home > 通信 >意見を取り除く(「静寂」17):『アセンション館通信』第1120号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2025/10/05(第1120号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 あなたは気づきです。あなたが気づきなのだから、
 それを得たり、培ったりする必要はありません。
 あなたがしなければならないことは、真我でない他の物事に
 注意を払うのをやめることだけです。(Ramana Maharshi)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。

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◇◇ もくじ ◇◇

1.問題は何もない(「静寂」19)

2.編集後記
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■1.問題は何もない(「静寂」19)
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さて、またまた一週間が過ぎて、

楽しい“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>を

いかがお過ごしでしょうか?

地上の夢の中では、

今日はこの日本では新しい自民党総裁が選出されましたね。

これでJA解体などのあまり極端な遠回りは回避されたようで

なんとなく嬉しい。(^_-)

とはいえ、「見かけ」という夢の中では

ただカルマを担った魂たち(幻想のエゴたち)による

カルマが展開されているだけです。

そこにはどんな実体も存在しません。

にもかかわらず、

そこで展開される想像のドラマは

それから目を離せない幻想のエゴたちのカルマを巻き込んで

砂漠の蜃気楼のように自動過程として展開されます。

起こることになっていることが起こるわけです。

pariがもう少しわかりが良ければ、

とおの昔にこの間違った想像への興味を失って

二度と再び余計なことなど書かずにすんだでしょう。

でもまだ理解が充満していない。

だからこうしてまだ考えることをやめられず、

何かを待ち望みながら理解の種を渉猟しています。

でも、ロバート・アダムスは

考えることをやめられる方法など

誰からも教わることはできないと言います。

「なぜなら、あなたに
 考えることを適切にやめさせることができる、
 どんな教えもないからです」

と。

そして、

【あなたはそれを自分に望まないといけません】と。

自分の真我にすがる気持ちになるまでは、

まだ何も始まっていないのだということでしょうか。

考えることを止められるどんな論理も存在しない。(-_-;)

pariは自分の内面にそれを求める必要があるのでしょう。

しかしまだ、

諦める必要はありません。

週に一度土曜日が巡ってくれば

こうして超絶的なアドヴァイタ・ヴェーダーンタの

言葉に触れる習慣が身についているとも言えます。

これは“私”が夢の中で20年かけて身につけた習慣です。

これは単なるマインドの習慣にすぎないけれど、

マインドが自らの無力と不存在を察知するプロセスが

進んでいるのだとすれば、

今となってはこの習慣こそが命綱です。

解放とはわれわれが意識していながら、

しかも人生に巻き込まれていない状態です。

特に何を意識しているわけでもなく、

ただ自分の存在に気づいているだけの状態……。

何を求めることもなく、

ただ静かに安らいでいる状態です。

ロバート・アダムスは

この状態が解放だと言います。

ということで、

今週もロバート・アダムスの邦訳本

『ハートの静寂』からの一節をご紹介したいと思います。

「16章 四つの原則」の中に

「*現実の中の一つのヴィジョン
 
  ──問題は何もありません」

という一節があります。

今回はここの内容の一部をご紹介します。

(相変わらず

 常識の範囲を超えた長すぎる引用ですが、

 これが本書の出版に関われた方々の

 ご迷惑になる無断引用ではなく、

 本書の販促に貢献する

 無料宣伝となることを願っています。(-||-) )

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  16章 四つの原則
 
 
 
 自分のハートの中に次のことを感じてください。
 
 あらゆるもの、すべてのものは、
 マインドから出たものである。
 
 「私」は生まれなかった、「私」は生きていない、
 「私」は死なない。何の原因もない。
 
 あらゆるものにはエゴがない。どんなものも
 エゴや原因をもたない。何も存在していない。
 
 それではないすべてを否定することによって、
 真我覚醒とは何かについて深く感じてください。
 
 これでもなく、あれでもなく……
 
 
 
 *現実の中の一つのヴィジョン
 
  ──問題は何もありません
 
 
 私は皆さんに小さな秘密を打ち明けたいと思います。
 それは、
 問題は何もない、
 ということです。
 どんな問題もありません。
 問題があったことは一度もありませんし、
 今日もありませんし、
 これからもないことでしょう。
 問題とは、
 世界が自分の望むように展開していない
 ということです。
 しかし、
 真実はと言えば、
 問題は何もありません。
 あらゆることがまさにそうあるべく展開しています。
 あらゆることが正しいのです。
 あなたは、
 自分が全世界になるまで自分自身のことを忘れ、
 自分の意識を拡大しなければなりません。
 世界の背後の現実実在は純粋な気づきです。
 それはどんな問題ももっていません。
 そして、
 あなたはそれなのです。
 
 もしあなたが自分の肉体と一体化すれば、
 そのときには問題があります。
 なぜなら、
 あなたの肉体はいつもあなたを
 なんらかの問題に陥れるからです。
 でも、
 あなたが自分の肉体とマインドについて
 忘れていられれば、
 どこに問題があるでしょうか? 
 言い換えるなら、
 自分の肉体をそのままにしておくことです。
 ただ必要なだけそれの世話をしてください。
 少し運動して、
 正しい食べ物を食べてください。
 でも、
 それについて考えすぎないようにしてください。
 自分のマインドを現実に置き続けてください。
 自分のマインドを現実と融合させてください。
 そうすれば、
 あなたは現実を経験することでしょう。
 あなたは問題のない世界に住むことでしょう。
 他の人たちからすると、
 世界は問題だらけのように見えますが、
 あなたにとってはそうではありません。
 あなたは、
 より高い観点から物事を異なって見ることでしょう。
 私は今週、
 興味深い電話をもらいました。
 「真我覚醒した人たちも夢を見たり、
  ヴィジョンをもったりするのですか?」
 と尋ねられたのです。
 
 さて、
 夢やヴィジョンをもつためには、
 それをもつ誰かが残されていなければなりません。
 しかし、
 真我覚醒すれば、
 家には誰もいません。
 誰も家に残されていないのです。
 ですから、
 真理に関して言えば、
 それは矛盾です。
 すべての真理は矛盾で、
 逆説です。
 
 その答えとは、
 賢者たちも時々夢を見たり、
 ヴィジョンをもったりする、
 ということです。
 しかし、
 彼らは夢見る人に気づいています。
 言い換えるなら、
 彼らは、
 自分が夢見る人やヴィジョンを
 もっている人ではないことに気づいている、
 ということです。
 どこかに肉体があるかぎり、
 夢とヴィジョンもあることでしょう。
 誰も家にいなくても、
 それでも時々夢やヴィジョンがあることでしょう。
 
 『ハートの静寂』(p348-350)
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> 私は皆さんに小さな秘密を打ち明けたいと思います。
> それは、
> 問題は何もない、
> ということです。
> どんな問題もありません。
> 問題があったことは一度もありませんし、
> 今日もありませんし、
> これからもないことでしょう。

実際は、問題は何もない。

いまだかつて

実際に問題があったことは一度もない。

今もないし、

これから実際に問題が出現することもない。

> 問題とは、
> 世界が自分の望むように展開していない
> ということです。

問題とは、

「見かけ」の中に現れた

肉体や思考を自分だと想像して、

その観点から解釈された「見かけ=世界」の状況が

自分の望むように展開していないと解釈する

間違った想像をすることです。

> しかし、
> 真実はと言えば、
> 問題は何もありません。
> あらゆることがまさにそうあるべく展開しています。
> あらゆることが正しいのです。
> あなたは、
> 自分が全世界になるまで自分自身のことを忘れ、
> 自分の意識を拡大しなければなりません。
> 世界の背後の実在は純粋な気づきです。
> それはどんな問題ももっていません。
> そして、
> あなたはそれなのです。

しかし、

肉体に一体化した観点から紡ぎ出される

その間違った想像以外には、

実際は問題はなにもない。

現れそのものは、

随時エネルギー場に提供されるカルマの思考を

法則にしたがって織り込み排出するAI自動過程によって

生成されるフィルムが映写されて永遠に展開されます。

この永遠のエンタメ動画の中に

そのエンタメ動画自体を停止する機能は存在しない。

永遠の静寂はそのエンタメ動画の背景に

そのエンタメ動画の可能根拠であるスクリーンとして、

純粋な気づきとして常在しているからです。

> もしあなたが自分の肉体と一体化すれば、
> そのときには問題があります。
> なぜなら、
> あなたの肉体はいつもあなたを
> なんらかの問題に陥れるからです。

肉体はリーラを展開するための、

ドラマを演出・創造するための根本的な仕組みだからです。

> でも、
> あなたが自分の肉体とマインドについて
> 忘れていられれば、
> どこに問題があるでしょうか? 

自分をリーラのなかのドラマに登場させるのではなく、

自分がそのドラマが映し出されるスクリーン、

ドラマの背景に存在する唯一の実在、

純粋な気づきであることを思い出すなら、

どこに問題があるでしょうか。

> 言い換えるなら、
> 自分の肉体をそのままにしておくことです。
> ただ必要なだけそれの世話をしてください。
> 少し運動して、
> 正しい食べ物を食べてください。

肉体については、

【少し運動して、正しい食べ物を食べ】るといい。(^_-)

> でも、
> それについて考えすぎないようにしてください。

それ以上、気にすることはありません。

> 自分のマインドを実在に置き続けてください。
> 自分のマインドを実在と融合させてください。
> そうすれば、
> あなたは実在を経験することでしょう。
> あなたは問題のない世界に住むことでしょう。

自分のマインドに関しては

自分がスクリーンであることを憶えているだけでいい。

間違った想像が展開されているドラマの中で

わざわざ何かを望むことはない。

それだけで、

問題のない世界に住むことができる。

> 他の人たちからすると、
> 世界は問題だらけのように見えますが、
> あなたにとってはそうではありません。
> あなたは、
> より高い観点から物事を異なって見ることでしょう。

リーラの中では

世界は問題だらけのように見えても、

自分にとってはそれはただ

間違った想像の中で起こっていることにすぎない。

ロバート・アダムスによれば

> 賢者たちも時々夢を見たり、
> ヴィジョンをもったりする、

ようです。

> しかし、
> 彼らは夢見る人に気づいています。
> 言い換えるなら、
> 彼らは、
> 自分が夢見る人やヴィジョンを
> もっている人ではないことに気づいている、
> ということです。

しかし賢者は

自分が夢見る人ではないことを知っている。

自分がヴィジョンをもっている人ではないことに

気づいているわけです。

ならば、

われわれが同じことに気づいていてもいいわけです。(^_-)

「このヴィジョンは誰に起こっているのか?」

と訊いてもいいわけです。

> どこかに肉体があるかぎり、
> 夢とヴィジョンもあることでしょう。

身体があれば、

それなりの感覚も起これば、

それなりの不調が起こることもあるわけですから。

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
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(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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問題を問題として気にすることもできれば、

それはリーラの中で起こっていることで、

自分はそれに気づいていることもできるわけです。

「その問題は誰に起こっているのか?」と。

(-||-)

今日は晩くなりました。

お休みなさい。

(-||-)


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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