━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2025/11/2(第1124号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。
あなたは気づきです。あなたが気づきなのだから、
それを得たり、培ったりする必要はありません。
あなたがしなければならないことは、真我でない他の物事に
注意を払うのをやめることだけです。(Ramana Maharshi)
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。
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◇◇ もくじ ◇◇
1.世界は変えられない(「静寂」23)
2.編集後記
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■1.世界は変えられない(「静寂」23)
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急に寒くなりましたね。
さて、またまた一週間が過ぎて、
楽しい“アセンション噺”と
“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。
『アセンション館通信』配達人のpariです。
この永遠の<今>を
いかがお過ごしでしょうか?
まだまだ聖なる催眠にかかったままのpariですが、
あるがままの自分に感謝することを覚えはじめました。
ということで、今週は
ロバート・アダムスの邦訳本『ハートの静寂』の
最後近くにある「18章 賢者」という章の
いくつかの一節の一部をご紹介したいと思います。
(相変わらず
常識の範囲を超えた長すぎる引用ですが、
これが本書の出版に関われた方々の
ご迷惑になる無断引用ではなく、
本書の販促に貢献する
無料宣伝となることを願っています。(-||-) )
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感覚があなたに語るどんなことも
信じないようにしてください。
私があなたに語ることを受け入れないでください。
ありとあらゆることについて
心配することをやめるのです。
心配することをやめてください!
すべてはうまくいっているということを
覚えておいてください。
あなたが住んでいる世界は、
あなたについてすべてを知り、
あなたの世話をし、
あなたが必要とする物事を、
あなたが知ることもない正しいやり方で
満たしてくれる知性的世界です。
それを信頼してください。
『ハートの静寂』(p433)
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全知全能の絶対の叡智が
すべての必要を満たしてくれている世界。
何ひとつ心配する必要のない世界。
そうあってほしい世界ですよね。
そうあってほしいということは、
実際はそれが現実だということなのでしょうね。
それ以外にそう感じられる理由は
ありえないと思われます。
それを一点の疑いもなく
信頼することができればいいのでしょう。
しかし、それのような信頼は
考えることによっては得られません。
考えるとは、
そういうことを疑うことなのですから。
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自分が理解しないことに信念をもってください。
すべての恐れを振り落としてください。
人々が何かを恐れていることは、
私にはとても可笑しいことです。
この全宇宙に
恐れに基盤をもっているものは何もありません。
恐れは人間的感情です。
あなたが思考をもたなければ、
恐れる人は誰もいません。
あなたが考え始め、
あなたのマインドが
あなたのためにイメージを描くときだけ、
明日、あさって、あるいは今、
ここで起こるかもしれない
あらゆる種類の状況を想像し、
それから恐れ始めるのです。
あなたはたった一つの理由で恐れます。
それは、
あなたは自分とは本当に何かを
理解していないからです!
『ハートの静寂』(p434)
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【自分が理解しないことに信念をもってください。
すべての恐れを振り落としてください。】
そんなことをできるはずがありません!
と、まあ思いますよね、思考の中では。
そしてわれわれは
その思考を自分と思っているわけです。
> 恐れる人は誰もいません。
そのことはどんなに考えても
思考が理解できることではありません。
思考は死力を尽くして
生き残りを賭けて思考の妥当性を主張します。
自分が考えることこそが正しいのだと。
しかし、
われわれが考えるかぎり
> あなたが考え始め、
> あなたのマインドが
> あなたのためにイメージを描くときだけ、
> 明日、あさって、あるいは今、
> ここで起こるかもしれない
> あらゆる種類の状況を想像し、
> それから恐れ始めるのです。
われわれは心配を辞めることはできない。
なぜか?
なぜなら、
> あなたは自分とは本当に何かを
> 理解していないからです!
ああ……。(;_;)
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恐れが出現するどんな時間や空間もないのです。
時間と空間は存在していません。
ただ真我だけが存在しています
──純粋な気づき、絶対的実在、
それ以外何もありません。
そして、
あなたはそれです。
『ハートの静寂』(p434)
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実在の中には
どんな物語も存在できないというのに。
そして体が抱えるカルマが投影する
蜃気楼としての世界の中で
われわれがどれほど頑張っても
世界の矛盾を究極的に解決することなど
不可能だというのに……。
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人間がどれほど頑張ろうと、
世界を変えることは実質的に不可能だ、
とあなたはわかります。
世界はまさにそうあるべく展開しています。
人間の人間に対する非人間的行為は
いつもあることでしょう。
いつも人間同士間の衝突、
対立、
戦争があることでしょう。
これは存在のこの幻想次元では、
まったく自然なことです。
というのは、
もしこれが二元性の次元であることを
あなたが理解したなら、
どうして物事が片方だけなどということが
ありえるでしょうか?
あなたは完全に平和な世界を想像できますか?
あらゆる人がお互いを愛している世界。
それは理想的ですが、
私たちは勘違いした状態で、
それが本当であればいいのにと望みます。
しかしながら、
それはこの惑星の性質ではありません。
この惑星は今そう見えるのと同じように混乱し、
複雑であることになっているのです。
あらゆることが
まさに今あるようになっているのです。
このことをただ理解することは進んだ状態です。
というのは、
自分は他人を助けない、
とあなたは言いませんが、
それでも他人を助けることはできないことを、
あなたは理解しつつあるからです。
たとえあなたがそうできるように見えても、
です。
それは逆説的です。
『ハートの静寂』(p440-441)
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われわれが毎日見ている現象世界で
どれほど多くの人々が
それぞれの立場で良かれと望みながら、
どれほどの努力を重ねていることでしょうか。
しかし、どれほど人間が努力したところで、
それがこの全宇宙の非人間的行為や
人間同士間の衝突や対立や戦争を
完全に消滅させられるとは思えません。
もしそんなことができるとしたら、
とっくのとおに、それは実現していたでしょう。
そうすればこんなふうに考える
思考は存在していなかったでしょう。
考えることで平安を実現することなどできません。
平安は思考のないところに、
思考の煙幕の背景として
すでに存在しているのですから。
人間的思考によって
平和な世界を創ることなどできません。
いまだに全宇宙が完全な平和に満たされて
消滅してはいないわけですから。
世界は蜃気楼の中に世界として現れ続けています。
青空の青のように。
砂漠の蜃気楼の中の逃げ水のように。
たった今、全現象宇宙のなかに
このわれわれの地球次元が包含されていることを
忘れてはいけません。
> あなたは完全に平和な世界を想像できますか?
いいえ、pariに現れる思考ですら
それを想像することはできません。
> あらゆる人がお互いを愛している世界。
> それは理想的ですが、
> 私たちは勘違いした状態で、
> それが本当であればいいのにと望みます。
そういう世界がありうるのかと
かつてはpariも信じていました。
しかし、今では、
いや、それはありえない、と理解しています。
> しかしながら、
> それはこの惑星の性質ではありません。
単に「この惑星」の性質でないだけではなく、
「この惑星」を含む全現象宇宙の性質ではないのです。
> この惑星は今そう見えるのと同じように混乱し、
> 複雑であることになっているのです。
この惑星も、
そしてこの惑星を含む全現象宇宙自体も
今そう見えるのと同じように混乱し、
永遠に複雑でありつづけるでしょう。
あらゆることが
まさに今あるようになっているのです。
> このことをただ理解することは進んだ状態です。
pariですらそれを理解せざるをえなくなりました。
> それでも他人を助けることはできないことを、
> あなたは理解しつつあるからです。
やっと、
自分すら助けることのできない人間に
他人を助けることなどできるはずもないことが
わかるようになってきました。
> たとえあなたがそうできるように見えても、です。
わたしですら、
それが不可能なことが理解できるようになりました。
人間に可能なのは
自分を救える自分など存在しなかった
と理解することだけだとわかってきたのです。
自分を救う必要などなかったのだと。
救われるべき自分など存在しなかったのだと。
(-||-)
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あなたは在る。
ほかのすべては現れにすぎない。
『私は在る』(p421)
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(-||-)
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永久的なもの、
それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
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……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.編集後記:
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とことん賢者の口真似をする
そういう道をたどる者もあるのでしょうか。
良かれ悪しかれ、
ひたすら自分の道を進むよりほかはありません。
あるがままの自分に感謝します。
(-||-)
今日は晩くなりました。
お休みなさい。
(-||-)
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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