━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
☆☆ ☆☆
☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2024/8/25(第1062号)
☆☆ ☆ ☆☆
☆☆ ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
-☆☆────-☆☆─────────────────────
☆☆ ☆☆ https://www.ascensionkan.com
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。
目覚めの瞬間の純粋な「私」をとらえなさい。
必要なのは、想念が起こる前の純粋な「私」に
注意を固定させ、それを手放さないことです。
なぜなら、純粋な「私」が真我だからです。(『真我』R・マハルシ)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。
──────────────────
◇◇ もくじ ◇◇
1.行為者の完全なる不在(PFNM)
2.編集後記
──────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1.行為者の完全なる不在(PFNM)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
相変わらず猛暑の日がつづきますね。^^;;
このところ大気の状態が安定しなくて、
晴れ上がっていたかと思えば、
ときどき雷鳴や突然の豪雨がやってきて、
慌てて洗濯物を取り入れたりしています。
いろいろありますね。
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”と
“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。
『アセンション館通信』配達人のpariです。
この永遠の<今>をいかがお過ごしでしょうか?
ネラたちの世話をして
二羽に卵を産んでもらっているうちに
ニワトリという生き物が
いったいどういう生態の持ち主なのかについて
少し具体的に知りたくなりました。
『増補版 自然卵養鶏法』という
本を入手して読んでみました。
著者の中島 正という方は
大正9年生の陸軍工科学校を卒業されて
戦後郷里で農業に従事されたという
とても思想家肌の方です。
眺めているうちに
自然卵養鶏という観点から叙述された
戦後の日本の農業が崩壊してゆくさまが
読者のpariにも納得されてゆく感がありました。
なにしろ目乞食で信じ込みやすい質です。
ちょうどこのネラ関連の友人から
家屋取り壊しから出る端材を
たくさん分けてもらったタイミングだったので、
中島さんの自然卵養鶏法にすっかりかぶれて
少しでもその方向に近づこうと
さっそく鶏舎の改造に取り掛かったのです。
バカだねえ。(-_-;)
細かなまったく無意味なことにいたずらに完全主義。
これが生きることに不器用なpariの個性ではあります。
まずは手に入った端材からの釘抜き。
つぎにデッキ下の鶏舎空間の中に置いてある
狭い屋根つき鶏小屋を外に出して
鶏舎空間の下側を覆ってあった板を外し、
新たに手に入った細板で何段かの横桟を当て、
上部の防獣網を張り直すなど……
まあ、炎天を避けながらそれでも
バカバカしいほどの手間をかけて
ネラたちに生存環境に甚大な変化をもたらしました。
そのせいかどうか、
一羽は以来卵を産まなくなりました。(>_<)
まあ、マインドの画策というものは
その程度のものという“学び”ではあるかもしれません。
「下手の考え休むに似たり」
しかし防獣ネットの張り直しなど
いろいろ細かな作業をしてゆく過程で
「縁起」とか「行為者はいない」という言葉の内実を
物理次元でつぶさに再確認するような
気分を味わったのも事実でした。
最初に防獣ネットを張ったときから
そんなに時間は経っていません。
一本一本のネットの引っ掛かりを外しながら、
その箇所をどういう意図でそのように張ったのか、
まだ思い出すことができるわけです。
すべての対象物の現れに関しては
それが結果として現在そのようになっていることの
原因・理由・意図が対応しています。
しかしそれらは思い出せることもあれば、
すでに思い出せなくなっていることもある。
すべては時間と空間という観念装置のなかに
展開された観念の記憶(物語)です。
そこに「行為者」という客観的な実体が
存在していたわけではない。
ひたすらその防獣ネットの「こんがらかり」を
ほどき続けていると、いやでも
「ああ、現象界というのは、
このような因縁因果が絡まり合ってできているのだな」
ということが如実に感じられてくるのです。
『ニサルガダッタ・マハラジが指し示したもの』
のなかに
「35 行為者の完全なる不在」という章があります。
そのなかでマハラジは次にように語っています。
──────────────────
では、現実の問題へ移ろう。
自分がやってきた道へ戻ろうとしている
この『あなた』とは誰か ?
あなたが自分の影を追いかけて
どれほど遠くへ戻ろうとも、
影は常にあなたの前を行くのだ。
戻るとはどういう意味だろうか?
それは、
意識が完全に不在だった立場へ戻ることである。
しかし
──ここが問題の最も核心である──
存在を否定し、
(影を追いかけ)続けている否定者がいるかぎり、
『あなた』は否定されないまま残っている。
私が言わんとしていることを、
知的思考ではなく、
自分の知的嗜好を使う『あなた』としてでもなく、
ただ理解それ自体で直感的に理解しようとしなさい」
……
『ニサルガダッタ・マハラジが
指し示したもの』(p207)
──────────────────
自分がやってきた道へ戻ろうとしている
その『あなた』がいるかぎり……。
──────────────────
「繰り返して言おう。
否定者それ自身が消える(!)ためには、
最終的な完全な否定がなければならない。
あなたがしようとしていることは
『実存』という観念の手段で、
自分の本質を理解しようとしていることだ。
それに対して現実においては、
『私』(あなた)は存在するわけでも、
存在しないわけでもなく、
『私』は実存というまさに観念を超え、
肯定的存在と否定的存在の両方の観念を超えている。
このことが深く理解されないかぎり、
あなたは自分自身の想像上の、
そして、
おのおのが以前のものよりも強力な
障害を作り続けることだろう。
あなたが見つけようとしているものは、
あなたがすでにそうである本質なのだ」
……
「今あなたは
──ずっとあなたであってきたものは──
あなたが導かれたいところにいる。
実際はあなたが導かれうるどんな『どこ』もない。
この立場に明確に気づくことが答えである
『ニサルガダッタ・マハラジが
指し示したもの』(p208)
──────────────────
> あなたがしようとしていることは
> 『実存』という観念の手段で、
> 自分の本質を理解しようとしていることだ。
それは不可能なんだ。(-_-;)
いま「私」は
わたしが導かれたいところにいる。
「私」が導かれうるどんな『どこ』もない。
──────────────────
──為されるべきことは何もない
ということをただ直感的に理解すること。
そして悲劇的な皮肉とは、
そういった気づきと直感的理解は
意志的行為ではありえないということだ。
あなたの目覚めの状態は
朝それ自身でやってくるのだろうか、
それともあなたは自分の意志的行為で
自分自身を目覚めさせてるのだろうか?
実際あなたの側のほんのわずかな努力も、
それがなければ自然に自発的に
起こったであろうものを妨害することであろう。
そして冗談の中の冗談とは、
あなたが意図的に何かをしないこともまた、
それが起こるのを妨げるということだ。
これは実に単純なことだ!
──何かを『する』ことも
何かを『しない』こともともに意識的努力なのだ。
『おこなうこと』の肯定的否定的両面の完全なる不在、
行為者の完全な不在がなければならない。
これが本当の『明け渡し』である」
『ニサルガダッタ・マハラジが
指し示したもの』(p209)
──────────────────
【為されるべきことは何もない】
(-||-)
──────────────────
あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
──────────────────
(-||-)
──────────────────
永久的なもの、
それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
──────────────────
……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
………○…………○…………○………
「ニサルガ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/ndic/
「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/
おこがましくも『アセ通』既刊号は
すべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/
………○…………○…………○………
▼『アセ通』へのご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
………○…………○…………○………
▼『アセ通』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518
………○…………○…………○………
キンドル本の『地球世界はかなり特殊』
手にとっていただけました?(^^;)
アマゾンに入って
【地球世界はかなり特殊】と検索してくださいね。
読み物として面白ければと思っています。
………○…………○…………○………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.編集後記:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【為されるべきことは何もない】
(-||-)
今日も遅くなりました。
おやすみなさい。
<(__)>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
──────────────────
mag2:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2024 paritosho
──────────────────
|