home > 通信 > 『アセンション館通信』 第 7号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.007 2004,4/11(第7号)
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガは“アセンション情報の広告塔メルマガ”です。

つまり、“アセンション”という言葉の流通拡大を手段として、
地球住民の“集合意識”の基盤を“ゆるめ・ひろげ”ることによって、
地球が向かう新しい光り輝く世界への次元移動を、できるだけ自然で、
スムーズなものにすることを目的に週刊で発行されています。


◇◇ このメルマガが想定する“アセンション”◇◇

“アセンション”という言葉は、「イエスの昇天」から、「地球の次元上昇」
まで、人によってさまざまな包含で使われます。

それで、いちおう、このメルマガではどういう意味合いで“アセンション”と
いう言葉を使っているのか、そのことを最初にお断りしておきます。

●一番、大きな意味合いでは、地球人類が前提とする「情報環境=集合意識」
 が、現在から近未来にかけて、前後で連続性を辿れないほどに、短期間に、
 急激に、総合的、集中的に、飛躍・激変することを指しています。
 (情報環境の量子的跳躍)

 新しい世界では、次のようなことが地球人類の常識(=情報環境=集合意識)
 になると想定しています。

1.生命は永遠である。(わたしたちは死なない)
 ・肉体を離れることはあるが、「わたし」は永遠に生きる。(輪廻転生)
2.わたしたちはひとつである。(原因と結果の法則)
 ・自分が与えるものが、自分が受け取るものである。
 ・個々人というひとつの“現実”は、五感に映る肉体の印象に基づいた物理
  次元固有の幻想にすぎないこと。
 ・その肉体さえも、物理次元の食糧だけで生を保つことはできないこと。
  (「人はパンのみにて生きる者にはあらず」)
 ・「思考」を生み出しているのは個々人ではなく、大宇宙にひとつしかない
  <意識の海=神>(思考波動の流れ)の中で、わたしたちという永遠の魂
  が好みの思考を呼び寄せて戯れているにすぎないこと。
3.大宇宙の中で私たちは孤立していない。(多次元宇宙)
 ・大宇宙にはさまざまな位相があり、わたしたちの地球は、その中で物理次
  元の生命圏のひとつを構成しているにすぎない。
 ・太陽系だけを取り上げても、人間型の意識生命体が存在しない惑星は存在
  せず、各惑星にも、月にも、太陽にも、そして地球の内部にも、さまざま
  な人間型の生命体が存在する。
 ・また天体そのものも意識生命体であり、
  大宇宙そのものといえる<意識の海=神>(思考波動の流れ)
  の中に意識生命体以外の者は存在しない。

●次に、上記のような情報環境(=集合意識)の激変が起きる前提として、至
 近未来に、地球人類は、何らかの形で「地球外意識生命体」との接近遭遇を
 大衆レベルで体験するか、または「地球外意識生命体」に対する大衆レベル
 の認知が起きる、といったことを内容に含めています。
 
○あるいは、高度に進化した地球外意識生命体の代表者が地上に降下し、地球
 の代表者たちと連携して、地球統一のための手続きを指導する、とか。
○あるいは、『宇宙船天空に満つる日』が来て、各国の放送電波が中断し、各
 地の上空に展開するUFOから地上に放送が流され、指示に従う人たちをが
 UFOに“救助”されて、当人の同意のもとに、ノヴァ・テラとかいうよう
 な新しい地球に退避させられる、とか。
○あるいは、運のいい方は地表に姿を現した地球内部の住人の支援を受けて、
 地球の内部空間にある彼らの居住圏に招待され、そこに避難する、とか。

 具体的な手順はともかく、何らかの形での人類レベルでの地球外知的生命体
 の認知という通過儀礼を終えて、地球人類は『幼年期の終わり』を迎え、太
 陽系の惑星連合、あるいは、銀河系の銀河連盟の仲間入りをする。

●次に、今回、この“アセンション”を一種不可避のものにしているのが、い
 わゆる“ガイア・アセンション”だという認識があります。
 
 “ミロク世”の到来とか、“○九十(まこと)の世”の到来といわれている
 ものです。
 
 2012年12月22日を境に、地球の惑星軌道が完全にフォトン・ベルト
 の中に入り、地球が光り輝く圏域に入るため、膨大な光(=情報)のシャワ
 ーを浴びることになり、それまでにその光量(=情報量)に耐えられるキャ
 パシティー(受容能力)を準備していないと、その個々人は自分の“思い込
 み”の実現を加速されて、この地球次元で生存できなくなる可能性がある、
 ということです。

 ある意味で、新しい地球に“住みたい”人間と“住みたくない”人間の、自
 己選別が起きるということです。

 この自己選別は、まったく、“正誤”の問題でも“善悪”の問題でもありま
 せん。自分の時節を、自分が決めるだけです。
 
 ただし、もし、その光り輝く世界の住人になることを望むのなら、その人に
 求められているのは、これまでの地球で養成されてきたあらゆる“思い込み
 =判断枠”のゼロクリアです。

 なぜなら、今回は大宇宙の大きなサイクルの節目に当たっており、地球のこ
 れまでの“現実(=ゲーム)”はここで一度ゼロクリアされるからです。

 長い夢から醒めようとしないわたしたちは、ここで突然の“目覚まし”の音
 を聞かされることになります。「立て替え・立て直し」と呼ばれてきたもの
 です。

       …………○…………○…………○…………


 ただし、この『アセンション館通信』の発行人当人は、以上のようなことが
 起こると思ってはいても、知っているとはいえません。

 だから、起きることの具体的詳細を確信をもって語ることはできませんし、
 起こらない可能性も否定できません。

 ただ、上述のことが“すべて起こる可能性”と“すべて外れる可能性”を考
 えるなら、“すべて外れる可能性”よりは“すべて起こる可能性”の方が大
 きいと確信しています。つまり、上記の内容のかなりの部分が、実際に至近
 未来にこの地球で起きる、と思っています。

 この『アセンション館通信』がイメージしているる“アセンション”とは、
 以上のような意味合いです。

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◇◇ もくじ ◇◇

1.試験問題:「時間についての存念を述べよ」《出題》

2.試験問題:「時間についての存念を述べよ」《答案》

3.哲学話:「霊主体従」――その6(宇宙空間に浮かぶ母子像 )

4.今週の言葉:「創造の礎たち」

5.今週のお薦め本:『プリズム・オブ・リラ』

6.いただいたお手紙から:

7.編集後記:

[枠外]:依頼広告掲載――St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japanのお知らせ

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■ 1.試験問題:「時間についての存念を述べよ」《出題》
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ああー、ああー……。ちょっと、声の調子を調えます。

……えーと、じつは、聖ミカエル大天使さんから、また、ご質問をいただいて
しまって……。(*^_^*)

今度こそ、ほんとうにお役に立てるように頑張りたいと思います。

ミカエルさんのご質問はこうです。

> > > つまりわれわれが進化すれば宇宙を創る存在になれるというよりなると
> > > いうことでしょうか?
> 
> >個々の意識存在の自覚の程度に違いはあれ、<今>わたしたちは自分の思
> >いで、宇宙を創造しているのだと思っています。
> 
>    ↑
>  つまり 今の段階では 被造物であり創造主であると思います。
>   
>  だがpariさんが進化して 自己意識が拡大し  今の神のように 
>  自己意識を分割させて
> 
>  今の狭い自己意識(人間一人分(己の主観)以外知覚できない)ではなく
>  男 女 日本人 外国人 アストラル界住人 恋愛 セックス 平和 喧
>  嘩 戦争など 全部同時に同じ時期にかなりの数の体験を同時に一度に
>  経験できる存在になれるか ということです。
> 
>  で そのような次元界の存在になれば 二度と再び永久永遠に 退化しな
>  くてもすむのか それ以降は拡大一方なのか ということです。 
> 
>  つまり 宇宙創造神 大宇宙創造神 大大宇宙創造神 以下無限で永久
>  永遠に終わりがないのが進化の 真実ではなく 事実なのか?
>  ということです。
>  だがすべての魂は最初に創られらぶんの一部だ(神対238ページから
>  241ページ)
>  もし よろしければ ここの部分の説明もして欲しいです。
> 
>  見方の数だけ 真実があるのはわかりますが
>  事実は一つだと思います。
> 
>  つまり 死後の世界はない 死んだら無になる 自殺したら楽になれる
>  という見方しても 事実はそうではない。
>  つまり 見方と事実は関係ないのではないか?ということです。
>  つまり 進化したら 二度と 再び 宇宙が存続してもしなくても
>  永久永遠に何度ビックバンが起きても 強い闇を経験せず 軽い闇の体験
>  ですむのか?
> 
>  という話しです。
> 
>  魂は学習する 過去世で 殺人 や強姦 自殺をしたら 学習して 魂は
>  それらを二度としないと誓います。
>  だからこそ 未熟な魂とそうでない魂があるのだと思います。
> 
>  でも それが永久永遠に ずーと それらの強い闇を体験しなくてもすむ
>  のか? ということです。
> 
>  魂の誓いが 永久永遠に ずーと続くのか 魂が一度学習したことは永久
>  永遠に無駄にならないのか?
> 
>  ということです。

聖ミカエル大天使さん、おっしゃること、よくわかりました。

また、ミカエルさんが、なぜわたしに質問してくださるのかの意味も、自分な
りによくわかりました。

宇宙では、まったく無駄なことは起こらないものですね。

自分なりに、できるだけ誠実にミカエルさんのエネルギーに対面して、ご疑問
が溶けるところまでお手伝いできるかどうか、試してみたいと思います。

というか、いま聖ミカエル大天使さんを通じて<全体>から提出された

         「時間についての存念を述べよ」

という試験問題に、今の自分に可能な範囲で、できるだけの答案を作成するつ
もりで臨みます。

聖ミカエル大天使さんから合格点がいただけるかどうか……。


         …………○…………○…………○…………


結局、ミカエルさんの疑問はすべて、「時間」に対する今の“思い込み”が紡
ぎ出しているものだと思います。

ミカエルさんのご質問のエネルギーの“核”は、最初の

> >個々の意識存在の自覚の程度に違いはあれ、<今>わたしたちは自分の思
> >いで、宇宙を創造しているのだと思っています。
> 
>    ↑
>  つまり 今の段階では 被造物であり創造主であると思います。

というメッセージにあります。

ミカエルさんがおっしゃりたいのは、何のかんの言っても、“今の段階では”
(現に今の現実では)“自分は、創造主によって創られた被造物”ではないか、
何も“知らない”ではないか、ということでしょう。

そして、“まあ、百歩譲って、この事態を是認してもいい。そして努力して、
成長すればすべてを自由に創造できる創造主になれるというなら、その努力を
してみてもいい。しかし、そうなっても、またいつかすべてを忘れて、今の自
分のような状態になるというのなら、まるで滅茶苦茶ではないか。実際は、ど
うなのだ?”ということだと思います。

……たしかに、滅茶苦茶です。

よくわかります。


わたしも、まったく同じようなことを思ったときがありますから。

“お釈迦さんが悟って、山川草木悉皆成仏したということもあるのかもしれな
い。そのことを別に否定しようとは思わないが、しかし、現に今、自分はこう
して迷いに迷い、不安に怯えている。この今の現実を、誰が、いつ、どうやっ
て補償できるというのだ。この不安にどういう意味があるというのだ”、と思
いました。

この瞬間の意味は、この今の自分の思い以外のところにあるはずがない、と。

そして……、あるときふと、「こんな馬鹿げた世界を是認できる方法が、もし
あるとしたら、それは、自分がこの世界を創ったということくらいか」と、思
ったのでした。そう思いついてから、なんだか、ゾクっとしたのを憶えていま
すが。

じゃ、その頃と今と何か違うのかといえば、ある意味では何も違いません。

わたしも何もまだ思い出していませんから。
でも“不服”を言うというような“勇気 (*^_^*)”もなくなりました。
どうやら、飛んでもない勘違いをしていたのかもしれないと思って。

自分の“思い込み方”にはずいぶん大きな権能が与えられているんだな、と思
うようになりました。

(それと、要するに、だんだん、恥ずかしくなる一方なんですよね。(*^_^*))

そういう個人的な事情はともかく、個々人が体験する世界の根拠は、その人の
“態度”の中にあるようなんですよね。

以前は、自分が“知らない”ということがあまりにも自明の前提でしたが、い
まは、自分はすべてを知っていると思っています。ただ、いま、ちょっと“目
隠しゲーム”をやっていて、すべてを思い出さない方を演じていると。

つまり、聖ミカエル大天使さんと、わたしの違いは、同じように思い出してい
ないにもかかわらず、“質問パート”を演じているのと“回答パート”を演じ
ているという“違い”があるだけなのです。

ミカエルさんは、いまのご自分のエネルギーを、“知らない”ことから来る不
安とか不満に注いで、わたしに“質問”する役所を演じてくださっているわけ
ですが、わたしは(質問していただいたおかげで)“回答”する役所を演じる
ことができているというわけです。

たぶん、(もしミカエルさんが、意図的にわたしに試験問題を提出してくださ
っているのでなければ (*^_^*))、ミカエルさんには、自分が自分の態度を選
んでいるという自覚はないと思います。

わたしには、自分が自分の態度を選んでいるという自覚があります。

それだけの“違い”なのですが、“回答”するというパートを自覚的に選択し
た者として、“難しい言い方”がお好きらしいミカエルさんに、安心とまでは
行かなくても、「いったい、こいつは何を言っているのか?」というくらいの
“材料”をご提供したいと思います。

ちょっと、段落を変えますね。


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■ 2.試験問題:「時間についての存念を述べよ」《答案》
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ミカエルさんの至極もっともな“疑問・不満”に応えるために、ミカエルさん
が、たぶん、当然の前提となさっていると思われる“時間”のイメージから、
情報を共有していこうと思います。

それは、前のご質問にもあった「ニーチェの永劫回帰」という幻想がどのよう
な所で生まれるのか、の検討から始めるのが適当かもしれません。

以前、ミカエルさんは、“永劫回帰の恐ろしさ”として、

○全ての努力は無駄である(あらゆる成長は幻想) 
○今までに体験したことのある苦痛を、無限回繰り返さなければならない 

の二点をあげられ、それに対する疑念と嫌悪感を述べていらっしゃいました。

そして、
「輪廻転生の場合は、何度も生を繰り返しながら霊的に成長して、最終的に悟
りの境地に到達することができるが、しかし永劫回帰の場合は、悟りに相当す
るような境地に到達したとしても、いずれその境地は失われ、記憶も何もかも
全て失って、ふりだしに戻ってすべてをやり直すことになる。そして同じ苦痛
を無限回味わうことになる」と。

そして、そういうのは死ぬほどいやだ、と。

それで、本当のところはどうなのか、というのがご質問の趣旨でした。

「時間」というのは“物理的現実”を作成するために考案されたひとつの“仕
掛け・メカニズム”だそうですね。

たぶん、それが本当だろうと思っています。

でも、ではそれが普遍的な真実なのか、と言えば、いろんな“意味の位相”が
あるような気がするんですよね。

聖ミカエル大天使さんの「永劫回帰」に対する恐怖ですが……、その理由は、
原則論から言えば、非常に単純なのですが、あんまり単純すぎて、たぶん、お
気に召さないと思うので、ちょっと、理屈っぽく、その理由とか、構造をご説
明したいと思います。

自分がいま接続できる思考、つまり「時間」という幻想の成り立ちからご説明
したいと思います。

“物理的現実”という幻想の中に置かれた者が、「時間」をどのように納得し
ていくのか、そのイメージの進化・発展の過程を、きわめて素朴な視覚的イメ
ージで展開してみますね。


        …………○…………○…………○…………


●時間イメージ1:一直線に飛ぶ矢

“物理的現実”という幻想の中で“死”というもの直面した人間は、死んだ人
間が二度と自分たちの世界に戻ってこないことを知って、この世に“取り返し
がつかない”ということがあるのを知ります。

では、この“取り返しがつかない”ものは、いったい“何処”に行ったのか?

生きている人間は、この“取り返しがつかない”ものに何とか決着を付けなけ
ればなりません。それでこの“取り返しがつかない”ものを了解するために、
それを思いの中に整理して“置く場所”として考え出されたのが、「過去」と
いう永遠に戻ってこない世界の幻想です。

生きている人間はもうひとつ、その“死”のような“取り返しがつかない”不
測の事態をもたらす可能性を含んだ世界にも対処しなければなりません。

だから、“死者”の置き場所として考案された「過去」とセットで、その“不
測の事態をもたらす可能性を含んだ世界”として、「未来」が考案されたわけ
です。

すると人間が生きているのは、その“取り返しがつかない”「過去」と、“不
測の事態をもたらす”「未来」との間にはさまれた、不安におののく「現在」
の中だ、ということになります。

すると、「現在」に生きる人間の思い(=記憶)の中で“死者”の記憶は常に
薄れていきますから、「過去」は人間が住む「現在」から“遠ざかって”いく
と思われ、その反対にいつも“不測の事態”に直面せざるをえない人間の思い
の中で、「未来」はつねに近づいてくるように思われたわけです。

つまり、人間が住んでいる「現在」は、「過去」と「未来」の間にはさまれて
いるだけでなく、「過去」から「未来」の方向に向かって“進んでいく”と、
イメージされたわけです。

こうして発明されたのが、「過去」から「未来」へ一直線に飛ぶ“矢”として
の「時間」のイメージです。


        …………○…………○…………○…………


●時間イメージ2:閉じた円環(「永劫回帰」)

「過去」から「未来」に向かって一直線に飛ぶ“矢”というイメージの中では、
「時間」は、永遠の「過去」から、永遠の「未来」に向かって、一直線に伸び
ており、そこでは「過去」と「未来」は、まったく無縁とも言えます。

しかし、実状は「過去」も「未来」も人間の思いの“整理棚”の“引き出し”
の名札にすぎません。

その両方が、人間の思いの中には実在するわけです。

そうすると、これまで「過去」と「未来」を編みだして“死”に決着をつけな
ければならない、というエネルギーでひたすら走ってきた人類も、あるところ
まできてみて、ふと、このまま「過去」から「未来」に向けて走り続けて行っ
て、いったいどうなるのだろう、と思う時期に到達します。

考えてみれば、「過去」も「未来」も人間の思いの中には実在しており、これ
がまったく“無縁”であるはずがない、と思い至る人間が出てくるわけです。

アインシュタインが、前方に向けて放ったレーザー光線がいつか自分の“背後”
から自分を打つことを発見したように、ニーチェは、「時間」の“未来”が、
「時間」の“過去”と接続していることを直感的に発見したのです。

ここで、「時間」の“飛線”は、ユークリッド幾何学的なイメージの一直線か
ら、閉じた曲線になったわけです。

「時間」は“一点を中心に描かれた円周のように、永遠に循環する閉じたサイ
クル”としてイメージされました。

“発展史観”の「時間」の中では“進化”が構想されるわけですが、“進化”
の末に、結局は、遠い遠い昔に通り過ぎてきた“過去”の一点に接続するとい
うことになれば、“進化”とか“成長”とかいう、“方向性”を示す言葉自体
に意味が無くなります。

だから、ニーチェは哲学者として着想した「永劫回帰」という“哲学者の地獄”
を、卓越した文学者と画家の力量でイメージとして仕上げたのです。

それが「永劫回帰」という“閉じた円環”の「時間」イメージだと思います。

そこでは、

○全ての努力は無駄である(あらゆる成長は幻想) 

であり、その論理的結論として、当然、

○今までに体験したことのある苦痛を、無限回繰り返さなければならない 

ということになる、と。

つまり、“飛ぶ矢”から“閉じた円環”への「時間」イメージの推移の背後に
は、人類史の中での「時間」幻想の確立・強化という過程が隠れています。

“死”という物理次元における不可避の幻想を封印するために人間が考案
した“整理棚”が、逆に今度は“人間を一点に釘付けにする”ほどにも強固な
“現実”に化けてしまったわけです。

人間は“死”に対処するために「過去」と「未来」を発明しましたが、今度は
その「時間」が、人間を“一点”に釘付けにして、“逃げられない”という恐
怖で脅かしているのですから。

“飛ぶ矢”から“閉じた円環”までの「時間」イメージの変化を、成長と呼ぶ
べきか退化と呼ぶべきかは知りませんが、何かが強まったことだけは間違いな
いでしょう。

では、何が強まったのか?

「時間」幻想の確立によって強化された“物理次元”固有の約束事とはなんで
しょうか。

それは、人は“同時に複数の時点に”存在することはできない、ということで
す。

当たり前ですよね。いまではね。(^^;)

“同時に複数の時点に”存在するという可能性は、最初からまったく考慮の範
囲内にはないわけです。

だから、「永劫回帰」の中では、「自分が“その現在”という一点に釘付けに
なっている状態」を、思考の中で構想して(つまり“その現在”の外から眺め
て)、怖がるということが起きているのです。

この「永劫回帰」という想念は、“未来”は“過去”に繋がっているという
「直感」から派生しているために、それなりのリアリティをもっており、それ
だけに人を恐怖させる力を持っているということです。


       …………○…………○…………○…………


ものすごく単純な絵を思い浮かべてください。

今、暗黒の大宇宙の中に存在するある基準の一点を“中心”として、超巨大な
円周が描かれていると思ってください。

“閉じられた円環”としての「時間」です。

その“円環”上の一点にある“今”が、その「時間の輪」に沿って反時計回り
に“矢”のように移動しています。

その移動している一点が聖ミカエル大天使さんとも言えます。

ところが、「過去」から「未来」に向けて“成長”というゲームをひた走って
いるはずなのに、(この時間軸は同心円ですから)いつかまた、聖ミカエル大
天使さんは、いつかいた地点と同じ場所に来てしまう、というわけです。

ところが面白いのは、そのことを恐れ、心配し、嫌悪している方がいるのです。

その方は、その時間軸の上をひた走っている聖ミカエル大天使さんであるはず
はありません。走っている聖ミカエル大天使さんは、時間に拘束されています
から、そんな“先”にある“過去との接合点”などに思いが及ぶはずがありま
せん。

つまり、その方は、この時間軸に拘束されていない方、いわば、これを“上か
ら”見ている方だとも言えます。

しかしその方は、この時間軸の上をひた走っている聖ミカエル大天使さんの身
の上を案じていらっしゃる。死ぬほど心配だ、とおっしゃっているのです。

まあ、たとえて言うなら、いま聖ミカエル大天使さんが演じていらっしゃる役
所はそういうものだと思います。

その“時間に拘束されていないその方”は、どんな思いにでもフォーカスでき
ますが、ただ、いまは時間軸に拘束された聖ミカエル大天使さんに自己同化し
ているわけです。

そして、そのように「過去」から「未来」に向けてひた走る「時間」という枠
組みの中で、“生存する”ために頑張らなくてはならない、というストーリー
を創造しているということだと思います。。

これは、別にミカエルさんをからかっているわけではなくて、わたしであって
もいいのですが。

        …………○…………○…………○…………


それで、

○全ての努力は無駄である(あらゆる成長は幻想) 
○今までに体験したことのある苦痛を、無限回繰り返さなければならない 

という状況というのは、この“閉じられた輪”という「時間」イメージに、む
りやり“成長”という一方通行的な方向性をはめこんだことから起こる自明な
矛盾ということになると思います。

どういう形でそれが表現されるかというと、たとえば、この“閉じられた輪”
の一点に、いまのミカエルさんがいるとして、ミカエルさんは“死ぬほど”こ
の「永劫回帰」を嫌悪して、ここから抜け出したいと思っています。

すると、この超巨大な“閉じた輪”の対極点には、いまのミカエルさんが成長
に成長を重ねて、ついに根本創造主の地点にまで意識を拡げ、いまのミカエル
さんを含むような世界を創造する……、というようなことを考えなければなら
なくなります。

前に、
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今“ここ”にいる聖ミカエル大天使さんが“レイプや拷問は死ぬほどいやだ”
と思っていらっしゃるのだとすれば、“向こう”にいる聖ミカエル大天使さん
が、幸せに死ぬほど退屈して、「向ヶ丘遊園のジェットコースター」にでも乗
りに行こうか、なんて思っている可能性は十分に考えられます。(^_-)
----------------------------------------------------------------------
などとふざけたのは、まあ、そういうことですが、そういう矛盾は、前提され
ている「時間」イメージという“器”の中に収まり切らない“内容”を考えな
ければならなくなったから起こっていることでしょう。

「時間」という幻想が消える前に、まだ「時間」イメージを拡げる余地がある
のだと思います。


        …………○…………○…………○…………


●時間イメージ3:円盤としての時間

“閉じた円環”という「時間」イメージが“一直線に飛ぶ矢”という「時間」
イメージから引き継いでいた“尻尾”は、「過去」から「未来」に向かう線と
いうイメージでした。

でも、実際は、「過去」も「未来」も、すべては<今>の中にある思考なので
すから、すべての思考を収める「空間」として「時間」をイメージしてもいい
わけです。

先ほどの、超巨大な大円環の“中の空間”を充填して“超巨大な大円盤”とし
ての「時間」をイメージしてみるのはどうでしょうか。

すると、LPだかCD−ROMだかわからない、この“超大円盤”の中には、
「過去」も「未来」も、それこそありとあらゆる思考が脈動しているわけです。

この円盤イメージの「時間」の中では、“成長”を周囲の“同心円”に沿って
イメージする必要はありません。今度は“中心”に向かっての動きを“成長”
だということにしてもかまわないわけです。

さて、そう考えてみても、聖ミカエル大天使さんは、やはりそれを見ているわ
けですから、その“超大円盤”の「時間」の外にいるわけです。

ミカエルさんの視野の中には、「過去」も「未来」も、それこそありとあらゆ
る思考が入ってしまいます。

つまり、可能性として、ミカエルさんは、この“超大円盤”の何処にでも行く
ことができる、というわけです。

まだ行けないのは、行けないことを“知っている”からにすぎません。

この“行けないことを知っている状態”から“行けることを知っている状態”
に向かう動きは、それこそ“成長”とか“進化”と名付けてもいいかもしれま
せんね。

もし、聖ミカエル大天使さんが成長に成長を遂げて、この<永遠の生命>とか
<永遠の今>と呼ばれる“超巨大な大円盤”の何処にでも、いつでも任意の時
に、あるいは同時に複数の“時点”にいられることを自分で“知っている”状
態になったら、さて、その“聖ミカエル大天使さん”は、そこから今のミカエ
ルさんになろうと思うでしょうか。

それは、ミカエルさんがその“聖ミカエル大天使さん”の状態は自分にはわか
らない、という立場を取るなら、わからないとしか言えないと思います。

ただ、その“聖ミカエル大天使さん”がいまのミカエルさんになってみたとし
ても、たぶん、それは「永劫回帰」に縛られているからではないのではないで
しょうか……。(^^)


       …………○…………○…………○…………


わたしたちはどんなことでも思い浮かべることができます。

たとえば、この“超巨大な大円盤”というイメージも、絶対の虚無空間の中に
浮かぶ、今にも消え入りそうなか弱い「孤独」というふうにイメージすること
もできます。

そして、その絶対無に触れた「存在」の境界面を恐怖に凍る“幽閉の領域”と
し、その薄皮一枚の“恐怖”の膜によって護られているのがわれわれの宇宙だ
というと、それはミカエルさんもご存じのEOさんの世界になるわけです。

それぞれの方は、それぞれの存在理由があって存在しているわけですから、誰
の世界が間違っているとか正しいとかいうことではないと思います。

ただ、わたしは今は、あらゆる「過去」も「未来」も、すべての思考は<神>
とか<生命>とかいわれる、いわばCD−ROMの中にあらかじめすべて存在
しているのだと思っています。

わたしたちは、その中のどのような波動帯の思考に共振するのかを任されてい
るのです。

個々人に託された権能は、わたしたちの想像を絶して巨大なのではないでしょ
うか。

恐怖におののくことも許されているし、歓びに爆発しそうになることもゆるさ
れているのです。

それは、たぶん、わたしたちがフォーカスするその“態度”に一任されている
のです。

だから、自分がどういう“思い込み”を選択するかは、おそらく、想像を絶し
て大きな意味と力を持っているのではないかと思います。

すべての思考は既に存在しているけれども、にもかかわらず、わたしたち人間
という物理次元の神は、それをさらに豊にしているのではないでしょうか。

わたしたち人間は、どんなことでも思い浮かべることができます。

それは、内側の光の中心の方に目を向けるか、それともそれに背を向けるか、
という程度のささやかな“態度”の違いすぎないのではないか。

あるいは、この<意識の海>に唯一実在している○○に共振するか、その不在
という“幻想”に共振するかの違いにすぎない、と言ってもいいのかもしれま
せんが。

>  つまり 今の段階では 被造物であり創造主であると思います。

この地球での幻想の根本は、結局はこの一点、<神>または<根本創造主>は
“加害者”であり、自分(または人間)は“被害者”だということに尽きると
思います。

けれども……。

その永い永い神芝居が、ここにきて大大円を迎え、わたしたちはここに来て、
永い永い夢から醒めて、まわりを見回すのだと思います。

これ以上のことを言うには、わたしは自分のいまの実力以上の言葉を吐かなく
てはならなくなるので、止めます。

聖ミカエル大天使さんの恐怖が少しでも薄らぐお役に立てたらと思って、分を
超えた言葉を吐き散らしたような気がしますが。

>  見方の数だけ 真実があるのはわかりますが
>  事実は一つだと思います。

物理次元に顕現している森羅万象は、すべてわたしたちの“現実”を創るため
の幻影だということを聞いています。

わたしはそれを“知っている”と言うわけにはいかないと思っていますが、そ
うだと“思っている”とは言ってもいいのかな、と思っています。

反則ぎりぎりの演技で、聖ミカエル大天使さんのお役に立てたのならいいので
すが……。



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■ 3.哲学話:「霊主体従」―――その6(宇宙空間に浮かぶ母子像 )
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いやー、今日は、勢い余って、思わぬ“演説”をしちゃいました。(*^_^*)

もう、“落語調で語る”の看板を降ろさなきゃならなくなるね、まったく。

ま、いつも、こうってわけけじゃないと思うけど。

……それと、最近ちょっと“出会い”があって、調子をおかしくしてるんです。
(ま、いつもか。)

何が起きるものやら、この地球も、結構、恐ろしいね……。

いやいや、ここは宇宙の果ての“ド田舎”どころじゃないかもしれないよ。

なんだか、飛んでもないことが起きそうな、気がして。

いまは、静かだけどさ。

あ、世の中は、けっして“静か”でもないか。

いろんなことがあるんだよねぇ。

昔から、“意味の位相”ってことを思うんですよね。

ま、自分の興味がいかに人さまと違うかってことに、あんまり気がついていな
かったんだよね。それで“意味の位相”なんてことを思ったものだけど。

今度の、イラクでの人質の問題だって、百人の人がいたら百人の意見があるん
だろうしね。

それが、全部その人の立場と条件付けからすればもっともときてるんだから。

あ、今日は、わたしたちの“甘え”の問題なのね。

“甘え”は妥当であるって意見ね。(*^_^*)

辛口の皆さんには、あまり説得力ないかもしれないけど。

「霊主体従」って、結局、「甘えは妥当である」って意見なのかもなぁ。

外題は、「宇宙空間に浮かぶ母子像」でございます。

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宇宙空間に浮かぶ母子像 

 私たちが“自分”を時々刻々に変化する“思い”だとみなし、その“思い”
が時空の中に発生する規序を“偶然”としか思えず、なおかつその“思い”に
深く自己同化していったら、私たちには真の意味の<主体>は見えなくなり、
いつか自分を<主体>と認めることすら躊躇しなければならなくなるだろう。
 そして、自分が<主体>であること、自分が<生命>そのものであることを
忘れれば、物質過程の中で“生き”なければならなくなるのも確かだ。
 自分が<主体>であるというこの自明のことが分からなくなれば、それを論
理的に明らかにする方法などあるはずもないからだ。

 西洋文化の発展を担ってきた科学者たちは、“意識は実在ではなく、経済生
活という下部構造に規定される上部構造にすぎない。実在するのは物理過程し
かなく、意識は物理過程の単なる反映に過ぎない”というマルクスの言葉を、
“科学的真理”として受け入れざるをえないほどに、<主体>である自分から
切り離されてしまった。
 そしてそれゆえに、無機的物理世界の中に生起する無量の偶然の累積によっ
て、生命が“誕生”し、自省的<意識>が“生まれた”、というような愚かし
い神話を作り上げざるをえないところまで堕ちてしまったのだ。
 おそらく未来の科学は、“<意識>がなければ偶然すら生起しえない”こと
を明らかにするだろう。それは多分、“生命世界には、偶然というものは存在
しえない”ということと同じだろうが……。

 私たちが森羅万象の中に個々の「物」を発見するのは、私たちが時間の流れ
に抗して自らを保持しようとする自我 (エゴ) に乗っ取られているからだ、と
喝破したのは、ドイツの神秘詩人にして科学者であったルートウィッヒ・クラ
ーゲス博士だった(『意識の本質について』、剄草書房刊)。
 私たちが外界に見る事象が“客観的存在物”ではなく、私たちの内面の投影
に他ならないことをこれほど明晰に語った言葉はないだろう。
 私たちが、眼前に現象する森羅万象の中に<生命>を認めないのは、私たち
自身が自分の中の真の<主体>、すなわちあらゆる現象の根拠である<意識>
との通路を塞いでしまって、その通路の存在を忘れてしまったからに他ならな
い。
 日本の神話の“岩戸閉め”とは、ある意味では、このことの暗喩表現ともい
える。

 私たちは心を持った存在としてこの世に生まれてきた。
 母親の愛を信頼し、世界が自分の思いに応えてくれることをまったく疑いも
せずに生まれてきたのだ。その信頼がなければ、生まれて来ることもできなか
っただろう。
 私たちは、森羅万象が自分の思いに応えてくれる世界に生まれてきた。
 そうでなくて、マルクスが言うように、そして今もまだ地上の科学者たちが
信じる振りをしているように、<生命>が偶発的、無機的な機械過程から“発
生”してきたものであり、DNA二重螺旋の無機的、偶発的自己発展運動(こ
の語義矛盾を見よ)によって実現したものだというようなたわごとを信じると
いうなら、きっとその人は、次のような心象を何の不自然さをも感じずに思い
浮かべることができる人なのだろう。

 今例えば、映画『2001年宇宙の旅』の最後の場面のあの赤ん坊が、無限
の闇を背景にした宇宙空間の中に、ぽっかりと浮んでいるところを想像してみ
よう。
 今彼は、その無心な目を見開いている。
 宇宙の中に独り浮かぶ無限大とも無限小ともいえるその赤ん坊は、母親の愛
を信頼し切っているかのごとく歓喜の目を見開いて上の方を見上げている。
 カメラが後退し、画面の中で赤ん坊の表情が遠退いて行くに連れ、赤ん坊の
全身が現れ、その赤ん坊を抱いている誰かの腕が視野の中に入ってくる。
 そして、無限の宇宙空間の中にぽっかりとひとつの母子像が浮かび上がって
きたとき、その赤ん坊の信頼と歓喜の目に向かい合っていたのが、白金色の金
属ロボットの無機的な表情だったというような場面を想像してみてはどうだろ
う。

 あなたはこのような心象を、何の違和感もなく心の底から当然のこととして
思い浮かべることができるだろうか。
 こんな心象を、あなたの心の真実として受け入れることができるだろうか。
 私たちの感傷を問題にしているのではない。そうではない。
 私たちの中の本当の自己が知っているはずの、「真実」の響きのことを言っ
ているだけだ。

             『21世紀への指導原理 OSHO』(p163-166) 


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■  4.今週の言葉:「創造の礎たち」
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ときどき、やっぱり、自分が何故こんなことをやっているのか分からなくなる
ことがあるんですよね。(-_-;)

それでも、あ、そうか、もうじき、大きな境目が来るんだったよな。(@_@)

だから、自分もこの地上の集合意識に何らかの変化を喚起するお役に立てない
かなと思って、実力以上の出しゃばりをしてみようかと思ったんだったなって
思い出したりして……。

それは、けっして、人様のためにやっていることじゃないんだろうけど。

これからわれわれ地球人類が出会わなければならない常識との出会いを、少し
でも滑らかなものにできるのかな、と思ったり。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃<今 週 の 言 葉>                      ┃
┠────────────────────────────────┨
┃「大いなるすべて」の一部が、琴座のプリズムを通過したことによって┃
┃ある意識の集団が誕生した。彼らを、「創造の礎たち」(Founders)と呼┃
┃ぶ。この「創造の礎たち」こそ、後に人類へと発展することになる集合┃
┃意識であった。                         ┃
┠────────────────────────────────┨
┃                  『プリズム・オブ・リラ』p36 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


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 ■  5.今週のお薦め本:

    『プリズム・オブ・リラ――銀河系宇宙種族の起源を求めて――』
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原題  THE PRISM OF LYRA (c)1989
発信  ジャーメインその他の情報源と共著者の洞察、推理の集大成
著者  リサ・ロイヤル、キース・プリースト
訳者  保科一美
発行  ネオデルフィ(1992年10月1日初版発行)
発売  星雲社 

 昔から人の役に立とうなどと考えたことがなかった。
 自分のことしか考えなかったし、人もそうなのだと思っていた。
 この世はとても矛盾に満ちているように思え、その現実からひたすら逃げる
ことばかりを考えていたように思う。

 自分が創造する現実からは逃げられないのだと、ついに諦めるようになった
のは、ごく最近のことです。(*^_^*)

 いわゆる精神世界本と呼ばれるようになった種類の本は、随分昔から読んで
いたようにも思うのだけれど、そしてご多分に漏れず、その本の世界からわが
お師匠さんにも出会って弟子にしてもらったというわけでした。

 でも、弟子になったからと言って、瞑想をするわけでもなし、同じように
“目乞食”を続けていました。

 ところが、そんなふうにして読んできた本だけれども、1990年代に入って、
それまで読んでいた本とは少し別種の本に出会えるようになったのです。

 その先駆けみたいのが、今日取り上げる『プリズム・オブ・リラ』あたりで
しょうか。親しい友人に教えてもらって手に入れた憶えがあります。

 たしかに、それまで目にしたことがある本とはひと味もふた味も違って、じ
つに、宇宙に対する包括的な展望を与えてくれるような、一挙に視野が広がっ
たような感動がありました。

 だいたい、リサ・ロイヤルって方は、ご本人の顔からして、これはもう完全
に宇宙人ですよね。(*^_^*)

 彼女の写真はこの本にはなくて、後で VOICE のワークショップの写真で見ま
したが。

 こういう周辺宇宙の様子をわたしたちに知らせる、という役割を持って地球
に来られた方なんでしょうね。

 でも、この本は、今は入手できないんでしょうか。
 そうでもないのかな。

「アセンション資料館」の「私評」は、こんな↓具合です。
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 “「長年抱き続けてきた疑問を、よくぞ晴らしてくれた!」これが、本書に
初めて接したときの私の正直な気持ちだった。”と翻訳者の保科一美さんは
「訳者あとがき」を書き出している。
 まったくこの本を初めて手にしたときの感動はそのようなものだった。
 それまで私たち地球人類に知られていた個々の「神話」や「御神示」から推
測される個別の印象とは一段も二段も違った詳細さと具体性、そして何よりも
包括性を備えた情報がそこにはあった。
 これはいわゆるチャネリング本ではなかった。
 共著者の一人リサ・ロイヤルのチャネリング情報を主たる情報源にしながら
も、その他のチャネラーからの情報や地上の文化人類学や精神世界分野の諸著
作をも参考にした推理・洞察の集大成だという。
 おかげで読者は、本書の情報を事実として受け入れるかどうかは別として、
宇宙とその存在の謎について、最初から大きな包括的な展望のプロトタイプを
与えられることになる。つまり、一挙に見晴らしが良くなるのだ。永年そうい
う展望を求めてきた者にとっては、当時初めて本書を手にして一挙に展望が広
がったときの痛快感は忘れ難く、またその精神衛生上の効果はじつに計り知れ
ないものがあった。
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ちょっと引用をご覧になりたい方はこちら↓
https://www.ascensionkan.com/books/prism.html


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■  6.いただいたお手紙から:
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じつは、今日は聖ミカエル大天使さんに出ずっぱりになっていただくことに
なりますが、ミカエルさんからこんなメールをいただいていました。

ご本人のご了解を得ているので、その一部を掲載させていただきます。

[聖ミカエル大天使さんからいただいたメールの一部]
----------------------------------------------------------------------
>またアセンションしても宇宙の分離の時期が来たらどうなるのでしょうか?
>また高度に進化した魂が悪を選ぶということがあるのでしょうか?
>また高度に進化した魂が深い理由で
>悪を選ぶ場合としたら 因果と死後反省(良心の呵責 自分で自分の人生を
>全部観る)はどうなるのでしょうか?
>下記の中のURLの クロボーについての見解はどう思われるでしょうか?
>(あなたも知ってると思います    が。。。)
>http://ueno.cool.ne.jp/tka/asensyon.htm
>の中の
>http://ueno.cool.ne.jp/tka/asensyon.htm#kurobo
>の部分です。
>確かに 生れながら悪を犯す人に因果が返るようなことがあればそれは
>あまりにも むちゃくちゃなシステムだと思いますが
>実際 どうなのでしょうか?
>また 仮にカルマが一切発生しなくても 死後反省(良心の呵責 自分で自
>分の人生を全部観る)はどうなるのでしょうか? これらも免責になるので
>しょうか? 推測でもかまいませんので できるだけ詳しく聞きたいです。
>これらも載せてもかまいません。
----------------------------------------------------------------------

わたしは“クロボー”についての情報を書いてある上記の URL をじつは知り
ませんでした。

驚きました。
日本にはこういうサイトがあったのですね。

絶句というか、冷や汗というか……。

もし、まだご存じなかった方がいたらご覧になられるといいかもしれません。

それで、すっかり、調子を崩してしまったのです。

自業自得ですが。



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■  7.編集後記:
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Temple さんだったんですね、『ラムサ ホワイトブック』の存在を教えてく
ださったのは。m(_ _)m

勘違いしていました。

一回目は読み終えました。凄い本ですね。

このところ、凄いものとの出会いが重なってしまって。

最近、ちょっと、自分にとっては、ショッキングな出来事があったんです。
まだ、渦中みたいなものですけど。

著者のご了解を得て、祈願文という内容の文章を掲載させていただきます。

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17.2001.7.7 地球さんへ

            【 祈 願 文 】 

56億年の永きにわたり、多くの魂に学舎を提供されてきた、地球さん、
本当にありがとうございました。
満身創痍でボロボロになりながらも、一言の愚痴も言わず、ただひたすら
大いなる愛で耐えてこられたあなたに、深く感謝いたします。
もうすぐ光の次元へ戻られるとのことですが、一日も早く傷を癒され、
元気な姿で光に還られますよう心よりお祈りいたします。
天の父よ、天の母よ、どうか私達の祈りを聞き入れ、地球さんにたくさんの
癒しの光をお送り下さい。

           海よ山よ空よ森よ川よ    よみがえれ

         生きとし生けるもの全て  よみがえれ

            地球よ         よみがえれ
------------------------------------------------------------------

<(_ _)>


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■ 【作 者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: paritosho@dream.email.ne.jp
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このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用させて
いただいて発行しています。
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000126287.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2004 paritosho 
コピーレフト↑の概念についてはこちら↓をご覧ください。
http://now.ohah.net/commune/?license/copyleft.html
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■  枠外.依頼広告掲載:St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japanのお知らせ
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〜☆☆ 下記、転送、転載大歓迎です!!!☆☆〜
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         2012アセンション・プロジェクト 
          地球アセンションの祭典
    − St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japanのお知らせ −
       http://2012ascension.net/index.htm

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      WELCOME To The EARTH ASCENSION CELEBRATION!
            地球アセンションの祭典へようこそ!
                      Vol’5
  St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japan
                   2004年5月5日
      http://2012ascension.net/wesak2004.htm
 
  ウエサク祭は、何世紀にも渡って、5月の満月に行われてきました
                     聖なる祭典です。
この5月の満月はとてもパワフルで、キリスト、仏陀、多くのマスターから
     大いなる慈悲と慈愛の祝福の光が降り注がれると言われています。
    今年のウエサク祭は月食にあたりますので、またさらにパワフルな
                 光が降り注がれる事でしょう。

      地球の宇宙アセンションを実現するには、全日本、そして
     地球規模の全アセンション・ライトワーカーの意志と愛と光の
          エネルギーをひとつにし、宇宙に届く地球規模の
             アセンションエネルギーウエーヴを創り、
       14万4千のエネルギーコアを起動し、地球のすべての
    レイラインと意識・エネルギーを活性化していくことが必要です。

        私たちはそのために、今、ここ(地球)に集っています!

     ぜひご参加いただき、これからともに地球アセンションを
         コ・クリエーション(協働創造)していきましょう!

皆様お誘い合わせの上、ぜひいらしてください!
会場でお会いするのを楽しみにしています!

☆この“St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japanのお知らせ”は、
転送、転載大歓迎ですので、ぜひ広く皆様にお伝えください!!!

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       2012アセンション・プロジェクト
                  地球アセンションの祭典
  “St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japan ”
                     − 開催内容 −


【開催日時】  2004年5月5日(水)
        開場 PM14:00〜PM20:30

【開催場所】  一ツ橋ホール(定員882名)
               ☆ 会場の地図は下記をご覧ください。
               http://2012ascension.net/chizu.htm

【参 加 費】  ☆前売 3,000円 ☆当日 4,000円

【申込方法】
下記の郵便口座へ、前売予約金 3,000円を御振込いただき、
当日、振込用紙の控えを会場に御持ち下さい。
☆前売りの閉め切りは、4月28日(水)とさせて頂きます。

 郵便振替口座 
 (口座名) 2012アセンション・プロジェクト実行委員会
 (口座番号) 00150−0−462990

☆郵便振替口座に参加費をお振込み頂いた時点で、ご予約完了と
なります。お申し込み用紙は、当日の入場証となりますので、
保管頂き、当日受付にて提示してくださいますようお願い申し上げます。

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           【 プログラム 】 

14:00 開 場 

14:30 開 演
ウエサク祭のご挨拶
    ☆マウント・シャスタ ウエサク祭&ジョシュア・D・ストーン
    博士から開場の皆さんへのメッセージ
2012アセンション・プロジェクトの紹介と目的

14:40 ディジュリドゥ演奏 Toshi 小島さん
    アボリジニの聖なる楽器、ディジュリドゥの響きに地球ガイアの
    意識が目覚める

14:55 アセンションのための音楽と映像
「光と愛の超越瞑想・・・プレム・聖なる音」
光の同胞たちへ送る虹色の聖音プレム、そこにはアセンションへの
キーコードが隠されています。 
「プレム・聖なる音」は、アルクトゥルスへの旅の記憶を呼び覚ます
秘教の伝導光と愛の超越瞑想のためのサウンドスケープです。
「プレム・聖なる音」はウエサク祭でこの地上にはじめて開示されます

15:15 “On The Road to 2012”銀河ハーモニック・コンバージェンスの
    提唱者 ホゼ・アグエイアスさんから2012年地球アセンションへ
    向けてのメッセージ上映

15:40 休憩(15分)

15:55 縄文宇宙意識のアセンション・ライトワーカー
    中山康直さんの講演 『地球維新 蘇る太陽の遺伝子』

16:55 フォトン・ベルトとアセンションのプロデューサー 
    渡邊延朗さんの講演
    『2012地球アセンション、日本・地球のエネルギーグリッド』
    2012年以降、地球は2000年間フォトン・ベルトに覆われる。
その時人類は・・・。
「調和」と「共生」の新しい時代の夜明けは始まっている!

17:55 休憩(ブースオープン)(20分)

18:15 ウエサク祭セレモニー
    ウエサク祭の舞 瑠七さん
    ウエサク祭の祈りとチャンティング
    クリスタルボール演奏 牧野潤さん

18:55 ☆大いなる源から、ウエサク祭祝福のチャネリングメッセージ
    聖なるチャネラー、ミラローズさんがマウイ島から来日!

19:25 ウエサク祭セレブレーションコンサート
    地球の愛、地球アセンションの旅の音・・・
    インディアン・フルート演奏 真砂秀朗さん
    他、アーティスト全員でのコラボレーション	

20:00 閉 会

20:30 ブースクローズ

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※ウエサク祭のセレモニーには、エハン・デラヴィさんが宮古島から遠隔
参加されます!
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【主 催】“2012アセンション・プロジェクト”

【事務局】ミスティック・ローズ ダイナビジョン
   スピリチュアル・コンベンション Oneness Association

【後 援】スピリチュアルTV 環境意識コミュニケーション研究所
   レインボーエンジェルス 縄文エネルギー研究所 
   マラナサ・ジャパン 宇宙の法則研究会
   沖縄ちゅぴこん事務局 ナチュラルスピリット ガイア出版

【協 力】(国内)

   【PAG JAPAN】【テディエンジェルのスピリチュアルリンク】
   【コズミックビジョンスペース】【クリムゾン・サークルジャパン】
   【光フォーラム】【リ・メンバーワン】【人間科学研究所】
   【いやしの村東京】【喜楽堂 Toshi小島】

   (海外)
   【マウント・シャスタ ウエサク祭】[ジョシュア・D・ストーン博士]
   【マアトの精霊事務局】[ドランヴァロ・メルキゼデク]
   【スピリチュアル・ハイラーキーと銀河連邦】[シェルダン・ナイドル]
   【ホノルル光の教会】[マスター・キラエル]
   【ワールド・ブラザーフッド・ユニオン】

   (WEB)
   【Nio's かふぇ】【HEART HEALING】【ベジタリアンネットワーク】
   【アセンション資料館】【Silver Ring】【たんぽぽるーむ】

(メールマガジン)
   【テディエンジェルのスピリチュアル情報】【穴口恵子のメルマガ】
   【アセンション館通信】

(ML)
   【Oneness ML】【PAG JAPAN ML】【クリムゾン・サークル2002ML】

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       『2012アセンションプロジェクト』では今、
  ともに地球アセンションを協働創造(コ・クリエーション)していく
    協力団体・サポート・アセンションエネルギーネットワークを
              大募集しています!
         詳しくはぜひこちらをご覧ください!
       http://2012ascension.net/wesak_collabo.htm

    皆さまのご参加とコ・クリエーションを心から楽しみにしています!

  “St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japan”に関する
        お問い合わせは、下記までお願いいたします。
            info@2012ascension.net
       2012アセンション・プロジェクト実行委員会

    ☆地球アセンションの祭典 St.WESAK FESTIVAL 2004 in Japanの
  バナーをWEBに添付いただいたり、WEB、メルマガ、ML等で
ご紹介していただいた場合は、上記まで御一報いただけますと幸いです!
(ご協力ネットワークとして、WEBに掲載させていただきます。)

        ☆バナーからリンクしていただける場合は、
           http://2012ascension.net/
               のURLへお願いいたします。
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