━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2024/2/25(第1036号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショーを生み出し、
それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
(『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。
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◇◇ もくじ ◇◇
1.真理の光:『ALL IS WELL』(2)J.Matthews
2.編集後記
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■1.真理の光:『ALL IS WELL』(2)J.Matthews
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わたしが“自分”と考えているものが
知覚の対象物であることが確かなのですから、
実在しているのが見ている絶対的主体性であって、
見られている対象物に“自分”などという
実体が存在しないことは確かです。
でもこうして、“自分”がいるような感覚が
起こっていることもまた確かです。
思考はそれ以上先には進めません。
だから、
思考を“自分”と感じているかぎり、
“自分”がいることも確かなのです。
それが思考が到達しうる知識の限界です。
思考が本当にそこに到達しているなら
思考はそこで止まるでしょう。
思考がおのずから止まらないあいだは
それは動き続けるしかありません。
(*^_^*)
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”と
“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。
『アセンション館通信』配達人のpariです。
この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?
ジェニファー・マシューズの2018年の表現
『ALL IS WELL』という作品をご紹介しています。
『すべてよし』とでもいう感じでしょうか。
目次は、こんな感じです。
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著者のメモ
1.私は在る
2.現れ
3.意志
4.世界
5.真理の光
6.霊的実践
7.平安
8.実現
9.悟り
10.宇宙
11.夢
12.基盤
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今回は「3.意志」からご紹介します。
ジェニファー・マシューズさんには
無断で翻訳してご紹介しています。
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3.意志
【もし私が自由意志を持つ分離した人間でないのなら、
どうやって私は悟るのですか?】
もし車輪のスポークが、
自分は分離した存在で、
自分には“自由意志”があると想像したら?
もし車輪のスポークが
自分が自由に回転していると考えたとしたら?
バカげてるよね!
車輪のスポークと同じで、
あなたは自由意志をもってもいなければ、
個別の欲望や感情を持ってもいない。
個人の身体と心だって?
身体と心はしないではいられないことをするだけ。
明らかな他人の苦しみ?
身体と心はできるところではいつも助けている。
あなたはあなたがすることになっていることをする。
心は考えごとをするでしょうね。
その思考が、
いずれにせよ身体がすることを身体にさせるでしょう。
身体ができるところまでは。
それが見かけ──空想の運動。
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> 【もし私が自由意志を持つ分離した人間でないのなら、
> どうやって私は悟るのですか?】
悟りたいと思う人は
そう考えることになるでしょうね。
ジェニファー・マシューズはつれないです。
> もし車輪のスポークが、
> 自分は分離した存在で、
> “自由意志”を持っていると想像したとしたら?
>
> もし車輪のスポークが
> 自分が自由に回転していると考えたとしたら?
完全に全体(車輪)に組み込まれた
全体(車輪)の動きの一部でしかありえないものが
“自分”には自由意志があって、
“自分”が独りで自由に回転していると
想像しているとしたら?
> バカげてるよね!
たしかに、ちょっと自惚れすぎですね。(^_-)
> 車輪のスポークと同じく、
> あなたは自由意志を持ってもいなければ、
> 個別の欲望や感情を持ってもいない。
車輪のスポークが、
回転という車輪の働きを実現するための
機能的部品にすぎないのと同じように、
あなたの身体や心は
全体の働きを実現するための機能的部品にすぎない。
あなたが“自分”の自由意志と空想しているものは
全体があなたの身体や心に設定した指令にすぎない。
その個別の欲望や感情を抱くこと以外に
あなたにはどんな選択肢もない。
個人の身体と心?
身体や心は設定されている指令を実行するだけ。
明らかに苦しんでいる他人を
“自分”は助けるべきではないのか、だって?
あなたの身体や心が助けることができるところでは
あなたの身体や心はつねに助けている。
その場面であなたがすることになっていることを
あなたはすることになる。
心はいろいろ考えるだろうし、
その考えが命じたことを
あなたの身体はすることになる。
それができるあいだは。
それが見かけという現れの世界。
想像された幻想の運動。
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4.世界
【もし私が見かけのなかで迷子になっているのなら、
どうやって本当の世界を探せばいいのですか?】
なんて無邪気な夢を嘆いているの!
あなたは、夢から「目覚める」ために
透明な光を求める必要なんてない。
それはここにある。
これが何の光のなかに現れていると思うの?
あなたの計り知れない本質は、
孔雀のように闊歩するのが好きなだけ。
私たちはこの顕現を「世界」と呼んでいる。
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> 【もし私が見かけのなかで迷子になっているのなら、
> どうやって本当の世界を探せばいいのですか?】
もし、見かけのなかで
迷子になっている「わたし」がいたら、
それは当然の疑問かもしれません。
でも、もちろん、
禅師ジェニファー・マシューズの警策(きょうさく)は
そんなトンチンカンは放って置きません。
なんと無邪気な夢を嘆いていることか!
あなたはこの夢が
何の光のなかに現れていると思うのか?
あなたという底知れない本質は
これ見よがしに見せびらかすのが好きなだけ。
この現れを
わたしたちは「世界」と呼んでいるのだと。
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5.真理の光
【真理の観点からすると、
私はどうすべきなのですか?】
ただ、何も間違っていないってことを、
そして何かを間違えさせられるような
どんな力も存在しないってことを覚えているだけ。
あなたがハートのなかで知っている
何ひとつ間違ったことなど起こりえないという
真理を信じなさい。
もしあなたが夢を悪夢として経験しているなら、
それはただ
あなたが“くびれ”を探求しているから。
つまり、
物事が間違えることもありえると
考える経験を探求しているということ。
あらゆる状態が現れる可能性がある。
それは完全に許されている。
不自由な状態でさえ、
自由の自然な表現として現れることができる。
でも、本当はあなたは完全に自由。
物事がどう見えるかなど心配しないこと。
それはすべて無邪気な現れなのだから、
あなたは完全に安心していいていい。
あらゆるものはあなたのために為され、
あらゆる問題は解決されている。
「あなた」はまさに失業中なわけ。
わかった?
ここはすべて天国で、
すべてはあなたのために手配されている。
永遠に。
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> 【真理の観点からすると、
> 私はどうすべきなのですか?】
そうそう。
マインドはついつい、
こういうことを誰かに聞きたくなってしまう。
自分以外に誰かがいて、
そのうえ何か正しいことがあって、
何か間違ったことがあるような気がして、
その誰かが、
何が正しくて、何が間違っているかを、
自分に教えてくれるような気がして。
だって、
自分が絶対の主体性なんだなんて
どうしても信じられなくて。
そんなことは百も承知、千も合点だから、
ジェニファー・マシューズは優しく答えてくれます。
見かけの世界がどんなふうに現れようと、
何も間違っていないし、
何かを間違えさせられるような
そんな力はどこにも存在しないんだってことを
ただ覚えていればいいだけだって。
あなたがハートのなかで知っている
真理を信じなさいって。
うーむ。(-_-;)
そうだよなぁ。
たしかに、
ハートが知っている“感情論理”からすれば、
それ以外に満足できる答えなんて
絶対にありえない。
【何ひとつ間違ったことなど起こりえない】
そう……
それ以外にはありえない。
そして、
ジェニファー・マシューズは
少しだけ、論理家じみた言葉も使います。
もしあなたがこの夢を悪夢として経験しているなら、
それはただあなたが
“くびれ”を探求しているから、だと。
この“くびれ”は
ただあなたが探求しているのであって、
誰かあなた以外の“神”のような存在が
あなたを試すために用意したわけではない、と。
つまり、
物事が間違えることもありうる
というふうに考える経験を探求している、
だけなんだと。
あらゆる状態が現れる可能性がある。
それは完全に許されている。
なぜなら、
想像可能なことはすべて経験可能なのだから。
不自由な状態でさえ、
自由の自然な表現として現れることができる。
けれども実際は、
あなたはつねに完全に自由。
なぜならどんな現れも
あなたを染め上げることはできないから。
でもわれわれは、
自分が何かの色や模様に染め上げられていて、
自分はその見かけに拘束されているのだと
想像することができる。
そのように想像する体験もまた
われわれの自由のなかに入っているから。
だから、
物事がどう見えるかなど心配しないこと。
それはすべて悪気のない無邪気な現れなのだから。
われわれは完全に安心していいていい。
あらゆるものはわれわれのために為され、
あらゆる問題はすでに解決されている。
実際は、何も起こっていない。
「われわれ」はまさに失業中。
わかった?
うーむ。(-_-;)
(*^_^*)
ここはすべて天国。
すべてはわれわれのために手配されている。
永遠に。
(-||-)
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あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
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(-||-)
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永久的なもの、
それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
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……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.編集後記:
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> ただ、何も間違っていないってことを、
> そして何かを間違えさせられる
> どんな力も存在しないってことを覚えているだけ。
【何ひとつ間違ったことなど起こりえない】
こう聴いた瞬間は、
たしかに、何の問題もない。
(*^_^*)
今日も晩くなりました。
おやすみなさい。
<(__)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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