home > 通信 >映画を観ました:『アセンション館通信』第1061号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2024/8/18(第1061号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 目覚めの瞬間の純粋な「私」をとらえなさい。
 必要なのは、想念が起こる前の純粋な「私」に
 注意を固定させ、それを手放さないことです。
 なぜなら、純粋な「私」が真我だからです。(『真我』R・マハルシ)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。
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◇◇ もくじ ◇◇

1.映画を観ました

2.編集後記
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■1.映画を観ました
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台風一過ですが、

相変わらず猛暑の日がつづきますね。^^;;

さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?

最近はネラちゃんたちのお陰で

わりあい朝の方に引っ張られてはいるんですが、

昨夜はなんとなく夕食後テレビを見ていました。

「新日本風土記」みたいな

静かに風景が流れる番組が好きなのですが、

昨夜はそういうのが見つからなくて……。

ほんとうはそろそろ寝たほうがいいと思いながら

金曜日の昨夜はなんとなく二人して映画を観ました。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

という映画がアマゾンのプライム会員特典に

なっていたというわけです。

年寄りが二人して純愛映画を見る。

まあ、なんとなく理解できる流れではあります。(*^_^*)

上のURLを見てもらうとわかりますが、

プライム会員特典に入っている他の映画を見ると、

ちょっと選ぶのが難しいのもご理解いただけるかと。(^_-)

映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は

こんなふうに説明されています。

「目が覚めると、そこは1945年の日本。
 
 初めて愛した人は、特攻隊員でした−。
 
 親や学校、すべてにイライラして
 
 不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。
 
 ある日母親の幸恵(中嶋朋子)と喧嘩をして家出をし、
 
 近所の防空壕に逃げ込むが、
 
 朝目が覚めるとそこは1945年の6月...
 
 戦時中の日本だった。
 
 偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、
 
 鶴屋食堂に連れていかれる百合。……」

実際に、観終わった今振り返っても

この説明から想像されるとおりの映画でした。

まあ、感動能力の枯渇した年寄が

現在制作されている映画で感動する……

というようなことはちょっと難しいわけですから、

そんな高望みはしていません。

ただですね、

観終わったときに意外というか

pariにはちょっと不思議な感覚が湧きました。

じつはpariの精神身体機構は、

ヒロインの高校生百合が防空壕で飛び越えた時間の幅を、

自ら“通しで”で体験したと言えないこともない。

なにしろ、

人生の最初あたりの記憶として

防空壕のなかの感覚を微かに記憶していますし、

“自分”が最初に「なりたかったもの」が

「カッカブタイチョウ」だったことを

はっきりと覚えているからです。

あの戦争の開戦当初pariの父親は

兵隊として徴収される年齢を超えていたらしく、

シチョウユソツ(輜重輸卒)として徴用された

と聞いています。

その兵隊以下のシチョウユソツだった父親に、

「いちばんエライ人は何ていうの?」と

小さかったpariは聞いたのではないかと思います。

父親は輜重輸卒だったころを思い浮かべ、

自分から見て雲の上の人だった存在として

「いちばんエライのは閣下部隊長というんだ」

ぐらいを教えたのかもしれない。

それを聞いて小さなpariは

「ボクはカッカブタイチョウになる!」

とでも言ったのではないか。

どういうわけか、

“自分”が最初に「なりたいもの」として意識したのが

「カッカブタイチョウ」だったことを

はっきり覚えているのです。

これまで高倉健主演の『ホタル』など、

特攻隊に関する映画はいくつか観たことがあります。

でも、今回の映画で感じたようなことを

感じたことはいちどもありませんでした。

これは映画の出来とかそういうこととは関係のない

とても個人的というか、心理的・時節的な感想です。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』には

政治的な主張とかそういうものはありません。

ただそこには

母親の幸恵(中嶋朋子)と喧嘩をして家出した

2020年代の不満ばかりの高校生の百合が、

80年の時の経過を遡行して

1945年の日本の現実にさまよい込む。

その現実のなかに放り込まれては

嫌も応もなく、その現実のなかで生きるしかない。

他の選択肢はありません。

その現実のなかで生き、

そしてそのなかで初めて恋をし、その相手を失う。

そしてその絶望を抱えたまま

また再びくだんの防空壕にさまよい込み、

そして80年後の2020年代の日本の現実のなかに

戻って来るわけです。

そんなちょっと韓流ドラマふうの展開の映画です。

こうして書いても、ネタバレでもなんでもなくて、

すべては最初のURLで紹介されている映画説明から

容易に想像される内容です。

この映画の最後で、

ヒロインの高校生百合は母親に

自分は教師になりたいと思うので、

「大学に行かせてください」と頼みます。

そして「わたしはとても幸せです」と。

この彼女の気持ちがとても自然に感じられました。

映画はそんなふうに作られているし、

その意味では

わたしは理想的な観客だったかもしれません。

わたしは、

自由意志の持ち主としての個人、

状況の中で選択を実行できる個人という実体など

存在しえないことを理解しているし、

受け容れています。

それでも、こうして状況に小突き回される

個人でもあり続けている。

つまり、「解放を求める実体」など

じつは存在していないことを受け容れながら、

しかも、この肉体の死まで

なんとかつつがなくたどり着きたいものだとも

願っている。(^_-)

そんな曖昧模糊とした理解のなかに

このヒロインの高校生百合の

「わたしはとても幸せです」という言葉は、

とてもすなおに響いたのです。

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 解放を求める実体がいるかぎり、
 その人はそれを決して発見しないことだろう。
 
 これを単純なやり方で見てみよう。
 行為の基本とは何だろうか?
 必要である。
 あなたは食べる。
 なぜなら、その必要があるからだ。
 あなたの体は排泄する。
 なぜなら、その必要があるからだ。
 あなたは私を訪問する。
 なぜなら、あなたは私を訪問して、
 私の言うことを聴く必要があるからだ。
 必要があるとき、
 どんな行為者の介入もなく、
 行為が自然発生的に続く。
 誰が必要を感じるのだろうか?
 もちろん、
 意識が肉体精神装置の仲介を通じて
 その必要を感じるのだ。
 もしあなたが自分はこの装置であると思うなら、
 それは束縛の重荷と解法の探求を想定している、
 間違えられたアイデンティティの
 ケースではないだろうか?
 しかし本当のところ、
 質問者、
 探求者こそが求められているものなのだ!
 
 『ニサルガダッタ・マハラジが
  指し示したもの』(p262-263)
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> 必要があるとき、
> どんな行為者の介入もなく、
> 行為が自然発生的に続く。

あらゆる行為は

必要に応じて自然発生的に起こっている。

そこにはいかなる「行為者」も存在していない。

> 誰が必要を感じるのだろうか?
> もちろん、
> 意識が肉体精神装置の仲介を通じて
> その必要を感じるのだ。

誰がその必要を感じているのか?

意識が現象世界を展開するための道具である

肉体精神装置を使って、

個々の肉体精神装置の感覚機能を通じて

その必要を感じているわけです。

誰のどんな感覚が正しいわけでも

間違っているわけでもない。

ただ意識の永遠の変化の相として

現象が続いているだけです。

2020年代の現実のなかでは

百合は貧しい母子家庭の不満な高校生であり、

1945年を体験してきた百合は、

自分を幸せだと感じている。

それだけのことなのだと

pariにも思われたというわけです。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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手にとっていただけました?(^^;)

アマゾンに入って

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読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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【行為の基本とは何だろうか?
 必要である。
 あなたは食べる。
 なぜなら、その必要があるからだ。
 あなたの体は排泄する。
 なぜなら、その必要があるからだ。
 あなたは私を訪問する。
 なぜなら、あなたは私を訪問して、
 私の言うことを聴く必要があるからだ。
 必要があるとき、
 どんな行為者の介入もなく、
 行為が自然発生的に続く。】

(-||-)

【誰が必要を感じるのだろうか?
 もちろん、
 意識が肉体精神装置の仲介を通じて
 その必要を感じるのだ。】

(-||-)

今日も遅くなりました。

おやすみなさい。

<(__)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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