home > 通信 >現存:『真実は在る』(5)J.Matthews:『アセンション館通信』第1034号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2024/2/11(第1034号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
-☆☆────-☆☆─────────────────────
 ☆☆   ☆☆   https://www.ascensionkan.com
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

 〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショーを生み出し、
 それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
 それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
 それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
 (『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
 
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。
──────────────────
◇◇ もくじ ◇◇

1.現存:『真実は在る』(5)J.Matthews

2.編集後記
──────────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1.現存:『真実は在る』(5)J.Matthews
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

気がつけばもう二月も中旬。

自分が押し進めなくても、

全体が月日をどんどん先に進めてくれます。

今年は鶏を飼うつもりがあるので、

土曜日には少しずつサンデッキの下を片づけています。

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?

ジェニファー・マシューズが書いた

『Truth Is(真実は在る)』のご紹介も最後になりました。

1.	絶対的実在
2.	無限の愛
3.	神
4.	真実
5.	時間的マインド
6.	問題と痛み
7.	思考
8.	アファーメーション
9.	悟り
10,	現存

今回は、最後の「10.現存」ですね。

(ジェニファー・マシューズの許可など得ていない

 無断翻訳です。
 
 本の無料宣伝になるといいのですが。(-||-))

──────────────────
 
 10.現存
 
 現在という瞬間はホログラフィックだ。
 あらゆるものが他のあらゆるものに含まれている。
 宇宙全体がわたしの範囲内にあるのは、
 万物が万物に織り込まれているからだ。
 わたしが<いま・ここ>を愛で抱擁するとき、
 わたしはすべてのものを抱きしめている。
 
 【わたしは病気や苦しみを
  愛で抱擁するべきなのですか?】
 
 あなたは病気や苦しみを抱きしめて、
 「これは神の大いなる計画の一部だ」
 と言う必要はない。
 苦しみは神の「計画」の一部ではない。
 そうであるなら、
 それは苦しみではなく、完全であるはずだ。
 
 神は無限だ。
 ならば神の計画を遂行するのに
 なぜ計画と時間が必要なのか?
 神の無限性は
 すでに天地の果てまで達している。
 闇にそれ自体の現実性があるわけではなく、
 闇が光の不在にすぎないように、
 見かけの苦しみとは、
 愛の現存という実在から注意を逸らすことでしかない。
 あなたの注意を愛に戻しなさい。
 愛はすべてを癒し、
 すべてを新しくする。
 新しい選択をするハートが神の王国となる。
──────────────────

ジェニファー・マシューズは

ただ自分の確信を語るだけ。

そこにマインドを説得しようとする

理屈はありません。

ただジェニファー・マシューズの言葉を聴いて

同じように確信したいと望む者が

聴きたい言葉があるだけです。

ジェニファー・マシューズは現代人ですから、

歴史上のナザレのイエスには使うことができなかった

表現や概念を使うことができます。

【現在という瞬間はホログラフィックだ。】と述べても

伝わる読者には伝わると期待できる時代です。

バシャールやミナミAアシュタールなど

外宇宙のエンティティからのメッセージだけでなく、

いまやそのような

われわれが現実として体験している世界は

ホログラムかもしれない、といった見解は、

すでに地上の科学的知見の一部になりつつあります。

ためしに、

【ホログラム】とググってみるといいです。

すると表示されるサジェストワードのなかにはすでに

【ホログラム原理 宇宙】

というキーワードがあることがわかります。

その【ホログラム原理 宇宙】クエリをググると

約 49,000 件 のページがヒットします。

なかには、

日経サイエンス  2003年11月号
ホログラフィック宇宙
J. D. ベッケンスタイン(ヘブライ大学)
https://www.nikkei-science.com/page/magazine/0311/hologram.html
──────────────────
 「ホログラフィック原理」と呼ぶ理論によると,
 宇宙は1枚のホログラムに似ている。
 ホログラムが光のトリックを使って
 3次元像を薄っぺらなフィルムに記録しているように,
 3次元に見える私たちの宇宙は
 ある面の上に“描かれた”ものだ。
 はるか遠くの巨大な面に記録された量子場や物理法則と,
 私たちの宇宙とは完全に等価だ。……
──────────────────

とか、

「宇宙ホログラム説」、超高精度の時計で検証へ
http://tinyurl.com/sxrm6h32
──────────────────
 われわれの体験する3次元宇宙は、
 2次元における情報をホログラムのように
 投影したものかもしれない
 ――「宇宙のホログラフィック原理」を検証する実験が、
 フェルミ研究所で行なわれようとしている。
──────────────────

といった情報がヒットするでしょう。

試しに英語で

【hologram principle universe】とググってみたら
http://tinyurl.com/mufxy9bb

日本語の約10倍もの(約 486,000 件)ページが

ヒットしているのがわかります。

いまや「ホログラフィック宇宙」は

スピ系人間だけでなく、

地上の理系人間の視野にも入ってきているのです。

なので、

現代版「超簡約マタイ伝」を書いている

ジェニファー・マシューズは、ただ単に

> 現在という瞬間はホログラフィックだ。

と書くことができるわけです。

> あらゆるものが他のあらゆるものに含まれている。

全体を定義する喩えのひとつに「虹の七色」があります。

肉体というわれわれが纏うバイオロボットの感覚器官は

視覚に関しては「可視光線」しか知覚しません。

したがってそこで起こるマインド、

つまり「時間的心」も「可視光線」にしか反応しません。

たとえば、

われわれが「赤」と認識している物体は、

「赤」以外のすべての色彩光線を吸収して、

「赤」だけを吸収せずに反射している物体です。

つまり赤い物体とは赤以外のすべての色彩を

内側に取り込んだ物体と言えます。

> 宇宙全体がわたしの範囲内にあるのは、
> 万物が万物に織り込まれているからだ。

上述の「虹の七色」のアナロジーを敷衍するなら、

もし、「わたし」に定義があるとすれば

「わたし」の定義とは、

「わたし以外のすべて」ということになるかもしれません。

> わたしが<いま・ここ>を愛をもって抱きしめるとき、
> わたしはすべてのものを抱きしめている。

通常わたしはこの「身体」に自己同化しています。

しかし実際は、

(もしあえて区別するならですが)

わたしは気づいている当人であって

わたしが気づいている対象物ではありません。

わたしが目の前に見えるこのモニター上の

文字でないことは明らかですから。

ならば、もしわたしが

<いま・ここ>に現れるすべての見かけに

気づいている<気づき>として、

気づいているすべてを愛をもって抱きしめるなら、

<いま・ここ>に存在するすべてを抱きしめています。

しかし、

われわれのこの身体に対する自己同化は深いです。

> 【わたしは病気や苦しみを
>  愛をもって抱擁するべきなのですか?】

と聞かずにはいられない。

ジェニファー・マシューズは答えます。

> あなたは病気や苦しみを抱きしめて、
> 「これは神の大いなる計画の一部だ」
> と言う必要はない。

そんな必要はない、と。

> 苦しみは神の「計画」の一部ではない。

われわれは迷子になり途方に暮れるなかで

肉体の病気や苦しみに一体化したかもしれません。

しかし、それは神が計画したことではない。

神がなぜ、

自分に苦しみを経験させることを計画する

必要があるでしょうか?

> だとするなら、
> それは苦しみではなく、完全であるはずだ。

われわれが“苦しみ”だと理解しているものは、

「時間的心」の捏造であり

偽りの体験でしかありえない。

> 神は無限だ。
> ならば神の計画を遂行するのに
> なぜ計画と時間が必要なのか?
> 神の無限性は
> すでに天地の果てまで達している。

実際は<神>しか存在していません。

存在しているのは<神>だけです。

ならば、

その<神>にどんな制限がありえるでしょうか?

その<神>が自らの計画を遂行するのに

なぜ計画と時間を必要とするでしょうか?

<神>の無限性は

永遠に天地の果てまで達しているのです。

> 闇にそれ自体の現実性があるのではなく、
> それが光の不在にすぎないように、
> 見かけの苦しみとは、
> 愛の現存という実在から注意を逸らすことでしかない。
> あなたの注意を愛に戻しなさい。
> 愛はすべてを癒し、
> すべてを新しくする。
> 新しい選択をするハートが神の王国となる。

ひたすら自らを取り巻く闇に目を奪われて、

迷子になったわれわれがいかに“闇”を実体化しようとも、

実際に“闇”という実体が存在するわけではありません。

それは単に「光」の不在にすぎません。

しかも、いったい誰がその“闇”に

気づいているというのか?

その“闇”を見ているのは「あなた」です。

あなたは自らの「光」でその虚構の“闇”を見ている。

実際に存在しているのはその虚構の“闇”ではなく、

それを見ているあなた、

それを照らし出している「光」であるあなたです。

見かけの“苦しみ”とは、

偽りの解釈が捏造した虚構の“苦しみ”に

気づいている<愛>を忘れ、

その<愛>から注意を逸らしているだけのことです。

あなたの注意を<愛>に戻してください。

すべての現れに無条件に気づいているのはあなたです。

すべての現れを無条件に愛しているのはあなたです。

すべてに気づいているのが

あなたの「光」であることを思い出してください。

そうすれば、

あなたである<愛>がすべてを癒し、

あなたである<愛>がすべてを新しくします。

そうすれば、

その新しい選択をするハートが

神の王国となるのです。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


   ………○…………○…………○………


「ニサルガ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号は
すべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/

   ………○…………○…………○………

▼『アセ通』へのご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702

   ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


  ………○…………○…………○………

キンドル本の『地球世界はかなり特殊』

手にとっていただけました?(^^;)

アマゾンに入って

【地球世界はかなり特殊】と検索してくださいね。

読み物として面白ければと思っています。

  ………○…………○…………○………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.編集後記:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

すべての体験、

すべての見かけの現れは

気づいている<わたし>に起こっている。

気づいている<わたし>が

すべての経験を可能にしている。

気づいている<わたし>が存在しないところに

いかなる見かけの現れも起こりえない。

これは自明です。

──────────────────
 無欲が智慧である。
 二つは別のものではない。
 それは同じである。
 無欲とは、
 心がいかなる対象物に向かうことも差し控えることである。
 智慧とは、
 何の対象物も現れないことを意味している。
 言い換えれば、
 真我以外の何ものも求めないことが
 無執着あるいは無欲であり、
 真我をけっして離れないことが智慧である。
 
 『あるがままに』(p405-406)
──────────────────

(-||-)

今日も晩くなりました。

おやすみなさい。

<(__)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
──────────────────
mag2:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2023 paritosho
──────────────────

home】 【挨拶】 【本棚】 【映画】 【N辞書】 【R辞書】 【随想】 【仕事】 【通信】 【連絡