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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.172 2007/07/22(第172号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在922名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.マインドの世界の絵空事

2.写経ニサルガダッタ:【76 知らないということを知ることが真の知識だ】

3.いただいたお手紙から:パールさん、watabowさん

4.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん

5.編集後記:いろんな季節があるようです。
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■ 1.マインドの世界の絵空事
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いろいろ頭を巡らせても、考えることの中には実体は何もないんだと思えば、
やはり安心ですね。

考えることは、どこまで行っても、結局はマインドのなかの堂々めぐりでしか
なくて、不安になっても、ハッピーになっても、それはそういうことに興味を
失うまでのプロセスでしかない……。

そう思うと、なんだかとっても整理ができた感じがして……、これが、やっぱ
り、嬉しかったりして。(*^_^*)

あはは。(^^)/

マインドは、いろんなことを発明します。

それこそいま流行りの、とってもクリエイティブですからねぇ……。^^;

いまのこの瞬間の動きに興味を持ってもらえさえすれば、それでマインド吉本
興行からの給料は出るのかしら……。

とにかく、ホコリを立て続けることに成功しさえすれば、マインド製のお札で
給料はいくらでも払ってもらえるのかもしれません。

そして、「わたしはホコリ」と思わせることさえできれば。(^_-)

でも、「私は在る」……。

「わたしはホコリ」じゃありません。

^^;

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

マインドは“対比に魅せられている”わけですから、嬉しい話ばかりじゃなく
て、恐い話、残酷な話、不条理な話も大好きですよね。

そして、できれば、嬉しい話は自分のところに来て、恐い話、残酷な話、不条
理な話は、テレビの中、ビデオの中、小説の中、せいぜい他の国どまりにして
もらいたい、なんて虫のいいことを考える。^^;

たとえ、自分の国までやって来たとしても、自分の県まで来てもらっては困る
とか、いくらなんでも、まさか自分のところまで来てもらっては困る……、と
いうのがわれわれの正直なところだと思います。

で、もちろん、これがあるかぎり、マインドはまだまだ元気なわけですから、
そこからいくらでも物語を紡ぎ出すことができる。

……そうやって、いくらやっても飽きないのであれば、それでいいのだという
わけなんでしょうが……。

でもどこかで、どうもこれは怪しい……、なんか変……、という気がしてくる
かもしれません。

で、そういう意味では、この地球という場所もなかなか適切な環境なのかもし
れませんね。

恐い話、残酷な話、不条理な話……というと、大昔、中学生の頃にイメージし
た恐い場面を思い出しました。

それは、ちょうど……、

“この大宇宙の意味は、ひとりの人間の肉体が支えることができる「苦痛」の
大きさに等しい”などという“大発見”をした頃のことです。^^;
https://www.ascensionkan.com/work/mutter-4.html

どういう場面かというと、いま話題の「牛肉ミンチ」じゃありませんが、1辺
が1メールほどの鋼鉄製の正方形の筒形(凹)のなかに追い込まれて、最後に
とうとう、その凹形にぴったりと隙間なくはまるの形と大きさの、これも同じ
く鋼鉄製の分厚い凸の筒形で、心太(ところてん)を押し出すような感じで押
しつぶされるというヴィジョンです。(>_<)

グシャ! という感じで、ほとんど跡形も残りません。

どうも、中学生くらいの年齢というのは、考えることが乱暴です。

そんなことを想像して、ひとりで勝手に恐がっていたんですが、で、そのとき、
どんなことを思ったかというと……。

そんな分厚い鋼鉄製の最終独房のなかに追い込まれて、他にどうにも逃げよう
がなくて、最後に心太みたいにグシャ!っというのはあまりにもひどいじゃな
いか……、ということでした。

そりゃ、そうです。

いま考えたって、ごもっともな意見です。

で、そのとき自分はどうなるんだろう、と思いました。

最後のグシャで、自分がお終いだということは明かです。

なにしろ、まわりは分厚い鋼鉄製の壁で、他にどこへも逃げようはないわけで
すから。

でも、その最後のグシャで、自分がお終いであることは確かなんですが……、
ほんとに終わりになるんだろうか……。

もしかして、自分の身体はグシャなんだけれど、自分自身はそこから逃げだし
て鋼鉄の壁の方ににじみ出して行くんじゃないだろうか……。(-_-)

なんてことを考えるわけです。

つまり、鋼鉄製の筒形最終独房と、鋼鉄製の筒形ミンチ棒で、明らかに自分は
終わりのはずなのに……、黒沢監督の『生きる』の左ト全じゃありませんが、
「どーもわからん」のです。

中学生ながら、いまいちしっくりこない。

最後のグシャで、自分が終わるというのが。

でも、自分の肉体への自己同化はいささかも揺るいだわけではないので、その
鋼鉄製筒形ミンチ棒の追跡は、正真正銘の絶体絶命です。

逃げられっこないし、助かりっこない。

何よりも、想像するだに痛そうです。(>_<)

自分なりに何とか逃げる方法を考えるんですが、いかにも無理です。

しかし、そのときは、苦し紛れに、身体はグシャなんだけど、それでも自分は
鋼鉄製筒形ミンチ棒の追跡を逃れて、鋼鉄製筒形最終独房の壁からにじみ出し
て逃げる……、なんて想像しているわけです。

そんな可能性はいささかも信じていないにもかかわらず、とにかく、最後のグ
シャで自分がいなくなるというのだけが、いまいち、腑に落ちなかったんでし
ょうね。

……ま、中学生のときの代表的「不条理」イメージはそんな感じでした。^^;

じゃ、いまなら、どうか……?

え。(?_?)

いまなら、同じ状況に対して、どんなイメージを持つのか?

ああ……、なるほど。

そう、いまなら……、いまなら、鋼鉄製筒形最終独房と鋼鉄製筒形ミンチ棒の
追及をどうかわしますかねぇ。(-_-;)

いろいろ自己同化について教わってもいるけど……。

ニサルガ師匠から「すべてはあなたが自己を何と見なすかにかかっている」と
教わっているからなぁ。

いま、もし、そういう独房に押し込められたら、しょうがない、悪い夢だなぁ、
と思って諦めるかなぁ。

だって、どうしようもないし……。

鋼鉄製筒形ミンチ棒に追い詰められたら、なるべく身体を真横にして、痛みを
軽減するように努力するかもしれないけど、いずれにしろ痛いものは痛いし。

でも、最後のグシャで、自分が永遠に消えてしまうとは思わないような。

自分が永遠に消えてしまうのなら、それはそれで、一向にかまわないけど。

でも、そんなマインドの世界の絵空事とは無関係に、真空は間違いなく「在る」
だろうから。

「私は在る」

……そう言えば、以前、サニヤシンになったばかりの頃のことですけど、けっ
こう、ハイだったんでしょうか。

夢で、ヤクザみたいな感じの人に絡まれたんですよね。

そしたら、どういうわけか、そのときにかぎって「あ、これは夢だな」って、
夢のなかで思ったんです。(@_@)

そしたら、その瞬間に目が覚めました。

なるほど、と思っちゃいましたね。

効果絶大だなと思いました。

もっとも、そんなことはそのとき一度こっきりでしたが。

だから、鋼鉄製筒形ミンチ棒に追い詰められても、「あ、これは夢だな」って、
対処方法もあるのかもしれませんね。

……それでは、醒めないこともあるかもしれないけど……。

……。(-_-)

あれ、なんでこんな話になっているんでしたっけ。(?_?)

……ああ、そうか、マインドは自分に都合がよくて“虫のいい”、嬉しい話ば
かりじゃなくて、けっこう、恐い話、残酷な話、不条理な話……も、好きなん
だって言ってたんですね。

そうなんですよね。

勝者の話を紡ぎたければ、当然、マインドのどこかでは、敗者の話でバランス
を取らなければならないだろうから。

だから、ある意味で、素敵で、嬉しくて、ハッピーな物語が好きってこと自体
が、半面、深刻で、つらくて、恐くて、残酷で、不条理な話が真実なんだって
思っているようなところもあるのかもしれません。

そう言えば、このメルマガは名前だけ『アセンション館通信』でしたね。(@_@)

それなら、アセンションして、太陽系外惑星の方々や地球内空洞世界のアセン
ディッドマスターたちに出会ったら、もうただただハッピーな世界が展開する
んだ、って空想してもいいのかもしれません。^^;;

それで思い出しましたけど(←今日はなぜか思い出しパターン (^_-))、以前
菊地トオルという方の『2003年宇宙転生の黙示録』(コスモテン刊)
http://tinyurl.com/2szcjb
という本を読んだことがあります。

なにしろ「進化の極点からのメッセージ」ということだったので、それなりに
何事かと思って真面目に読んだんですけどね。

それが……、地球から七〇〇万光年の彼方にあるベルメウス星という進化の頂
点に達した惑星が巨大化した恒星に呑み込まれて死滅しようとしているという
のです。

それで話は、「ベルメウスの住人、ベルメウスの人々は、今、この危機から逃
れるために故郷の惑星を離れ、他の惑星へ移住しようとしています。そして、
われわれ人類が住む地球も移住候補地のひとつになっている」というのです。

……。(-_-)

しかもベルメウスの生命体は「高度に進化した生命体であり、肉体を持たない
存在」だと言うんですよねぇ。

だから移動すると言っても別に宇宙船で宇宙空間に乗り出すというのではなく、
望めばどこにでも移動できるらしいのです。

その方たちが、惑星衰滅の危機に瀕して、いま新たなリゾートを探し求めてい
る……。

そこに、ちょうどいまアセンションを迎えようとしているこの地球人類が見つ
かった、と。

そこで進化の頂点に達している存在たちが、進化の初期段階にいる地球人類を
“合体”の対象として選び、飛躍的な意識の進化をプレゼントしながら、彼ら
自身も再び肉体を持ってみようとしている……、とまあそういう話なんです。

われわれ地球人としては、一種の“飛び級”を許されるみたいな話で、とても
ありがたいことかもしれないんですが……。^^;

いやー、なんでも信じられるわたしですけど……、ただ……、それほどの進化
の頂点に達している意識存在の方々でも、惑星の滅亡を“危機”としてとらえ
るのかなぁ、とは思いました。

ま、それを読んだときは、わたしもとても素直だったので、なるべく言われて
いる文脈を尊重して読みましたよ。

だから、それなら、会社の倒産を心配しているわれわれ地球人とそれほど違い
はないわけだなぁ……、なんて皮肉な見方はしませんでしたけどね。(^_-)

ま、そういうわけで、進化の頂点に達しても、まだ恐いものがあったんじゃな
ぁ、とは思いますよね。

それなら、わたしは、それほど進化しなくてもいいから、何ひとつ恐いものが
なくなった方ががいいなぁ。

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 質問者 今以上のことがあなたに起こるかもしれないのでしょうか? あな
     たの旅は終焉したのでしょうか?
 
 マハラジ
 そこにはけっしていかなる旅もなかったのだ。
 私は、常に私であったままの私なのだ。
 
 質問者 あなたが到達したという至高の実在とは何だったのでしょうか?
 
 マハラジ
 私はもはや騙されない。それだけだ。
 私は世界をつくり出し、そこに住んでいた――もはやそうすることはないの
 だ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p409-410)
 http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(;_;)

> 私はもはや騙されない。それだけだ。
> 私は世界をつくり出し、そこに住んでいた――もはやそうすることはないの
> だ。

(-||-)

……。(-_-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:
         【76 知らないということを知ることが真の知識だ】の3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回のニサルガ師匠の言葉、最後の部分は以前、引用したことがありました。

それは、けっきょく、その時々の気分に対して、いちいち生真面目に対応しな
くてもいいのだ……、というメッセージかとも思えました。

なぜなら、意識とは一種の“かゆみ”のようなものだから……、と。

意識がわれわれの外側のものだということを、これほど明確な言葉で語ってく
れる覚者はめったにいません。

われわれは意識を可能にするパワーの根源ではあっても、意識ではない。

いちいち意識に応対する必要はないらしいです。

では、【76 知らないということを知ることが真の知識だ】の3回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 一度、マハートマ・ガンディーが、「真我は非暴力の法則(アヒン
     サー)に縛られてはいない。真我はその表現に、それを正すために
     苦しみを負わせる自由をもっている」と私に言ったのを覚えていま
     す。
 
 マハラジ
 二元性のレベルにおいてはそうかもしれない。
 だが、実在のなかには、それ自体は暗いが、すべてを輝かす源があるだけだ。
 知覚されないが、それは知覚を引き起こす原因であり、感じられないが、感
 覚をひき起こす原因だ。
 非存在でありながら、それは存在に感情を与える。
 それは動きの不動なる背景なのだ。
 ひとたびあなたがそこに在るなら、どこにいようと我が家のように感じるこ
 とだろう。
 
 質問者 もし私がそれであるのならば、私が生まれてきた原因は何なのでし
     ょうか?
 
 マハラジ
 過去において満たされなかった欲望がエネルギーをふさぎ止め、それが個人
 として現れる。
 その蓄積されたエネルギーが使い果たされたとき、個人は死ぬのだ。
 満たされなかった欲望は次の誕生のなかへと運ばれていく。
 身体との自己同一化は、つねに新しい欲望をつくりつづけ、その束縛の構造
 が明確に理解されるまで、それに終わりはないのだ。
 解放をもたらすのは明晰性だ。
 なぜなら、その原因と結果が明確に理解されるまで、欲望を放棄することは
 できないからだ。
 それは死ぬ。
 そして永遠に死ぬのだ。
 だが、その記憶は残る。
 そしてそれらの欲望と恐れも。
 それらが新しい個人にエネルギーを供給するのだ。
 実在は、それにはまったく関わらない。
 だが、それに光を与えることでそれを可能にするのだ。
 
 質問者 私の困難とはこれです。私に理解できるかぎりでは、すべての体験
     はそれ自体の現実なのです。それは体験されたものとしてそこにあ
     ります。私がそれを疑い、誰にそれが起こったのか、誰が観察者な
     のかを尋ねる瞬間、体験は過ぎ去り、私が調べることができること
     はみな、その記憶だけになってしまうのです。私には生きた現在の
     瞬間――今を調べることはできません。私の気づきは過去のもので
     あり、現在のものではありません。私が気づいているとき、今のな
     かに本当は生きてはいず、ただ過去のなかだけにいるのです。現在
     の気づきというものが本当にあるのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたが描写しているものは気づきなどではまったくない。
 それはただ体験について考えているだけだ。
 真の気づき(サンヴィド)とは、観照されている出来事についてまったく何
 をすることも試みない、純粋な観照の状態のことだ。
 あなたの思考と感情、言葉と行為もまた、出来事の一部分なのだ。
 あなたは明確な理解の完全な光のなかで、まったく関わりをもたないまま見
 守る。
 それがあなたに影響を与えないため、あなたは何が起こっているのかを正確
 に理解するのだ。
 それはよそよそしく冷淡な態度に見えるかもしれないが、本当はそうではな
 いのだ。
 ひとたびあなたがそのなかに在れば、それがいかなる性質のものであっても、
 あなたはあなたの見るものを愛することを見いだすだろう。
 この無選択の愛が気づきの試金石なのだ。
 もしそれがそこになければ、あなたはある個人的な理由で興味をもつだけだ。
 
 質問者 そこに苦痛と快楽があるかぎり、人は興味を持たざるをえません。
 
 マハラジ
 人が意識しているかぎり、そこに苦痛と快楽はあるだろう。
 意識のレベルで快楽や苦痛と闘うことはできないのだ。
 それらを超えていくには、意識を超えなければならない。
 意識をあなたのなかにではなく、あなたに対して起こる何か外部の、異質な、
 あなたの上に押し重ねられたようなものとして見るときにだけ、それを超え
 ることが可能なのだ。
 そのとき、あなたは突然意識から自由な、まったくひとりの、何の干渉も入
 らない状態にいる。
 意識とはあなたに引っかかせようとする急激なかゆみなのだ。
 もちろん、意識から外へと出ることはできない。
 外へ出ようとする考え自体が意識のなかにあるからだ。
 だが、もし意識とは殻(から)のなかのヒヨコを包む個人的で私的な熱のよ
 うなものとして見ることを学ぶなら、その態度そのものが殻を破る転換期を
 もたらすだろう。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p399-400)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

ふーむ。(-_-)

> 質問者 一度、マハートマ・ガンディーが、「真我は非暴力の法則(アヒン
>     サー)に縛られてはいない。真我はその表現に、それを正すために
>     苦しみを負わせる自由をもっている」と私に言ったのを覚えていま
>     す。

それは、そうなんだろうけど……。

このガンディーの言い方は、なんかちょっと勧善懲悪的な雰囲気だなぁ。

> マハラジ
> 二元性のレベルにおいてはそうかもしれない。

へー。

> だが、実在のなかには、それ自体は暗いが、すべてを輝かす源があるだけだ。

(@_@)O

> 知覚されないが、それは知覚を引き起こす原因であり、感じられないが、感
> 覚をひき起こす原因だ。
> 非存在でありながら、それは存在に感情を与える。
> それは動きの不動なる背景なのだ。
> ひとたびあなたがそこに在るなら、どこにいようと我が家のように感じるこ
> とだろう。

ああ、きれいな感じ……。

> 質問者 もし私がそれであるのならば、私が生まれてきた原因は何なのでし
>     ょうか?

うん。

> マハラジ
> 過去において満たされなかった欲望がエネルギーをふさぎ止め、それが個人
> として現れる。
> その蓄積されたエネルギーが使い果たされたとき、個人は死ぬのだ。

ああ、やっぱり。

> 満たされなかった欲望は次の誕生のなかへと運ばれていく。

そうかぁ。

> 身体との自己同一化は、つねに新しい欲望をつくりつづけ、その束縛の構造
> が明確に理解されるまで、それに終わりはないのだ。

なるほど。

> 解放をもたらすのは明晰性だ。

(@_@)

> なぜなら、その原因と結果が明確に理解されるまで、欲望を放棄することは
> できないからだ。

そうか……。

> それは死ぬ。
> そして永遠に死ぬのだ。

(-||-)

> だが、その記憶は残る。
> そしてそれらの欲望と恐れも。

そうなんだ。

> それらが新しい個人にエネルギーを供給するのだ。

そうか。

> 実在は、それにはまったく関わらない。

うん。

> だが、それに光を与えることでそれを可能にするのだ。

(-_-)

> 質問者 私の困難とはこれです。私に理解できるかぎりでは、すべての体験
>     はそれ自体の現実なのです。それは体験されたものとしてそこにあ
>     ります。私がそれを疑い、誰にそれが起こったのか、誰が観察者な
>     のかを尋ねる瞬間、体験は過ぎ去り、私が調べることができること
>     はみな、その記憶だけになってしまうのです。私には生きた現在の
>     瞬間――今を調べることはできません。私の気づきは過去のもので
>     あり、現在のものではありません。私が気づいているとき、今のな
>     かに本当は生きてはいず、ただ過去のなかだけにいるのです。現在
>     の気づきというものが本当にあるのでしょうか?

へー。この人、こういうことを言う人なんだ。

> マハラジ
> あなたが描写しているものは気づきなどではまったくない。

(@_@)

> それはただ体験について考えているだけだ。

ああ、なるほど。

> 真の気づき(サンヴィド)とは、観照されている出来事についてまったく何
> をすることも試みない、純粋な観照の状態のことだ。

“出来事についてまったく何をすることも試みない、純粋な観照……”

それが本当の「気づき」というものなのか。

> あなたの思考と感情、言葉と行為もまた、出来事の一部分なのだ。

うん、それはわかります。

> あなたは明確な理解の完全な光のなかで、まったく関わりをもたないまま見
> 守る。

なるほど。

> それがあなたに影響を与えないため、あなたは何が起こっているのかを正確
> に理解するのだ。

そうか……。(-_-)

> それはよそよそしく冷淡な態度に見えるかもしれないが、本当はそうではな
> いのだ。

「まったく関わりをもたないまま見守る」ことは「そよそしく冷淡な態度」で
はない……。

> ひとたびあなたがそのなかに在れば、それがいかなる性質のものであっても、
> あなたはあなたの見るものを愛することを見いだすだろう。

そうなんだ。

> この無選択の愛が気づきの試金石なのだ。
> もしそれがそこになければ、あなたはある個人的な理由で興味をもつだけだ。

ああ、わかるような。

> 質問者 そこに苦痛と快楽があるかぎり、人は興味を持たざるをえません。
> 
> マハラジ
> 人が意識しているかぎり、そこに苦痛と快楽はあるだろう。

はい。

> 意識のレベルで快楽や苦痛と闘うことはできないのだ。

やっぱり。

“意識のレベルで快楽や苦痛と闘うことはできない”

> それらを超えていくには、意識を超えなければならない。

意識を超えなければならない。

> 意識をあなたのなかにではなく、あなたに対して起こる何か外部の、異質な、
> あなたの上に押し重ねられたようなものとして見るときにだけ、それを超え
> ることが可能なのだ。

ここ、前に引用したことがあるけど。

つまり、「気分」を自分に対して外部から押しつけられた何かと見なしたとき、
そのときはじめて、「気分」を超える可能性があるということ……。

> そのとき、あなたは突然意識から自由な、まったくひとりの、何の干渉も入
> らない状態にいる。

「気分」は自分の外側にあるものなんだ。

和田先生は、

-----------------------
 気分にあやつられるな 

 気分は自分ではない 

 自分は気分の外にある
-----------------------

とおっしゃっていたけど、これは自分の在処(ありか)は気分とは違うところ、
という意味だろうな。

「内側」「外側」という言い方からすれば、気分は自分の外側にあるんだ。

自分というのは、気分よりはずっと内側のもののことなんだ。

> 意識とはあなたに引っかかせようとする急激なかゆみなのだ。

これは手厳しい。(>_<)

でも、これは覚えておこう……。

“意識とは……引っかかせようとする急激なかゆみ”

相手にしたら、止め処がない。

> もちろん、意識から外へと出ることはできない。

うん?

> 外へ出ようとする考え自体が意識のなかにあるからだ。

なるほど。

> だが、もし意識とは殻(から)のなかのヒヨコを包む個人的で私的な熱のよ
> うなものとして見ることを学ぶなら、その態度そのものが殻を破る転換期を
> もたらすだろう。

あらゆる思いを、鬱陶(うっとう)しくまとわりつく微熱のようなものと見る
ことを学ぶなら……。

鬱陶しくまとわりつく耳鳴りのようなものとして……、でもいいかな。(^_-)

四六時中、耳鳴りがしているからなぁ。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/


        …………○…………○…………○…………


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■ 3.いただいたお手紙から: パールさん、watabowさん
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お気が向いたときに、たまに何か書いていただけると嬉しいです。
なにか、ご要望など伺えるとありがたいです。
E-mail:pari♪jk2.so-net.ne.jp
      ↑ここは“@”にしてくださいね。(*^_^*)

勝手に掲載させていただくかもしれません。もちろん、掲載は困る、と書いて
おいていただければ、そんなことはしませんが。^^;

ハンドル名(=ここでの掲載名)もお願いしますね。


        …………○…………○…………○…………


今回、パールさんから、とても興味のあるメールをいただきました。

UFOをご覧になったそうです。(@_@)

早速、掲載許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

【件名】:Re: パールさま、「ご案内」(文面)をお送りします。
----------------------------------------------------------------------
 こんばんは パールです。
 先ほど1時間のFire The Gridの瞑想が終わってスイカ食べてからやっと今PC
 開きました。
 「ご案内」は以前送ってもらいました。再度お送りいただき有難うございま
 す。
 父が誤飲性肺炎で入院してしまい(食べ物が肺の方に入ってしまった肺炎)、
 昼と夜、2時間くらいづつ病院に通っています。
 昼間は、田んぼの草取りです。
 何しろ、農薬を一切まきませんので、草が生え放題、毎年、2ヶ月くらい草取
 りの日々が続きます。
 この米を心待ちにしていられる方がいてくださるおかげで、私も草取りにが
 んばれます。
 先日15日夜9時前病院からの帰り道、杉山の上にUFOを見ました。初めてでと
 ても感激です。
 すごいオレンジ色の光を放っているのが杉山の上の空に見え、一緒にいた姉
 にUFOだというとまさか、というのですが、車を止めてみていると、やがて
 輝きがだんだんと薄れてゆき消えたと思った次の瞬間ぱっとまた光輝く橙色
 の光がつきました。そのような不規則な点滅が続き、その光の強さから間違
 いなくUFOだと思いました。
 翌日同じ場所を見ると、何もなく、UFOだったと確信できました。
 大変感激しています。
 このような田舎に来てくださって有難いです。
----------------------------------------------------------------------

パールさん、掲載許可、ありがとうございました。

> 先ほど1時間のFire The Gridの瞑想が終わってスイカ食べてからやっと今PC
> 開きました。

“スイカ食べてから”というところが、なんかいいですね。(^^)/

> 父が誤飲性肺炎で入院してしまい(食べ物が肺の方に入ってしまった肺炎)、

そういう肺炎ってあるんですか。

> 昼と夜、2時間くらいづつ病院に通っています。
> 昼間は、田んぼの草取りです。

お忙しい……。

> 何しろ、農薬を一切まきませんので、草が生え放題、毎年、2ヶ月くらい草取
> りの日々が続きます。

大変ですね。

> この米を心待ちにしていられる方がいてくださるおかげで、私も草取りにが
> んばれます。

わかります。

> 先日15日夜9時前病院からの帰り道、杉山の上にUFOを見ました。初めてでと
> ても感激です。

(@_@)

> すごいオレンジ色の光を放っているのが杉山の上の空に見え、一緒にいた姉
> にUFOだというとまさか、というのですが、車を止めてみていると、やがて
> 輝きがだんだんと薄れてゆき消えたと思った次の瞬間ぱっとまた光輝く橙色
> の光がつきました。そのような不規則な点滅が続き、その光の強さから間違
> いなくUFOだと思いました。

スゴイですねぇ。

> 翌日同じ場所を見ると、何もなく、UFOだったと確信できました。
> 大変感激しています。

そりゃ、そうですよ。

> このような田舎に来てくださって有難いです。

パールさんへのご褒美ですね、きっと。

こういうメールを掲載させていただくような時代になったんですね。

他の方も、もしUFOなどご覧になった方がいたら、シェアしていただけると
嬉しいです。

パールさん、ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


今回、watabowさんからいただいたご返事のメールに、ちょっと面白いURLが
あったものですから、掲載許可をいただきました。

早速、ご紹介させていただきます。

【件名】:Re: Watabowさま、DVDいかがでしたか?
----------------------------------------------------------------------
 pariさん、ご無沙汰いたしております。
 
 すぐに連絡差し上げなくては、と思いながら、
 
 延び延びになっておりました。
 
 MLMとなると、どうしても躊躇してしまうのは、何故だろうかと
 考えてみましたら、
 
 血液型A型の人間にとって、人に断られることが、
 
 かなりのストレスになるからではないかと気が付きました。
 
 (セールスマンで胃を壊しやすいのはA型の人だそうです。)
 
 そういう意味で、もう商売としては、面倒だな〜 と思っている
 ところです。
 
 ただ、商品としてこの「デトックス」は、魅力がありますので、一口乗ら
 せてください。
 
 どなたかも、言っておられたように、アセンションするに当たって、
 なるべく不要なものは
 
 体から無くしておいたほうが良いように思います。(アセンション
 できるかどうかは別。)
 
 この植物を農業に活用することも、大変興味深く、
 
 土を造ることにより、正しい食物連鎖ができるような気がします。
 
 これは、テラサイエンス 
 http://www.naturaldiet.net/terra-science/index.htm
 にも
 
 共通する考え方があるようで、これからの地球を考える上で重要な
 ことでしょうね。 
 
 (もう遅い???)
 
 ところで、クリス・エンジェルというマジシャン?をご存知でしょうか?
 
 http://jp.youtube.com/watch?v=ovNwmhpbdlg&mode=related&search=
 
 もうこのような人が現れる時代だと見るべきか?
 
 携帯用の反重力の機械が発明されたのか?
 
 目の錯覚か? 集団思い込みか?
 
 どちらにしても、面白いですね。
 
 遅くなりましたが、書類お送りください。
 
 よろしくお願いいたします。
----------------------------------------------------------------------

watabowさん、掲載許可、ありがとうございました。

> (セールスマンで胃を壊しやすいのはA型の人だそうです。)
> 
> そういう意味で、もう商売としては、面倒だな〜 と思っている
> ところです。

了解です。(^^)/

> ただ、商品としてこの「デトックス」は、魅力がありますので、一口乗ら
> せてください。

あ、わかりました。

> どなたかも、言っておられたように、アセンションするに当たって、
> なるべく不要なものは体から無くしておいたほうが良いように思います。
> (アセンションできるかどうかは別。)

そうですね。

> この植物を農業に活用することも、大変興味深く、
> 土を造ることにより、正しい食物連鎖ができるような気がします。
> これは、テラサイエンス 
> http://www.naturaldiet.net/terra-science/index.htm

この「テラサイエンス」↑については、掲載許可をくださったメールで、
Watabowさんは次のように説明くださいました。

----------------------------------------------------------------------
 テラサイエンス = 合気道家 佐々木了雲氏が提唱しているもののようで
 すが、中矢伸一氏が月刊誌「たまゆら」で取り上げ、応援されているようで
 すね。
 
 「地球の源(テラのもと)」 と言う塩を使って 有害物質の不活性化など
 ができたり、淡水魚と海水魚の共存も可能だというようなことも言っておら
 れるようです。
 
 ちょっと気になり、注目しているところです。
----------------------------------------------------------------------

> ところで、クリス・エンジェルというマジシャン?をご存知でしょうか?
> 
> http://jp.youtube.com/watch?v=ovNwmhpbdlg&mode=related&search=

このURL↑をみなさんにもご紹介したいと思ったんです。(*^_^*)

> もうこのような人が現れる時代だと見るべきか?

まったくですねぇ。(*_*)

宮崎駿夫さんのアニメ『ハウルの動く城』そのものですね。

> 携帯用の反重力の機械が発明されたのか?
> 
> 目の錯覚か? 集団思い込みか?

ピーター・マービーといいセロといい、もう麻原なんとかさんの“浮遊”とは
それこそ“ラベル”が違いますね。(*^_^*)

Watabowさん、面白い情報、ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


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この「デトックス」の抗酸化力、ちょっと自分でも信じられないですが、歯槽
膿漏のわたしにとっては、その治療効果だけで充分以上の価値がありました。

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■ 4.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん
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『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

E-mail:pari♪jk2.so-net.ne.jp
      ↑ここは“@”にしてくださいね。(*^_^*)

こちらでも。
E-mail:parichan@gmail.com

できればハンドル名もお願いします。


        …………○…………○…………○…………


今回は、ハイアーセルフ33さんから、前回ご紹介いただいた部分の後半部分
をいただいているので、早速、ご紹介します。

いつ聞いても、和尚の言葉は美しいです。

【件名】: 
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 みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。
 
 先週のつづきで、和尚ラジニーシが弟子の質問に答えた話の後半です。
 自分の思考や感情、行為を「見守る」ことを通じて「無心」に至れるという
 ことについてです。
 
 (和尚)
  そうした間隙(ギャップ)は育つだろう。あなたがさらに中心に定まり、
 さらに注意深くなるにつれ、そうした間隙はより大きくなっていく。そして
 その日は遠くない。ふり向くことなく、迷うことなく進みつづけるなら。ま
 っすぐに前進しつづけるなら、その日は遠くない。あなたは初めて感じる・
 ・・・間隙は非常に大きくなり、数時間たっても、ひとつの思考すら生じな
 い。いまやあなたは、無心のより大きな体験をしている。 
 
 究極の成就とは、二十四時間、あなたが無心に囲まれているときだ。それは、
 自分のマインドを使えないという意味ではない・・・これは無心について何
 も知らない人びとが言いふらしていることであり、真実ではない。無心とは、
 あなたがマインドを使えないという意味ではない。それはただ、マインドは
 あなたを使うことができない、という意味だ。
 
  無心とはマインドが破壊されるという意味ではない。無心とはただ、マイ
 ンドが脇に置かれるという意味だ。世間と意思を通じ合うことが必要なとき
 はいつでも、あなたはそれを動かすことができる。それはあなたの召使だ。
 いま現在、それはあなたの主人だ。
 
 あなたがひとりで坐っているときでさえ、それはぺちゃくちゃ、ぺちゃくち
 ゃとしゃべり続けている。しかもあなたにはどうすることもできない。あな
 たはまったく無力そのものだ。
 
 無心とはただ、マインドが適切な場所に置かれているということを意味する。
 召使であるかぎり、それはすばらしい道具だ。主人になるなら、それは実に
 不幸なことだ。それは危険だ。それはあなたの一生をめちゃくちゃにしてし
 まう。マインドは、あなたが他人と意思を通じ合いたいときの媒介にすぎな
 い。だがあなたがひとりでいるときには、マインドは必要ない。だから使い
 たいときにはいつでも、それを使うことができる。
 
  もうひとつのことを覚えておきなさい・・・マインドが何時間も沈黙した
 ままでいると、それは新鮮に、若々しく、より創造的に、より繊細になり、
 休息を通して元気を回復する。
  
 普通の人びとのマインドはおよそ三、四歳の頃に始まり、それから休日もな
 いまま七〇年、八〇年もの間、継続しつづける。彼らがあまり創造的になる
 ことができないのは当然だ。彼らは疲れきっている。くだらないものごとに
 疲れ果てている。世界中の何百万もの人びとは、いかなる創造性もないまま
 に生きる。創造性は、最大の至福に満ちた体験のひとつだ。だが彼らのマイ
 ンドは疲れ果てている。彼らはエネルギーが満ちあふれている状態ではいな
 い。
 
 無心の人はマインドを休息させ、それをエネルギーに満ちた、この上もなく
 繊細な、命じられたときにはいつでも活動に取りかかれるものにとどめてお
 く。無心を体験した人びと、彼らのことばが独自の魔力(マジック)を持ち
 始めるのは偶然ではない。
 
 彼らが自分のマインドを使うとき、それにはカリスマがあり、それには磁力
 がある。それには途方もない自発性と、陽が昇るまえの、早朝の露のしずく
 の新鮮さがある。それにマインドは、表現と創造性のため、自然界でもっと
 も進化した媒体だ。
 
  だから、瞑想の人は・・・、別のことばで言えば、無心の人は、散文でさ
 えも詩に変えてしまう。いかなる努力もなく、彼の言葉は深い威厳に満ちる
 ようになるので、どのような論証も必要ない。それそのものが論証になる。
 その言葉がはらんでいる力が自明の真実となる。論理や、教典からのどのよ
 うな支持も必要ない。無心の人のことばには本来の確信が備わっている。そ
 れを受け取り、聴く準備があるなら、あなたはそれを自らのハートに感じる。
 自明の真実を・・・。
 
  時代をさかのぼっても、ゴータマ・ブッダが自分の弟子に反駁されたこと
 は一度もなかった。マハヴィーラも、モーゼも、イエスもなかった。彼らの
 ことばそのもののなかに、彼らのまさに臨在のなかに、あなたを納得させる
 何かがあった。あなたを改宗させようという努力はこれっぽっちもないのに、
 あなたは改宗してしまう。
 
 偉大なマスターたちのひとりとして、伝道師である者はいなかった。彼らは、
 誰ひとり改宗させようなどとはしなかったが、何百万もの人びとを改宗させ
 てしまった。
 
  これは奇跡だ。だが、その奇跡は休息したマインド、いつもエネルギーに
 満ちていて、ごくまれにしか使われないマインドゆえに可能になる。あなた
 方に語りかけるとき、私はマインドを使わなければならない。ほとんど一日
 中、自分の部屋に坐っているとき、私はマインドのことはいっさい忘れる。
 
 私はただ純粋な沈黙だ・・・そのときマインドは休息している。あなた方
 に語りかけるとき、それが私がマインドを使う唯一の機会だ。ひとりでいる
 とき、私は完全にひとりだから、マインドを使う必要はない。
 
 アヌブツタ、あなたは言っている。「あなたが、瞑想とは観照することだ、
 と言われるのを聞くとき、自分は理解しているように感じます。しかし、あ
 なたが無心について話されるときには、それは少しも容易なことには思えま
 せん」
  
 容易なことに思えなくて当然だ。なぜなら、それはあなたの未来の可能性だ
 からだ。あなたはすでに瞑想を始めている。それは初歩の段階にあるかもし
 れないが、あなたは私を理解しうるような、その一定の体験をしている。だ
 が瞑想を理解できるのなら、まったく心配しなくていい。
 
 瞑想は確実に無心へと育ってゆく。地図がなくても、ガイドがいなくても、
 すべての川が海へと流れてゆくように・・・。すべての川はひとつの例外も
 なく最後には海へと行き着く。すべての瞑想はひとつの例外もなく最後には
 無心の境地へと行き着く。
 
  だがガンジスがヒマラヤのなかにあって、山々や谷の間をさまよっている
 とき、海とは何かをまったく知らず、その存在を想像することもできないの
 は自然なことだ。だがそれは大洋に向けて進んでいる。
 
 なぜなら、水にはつねに最も低い場所を見いだす力が備わっているからだ。
 そして海は最も低い場所だ・・だから川はヒマラヤの峰々で生まれると、す
 ぐにより低い場所へと動きはじめ、最後には海を見いだすことになる。
 
  瞑想のプロセスはそれとはちょうど反対だ。それはより高い峰々に向けて
 昇ってゆき、そして究極の頂が無心だ。「無心」は単純な言葉だが、それは
 まさに光明を、解脱を、すべての束薄からの自由を、不死と不滅性の体験を
 意味している。
  
 それらは大げさなことばであり、私はあなた方を恐れさせたくないので、だ
 からこの単純なことば、「無心」を使っている。あなたはマインドなら知っ
 ている。だから、このマインドが機能していない状態を想像することもでき
 る。
 
  このマインドが機能しないようになれば、あなたは宇宙のマインド、普遍
 的なマインドの一部になる。普遍的なマインドの一部になるとき、あなたの
 個人的なマインドはすばらしい召使として機能する。それは主人を認識し、
 普遍的マインドからいまだ個人的なマインドにつながれている人々にニュー
 スをもたらす。
  
 私があなた方に話しているとき、実際には宇宙が私を使っている。私のこと
 ばは私のことばではない。それらは普遍的な真理に属している。それらが力
 (パワー)をもち、カリスマをもち、不思議な力(マジック)をもっている
 のもそのためだ。 (Satyam,Shivam,Sundram,#7から抜粋)
----------------------------------------------------------------------

はるさん、この頃わたしはニサルガダッタの言葉しか引用しなくなりました。

でも、和尚の言葉を聴けば、これまたすばらしい。

和尚は、悟ってからも毎日平均10冊以上の読書を続けた特殊な覚者です。

10万冊までは数えていたが、その先は数えるのをやめたと言っています。

まさに万巻の書を読破した覚者です。

たぶん、ひたすらあらゆるタイプの人間を集めるためでしょう。

どんなタイプの人間にも対応できるようにするためだと思います。

単に本を読むのが好きだった、という面もあるのかもしれませんが。

クリシュナムルティも推理小説を読み続けたそうですから。

そういう覚者の働き方というものがあると思います……。

そしてまた、ニサルガダッタは、おそらく、ほとんど読書ということをしなか
った覚者なのではないかと思います。

つくづく、わたしは、もし和尚を読む前にニサルガダッタを読んだとしたら、
果たして、自分は何事かを理解できただろうか、と思います。

……わかりませんが。

こうして、はるさんに、ニサルガダッタ以外のスピリチュアルマスターの言葉
を紹介していただけるのは、ありがたいです。

これからも、よろしくお願いします。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


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■ 5.編集後記:いろんな季節があるようです。
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この頃も、ときどき、本を買ったりすることがあります。

先日も、通院外来で東京に行ったとき、帰りに新宿の三省堂で三冊の本を買い
ました。

2冊は上橋菜穂子さんのファンタジー『闇の守り人』と『夢の守り人』です。
        http://tinyurl.com/2p6tyr  http://tinyurl.com/2lesqv

頼まれてもいたけれど、自分でも読むつもりで。^^;

そして、もう一冊は、ちょっと迷ったけど「空洞地球/光の地底都市テロスか
らのメッセージ」という副題の付いた『[超シャンバラ]』という本です。
http://tinyurl.com/2qc5rz

ファンタジー2冊はあっという間に読み終えました。(^^)/

堪能しました。

ところが、スピリチュアル本はところどころ拾い読みするだけで、いまだに読
めません。(;_;)

以前は、そんなことはありえなかったですがね。

いろんな季節があるようです。

今年の梅雨は、各地でいろんな被害をもたらしているようですね……。

こんな気楽な夢を観ていられて、ありがたいです。(-||-)

それでは、おやすみなさい。


<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pari♪jk2.so-net.ne.jp(“♪”→“@”に。m(_ _)m)
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