home > 通信 >わが家に鶏が二羽来ました:『アセンション館通信』第1053号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2024/6/23(第1053号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 目覚めの瞬間の純粋な「私」をとらえなさい。
 必要なのは、想念が起こる前の純粋な「私」に
 注意を固定させ、それを手放さないことです。
 なぜなら、純粋な「私」が真我だからです。(『真我』R・マハルシ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。
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◇◇ もくじ ◇◇

1.わが家に鶏が二羽来ました

2.編集後記
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■1.わが家に鶏が二羽来ました
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このところ急転直下で状況が動いて

毎日が新しい冒険です。

もちろん、夢のなかの話ですよ。(^_-)

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?

この一週間は本当に状況が動きました。

一瞬一瞬、状況が激しく動くものだから、

登場人物のpariは連れ合いのsharaとともに

上がったり、下がったり、

覚悟を決めたり、肩透かしを食らったり、

いやまあ、ジェットスターに乗っているみたいなもので

個人としてできることなど

まさに何もありませんでしたね。

デッキ下の鶏小屋は何よりも水回りが問題でした。

漏水が我慢できる程度のものになると、

今度は小動物の侵入に対する防衛対策。

まあ、防御壁というか防御網の設置です。

もちろん、

それをいかに手持ちのそして入手可能な材料で

実現するか、そんな工夫の連続でした。

そんななかで状況が煮詰まってきていたのは

「いちど見に来たらいいですよ」と言ってくれていた

今回の養鶏話の友人宅にsharaと二人で見学に

行ったことがあります。

現物を見てその鶏の美しさにsharaが感動したのです。

なんでもオランダ産のネラとかいう

鶏の原種に近い鶏種だそうです。

雌鳥は黒い羽に青っぽい虹色が輝く鶏です。

そしてはじめは全然関心を寄せなかったという

彼の奥さんの話にも動かされたようです。

夢中になって三羽の鶏の話をしてくれたのです。

彼の言い方によると、

それまで見向きもしなかった彼女が、

三羽の鶏が卵を生み出すと急に興味を持ち始めた

というのです。

どうやら子供のいない奥さんに

まるで突然母性が開花したかのようで、

まるで自分の子供の話をするように

鶏の話をしてくれたのです。

すっかり三羽の鶏の母親になっている感じでした。

そんなこんなで

他にも欲しがっている人がいるとかで、

いよいよその彼が友人から入手してくれる雛を

わが家に迎える日が来るはずでした……。

ところがどっこい、

そこで突然に状況が変化します。

雛を手に入れてくれるはずの彼から連絡が入りました。

自分の場合は彼の個人的な友人なので、

生育中の若鶏を一羽3000円で分けてもらったんだけど、

今度連絡するとじつは50羽単位でしか扱っていない

と言われたというのです。(@_@)

それで自分としては

孵卵器を購入して雛を孵すつもりがあるので

それまで待ってもらうか、

あるいは、その友人とは別口の知人が

近くの養鶏場を引き継ぐことになったので、

その養鶏場経由で雌鳥の成鳥を入手するという方法も

ありうるというのです。

ただし、その場合は、聞いているところでは

産卵鶏を一羽一万円で分けているらしいというのです。(*_*) ⌒★?

二羽だと二万円になってしまう。(>_<)

うーむ……。(-_-;)

しかし、孵卵器で孵した雛を分けてもらうとなると

雌雄のわからない雛を一年は育てなければならない。

いや、それはないでしょ、という感じもある。

ここは進むか止まるかの二択しかありません。

ひとまずここで止まる、という選択肢はありえます。

でも、これまでデッキ下の鶏小屋の作成に

携わってきた当人のエネルギーとしては……、

まあ、勢いで進むしかない、という感じでした。

あいにくその翌日・翌々日と、

その友人は別用があって都合がつかない日なので、

とにかく自分から紹介されたと言って

その近隣の養鶏場の管理人に会うように言われました。

翌日の朝、sharaと二人で出発の準備をしていると、

彼から電話がありました。

日にちを一日ずらしてもらえば、

女房も一緒に行きたいと言っているので

なんとか時間をやりくりするのでそうしませんか、と。

(こういう連絡はすべてsharaと彼の間で交わされます。)
 
 もっぱら“宇宙担当”のpariは
 
 頭の回転が会話の速さに追いつかないし、
 
 そもそも発声ががはかばかしく進まない。(^_-) )

じつはその養鶏場がテレビに出たようで、

その番組が放映されてからだと状況が変わるので

その前のほうがいいと思う、という話です。

いやー、それはありがたいです、ということで、

話が決まりました。


さて、その翌日、連絡を取り合って

二台、四人でその養鶏場に行きました。

彼の知人だというその養鶏場の新管理人の方の

話を聞いたらまたまた状況が動きました。

なんと、養鶏場というところはたとえ平飼いでも

産卵鶏の現役期間というのはだいたい一年間なのだとか。

産卵開始から一年で現役残留組と廃鶏組に

選別されるものらしいのです。

それでたまたま現在がちょうど

その切り替え時期と重なっていて、

いまなら何羽でもほしいだけ差し上げますよ。

ただし、今すぐ何羽ほしいのか

決めてもらわなければならないけど。

という話です。(*_*) ⌒★?

なんと、1羽1万円だと思っていた雌鳥が、

突然、タダになったしまった!

廃鶏組に組み込まれたとは言っても、

現に、今まで毎日産卵している産卵鶏です。

いやはや、驚きましたね。

われわれは2羽いただくことにしました。

友人の彼は「3羽にしませんか?」と言いましたが、

彼の奥さんが「いや、最初は2羽が精一杯!」と

熱心に勧めてくれました。

そちらは何羽にしますか?と聞かれて、

彼のほうはもらってもいいと思っているようでしたが、

どうやら奥さんの方は乗り気じゃありません。

それは、後で相談して連絡するということで、

とりあえず、

翌日われわれは二羽を受け取りに来ることにして、

その日はそこで分かれることになりました。

その日の午後は教えてもらった鶏のエサを買いに

CAINZに行って、夢のなかを散策しました。

デッキ下の鶏小屋もまだまだ不完全なので、

手を入れるべきところはたくさんあります。

そして、その翌日、

sharaは新規管理人さんに心ばかりの

缶ビール半ダースを手土産にして、

わが家に来てくれる二羽と出会ったというわけ。

雌鳥というのは静かですね。

貸してもらったケージに入った二羽は

車の中では何の物音も出しません。

家に着くと、ケージごと鶏小屋に入れて

ケージから出すときだけ少し声を上げたけれど、

ケージから出ると、なんだか、

まるでずっと前からそこにいたかのようなのです。

「受け容れる」というのはああいうのを言うのか。

用意した餌を与えると熱心についばんでいます。

その翌日はひどい雨の日でした。

驚いたことに、午後になって覗いてみると、

デッキ下のなかの屋根つき鶏舎のなかに

茶色の卵が一個ある。

なんと、すでに一羽が産んでくれています。

このまま、毎日卵を産んでくれるのかしら!

いや、あれよあれよという急転直下の変化に

頭がまだついて行かない感じ。

それから毎日、

デッキ下の環境を改善しています。

デッキ下に止まり木を作ったり、

屋根つき鶏舎のなかに産卵箱を二個用意したり、

水入れの漬物瓶を用意して、

そのなかに底に切れ目を入れた2Lペットボトルを

逆さにして入れたり。

太い孟宗竹を半分に割ってエサ箱にしたり。

面白い。

デッキ下の扉を開けたまま作業をしていると、

一羽が外に抜け出してしまい、

これまで三度ほど捕まえては中に入れました。

集落の仲間が代わる代わる見に来て

いろいろ意見を聞かせてくれます。

今日聞いた意見で早速やろうと思っているのは、

デッキ外の日の当たる領域に

鶏舎の境界を拡大することです。

やはり、いつも日陰というのは

少し可哀相な気がする。

なにしろ、あれ以来

毎日午後には二個ずつ茶色の卵を産んでくれる。

なにかしら感謝の気持も伝えたい。(^_-)

わが家のニケ(猫)が鶏を発見したのは

一昨日のことです。

ちょっと珍しく鶏の鳴き声がすると思ったら、

鶏舎の外からニケが覗いていたのでした。

ちょっとなかに入ろうとしたので、

ニケの頭をコツンとやっておきました。

これは境界線の告示です。

障子を破くとかそういう特別なときしか、

こんなことはしません。

以降、ニケは鶏に特別な関心をもたなくなりました。

二羽にはそれぞれ名前をつけたいのだけれど、

今のところまだピッタリの名前が浮かんできません。

まあ、そんなこんなで、

このところ面白いです。

すべては夢の中です。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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キンドル本の『地球世界はかなり特殊』

手にとっていただけました?(^^;)

アマゾンに入って

【地球世界はかなり特殊】と検索してくださいね。

読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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人生に意味というものはありません。

その瞬間が支える思考・感情以外は。

その瞬間が支える思考・感情を

代替できるような「意味」というものが

存在できる余地はありえませんから。

夢のなかをいろいろな幻影が流れてゆくだけです。

すべての【見かけ】は幻影であり、

その【見かけ】を知覚している状態が

夢を観ているということです。

【見かけ】を知覚していると、

そこで何らかの観念化が起こって、

なにかの理由や解釈を加えたり、

物語を発見したり、意味を発見したくなったりする。

そうやって【見かけ】のなかに

主体と客体の二元性が誕生し、

【見かけ】のなかに仮想の実体が誕生する。

その虚構の“実体”は

必ず【見かけ】の状況のなかで何かを求めます。

なぜなら、

【見かけ】のなかの“実体”は

一種の“脱臼状態”のようなもので、

本来の自然な状態ではないからです。

でも、実際は

【見かけ】はすべて幻影であり、

そこにはいかなる実体も存在しません。

顕れはすべて空なるものであり、

すべては無限の想念の連鎖にすぎないわけです。

それが因縁因果というものであり、

仏陀が説かれた「縁起」でしょう。

【見かけ】のなかの虚構の“実体”は

いつかサットグルに出会い、

「あなたは存在しない。

 存在するのは神だけであり、
 
 あなただけが存在するのだ。
 
 あなたが今求め続けているもの、
 
 あなたこそがそれなのだ」

と告げられます。

たとえ、はじめは意味もわからず、

あるいは知的な理解しか起こらなくとも、

すでに頭は虎の口のなかにあるわけです。

“自分”が求め続けているもの

そのゴールに「自分」は立っている。

“自分”はあらゆるものに成ることができる。

しかし実際は

“自分”にはいかなる果たすべき役割もない。

実際は、「自分」は“何者”でもないから。

「私は在る」。

しかし、私は何者でもない。

「私は『私は在る』である」

そもそも「自分」しか存在していない。

かくていつかは

“自ら(水殻)”が存在しないことを理解する。

その理解が完全になったとき、

自然に思考は停止するしかなくなる。

それが起こらない間は、

こうして幻影のなかで夢を見続けるしかないわけです。

まあ、今日も楽しかった。

ちょっとくたびれたけど。

(-||-)

今日も晩くなりました。

おやすみなさい。

<(__)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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