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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.124 2006/07/9(第124号)
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガは“アセンション情報の広告塔メルマガ”です。

つまり、“アセンション”という言葉の流通拡大を手段として、
地球住民の“集合意識”の基盤を“ゆるめ・ひろげ”ることによって、
地球が向かう新しい光り輝く世界への次元移動を、できるだけ自然で、
スムーズなものにすることを目的に週刊で発行されています。(^_-)


◇◇ このメルマガが想定する“アセンション”◇◇

“アセンション”という言葉を聞いたことがない方は、発信サイトで
https://www.ascensionkan.com/demae/ascension.html
このページ↑をご覧ください。

また、特にこのメルマガが想定している“アセンション”という言葉の意味合
いについては
https://www.ascensionkan.com/demae/ascension_m.html
このページ↑をご覧ください。

これまで地球の次元上昇サポートを背後支援に絞ってこられたETの方々が、
ファーストコンタクトに向けて国勢調査を開始されました。
https://www.ascensionkan.com/demae/ET_message.html
ここ↑をご覧ください。

要するに、グレゴリオ歴2012年12月22日をひとつの仕切として、これからわず
か7年ほどの間に、前後のつながりを辿れなくなるほどの大激変を通過して、
われわれは光り輝く圏域に移行するという、なんともはや嬉しいような、恐ろ
しいようなお話に“悪乗り”して行こう、という楽しい話題を振りまいていま
す。(^^)/

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◇◇ もくじ ◇◇

1.自分が何に帰属したいのか、あるいは何にも帰属したくないのか

2.写経ニサルガダッタ: 神はすべてを為す者、ジニャーニは無為の人

3.編集後記: この自分以外の誰になりたいと望むわけでもなく
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■ 1.自分が何に帰属したいのか、あるいは何にも帰属したくないのか
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昔、ある政治家が「人の命は地球よりも重い」とおっしゃいました。

まあ、地球さんがそれを聞いてどう思ったかは知りませんが、当時その科白を
聞いたわたしたちは、それを特に珍奇な科白とも傲慢な意見とも感じませんで
した。

世界中が日本人の人質に対する対応に注目している中で、大金を叩く決断を正
当化しなければならないその時の政治状況の中では、それくらいの大袈裟な言
い方が、ご本人のためにも必要だったのでしょう。

「常識」は集合意識の一面であり、集合意識は長いタイムスパンのなかではい
くらでも動くものですから、この科白が特におかしな科白だったというわけで
もありません。

現に当時のわたしたちは、この科白によって、海外でテロに遭った日本人を救
うために身代金を出せる立派な“口実”ができて、ほっとしたと思います。

むろん皮肉な方は、政治家は口が上手い、くらいは思ったかもしれませんが。

人の命が地球よりも重いかどうかはともかく、「どんなささやかな命にも固有
の意味がある……」なんて言い方がありますよね。^^;

……疑う必要もないので、まあ、それでもいいです。(-_-;)

(*^_^*)

いやー、意味は細部にこそ宿るんですからね。(^_-)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”にお付き
合いいただく時間がやってまいりました。(^^)/

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

人間は、“意味”を感じたがる動物です。

これはしようがありません。

だって、それが“人間の条件”なんですから。

<全体>のなかで“自分”がとっても重要なのが「人間」ですものね。^^;

あなたは、「どんなささやかな命にも固有の意味がある」なんて言い方がお好
きですか?

それとも、「どんなものにも固有の意味などない」なんて言い方のほうがお好
きですか?

これは『神との対話』シリーズの神さまが伝えてくれたすばらしいインスピレ
ーションでしたね。

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  永遠への旅を続け、<マスター>への道を歩いているとき、あなたは人生
 のさまざまな環境や状況、展開に出会う。そのなかには歓迎したくないもの
 もあるだろう。
  そういうとき、ほとんどのひとはいちばんしてはならないこと、つまり、
 これはどういう意味なのかを知ろうとする。
  何かが起こるには理由があるはずだと考え、理由を探ろうとするひとがい
 る。ものごとは何かの「しるし」だと言うひともいる。そこで、何のしるし
 だろうかと知りたがる。
  いずれにしても、ひとは人生で起こる出来事とや経験の意味を知ろうとす
 る。だが、じつはどんなものにもまったく意味はない。人生の出会いや経験
 に隠された本質的な真実などない。
  誰が事実を隠すというのか? なぜ隠すのか?
  もし、あなたがたに真実を見つけさせたいのなら、隠すより明らかにして
 おいたほうが効果的ではないか? もし、神に言いたいことがあるなら、あ
 なたがたに謎解きをさせるより、はっきり言うほうがずっと簡単ではないか?
 (それに、ずっと親切ではないか?)
  じつは、どんなものにも意味はない。あなたが与える意味以外には。
  人生には(life:生命には)意味はない。
  多くの人間は受け入れがたいと思うだろうが、これはわたしの最大の贈り
 物だ。人生(life:生命)が無意味だから、あなたがどんな意味でも決定す
 ることができる。その決定によって、あなたがたは人生のさまざまなもの、
 あらゆるものとの関係を自分で定義する。
  じつはこれが、どんな存在であるかを自分で選ぶという経験の意味(means
 :手段)だ。
  これが自分についていだく最も偉大なヴィジョンの、そのまた最も壮大な
 ヴァージョンにしたがって新たに自己を創造し、再創造するという行為だ。
  だから、何かが起こったとき、どうしてかと問うのはやめなさい。どうし
 て起こったかを自分で決めなさい。選んだり決定することができなければ、
 でっちあげなさい。どうせそうするのだから。
 
                  『神とひとつになること』(P193-195) 
               https://www.ascensionkan.com/books/cwg-5.html
----------------------------------------------------------------------

(^^;)

>  じつは、どんなものにも意味はない。あなたが与える意味以外には。
>  人生には(life:生命には)意味はない。

こう聞くと嬉しいですよねぇ。^^;

でも、だからと言って、「どんなささやかな命にも固有の意味がある」という
言い方が間違っているとか、そういうことでもないでしょうね。

だって、じっさいに、「どんなささやかな命にも固有の意味がある」でしょう
から。(^_-)

ほら、だって、我々の喜びにも悲しみにも固有の意味があるでしょ。

そんなもの、誰に保証してもらう必要もない。

わたしのすぐ上の姉は何年か前に肺ガンで死んだんですが……。

病院での最後の日々に手許に持っていた小さな手帳に……後から見ると、

           「かけがえのない家族の歴史」

と書かれていたと、あとで義兄から聞きました。

(-_-)

……この「かけがえのない家族の歴史」の“意味”を他の誰に保証してもらう
必要もないのは確かです。

その“意味”は、その人生を生きた当事者たちの「思い」とその「記憶」の中
にあるでしょうから。

それは確かなのですが……、と同時に、

>  じつは、どんなものにも意味はない。あなたが与える意味以外には。
>  人生には(life:生命には)意味はない。

という『神との対話』の神さまの言葉の圧倒的真実性と解放感にも疑問の余地
がありません。

そこで、いったい、“意味”とは誰が支えるものなのか……、というポイント
が浮かび上がってくるということになります。

この

>  じつは、どんなものにも意味はない。あなたが与える意味以外には。
>  人生には(life:生命には)意味はない。

という『神との対話』の神さまの「意味」ときわめて近縁な内容を、たとえば、
ラムサは「真実」という言葉の周辺に紡ぎます。

----------------------------------------------------------------------
 ラムサ
 マスターよ、誰もが「唯一の真実」を知りたいと願う。
 だが、もしその「唯一の真実」なるものがあるとしたら、それ以外のすべて
 はいったい何なのだろうか? 
 それらも意識の中ではひとつの現実であるというのに。
 「唯一の真実」とは何なのかわかるだろうか? 
 そんなものはない、ということだ。
 そんなものはないということは、あらゆるものが真実であるということでも
 ある。
 マスターよ、あらゆるものが真実なのだ。
 真実でないものなど存在しない。
 なぜなら、すべてのものは神である思考から生み出されたものだからだ。
 そして、神はひとつの決められた形をとる思考ではない。
 神はすべての思考からなる現実なのだ。
 あらゆるものは現実である。
 というのも、すべては思考によって確実性を与えられ、それぞれが存在の目
 的を持っているからだ。
 あなた方が想像や空想と呼んでいるものも、間違いなく現実である。
 なぜなら、それらも明確な目的を持つ思考によって構築されているからだ。
 
                『ラムサ ホワイトブック』(p214-216)
                       http://tinyurl.com/qpjsn
----------------------------------------------------------------------

というわけで、話の展開はどうしてもそういうことになると思います。

> 「唯一の真実」とは何なのかわかるだろうか? 
> そんなものはない、ということだ。

というラムサの言葉と

>  じつは、どんなものにも意味はない。あなたが与える意味以外には。
>  人生には(life:生命には)意味はない。

という『神との対話』の神さまのメッセージの近縁性はじつに明白です。

そして……、だからこそ片や『神対』の神さまは

> ……これはわたしの最大の贈り物だ。
> 人生(life:生命)が無意味だから、あなたがどんな意味でも決定すること
> ができる。

と言うわけでしょうし、ラムサは

> そんなものはないということは、あらゆるものが真実であるということでも
> ある。マスターよ、あらゆるものが真実なのだ。真実でないものなど存在し
> ない。

と言うのだろうと思います。

そうすると、しかし長年動かしがたい“現実”があるはずの物理次元に生きて
きたわれわれとしては、そのまま黙って納得して引き下がるというわけにもい
きません。

ここは、やはり、一言あってしかるべしです。

----------------------------------------------------------------------
 生徒
 それらが外の現実の世界と一致しなくてもですか?
----------------------------------------------------------------------

そりゃそうですよ。

そう訊きたくなります。

また、そう言いたくなります。

そうすると、答える方は、われわれ地球人の一番大きな“死角”、半田広宣さ
んが伝えるあのシリウスのオコツトが言うところの“人間型ゲシュタルト”に
触れざるをえない、ということになるわけです。

----------------------------------------------------------------------
 ラムサ
 マスターよ、「外の世界」、あなたが「現実」と呼んでいるものは、最も偉
 大な現実、すなわち思考と感情と呼ばれる目に見えない現実から生じる、単
 なる幻であり、創造物にすぎないのだ。
 
                  『ラムサ ホワイトブック』(p216)
                       http://tinyurl.com/qpjsn
----------------------------------------------------------------------

……どうしてもこうなっちゃうわけですよねぇ。うん。(-_-;)

ここでラムサはもう少し丁寧に言葉を加えてくれます。

“単なる幻”、“創造物”というのがどういう意味なのかを。

----------------------------------------------------------------------
 どうやって「外の世界」が存在するようになったと思うのか? 
 それは想像と空想によって創造されたのだ。
 そして、ひとたびそれが物質的な形で現実となると、今度はそれがさらなる
 想像と空想を生み出したのである。
 というのも、それぞれがお互いを生み出し、その両方がまさしく現実だから
 だ。
 マスターよ、思考の中で創造されたもの、つまり意識の中に存在しているも
 のは、物質的な現実という形で現実化しているか否かに関わらず、すべて真
 実なのだ。
 
                  『ラムサ ホワイトブック』(p216)
                       http://tinyurl.com/qpjsn
----------------------------------------------------------------------

> どうやって「外の世界」が存在するようになったと思うのか? 
> それは想像と空想によって創造されたのだ。
> そして、ひとたびそれが物質的な形で現実となると、今度はそれがさらなる
> 想像と空想を生み出したのである。

このことを我々全員が“飲み込む”というのが、まあ、これから始まるプロセ
スということになるんでしょうかねぇ。

この我々が住んでいる地球世界が、無意識の“自律的な物理過程”というよう
なものの中から誕生したのではない、ということを納得する過程が。

そもそも、無意識の“自律的な物理過程”などありえないということを納得す
る過程が。

もう科学者たちの世界では、明らかにそのプロセスが始まっているようです。

最先端の科学者たちは、われわれが棲む物理次元が、無意識の物質過程とは言
えない“何か”によって、それを<神>と呼ばないまでも、何かの意志、少な
くとも何か意識的なものによって設計され、作られている、と考えなければど
うにも理屈が通らない、ということに気づき始めています。

先日、たまたまチケットをいただいて、日本の遺伝子工学の第一人者、筑波大
の村上和雄さんの講演を聴いてきました。

最近は“笑いの研究”をなさっているとかで、聴衆はしょっちゅう大笑いで、
笑いと感動のとにかく面白い講演でした。

日本で今ノーベル賞に一番近い方だそうですが、一流の学者とはこういうもの
かと思いました。

村上さんは言うまでもなくDNA研究の最先端にいる学者ですが、そのDNA
の配列を考えた“サムシング・グレート”の存在を前提しなければ、この奇跡
を了解することはとうてい不可能だとおっしゃっていました。

講演の中で、それがいかに不可能かの比喩として、袋の中に何万とかいう自動
車の部品を入れて、その袋をいくら揺すっても中で自動車ができないようなも
のだ、とおっしゃっていました。

設計図がないと、それはどうしたって無理だと。

そういう比喩だとわたしでもわかります。

つい、自分が以前書いた比喩を思い浮かべました。(*^_^*)

ここで、わたしの比喩も読んでいただいたりして。^^;;

「海辺の家」という比喩です。

----------------------------------------------------------------------
 ……
 例えば今、こんな場面を想像してみることにしよう。
 海辺にある一軒の家があって、そこである人たちが美しい生活を営んでいた。
 そしていつかその家の住人たちは死に絶え、その家は無住の家になってしま
 った。何十年もが過ぎた。その家の壁は落ち、柱は傾いた。そして何百年も
 経った。その家は完全に風化し、崩壊し、土となって海岸の砂の中に埋没し
 てしまった、と。
 さて、このようなことはけっして不思議なことでもなければ、ありえないこ
 とでもない。容易に想像できることだ。
 ところで、その時代の変遷を凝縮した映像にして、短い映画に仕立てあげる
 こともできるだろう。その映画の中では、ある豊かな生活空間であった美し
 い建物が、少しずつ古び、崩落し、砂の中に崩壊して行く映像が流れるだろ
 う。

 では、先ほどのジャン・コクトーに倣って、この映画を時間を逆にして回し
 てみたらどうだろうか。
 そこでは、波打ち際の砂浜の中からゆっくりと凹凸が浮かび上がり、流木が
 岸辺に打ち上げられ、砂の中に古びた土台が築かれ、流木が古びた柱となっ
 て立ち上がり、風の中から埃が壁となって吸着し、古びた二階が立ち上がり、
 壊れかけた屋根瓦が一枚二枚と屋根の上に現れ、海辺に一軒の古びた家が立
 ち現れ、やがていつか、美しい生活空間がそこに出現しているだろう。
 私たちは、その映像を観て、それが時間を逆回転させた現実には起こりえな
 い架空の現象であると知るはずだ。
 永遠の時空の中で、ある海辺の砂の上に日が照り、波が打ち寄せ、風が吹き、
 嵐になり、そして竜巻が吹き寄せたとして、そんなことが何億何千万年も続
 いたとしても、非常に微少な確率の世界の中で、いかに不可能と思われるほ
 どの偶然に偶然が重なったとしても、先ほどの海辺の砂浜の上に一軒の家が
 竜巻の中から現れるとことがありえないのを、私たちは知っているからだ。
 
         『21世紀への指導原理 OSHO』:海辺の家(p150-152)
               https://www.ascensionkan.com/work/umibe.html
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ね、ちょっとイメージあるでしょ。(^_-)

どさくさに紛れて、それに続く「理屈」の方もご披露しちゃう。

(どうせ、面倒な人は読まないからいいや。(*^_^*))

人畜無害、人畜無害。

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 単なるフィルムの逆回しではなく、現に海辺の一軒の家が立ち現れたのが、
 私たちのこの生命世界が現象しているのが現実だとすれば、その背後には必
 ずその家をイメージし、ビジョンし、そして作り上げた<意識>を前提せざ
 るをえない。
 
 これは数学的に確実なことだ。
 
 同様に、地球上に内省的な<意識>が“発生”したというのが現実だとして
 も、その内省的な<意識>が何百何千億という偶発的な物質的動きを根拠と
 して、その偶然の中の非常に小さな確率の道を辿って実現したなどというた
 わごとを信じることはできない。
 これは信仰の問題ではなく、単に健全な常識の問題にすぎない。
 いかに膨大な時間で化粧しようとも、物質過程からの<意識>の“発生”な
 ど「竜巻がジェット機を吹き寄せる」可能性よりもありえない。
 人間の自省的<意識>に到るまでの地球上の生命の全発展段階は、物質次元
 では人間の肉体の中に集積されているだろう。そして全発展段階の情報を封
 じ込めたのが、DNA二重螺旋構造であることも確かだろう。
 けれども物質世界が、この二重螺旋構造に到るまでの進展を、自らの自律的
 偶然運動(この自明な語義矛盾!)の中で生み出したと考えることはできな
 い。
 
 あるひとつのビジョンを物質次元に展開するには、それがどんなに微少なも
 のであれ、とにかく何らかの物質的基盤が要求されることは間違いない。
 地上の生命の全発展段階の情報を凝縮したのが、二重螺旋構造だったという
 わけだ。 
 二重螺旋構造が、あるビジョンを物質次元で展開するために洗練されてきた
 手段であったことは確かだろう。
 例えば、見るという現象を実現する器官として目があるように、聞こえると
 いう現象を実現する器官として耳があるように、全情報を凝縮して次の個体
 に伝達するために二重螺旋が使われてきたことは確かだ。
 けれども、そのことは地球上の生命の全発展段階の伝達のためにこの二重螺
 旋が必須であったことを保証するとしても、だからといって、この二重螺旋
 構造が全地球上の生命の発展を自ら指導し、牛耳ってきたと考える者はいな
 いはずだ。
 それではシリコンチップがコンピュータの発展をイメージし、ビジョンし、
 物理次元に展開してきたと考えるようなものではないか。
 
 コンピュータの発展の背後には、それをビジョンし、具体的にイメージし、
 構築し、展開した人間の「意図」があり、その「意図」を可能にした<意識>
 がある。だとすればこの二重螺旋構造の背後にも、それをイメージし、展開
 した<意識>があると考えなければならない。
 コンピュータの発展を、シリコンチップの自律的な発展と考えることができ
 ないのと同じように、人間の自省的<意識>に到るまでの地球上の生命の展
 開を、DNA二重螺旋のような、いわばある種の部品の自律的発展と考える
 ことはできない。
 自省的<意識>に到るまでの生命の発展を、物質次元での無意識的な、偶然
 の自律運動に還元することなどできないということだ。
 自省的<意識>に到るまでの全生命の“発展”の背後には、どうしても最初
 から<意識>の存在が前提されなければならない。
 <意識>は、誕生できないのだ。
                   『21世紀への指導原理 OSHO』
               物質過程は表現手段にすぎない (p166-167)
             https://www.ascensionkan.com/work/m-process.html
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昔の文章は、一文が長いなぁ。(-_-;)

レトリックも、難しいし。

……でもねぇ、今はもうこんな理屈っぽい納得方法は流行らないんですよね。

もう、いまは何事もインスタントでかつビジュアルです。

最近、ハイアーセルフ33さんからセロ(Cyril)というマジシャンのDVDを
送っていただいて見たんですよね。

前にもピーター・マービーの「クローズアップ・イリュージョン」というのを
見せてもらったけど、うーん、今度のセロのDVDもそれと甲乙つけがたく凄
いですね。(@_@)

ご覧になったことあります?

今は、民放であんな番組が放映されているんですね。

わたしなんかNHKのしかもBSしか見ないもんだから、世の中が進んでいる
のには驚かされます。

DVDが5枚もあったのでずいぶん色々見ましたが、一言でいうなら、もし、
あれがテレビ局と組んだヤラセでないとしたら……、つまり映像を編集したも
のでないとしたら……、どう考えてもあれは従来の意味でのマジック(奇術)
の類ではありえないという感じですね。

それで、各巻にセロのインタビューというのが収録されています。

ところがこの中ではセロは、あくまでもショービジネスの世界のプロフェッシ
ョナルとしてふるまうんですよね。

そこでは「超能力」的な表現はいっさいしません。

たしかに、その“ショー”の中では“別の空間に置きます”とか、“時間を戻
します”とか、“別の空間を通って”みたいな表現はするんですが、それはい
かにもショービジネスのマジシャンの言葉として聞こえる。

その意味では、その言葉に違和感はほとんどない。

ただ、そこで実際にやることが、すごすぎるわけです。(>_<)

車でどんなに急いでも30分はかかるという場所からのテレビの中継画面に出
ていたセロが、一瞬のうちにこちらの部屋の衝立を破って飛び出してくる……
というようなことをするわけです。

これは、もし番組制作者がそのように協力したのなら、まったく問題にするに
も及ばないようなことですが……。

ただ、セロが飛び出してきた衝立は通常の厚みしかない衝立で、飛び出してき
た後もこの衝立の裏側に穴もないんですよね。

これに似たようなマジックでは、プロジェクターでスクリーンに映し出されて
いたセロが、そのスクリーンの中から、ゲストたちが待つ現実の三次元世界に
“出てくる”というようなのもあります。

スクリーンそのものは、スケスケの一枚の布です。

その他、言い出せばキリがないですが、要するに、テレビ局も番組に招かれた
有名芸能人たちも、全員が協力したヤラセでないかぎりは、「超能力」としか
考えようがないといった内容のマジックです。

またその番組内で放映されるマジックの大部分が、ストリート・マジックだっ
たり、スーパーストアのような衆人環視の中でのマジックです。

要するに、すべてがあまりにもあからさま、という感じです。

それでテレビ局側は、「セロのマジックはマジックにあらず」という公式見解
を発表したようですね。

セロのマジックを紹介している当事者として、もうこれ以上立場を鮮明にしな
いわけにはいかなかったんでしょう。

それで、セロは、目の前で見たものを信じられずに考え込む芸能人ゲストに、

Don't think, just feel it. (「考えないで、感じてください」)

なんて言っています。^^;

あ、それから、見たことがある方はご存知だけど(←当然だって (*^_^*))、
セロは、ピーター・マービーと違って、とても上手な日本語を話します。

まあ、わたしみたいな信じやすい人間には、物理次元がイリュージョンだとい
ことに対する地球の集合意識の“地均し”をしている、としか考えられません
でした。

ハイアーセルフ33さんによると、セロが出始めた頃、シェルダンナイドルの
銀河連盟のメセージでは、アセンデッドマスターたちは、人類を目覚めさせる
もっと強力な方法を行う、と言っていたそうです。

また、リサ・ロイヤルのチャネリングでは“芸能面の方から人類の覚醒を促す
いろんなことが生じる”と10年くらい前から言っているそうです。

もう、「海辺の家」とかいうような“比喩の時代”ではなくなったんですね。

現物で見せられる、という感じです。

何がなんだか分からずに、ただ呆気にとられていても、それでも目はすでに見
てしまっていますから、後で頭が理解することになるんでしょうね。

それに、別に外国人だけというのでもなさそうですよ。

ハイアーセルフ33さんが貸してくれたDVDには、「三姉妹」というのもあ
りました。

これは日本人です。

そのマジックも半端じゃない。

それもやっぱり「奇術」という感じのしないものです。

たとえば、スプーンがガラスを貫通するマジックでも、とても教育的とさえ言
えるような感じです。

人の目もカメラの目も見ている中で、スプーンが“ゆっくり”ガラスを貫通し
て途中で止まってしまうんですから、これはもう誰が考えても、「物質貫通」
そのものでした。

このマジシャン「三姉妹」のお師匠さんでHIROという方がいます。

日本人の男性です。

これまで見たガラス窓の通り抜けでは、このHIROさんのが一番あからさま
でしたね。

それこそ、衆人環視の中に全身を晒しながら、そのままガラス戸を通り抜けて
行きました。

まさに、あれよあれよ、という感じでした。

このHIROさんは、衆人環視の電機ショップで、陳列されている1台テレビ
の横からその中に手を入れ、画面の中にものを置き、それを今度はブラウン管
の前面から、外に取り出すということをしていました。(>_<)

なんといったら、いいものやら……。

一言で言うなら、それこそ

> マスターよ、「外の世界」、あなたが「現実」と呼んでいるものは、最も偉
> 大な現実、すなわち思考と感情と呼ばれる目に見えない現実から生じる、単
> なる幻であり、創造物にすぎないのだ。

ということになるんじゃないでしょうか。

どうやらこの物理次元というのは、我々の思いが(思考と感情)が作り出して
いるものみたいですね。

これからますます確固とした現実というものが消えて、現実が可塑的になり、
我々の思いによって流動的になっていく時代を生きることになるんでしょうか。

自分が何に帰属したいのか、あるいは何にも帰属したくないのか、そういうこ
とが一人ひとりに問われる時代になってくるのかもしれません。

……今日は、他のことを書くことになるのかなぁ、と思っていたのですが、ど
うもそういう流れにはならなかったようで。

今日は、こんなところで。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ: 神はすべてを為す者、ジニャーニは無為の人
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、ニサルガダッタ師匠からの写経です。

life affirmative という言葉があります。

「生肯定的」と、なにやら熟さない日本語に訳されたりします。

要するに、人生に対してポジティヴだというような意味でしょうか。

和尚は、自分は life affirmative だ、という言い方をします。

方便だったのかどうかは知りませんが。

EOさんなんかは、life negative の代表みたいなところもあります。

わたしは……、そうだなぁ、いまは life negative とも言い切らないけど、
でも、life affirmative と言うには、ちょっとくたびれすぎているなぁ、と
いう気もします。

そんな曖昧な雰囲気の中にいる自分が出会った文章です。

では、【24 神はすべてを為す者、ジニャーニは無為の人】からです。

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 質問者
 あるマハートマ(真我実現した人)たちが、世界は偶然の産物でも神の戯れ
 でもなく、宇宙全体に意識を発展させ、覚醒をもたらそうとする壮大な計画
 の結果と表現なのだと主張しています。無生命から生命へ、無意識から意識
 へ、無知から優れた知性へ、迷妄から光明へ。これこそ世界が絶え間なく、
 容赦なく進んでいる方向なのです。……(中略)……
 話の内容はこのようなものです。あなたの教えとの違いは、あなたは世界を
 避けるべき、価値のないものだと主張するのに対して、彼らは世界を忌み嫌
 うことは必要な通るべき段階ではあるが、一過性のものであり、じきに不変
 の愛と確固たる意志で神とともに働くことになる、ということです。
 
 マハラジ
 あなたの言うことはすべて、外へと向かう(プラヴリッティ)道にとっては
 正しい。
 源へ帰還する(ニヴリッティ)道を行くものにとって、自己を無に帰するこ
 とは必要なことなのだ。
 私のいる無(パラマカーシュ)の境界には、いかなる言葉も思考も届かない。
 マインドにとって、そこはまったくの闇と沈黙だ。
 そこに意識が攪拌し始め、マインドが目覚めだし(チダカーシュ)、世界を
 投影し(マハーダカーシュ)、記憶と想像を構築しはじめる。
 ひとたび世界が存在のなかに現れたならば、あなたの言ったとおりとなるだ
 ろう。
 目標を定め、それに向かって闘い、方法と道を探し、ヴィジョンとエネルギ
 ー、そして勇気を示す、それがマインドの本性なのだ。
 それは神聖な質であって私はそれらを否定してはいない。
 しかし、何の相違もなく、何も存在せず、それをつくり出したマインドもな
 いというのが私の立場だ。
 そこが私の居場所なのだ。
 何が起ころうと私には影響を与えない。
 ものごとがものごとに働きかける。
 ただそれだけだ。
 記憶と期待から自由なため、私はいつも新鮮で、無垢で、トータルだ。
 マインドはたいへんな働き者(マハーカルタ)で、休息が必要だ。
 何も必要ない私には、何の恐れもない。
 誰を恐れるというのだろう? 
 そこには分離などない。
 私たちは分離し、孤立した自己ではない。
 ただ個人と非個人がひとつである真我、至高の実在があるだけだ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p103-104)
 http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

なるほどなぁ。(-_-;)

> 質問者
> あるマハートマ(真我実現した人)たちが、世界は偶然の産物でも神の戯れ
> でもなく、宇宙全体に意識を発展させ、覚醒をもたらそうとする壮大な計画
> の結果と表現なのだと主張しています。無生命から生命へ、無意識から意識
> へ、無知から優れた知性へ、迷妄から光明へ。これこそ世界が絶え間なく、
> 容赦なく進んでいる方向なのです。……(中略)……
> 話の内容はこのようなものです。あなたの教えとの違いは、あなたは世界を
> 避けるべき、価値のないものだと主張するのに対して、彼らは世界を忌み嫌
> うことは必要な通るべき段階ではあるが、一過性のものであり、じきに不変
> の愛と確固たる意志で神とともに働くことになる、ということです。

まあ、わたしなんかが感想を言ってもしようがない、という気もするけど。

ただ……、こういう言葉を聞くと安らぐという、どうもそういうタイプという
か意識の場所ではないみたいだなぁ。(-_-;)

で、マハラジはそれに対してどう言うの?

> マハラジ
> あなたの言うことはすべて、外へと向かう(プラヴリッティ)道にとっては
> 正しい。

なるほど。

> 源へ帰還する(ニヴリッティ)道を行くものにとって、自己を無に帰するこ
> とは必要なことなのだ。

ああ、それはそうだろうな。

あんまり“有為の人”では、“源へ帰還する”なんて感じになるはずがないも
の。

> 私のいる無(パラマカーシュ)の境界には、いかなる言葉も思考も届かない。

そういうことに憧れるよ。

> マインドにとって、そこはまったくの闇と沈黙だ。

うん。

やっぱり、お喋り人間のままで行けるところでもないわね。(^_-)

> そこに意識が攪拌し始め、マインドが目覚めだし(チダカーシュ)、世界を
> 投影し(マハーダカーシュ)、記憶と想像を構築しはじめる。

なるほど。

> ひとたび世界が存在のなかに現れたならば、あなたの言ったとおりとなるだ
> ろう。

ああ、やっぱり。

> 目標を定め、それに向かって闘い、方法と未知を探し、ヴィジョンとエネル
> ギー、そして勇気を示す、それがマインドの本性なのだ。

そういうことだよね。

> それらは神聖な質であって、私はそれらを否定してはいない。

うん。

> しかし、何の相違もなく、何も存在せず、それをつくり出したマインドもな
> いというのが私の立場だ。

わたしはそのシンパだ。(*^_^*)

> そこが私の居場所なのだ。

そこに行きたいのだ。

> 何が起ころうと私には影響を与えない。

う。(;_;)

> ものごとがものごとに働きかける。
> ただそれだけだ。

う。

> 記憶と期待から自由なため、私はいつも新鮮で、無垢で、トータルだ。

そうか……、記憶と期待から自由になればいいのか……。

> マインドはたいへんな働き者(マハーカルタ)で、休息が必要だ。

くたびれてます。

> 何も必要ない私には、何の恐れもない。

う。

> 誰を恐れるというのだろう? 

そうだよなぁ。

> そこには分離などない。

自分しかいないんだから。

> 私たちは分離し、孤立した自己ではない。
> ただ個人と非個人がひとつである真我、至高の実在があるだけだ。

そうなんだ。

そういう意識の位相に憧れるんだけど。

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 質問者 私はただ世界を助けられるようになりたいだけです。
 
 マハラジ
 あなたが助けられないと誰が言っただろうか? 
 助けるとはどういう意味で、何が必要なのかということをあなたが自分で決
 めておいて、何をすべきで何ができるのかという必要性と能力の間で自分自
 身を葛藤に追いやったのだ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p104-105)
 http://tinyurl.com/s747u
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> 質問者 私はただ世界を助けられるようになりたいだけです。

あれ、そうだったの。

そっか、知らなかった。

> マハラジ
> あなたが助けられないと誰が言っただろうか? 

へー、珍しい言い方。(^_-)

それとも、翻訳の問題かしら。

> 助けるとはどういう意味で、何が必要なのかということをあなたが自分で決
> めておいて、何をすべきで何ができるのかという必要性と能力の間で自分自
> 身を葛藤に追いやったのだ。

おお、これはこれは。

全部自分で課題を作って、その自分が作った課題を前にして途方に暮れている
ということか。

じつに、まことに的確なおっしゃりようですね。

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 質問者 しかし、なぜ私たちはそうしてしまうのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたのマインドがある構造を投影し、それと自己同一化するからだ。
 欲望の本性とは、それを満たすためにマインドが世界をつくり出すよう促す
 ことだ。
 小さな欲望さえ、長い行動の連鎖を生みだすのだ。
 強い欲望ならどうだろう? 
 欲望は宇宙をも生みだす。
 その力は奇跡的なものだ。
 小さなマッチ棒が巨大な森林に火をつけることができるように、欲望も現象
 の現れに火をつける。
 創造の目的自体が欲望を満たすことなのだ。
 欲望は高尚なものかも、卑しいものかもしれない。
 空間(アーカーシュ)は中立的なものだ。
 人はそれを何でも好きなように満たすことができる。
 何を望むのか、人はとても注意しなければならない。
 そしてあなたが助けたい人々だが、彼らもまた欲望を満たすためにそれぞれ
 の世界のなかにいる。
 彼らの欲望をとおして以外、彼らを助けることはできない。
 あなたには、彼らが正しい欲望を持つように教えることができるだけだ。
 そうすれば彼らは現状を超え、快楽と苦痛の住処である欲望の世界を創造し、
 再創造しようという衝動から自由になるかもしれない。
 
               『I AM THAT 私は在る』(p105)
 http://tinyurl.com/s747u
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> 質問者 しかし、なぜ私たちはそうしてしまうのでしょうか?

たしかに、そうですよね。

どうしてそういう窮地にわが身を置いてしまうのか、やっぱりその原因を知り
たいです。

> マハラジ
> あなたのマインドがある構造を投影し、それと自己同一化するからだ。

じつに、客観的な言い方だなぁ。

“ある構造を投影し”、“それと自己同一化する”からか。(-_-;)

> 欲望の本性とは、それを満たすためにマインドが世界をつくり出すよう促す
> ことだ。

(@_@)

そういうことか。

> 小さな欲望さえ、長い行動の連鎖を生みだすのだ。

なるほど。

> 強い欲望ならどうだろう? 
> 欲望は宇宙をも生みだす。
> その力は奇跡的なものだ。

そうか。

だから、宇宙ができたのか。

> 小さなマッチ棒が巨大な森林に火をつけることができるように、欲望も現象
> の現れに火をつける。

うん。

> 創造の目的自体が欲望を満たすことなのだ。

そういうことだった……。(-_-;)

> 欲望は高尚なものかも、卑しいものかもしれない。
> 空間(アーカーシュ)は中立的なものだ。
> 人はそれを何でも好きなように満たすことができる。

うん。

> 何を望むのか、人はとても注意しなければならない。

うん。

> そしてあなたが助けたい人々だが、彼らもまた欲望を満たすためにそれぞれ
> の世界のなかにいる。

そうそう。

> 彼らの欲望をとおして以外、彼らを助けることはできない。

そういうことだ。

> あなたには、彼らが正しい欲望を持つように教えることができるだけだ。

和田先生が、『欲望の教育』と言ってたっけ。

> そうすれば彼らは現状を超え、快楽と苦痛の住処である欲望の世界を創造し、
> 再創造しようという衝動から自由になるかもしれない。

“快楽と苦痛の住処=世界”を創造したいという欲望を卒業できるかもしれな
い、と。

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 質問者
 ショーが終わって人が命を終え、宇宙の終局を迎える日がかならず訪れます。
 
 マハラジ
 眠っていた人がすべてを忘れ、新たな日に目覚めるように、あるいは死んで
 から新しい命を授かるように、欲望と恐れの世界も溶解し、消え去る。
 しかし、普遍の観照者、思考の真我は眠りも死にもしない。
 偉大な心臓の鼓動は永遠に鳴りやまず、新たな鼓動のたびに新しい宇宙が誕
 生するのだ。
 
               『I AM THAT 私は在る』(p105)
 http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

> 質問者
> ショーが終わって人が命を終え、宇宙の終局を迎える日がかならず訪れます。

“宇宙の終局を迎える日”……。

宇宙は幻なんだから、幻を創造していた欲望が終局を迎えるということなんだ
ろうなぁ。

> 眠っていた人がすべてを忘れ、新たな日に目覚めるように、
> あるいは死んでから新しい命を授かるように、
> 欲望と恐れの世界も溶解し、消え去る。

-----------------------------------
 ……
 だいじょうぶだよ
 やがて死ぬときが来る
 僕達の宇宙ゲームを終わらせて
 夢のない夢の眠りに
 やすらかに帰る時がくる
 初めがないここには
 生も死も
 初めから夢にすぎなかった
 ……
 『絶対無の戯れ』 ダンテス・ダイジ
-----------------------------------

美しい言葉……。

> しかし、普遍の観照者、思考の真我は眠りも死にもしない。

-----------------------------------
 人々は
 どういうわけか
 死をいみ嫌っていた
 だが だいじょうぶだよ
 君もやがては死ぬ
 死が
 君にすべての生命達との
 ふれ合いを教えてくれる
 だいじょうぶだ
 君は死なないのだから
 生と死の中をつらぬき
 やさしさが
 いつも響いていた
 『絶対無の戯れ』 ダンテス・ダイジ
-----------------------------------

> 偉大な心臓の鼓動は永遠に鳴りやまず、新たな鼓動のたびに新しい宇宙が誕
> 生するのだ。

ハレルヤ。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いいたします。

よろしければ、気が向いたときにお付き合いください。


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■ 3.編集後記: この自分以外の誰になりたいと望むわけでもなく
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……この自分以外の誰になりたいと望むわけでもなく、

今のフォーカスを……、現在のあるがままの自分を受け入れながら、

しかもなお、

「あなたは至高の実在なのだ」

という言葉を覚えている。

至高の実在とは……、

「純粋で、混じりけなく、帰属しないもの」

ただ、覚えているだけでいい。

それが縄を綯(な)うことなのだから。

というわけで今回も……。

前号に続いて、著者のご了解を得ている「祈願文」という内容の文章を掲載さ
せていただきます。

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17.2001.7.7 地球さんへ

            【 祈 願 文 】 

56億年の永きにわたり、多くの魂に学舎を提供されてきた、地球さん、
本当にありがとうございました。
満身創痍でボロボロになりながらも、一言の愚痴も言わず、ただひたすら
大いなる愛で耐えてこられたあなたに、深く感謝いたします。
もうすぐ光の次元へ戻られるとのことですが、一日も早く傷を癒され、
元気な姿で光に還られますよう心よりお祈りいたします。
天の父よ、天の母よ、どうか私達の祈りを聞き入れ、地球さんにたくさんの
癒しの光をお送り下さい。

           海よ山よ空よ森よ川よ    よみがえれ

         生きとし生けるもの全て  よみがえれ

            地球よ         よみがえれ
------------------------------------------------------------------

<(_ _)>

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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pari♪jk2.so-net.ne.jp(“♪”→“@”に。m(_ _)m)
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