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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.119 2006,06/4(第119号)
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つまり、“アセンション”という言葉の流通拡大を手段として、
地球住民の“集合意識”の基盤を“ゆるめ・ひろげ”ることによって、
地球が向かう新しい光り輝く世界への次元移動を、できるだけ自然で、
スムーズなものにすることを目的に週刊で発行されています。(^_-)


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“アセンション”という言葉を聞いたことがない方は、発信サイトで
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要するに、グレゴリオ歴2012年12月22日をひとつの仕切として、これからわず
か7年ほどの間に、前後のつながりを辿れなくなるほどの大激変を通過して、
われわれは光り輝く圏域に移行するという、なんともはや嬉しいような、恐ろ
しいようなお話に“悪乗り”して行こう、という楽しい話題を振りまいていま
す。(^^)/

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◇◇ もくじ ◇◇

1.『国家の品格』

2.写経ニサルガダッタ:自己同一化からの自由

3.編集後記:口だけ人間が言葉が出なくなってきたら……
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■ 1.『国家の品格』
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今日は午前中は残った稲の苗を少し田圃の隙間に植え込んでから、防獣ネット
の設置に入りました。

これからじっくり時間をかけて楽しむつもりです。

なにしろ敷地に斜面が多いものだから、結構、先は長いんです。

今年はちゃんと稲の収穫までたどり着きたいんで……。

一昨年の初年度は「ビギナーズラック」で、我が箱庭棚田からちゃんとお米の
収穫ができました。

ところが、それはどうも単に近隣のシカとイノシシが我が箱庭棚田の存在を知
らなかったからにすぎないらしい。

去年は収穫時期になって、一週間かけて見事にイノシシにしてやられました。

防獣ネットを張り終わるまでに一週間以上かかってしまったからです。

最後に防獣ネットの仕上げ時期には棚田の稲がすべて荒らされ終わって、もう
ネットを仕上げる意味がなくなってしまった。(;_;)

それで改めて気がついたんだけど、ちゃんと“収穫までたどり着く”というの
がわたしの今回の人生での学習課題みたいなんですよね。

というか今回の人生でやってこなかったことのエッセンスとでもいうのか。

頭で理屈が通ると、もうそれで一件落着したような気になってしまう。

それで済むんならねぇ。

もう100回でもゲームクリアまで持っていけたんだろうけど。(^_-)

ここは物理次元、まあ、そう簡単にコトは運びませんわ。

(^^;)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”にお付き
合いいただく時間がやってまいりました。(^^)/

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

ニサルガ師匠に八方を押さえられ、いよいよわがマインドも進路を断たれ気息
奄々かなどと杞憂に耽っていたんですが、そうは簡単に年貢を納めるわけには
いきません。

ここでまたまた息を吹き返し、少しは元気を取り戻そうかという案配です。

しばらく振りに本を一冊読みました。

一冊というのは少し大袈裟で……、小さい本。(*^_^*)

新潮新書です。

ご存知ですか……、『国家の品格』という藤原正彦さんの本。

現在24刷、100万部のベストセラーだそうです。

面白かったですよぉ、アッという間に読んでしまいました。

目から鱗が落ちるという類の見識がいくつもあって、堪能しました。

こういう本が100万部も売れるということは、まさに日本人の集合意識のど
真ん中を射抜いたんでしょうね。

一定年齢以上の日本人が、待ち望んでいた言葉なんだと思います。

おかげで知的刺激を与えられ、マインドがすっかり活気づいてしまって。^^;

例によって、無断引用でご紹介しちゃおうかな。

わたしの方は、あまり「品格」が関係ないので。(^_-)

……そういえば、このところちょっと盗作騒ぎがありましたね。

何とか賞を授与するなんていっても、選考なんてあれくらいの判断力でやるも
のなんですね。(@_@)

へーと思ってしまいました。

まあ、最初から盗作を疑って調べるわけではないでしょうから、仕方がないの
かもしれませんけど。

あ、それで、ご紹介、ご紹介。

短い本なので、買って読んでいただくのが手っ取り早いんですが、ご紹介する
としたら目次部分をご紹介するのがいちばんの早道かもしれません。

----------------------------------------------------------------------
 第一章 近代的合理精神の限界
 
  すべての先進国で社会の荒廃が進行している。その原因は、近代のあらゆ
  るイデオロギーの根幹を成す「近代的合理精神」が限界にぶつかったこと
  にある。
 
 第二章 「論理」だけでは世界が破綻する
 
  「論理を徹底すれば問題が解決できる」という考え方は誤りである。帝国
  主義でも共産主義でも資本主義でも例外はない。「美しい論理」に内在す
  る四つの欠陥を指摘する。
 
 第三章 自由、平等、民主主義を疑う
 
  自由と平等の概念は欧米が作り上げた「フィクション」である。民主主義
  の前提条件、「成熟した国民」は永遠に存在しない。欧米社会の前提を根
  底から問う。
 
 第四章 「情緒」と「形」の国、日本
 
  自然への感受性、もののあわれ、懐かしさ、惻隱(そくいん)の情……。
  論理偏重の欧米型文明に代わりうる「情緒」や「形」を重んじた日本型文
  明の可能性。
 
 第五章 「武士道精神」の復活を
 
  鎌倉武士の「戦いの掟」だった武士道は、日本人の道徳の中核をなす「武
  士道精神」へと洗練されてきた。新渡戸稲造の『武士道』を繙きながら、
  その今日性を論じる。
 
 第六章 なぜ「情緒と形」が大事なのか
 
  「情緒と形」の文明は、日本に限定すべきものではない。そこには世界に
  通用する普遍性がある。六つの理由を挙げて説く「情緒と形」の大切さ。
 
 第七章 国家の品格
 
  日本が目指すべきは「普通の国」ではない。他のどことも徹底的に違う
  「異常な国」だ――。「天才を生む国家」の条件、「品格ある国家」の指
  標とは。
  
                         『国家の品格』(p8-9)
                       http://tinyurl.com/k3fy7
----------------------------------------------------------------------

どうです?

ちょっとヒットしましたか?

まあ、目次部分ですから、ここから著者の言葉のリズムを伺うわけにはいきま
せんけど、どういう内容の本かは見当がつきますよね。

新潮新書の帯には、「すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論!」
とあります。

特に、第二章の“論理を徹底すれば問題が解決できる”という考え方は誤りだ
という論証部分は、とても「論理的」で説得力がありましたよ。(^_-)

わたしの最近の好きな言い方の「モノは言いよう」と、とても類縁だと思いま
した。

じっさい、理屈は何とでも付けられますから。

……。(-_-;)

じつは、このことについてだけは、わたしちょっと自信があるんです。^^;

むかし、インドのプーナのアシュラムに短期間行ったとき、向こうで「グルー
プ」と言っていたグループ・セラピーというかワークショップにいくつか参加
しました。

なんという名前の「グループ」だったか、参加したあるワークショップの中に
こんなセッションがありました。

それは、“論理(=マインド)”との自己同一化を意識させ、その同一化を剥
がす練習みたいなゲーム・セッションです。

“立場”に応じて“理屈”は何とでもつけられるということを如実に体験させ、
その“理屈”に「自己同一化」した状態を自覚させるのが、まあ、目的と言え
ば目的だったんでしょうね。

で、具体的には、参加メンバーがそれぞれパートナーを変えながら、与えられ
たあるテーマでそれぞれ相手と逆の立場に立って論争するんです。

一見、ディベート・セッションみたいなのですが、もちろん、アシュラムです
るグループですから、単純なディベートということはありません。

論争の真っ最中に「チーン」とチベタンベルの合図が鳴ると、その瞬間にそれ
までの立場をパートナーと交替します。

つまり、それまで自分が擁護していた立場から180度変わって、今度はその
立場を取る相手を論破する理屈を展開するというわけです。

ところが、自分でも意外だったのですが、このマインド・セッションはわたし
にとても向いていたらしく、自分が滅茶苦茶に“強い”らしいということを知
りました。(>_<)

通常のエナジー・グループ、瞑想グループ、ハート・グループなどはからきし
のわたしが、このマインド・セッションだけは、めっぽう“強い”。(-_-;)

チーンと鐘が鳴ったとたんに、いともやすやすと、それまでとまったく反対の
理屈を滔々とまくし立てているんです。

節操のないことおびただしい。

相手になった方は、しどろもどろになって……。(;_;)

まるで向かうところ敵なしという案配でした。

まあ、“下根”ということなんでしょうけど。

……というわけで、話が脱線しましたが、まったく「モノは言いよう」です。

なんとでも言えます。

その何とでも言える「論理」を徹底したところで問題を解決できるわけではな
い、ということを藤原正彦さんはおっしゃっているわけです。

どういう大局観のもとに、どういうバランス感覚で、どういう方向に「論理」
を展開しようとするのか、それが大切なんだということです。

そして、その大局観、バランス感覚は、一種の美的感性みたいなもので、それ
が“「情緒」と「形」の国”日本の宝物なんだと、まあ、おっしゃっているわ
けです。

たとえば、愚かな「論理」が突っ走った例をこんなふうに書かれています。

----------------------------------------------------------------------
  かくしてアメリカの多くの高校では、国語の単位に代えてタイプの単位を
 取ってもよいということになりました。その結果、思惑通りにタイプは打て
 るようになりましたが、打つべき英語の方が崩壊してしまいました。
  一九七〇年代の後半になると、海軍の新兵さんの二五%が武器の取扱書を
 読めなくなってしまいました。さすがにアメリカ政府もあせって、「これで
 はソ連に負けてしまう」と危機感を持ち、一九八三年に『A National Risk』
 という本を出して、もっと基礎・基本の教育をきっちりやろうという流れに
 変わりました。この本は『危機に立つ国家』というタイトルで邦訳も出てい
 ます。
  アメリカ人のすべてが社会に出たらタイプを打つ。だからタイプは出来な
 ければいけない。ならば学校で教え、みながタイプを打てるようにしよう。
 これは正しい論理です。正しい論理を追求していって、惨憺たる結果を招い
 たわけです。
 
  小学生に株式投資?
  アメリカのエリートは、アメリカ人の英語を潰すためにこんなことを思い
 ついたのではありません。一生懸命に考えて考えて、その果てにたどり着い
 た結果がこの程度だった。
  愚考は繰り返されます。いま、アメリカの小中学校約二万校で、株式投資
 を教えているそうです。株式投資と言っても、本当に株を買うわけではあり
 ません。例えば今日、ソニーの株を三千株買うと仮定する。何度か売り買い
 をして、三ヶ月後なら三カ月後と決めて、その間のパフォーマンスを競うわ
 けです。そういうことを小学生、中学生がやっている。
  アメリカの教育学者たちは、それを自画自賛しています。「小学生たちが
 新聞の経済欄に目を通すようになった」「社会に目が開かれた」と言います。
  英語にどういう表現があるのか知りませんが、日本語ではこういう場合に
 なんと言うかははっきりしています。「付ける薬がない」です。
 
                        『国家の品格』(p36-38)
                       http://tinyurl.com/k3fy7
----------------------------------------------------------------------

「付ける薬がない」……。(^_-)

素敵な婉曲表現ですね。

むかし数学者の岡潔さんが、世界でいちばん教育が上手だった日本が、世界で
いちばん教育が下手なアメリカに教育方法を指導される不幸の結果を心配され
てましたけど……。

早坂暁さんの脚本で、山田洋二監督の『ダウンタウン・ヒーロー』という映画
をご覧になったことがありますか?

最近出たDVDで見たんですけど……、そこに出てくる高校生と現在の高校生
の精神年齢の違いを思うと……。(-_-;)

岡潔さんがおっしゃった意味が少し分かるような気もします。

あ、山田洋二監督と言えば、『たそがれ清兵衛』はご覧になりました? (@_@)

話が流れに流れますね。(^_-)

あの清兵衛の子どもたち、そしてあの子たちが通う寺子屋……。

ちょっと涙ぐむような感じがありました。

よくぞ創ってくれた、と思った。

あの寺子屋の雰囲気が、小津安二郎監督の『東京物語』に出てくる尾道の小学
校の教室の雰囲気につながっているんでしょうね。

ところで現代の日本の小学校ですが……。

----------------------------------------------------------------------
  小学生に英語?
  アメリカの悪口を随分言いましたが、日本だって似たようなものです。例
 えば二〇〇二年から始まった「決定版ゆとり教育」によって、現在、全国の
 九割以上の小学校で英語が教えられています。私に言わせれば、小学校から
 英語を教えることは、日本を滅ぼす最も確実な方法です。
  公立小学校で英語などを教え始めたら、日本から国際人がいなくなります。
 英語というのは話すための手段に過ぎません。国際的に通用する人間になる
 には、まず国語を徹底的に固めなければダメです。表現する手段よりも表現
 する内容を整える方がずっと重要なのです。英語はたどたどしくても、なま
 っていてもよい。内容がすべてなのです。そして内容を豊富にするには、き
 ちんと国語を勉強すること、とりわけ本を読むことが不可欠なのです。
 
                        『国家の品格』(p39-40)
                       http://tinyurl.com/k3fy7
----------------------------------------------------------------------

ふーむ。

……“立場”を持てば、その“立場”に応じて、いろいろな“正しい”意見を
持てますよねぇ。(-_-;)

(@_@)

あ、バカなこと言って。(*^_^*)

『国家の品格』、とても面白かったんです。^^;

歯切れのいい言葉を聞いて……、気持ちよかったです。

ちょっと、別のマインドも働きました。

当たり前ですが。

その別なマインドについては、今度書くことがあるかもしれません。

わかりませんが。

なんか、だんだん脂気が抜けて来ちゃって……。

今日は、こんなところで。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:自己同一化からの自由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日のニサルガダッタ師匠の写経です。

ゆっくりゆっくり、まわりの風景を味わいながら行くつもりです。

なんとなく浮かない地味な気分……というのがとても貴重なんだ、ということ
を信頼して行こうと思って。^^;

ええと、今日はタイトルとしては【98 自己同一化からの自由】という章です。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 もし私が私自身を知れば、欲望や恐れはなくなるのでしょうか?
 
 マハラジ
 新たな視野にもかかわらず、しばらくの間は既知なる過去への切望と、未知
 なる未来への恐れという精神的習慣が続くことだろう。
 それらがただのマインドにすぎないと知ったとき、あなたはそれらを超えて
 いくことができる。
 あなた自身に関してあらゆる類の観念を持っているかぎり、あなたはあなた
 自身をそれらの観念を通して知るのだ。
 あなたがあるがままに知るには、すべての観念を捨て去らなければならない。
 純粋な水の味を想像することはできない。
 すべての味を放棄することによってのみ、それを発見することができるのだ。
 現在の生き方に興味を持っているかぎり、あなたはそれを放棄しないだろう。
 なじみのあることにしがみついているかぎり、発見は訪れないだろう。
 人生の計り知れない悲しみを完全に自覚し、それに対して抵抗するときにの
 み、出口は見いだされるのだ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p527-528)
 http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

> 質問者 もし私が私自身を知れば、欲望や恐れはなくなるのでしょうか?

なんとなく当然のような気がしていたけど、この人、ちゃんと訊いてくれまし
たね。

> マハラジ
> 新たな視野にもかかわらず、しばらくの間は既知なる過去への切望と、未知
> なる未来への恐れという精神的習慣が続くことだろう。

へー、そうなんだ。

> それらがただのマインドにすぎないと知ったとき、あなたはそれらを超えて
> いくことができる。

“それら”って、“既知なる過去への切望”とか“未知なる未来への恐れ”と
いうことだよね。

なんか、高校の現代文の問題を解いているみたいね。(^_-)

> あなた自身に関してあらゆる類の観念を持っているかぎり、あなたはあなた
> 自身をそれらの観念を通して知るのだ。

自分というものに関して何らかの観念を持っていれば、そういう観念の色眼鏡
を通して自分を判断することになる、ってことね。

まあ、それ以外にはありえませんわね。(-_-;)

> あなたがあるがままに知るには、すべての観念を捨て去らなければならない。

ここのところが、あてどないような、寂しいような気分だよね。

> 純粋な水の味を想像することはできない。

うん。

> すべての味を放棄することによってのみ、それを発見することができるのだ。

“すべての味”が意識のコンテンツ、“純粋な水の味”が意識そのものの比喩
ってことかな。

> 現在の生き方に興味を持っているかぎり、あなたはそれを放棄しないだろう。

出た! (>_<)

そうだと思ったんだ。

それっきゃないよ。

誰の人生も、当人の望み通りってことだよなぁ。(-_-)

> なじみのあることにしがみついているかぎり、発見は訪れないだろう。

あちゃ。(>_<)

きついよ。

でも、この言葉をはっきり聴いておきたかった……。

> 人生の計り知れない悲しみを完全に自覚し、それに対して抵抗するときにの
> み、出口は見いだされるのだ。

やっぱり、流されるだけでは、出口は見つからない。

はっきり自分の方向性を、自ら主張しなければならないってわけだ。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 今こそ私には、インドの永遠なる生命の秘密がこの存在の次元にあ
 ると理解できます。インドはつねにその保管者であったのです。
 
 マハラジ
 それは開かれた秘密であり、そこにはつねにそれを分かちあう用意のある人
 々がいたのだ。
 教師は数多くいるが、恐れのない弟子はまれだ。
 
 質問者
 私には学ぶ用意があります。
 
 マハラジ
 言葉を学ぶだけでは充分ではない。
 あなたは理論を知っているかも知れない。
 だが非個人として、存在の無条件の中心、愛と至福としてのあなた自身によ
 る実際の体験なしには、単なる言語上の知識は不毛なのだ。
 
               『I AM THAT 私は在る』(p528)
 http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

> 質問者 今こそ私には、インドの永遠なる生命の秘密がこの存在の次元にあ
> ると理解できます。インドはつねにその保管者であったのです。

そう。

それは客観的事実みたい。

> マハラジ
> それは開かれた秘密であり、そこにはつねにそれを分かちあう用意のある人
> 々がいたのだ。

(-_-)

> 教師は数多くいるが、恐れのない弟子はまれだ。

あ、まただ。

> 質問者
> 私には学ぶ用意があります。

おお、このひと、言うだけのことは言うね。

> マハラジ
> 言葉を学ぶだけでは充分ではない。

やっぱり。

> あなたは理論を知っているかも知れない。

うん。

> だが非個人として、存在の無条件の中心、愛と至福としてのあなた自身によ
> る実際の体験なしには、単なる言語上の知識は不毛なのだ。

体験するまで、突っ込むしかないわけだよね。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 それでは、どうすればいいのでしょうか?
 
 マハラジ
 在ることを試みなさい。
 ただ在りなさい。
 重要な言葉は「試みること」だ。
 一日のなかで、充分な時間を静かに座ることに当てなさい。
 ただ人格と、その耽溺や妄想を超えていくように試みなさい。
 どのようにするかを尋ねてはならない。
 それは説明できないのだ。
 ただ、成功するまで試みつづけなさい。
 もしあなたが忍耐強くあれば、失敗はありえない。
 もっとも重要なことは誠実さ、真剣さだ。
 あなたはあなただと思いこんでいる個人として在ることに、本当にうんざり
 していなければならないのだ。
 そしてこのひと束の記憶と習慣との無用な自己同一化から自由となる緊急の
 必要性を見なさい。
 この無用な自己同一化に対する揺るぎない抵抗が成功の秘密なのだ。
 結局、人生のあらゆる瞬間において、あなたはあるがままのあなたなのだ。
 だが、けっしてそれを意識したことはなかった。
 おそらく眠りから目覚める瞬間を除いては。
 あなたに必要なことは存在に気づくことだけなのだ。
 言葉としての表明ではなく、ひとつの常在の事実として。
 本来のあなたである気づきが、あるがままのあなたへと目を開かせるだろう。
 それはとてもシンプルなことだ。
 最初に、あなた自身との絶え間ない接続を確立しなさい。
 すべての祝福は自己覚醒のなかへと注がれる。
 観察の中心として在ることからはじめなさい。
 あなたの認識範囲を熟考し、そして行為における愛の中心へと成長していき
 なさい。
 「私は在る」はまったく自然に、努力の跡もなく偉大な樹へと生長する小さ
 な種子なのだ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p527-528)
 http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

> 質問者 それでは、どうすればいいのでしょうか?

それでは、どうすればいいのでしょうか?

> マハラジ
> 在ることを試みなさい。
> ただ在りなさい。

それには、どうすればいいの?

> 重要な言葉は「試みること」だ。

(>_<)

「どうすればいいの?」って訊いているだけじゃ、やっぱりダメか。

> 一日のなかで、充分な時間を静かに座ることに当てなさい。

(-_-;)

> ただ人格と、その耽溺や妄想を超えていくように試みなさい。

そうか。

> どのようにするかを尋ねてはならない。

(>_<)

> それは説明できないのだ。

うん。

> ただ、成功するまで試みつづけなさい。

そうか。

> もしあなたが忍耐強くあれば、失敗はありえない。

(@_@)

> もっとも重要なことは誠実さ、真剣さだ。

いつも、決まっているね。

> あなたはあなただと思いこんでいる個人として在ることに、本当にうんざり
> していなければならないのだ。

出た。(>_<)

> そしてこのひと束の記憶と習慣との無用な自己同一化から自由となる緊急の
> 必要性を見なさい。

そうだよ。

手持ちの時間だってかぎりがあるし。

ナンダンは美しく死に化粧してもらっていたけど……それだって。

> この無用な自己同一化に対する揺るぎない抵抗が成功の秘密なのだ。

“この無用な自己同一化に対する揺るぎない抵抗”……。

ははー……、このフレーズは使えるかも。(-_-;)

> 結局、人生のあらゆる瞬間において、あなたはあるがままのあなたなのだ。

(@_@)

> だが、けっしてそれを意識したことはなかった。

う? う? なにそれ? (?_?)

> おそらく眠りから目覚める瞬間を除いては。

どういうこと?

> あなたに必要なことは存在に気づくことだけなのだ。

(?_?)

> 言葉としての表明ではなく、ひとつの常在の事実として。

あちゃ。(>_<)

> 本来のあなたである気づきが、あるがままのあなたへと目を開かせるだろう。

(?_?)

> それはとてもシンプルなことだ。

チキショー。

> 最初に、あなた自身との絶え間ない接続を確立しなさい。

(-_-)

> すべての祝福は自己覚醒のなかへと注がれる。

……。

> 観察の中心として在ることからはじめなさい。

“観察の中心として在ることからはじめなさい” (-_-)

> あなたの認識範囲を熟考し、そして行為における愛の中心へと成長していき
> なさい。

……。

> あなたの認識範囲を熟考し、……

(-_-)

> そして行為における愛の中心へと成長していきなさい。

そんなことは、まだ意味の見当もつかん……。

> 「私は在る」はまったく自然に、努力の跡もなく偉大な樹へと生長する小さ
> な種子なのだ。

頼りにしてる……。(-_-)

……。

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いいたします。

よろしければ、気が向いたときにお付き合いください。


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■ 3.編集後記:口だけ人間が言葉が出なくなってきたら……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なんだか……、はかばかしく言葉が出なくなってきちゃった。^^;

口だけ人間が言葉が出なくなってきたら、どうなるのか?

まあいい。

ニサルガダッタか、内なるグルだかが上手くやってくれるんだろうさ。

というわけで今回も……。

前号に続いて、著者のご了解を得ている「祈願文」という内容の文章を掲載さ
せていただきます。

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17.2001.7.7 地球さんへ

            【 祈 願 文 】 

56億年の永きにわたり、多くの魂に学舎を提供されてきた、地球さん、
本当にありがとうございました。
満身創痍でボロボロになりながらも、一言の愚痴も言わず、ただひたすら
大いなる愛で耐えてこられたあなたに、深く感謝いたします。
もうすぐ光の次元へ戻られるとのことですが、一日も早く傷を癒され、
元気な姿で光に還られますよう心よりお祈りいたします。
天の父よ、天の母よ、どうか私達の祈りを聞き入れ、地球さんにたくさんの
癒しの光をお送り下さい。

           海よ山よ空よ森よ川よ    よみがえれ

         生きとし生けるもの全て  よみがえれ

            地球よ         よみがえれ
------------------------------------------------------------------

<(_ _)>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pari♪jk2.so-net.ne.jp(“♪”→“@”に。m(_ _)m)
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