home > 通信 >意見を取り除く(「静寂」17):『アセンション館通信』第1126号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2025/11/16(第1126号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】──「私は在る」に導かれ♪──
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

アセンション館主人pariとの一体化が緩んできた意識に
相変わらず起こりつづけている想念を報告しています。

 あなたは気づきです。あなたが気づきなのだから、
 それを得たり、培ったりする必要はありません。
 あなたがしなければならないことは、真我でない他の物事に
 注意を払うのをやめることだけです。(Ramana Maharshi)

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。

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◇◇ もくじ ◇◇

1.物質波・RAS・究極の暴虐

2.編集後記
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■1.物質波・RAS・究極の暴虐
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銀河宇宙評議会からの視察使艦とも噂される

史上3番目の恒星間天体「3I/ATLAS」は

我らが母星地球の現状について、

太陽にどのように報告していったでしょうか?

相変わらずこの夢の中では

一週間がまさに飛ぶように過ぎ去ってゆきます。

さて、またまた一週間が過ぎて、

“アセンション噺”と

“「私は在る」噺”を紡ぐ今がきました。

『アセンション館通信』配達人のpariです。

この永遠の<今>を

いかがお過ごしでしょうか?

前回、われわれが見ることができる現象宇宙が

ひとつの“波動現象”であることは、

すでに地上科学での公認の知見であることに触れました。

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 波動
 
 波動(はどう、英: wave)または波(なみ)は、
 エネルギーが伝わる現象・
 幾何学的に同じようなパターン(波形)が
 空間を伝播する現象のことである。
 
 https://ja.wikipedia.org/wiki/波動
──────────────────

われわれが見る世界、

この肉体としてのわれわれが知覚する“見かけ”は

媒質の上に現れた波(の動き)だったわけです。

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 ……
 人間が目にする光が電磁波の一種であることは
 1864年に提案されたジェームズ・クラーク・マクスウェルの
 電磁気学の理論から予想された。
 ……
 光の波動説を取る際、
 波動を伝える媒質が必要であるという考えから、
 光の媒質としてエーテルという物質の存在が仮定された。
 エーテルの性質は1851年のフィゾーの実験や
 1887年のマイケルソン・モーリーの実験などを通じて検証されたが、
 マイケルソン・モーリーの実験結果や特殊相対性理論を通じて、
 現在ではエーテルのような媒質は存在せず、
 電磁波は真空中を伝播すると理解されている。
 
 https://ja.wikipedia.org/wiki/波動
──────────────────

19世紀までは地上の科学は

「光の媒質としてエーテルという物質」の存在を

仮定していました。

しかし

「現在ではエーテルのような媒質は存在せず、

 電磁波は真空中を伝播すると理解されている」ようです。

同じウィキペディアの記事では

物質が波動であることを次のように略述しています。
 
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 物質の波動性
 
 1924年、ルイ・ド・ブロイは
 アルベルト・アインシュタインの光量子仮説に触発され
 物質波という考え方を提案した。
 エルヴィン・シュレーディンガーは
 ド・ブロイの物質波の理論の一般化を試み波動力学を創始した。
 波動力学は、
 先行して発表されたヴェルナー・ハイゼンベルクらによる
 行列力学と合わせて量子力学として発展した。
 
 物質波の考えは1923年から1927年に行われた
 デイヴィソン=ガーマーの実験によって実験的に裏付けられた。
 
 https://ja.wikipedia.org/wiki/波動
──────────────────

どうやら、われわれが日常生活で

固有の実体が在るものと想像している「物質」は、

すでに現在の地上の科学(量子力学)でも、

“物質波”という「真空」の空間を伝わってくる

波動現象であることが【実験的に裏付けられ】ている

ということのようです。

われわれが日常生活的に

これほどにも問題にし、

これほどにも気にかけ、心配している世界は

実際は何もないところに一瞬浮かび上がった

いわば幻影であることが、

すでに地上の最先端物理学(量子力学)でも

【実験的に裏付けられ】ているというのです。

そうなると当然、

何もないところに知覚像が浮かび上がる、というとき、

では、何がその幻影を、そのように、

浮かび上がらせているのか、という疑問が湧きます。

この点に関連して前回取り上げたのは

誰がその「見かけ(知覚像=幻影)」を見ているのか?

という観点でした。

その観点は、

誰がその「見かけ(=幻影)」を意識しているのか?

とか、あるいは

誰がその「見かけ(=幻影)」に注意を向けているのか?

と言い直すこともできるかもしれません。

そしてこれに関して前回は、

18世紀の哲学者ジョージ・バークリーの

「誰もいない森で一本の木が倒れたとき、

 その木は音を出したか?」という
 
非常にイメージ喚起力に富んだ刺激的設問を紹介しまし。

こう言われると、普通なら、

「いや、たとえそれを聞いている人がいなくても、

 それは、当然、音を立てているでしょう」

と答えたくなるところです。

しかし、ジョージ・バークリーは

その常識的判断の間隙を突きます。

「誰も聞いていないのだ。

 その音はどこに存在できるというのか?」と。

こう言われて初めて、

人は、無人の森の中で倒れた木が立てる音は、

ただの想像の中にしかないことに気づきます。

これに関連するラマナ・マハルシの言葉は

きわめて素朴かつ端的です。

──────────────────
 見る者なしには見られるものも存在しません。
 見る者を見出しなさい。
 創造は見る者の中に含まれているからです。
 
 『真我』(p80)
──────────────────

と。(-_-;)

まったくです。

こう言われると、

「見る者」がいないところに

「見られるもの」だけが存在することは、

ありえないことが誰にも自明にわかります。

従来の地上の自然科学は

「意識」に関しては完全に不問に付してきました。

そして現在、

その地上の自然科学の到達点とも言える

「量子力学」は、

「物質」とは真空中を伝わる“物質波”の振る舞い

であると【実験的に裏付け】たわけです。

その地上の自然科学の到達点と

ラマナ・マハルシなどの賢者の智慧を合わせれば、

現れた「見かけ」をそのように幻出させているのは

「見る者」の観点、

「見る者」の信念、

「見る者」の思い込み、

「見る者」の意識波動であることは

疑問の余地がないと言えそうです。

思えば、このあたりのことについて

初めてpariにヒントを与えてくれたのは

『あなたの神話』(コスモ・テン1996年)
(ドリアン・G・イスラエル著、松岡敬子訳)

という本でした。

──────────────────
 あなたの広大な意識の中には、
 さらに多くの意識を助長し促進する
 能力をもったシステムが存在します。
 それが本来の意義ある目的に従って使われると、
 宇宙の数々の宝物を新たにもたらします。
 地球上の科学者たちには
 まだ完全に解明されていませんが、
 彼らはそれを「RAS」
 (Reticular Actvating System=網様活性化システム)
 と呼んでいます。
 
 いまRASは、
 エゴの理性によって使われています。
 そしてそれと同じように、
 現在の信念と対立するかもしれない
 あなたの経験という外側のイメージに対する
 強力な防御策として機能しています。
 つまりごくかぎられた感覚的印象(電磁気的障壁)しか
 あなたの意識に入れないようにし、
 その他のものはすべてブロックしてしまう
 選別・モニター装置として働いているのです。
 そのシステムによって
 あなたの注意はある特定のものにだけ引かれ、
 それ以外は無視します。
 
 そしてその意識内への進入許可システムを
 導き活性化するのはあなたの信念です。
 RASはあなたの信念が支持するできごとしか
 意識内へ侵入させません。
 だからそこに悪循環が生まれる可能性があります。
 あなたはそこにあると
 自分がすでに信じているものにしか気づかないし、
 自分がもっていると信じているものしか受け入れません。
 あなたが見ているのはあなたが信じているものなのです。
 
 『あなたの神話』(p55-56)
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われわれが見て、体験しているのは、

われわれが信じているものだというのです。
 
『プレアデス+かく語りき』の中に描かれていた、

「究極の暴虐」という言葉が意味していたことが

われわれにも了解されてくるようです。

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 第8章 究極の暴虐の及ばないところ
 
 社会における究極の暴虐は
 戒厳令による支配ではありません。
 意識を心理的に操作することによって
 支配することこそ究極の忘却です。
 意識を心理的に操作して現実を規定し、
 その現実の中にいる存在は
 自分が檻の中に閉じ込められていることすら
 気がつかないのです。
 このような状況の中にある人々は
 彼らが存在する場所の外に
 何かが存在するということすら知りません。
 私たちは
 あなた方が教え込まれてきた存在の枠組みの
 外側にあるものを代表しています。
 その場所は
 あなた方が時々勇気を持って足を踏み出す場所であり、
 あなた方に住んでもらいたいと
 私たちが願っている場所です。
 その場所は社会が
 あなた方の適切な居住の場所として教えてきた枠の
 外側に位置しています。
 
 『プレアデス+かく語りき』(p126)
──────────────────

意識は、

じつにさまざまな形で

自分を閉じ込めて遊んでいるようです。

むろん、

それを「遊び(リーラ)」と感じられるならですが。

しかし、

それを真に「遊び(リーラ)」と感じる者は

じつは存在していないのでしょう。

そこには“誰”もいないのですから。

ただ、「私は在る」だけが在る。

「私は『私は在る』で在る」

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
 
 『私は在る』(p421) 
──────────────────

(-||-)

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 永久的なもの、
 それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
 
 『あるがままに』(p58) 
──────────────────

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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読み物として面白ければと思っています。

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■ 2.編集後記:
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まだまだ余裕のある思考の断末魔です。

この身体で終わらせることができるか?

良かれ悪しかれ、

ひたすら自分の道を進むよりほかありません。

あるがままの自分に感謝します。

お休みなさい。

(-||-)


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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