味もわからない、こういう言葉↓ばかりが好きなんですわ。(^^;)

実際の自分の行動は、全然、そう思っていないんですけど。

いろんな方々が、これと同じことを言ってらっしゃるようですね。

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┃<今 週 の 言 葉>                      ┃
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┃これまであなたが見てきたすべては、あなた自身の投影だ。     ┃
┃あなたがそれを創作し、あなたがそれを見ている。         ┃
┃あなたが人生と呼ぶドラマの監督だ。あなたがその物語作者でもある。┃
┃そしてあなたがその役者だ。そしてあなたは起こっているすべてだ。 ┃
┃そしてあなたがその観客だ。他には誰もいない。          ┃
┃あなたはそれを見ている。あなたはそれを創造している。      ┃
┃あなたはその中で役を演じている。                ┃
┠────────────────────────────────┨
┃                    Osho  The True Sage # 5┃
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 ■  4.今週のお薦め本:

       『魂の体外旅行――体外離脱の科学――』 
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書名  『魂の体外旅行――体外離脱の科学――』  
原題  Far Journeys (c)1985
著者  ロバート・A・モンロー
監修  笠原敏雄
訳者  坂場順子
発行  日本教文社(1990年5月1日初版発行)  

わたしが、こんな世界に突っ込むことになった、ひとつのきっかけを作った本
とも言えます。

この本を初めて読んだときのショックを思い出すなぁ。

それは、第十二章「伝聞証拠」というタイトルの文章でした。

それが、後々、『プレアデス+かく語りき』の情報やEOさん情報と繋がった
ものだけれど……。

何かと、それを“被害感”に結び付けたかったのね。

わたしは、自分自身が受信能力を持たないチャネリング情報を、多く“事実”
として受け取ってしまいます。

だから、自分としては、それは“事実”なんだろうと、思うのね。

たとえば、われわれが幼稚園にはいるとき、自分の親が作っている家庭という
環境は少し知っていても、その外の世界、そして自分の親自身がどんな世界に
住んでいるか、そういうことについては、何も知らないわけです。

でも、自分が知らないからと言って、それが存在しないわけではなかった。

そういうものとして、それは“事実”としては存在する可能性が高いというふ
うに思っています。

でも、それを“被害感”に結びつけることは、“アセンション”とかいうこと
とは、逆に、結びつきにくいのだろうと、いまは、思っています。

その可能性は、受け容れるけれど、それはそれ、この世界に入ってきた責任は
自分にあるんだ、というふうに思いますね。

何を言っているのか、まるで、おまじないだね。(*^_^*)

とにかく、わたしに、宇宙ゴシップがリアリティをもって入ってきた、これは
最初の記念すべき本でした。

「モンロー研究所」そのものについては、エリザベス・キューブラー・ロス博
士とか、いろいろな方の本がありますよね。

「アセンション資料館」の「私評」は、こんな↓具合です。
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 何ということもなく本屋で手にし、“体外離脱”なるものへの興味で買って
帰った本だったが、この本の読書体験は私の予想もしないものだった。
 たとえば「不思議研究所」の森田健さんの場合は、本書との出会いが即アメ
リカの「モンロー研究所」行きに繋がったのだろう。まさに人は自分の内面に
ある世界を引き寄せ、物理次元に展開するのだと納得せざるをえない。
 私のにとっては、本書の内容はある意味で「第十二章 伝聞証拠」に集約さ
れていた。著者のロバート・モンローは「ルーシュについてのロートに順応す
るのに数ヶ月かかった」という。

 <「順応」という表現はかなり広範な意味を含む言葉で、それが説明しよう
としている内容は、ショック、拒否反応、怒り、落ち込み、諦め、受容のサイ
クル全部を含んでいた。私がたどった順序は、病気やけがで死期が近づいて知
らされた時に人がどう反応するかを研究したものや、そういった時に他の人た
ちが発見したことと酷似していた>と。

 単なる読書体験にすぎない私の場合、むろん、それほどの落ち込みになるは
ずもなかったが、いずれにせよ、ここで蒔かれた種は、それだけでは終わらず、
何年か後の私の人生でのある出会いを準備していたのだった。 
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ちょっと引用をご覧になりたい方はこちら↓
https://www.ascensionkan.com/books/journeyf.html
手っ取り早く本を入手したい方はこちら↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4531080637/ascensionkan-22/
249-2936324-0679569

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■  6.編集後記:モモの死
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この号を書いている今は発行日の前日、3/13(土)なのですが、じつは、今朝、
わたしは、我が家の犬を、葬りました。

モモは、アメリカのチャンピオンだった犬を父親とする雌のバーニーズマウン
テンドッグでした。

ただ、品評会的な観点からするちょっとした欠陥があって、処分されるとかい
う話があって、我が家に来ることになりました。

モモ自体は、まったく健康な犬だったんだけど。

わたしは、前のラブラドールを死なせてから、もう犬はいいや、と思っていた
のに、まあ、家族に寄り切られて、飼うことになって……。

でも、それが中途半端だった。(-_-;)

大きな犬小屋を造ったり、それはそれで楽しんだんだけどね。

毎日、モモのおかげで、裏山の道を散歩もできたし……。

モモが死んだのは、結局、飼い主のわたしの愛が足りなかったからだろうと、
思っています。

それもこれも、愛の表現なんだって、いいかたもあるんだけど……。

自分を修正しようとするのは、止めようと思います。

ただ、中途半端な判断は、結局、あとで、何かを残すね。

やっぱり、その瞬間その瞬間、全面的に自分の責任で、決めなくてはと今頃に
なって思います。

(今回も、よくこれを書く時間を作ったなあ。pari 記)

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■ 【作 者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: paritosho@dream.email.ne.jp
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