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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.146 2006/01/21(第146号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってるなぁ。現在806名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛

2.写経ニサルガダッタ:【94 あなたは空間と時間を超える】(その1)

3.いただいたお手紙から:i amさん、komalaさん、ログアウトさん、
             ★riko さん

4.「ご投稿・情報提供」(随時):★rikoさん、ハイアーセルフ33さん

5.編集後記:あっちも、こっちも、そっちも、どっちも……。
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■ 1.長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛
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また土曜が来たので何か書こうと思っているのですが、何のためにこんなこと
をやっているのかというと、いわずもがな、……楽になるためです。(*^_^*)

これ、当たり前あるね。

インディアン、嘘つかない。(^^)/

マインドのなかのさまざまの“気分”に自己同化して、そこでいろんな“連想”
や“理屈”を辿ってみて、その結果、楽になるなんてことが起こるのかどうか、
そんなことは知りません。

ただ、迷うことも心配することも、自分が自分で“好き好んで”やっているの
だということ、その“好き”なことがマインドの中で彷徨うことなのだという
こと、そして勝手に苦しがっているだけなのだということを、できれば自分で
納得したいわけです。^^;

そして、それもいつか馬鹿らしくなって、マインドの中で彷徨うこと自体に、
さまざまな気分に自己同化すること自体に、飽きがこないかなぁ、などと愚考
しておる……次第であります。

ちょっと、どこやらの総理大臣ふう。^^;

総理大臣ならぬ……このところマインドの油も抜け始めているのではないか…
…という希望的観測が某所で流れ始めたという噂もある……(←嘘です ^^;)

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

結局のところ……、

(↑何も考えないで、「結局のところ」なんてよく書き出せるね。(^_-) )

結局のところ……、空腹は最良のソースでございます。

もとへ

結局のところ……、マインドは最悪の“退屈しのぎ”でございます。

それこそ「はまったら往生」……、「どこまで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ」でご
ざいまして……。

いやいや、それは一知半解、半知零解の見解であって、拙者が県会議員に当選
した暁には……「この世は天国」を合い言葉に……。

ああー、ああー、ただ今マイクの混線中、ただ今マイクの混線中……。

↑これを書いているのは誰なんだろう…… (-_-;)、なんてちょっと思ってみる
のも面白いよね。(*^_^*)

ある種の“記憶の束”、一塊りの“連想野”かなぁ。

いやいや、単なる言葉で、まだそこまで飛ばんでもええよ。(^_-)

(ちょっと仕切直しするね。)

このところ時々、前回ご紹介した『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』
http://tinyurl.com/yzbe26
を開くことがあるんです。

そしたら、こんなことが書いてありました。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 どうして何度試みても心は内面に向かないのでしょうか?
 
 マハルシ
 それは修練と無執着によってなされ、徐々に成功していくものである。
 長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛を、自分の家畜小屋に閉じ
 こめることは容易ではない。
 どれほど牛飼いがおいしい干し草と良質の飼い葉でおびき寄せても、はじめ
 のうちは牛も拒むだろう。
 そのうち少しは食べるようになる。
 だが、当てもなくさ迷いだす潜在的傾向がふたたび現れ、牛は逃げだしてし
 まう。
 何度も牛飼いに誘われることによって、牛は徐々に家畜小屋に慣れてくる。
 そうして、ついには野放しにしてもさ迷わなくなる。
 心もまた同様で、ひとたび内なる幸福を味わえば外の世界へとさ迷うことも
 なくなるだろう。
 
           『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』(p306)
                      http://tinyurl.com/yzbe26
----------------------------------------------------------------------

(@_@)

……。

(-_-;)

そういうことなんだ……。

> 長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛を、自分の家畜小屋に閉じ
> こめることは容易ではない。

とはねぇ。(-_-;)

言われちゃいましたねぇ。

……昔、江ノ島が見える海岸の近くに住んでいた頃、毎日自転車で犬のサムを
海岸まで散歩に連れ出していました。

“連れ出す”というのは語弊があって、じつは、自転車の前ハンドルの下の部
分に綱を巻き付けて、犬のサムに自転車を引かせていました。

本来は、禁止されていることだと思うけど。^^;

だから、サムは筋肉もりもりの犬になっていました。

……子犬のサムを初めて海岸の散歩道(「湘南遊歩道」とか言ってました)で
放したときのことを思い出した。

外に出て初めて首輪を解かれたものだから、しばらくは意味が分からなくて、
うろうろしていたけど、いったん、首輪が付いていないことを知ったときのあ
の狂ったような走りよう……。

「放たれた矢のように」というのは、ああいうのを言うんでしょうね。

ものすごい勢いだった。

これだけのエネルギーがあったんだなって思いましたね。

それで、その散歩が日課になってからのことですけど……、わたしは自転車に
乗って舗装された散歩道をゆっくり西に向かい、一方、自由を許されたサムの
方は、誰もいない広い砂浜の海岸線を同じく西に向かって走る……、という互
いに距離をおいた“並走”スタイルになっていました。

ところが、あるときエライことが起こった。

散歩道の西の端でサムを自転車につなごうとすると、なんと、これが猛烈に臭
い! (>_<)

見ると、サムの首の辺りに何かがベッタリ付いています。

お分かりでしょ。^^;

ときどき、広い海岸で海を眺めながら優雅に用を足す方がいるんでしょね。

これはもう、サムにとっては我慢できないみたい。

でも、サムの場合は身体に塗たくるだけで、口に入れるわけじゃないから別に
後で苦しみはしません。

せいぜい飼い主を困らせ、後で家に帰ってからホースで水を掛けられて、身体
を洗い流される程度のことです。

もっとも、“長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛”だって、特に
腹を下すわけでもないでしょうし、後で泣き言を言ったりもしないだろうと思
います。

その意味では、単なる無自覚的な“盗み食い”というだけのことです。

ところが、「実在」の本性からマインドの「世界」に彷徨(さまよ)い出た、
われわれ人間となれば、これはもう大変。(>_<)

この“盗み食い”は、ちょっと高くついたかもしれません。

それこそ「はまったら往生」、「どこまで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ」です。

腹下しはするし、イジメはあるし、ホームレスにはなるし、癌にはなるしで、
もう往生。(>_<)

いや、それは又聞き、夢のなかの夢というなら、少なくとも“お金の心配”と
下垂体腫瘍くらいはあるらしい。^^;;

この“盗み食い”は何が恐ろしいって、なにしろ、いったんこの悪夢のなかに
彷徨(さまよ)い込んだら、ここからの出口がわからない。

……と思っていたら、この悪夢からの出口は、ないわけではないらしい。

知ってる人もいるらしいんだよね。

でも、秘密の出口だから、あまり大きい声では言えないらしい。

(もっとも、気にする人もあまりいないみたいだけどね。(^_-) )

シー……。(-φ-) (←ここから、急に小声になる。)

ラマナ・マハルシは、こうおっしゃってるよ……。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 世界の苦しみの原因は何だと思われますか? そして、どうすれば
     個人的あるいは集団的にそれを変えることができるのでしょうか?
 
 マハルシ
 真我を実現しなさい。
 それだけが必要とされるすべてである。
 
 質問者 この束縛に満ちた人生のなかで、私は真我の至福を実現できるでし
     ょうか?
 
 マハルシ
 真我の至福はつねにあなたとともにある。
 もし真剣にそれを求めるならば、かならず見つけるだろう。
 あなたの不幸の原因は、外側の人生のなかにあるのではない。
 それは自我として、あなたのなかにある。
 
           『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』(p364)
----------------------------------------------------------------------

(@_@)

そんな……。(-_-)

----------------------------------------------------------------------
 あなたの不幸の原因は、外側の人生のなかにあるのではない。
 それは自我として、あなたのなかにある。
 あなたが自分で自分の上に束縛を押しつけておいて、それからそれを超えよ
 うと空しくあがくのである。
 すべての不幸は自我のために起こる。
 自我とともにすべての困難がやってくる。
 あなたの本当の不幸の原因はあなたの内側にある。
 それを人生のできごとのせいにしたところで何の利益があるというのかね?
 外側のものごとからどんな幸福を得ようというのか?
 たとえそれを得たとしても、どれほど長くつづくというのだろうか?
 
 もしあなたが自我を否定し、それを無視することによって焼き尽くすならば、
 あなたは自由になるだろう。
 もし自我を受け入れるならば、それはあなたに制限を押しつけ、それを超え
 ようとする虚しいあがきのなかにあなたを投げ入れるだろう。
 本来の自己である真我としてあることが、永遠にあなたのものである至福を
 実現する唯一の方法である。
 
         『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』(p364-365)
                      http://tinyurl.com/yzbe26
----------------------------------------------------------------------

(-_-)

> あなたの本当の不幸の原因はあなたの内側にある。
> それを人生のできごとのせいにしたところで何の利益があるというのかね?

(;_;)

> 外側のものごとからどんな幸福を得ようというのか?
> たとえそれを得たとしても、どれほど長くつづくというのだろうか?

まったく。(-_-;)

> もしあなたが自我を否定し、それを無視することによって焼き尽くすならば、
> あなたは自由になるだろう。

そうなの……?

> もし自我を受け入れるならば、それはあなたに制限を押しつけ、それを超え
> ようとする虚しいあがきのなかにあなたを投げ入れるだろう。

(>_<)

いやだ……。

> 本来の自己である真我としてあることが、永遠にあなたのものである至福を
> 実現する唯一の方法である。

それしかないのね?

ほんとなのね……。

じゃ、これは?

----------------------------------------------------------------------
 質問者 もし本当に束縛も解脱も存在しないのなら、喜びや悲しみという現
     実的な体験はなぜあるのでしょうか?
 
 マハルシ
 喜びや悲しみは、人が真の本性を離れたときにだけ事実であるように見える。
 実際には、喜びも悲しみも存在しない。
 
           『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』(p365)
----------------------------------------------------------------------

(*_*)

そうなの?

(-_-;)

……。

(-_-)

でも、たしかに、それなら話の辻褄が合うよなぁ……。

それなら、わかる。

……。

『喜びも悲しみも幾年月』って、あれは実在しない話だったんだ……。

そりゃ、そうだよなぁ……。

で、『喜びや悲しみ……』の夢幻から「実在」の至福への出口は……となると、
そこで、いつも……、

> あなたの不幸の原因は、外側の人生のなかにあるのではない。
> それは自我として、あなたのなかにある。

という答えが返ってきて、その答えを聴くとやっぱり……、

> 質問者 どうして何度試みても心は内面に向かないのでしょうか?

となるわけかぁ。

そして、

> マハルシ
> それは修練と無執着によってなされ、徐々に成功していくものである。

やっぱり、「世界」に興味を失うしかないわけだよなぁ。(-_-)

それで、話はこうなるわけか……。

> 長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛を、自分の家畜小屋に閉じ
> こめることは容易ではない。
> どれほど牛飼いがおいしい干し草と良質の飼い葉でおびき寄せても、はじめ
> のうちは牛も拒むだろう。

なるほど。

> そのうち少しは食べるようになる。

たしかに……。^^;

> だが、当てもなくさ迷いだす潜在的傾向がふたたび現れ、牛は逃げだしてし
> まう。

これまた、的確。(*^_^*)

> 何度も牛飼いに誘われることによって、牛は徐々に家畜小屋に慣れてくる。

なるほど。(-_-)

> そうして、ついには野放しにしてもさ迷わなくなる。

そういうわけか。

> 心もまた同様で、ひとたび内なる幸福を味わえば外の世界へとさ迷うことも
> なくなるだろう。

そういうわけかぁ。

……。

……だって「私は在る」は確かだもんなぁ。

「世界」を存在させているのが「わたし」であることは間違いないし。

その「わたし」が架空の「個人」の不幸に入れ込んでいることも確かだし。

ここまで言われるとなぁ……。(-_-)

(T_T)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日は、これくらいで。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【94 あなたは空間と時間を超える】(その1)
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さて、今日は雨でしっとりした天気なので、しっとり気分で写経です。^^;

何度もニサルガダッタの言葉を聴いていると、なんとなく、そんな気分になっ
ちゃうんですよね。

静かな雨のように身体に染み込んでくる……。

i am さんも同じようなことをおっしゃっていたけど。

何度も聴くのがいいと思うので、何度も写経しましょう。

【94 あなたは空間と時間を超える】という章を、今回も3回に分けて写経し
ます。

(どうぞ無断引用としてよりは、無料宣伝として理解されますように。(-||-)

 ただし、どこかから苦情があれば、すぐに掲載を取りやめます。^^; )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 あなたは、私がけっして生まれてこなかったし、死ぬこともないと
     言いつづけています。もしそうならば、どうして私の目には、世界
     は誕生し、間違いなく死にゆくものとして映るのでしょうか?
 
 マハラジ
 そう信じるのは、明らかにあなたが生まれ、そして死んでいく身体だという
 考えを一度も疑ったことがないからだ。
 生きている間、身体は注意を引き、完全にあなたを魅了する。
 それゆえ、自己の真の本性を知覚する人は本当にまれなのだ。
 それは大海の表面を眺め、その下にある広大さを忘れるようなものだ。
 世界とはマインドの表面だ。
 そしてマインドは無限なのだ。
 私たちが想念と呼ぶものは、マインドのなかのさざ波にすぎない。
 マインドが静かなとき、それは実在を反映する。
 マインドが徹底的に不動であるとき、それは消え去り、ただ実在だけが残る
 のだ。
 この実在は非常に堅固であり、現実であり、マインドや物質よりも実質的な
 ものだ。
 それに比べればダイヤモンドさえもバターのように柔らかい。
 この圧倒的な実在の現実性が、世界を夢のように霧のかかった無意味なもの
 にするのだ。
 
 質問者 あまりにも多くの苦しみを抱えたこの世界を、どうして無意味なも
     のとして見ることができるのでしょう。なんと冷淡な!
 
 マハラジ
 冷淡なのはあなたであって、私ではない。
 もしあなたの世界がそれほどにも苦しみに満ちているのなら、何とかするが
 いい。
 強欲や怠惰をそれに加えてはならない。
 私はあなたの夢のような世界に束縛されてはいない。
 私の世界では、苦しみ、欲望、恐れの種子はまかれてはいない。
 それゆえ、苦しみは育たないのだ。
 私の世界は対極から自由であり、相互に破壊的な不一致がなく、調和が遍在
 しているのだ。
 その平和は岩のように堅固であり、この平和と沈黙が私の身体なのだ。
 
 質問者 あなたが言われることは、仏陀のダルマカーヤ(法身)を思い出さ
     せます。
 
 マハラジ
 そうかもしれない。
 学術用語で脇道にそれる必要はない。
 ただ、あなたはマインドのなかで知覚する世界の一部分としての個人をあな
 た自身だと想像していることを理解しなさい。
 そしてマインドを外側から見てみなさい。
 なぜなら、あなたはマインドではないのだから。
 結局、あなたの唯一の問題とは、何であれあなたが知覚するものと、熱心に
 自己同一化することなのだ。
 この習慣を捨てなさい。
 あなたはあなたが知覚するものではないのだ。
 注意深く、超然と離れて在る力を使いなさい。
 あなた自身を生きているものすべてのなかに見なさい。
 そうすれば、あなたのふるまいはあなたの見解を表現するだろう。
 ひとたびこの世界にあなた自身のものと呼べるものは何もないと悟れば、あ
 なたはそれをステージ上の劇やスクリーン上の画像を見るように外側から見
 る。
 賞賛し、楽しみながら、しかも実際には動じることのないままに。
 あなたがあなた自身を何か現実の実体のあるもののひとつとして、時間と空
 間のなかに実際に存在し、短命で壊れやすいものだと想像するならば、当然、
 あなたは存続し、拡大していくことを切望するようになるだろう。
 だが、あなたが時間と空間を超え、今ここの点においてのみ接触し、そうで
 なければすべてに遍在し、すべてを抱擁する、到達不可能、難攻不落、不滅
 なるものだと知るとき、もはや恐れることは何もなくなるのだ。
 あるがままのあなたを知りなさい。
 ほかに恐れに対する治療法はない。
 
 あなたはこの路線で考え、感じることを学ばなければならない。
 さもなければ、いつまでも欲望と恐れ、獲得と損失、成長と衰退という個人
 のレベルにとどまったままだ。
 個人的な問題はそれ自体のレベルにおいて解決することはできないのだ。
 幸せであろうと切望することは不幸の原則であるように、生きようとする欲
 望自体が死のメッセンジャーなのだ。
 世界は苦痛と恐れの、不安と絶望の大海だ。
 快楽は魚たちのように、わずかばかりまれにやってきては、たちまちのうち
 に去っていく。
 理解力の低い人たちは、あらゆる証拠にも反して彼だけは例外であり、世界
 が彼に幸福をもたらすことこそ当然だと信じている。
 だが、もっていないものを世界が与えることはできない。
 徹底的に世界は非実在であり、真の幸福のためには無用のものなのだ。
 そうであるほかないのだ。
 私たちが実在を求めるのは、非実在に苦しんでいるからだ。
 幸福が私たちの真の本性なのだ。
 そして、それを見いだすまで私たちはけっして休まないだろう。
 しかし、それをどこに求めればいいのかを知る人はごくまれだ。
 ひとたびあなたが、世界とは実在の錯誤した光景であり、それはそう現れた
 とおりのものではないと理解すれば、それに取りつかれることから自由とな
 る。
 あなたの真の存在と一致するものだけがあなたを幸福にする。
 見てのとおり、世界は明らかにそれを完全否定するものなのだ。
 
 ただ静かに在りなさい。
 そしてマインドの表層に現れるものを見守りなさい。
 既知なるものを受けつけず、まず未知なるものを歓迎しなさい。
 そして然る後に、それもまた拒否しなさい。
 このようにして、あなたは知識のない存在だけの状態に到達するのだ。
 そこでは存在自体が知識だ。
 在ること自体によって知ることが直接の知識なのだ。
 間接的な知識は記憶と感覚を根底とし、知覚者と知覚されたものとの関係の
 近さ、その二つの間の対比によって制限されてしまう。
 幸福においてもそれは同様だ。
 普通、喜びを知るために悲しみ、悲しみを知るために喜ばなければならない
 ものだ。
 真の幸福には原因がなく、刺激がなくなっても消え去ることはない。
 それは悲しみと対立するものではない。
 それはすべての悲しみと苦しみを含むものなのだ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p503-505)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-_-)

何だか静かな気持ち……。

特別なことを求めなければ、いまこのままでいいとでもいうような。(-_-;)

いや、実際、そうなのかもしれないし。

ただ、それが今の気分だというだけのようでもあり……。

この下は、別に読まれなくて結構ですからね。

> 質問者 あなたは、私がけっして生まれてこなかったし、死ぬこともないと
>     言いつづけています。もしそうならば、どうして私の目には、世界
>     は誕生し、間違いなく死にゆくものとして映るのでしょうか?

結局、何度も何度も同じことを訊くことになりますよね。

> マハラジ
> そう信じるのは、明らかにあなたが生まれ、そして死んでいく身体だという
> 考えを一度も疑ったことがないからだ。

そして、同じ答えを再確認することになる。

> 生きている間、身体は注意を引き、完全にあなたを魅了する。

そして肉体年齢相応の“心配”をすることになる。

> それゆえ、自己の真の本性を知覚する人は本当にまれなのだ。

はい。

> それは大海の表面を眺め、その下にある広大さを忘れるようなものだ。
> 世界とはマインドの表面だ。

はい。(-_-)

> そしてマインドは無限なのだ。
> 私たちが想念と呼ぶものは、マインドのなかのさざ波にすぎない。

わかります。

> マインドが静かなとき、それは実在を反映する。

あ……。

> マインドが徹底的に不動であるとき、それは消え去り、ただ実在だけが残る
> のだ。

はい。

> この実在は非常に堅固であり、現実であり、マインドや物質よりも実質的な
> ものだ。
> それに比べればダイヤモンドさえもバターのように柔らかい。
> この圧倒的な実在の現実性が、世界を夢のように霧のかかった無意味なもの
> にするのだ。

はい、言葉としては、わかります。

> 質問者 あまりにも多くの苦しみを抱えたこの世界を、どうして無意味なも
>     のとして見ることができるのでしょう。なんと冷淡な!
> 
> マハラジ
> 冷淡なのはあなたであって、私ではない。

うん?

> もしあなたの世界がそれほどにも苦しみに満ちているのなら、何とかするが
> いい。
> 強欲や怠惰をそれに加えてはならない。

なるほど、こういう言い方が的確なんだ。(-_-)

たしかに、完全に対等な言い方。

> 私はあなたの夢のような世界に束縛されてはいない。
> 私の世界では、苦しみ、欲望、恐れの種子はまかれてはいない。
> それゆえ、苦しみは育たないのだ。

そうか……。

> 私の世界は対極から自由であり、相互に破壊的な不一致がなく、調和が遍在
> しているのだ。
> その平和は岩のように堅固であり、この平和と沈黙が私の身体なのだ。

(-_-)

> 質問者 あなたが言われることは、仏陀のダルマカーヤ(法身)を思い出さ
>     せます。
> 
> マハラジ
> そうかもしれない。
> 学術用語で脇道にそれる必要はない。

(^_-)

> ただ、あなたはマインドのなかで知覚する世界の一部分としての個人をあな
> た自身だと想像していることを理解しなさい。

ああ、なるほど。(@_@)

スクリーンのなかの主人公が揺らいでいる部分に自己同化しているわけか。

> そしてマインドを外側から見てみなさい。
> なぜなら、あなたはマインドではないのだから。

「あなたはマインドではないのだから」

たしかに。(-_-)

「私は在る」

しかし、「わたし」はマインドではない。

マインドは「わたし」に起こっている。

> 結局、あなたの唯一の問題とは、何であれあなたが知覚するものと、熱心に
> 自己同一化することなのだ。

まったく。

突き詰めたところ、わたしの唯一の問題は、わたしが知覚するものと、熱心に
自己同一化することなんだ……。(-_-)

> この習慣を捨てなさい。

(=_=)

> あなたはあなたが知覚するものではないのだ。

はい。

> 注意深く、超然と離れて在る力を使いなさい。

超然と離れて在る力を使って、養います。

> あなた自身を生きているものすべてのなかに見なさい。

(-_-)

> そうすれば、あなたのふるまいはあなたの見解を表現するだろう。

(;_;)

> ひとたびこの世界にあなた自身のものと呼べるものは何もないと悟れば、あ
> なたはそれをステージ上の劇やスクリーン上の画像を見るように外側から見
> る。
> 賞賛し、楽しみながら、しかも実際には動じることのないままに。

ああ。

> あなたがあなた自身を何か現実の実体のあるもののひとつとして、時間と空
> 間のなかに実際に存在し、短命で壊れやすいものだと想像するならば、当然、
> あなたは存続し、拡大していくことを切望するようになるだろう。

「時間と空間のなかに実際に存在し、短命で壊れやすいものだと“想像”する
 ならば」……。

たしかに。

> だが、あなたが時間と空間を超え、今ここの点においてのみ接触し、そうで
> なければすべてに遍在し、すべてを抱擁する、到達不可能、難攻不落、不滅
> なるものだと知るとき、もはや恐れることは何もなくなるのだ。

(;_;)

> あるがままのあなたを知りなさい。
> ほかに恐れに対する治療法はない。

はい。

> あなたはこの路線で考え、感じることを学ばなければならない。

「この路線で考え、感じること」を学ばなければならない。

> さもなければ、いつまでも欲望と恐れ、獲得と損失、成長と衰退という個人
> のレベルにとどまったままだ。

わかりました。

> 個人的な問題はそれ自体のレベルにおいて解決することはできないのだ。

(@_@)

そうか……、そうだったのか。(-_-)

> 幸せであろうと切望することは不幸の原則であるように、生きようとする欲
> 望自体が死のメッセンジャーなのだ。

これは、避けられないことなのですね。

> 世界は苦痛と恐れの、不安と絶望の大海だ。

(T_T)

(みんな死ねないから生きているのだ、と感じてきた自分の思いと、それは、
 あまりにも一致するけど、それは自分の間違いなのだと思おうとしてきた。)

> 快楽は魚たちのように、わずかばかりまれにやってきては、たちまちのうち
> に去っていく。

うん。

> 理解力の低い人たちは、あらゆる証拠にも反して彼だけは例外であり、世界
> が彼に幸福をもたらすことこそ当然だと信じている。

そう見える。

> だが、もっていないものを世界が与えることはできない。

やっぱり。

> 徹底的に世界は非実在であり、真の幸福のためには無用のものなのだ。
> そうであるほかないのだ。

わかった。

> 私たちが実在を求めるのは、非実在に苦しんでいるからだ。

そう。

> 幸福が私たちの真の本性なのだ。

うん。

> そして、それを見いだすまで私たちはけっして休まないだろう。

うん。

> しかし、それをどこに求めればいいのかを知る人はごくまれだ。

たしかに。

> ひとたびあなたが、世界とは実在の錯誤した光景であり、それはそう現れた
> とおりのものではないと理解すれば、それに取りつかれることから自由とな
> る。

「実在の錯誤した光景」……、騙しに満ちた映画のようなものなのか。

> あなたの真の存在と一致するものだけがあなたを幸福にする。

うん。

> 見てのとおり、世界は明らかにそれを完全否定するものなのだ。

そうか。

> ただ静かに在りなさい。

わかりました。

> そしてマインドの表層に現れるものを見守りなさい。

はい。

> 既知なるものを受けつけず、まず未知なるものを歓迎しなさい。

(@_@)

どういう意味だろう?

> そして然る後に、それもまた拒否しなさい。

ふーむ。

> このようにして、あなたは知識のない存在だけの状態に到達するのだ。

なるほど。(-_-)

> そこでは存在自体が知識だ。
> 在ること自体によって知ることが直接の知識なのだ。

(-_-)

> 間接的な知識は記憶と感覚を根底とし、知覚者と知覚されたものとの関係の
> 近さ、その二つの間の対比によって制限されてしまう。

たしかに。

> 幸福においてもそれは同様だ。
> 普通、喜びを知るために悲しみ、悲しみを知るために喜ばなければならない
> ものだ。

そういうことですか。

> 真の幸福には原因がなく、刺激がなくなっても消え去ることはない。
> それは悲しみと対立するものではない。
> それはすべての悲しみと苦しみを含むものなのだ。

わかりました。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

よろしければ、気が向いたときにお付き合いください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.いただいたお手紙から:i am さん、komala さん、ログアウトさん
               ★riko さん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

お気が向いたときに、たまに何か書いていただけると嬉しいです。
なにか、ご要望など伺えるとありがたいです。
E-mail:pari♪jk2.so-net.ne.jp
      ↑ここは“@”にしてくださいね。(*^_^*)

こちらでも。
E-mail:parichan@gmail.com

勝手に掲載させていただくかもしれません。もちろん、掲載は困る、と書いて
おいていただければ、そんなことはしませんが。^^;

ハンドル名(=ここでの掲載名)もお願いしますね。


       …………○…………○…………○…………


今回、何人かの方からメールをいただきましたので、順にご紹介します。

まずは、i am さんから

[件名]:145号を読んで
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 pari さん、こんにちは、i am です。
 
 今日のメルマガは、pari さんご本人も書いてたとおり、
 とっても爽やかな波動が伝わってきましたよ。
 
 > それこそ、ニサルガダッタ流に、
 > 「世界を認めていないのに、どうしてケムトレイルだけ
 > 認めるのかね」と言ってもいいしね。(*^_^*)
 
 今回は、とくに、この部分が心に響きました。
 
 なんだか逆説的ですが、
 「変化するモノは、全て幻なんだ」って実感したからこそ、
 私は、その時に初めて、
 新しく見えた世界(これも変化する世界の一種)があって、
 その世界も、また、もちろん、実在ではない世界なんだ、
 と解かっていますが、この世界が、心地いいです。
 
 このごろ、とっても、らくで、
 「私は在る」という教えも、じわじわと身体に、なじんで
 来ているようなんです。
 コーヒーに入れたミルクのように、
 最初は別々のものが、日がたつにつれ混ざり合って一体化
 してきているみたいです。
 
 そして、67号に書いてあった、『全人類が必ず悟る』
 を読んで、やっと安心しました。
 いろんな本に、2012年12月に、何か変化が起きる…
 「いったい何が起きるんだろう?」
 と書かれてあって、私も不安になってきてました。
 
 2012年12月の変化の説は、
 いろんな見解があるようですが、
 もし本当に変化があるとするならば、
 私も、良い方向への変化を信じたいです。
 
 i am
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i am さん、いつもご感想をありがとうございます。

> > それこそ、ニサルガダッタ流に、
> > 「世界を認めていないのに、どうしてケムトレイルだけ
> > 認めるのかね」と言ってもいいしね。(*^_^*)
> 
> 今回は、とくに、この部分が心に響きました。

そうでしたか。^^;

> このごろ、とっても、らくで、
> 「私は在る」という教えも、じわじわと身体に、なじんで
> 来ているようなんです。

なによりです。

誰が何と言おうと、あるいは誰に何を保証してもらわなくても、
「私は在る」だけは確かですものね。

> そして、67号に書いてあった、『全人類が必ず悟る』
> を読んで、やっと安心しました。

はい、安心していいみたいですね。(^^)/

なにしろ夢の中のことらしいですから。^^;

ありがとうございました。

m(_ _)m


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今回、komala さんからもメールをいただきました。

[件名]:いっつもこれ(^o^)/だね。
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 「アセンション館通信」配達人のパリさん、こんにちは。
 
 きょうも配達、ありがとうございます。
 
 先月号の「入院ハイ」も大好きだったけど、今月号の
 「再論『映画館の中の自己同化』」も大好きです。
 
 時間をかけて、ゆっくり味わって読んでいます。
 
 (--)m
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komala さん、そう言っていただけると自己中 pari は嬉しいですよー。(^^)/

ありがとうございます。

m(_ _)m


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次に、今回 ログアウト さんからもメールをいただきました。

[件名]:仕事中にメール書いてます…
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 時間のある時には、拝読しております。
 3Dの私、面白く拝見しました。
 映画の中の自分ってその感覚が分るような気がします。
 映画の中の私を見ている私は そんなに怖がっていませんよ
 とても楽しんでいます。
 
 ログアウト
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ログアウト さん、反応していただいて嬉しいです。(^^)/

> 映画の中の私を見ている私は そんなに怖がっていませんよ
> とても楽しんでいます。

すばらしいです。(^^)/

ありがとうございました。

m(_ _)m


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次に、今回 ★riko さんからもメールをいただきました。

[件名]:紘矢・亜希子の自由気ままに-プーナ体験
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 pariさん、こんにちは。
 ★rikoです。
 
 最近の"アセンション館通信"、素晴らしいですね!
 何度も読み返させていただいています。
 退院されてから、何だか、一皮も二皮もむけたような。。。
 
 今日は、メルマガでの山川夫妻のプーナ体験、
 ひょっとして、ご興味がおありかもと思って転送してみました。
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★rikoさん、お久しぶりです。(^^)/

> 最近の"アセンション館通信"、素晴らしいですね!
> 何度も読み返させていただいています。

褒められるのに弱いので、あんまり褒めすぎないでくださいね。^^;

> 退院されてから、何だか、一皮も二皮もむけたような。。。

そんな。

あんまり褒められると、皮がなくなっちゃう。(*^_^*)

「紘矢・亜希子の自由気ままに-プーナ体験」は次の「ご投稿・情報提供」
コーナーに掲載させていただきますね。

ありがとうございました。

m(_ _)m


       …………○…………○…………○…………


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■ 4.「ご投稿・情報提供」(随時):★rikoさん、ハイアーセルフ33さん
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『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

E-mail:pari♪jk2.so-net.ne.jp
      ↑ここは“@”にしてくださいね。(*^_^*)

こちらでも。
E-mail:parichan@gmail.com

できればハンドル名もお願いします。


        …………○…………○…………○…………


上述の ★riko さんからいただいた情報です。

[件名]:紘矢・亜希子の自由気ままに-プーナ体験
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 今日は、メルマガでの山川夫妻のプーナ体験、
 ひょっとして、ご興味がおありかもと思って転送してみました。
 
 >   紘矢・亜希子の自由気ままに(2007年 1月15日)
 > 
 > 
 > ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 > 
 > すべては用意されています。安心して流れに乗りましょう。
 > のん気にお任せしましょう。
 > 
 > 
 > こんにちは、亜希子です。
 > 
 > 昨日、インドから帰ってきました。16日間、インドに浸ってまい
 > りました。私にとっては三回目のインド、やっとインドの雰囲気を
 > 味わえたと言う感じです。もっとも、あの広いインドのことですか
 > ら、とても味わったなどとは言えないかもしれません。
 > 
 > 紘矢のメルマガにあったように、今回はバグワン・ラジニシの瞑想
 > センターを訪問しました。この仕事を始めた時、『あなた方は究極の
 > 一匹狼でいなさい。決して団体を作ったり、どこかの団体に属した
 > りしてはいけません』と精霊に言われました。今でもそれをしっか
 > り守っています。でも、このような仕事をしていれば、スピリチュ
 > アルな共同体やインドのアシュラムを見学することは大切なのです。
 > 
 > もっとも、今まではフィンドホーンとエサレンを知っているだけで
 > した。去年からそれがインドのアシュラムや瞑想センター、イタリ
 > アのダマヌールまで広がってきた感じです。
 > 
 > 私は余り勉強家でないので、和尚と呼ばれているバグワン・ラジニ
 > シについては、写真を知っているくらいでした。プーナにある瞑想
 > センターについては、『精神世界のディズニーランド』のようだとい
 > う話しを聞いて、なぜか、パステルカラーの屋根がついたバルコニ
 > ーを想像していました。もちろん、センターにはそんなところはな
 > くて、黒っぽいピラミッド型の建物が目立つ大人っぽい場所でした。
 > 
 > 行く前に『センターではマルーン色のローブを着なければいけませ
 > ん』と聞きました。マルーン色ってどんな色?と言う感じでしたが、
 > ワインレッドのような色のことでした。私は幸い、和尚のグループ
 > を卒業したと言う女性のお古をいただいて、毎日楽しくワインレッ
 > ド色の足下まである長いローブを着て過ごしました。
 > 
 > 色は一つでも、形は足の下まで長ければどんなでもよいらしくて、
 > とてもおしゃれなローブを来ている女性が多く見られました。来て
 > いる人はほとんどがヨーロッパ人で、かなりの美人もいました。み
 > んなそれなりに自分の美しさを出すために工夫しているのでしょう。
 > 
 > 夫はセンターの売店で一番安いローブを買いました。300ルピー、
 > 800円くらいです。それと、夜の集会に出席するには、真っ白な
 > ローブも必要でした。それに大理石の床の上で瞑想するためには、
 > 敷物も必要でした。売店で売っている250ルピーの敷物がなかな
 > か良く出来ていて、すっかり気に入った夫は日本に持ちかえってき
 > ました。洗うとすごく色が出るそうです。どうやって洗いましょう
 > か。
 > 
 > センターにはゲストハウスもありますが、ほとんどの人達は外のホ
 > テルに泊まって、毎日センターに通います。私達もセンターから徒
 > 歩五分ほどのホテルに泊まりました。そのホテルは二人で一泊12
 > 00ルピー、3000円ちょっとでしたが、それでも高い方だそう
 > です。とても清潔で気持ちの良い部屋でした。
 > 
 > センターに入るにはきちんと登録し、エイズ検査を受けてOKが出
 > る必要があります。登録できると3時間ほどのイントロダクション
 > を受け、やっと自由にセンターの中を歩けるようになります。
 > 
 > 最初は何をやっているところか、さっぱりわからなかったのですが、
 > 朝の6時から夜の10時半まで、次々に行われている様々な瞑想が
 > このセンターの中心をなしているようです。それにプラスして、各
 > 種のワークショップが開かれています。1日の入場券を450ルピ
 > ーで買えば瞑想には自由に参加できますが、ワークショップは別に
 > 料金を支払う必要があるそうです。私達は短い滞在だったので、セ
 > ンターの様子を見学することと、瞑想に集中することにして、ワー
 > クショップには参加しませんでした。
 > 
 > 最初はだらだらとセンターで遊んでいようと思ったのですが、ある
 > 時急に『しっかり1日中、瞑想しよう』と決心して、最後の2日半
 > は、朝6時から夜の8時半まで、5つか6っつの瞑想を続けました。
 > 自分で決心して続けると、本当に瞑想はすごい力を発揮します。そ
 > して、自分に何が今必要かも、なんとなくわかるようになりました。
 > 
 > 朝6時らのダイナミック瞑想は過呼吸をしたり叫んだり飛び上がっ
 > たりと、とても過激な瞑想です。最初は『こんな瞑想、私には過激
 > すぎる』と思ったのですが、だんだん自分にはとても必要な瞑想だ
 > と感じはじめて、最後の日には一人で朝早くセンターに行くほどに
 > なりました。
 > 
 > ときどき、瞑想をした後は人と話をするのがつらくて、一人になり
 > たいことがありました。人と話しをしようとしても口が上手く動か
 > なかったりと、私はかなり深く入っていたようです。そして、いろ
 > いろと良いことも起こったように感じています。おわる時も「ああ、
 > これで私には今回は十分だ」とわかりました。だからとても満ち足
 > りた思いで帰ってまいりました。
 > 
 > まだまだ、私にはいろいろな克服すべき課題があるようですが、こ
 > れからはもっと勇気を持って一つづつ、克服して行けそうな感じが
 > 今はしています。もっとも、次に何が来るかはわからない、と言う
 > 体験を何回もしているので、本当は何も予測できないのですが。
 > 
 > でも、私はやはり、一匹狼です。和尚の弟子にはなりませんが、今
 > 回の瞑想センターでの事にはとても感謝しています。和尚ともお話
 > できたように感じています。瞑想の前に呼びかけると、なんだかニ
 > コニコと出てきてくれるような気がしました。まあ、そんな気がし
 > たと言うことですが。
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★riko さん、ありがとうございました。m(_ _)m

山川亜希子さんの筆を通じて、久しぶりにプーナの風を感じましたよ。(^^)/

m(_ _)m


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次に、ハイアーセルフ33さんからも情報をいただいているのですが、じつは、
今回は二つ寄せられています。

先ずは、お堅い方からご紹介します。^^;

[件名]:「ただ在る」情報・不足補充分
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 みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。
 
 前々回、144号のこのメルマガで、ラムサの「ただ在る」の情報を、ラム
 サホワイトブックから提供しましたが、不足分を補充したく下記に記載しま
 した。
 
 もちろんこれがすべてではありませんが、主要なものはこれですべてピック
 アップできたと思います。
 
 ******************
 
 「ただ在る」ことについて(144号の不足補充分)
 〜ラムサホワイトブック2004.9.30改訂初版版より抜粋〜  
 
 P188
 「在る」という状態、すなわち神の状態。
 
 P287〜P288
 これまでに創り出されたあらゆる言葉の中で、この教えに最もぴったりなも
 のがある。それは「在る」という言葉だ。「在る」、それはどういう意味な
 のだろうか? それは自分がどのようであろうと、その状態でいることを自
 分に許すこと、そしてその状態の自分を完全に愛するということだ。
 
 「在る」ということは、完全にその瞬間の中だけに生きることなのだ。
 なぜなら存在するのは「今」という瞬間だけだ、ということを自分が知って
 いるからだ。それは自分がやりたいことをやるということであり、それを追
 い求めるよう魂が自分を駆り立てる冒険を生きていくことなのだ。
 
 「在る」という状態でいる目的は何か?あなたがそのような生き方をすると
 き、あなたは自分や他の人、あるいは自分の中に生じる思考に対して価値判
 断を下すことはなくなる。すると、正しい−間違っている、できる−できな
 い、完全−不完全、プラス−マイナスといったものはなくなってしまう。
 この瞬間の美を感じ、味わうことを許さない時間という幻がもはやなくなる
 のだ。あなたが「ただ在る」状態でいるとき、そこには生命の存在性、そし
 て「今」という瞬間の絶え間のない継続性だけがあるのだ。
 
 「ただ在る」状態では、あなたの思考は過去や未来の中をさまようことをや
 め、罪悪感や後悔、あるいは「ねばならない」や「すべき」などにとらわれ
 なくなる。あなたが「ただ在る」とき、特定の真実に固執しなくなり、すべ
 ての真実を再検討する者になる。
 あなたはすべての真実を単に「在ること」とみなし、自分の「在る」という
 状態の中で役立つかどうかを見極めるために、それぞれの真実を探求するこ
 とを自分に許すようになる。
 
 あなたがそのように生きるとき、あなたのところにやってくる思考のすべて
 は熟慮され、脳を通して体の中でフィーリングとして理解されるようになる。
 そしてそれは、さらに多くの「知ること」、思考、存在性がやってくるのを
 可能にするのである。
 
 P292〜P293
 とにかく「ただ在る」ことを自分に許すことだ。
 なぜなら「ただ在る」とき、あなたは全てであるからだ。
 単に自分の「在る」という状態、「神なる自分」の本質になっているとき、
 あなたはすべての生命と整合状態にあるのだ。そのとき、あなたは人間とし
 ての分離した状態を、神とひとつである状態へと変容させたことになるので
 ある。
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        …………○…………○…………○…………


次に、はるさんのお好きな「セロ情報」です。^^;

[件名]:セロTV番組紹介
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 みなさんこんにちは、ハイアーセルフ33です。
 
 超能力マジシャン(私見)、セロのマジック番組が今週あります。
 ********************
 1/23(火)2時間スペシャル再び!
    新春特番『マジック革命!セロ!!』(新作)
 フジテレビ 19:00〜21:00
 *******************
 
 前回とおなじく冒頭のナレーションで、
 「セロのサプライズはマジックにあらず!」
 と言い番組がスタートするのでしょうか。
 
 そのときは最初の画面に
 「surprise=magic」という文字が出て、それが
 「マジックにあらず!」の宣言とともに、 
 「surprise≠magic」へと変化しました。
 
 フジTVもすごい宣言をしたものですね。
 反論に対しては、受けて立つ構え・決意ともとれます。
 人類覚醒のための天の計らい・・・。
 *******************
 
 セロのサイトは、
 http://www.cyrilmagic.com/schedule/index.html#tv
 
 ピーターマービーはひとつだけですがここです。画質良好。
 http://www.youtube.com/watch?v=uKyuU82d2BM
 
 マルコテンペストのは、いっぱいここで見られます。
 http://promotion.msn.co.jp/marco/
 http://video.google.com/videoplay?docid=-7447972577508776540
 
 セロのはたくさんネットで見られますが、いくつか紹介しておきます。
 (ハンバーガー)
 (そばや)
 (肉体消失)
 
 (ガラス貫通)
 (干物復活)
 (わに)
 (コーヒーショップ) 
 (カード)
 (カード)
 (指輪)
 (カード)
 (カード)
 
 Love and Peace ハイアーセルフ33
 ******************************************
 〜日常に精神世界の情報を生かしてゆくための〜
  スピリチュアル・メッセージ活用研究会
 H P :http://homepage2.nifty.com/haruhi33/
 Eメール:haruhi33@nifty.com
 *******************************************
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はるさん、いつも情報提供、ありがとうございます。

m(_ _)m


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■ 5.編集後記:あっちも、こっちも、そっちも、どっちも……。
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一週間に一度、こういうものを書くことが“自分”にとっていいことなのかど
うか、本当にそれはわかりません。

しかし、「個人」としての“わたし”などというものはじつは存在しない、た
だ、肉体への自己同化があるだけだ、と言われ続け、いずれにしろ、あなたは
真我なのだ、存在するのは真我だけだ、というような言葉を聴き続けていると、
何となく、そんな気もしてきて……。

そうしたら、別に「真我」に向かって成長する必要もないわけだし、ただ、わ
たしのありもしない化けの皮が剥がれればいいだけなんだから……。

それなら、それが“わたし”にとっていいことなのであろうと、なかろうと、
まあ、いいっか、とそんな感じもしてきて……、ムニャムニャ。

なんだかようわからんけんど、あっちのほうにいったにかあらん。(-_-)

あっちも、こっちも、そっちも、どっちも……。

あーあ、今日も書いた。

いい日だった。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pari♪jk2.so-net.ne.jp(“♪”→“@”に。m(_ _)m)
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