home > 通信 >「高次の力」:『真我』(4):『アセンション館通信』第1042号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2024/4/7(第1042号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 今いる場を離れず、仕事を続けなさい。心に生気を与え、
 あらゆる仕事をこなすようにさせる何かが根底に流れています。
 それは何でしょうか? 真我です。真我こそがあなたの活動性の
 真の源なのです。仕事をしている間も、ただそれに気づいていなさい。
 (『真我』ラマナ・マハルシ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。
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◇◇ もくじ ◇◇

1.「高次の力」:『真我』(4)

2.編集後記
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■1.「高次の力」:『真我』(4)
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花曇り。

雨がそぼ降るのと、

かすかに陽の光が透いて見えるのとでは

もうそれだけで起こっている気分に違いが出る。

なんのことはない、

何に意識の焦点を当てているか、

それだけのことなんだなぁ。

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?

福間巌さんがラマナ・マハルシの

教えの核心だけを厳選した編集本

『真我』を読んでいます。

現れのなかで起こっている太陽は

いつも姿を現しているわけではありません。

その太陽が現れるだけでも起こる気分は変わる。

真我の太陽は内側に常に在る。

ただそこに注意の焦点が合っているだけでいい。

(相変わらず

 常識の範囲を超えた長すぎる引用ですが、

 これが本書の出版に関われた方々の

 ご迷惑になる無断引用ではなく、

 本書の販促に貢献する

 無料宣伝となることを願っています。(-||-) )

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 「私が行為者だ」という観念
 
 きっぱりと明け渡し、
 欲望は捨て去りなさい。
 「私は行為者だ」という感覚を持ち続けているかぎり、
 欲望は消えないでしょう。
 それはまた人格でもあるのです。
 これが去れば純粋に輝く真我を見るでしょう。
 行為そのものではなく、
 「私は行為者だ」という感覚が束縛なのです。
 
 現状における困難は、
 人が「私は行為者だ」と考えるからです。
 しかし、それは誤りです。
 すべてを為すのは「高次の力」であり、
 人は単なる道具にすぎないのです。
 もしこの見解を受け入れれば、
 彼は災いから解放され、
 さもなければ自ら災いを招くことになるでしょう。
 
 行動とは欲望に駆り立てられたものです。
 欲望は自我が立ち現れた後に起こります。
 自我は「高次の力」から生じ、
 その存在も「高次の力」に依存します。
 自我が「高次の力」から離れて
 存在することはできないのです。
 だとすれば、
 なぜ「私がする、私が行為する、私が働く」
 といった無駄話をするのでしょう?
 
 『真我』(p118)
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> きっぱりと明け渡し、
> 欲望は捨て去りなさい。
> 「私は行為者だ」という感覚を持ち続けているかぎり、
> 欲望は消えないでしょう。
> それはまた人格でもあるのです。

「私は行為者だ」という感覚が

“聖なる催眠”の本質なのでしょう。

その感覚が起こっているかぎり

映画のフィルムの登場人物に一体化してしまう。

すべての現れに取り囲まれてしまう。

> これが去れば純粋に輝く真我を見るでしょう。

“自分”が現れる状況のなかの

「行為者」だと感じているかぎり

状況を動かそうとする欲望が湧いてくる。

> 行為そのものではなく、
> 「私は行為者だ」という感覚が束縛なのです。

“自分”が現れる状況を

動かすことができると想像しているかぎり

わたしは“聖なる催眠”を免れることはできない。

> 現状における困難は、
> 人が「私は行為者だ」と考えるからです。

たしかに、その幻想が起こっているのでしょう。

> しかし、それは誤りです。

それは“聖なる催眠”。

> すべてを為すのは「高次の力」であり、
> 人は単なる道具にすぎないのです。

この身体が生み出されたときに

すでに映画のフィルムはかけられている。

すべてを為しているのは「高次の力」。

現れのわたしは単なる道具にすぎない。

起こることになっていることを避けられもしないし、

起こらないはずのことを

引き起こせるわけでもありません。

【すべてを為すのは「高次の力」であり、
 人は単なる道具にすぎない】

それが事実としか思えません。

> もしこの見解を受け入れれば、
> 彼は災いから解放され、
> さもなければ自ら災いを招くことになるでしょう。

結果はわかりません。

起こることを受け入れるだけです。

> 行動とは欲望に駆り立てられたものです。

この身体と通して何かが起こることと

行動することは別のことなのですね?

それならわかるような気もします。

> 欲望は自我が立ち現れた後に起こります。

はい。

> 自我は「高次の力」から生じ、
> その存在も「高次の力」に依存します。
> 自我が「高次の力」から離れて
> 存在することはできないのです。

それはわかります。

> だとすれば、
> なぜ「私がする、私が行為する、私が働く」
> といった無駄話をするのでしょう?

たしかに。(-_-;)

──────────────────
 仕事が真我実現の妨げとなることはありません。
 真我実現した賢者にとっては、
 真我だけが実在(リアリティ)であり、
 行為は真我に影響を与えることのない
 単なる現象にすぎないのです
 たとえ行為しているときでも、
 彼には「私は行為者だ」という感覚がありません。
 行為は自然に起こり、
 彼はそれを執着心なく見守り続けるだけです。
 このような行為に目的はありません。
 仕事に従事している者でさえ、
 真我探求を修練することができます。
 初心者には最初は困難かもしれませんが、
 修練を重ねるうちにそれは効果を現し、
 やがて仕事が瞑想の妨げになることも
 なくなるでしょう。
 
 たとえ心を真我にとどめていても、
 活動は続いていくでしょう。
 そして、失敗することはないでしょう。
 「私は行為者だ」という観念を
 抱くべきではありません。
 いずれにせよ、
 活動は続いて行くのです。
 あなたはそれを何という名前で呼ぼうとも、
 身体を存在の中にもたらした「あの力」が、
 身体が体験するように定められている
 活動を起こしていくのです。
 
 活動を放棄するということは、
 活動に対する執着心とそれによって得られる結果、
 そして「私は行為者だ」という観念を
 放棄することを意味しています。
 この世に身体をもたらした
 すでに運命づけられている活動は、
 体験されなければならないでしょう。
 好もうと好むまいと、
 そのような活動を放棄することはできないからです。
 
 「私が働いている」という感覚が妨げです。
 「誰が働いているのか?」と尋ねなさい。
 「私は誰か?」という問いを覚えていなさい。
 そうすれば仕事があなたを
 束縛することはないでしょう。
 仕事は自動的に為されていくでしょう。
 仕事をするためや仕事を放棄するために
 努力をしてはなりません。
 あなたの努力が束縛となるからです。
 起こるべく定められていることは、
 起こるでしょう。
 
 『真我』(p118-119)
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> 仕事が真我実現の妨げとなることはありません。

欲望だけが余計なんですね。

> 真我実現した賢者にとっては、
> 真我だけが実在(リアリティ)であり、
> 行為は真我に影響を与えることのない
> 単なる現象にすぎないのです

【行為は真我に影響を与えることのない
 単なる現象にすぎない】

賢者にとってはそうなのですね。

そのことは理解できます。

> たとえ行為しているときでも、
> 彼には「私は行為者だ」という感覚がありません。
> 行為は自然に起こり、
> 彼はそれを執着心なく見守り続けるだけです。
> このような行為に目的はありません。

なるほど。

> 仕事に従事している者でさえ、
> 真我探求を修練することができます。

そうなのですね。

> 初心者には最初は困難かもしれませんが、
> 修練を重ねるうちにそれは効果を現し、
> やがて仕事が瞑想の妨げになることも
> なくなるでしょう。

なんの修練もしてきませんでしたが、

だんだん欲望するのが難しくなってきています。

> たとえ心を真我にとどめていても、
> 活動は続いていくでしょう。

はい。

> そして、失敗することはないでしょう。

なんの結果も求めていないわけですから。

> 「私は行為者だ」という観念を
> 抱くべきではありません。
> いずれにせよ、
> 活動は続いて行くのです。

わかります。

> あなたはそれを何という名前で呼ぼうとも、
> 身体を存在の中にもたらした「あの力」が、
> 身体が体験するように定められている
> 活動を起こしていくのです。

そんな気がしてきました。

> 活動を放棄するということは、
> 活動に対する執着心とそれによって得られる結果、
> そして「私は行為者だ」という観念を
> 放棄することを意味しています。

わかりました。

> この世に身体をもたらした
> すでに運命づけられている活動は、
> 体験されなければならないでしょう。

了解いたしました。

> 好もうと好むまいと、
> そのような活動を放棄することはできないからです。

はい。

そのような言葉を聴きたかったのです。

> 「私が働いている」という感覚が妨げです。

なるほど。

> 「誰が働いているのか?」と尋ねなさい。

たしかに。

まったく「誰が働いているのか?」です。

> 「私は誰か?」という問いを覚えていなさい。

わかりました。

> そうすれば仕事があなたを
> 束縛することはないでしょう。

わかりました。

苦しみは仕事のせいではなく、

現れに抵抗する欲望のせい、

そしてその欲望の期待が裏切られることでした。

つまりそれも現れに抵抗するせいでした。

その欲望を持つことが限界に来つつあるのです。

「誰が働いているのか?」と尋ねます。

> 仕事は自動的に為されていくでしょう。

はい。

> 仕事をするためや仕事を放棄するために
> 努力をしてはなりません。

わかりました。

> あなたの努力が束縛となるからです。

了解です。

> 起こるべく定められていることは、
> 起こるでしょう。

了解いたしました。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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手にとっていただけました?(^^;)

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読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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欲望することが難しくなってきました。

起こることになっていることは起こる。

それを避けられるような力は存在しません。

だったら、

何を欲望する必要があるでしょうか?

ただそれを映している鏡が在る。

そして「私」とはその<気づき>のこと。

今日も晩くなりました。

おやすみなさい。

<(__)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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