home > 通信 >私は身体ではない(「静寂」9):『アセンション館通信』第1109号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2025/07/20(第1109号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 あなたは気づきです。あなたが気づきなのだから、
 それを得たり、培ったりする必要はありません。
 あなたがしなければならないことは、真我でない他の物事に
 注意を払うのをやめることだけです。(Ramana Maharshi)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。

──────────────────
◇◇ もくじ ◇◇

1.私は身体ではない(「静寂」9)

2.編集後記
──────────────────

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■1.私は身体ではない(「静寂」9)
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さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>を

いかがお過ごしでしょうか?

相変わらず寝床の中でロバート・アダムスの

『ハートの静寂』を読んでいます。

夜暗い中でトイレに起きた後は

まだまだ“聖なる催眠”が本格的ではないので、

昼間の実力とは桁違いの明晰な理解力があります。

その状態の中でロバート・アダムスを読むと

まったく違和感なく理解できてしまいます。

それを自分の実力だと勘違いしそうなほどです。

むろん、実力ではないのですが、

でもロバート・アダムスの言葉が

そのまますっとわかってしまう。

やっぱり気持ちがいいです。

たとえば、こんな言葉、

──────────────────
 あなたが見るあらゆるもの、
 この宇宙、
 世界にあるあらゆるものは、
 あなたのマインドから出て来ているという感覚、
 完全な理解をあなたはもちます。
 
 『ハートの静寂』(p352)
──────────────────

普段の実力とはかけ離れたこんな理解を読んでも

まるでそれが自分の理解でもあるかのように

違和感なくわかってしまうのです。

これが普段の日常の理解であるはずもないのに。

でも、読んでいて

めちゃくちゃ気持ちはいいですよね。

──────────────────
 あなたが見るあらゆるもの、
 世界、人々、虫、昆虫、鉱物界、植物界、
 あなたの肉体、あなたのマインドなど、
 現れるあらゆるものは
 あなたのマインドが現象化したものです。
 あなたは努力することなく、
 その感覚、
 その深い理解をもたなければなりません。
 
 『ハートの静寂』(p353)
──────────────────

まるで自分にその理解があるような

気がしてしまうのです。

──────────────────
 ですから、
 自分自身に尋ねてください。
 「私は一日中、
  何について考えているのだろうか?」
 もちろん、
 もし何かを恐れたり、
 心配したり、
 何かがどこかで間違っていると信じたり、
 自分が何かの欠乏や制限、
 病気や何かで苦しんでいると思うなら、
 あなたは完全にその理解の外にいます。
 なぜならあなたは、
 こういった物事は、
 単にあなた自身のマインドが
 現象化したものであると理解していないからです。
 
 『ハートの静寂』(p353)
──────────────────

そう、そのとおりなのです。(*-_-*)

普段の日常の自分は

完全にその理解の外にいますよね。

──────────────────
 あなたがこういった物事を心配すれば、
 間違った想像に執着することになります。
 それらは「間違った想像」と呼ばれています。
 あなたは長年の間、
 習慣化したエネルギーに執着してきて、
 こういったすべての執着と信念は
 習慣エネルギーから来ています。
 あなたが感覚的に認識するあらゆる物事は、
 あなたのマインドから出たものです。
 あなたはイメージを投影しているのです。
 それはちょうど、
 あなたが映画を上映するようなものです。
 あなたが今この部屋で見ているあらゆるものは、
 あなたのマインドから来ています。
 あなたは、
 「どうやって私たちはみんなで
  同じものを見ることができるのですか?」
 と尋ねるかもしれません。
 それは、
 私たちがある特定の習慣エネルギーの中で
 育てられたせいです。
 ですから、
 集合的に私たちはみんなで、
 同じもの、
 同じ映画を見ているように見えるのです。
 それはテレビの番組を見ていて、
 その中の登場人物の一人になるようなものです。
 そのとき、
 あなたは自分が
 テレビの中にいないことを知っています。
 しかし、
 あなたは自分が
 テレビ番組の一人の登場人物であると信じています。
 世界に関しても同じことです。
 巻き込まれないでください。
 私が言っている意味は、
 受身になれ、
 ということではありません。
 私が言わんとしていることは、
 あなたの肉体は
 自分がやることになっていることをやる、
 ということです。
 あなたの肉体は
 何かをするためにこの地球へやって来ました。
 そのことを覚えておいてください。
 それはあなたが知らないままに何かをやります。
 それはそれ自身の世話をします。
 ですから、
 心配しないでください。
 でも、
 自分自身を自分の肉体と一体化しないでください。
 それは別々のものです。
 あなたの肉体はあなたではありません。
 では、
 そのことを証明してみましょう。
 
 『ハートの静寂』(p353-354)
──────────────────

ロバート・アダムスは

われわれの日常生活でのマインドの動きを

「間違った想像」と呼んでいるようです。

習慣化したエネルギーに執着している

われわれの日常生活での対応の仕方は、

自分の「間違った想像」に対応しているわけです。

なぜなら

われわれが感覚的に認識するあらゆる物事は、

自分のマインドから出たものなのですから。

それはまさに

自分で映画を上映しているようなものだと

ロバート・アダムスは言います。

われわれが接触する隣人たちと

一見同じ場面に立ち会うことができるのは、

われわれがある特定の習慣エネルギーの中で

育てられたために、

集合的にわれわれはみんなで同じ場面を、

同じ映画を見ているように見えるのだと。

──────────────────
 それはテレビの番組を見ていて、
 その中の登場人物の一人になるようなものです。
 そのとき、
 あなたは自分が
 テレビの中にいないことを知っています。
 しかし、
 あなたは自分が
 テレビ番組の一人の登場人物であると信じています。
 世界に関しても同じことです。
 巻き込まれないでください。
 私が言っている意味は、
 受身になれ、
 ということではありません。
 私が言わんとしていることは、
 あなたの肉体は
 自分がやることになっていることをやる、
 ということです。
 あなたの肉体は
 何かをするためにこの地球へやって来ました。
 そのことを覚えておいてください。
 それはあなたが知らないままに何かをやります。
 それはそれ自身の世話をします。
 ですから、
 心配しないでください。
 でも、
 自分自身を自分の肉体と一体化しないでください。
 それは別々のものです。
 あなたの肉体はあなたではありません。
 では、
 そのことを証明してみましょう。
 
 『ハートの静寂』(p354)
──────────────────

いくらわれわれだって

テレビを見ているときなら、

自分がその番組の一人の登場人物だとまでは

信じていないと思いますが……。

でもまあ、似たようなものなのかなぁ。(-_-)

しかし、

テレビドラマに対する自己同化はいざ知らず、

いわゆる日常的現実に対する一体化となると

まあ完璧ですよね。

それでもロバート・アダムスは

【自分自身を自分の肉体と一体化しないでください】

と言うのです。

なにしろ、

【あなたの肉体はあなたではありません】から、と。

そして、

> そのことを証明してみましょう。

と言います。

ちょっと、ロバート・アダムスの証明というのを

聞いてみてください。

──────────────────
 あなたが自分の肉体に言及するとき、
 何と言いますか? 
 「私の体」と言いませんか? 
 あなたが言及するこの「私の」とは、
 誰のことでしょうか? 
 あなたは「私の指」、
 「私の目」と言います。
 あなたが言及しているこの「私の」は、
 誰のことでしょうか? 
 あなたが自分の肉体について
 話しているはずがありません。
 なぜならあなたは、
 それをまるで自分が所有しているかのように、
 それを「私の」体と言っているからです。
 誰がそれを所有しているのでしょうか? 
 このことはあなたに、
 あなたは自分の肉体ではないことを証明しています。
 ですから、
 自分自身をその肉体や世界と
 一体化しないようにしてください。
 
 『ハートの静寂』(p354)
──────────────────

ね。(*^_^*)

もしかして、え、え、え?(?_?)

と思いませんでした。(^_-)

以前、この箇所を読んで、

わたしは

え、え、え?(?_?)

と思ったことがあります。

そのときは、まあいいや、

今度また読んでみよう、と思ったのです。

ところが、なんと、

夜中の1時とか3時という時刻だと、

このロバート・アダムスの言葉は

なんの秘密めいたところもなく、

ただ淡々と事実を述べているだけでした。

「私の指」とか「私の目」と言ったら、

その「指」や「目」は

「私」じゃありませんよね。

そんなことは当ったり前のこんこんちきです。

なら、

「私の身体」というからには、

この身体は私ではありえないわけです。

(相変わらず長すぎる引用ですが、

 これが本書の出版に関われた方々の

 ご迷惑になる無断引用ではなく、

 本書の販促に貢献する

 無料宣伝となることを願っています。(-||-) )

──────────────────
 
 *最初のサイン──あなたは幸福を感じます
 
 
 それゆえ、
 あなたがどれほど真我覚醒に近いかを
 見るという最初の原則は
 ──自分が世界と一体化していない
   と感じることです。
 つまり、
 あなたは世界から分離しています。
 そして、
 あなたは幸福を感じます。
 なぜなら、
 あなたの自然な状態は純粋な幸福だからです。
 でも、
 あなたが世俗的物事と一体化するとたん、
 それを台無しにします。
 幸福が消えてなくなります。
 しかし、
 あなたが世俗的な物事から離れていると、
 幸福は自動的です。
 美しい純粋な幸福。
 それは自然にやって来ます。
 ですから、
 それが第一の原則です。
 
 『ハートの静寂』(p352-353)
──────────────────

自分はこの眼前の見かけ、

まわりに現れている日常世界とは

絶対的に無関係だとわかっていることが

真我覚醒に近いことを判定する

第一の原則だと。

たしかに、

この眼前の光景が単なる自分のマインドの投影であり、

自分自身はそれとはまったく無関係だとわかっていれば、

そりゃ幸福だよなぁ。(*-_-*)

だって、

心配すべきことがなにもないわけだから。

──────────────────
 このことを考えてください! 
 この宇宙の中のあらゆること、
 人、場所、物、あらゆるもの、
 自分の肉体、自分の思考、
 創造、神、
 あなたが考えることができるあらゆるものは、
 本当にあらゆるものは、
 あなたのマインドの投影です。
 もしこのことを本当に理解するなら、
 どうしてあなたは問題を
 もつことができるでしょうか? 
 
 『ハートの静寂』(p354)
──────────────────

もし、あらゆる瞬間に

そのことが自動的かつ自明にわかっているなら、

どんな問題がありうるでしょう。

──────────────────
 でも、
 あなたは言うことでしょう。
 「月の初日に家賃を払わなければならないんだけど、
  私はお金がない。
  で、
  このことが私にどう役立つのだろうか?」
 と。
 
 『ハートの静寂』(p354)
──────────────────

そうそう、これが起こるわけですよ。(>_<)

でももし、

自分が考えることができるあらゆるものは、

なにもかもすべて

その瞬間に湧いてきたマインドにすぎないと、

自動的にそういう理解が浮上してくれば、

じつはそれだけでたいへんなことらしいのです。

──────────────────
 あなたは、
 第一の原則の理解が
 あなたのためにしてくれることに驚くことでしょう。
 木は葉っぱに欠けることがあるでしょうか? 
 花は咲くことに失敗するでしょうか? 
 もしこの真理、
 つまり、
 あらゆることは
 あなたのマインドから出て来ることを理解すれば、
 あなたは真我になり、
 あなたの真我は遍在しています。
 それはあなたの肉体の存続に必要な
 あらゆるものを含むのです。
 そのことについて考えてください。
 あなたの肉体はあなたのマインドから来ています。
 自分の体は自分自身ではないと信じ、
 それはあなたのマインドから来ている、
 とあなたが理解しているかぎり、
 木の幹のために葉っぱが提供されるように、
 あなたの肉体も必要なものを提供されるのです。
 ですから、
 この教えはきわめて予想可能です。
 それは、
 あなたの人間次元の物事を
 直接改善しようとすることなく、
 あなたの人間次元の物事を改善するために
 使われることができます。
 人間次元の物事を直接改善しようとすると、
 そこにあなたは問題をかかえます。
 
 『ハートの静寂』(p355-356)
──────────────────

そうなんですよ。

人間次元の物事を自分で改善しなければならないと、

対処し始めた途端に、

われわれは問題をかかえることになる。

──────────────────
 しかし、
 自分の人間次元のことを忘れて、
 あらゆることはマインドの投影であることを
 理解するとき、
 何が起こるでしょうか? 
 全世界はあなたのマインドが現象化したものである
 と理解するとき、
 あなたは遍在するのです。
 そして、
 その遍在の中に、
 あなたのすべての必要が含まれ、
 それは内側から満たされます。
 しかし、
 あなたが心配したり、
 それについて考えたりし始めるとき、
 それを台無しにします。
 すると、
 あなたは自分の世話をするために、
 人間的物事をしなければならなくなります。
 
 『ハートの静寂』(p356)
──────────────────

そうそう、

マインドが考える状況が

客観的に実在する現実だと思った瞬間に、

ほんらいの幸福はめちゃくちゃになり

われわれは一生問題の対処に

追いまくられることになる……。

──────────────────
 でも、
 人間次元をそのままにしておき、
 それすべてがあなたのマインドの中にある
 という理解に戻るなら、
 あなたは自動的に自分のマインドを手放し、
 神霊が引き継ぎ、
 あなたにふさわしい人、
 ふさわしい状況、
 ふさわしい居場所をもたらしてくれるのです。
 あなたの肉体は
 カルマによってこの地上にやって来たことを、
 再び思い出してください。
 肉体は、
 それが経験しなければならないことは何であれ、
 経験することになっています。
 しかし、
 あなたはそのこととは
 絶対的に何の関係もありません。
 なぜなら、
 あなたは自分の肉体ではないからです。
 もしあなたがそれについて考えるなら、
 それを台無しにします。
 あなたの肉体は
 ある物事をやるためにここに来たのです。
 ですから、
 自分の肉体がそれをやることをゆるしてください。
 妨害しないでください。
 戦わないでください。
 単にそれを観察し、
 反応しないでください。
 そうすれば、
 あなたは大丈夫です。
 
 『ハートの静寂』(p354-356)
──────────────────

そうかぁ。

肉体はカルマによって定められたことをやるために

ここにきているわけか。

そしてそれを映し出している

純粋意識であるわれわれは、

その肉体とその状況やドラマとは絶対的に無関係なのか。

われわれはただ存在しているだけ。

「私は『私は在る』である」

(-||-)

まあ、そんな感じで、

夜中のロバート・アダムスはすばらしい

という話でした。

(-||-)

──────────────────
 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

──────────────────
 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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キンドル本の『地球世界はかなり特殊』

手にとっていただけました?(^^;)

アマゾンに入って

【地球世界はかなり特殊】と検索してくださいね。

読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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【この宇宙の中のあらゆること、
 人、場所、物、あらゆるもの、
 自分の肉体、自分の思考、創造、神、
 あなたが考えることができるあらゆるものは、
 本当にあらゆるものは、
 あなたのマインドの投影です。】

(-||-)

実際は、気づきだけが、

私だけが存在しているのですね。

今日も遅い時間になりました。

おやすみなさい。

(-||-)


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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mag2:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
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Copyleft(C)2025 paritosho
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