home > 通信 >「私−思考」再訪(「静寂」16):『アセンション館通信』第1117号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2025/9/14(第1117号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 あなたは気づきです。あなたが気づきなのだから、
 それを得たり、培ったりする必要はありません。
 あなたがしなければならないことは、真我でない他の物事に
 注意を払うのをやめることだけです。(Ramana Maharshi)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。

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◇◇ もくじ ◇◇

1.「私−思考」再訪(「静寂」16)

2.編集後記
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■1.「私−思考」再訪(「静寂」16)
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さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>を

いかがお過ごしでしょうか?

相変わらず世の中では

毎日いろんなことが起こっていますね。

というかむしろ

その騒音ボリュームは限度いっぱいにまで

上がっている感じです。

それでも週に一度こうして土曜日が巡ってくれば

こうして超絶的なアドヴァイタ・ヴェーダーンタの

言葉に触れる習慣が身についています。

これはこのメルマガを創刊してから

20年かけて身につけた習慣です。

単なるマインドの習慣にすぎないとも言えますが、 

手懐けるべきものはマインドでもあるわけです。

今となってはこの習慣こそが命綱です。

ということで、

今週もロバート・アダムスの邦訳本

『ハートの静寂』からの一節をご紹介しますね。

(相変わらず

 常識の範囲を超えた長すぎる引用ですが、

 これが本書の出版に関われた方々の

 ご迷惑になる無断引用ではなく、

 本書の販促に貢献する

 無料宣伝となることを願っています。(-||-) )

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 *「私−思考」とは何でしょうか? 
 
 
 あなたは単に自分自身を見始めるだけです。
 目を覚ましたとき、
 あなたは目を開けます。
 目を覚ます直前は自分が完全なる平和の状態、
 思考のない状態にいたことに気づき始めます。
 あなたは努力のいらない思考のない状態にいました。
 しかし今あなたは、
 「私−思考」が脳に侵入するのをゆるしました。
 それであなたは
 自分の肉体と世界について考えています。
 それから今度は、
 「どうやって私は、
  努力のいらない思考のない状態に
  戻ることができるのか?」
 という思考があなたにやって来ます。
 それは、
 「私」の中に留まることによって、です。
 その「私」はどこからやって来たのか? 
 私は何だろうか? 
 確かにその「私」は源泉をもっているはずです。
 その源泉は、
 それが何であるにしろ、
 それ自身の中にきわめてパワフルな何かを
 もっているはずです。
 言い換えるなら、
 その源泉とは真我であることを
 あなたは理解していない、
 と私は想定しています。
 でも、
 「私−思考」がそこから出て来ることを
 ただ考えるだけで、
 それは何かパワフルなものになるはずです。
 ではなぜ、
 「私−思考」はそこから出て来たのでしょうか? 
 「私−思考」とは何でしょうか? 
 私はそれを「私−思考」と呼び続けています。
 それは一つの思考です。
 どんな「私」もありません。
 
 『ハートの静寂』(p133)
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眠っていたときそこには何の問題もありませんでした。

すべての問題は目が覚めてから始まったのです。

なぜ始まったのでしょうか?

それは思考が始まったからです。

わたしは「私−思考」が脳に侵入するのを

ゆるしてしまいました。

それで自分の肉体と世界について考えています。

> 「どうやって私は、
>  努力のいらない思考のない状態に
>  戻ることができるのか?」

ではどうすれば思考のない状態に戻ることができるのか?

それは眠っていた時に自分がいたところに

戻ればいいだけです。

どうやって?

> 「私」の中に留まることによって、です。

では、

> その「私」はどこからやって来たのか? 

いったい、

私とは何なのか? 

その「私」は間違いなく

どこかからやってきたに違いない。

その「どこか」こそが本当の親分、

あらゆるものの本当の源のはずです。

「私」は間違いなくその源泉から流れ出したもの。

> 確かにその「私」は源泉をもっているはずです。
> その源泉は、
> それが何であるにしろ、
> それ自身の中にきわめてパワフルな何かを
> もっているはずです。

その源泉こそが真のパワーをもっているはずです。

「私」の根元はその源泉にある。

「私」はその源泉から出てきたのです。

けれども「私」がその源泉から外に出て

“自分なりの”想像を巡らせるとき、

「私」はたちまち

その想像のなかで迷子になってしまう。

そして大小さまざまな問題を想像し、

その空想の問題の中に閉じ込められてしまう。

そしてその空想の中で

問題を解決しようとして

永遠の混乱の中に閉じ込められてしまう。

そこから出る方法はないのか?

その空想の中で新たな空想を編み出すことでは

問題を解決することはできない。

解決は問題がじつは存在していなかったこと、

解決すべき問題はすべて

「私」が間違った想像の中で

自ら作り出したものにすぎないことを

思い出すことで解消する。

問題がじつは存在していなかった。

それは単に「私」が想像したものにすぎなかった。

そして問題を想像した「私」そのものが、

じつは存在していなかった。

それはあらゆるものの源にある根源的なパワーの

漏洩、あるいは発露にすぎなかった。

「私」というものは実在しない。

「私」という実体が存在するわけではない。

ただ、

源にある根源的なパワーが

熟睡中に居所にしていたハートから出て

鼻を通り抜けて上昇して

頭の中で空想を恣にすると、

途方もない宇宙という大伽藍を一瞬で想像する。

でもその宇宙という大伽藍は

「私−思考」という根源の思考の上に築かれた

蜃気楼の中の水のようなものにすぎない。

その蜃気楼の中の水である問題を

蜃気楼の中の水によって解決することはできない。

ただそれは実際は存在しない

「私−思考」の上に築かれた蜃気楼であることを

理解することによって解消することしかできない。

問題は存在していない。

大宇宙も存在していない。

大宇宙はスクリーン上の映画にすぎない。

楽しむのはいいかもしれない。

しかし、

本気で不幸にまでなる必要もない。(^_-)

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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キンドル本の『地球世界はかなり特殊』

手にとっていただけました?(^^;)

アマゾンに入って

【地球世界はかなり特殊】と検索してくださいね。

読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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「地球文庫」というところが企画した

『すこしふしぎアンソロジー
 見えない世界とつながる10ストーリー』

という本に10人の書き手の一人として

参加することになったことをお伝えしました。

この企画を立ち上げた

「地球文化」の後藤あゆみさんが

noteを書いてらっしゃいます。

眺めてみてくくれますか。

【文フリメンバー紹介】

あゆさんは人を褒めることの名人なんですよね。

ありがたいことです。(-||-)

今回のエッセイ【誰が世界を創造したのか?】を書いて

pariの生涯を片づけ終わった気がしています。

もし興味を持たれた方がいれば

本日2025/09/14の

文学フリマ終了日の14日23:59まで有効な

購入フォーム書籍オンライン販売URLがあります。
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今日は晩くなりました。

お休みなさい。

(-||-)


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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