home > 通信 >『真我』ラマナ・マハルシ:『アセンション館通信』第1039号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2024/3/17(第1039号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

 〈自己〉は展開する宇宙的ドラマの壮大なショーを生み出し、
 それを観ながら、そのなかに、そしてそれとして現れているが、
 それは夢を見ている人が自分の夢を作り出すと同時に
 それを見ながらそこに出演しているのと同じだ。
 (『夢へと目覚める』レオ・ハートン)
 
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。
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◇◇ もくじ ◇◇

1.『真我』ラマナ・マハルシ

2.編集後記
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■1.『真我』ラマナ・マハルシ
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春を感じさせる陽気ですね。

夢の中ではいろいろ場面が流れ去ります。

身近な親族のお一人が

大往生を遂げられたようです。

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?

人間は生きているかぎり何かを信じています。

何も信じていないということはありません。

これまでの生涯、このpariという精神身体構造は

じつに多くの観念を信じてきました。

マイブームはしょっちゅう変わったものです。

誰でもそうかもしれませんが、

幼いころは信じ方もとても純な感じでした。

そして若くして親元を離れ、

挫折を経験し、自信を失ってから、

いろいろ頼りになる観念を外側に求めました。

そしていま、

自分は何を信じているのだろうと思います。

何も信じていないことはありません。

こうしていろいろな想念が流れ、

意識の焦点はそれを追いながら

さまざまな気分を浮上させています。

その過程すべてが

このpariという精神身体構造が信じるところの

観念によって形成されてるわけですから。

多くの観念に遭遇し、感心し、

それらの観念が究極的な真実であるかのように

信じたものでした。

しかしこのpariという精神身体構造は

それらの観念の真贋を自分で確証し、

その理解を深めるという傾向性ではありませんでした。

pariはただ次の観念に遭遇し、同じように感心し、

またもやそのマイブームのなかで

それらの観念が究極的な真実であるかのように

信じたものでした。

思えば、そんなことを長くつづけてきたものでした。

そしていま、

その“歩留まり”はどんなふうになっているのか?

論理的な正しさから言うなら、

現れはすべて意識の内容であり、

意識の対象物にすぎないことは明らかです。

これほどはっきりしていることなのに、

でもその意識の対象物によって

一喜一憂することを今も続けている。

自分が信頼した一つの井戸を掘り続けるのではなく、

あちこちに何百もの井戸を掘り散らかした

ようなものかもしれません。

これを実力と言うのでしょう。

福間巌さんがナチュラルスピリットから

『真我』というラマナ・マハルシの言葉を

『ラマナ・マハルシとの対話』と

『Day by day with Bhagavan』から

真我の教えの核心だけを厳選した

編集本を出版されたんですね。

素晴らしい本です。

その「第一章 真我」はこんなふうに始まります。

(相変わらず

 常識の範囲を超えた長すぎる引用ですが、

 これが本書の出版に関われた方々の

 ご迷惑になる無断引用ではなく、

 本書の販促に貢献する

 無料宣伝となることを願っています。(-||-) )

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 第一章 真我
 
 
 真我とは
 
 
 真我はすべてを超越した純粋意識です。
 
 真我は途切れることのない永遠の気づきです。
 これが真我です。
 探求の目的は、
 真我の本性が気づきであることを
 見いだすことにあるのです。
 
 真我は二元性のない純粋な知識、
 純粋な光です。
 二元性は無知を暗示しています。
 真我の知識は相対的な知識と無知を超えた知識であり、
 真我の光は通常の光と闇を超えた光です。
 ただ真我だけが存在するのです。
 
 『真我』(p13)
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これほどシンプルに

真理のエッセンスが表現されています。

福間巌さんはいちにち24時間、

この理解が揺らぐことがないのでしょうね。

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 真理はただ一つ。
 それが真我です。
 それ以外のすべても真我であり、
 真我によって真我の中に現れる
 単なる現れでしかありません。
 見る者、見られる対象、
 視野もすべて真我なのです。
 
 『真我』(p14)
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【見る者、見られる対象、
 視野もすべて真我なのです。】

実在するものはすべて真我……。

だとすれば、

何を悩み、何を欲望する必要があるのか?

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 心が静まれば世界全体が静まります。
 心がすべての原因です。
 それが静まれば本来の自然な状態は
 ひとりでに現れるでしょう。
 真我はそれ自身を常に「私−私」として表しています。
 それは自ら輝きを放っています。
 それは「ここ」に在り、
 すべてが「それ」なのです。
 私たちはただその中だけに存在しています。
 その中に存在していながら、
 なぜ真我を探し回るのでしょうか?
 
 純粋な真我に関係するものは何もありません。
 真我は何とも関わりを持たない
 純粋な実在(リアリティ)です。
 身体や自我は、
 その真我の光を受けて輝いています。
 すべての想念を静めなさい。
 そうすれば、
 純粋意識だけが残るのです。
 
 『真我』(p14)
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【すべてが「それ」なのです。
 私たちはただその中だけに存在しています。
 その中に存在していながら、
 なぜ真我を探し回るのでしょうか?】

なぜ幸せを求めてもがき苦しむのでしょうね?

すべてが真我であることを忘れるからでしょう。

エゴの回路はますます太くなり、

救いを次の観念に求めさせようとします。

しかし、

【純粋な真我に関係するものは何もありません。
 真我は何とも関わりを持たない
 純粋な実在(リアリティ)です。】

純粋な真我は

どんな現れとも何の関わりも持たないのです。

一瞬、この言葉にどれほどの真実を感じようとも、

この命綱を手放してしまっては仕方ありません。

命綱はそれに掴まっていてこその

命綱なのですから。

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 真我は努力を要せず、
 絶え間なく気づいている静寂の境地です。
 努力を要せずに気づき続けている状態、
 それが至福であり、実現です。
 
 気づきが「私」です。
 それを悟りなさい。
 それが真理です。
 
 『真我』(p16)
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われわれは自分が「いる」ことを知っています。

われわれは自分の努力や修行で

自分が「いる」ことを知っているわけではありません。

【自分が「いる」ことを知っている】

というこのことに、

われわれは何の貢献もしていません。

この【自分が「いる」ことを知っている】ということこそが

神の力なのです。

実在する唯一のパワーはこれだけです。

これだけは、

夢のなかでも、目覚めた日常のなかでも、

そして深い眠りのなかでも

永遠に実在しています。

しかし、この「神」である「私」は、

「何か」であることはありえない。

「何か」であるためには、

その「何か」以外のものを

創造しなければならないからです。

だから。

この「神」である「私」は

その「何か」以外のものを創造するという

幻影を創造することで

自分が「神」であることを見つけさせようという

いわゆる「リーラ(神の戯れ)」を演じているのです。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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新たに発見すべきことなど何もありません。

どれほどの惨めさが映し出されようとも、

すべては「神」なのだと、

すべては自分なのだと

知っていればいいだけです。

今日も晩くなりました。

おやすみなさい。

<(__)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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