━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2025/10/19(第1122号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。
あなたは気づきです。あなたが気づきなのだから、
それを得たり、培ったりする必要はありません。
あなたがしなければならないことは、真我でない他の物事に
注意を払うのをやめることだけです。(Ramana Maharshi)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。
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◇◇ もくじ ◇◇
1.あなたは神に所属する(「静寂」21)
2.編集後記
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■1.あなたは神に所属する(「静寂」21)
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さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”と
“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。
『アセンション館通信』配達人のpariです。
この永遠の<今>を
いかがお過ごしでしょうか?
現象世界はあまりにも複雑です。
すべてはすべてに関係しており、
すべてを見通すことなどできないし、
すべてを見通そうとする方向そのものが
マインドの限界の彼方への誘いなのかもしれません。
ということで、
先週に続いて今週も
ロバート・アダムスの邦訳本『ハートの静寂』の
「17章 幸福はあなたの本質です」の中から
「*あなたは神に所属しています」
という一節の先頭部分をご紹介したいと思います。
(相変わらず
常識の範囲を超えた長すぎる引用ですが、
これが本書の出版に関われた方々の
ご迷惑になる無断引用ではなく、
本書の販促に貢献する
無料宣伝となることを願っています。(-||-) )
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*あなたは神に所属しています
自分自身に常に気づいてください。
世界はそれ自身のカルマをもっています。
世界はそれ自身のカルマを経験します。
それはあなたとは絶対的に無関係です。
あなたは神に所属しています。
あなたが見るあらゆるものが神です。
だから、
あなたは批判しないようにすべきです。
あらゆることをそのままにしておいてください。
これらのことを実践することによって、
あなたは輝くばかりに幸福になります。
あなたが真我、
純粋な気づき、
意識でなかったことは一度もありませんでした。
意識の中へ目覚めるのはあなたの運命です。
しかしながら、
あなたはそれを今することもできますし、
今から何千回後の人生ですることもできます。
すべてあなたしだいです。
あなたが自分自身として世界にどう反応するかが、
どの方向へあなたが進んで行くのかを
決定するのです。
何も間違いはありません。
何も悪くありません。
あらゆることがまさに今あるがままで正しいのです。
これを理解しようとしたり、
解明しようとしたりしないでください。
それをそのままにしておいてください。
あなたが自分自身を静寂にすることによって、
それは自然とやって来るのです。
覚醒のおかげで、
あなたはマインドを静めます。
それを平静にしておいてください。
あらゆる状況で、
平静でいてください。
マインドを静かに、
静止したままにしておいてください。
世界はあなたのどんな助けも必要とはしていません。
あなたが世界で、
あなたが創造主ではありませんか?
あなたが世界を今あるがままに創造したのです。
それは、
あなたの中から、
あなたのマインドから来ました。
さもなければ、
世界はどこから来るのでしょうか?
あなたが今いる世界は
あなた自身のマインドの創造です。
マインドが静かになれば、
世界は消え始めます。
そして、
あなたは聖なる調和と喜びの中にいます。
それゆえ、
あなたが考えるのをやめるとき、
批判をやめるとき、
恐れるのをやめるとき、
幸福とは何かを黙想し始めるとき、
幸福があなたにやって来るのです。
すべての答えはあなたの内側にあります。
あなたが探し求めているもの、
あらゆるものがあなたの内部にあるのです。
あなた以外の誰も、
あなたを助けられる人はいません。
自分の本質を知ってください。
あなたがそのパワーです。
宇宙のすべてのパワーがあなたの内部にあります。
あなたは必要とするすべてのパワーをもっています。
すべては順調にいっていますし、
たとえようもなくうまくいっています。
それはいつもそうでしたし、
これからもいつもうまくいくことでしょう。
神や女神のように行動してください。
もはや人間のようには行動しないでください。
自分は不幸だと言って、
自分を哀れむのをやめてください。
堂々としていてください。
自分自身についての真理を知ってください。
自分が見るすべての現象の観照者になって、
自由になってください。
この瞬間に生きてください。
あなたはこの瞬間に不幸であることができますか?
もう一度言えば、
あなたがこの瞬間に不幸なのは、
自分が好きでない何かの条件や状況を考えるからです。
まさにそういうことです。
あなたは過去からの何かについて考えていたり、
将来に起こるかもしれない何かを
心配したりしています。
あなたが悲しかったり、
不幸だったりする唯一の理由はそれです。
しかし、
瞬間に生きることができるようになれば、
今、
気づくことができるようになれば、
どうしてあなたは
不幸になることができるでしょうか?
なぜなら、
今は至福だからです。
ただ考えないで、
今を経験してください。
もしあなたが考えていなくて、
今を経験していれば、
あなたは至福にいます。
今が現実で、
究極の一つであることです。
今が解放のときです。
『ハートの静寂』(p406-408)
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ロバート・アダムスは
霊的知識に関するわれわれの
知ったかぶりの“知的な理解”と
日常のなかで誤魔化しようもなく表現される
われわれのいわば“実力としての理解”のギャップを
見事なまでの言葉を駆使して突いてきます。
われわれの眼前に現れてくる世界は
内包されるカルマに基づいて展開し、
そのカルマの展開を経験しているのだと。
そしてその世界は、
われわれ自身とは絶対的に無関係だと、断言します。
なぜなら、
実際は「気づき」であるわれわれは
展開されるその世界に所属しているのではなく、
神に所属しているからだ、と。
言葉を換えるなら、
その神(である自分)が投影している世界は
現れるあらゆる姿が神だというのです。
でも、われわれはそんなふうには思わない。
たとえ
そういう言葉を聞いたことがあったとしても、
日々の日常のなかでその理解に留まることは、
まずは難しいのです。
ついつい、
知ったかぶりの言葉が口を突いて出てきたり、
批判がましい意見を持ったりするわけです。
そのことをよくよく知っているからこそ、
ロバート・アダムスは
【あなたは批判しないようにすべきです。
あらゆることをそのままにしておいてください】
と注意するのでしょう。
そして、
もしそういうことを実践したら、
われわれは輝くばかりに幸福になる、と。
「現れ」は変化します。
変化しない「現れ」はありません。
現れているということは、
存在していないということです。
ならば、
われわれがそれを所有していないことは明らかです。
「現れ」を所有することはできません。
われわれは「現れ」を見ることができる。
「現れ」は見ているものの存在に依拠して
つかの間の顕現を許されているのです。
存在しているのは
何らかの意味で見ている側です。
神の名前は
「私は在る」というのでした。
I am that I am.
「私は『私は在る』である」
今われわれがそれを自覚しているかどうかに
かかわらず、
われわれは実際は「真我」です。
われわれは実際は「純粋な気づき」です。
われわれが「意識」でなかったことはありません。
ただわれわれは考えることによって、
マインドの煙幕に巻き込まれ、
幻影が映し出すドラマのなかで
我を忘れて夢中になっているだけです。
体の中に湧いてくる感覚や想念を
“自分”だと誤解しているかぎり、
言い換えれば、
「エゴ」が実際に存在すると思っているかぎり、
われわれはその幻影のドラマのなかで
幻の幸福を求め続けなくてはなりません。
この体の中に存在すると想像された「エゴ」こそが
輪廻転生する「魂」ということなのでしょう。
「魂」にそれを辞める力があるでしょうか?
「エゴ」が体験という夢を
諦めることができるでしょうか?
いや、「エゴ」には
覚醒の邪魔をすることしかできないでしょう。
「エゴ」に目覚めを期待するのは、
「努力」に「無努力」を期待するようなものです。
「魂」が転生を卒業することなどできません。
なぜなら、
「魂」というような実体は存在しないからです。
ロバート・アダムスは
【意識の中へ目覚めるのはあなたの運命です】
と言います。
その「あなた」とは、
体の中にいると想像された「エゴ」ではありません。
転生する実体と想像された「魂」でもありません。
それはすでに覚醒している「意識」であるあなたです。
われわれは本来の自分を求めて
「幸福」を探し求めているだけです。
ただ、探す場所を間違えている。
本来の自分の姿を
カルマの投影にすぎない幻影の中に探している。
けれども自分は姿を現すことはできないのです。
なぜなら、
探しているのが自分だから。
いや、正確に言うなら、
「幸福」を探し求めているのは
「神」に導かれている「エゴ」です。
「神」は「エゴ」が自分の方を振り返るまで、
その導きをやめることはないでしょう。
だから「エゴ」は
自分の存在を信じていられる間は、
状況を改善する体験を模索しつづけ、
苦しみと束の間の快楽を繰り返しながら
カルマの投影である幻影の中を探し求めるのです。
でも、
いつかはそれが、
不可能な夢だと理解しはじめるのです。
それを理解するのはいつなのか?
カルマの投影である「現れ」が展開するドラマが
それは今だと教えてくれるでしょうか?
いや、それは無理です。
カルマとは現れの中に幸福を求める夢なのですから。
では、誰が、いつそれを決断するのでしょうか?
その決断には何千回の転生が必要なのでしょうか?
それは<今>では、いけないのでしょうか?
誰かが号令をかけてくれるのでしょうか?
どこかからドクターストップがかかるのでしょうか?
リングの外からタオルが飛んでくるでしょうか?
いいえ、どこからも、
誰からも、どんな号令もかかってきません。
「現れ」が展開する幻影のドラマは
永遠に展開し続けるでしょう。
宇宙は宇宙が永遠に存在するために
存在しているのですから。
神は永遠に待つことができます。
なぜなら神は、
誰をも待ってなどいないからです。
神は自分独りしか存在しないことを知っています。
「エゴ」という幻影がギブアップするのは、
「エゴ」の中に熟成した理解次第です。
ロバート・アダムスは
【あなたが自分自身として世界にどう反応するかが、
どの方向へあなたが進んで行くのかを
決定するのです。】
とその辺りの機微を語ります。
そして見かけてとして起こっている世界に
どんな間違いもないのだと。
【あらゆることがまさに今あるがままで正しいのです。
これを理解しようとしたり、
解明しようとしたりしないでください。
それをそのままにしておいてください。】
と。
しかし、ロバート・アダムスは、
そのようなことが起こる時点が来るためには、
これを理解しようとしたり、
解明しようとしたりするマインドの努力が
必須だったことも知っているでしょう。
ただ、
いつかどこかで、
それぞれの「エゴ」は、
外側の「現れ」のなかに幸福を探し求めることに
限界を予感することでしょう。
辞めるのは別に
いまでもいいのではないか、と。
世界は複雑すぎて
とてもすべてを理解することなどできない。
自分のまわりの狭い状況すら
制御することはできない。
この世界を投影しているのは自分の反応だという。
そうなのかもしれない。
いずれにしろ、
自分はもう諦める。
自分はもうこの世界という夢から
一抜ける。
世界は私の助けを必要としていないらしい。
実際、今となってみれば、
私などいなくとも
世界が回っていくのは自明のことじゃないか。
「浪速のことは夢のまた夢」
(-||-)
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あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
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(-||-)
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永久的なもの、
それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
──────────────────
……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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キンドル本の『地球世界はかなり特殊』
手にとっていただけました?(^^;)
アマゾンに入って
【地球世界はかなり特殊】と検索してくださいね。
読み物として面白ければと思っています。
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■ 2.編集後記:
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だんだん油気が抜けていくようです。
「エゴ」としてはもちろん、
すべてに逆らってゆきたい。
けれども、
その逆らう力を保てなくなってくる。
誰が気にする?
(*^_^*)
今日は晩くなりました。
お休みなさい。
(-||-)
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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