home > 通信 > 『アセンション館通信』 第92号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.092 2005,11/27(第92号)
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガは“アセンション情報の広告塔メルマガ”です。

つまり、“アセンション”という言葉の流通拡大を手段として、
地球住民の“集合意識”の基盤を“ゆるめ・ひろげ”ることによって、
地球が向かう新しい光り輝く世界への次元移動を、できるだけ自然で、
スムーズなものにすることを目的に週刊で発行されています。(^_-)


◇◇ このメルマガが想定する“アセンション”◇◇

“アセンション”という言葉を聞いたことがない方は、発信サイトで
https://www.ascensionkan.com/demae/ascension.html
このページ↑をご覧ください。

また、特にこのメルマガが想定している“アセンション”という言葉の意味合
いについては
https://www.ascensionkan.com/demae/ascension_m.html
このページ↑をご覧ください。

これまで地球の次元上昇サポートを背後支援に絞ってこられたETの方々が、
ファーストコンタクトに向けて国勢調査を開始されました。
https://www.ascensionkan.com/demae/ET_message.html
ここ↑をご覧ください。

要するに、グレゴリオ歴2012年12月22日をひとつの仕切として、これからわず
か7年ほどの間に、前後のつながりを辿れなくなるほどの大激変を通過して、
われわれは光り輝く圏域に移行するという、なんともはや嬉しいような、恐ろ
しいようなお話に“悪乗り”して行こう、という楽しい話題を振りまいていま
す。(^^)/

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◇◇ もくじ ◇◇

1.「働かぬ者食うべからず」

2.お給料もらえなかったら、困るね。(;_;)

3.編集後記:死があなたから奪い去れないものだけが……
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■ 1.「働かぬ者食うべからず」
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眼前の早くも冬枯れを思わせるようなうら寂しい光景の中から、一瞬、雲間を
破って光が迸ると、もうそれだけであたりは光の世界になります。(^^)/

いつでも、どこにも光はある。

(どこを切っても、桃太郎飴。^^; )

じっさい、宇宙には光しか実体はないのですから。

でも、それが顕現しなければ、五感に束縛されたわれわれは、五感が捉えるも
の悲しげな世界像に対応して生きなければなりません。

そんなことをいつまでも続けていれば、ついにはその“うら寂しい光景”その
ものが唯一の可能性になってしうことだってあります。

そんなことを、これまでどれくらいやってきたんでしょう。^^;

『STARWARS エピソード3 シスの復讐』……だかなんだか知りませ
んが「サーガ、ここに完結。」です。(^^)/

みなさーん、完結したんですよー。

最終回の最後の場面がいよいよ幕を下ろしているんですよー。

いつまでも、感動にしびれて、席を温めている場合じゃありませんよー。

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”にお付き
合いいただく時間がやってまいりました。(^^)/

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有のお時間の中で、いかがお過ごしでしょうか?

このお芝居は、記憶を回復するまでの“一場のお楽しみ”です。

――“一場”って、どれくらいよ?

(@_@)

お前……、どこから出てきたの?

……どこから出てきたか知らないけど、いちいちそういうこと言うなよな。

“一場”ったら“一場”に決まってんじゃないのよぉ。

――だから、どれくらいよ?

ったく、そういう固いこと言われると、こちとらやりにくんだよ。

そんな楽な商売してねーだろ。

――あ、知らないだ。(^_-)

やなこと言うねぇ、こいつは。

どうせろくな生まれじゃないよ、こういう品のない疑い方をするヤツは。

知らないワケじゃありませんよ。

そりゃ、いろいろ、言いますよ。

三千年だ、一万三千年だ、三十万年だって、そりゃ、いろんな説があるの。

――へー。(^_-)

あ、疑ってるね、その顔は。

疑ってますね。

よっしゃ、オレに楯突くとはいい度胸だ。

じゃ、証明してやろうじゃないの。

びっくりして、腰抜かして、座りションベンするんじゃないよ、ったくもう。

――。(^_^)v

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  三千年の昔より、汝等には解らぬよう汝等の心身の薄弱化を図り続け来た
 る力ありたぞよ。そは汝等の身魂捕らえるがためぞ。汝等の心、曇り曇らせ
 汝等の光輝を忘却させ、自ら思考することの出来ぬ獣と化さしめ、欲望のま
 まに生くる者となさしむるがためぞ。そは汝等アメとムチにて治めんがため
 なるぞ。そは己が野望を成就せんがためなるぞ。そは地球の盟主とならんが
 ためでありたのじゃ。
              『火水伝文(ひみつつたえふみ)』(p17-18)
----------------------------------------------------------------------

ほらね、こういうふうに言う人もいるワケよ。

こういう人は、恐いからもっと言いますよ。

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  こ度の天意転換は、この宇宙創りたる始源より決まりてありたことなのぞ、
 汝等の宇宙、光ひとつ上ぐる仕組み、七つに別けて進み来たりたのじゃ。こ
 度がその最期なり。七期目の仕上げの時になりたのじゃ。しかあれ、こ度の
 大変は天意転換なるがゆえでなきこと、先ず知りおきて下され。世界の人民
 様ケガレ無くありたなら、マコト麗しき幕の上がりでありたのじゃ。なれど
 ケガレ逆巻く気枯(きか)れ世と成り成してしもうたが、こ度の大変招きし
 ワケなるぞ。
                『火水伝文(ひみつつたえふみ)』(p8)
----------------------------------------------------------------------

な、ほらみろ、今回が七回目だって言ってるだろ。

そういうわけよ。(^-^) ←得意気。

そいでもってお前、前回、六回目の最期が「ノアの方舟」の時代だっていうわ
けよ。

これでちゃんと、計算が合うだろ。

わかる?

そんな、タコみたい顔して、まあ、お前の頭じゃ、わかれったって、ちょっと
無理かも知れねーけどなぁ。

――寅さんね、顔と頭は、関係ないだろ。

いいの、いいの。

だいたいねぇ、今度のことってーのは、お前、半端じゃないのよ。

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  今までの世でありたならケガレと光、共にあることも仕組み有りて出来た
 ことなれど、新しき御代になりたればケガレと光、共にあること適わぬのじ
 ゃ。仕組み変わるのじゃ。このことよくよくハラに入れて下されよ。今迄の
 神仏説きし転生は古き教えの中でのことじゃ。今迄は中つ世の神々のお役目
 なればいたしかたなくありたなれど古き転生の教えこ度で終わりぞ。取り違
 えいたすなよ。
                『火水伝文(ひみつつたえふみ)』(p10)
----------------------------------------------------------------------

わかる?

――へー、それじゃ“生まれ変わり”もなくなるってワケかい。

そうよ。

そんな“生まれ変わり”なんてケチくさいことは止めよ。

な、その方が面倒が無くていいだろ。

だいたい、面倒って言や、お前みたいな中小零細企業の極細経営者に、わかれ
っていう方が無理だろうけどな……。

----------------------------------------------------------------------
  汝等<働かぬ者食ろうべからず>とのたもうが、それ誰の決めた事ぞ。誰
 ののたまいし事ぞ。神、申してないぞ。汝等まんまと操られ、ワナにはまり
 ただけぞ。そは『あやま知』に《囚われ》たるがゆえなるぞ。
 
                『火水伝文(ひみつつたえふみ)』(p13)
----------------------------------------------------------------------

なあ、神様こうおっしゃってるわけよ。

――(@_@)

  じゃ、働かなくていいワケかい。

そうよ。(←ちょっと、自信ない。^^; )

――じゃ、みんな寅さんみたいになってもいいワケだ。(^_-)

それを言っちゃー、お終いよ。

(*^_^*)


        …………○…………○…………○…………


ひょんなところで寅さんになっちゃいました……。^^;

いえね、<働かぬ者食ろうべからず>というこれまでの地上の常識を卒業して
いくのは、なかなか大変なことなんですよねぇ。

できることなら、この先も寅さんに案内してもらいたいところだけれど、あん
まり“理屈っぽい”科白を言っていただくのは寅さんに失礼だし……。

でもね、この線を乗り越えていかないと、にっちもさっちも行かないんですよ。

           「働かぬ者食うべからず」

この呪文がわれわれ地球人の血肉に入って、われわれを呪縛しています。

だから、こういう深いところに打たれた楔を引き抜くみたいな“腕力”が必要
な仕事は、虎の威を借りるというか、最初の一撃を神様にお願いして、まず楔
を揺るがしておかないと。^^;

それが、ずいぶんと、省力化になるんです。

人類の集合意識の基底に打ち込まれている“楔”に、最初から“理屈の言葉”
でぶつかって行ったのでは、こっちの身が保ちません。

やっぱり、少しは効率を考えますよね。^^;

そういうところは、“身体”を持っていない方々にやっていただかないと。

現在、地球人類が当面している問題の最大のものを一言で言えば……。

まあ、人によって、いろいろな言い方をなさるでしょうけどね。

「愛が足りない」とか、あるいは「光が足りない」とか……。

また、現象的には「地球生態系の疲弊」ということになるのかもしれないし。

ただ、わたしなどが、とにかく今ここで解決・突破しなければ、その先がどう
しても開けてこない、と思っているのは……、

               富の再配分

の問題です。

そして、この「富の再配分」の問題の解決をどうしようもないネックとなって
阻んでいるのが、

            「働かぬ者食うべからず」

という呪文なのです。

この呪文がわれわれの集合意識に“楔”として打ち込まれているために、

             「貧富の二極分解」

がどれほど顕在化してきても、年間三万人もの自殺者が出てくるようになって
も、「改革のためには“痛み”に耐えなくてはならない」などというご託宣を
聞かされて、まだ、それを仕方のないことだと思いこんでいるのです。

みんなが平等に“痛み”を分かち合うことができるのなら、一国の指導者が、
「改革のためには“痛み”に耐えなくてはならない」などとうそぶくのも結構
でしょう。

しかし、実際には、改革のために“痛み”に耐えるべき国民とか日本人とかい
ったようなものは“存在しない”のです。

どういうことか?

現実に存在するのは、個々に“痛み”に耐えられずに死んでいく方々と、もう
“痛み”に耐えられそうもないその予備軍の方々と、なんとか予備軍にならな
いように必死に頑張っている方々……、そして、(もし他にもタイプがあるの
だとしたら)他人の“痛み”なら百年でも耐えられる自信のある方々、だけだ
ということになるのでしょう。^^;

(じつは、ことは単純で、われわれ地球人は全員、“死なないために頑張って
 いるだけ”なのだ、というような噂もありますが。(*^_^*) )

言葉は、便利なものです。

「改革のためには“痛み”に耐えなくてはならない」などと言われると、そう
いうものかと思ってしまう。

応分の“痛み”が、自分にも来たような気分にもなります。^^;

でもじつは、よく考えてみれば痛くも痒くもない人と、理屈ではなくやりくり
不能で、切羽詰まって斃死する人がいるだけです。

斃死する人は、耐えようにも耐えようがない。^^;

黙って死んで行くしかありません。

言ってみれば、“防護柵(策)”のない断崖絶壁に向かって、“痛みに耐える
べき人々”が少しずつ押し出して行っているようなものです。

断崖絶壁など大部分の人には見えていません。

何となく、周りのみんなと一緒に、少しずつ身体を動かしているだけですから。

ところが、いったん自分の番が来て、断崖絶壁が見えたら、もう、否やはあり
ません。

落ちて行くだけです。

この国では平成10年以来、毎年三万人を超える自殺者がいるんですよ。(@_@)
http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm

圧倒的に、無職者、
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2740-2.html

そして、50歳以上の方々です。
http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm

交通事故死者と癌死の方を合わせたよりも多くの方々が、生きる方途を失って
自ら命を絶っているのです。

無論、そのすべてが経済的理由とは言えません。

直接的には躁鬱性の精神疾患だったり、いろんな理由があるでしょう。

しかし、この↓「失業者数・自殺者数の月次推移」を見る限り
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2740.html
この相関度はあまりにも明かです。

要するに、この十数年来、毎年三万人にも達する自殺者のかなりの部分は、実
質的には“貧困死”とも言うべきものなのです。

にもかかわらず、われわれは、従順にも「改革のためには“痛み”に耐えなく
てはならない」と思いこんでいる。

そして、自分も苦しくなっているから、それなりに応分の“痛み”に耐えてい
るのだと思っている。

でも、事実は違います。

“痛みに耐えるべき人”もいなければ、“痛みに耐えられる人”もいません。

実際は、苦しくも何ともない人と、断崖絶壁の気配を身近に感じて気もそぞろ
になっている人と、実際に自分の番が来て、あっという間に耐える“痛み”も
なくなった人がいるだけです。

そして、遠くから「改革のためには“痛み”に耐えなくてはならない」と音頭
を取っている方は、断崖絶壁などまったく見えない(意識の)地点にいるとい
うことです。

つまりは、“痛み”に耐えるべき人など、初めからいないのです。(^^;)

ね、お分かりでしょ。(^_-)

ちょっと、段落を変えますね。


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■ 2.お給料もらえなかったら、困るね。(;_;)
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じゃ、その断崖絶壁に直面した方々に、渡すべき「お金」が無いのかと言った
ら、いえ、そんなことはまったくありません。

ありがたいことに、「お金」は、有り余っています。(^^)/

実体経済の、40倍ともいわれる「お金」が“行き場”を失って、のたうち回
っている。^^;

というより、もっと単純に言えば、「お金」は印刷すればいいわけですから、
「お金」がないなどということ自体、ありえないわけです。(*^_^*)

刷ればいい。

現にそうやって、好きなだけ刷っているわけだから。

――じゃ、どうして、必要なところに「お金」が行き渡らないの? (?_?)

あら、ののちゃんも、聞いていたの。(@_@)

そうねぇ、「お金」はあるのよ。

例えなくても、すぐに用意できるの。

ただ、無いものがあるのよ。

――何がないの?

理由がないの。

――何の?

「お金」を渡す理由が。

――(?_?)

ののちゃんね、自殺する人たちの圧倒的多数は……、お仕事のない人たちなの。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2740-2.html

だから、この人たちは「お金」の“配給窓口”に並ぶ「資格」を持っていない
のよ。

――(?_?)

……そうねぇ。

ののちゃん、いまの地球世界はね、会社でお仕事をした人が、毎月会社からお
給料をもらって、その「お金」をお家に運んでいるのよ。

でも、その人たちは、会社でお仕事をしていないのよ。

――(?_?)

  うちのお父さんは、会社でお仕事してるよ。
  
  その人たちも、会社でお仕事すればいいのに。

そうねぇ、それができればいいんだけど……。

(-_-;)

……今は、昔よりも、仕事が少なくなっているのよ。

――どうして?

もうちょっと前までは、どんな会社でも、品物を作れば必ず売れたのよ。

いつでも、物が足りなかったの。

だから、どんな会社も、いろいろ工夫して物を作ってさえいれば、あまり潰れ
たりしなかったのよ。

――ふーん。

でもねぇ、いまは、世の中に物が溢れているの。

みんなが物を欲しがる以上に、物を作れるようになってしまったのよ。

そうしたら、たくさんある物の中で、とっても上手に作った物しか売れなくな
ってしまったの。

だからあまり上手でない会社は、物を作っても売れなくなってしまったのね。

そういう会社が、やっていけなくなって、潰れてしまうの。

――ふーん。可哀想だね。(;_;)

そうよ。可哀想なのよ。

そうしたら、そういう会社でお仕事をしていた人たちが、お給料をもらえなく
なるのね。

――お給料もらえなかったら、困るね。(;_;)

そうよ。困るのよ。

――お給料でなくても、お金をあげたらいいのに。

そうよ。藤原先生もそう思うのよ。

(*^_^*)


        …………○…………○…………○…………


----------------------------------------------------------------------
  汝等<働かぬ者食ろうべからず>とのたもうが、それ誰の決めた事ぞ。誰
 ののたまいし事ぞ。神、申してないぞ。汝等まんまと操られ、ワナにはまり
 ただけぞ。そは『あやま知』に《囚われ》たるがゆえなるぞ。
  汝等のハタラクハタラキ、ハタラク楽しさ食らう事と関係無きぞ。本来、
 汝等のハタラキ、己も楽しゅう人も楽しゅう、ハタ(他)楽なるが真姿ぞ。
 ハタラク事と食らう事いっしょにしてはならぬのじゃ。
  
              『火水伝文(ひみつつたえふみ)』(p13-14)
----------------------------------------------------------------------

(*_*)

そういえば……、地球人類のDNAに打ち込まれた楔

            「働かぬ者食うべからず」

という大いなる呪文を揺るがそうというには、この際、別のところからも助っ
人をお願いしましょう。

できることなら“猫の手”も借りたい心境ですから。

あ、ご免。(>_<)

“猫の手”じゃなかった、“神の声”です。(*^_^*)

ほら、神様と言えば、別の声も聞こえてきていたでしょ。

そっちの声も、少し入れておかなければ片手落ちになるし。

ばっちり、補強しておきましょう。(^^)/

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  個人の偉大さを妨げませんか? わたしが他者のすべてに対して責任があ
 るとすれば、共産党宣言が正しいことになりますよ! 「能力に応じてとり、
 必要に応じて与える」という、例のあれが。

  前にも言ったとおり、それはとても高貴な考え方だ。だが、冷酷に強制さ
 れると、高貴さが失われる。そこが、共産主義のむずかしいところだ。頭で
 考える概念ではなく、実行がむずかしいのだよ。

  その概念は力ずくで強制しなければならない、なぜなら基本的な人間性に
 反するからだ、そう言うひとたちもいます。

  うまいところをついたね。変える必要があるのは、基本的な人間性だ。そ
 こをなんとかしなければいけない。

  お話しになった「意識改革」を実現するためですね。

  そうだ。

  でも、また堂々めぐりですよ。集合意識というのは、個人の力を弱めるの
 ではありませんか?

  そこを考えてみようか。地球上の誰もが基本的なニーズを満たしていれば
 ──大衆が人間らしい暮らしをし、生きるための闘いをせずにすめば──人
 類がもっと高貴な目標を追求する道が開けるのではないかな?
 個人の生存が保障されていたら、ほんとうに個人の偉大さを押さえつけるこ
 とになるだろうか?
 個人の栄光のために、普遍的な人間の尊厳が犠牲にされなけれぱならないの
 だろうか?
 他者を犠牲にして得られる栄光とは、どんな栄光だろうね?
 わたしは、すべてのひとを充分に養ってあまりある資源を与えた。それなの
 に、なぜ毎年、何千人もが餓死しなければならないのか? 何百万人もがホ
 ームレスにならなければならないのか? 何百万人もが、せめて人間らしい
 暮らしをしたいと叫ばなければならないのか?
 そうしたことに終止符を打つ援助は、ひとの力を弱めるような援助ではない。
 恵まれたひとたちが、相手の力を弱めることになるから、飢えたひとやホー
 ムレスを助けるのはいやだ、と言うなら、そのひとたちは偽善者だ。誰かが
 死にかけているとき、ほんとうに「恵まれて」いる人間など、誰もいない。
 社会の進歩の度合いは、最も貧しいひとたちをどう扱っているかではかられ
 る。前にも言ったように、ひとを助けることと傷つけることとの間でバラン
 スをとる方法を見いださなければならない。それが課題なのだ。

  何か指針のようなものがありますか?

  全体的な指針は、こういうことになるだろうね。どちらか疑わしいときに
 は、間違ってもいいから同情心、憐れみの側に立ちなさい。助けているか、
 傷つけているかを判断するためには、こういうことを考えればいい。あなた
 が助けた結果、相手は拡大するだろうか、縮小するだろうか? 相手は大き
 くなるか、小さくなるか? 能力が高まるか、それとも低下するか?

  何でもかんでも与えたら、ひとは働く気をなくすと言われていますね。

  だが、最も単純に人間らしく暮らすために、どうして働かなくてはならな
 いのか、誰もが人間らしい暮らしができるはずではないか? どうして「自
 分で働く」ことと、人間の尊厳とが関係するのか?
 基本的な人間の尊厳とは、生まれたときからもっている権利ではないのか、
 そもそも、そうあるべきではないのかな?
 最低水準以上のことを望むなら──もっと多くの食べ物、もっと大きな住ま
 い、もっとすばらしい衣服を望むなら──目的を達成しようと自分で努力す
 ればいい。だが、生きるだけのために苦労しなければならないのだろうか。
 すべてのひとにゆきわたるだけの、充分なものがある地球のうえでだよ?
 それが、人類が直面している問題の核心だ。
 課題とは、万人を平等にすることではなくて、すべてのひとに最低限の人間
 らしい暮らしを保障すること、そのうえで、それ以上の、何を望むかをそれ
 ぞれが選ぶというチャンスを与えることだ。
 
                    『神との対話(2)』(p217-220)
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さあて、こうしてお二方の神様に揃い踏みでバックアップしていただいて……、
と。

            「働かぬ者食うべからず」

の呪文を解きたいところだけれど……。

うーむ、今日のところは、時間切れかなぁ。

このテーマは、次回に続く、ということにしておきましょうか。

m(_ _)m


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■ 3.いただいたお手紙から:
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お気が向いたときに、たまに何か書いていただけると嬉しいです。
なにか、ご要望など伺えるとありがたいです。
E-mail:pari@jk2.so−net.ne.jp まで、お願いします。
(こんな↑コピペで使えないようなメールアドレスを書いてご免なさい。(^^;))
まで、お願いします。

勝手に掲載させていただくかもしれません。もちろん、掲載は困る、と書いて
おいていただければ、そんなことはしませんが。^^;

ハンドル名(=ここでの掲載名)もお願いしますね。


       …………○…………○…………○…………


今回は、星の友さんから、初めてのメールをいただきました。

ご紹介させていただきます。

----------------------------------------------------------------------
 pari さんへ
 
 毎週メルマガを配信頂きまして、有り難うございます。
 不思議な、けど楽しい世界に招待して下さった気分で拝見しています。
 
 ときどき、最近作成されたものも拝見しています。
 シッダールタ王子を読んだときは、思わず<笑いのツボ>
 にはまってしまいました。
 
 先日第90号を拝見して、LORANさんのやわらかいタッチの文章が心に心地
 よく響きました。それを再認識したちょっとした事柄を書いてみます。
 
 一昨日買い物に出かけたときに、コープでアジアンテイストの家具フェアが
 あって、竹で出来た楽器のような風鈴(バリ島製)の前で釘づけになりま
 した。
 自分の中の何かが反応したようで、奏でる音を聴いていると、身体の底から
 ワクワクする喜びで満たされて、気がつくとレジの前に並んでいました。
 あとで中学生の頃、どうしても欲しくなってアンデスの笛を買いに片道数時
 間かかるような楽器店に出かけたときの事を思い出したのです。その笛は、
 長い間友達ととけこみづらかった自分をサポートしてくれていた気がします。
 
 あの文章に書かれていたように、<三歳のハート>ではないですけど、自分
 の中には民族音楽好きの<おにいちゃん>がいて、ずっと子供の頃から今ま
 で見守ってくれていたんだなって思うとすごくうれしくなったのです。
 ありがたいなあ〜大切にしてあげないと……
 
 気付いたあとで、<三歳のハートや身体>っていう表現もきっと本当
 のことだと思いました。
 目には見えないけれど、大切なことを気づくきっかけを作って下さった
 LORANさんと、紹介して下さったpariさんに感謝しています。
 
 これからもよろしくお願いします。
 
 星の友
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星の友さん、メールありがとうございました。m(_ _)m

褒められるのが大好きで、

> シッダールタ王子を読んだときは、思わず<笑いのツボ>
> にはまってしまいました。

こういうこと↑を言っていただくと、一番喜ぶ単純な人間です。^^;

あれ、そんなに面白いことを書いたっけ、どれどれ、ともう一度読んでしまう
ような馬鹿な人。(*^_^*)

> 一昨日買い物に出かけたときに、コープでアジアンテイストの家具フェアが
> あって、竹で出来た楽器のような風鈴(バリ島製)の前で釘づけになりま
> した。
> 自分の中の何かが反応したようで、奏でる音を聴いていると、身体の底から
> ワクワクする喜びで満たされて、気がつくとレジの前に並んでいました。

なるほど。

そういう方もいるんでしょうね。

感覚が、視覚型の人、聴覚型の人、触覚型の人といるというような話を聞いた
ことがありますが、星の友さんは、聴覚型の人に当たるのか、それとも、バリ
島になにか縁でもおありだったのか。

> 自分の中には民族音楽好きの<おにいちゃん>がいて……

そうなんですか。

> 気付いたあとで、<三歳のハートや身体>っていう表現もきっと本当
> のことだと思いました。

ええ、あれはきっと、LORANさん、何かの根拠があってああおっしゃっている
んでしょうね。

わたしも、よくわからないながら、なんだかあの言葉に反応しました。

> これからもよろしくお願いします。

こちらこそ。

ありがとうございました。

m(_ _)m


       …………○…………○…………○…………


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■ 3.編集後記:死があなたから奪い去れないものだけが……
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どうもすっかり夜が遅くなってしまって。

頭では、早起きをしよう、なんて思いながら、じっさいは、ますますその逆に
なってしまう。(-_-;)

あ、いやいや、自分を責めたりするのは止めよう。

自分は、これでいい。

よくやっているよ。

よしよし。

あ。(@_@)

そう言えば、今日、ナンダンから入院したっていう電話をもらったんだった。

「すっかり、晴れ晴れした気分だよ」って、元気そうな声だったけど。

脳に水が溜まって、手術をするんだって……。

うーん。(-_-)

……そういえば、最近、和尚のこんな言葉に触れたばかりだった。

----------------------------------------------------------------------
 心配などまったくいらない。みんなあまりにも自分の世界の心配で忙しくて、
 あなたのことなど心配する時間もなければ、エネルギーもない。
 それにたとえ、彼らに何か意見があったとしたところで、それは彼らの問題
 だ。
 あなたはこの世界で独りだ。
 この世に独りで来て、ここで独り存在し、そして独りこの世を去る。
 彼らのすべての意見は背後に残される。
 あなた独自の感覚、あなたの本当の体験だけが、死をも超えてあなたととも
 に行く。
 死でさえもあなたのダンスを、あなたの喜びの涙を、あなたの独存の純粋さ
 を、あなたの沈黙を、あなたの穏やかさを、あなたの歓喜を、奪い去ること
 はできない。
 死があなたから奪い去れないものだけが、真の宝だ。
 誰かがあなたから奪い取ることができるものは宝ではない。
 それはただ、あなたを愚弄しているだけだ。
 
 あなたの前に、どれほど多くの人間がこの地上に存在しただろうか?
 あなたはその人たちの名前すら知らない。
 彼らがかつて生きていようがいまいが、なんの違いもない。
 聖者もいれば、罪人もいただろう。
 そこには非常に立派な人たちもいただろうし、またあらゆる種類の変人、奇
 人もいたことだろう。
 だがその人たちはすべて姿を消してしまった。
 この地上には、その跡形も残っていない。
 
 あなたの唯一の関心事は、死があなたの肉体、あなたのマインドを滅ぼすと
 きに、あなたが身につけて行けるその質を配慮し、護ることであるべきだ。
 なぜなら、それらの質こそが、あなたの唯一の道連れになるからだ。
 それらだけが本当の価値であり、それらを達成した人たち、彼らだけが生き
 ている。
 他の人たちは、生きるふりをしているにすぎない。
 
                 『The Hidden Splendor』第15章、質問1
----------------------------------------------------------------------

ふーむ。(-_-)

というわけで今回も……。

前号に続いて、著者のご了解を得ている「祈願文」という内容の文章を掲載さ
せていただきます。

------------------------------------------------------------------
17.2001.7.7 地球さんへ

            【 祈 願 文 】 

56億年の永きにわたり、多くの魂に学舎を提供されてきた、地球さん、
本当にありがとうございました。
満身創痍でボロボロになりながらも、一言の愚痴も言わず、ただひたすら
大いなる愛で耐えてこられたあなたに、深く感謝いたします。
もうすぐ光の次元へ戻られるとのことですが、一日も早く傷を癒され、
元気な姿で光に還られますよう心よりお祈りいたします。
天の父よ、天の母よ、どうか私達の祈りを聞き入れ、地球さんにたくさんの
癒しの光をお送り下さい。

           海よ山よ空よ森よ川よ    よみがえれ

         生きとし生けるもの全て  よみがえれ

            地球よ         よみがえれ
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<(_ _)>

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■ 【引用者 (^_-)】 『アセンション資料館』主人 pari
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