━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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　☆☆　　　　　☆☆ 『アセンション館通信』vol.188　2007/11/11(第188号)
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☆☆　　　　　　☆★　【気刊】　――「私は在る」に導かれ♪――
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　☆☆　　　☆☆　　　　　　　　　　　　　　https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。（←なんちゃって。(*^_^*)）

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在988名
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◇◇ もくじ ◇◇

１．絶対に切れない「実在」からの“蜘蛛の糸”

２．写経ニサルガダッタ：【28　すべての苦しみは欲望から生まれる】の後半

３．ネットワークビジネス・ミニ講座：【〇九十（マコト）の階層構造】

４．いただいたお手紙から：パールさん

５．編集後記：自分にもそんなに無理していないし。
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■ １．絶対に切れない「実在」からの“蜘蛛の糸”
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今日は寒いですね。

季節は紅葉なんですけどね。

こんな薄明るい曇天という感じだと、むしろ冬枯れのほうを感じます。

庭の水瓶を見たらいくつもの水紋が動いていますから、雨が降っているんです
ね。

明るいので全然そうは見えないけれど。

眼前の光景にすぐに情で対応しようとするのは、長年の癖です。^^;

情緒が発生するのはかまわないけれど、その情緒に自己同化する必要はないん
でしょうね。

情緒に自己同化すると、すぐにそれが重荷になって後から誰かに文句を言いた
くなったりするから。

映画の場面に対応して自動発生する思考や感情に自己同化すると、じきにそれ
を何かのせいにして被害者になったり、何とかしてくれという感情が起こって
依頼心が発生したりしますよね。

ろくなことがない。(^^;)

ふふ。

……あ、すっかり上が霧に覆われてきた。

こういうふうに動きがあったほうが嬉しいのかしら。^^;

たわいないですね。

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか？

画商をやっていた友人から聞いた話ですけど、絵を見るのが職業の方というの
は、展覧会に行っても感覚の“絞り”をコントロールしているものなんだそう
ですね。

展覧会場に入るとき、素人の鑑賞者のように無防備に感覚を開放してはいない
んだそうです。

そんなことをしていたら、まわりじゅうの絵から放射されているエネルギーを
あびて、たちまち疲れてしまうのだとか。

だから、展覧会場に着いたら、感覚の“絞り”をコントロールして、その日見
ることにしている画家や絵の位置を特定することだけにエネルギーを絞って、
そちらの方にまっすぐに脚を進めるんだそうです。

そして、お目当ての絵の前に来て、はじめて感覚を全開にするのだとか。

そして最初の一目で、買うか買わないかが決まるんだそうです。

それが終わったら、あとは会場内で何か強いエネルギーを発している絵がない
かどうかを一渡り確認するのだとか。

へー、なるほどなぁ、と思いましたね。

まあ、それだけ自分の感受性を大切にしまた自負もある人だから、画商なんか
をするわけでしょうけどね。

脳は入力情報の処理装置だから、こんなに雑多で膨大な情報が放出されている
時代に、ただ無防備にその印象を“拾って”いたら、生き物としての健康を保
つことすら難しいかもしれません。

それに情報をキャッチしているのは、なにも肉体の脳だけではないでしょうし。

チャクラというのは、それぞれ対応する身体の脳みたいなものだと聞いたこと
があります。

そしたら、肉体のサバイバルから魂レベルの自己実現まで、それぞれの役割を
担ったそれぞれの身体が、自分の担当部署にかかわる波動をキャッチしながら、
それまで培ってきた対処パターン（＝智慧）の範囲内で、あれやこれや努力し
ているんでしょうか。

そう思うと、何だか健気で涙ぐましくなりますね。(^_-)

そしておそらく、それは他の誰の企みの被害に遭っているのでもなく、ただ、
自ら願ったことのプロセスを経験しているだけなんだろうと思います。

自らの願い（＝欲望）の結果を、虚構の世界に映画として投影しながら、自己
同化を“楽しんでいる”……ということにでもなるんでしょうか。

というのは、この自己同化をやめたければ、いつでもやめればいいようなもの
ですが、これ、ちょっとやそっとではやめないんですよね。

“自分”のことを考えたってそうです。あはは。(*^_^*)

やめやしませんよ。

すっかり夢中になってます。

そして“素人の鑑賞者”よろしく、くる印象くる印象、めったやたらに取り込
んで、それに自己同化し、無我夢中でのめり込み、たまたまそれまでの過程で
拾った入力情報の結果として構築された恣意的な“パターン認識”で、ああだ
こうだと、もっともらしいことを言っているだけだと思います。(^^;)

もっとも、同じことにまったく別様の表現を与えることも可能ですけどね。

何ひとつ偶然はありません。

すべては必然です。

すべてには深い意味があって、あなたが自ら選んできたことです、って。

そして、いまこの瞬間にも、あなたが選んでいるんです、って……。^^;

……ふう。(-_-)

だって、これらは、まったく同じことを表現するふたつの方法にすぎなくて、
その意味ではどちらも完璧に正しいわけですから。

幻想劇場の“過去”と考えられる方角で、“自分”（の興味・欲望）に案内さ
れて、わたしはどれほど無意識に“入れ食い”の選択に身を任せてきたことか
……。

そのたびに、わたしは（そうとは知らずに）自分の権能をやすやすと手放して
きたんでしょうね。

だから、ひとたび、“自分”が無意識にたどってきた来し方（経緯）を、“レ
ベル”とか“深い意味”とか言って物神化すれば、たちまちすべての権能は幻
想世界に取り上げられ、その大伽藍を飾る調度になってしまうのだと思います。

そうしたら、全幻想劇場の興行主でありながら、まるで怯えた無防備の赤子の
ように、みずから主宰する幻想世界のなかで迷子になるしかないのでしょうね。

でも、どんなに幻想のなかで気を失っても、どこかで「こんなはずはない」と
思っているんですよね。

それがサットグル（内なる「真のグル」）なんだと思います。

それが必ず、迷い込んだ幻想世界のなかに“外在のグル”を呼び出す。

たとえば、「あなたは至高の実在なのだ」という言葉として。

はじめは、どれほど奇妙奇天烈な言葉と聞こえていても、よくよく聴けば、そ
してよくよく考えてみれば、これがどう考えても矛盾がない。

「あなたは至高の実在なのだ。
　なぜなら、あなたなしには何ひとつ在りえないからだ。
　そして、あなたは自らの存在を何ものにも依存していないのだ。
　「私はいない」ということは、絶対に言えない。
　あなたの存在を否定するためにすら、あなたの存在が不可欠だからだ。
　ただひとつ、絶対に疑えないことがあるとしたら、それが『私は在る』だ」
と……。

うーむ。(-_-;)

この言葉に、どこか嘘があるでしょうか？

あなた、何か嘘を見つけられます？

この「私は在る」は、幻想劇場のどんな奥深くまでも降ろされる絶対に切れな
い「実在」からの“蜘蛛の糸”だと思います。

幻想劇場の登場人物（つまり、われわれ）の立場からすれば、これは絶対に切
れない「実在」からの“蜘蛛の糸”です。

「実在」の立場からすれば、幻想劇場のどんな奥深くまでも降ろせるゾンデで
しょう。

「私は在る」

「わたし」が「実在」です。

「わたし」こそが“全宇宙”の根拠です。

“全宇宙”はその存在の根拠を「わたし」に依存しているんです。

いわば“全宇宙”は「わたし」に“間借り”しているわけです。

「わたし」が「実在」そのものの唯一の根拠であることは、誰にも絶対に否定
できないことでしょう。

これが『神の使者』でアーテンが言っていた「純粋な一元論」です。

いや……、これ、参りましたね。(*@_@*)

だって、どうしようもないですよ。

わたしは“理屈屋”だから、理屈ならわかるんですよね。

「わたし」が「純粋な一元論」が名指しする「一元」そのものであることは、
絶対に誰にも否定できないでしょう。

“わたし”とは、「実在」が幻想劇場のはるばる奥深くまで降してきたゾンデ
の通称です。

そのことはわかりました。

これは、誰にも否定できないことです。

誰もそのことを否定できる人はいないでしょう。

それについては、まったく疑問の余地はありません。

だから、そのことについては何も問題はないと言えます。

ただ……、問題があるとしたら……。(-_-;)

(@_@)

問題があるとしたら、それは何だと思います？

もしかして、“わたし”は幻想宇宙劇場の“座元”などに戻りたいとは思わな
いかもしれない、ということじゃないでしょうか……。

寅さんじゃありませんが、「それを言っちゃあ、おしまいよ」というわけです。

“座元”なんかに戻ったんじゃ、“小屋”にかけた今度の“出し物”に本気で
打ち込むことなんかできなくなります。

なにしろ、

----------------------------------------------------------------------
　世界は華麗にきらめく空虚なショーだ。
　それは在り、しかもそれはない。
　私が見たいと欲し、それに参加したいと望むかぎり、それはそこに在る。
　私が気にかけるのをやめるとき、それは溶け去る。
　それは原因がなく、何の目的にも仕えない。
　それは私たちが放心しているときに起こる。
　まったく見たとおりに現れはするが、そこには何の深みも意味もない。
　……
　　　　　　　　　　　　　　　　『Ｉ　ＡＭ　ＴＨＡＴ　私は在る』(p196)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

というわけですからねぇ。

これじゃ、面白いことが何もないじゃないですか。(@_@)

むしろ、もう少し芝居の登場人物として幻想宇宙劇場のなかで一喜一憂したい
んじゃないでしょうか。

それほど、幻想の上がり下がりに夢中だし、中毒もしてるってことじゃないか
なぁ。(-_-;)

あんたは“座元”なんだから、別にそんな、小屋にかけた“出し物”のことな
んかいちいち気にしなくてもいいんだ、って言われても。

われわれは“座元”というよりは、むしろ、“座元”のところの子供みたいな
もんで、“出し物”の中身が気になってしょうがないんじゃないかしら。

いや、自分のことを思ってですけどね。(*^_^*)

……それぐらい、夢中になること、興奮すること、一喜一憂すること、上がり
下がりすることが好きなんじゃないかなぁ。(-_-;)

宇宙の神秘、深遠な意味、自分の役割、成長と進化、愛と冒険、邪悪と正義、
美しい夜明け、生きる喜び……。

素晴らしいじゃないですかねぇ。(^^)/

「赤城の山も今宵かぎりだ……」

「親分！」(T_T)

ね、こんなに素敵なのに……。

それが、

> 世界は華麗にきらめく空虚なショーだ。

ってんじゃ、どうしょうもないでしょ。

……言うに事欠いて、

> まったく見たとおりに現れはするが、そこには何の深みも意味もない。

だなんて。

そういうのを、人の喜びに“水を差す”っていうんですよ。

いいじゃないですか、人が楽しんでるんだから……。

ねぇ……。

あなただってそう思うでしょ。(@_@)

誰も、

> 世界は華麗にきらめく空虚なショーだ。

なんてこと言われたくないの。

余計なお世話よ、あんた。

誰もそんな、「無事」を望んでないのよ。

“有事”が好きなんだから。(*^_^*)　＼←…（←お前、言いすぎだっつうの。）

……というわけで、せっかくの“蜘蛛の糸”だけど、そんな宇宙全体をぶっ壊し
かねないものを、さて、誰がほしがるものやら……。

まずは、穏やかなところで、「無事」が欲しいかどうかだよなぁ。(-_-;)

……。(-_-)

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ ２．写経ニサルガダッタ：【28　すべての苦しみは欲望から生まれる】後半
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の質問者はちょっと普通の方ではないのですが……。

ただ、前回と今回では、この質問者の方の質問のスタンスがまったく変わりま
す。

前半であれほど紛れもない覚者としての側面が前面に出ていたのに、今回の後
半部分では、すっかり迷える求道者としての側面が出てきます。

今回の部分を見るかぎり、まるで我々と変わらないみたいなんですけどね。

でも、そのお陰で、われわれはマハラジのもっとも中核的なメッセージを聴く
ことができました。

すなわち、

> 幸福よりも偉大なものはない。

そして、

> すべての苦しみは欲望から生まれる。

と。

では、【28　すべての苦しみは欲望から生まれる】の後半です。

（いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
　願っています。(-||-)　）

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
　質問者　私の友人は、毎晩毎晩恐ろしい夢を見たものでした。眠りにつくこ
　　　　　とが彼を恐れさせたのです。何ひとつ、彼を助けることはできませ
　　　　　んでした。
　
　マハラジ
　サットサン、真理との交わりが彼の助けとなる。
　
　質問者　人生そのものが悪夢なのです。
　
　マハラジ
　サットサンは身体的、精神的、すべての病気にとって至上の治癒法だ。
　
　質問者　たいてい、そのような交友を見いだすことはできません。
　
　マハラジ
　内面を探しなさい。
　あなたの自己があなたの最良の友だ。
　
　質問者　なぜ人生はこうも矛盾ばかりなのでしょうか？
　
　マハラジ
　それが精神的な自尊心を打ち破るのを助けるからだ。
　私たちはいかに弱く、無力であるかを悟らなければならない。
　自分自身はこう在り、知り、行為すると想像し、惑わされているかぎりは、
　私たちは悲しくも苦境にいるのだ。
　ただ、完全な自己否定のなかにのみ、私たちの真我を発見するチャンスがあ
　る。
　
　質問者　なぜそれほどまで自己否定が強調されるのでしょうか？
　
　マハラジ
　真我の実現におけるかぎり、真我が見いだされる前に、偽りの自己は捨て去
　らなければならない。
　
　質問者　あなたが偽りと呼ぶ自己こそ、私にとっては痛ましいほど本物なの
　　　　　です。それが私の知る唯一の自己です。あなたのいわゆる真我は単
　　　　　なる概念、言葉の言い回し、マインドの産物、魅力的な幻にすぎま
　　　　　せん。私の自己は美しいものではありません。それは認めます。し
　　　　　かし、それは私自身のものであり、唯一の自己です。あなたは、私
　　　　　はもうひとつの自己だ、あるいは自己をもっていると言います。あ
　　　　　なたにはそれが見えますか？　それはあなたにとって現実のもので
　　　　　しょうか？　それともあなたは自分が見ないものを私に信じろと言
　　　　　うのでしょうか？
　
　マハラジ
　急いで結論に飛びついてはならない。
　具体的なものが本物であり、想像されたことが偽物である必要はない。
　感覚をもとにし、記憶によって形づくられた知覚は、知覚する人を暗に示唆
　している。
　あなたはその知覚する人の本性をけっして調べようとしてこなかった。
　充分な注意をもって、愛情ある心遣いとともにそれを調べてみるがいい。
　あなた自身のちっぽけな自己イメージに没頭するばかりに、夢にも見なかっ
　たような存在の高みと深遠さを発見することだろう。
　
　質問者　私自身を調べるには正しい心もちでなければならないでしょう。
　
　マハラジ
　真剣に、集中し、誠実に関心をもたなければならない。
　あなたはあなた自身に対する善意に満ちていなければならない。
　
　質問者　私はまったく利己的です。
　
　マハラジ
　いいや、あなたは違う。
　あなたはずっと奇妙な、有害で偽物の神々に仕えてきたために、あなた自身
　を破壊してきたのだ。
　まったく利己的になるがいい。
　あなた自身によかれと願いなさい。
　あなたにとって良いことをしなさい。
　あなたと幸福の間に立ちはだかるものすべてを破壊しなさい。
　すべてで在りなさい。
　幸福でありなさい。
　楽しくありなさい。
　幸福よりも偉大なものはない。
　
　質問者　なぜそれほど愛の中に苦しみがあるのでしょうか？
　
　マハラジ
　すべての苦しみは欲望から生まれる。
　真の愛はけっして挫折しない。
　どうして統合の感覚が挫折をもたらすことができるだろうか？
　表現のための欲望は挫折しうる。
　そのような欲望はマインドのものだ。
　精神的なものすべてにとって、挫折は避けられない。
　
　質問者　愛のなかでセックスはどう位置づけられるのでしょうか？
　
　マハラジ
　愛は存在の状態だ。
　セックスはエネルギーだ。
　愛は賢く、セックスは盲目だ。
　ひとたび愛とセックスの本質が理解されたならば、混乱や葛藤はなくなるだ
　ろう。
　
　質問者　愛のないセックスがあまりにも多いのです。
　
　マハラジ
　愛なしにはすべてが悪だ。
　生命自体、愛がなければ有害となる。
　
　質問者　何が私を愛させるのでしょうか？
　
　マハラジ
　あなたが恐れないとき、あなたは愛そのものなのだ。
　
　* 訳注　ダグラス・Ｅ・ハーディング　Douglas E. Harding（1909−）
　　　　　英国東部サフォーク州生まれ。霊的教師、哲学者。主な訳書に『真
　　　　　贋を得る』（図書出版）、『今ここに、死と不死を見る』『顔があ
　　　　　るもの顔がないもの』（以上、マホロバアート）などがある。
　
　　　　　　　　　　　　　『Ｉ　ＡＭ　ＴＨＡＴ　私は在る』（p128-130）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者　私の友人は、毎晩毎晩恐ろしい夢を見たものでした。眠りにつくこ
> 　　　　とが彼を恐れさせたのです。何ひとつ、彼を助けることはできませ
> 　　　　んでした。

たまにこういう人がいるみたいですけど、これ、相当たいへんでしょうね。

だって、たいていの人間は、眠ればひと休みできるわけですものね。

> マハラジ
> サットサン、真理との交わりが彼の助けとなる。

ほんとの「大安心」の臨在に近づくということですよね。

> 質問者　人生そのものが悪夢なのです。

気の毒に……。

でも、考えようによっては、そういう方は、ある意味で“瀬戸際”にいるのか
しら……。

> マハラジ
> サットサンは身体的、精神的、すべての病気にとって至上の治癒法だ。

たぶん、圧倒的な「大安心」の波動圏内にいることで、当人が意識していない
微細身が弛むんでしょうね。

> 質問者　たいてい、そのような交友を見いだすことはできません。

まったく。

> マハラジ
> 内面を探しなさい。
> あなたの自己があなたの最良の友だ。

マハラジに働いている智慧はそう言わざるをえない。

でも、「そりゃ聞こえませぬ、伝兵衛どの」ってわけですよねぇ。^^;

> 質問者　なぜ人生はこうも矛盾ばかりなのでしょうか？

まったく。(;_;)

> マハラジ
> それが精神的な自尊心を打ち破るのを助けるからだ。

まあ……、このしと、言うに事欠いて……。(-_-;)

……そうか、

----------------------------------------------------------------------
　運命と恩寵は絶対的に同じものだ。
　人生を起こるがままに受け入れなさい。
　そうすれば、あなたはそれが祝福に満ちていることを知るだろう。(p509)
----------------------------------------------------------------------

って言うからなぁ。

“人生がこうも矛盾ばかり”であることこそ恩寵というわけか……。

> 私たちはいかに弱く、無力であるかを悟らなければならない。
> 自分自身はこう在り、知り、行為すると想像し、惑わされているかぎりは、
> 私たちは悲しくも苦境にいるのだ。

アチャ。(>_<)

手厳しいよなぁ。

> ただ、完全な自己否定のなかにのみ、私たちの真我を発見するチャンスがあ
> る。

（……たぶん、こういうひとが言うことは本当だよな。）

> 質問者　なぜそれほどまで自己否定が強調されるのでしょうか？

うん。

> マハラジ
> 真我の実現におけるかぎり、真我が見いだされる前に、偽りの自己は捨て去
> らなければならない。

なるほど。

それは、ごく論理的だから、わかる。

> 質問者　あなたが偽りと呼ぶ自己こそ、私にとっては痛ましいほど本物なの
> 　　　　です。それが私の知る唯一の自己です。あなたのいわゆる真我は単
> 　　　　なる概念、言葉の言い回し、マインドの産物、魅力的な幻にすぎま
> 　　　　せん。私の自己は美しいものではありません。それは認めます。し
> 　　　　かし、それは私自身のものであり、唯一の自己です。あなたは、私
> 　　　　はもうひとつの自己だ、あるいは自己をもっていると言います。あ
> 　　　　なたにはそれが見えますか？　それはあなたにとって現実のもので
> 　　　　しょうか？　それともあなたは自分が見ないものを私に信じろと言
> 　　　　うのでしょうか？

(@_@)

この方、前半では、まったく悟った方としか思えなかったのに……。

どうして急にこんなに言い方が変わったのか……。

> マハラジ
> 急いで結論に飛びついてはならない。
> 具体的なものが本物であり、想像されたことが偽物である必要はない。

「具体的なものが本物であり、想像されたことが偽物である必要はない」

なんか次のフレーズと響きが似ている感じ。

----------------------------------------------------------------------
　――幻想からの自由は、幻想を信じないことのなかにだけ存在する。*
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『神の使者』(p189)
----------------------------------------------------------------------

こういうことに感覚的で具体的な物証を求めても、どだい無理なんだよね。

> 感覚をもとにし、記憶によって形づくられた知覚は、知覚する人を暗に示唆
> している。

そりゃそうだ。

> あなたはその知覚する人の本性をけっして調べようとしてこなかった。

うん。

> 充分な注意をもって、愛情ある心遣いとともにそれを調べてみるがいい。
> あなた自身のちっぽけな自己イメージに没頭するばかりに、夢にも見なかっ
> たような存在の高みと深遠さを発見することだろう。

(-||-)

> 質問者　私自身を調べるには正しい心もちでなければならないでしょう。
> 
> マハラジ
> 真剣に、集中し、誠実に関心をもたなければならない。

はい。

> あなたはあなた自身に対する善意に満ちていなければならない。

おお……。

> 質問者　私はまったく利己的です。
> 
> マハラジ
> いいや、あなたは違う。

打てば響くという感じ。

> あなたはずっと奇妙な、有害で偽物の神々に仕えてきたために、あなた自身
> を破壊してきたのだ。

ほー。

> まったく利己的になるがいい。

あたい、それなら自信あるじょ。(*^_^*)　＼←……（ったくぅ。）

> あなた自身によかれと願いなさい。

ダイジョウブダジョ。

> あなたにとって良いことをしなさい。

ウレシイジョ。

> あなたと幸福の間に立ちはだかるものすべてを破壊しなさい。
> すべてで在りなさい。
> 幸福でありなさい。
> 楽しくありなさい。

モウ……。(;_;)

> 幸福よりも偉大なものはない。

オオー！！　(*_*)

アタイ、コノシト、スキダジョ。

> 質問者　なぜそれほど愛の中に苦しみがあるのでしょうか？
> 
> マハラジ
> すべての苦しみは欲望から生まれる。

「すべての苦しみは欲望から生まれる」

単純明快。

> 真の愛はけっして挫折しない。
> どうして統合の感覚が挫折をもたらすことができるだろうか？

あなたひとりしかいないというのに、そのあなたがどうして挫折することがで
きるだろうか。

> 表現のための欲望は挫折しうる。

あ、なるほど。(@_@)

> そのような欲望はマインドのものだ。

「欲望はマインドのものだ」

> 精神的なものすべてにとって、挫折は避けられない。

精神的なものはすべて、不可避的に挫折する。

なぜなら、それは虚構の分離に基づいているからだ。

> 質問者　愛のなかでセックスはどう位置づけられるのでしょうか？

うん。

> マハラジ
> 愛は存在の状態だ。
> セックスはエネルギーだ。

わかります。

> 愛は賢く、セックスは盲目だ。

はい。

> ひとたび愛とセックスの本質が理解されたならば、混乱や葛藤はなくなるだ
> ろう。

そうか……。

> 質問者　愛のないセックスがあまりにも多いのです。
> 
> マハラジ
> 愛なしにはすべてが悪だ。

そうなんだ……。

> 生命自体、愛がなければ有害となる。

ああ、なるほど。

> 質問者　何が私を愛させるのでしょうか？
> 
> マハラジ
> あなたが恐れないとき、あなたは愛そのものなのだ。

ああ……、マハラジ。

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m

　　　　　　　　…………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/


　　　　　　　　…………○…………○…………○…………



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■ ３．ネットワークビジネス・ミニ講座：【〇九十（マコト）の階層構造】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここで急にトーンが変わって……、

「誰が仕事をしているのか？」の時間です。(*^_^*)

とりあえず、われわれは幻想宇宙劇場のなかで生存しなくてはならない、とい
う“思い込み”のなかに住んでいるという前提でのお話です。^^;

むかし、と言ってもそれほど大昔ではない昔、つまり“一九九九（いちきゅう
きゅうきゅう）限定解除”というようなお話を聞いていたころの話です。^^;

限定が解かれて“〇九十（マコト）の宇宙”が顕れたらどういうことが起こる
のか、というようなことを、たくさんの語呂（言霊）と比喩で聞かされていま
した。

そのお話の圧倒的なパワーに、痺れるような感動を味わっていました。

いえ、別にいまは突き放しているというわけじゃありませんよ。^^;

いま聞いてもいい内容のお話だと思いますが、ただ相対二元の現象世界では、
いつまでも感動していることはできない、というだけのことです。

そのころ聞いた話に、現在の世界では組織ヒエラルキー（階層構造）は、いわ
ば正三角形（△）になっているが、本来の“〇九十の世”では組織階層の形は
いわば逆三角形（▽）になるのだ、というのがありました。

どういうことかと思って聞いていると、それは次のようなことでした。

つまり、現在の地上の組織では、力のある者が上にいて命令を出し、力の弱い
者が下にいてその命令に従うので、結果的に、弱者が強者を支える形になって
いる、と。

それは、家庭で言えば、子供が親を支えているようなものだ、というわけです。

でも、本来は、組織の階層構造というのは、壮者が弱者を支える形になってい
るべきものだ、というのです。

そして、その逆三角形の一番下は“神御一柱”がひとりで支えてくださってい
るのだ、と。

「それでも文句がある？」と言われました。

ここで言う“神御一柱”とは國常立尊（くにとこたちのみこと）のことですか
ら、ニューエイジふうに言うなら、いわば“地球さん”です。

たしかに、間違いなく、子どもたちの我が儘を、“神御一人”がおひとりで支
えているわけです。

そう聞かされたときの感動はひとまず措いておくとして……。

問題は、本来の組織階層というのは、上（の階層）にいる者が下（の階層）に
いる者に命令を下すのではなく、それをサポートするのだ、という点です。

この階層構造の転換の“器”として、現在自然にわれわれの目の前にあるのが
「ネットワークビジネス」であることは、ほとんど疑う余地がありません。

別に、「ネットワークビジネス」を美化するつもりなどさらさらありません。

しかし、「ネットワークビジネス」のアップラインがダウンラインに命令など
できないことは、誰だって知っています。

なぜなら、「ネットワークビジネス」の参加メンバーは、建前上も事実上も、
全員が完全に“対等”だからです。

ただ、ダウンラインをサポートする能力によって、自然にアップラインとなる
ということがあるだけです。

わたしなどは元来怠け者で、ダウンラインのサポートなどあまりできませんか
ら、ただこうして縁のある方に紹介するだけです。^^;

でも、「ネットワークビジネス」では、サポートする方は徹底的にサポートし
ます。

そうすることによって、驚くほどの組織を作っていくわけです。

今日も時間切れなので、ここまでにしておきます。

でも、少しずつ「ネットワークビジネス」というものがわかってきたでしょ。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

m(_ _)m


　　　　　　　　…………○…………○…………○…………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ４．いただいたお手紙から：パールさん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

お気が向いたときに、たまに何か書いていただけると嬉しいです。
なにか、ご要望など伺えるとありがたいです。
E-mail：pari♪jk2.so-net.ne.jp
　　　　　　↑ここは“@”にしてくださいね。(*^_^*)

こちら↓でも結構ですよ。
parichan@gmail.com

勝手に掲載させていただくかもしれません。もちろん、掲載は困る、と書いて
おいていただければ、そんなことはしませんが。^^;

ハンドル名（＝ここでの掲載名）もお願いしますね。


　　　　　　　　…………○…………○…………○…………


今回は、わたしの質問に対するいかにも実践派らしいパールさんのてきぱきし
た回答メールを、ご本人からの掲載許可をいただいてご紹介いたします。^^;

たぶん、余計な思考がほとんど入っていないんだろうと思います。

（だいたい、そんな余計な時間がないんでしょう。(*^_^*) ）

【件名】: Re: お米の注文
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　pariさん
　
　明日精米します。
　糠も同封します。
　
　糠漬けは糠そのままで（炒ると腐りにくいが、味は落ちるらしい）塩を混ぜ
　て、（その他、いりこや昆布を入れたほうが美味しい味が出るということで
　す）野菜のキュウリ・ナス・にんじんなどをいれる。
　このときス○○○を少し入れると腐らないそうです。
　先日のセミナーで講師の方が言われました。
　それを毎日一度は混ぜること。塩の量は初めは多く入れないほうがいいよう
　です。効かなかったらあとから入れたらいいですから。
　以上が一般的なヌカヅケです。
　私はやりません。めんどうだから。
　
　ヌカヅケのこの上ない妙なる味の漬物をかって作りました。
　糠に麹菌と乳酸菌と酵母菌を順番に発酵させて出来上がった発酵糠に漬物を
　つけるのです。
　あんな美味しい漬物は初めてでした。
　でも今はちょっと遠ざかっています。
　麹菌が９００円くらい、乳酸菌はヨーグルト、酵母菌は、市販のイースト、
　を使います。
　初めの麹菌を混ぜるときの水加減が大切です。
　麹菌がうまく発酵したら後は楽です。
　
　田んぼ作りの初めの頃、ＥＭボカシは大量に作って田んぼに撒きました。
　それから無農薬無化学肥料が始まりました.
　今は作りません。大変ですから。
　発酵は水加減が重要です。水加減が分かるようになると、失敗無くつくれる
　ようになります。
　
　ス○○○で田んぼを作ります。発酵肥料を作るのがいいのでしょうが、もう
　面倒です。
　今までボカシを撒いたりしたので田んぼには菌が十分あると思います。
　来年は肥料（牛糞や、鶏糞）にス○○○を混ぜて土作りをします。
　
　私宅は土地が広いので、家の後ろに残飯を捨てます。夏はハエが湧くので、
　残飯が見えないように土をかぶせながら捨ててゆきます。
　時々鶏を小屋から出して、鶏に混ぜてもらいます。
　
　こちらもゴミは分別がやかましくなり、燃えるゴミ燃えないゴミと分けて出
　しますが、残飯と、燃えるゴミは自宅で消化です。
　何しろ、薪で風呂を沸かしますので。
　
　送金はＡＴＭでやります。
　といっても私は振替用紙を使ってますが、通帳を使うと手数料が無料です。
　郵便局員さんが親切に教えてくれます。
　
　以上でした。参考にしてください。
----------------------------------------------------------------------

パールさん、ご丁寧に回答いただいて、ありがとうございました。

> 糠漬けは糠そのままで（炒ると腐りにくいが、味は落ちるらしい）塩を混ぜ

あ、そうなんですか。炒らないでも使えるんですね。

> て、（その他、いりこや昆布を入れたほうが美味しい味が出るということで
> す）野菜のキュウリ・ナス・にんじんなどをいれる。
> このときス○○○を少し入れると腐らないそうです。
> 先日のセミナーで講師の方が言われました。

なるほど。

じゃ、これからは炒らない糠を使ってス○○○を少し入れます。

冬に向かって、糠床も腐りにくくはなるでしょうが。

> それを毎日一度は混ぜること。塩の量は初めは多く入れないほうがいいよう
> です。効かなかったらあとから入れたらいいですから。
> 以上が一般的なヌカヅケです。
> 私はやりません。めんどうだから。

あはは。

ぬか漬けは面倒でも、お米を作ってらっしゃる。^^;

> ヌカヅケのこの上ない妙なる味の漬物をかって作りました。

ホー……。(@_@)

> 糠に麹菌と乳酸菌と酵母菌を順番に発酵させて出来上がった発酵糠に漬物を
> つけるのです。
> あんな美味しい漬物は初めてでした。

パールさんは、結構、完全主義者ですよね。^^;

> でも今はちょっと遠ざかっています。
> 麹菌が９００円くらい、乳酸菌はヨーグルト、酵母菌は、市販のイースト、
> を使います。
> 初めの麹菌を混ぜるときの水加減が大切です。
> 麹菌がうまく発酵したら後は楽です。

へー。

なかなかたいへんそう。(-_-)　（←じつは、もう諦めている。(^_-)）

> 田んぼ作りの初めの頃、ＥＭボカシは大量に作って田んぼに撒きました。
> それから無農薬無化学肥料が始まりました.

そうでしたか。

> 今は作りません。大変ですから。

なるほど。^^;

> 発酵は水加減が重要です。水加減が分かるようになると、失敗無くつくれる
> ようになります。

いずれにしろ、怠け者には難しいですよね。（←すでに逃げの体勢。(^_-) ）

> ス○○○で田んぼを作ります。

それが、有効微生物の活性化という意味でも、化学物質の解毒分解という意味
でも、いちばん手っ取り早くて効率的ですよね。

> 発酵肥料を作るのがいいのでしょうが、もう面倒です。

ご苦労さまでした。

> 今までボカシを撒いたりしたので田んぼには菌が十分あると思います。
> 来年は肥料（牛糞や、鶏糞）にス○○○を混ぜて土作りをします。

そうですか。

> 私宅は土地が広いので、家の後ろに残飯を捨てます。夏はハエが湧くので、
> 残飯が見えないように土をかぶせながら捨ててゆきます。
> 時々鶏を小屋から出して、鶏に混ぜてもらいます。

鶏もいるんですね。

うちも以前はいたんですが、可哀想なことをしました。

ハクビシンか何かにやられたと思います。(;_;)

> こちらもゴミは分別がやかましくなり、燃えるゴミ燃えないゴミと分けて出
> しますが、残飯と、燃えるゴミは自宅で消化です。
> 何しろ、薪で風呂を沸かしますので。

お隣のおじさんとこもそうでしたが、いまはもう身体が利かなくなって。

あの木の匂いのするお風呂は、贅沢だけど忙しいんでしょうね。

パールさん、掲載許可、ありがとうございました。

m(_ _)m


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■ ５．編集後記：自分にもそんなに無理していないし。
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ほんと、今日は寒いですね。^^;

でも、時間はいい感じです。

自分にもそんなに無理していないし。

それでは、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■　【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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