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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.205 2008/3/09(第205号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在1039名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.現象世界に興味を失う

2.写経ニサルガダッタ:【64 何であれ満足させるものが、あなたを引き止める】の4回目

3.いただいたお手紙から:パールさん

4.編集後記:「朴翁信円上座(ぼくおうしんえんじょうざ)」
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■ 1.現象世界に興味を失う
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いいお天気ですね。

雲ひとつない晴天です。

両脇を近景の山裾にかぎられた川沿いの里の姿……。

冬枯れの庭に春の日差しが降り注いでいます。

眼前の柊(ひいらぎ)の葉や椿の葉が、朝の日差しを受けてきらきらと輝いて
います……。

こういうのも一瞬の現れの姿なんだから、やっぱり非在と言うべきなんでしょ
うね。

そしてこういう光景を見て浮かんでくる取り立てて言葉にもしない情緒も、や
っぱり夢なんでしょうし。

これがいい気分なのか悪い気分なのかをついつい分類判別しようとするのは、
たんに昔からの古い癖にすぎないというわけでしょう。

まあ、でも悪い気分じゃありません。

むしろ、とても温かく穏やかな良い気分ですが……。

……でも、そういうふうに感覚対象に注意を向ける必要はないんだな、と思い
出す瞬間はあります。

注意はただただ、それを見ている自分に向けていればいいわけですから。

それを思い出す瞬間の比率の変化が、“苦痛と快楽”から“至福”へのシフト
の指標……ということにでもなるんでしょうか。

自分が幸福になったり不幸になったりするわけじゃなくて、たんに幸福な気分
や不幸な気分が、自分を訪れるだけなんでしょうねぁ。(-_-)

ふふ。

われながら、道学者じみたことを言っています。(^^;)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

また、お互い、夢のなかでお会いしましたね。

「このメルマガの趣旨」に「仮現の現象世界に興味を失うための努力です」と
書かれていることはご存知だと思います。

メチャ・ネガティブな発想だと思われるかもしれません。(^_-)

そう思われるのは、それはそれで当然ですし、仕方のないことだと思います。

ある意味で、それは“あるがまま”ですから。

ただ、ずっと“メチャ・ネガティブな発想”だと思いながら、このメルマガの
購読を続ける方はいらっしゃらないですよね。

そう思ったら、すぐに購読解除すればいいだけのことですから。

だから、このメルマガの購読を続けていらっしゃる方は、「仮現の現象世界に
興味を失うための努力」に、ある種の意味を認めていらっしゃる方々だと思う
ことにします。

この現象世界では、誰もがそこで生きる意味を見いだすべく強烈な“洗脳”を
受けているわけですから、ま、ちょっと変わった指向性ではあります。

というか、いわば現象世界での“異分子”みたいなものだと思います。

世の中全体の指向性とはちょうど逆のベクトルですから、現象世界からの許可
が必要な方には、ごく向かない選択ですけど。

ただ……、どなたもみんな、幸せを求めているんですよね。

それだけは、間違いないと思います。

でも、通常は、“幸せを求める”ということが“苦痛を避けて快楽を求める”
ことだと理解されているわけですよね。

ま、口でそうあからさまには言わないにしても。

でも、“苦痛を避けて快楽を求める”という方策で“幸せを求める”ことは、
どうも想像以上にむずかしいらしい、と誰もが気づくことになる。

難しいというより……、むしろ、不可能と言うべきかも。

楽しみは手に入れがたく、苦しみは避けがたいことがわかってくる。

でも、それにはっきり気づいたころには、だいたい、肉体生命の終わりが近く
なっていて……、そこで、チョン、一巻の終わりが来てしまう。

そして、転生なんてものがあるのかないのか知らないけれど、気がついたら、
いつの間にか、またどこか現象世界の一隅で幸せを求めて苦闘している。

……。(-_-;)

で……、なんかこれは“おかしい”んじゃないか、と思い始めるんですよね。

たしかに、肉体が新しいあいだは、なんとかなりそうな気がしている。

でも少し肉体が古びてくると、だんだんやる気も失せるし、“生き甲斐達成”
プロジェクトの洗脳効果も薄れてくる。

というか、もう先が見えているし、あまり“生き甲斐達成”なんて思い出した
くもないんですよね。(^_-)

で、この世の“挫折者”にお決まりの精神世界指向がはじまるわけですが……。

しかし、そこでも「仮現の現象世界」の罠は待ち受けています。

上位次元とか微細エネルギーといった、より洗練された現象や構造体の中での
成長・進化が求められるというわけです。

もっともっと微細なレベルで、上品なエゴの洗練が要求されることになります。

でも、“他者”がいる以上は、どうやったって“現実”はあるわけですから、
その“現実”(という構造)に支えられた世界に「自由」があるはずもありま
せん。

どうもおかしい……。(-_-;)

なにかへん……。-_-;

そしたら、その思いがどこかから呼び出すのが、“サットグル”の声なんだと
思います。

自分に必要なことを言ってもらうために……。

「あなたは、あなたが考えているような存在ではない。

 あなたは至高の実在なのだ。
 
 あなたが見ている現象世界は、すべてあなたが創造している幻にすぎない。
 
 あなたが探し求めている幸せは、外側の幻の中には存在しない。
 
 なぜなら、あなた自身がその幸せなのだから。
 
 あなたが一瞬、外側の幻の中に見つける幸福は、たんに外側の世界に求める
 ものがなくなった一瞬に露出する、あなた自身の常態にすぎない。
 
 あなたは幸せを探す場所を間違えている。
 
 あなたが求めている幸せとは、じつは唯一の実在であるあなたの内なる常態
 のことだ。
 
 乞食になって、自分が創造する外側の世界に幸福の原因を探し求めるのはや
 めなさい。
 
 外側に向かって駆け出すのをやめて、ただ在ればいい。
 
 そしてあなた自身が幸せ(至福)の原因であることを知るだけでいいのだ。
 
 なぜなら、現象世界のすべてはあなたのものだが、あなたは現象世界の一部
 になることはできないからだ。
 
 あなたはあなたが創造し投影する世界の一部になることはできない。
 
 それには、あなたは偉大すぎ、崇高すぎ、すべてを超越している。
 
 それでもなお、あなたが創造し投影する世界の一部になろうとするなら……。
 
 ……それをさえ、あなたは実現できるだろう。
 
 そして……、それを実現したのが今のあなたの姿なのだ」
 
と。

……。(-_-;)

いったん、そういう言葉が聞こえたような気がしたら、これはもう内側を向く
ことを始めるしかないですよね。

そしたら、はじめて“現象世界に興味を失う”という指向性が意味の磁力を帯
びはじめる。

(-_-;)

……まずは“現象世界に興味を失う”ことが、今の自分には何にもまして重要
なんじゃないか、と思ったんですよね。

感覚対象である“現象世界に興味を失”わないかぎり、自分が内面を向くこと
なんか、まるで始まることすらできないような気がして……。

わたしが“興味を失う”というテーマに関心を持ったのは、ニサルガダッタの
次の問答に出会って以来かもしれません。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 ……あなたにそれほどの確証を持って語らせる体験とは何なのでし
     ょうか?
 
 マハラジ
 私は時間、空間、原因を超えたあるがままの私自身を知っているのだ。
 あなたはほかのことに没頭していて、偶然知らないだけなのだ。
 
 質問者 どうして私はそんなにも没頭してしまうのでしょうか?
 
 マハラジ
 なぜならあなたは興味があるからだ。
 
 質問者 何が私に興味をもたせるのでしょうか?
 
 マハラジ
 苦痛への恐れと快楽への欲望だ。
 快楽は苦痛の終焉であり、苦痛は快楽の終焉だ。
 それらは果てしない連続性の中で交代しているだけなのだ。
 
                         『私は在る』(p396)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(*_*)

> 私は時間、空間、原因を超えたあるがままの私自身を知っているのだ。
> あなたはほかのことに没頭していて、偶然知らないだけなのだ。

わかった。

じゃ、なぜわたしはそんなにほかのことに没頭してしまうのか? (-_-;)

> なぜならあなたは興味があるからだ。

ガーン! (>_<)

……なるほど。(-_-;)

じゃ……、なぜわたしはそんなにも興味を持ってしまうのか……?

「苦痛への恐れと快楽への欲望」のゆえ。

……たしかに。(;_;)

> 快楽は苦痛の終焉であり、苦痛は快楽の終焉だ。
> それらは果てしない連続性の中で交代しているだけなのだ。

なんと……。(-_-)

しかも、苦痛と快楽が果てしない連続性の中で交代しているこの世界は、たん
なるわたしの小さな夢にすぎないのだという。

----------------------------------------------------------------------
 あなたの知覚する世界は実に小さな世界だ。
 それは完全に私的なものだ。
 それを夢と見なして放っておきなさい。
                          『私は在る』(p44)
----------------------------------------------------------------------

こう言われたら、質問者だって、黙っては引きさがれません。

> 質問者 どうして世界を夢として見なすことができるでしょう? 夢とは長
>     く続かないものです。
> 
> マハラジ
> あなたの小さな世界が、どれほど長続きするというのかね?
> 
> 質問者 つまるところ、私の小さな世界も全体の一部分です。

さて、マハラジが何と言ったか?

----------------------------------------------------------------------
 全世界という概念も、あなたの私的な世界の一部ではないだろうか?
 宇宙はあなたのところにやってきて、あなたは宇宙の一部だと言いはしない。
 全体があなたをその一部として含んでいるという考えをつくり上げたのは、
 あなたではないだろうか?
 実際に、たとえどんなに想像と期待で飾りたてていても、あなたが知ってい
 るのはあなたの私的な世界にすぎないのだ。
                          『私は在る』(p44)
----------------------------------------------------------------------

> 宇宙はあなたのところにやってきて、あなたは宇宙の一部だと言いはしない。

もう、やだー! (>_<)

> 全体があなたをその一部として含んでいるという考えをつくり上げたのは、
> あなたではないだろうか?

そんな……。

> 実際に、たとえどんなに想像と期待で飾りたてていても、あなたが知ってい
> るのはあなたの私的な世界にすぎないのだ。

もう負けそ。

なおも踏ん張る、質問者。

それ行け。

> 質問者 もちろん、知覚は想像ではありません!

よっしゃ。

そら、どうだ?!

> マハラジ
> それ以外の何だというのだろう?

アチャ。(>_<)

----------------------------------------------------------------------
 知覚とは認識ではないだろうか?
 何かまったく知られていないものを感じ取ることはできるだろう、だが知覚
 することはできない。
 知覚は記憶をともなうのだ。
 
 質問者 仮にそうだとしても、記憶がそれを幻想にするということはありま
     せん。
 
 マハラジ
 知覚、想像、期待、不安、幻想はすべて記憶に基づくものだ。
 それらの間にはほとんど境界線さえなく、互いに溶け込んでいる。
 すべては記憶の反応なのだ。
                          『私は在る』(p44)
----------------------------------------------------------------------

> すべては記憶の反応なのだ。

……。(-_-;)

これは、なんとしても、この世への“興味を失う”ことから始めなくてはなら
ない……。

そして肝心なことは、わたしにとってはそれだけだと思います。

ただ、あらゆる注意を現象世界から引き上げて、「私は在る」だけに注意を
集中することは、まだまだそんなに簡単じゃない。(;_;)

まだまだこの世への“興味を失う”作業が終わっていなくて。

ただ、「現象世界に興味を失う」ことに的を絞った方向性は、自分には間違っ
ていないと思っています。

現象世界で幸せを探そうとする方策を、完全に諦めていることが必要です。

その方策の不毛性を芯から納得して、改善しようのない不滅の実在で「在る」
ことに向かうしか道はない。

そんな殊勝な気持ちでいるところに届けられたニサルガ師匠からのプレゼント。

----------------------------------------------------------------------
 もしあなたが興味を失えばいかなる記憶も持続はしない。
 束縛を永続させるのは感情的なつながりなのだ。
 あなたはつねに快楽を求め、苦痛を避けている。
 いつも幸福と平和を追い続けているのだ。
 あなたの幸福への探求自体が、あなたを惨めに感じさせているのがわからな
 いだろうか?
 ほかの方法を試してみなさい。
 苦痛と快楽に無関心でありなさい。
 求めず、拒まず、永遠に存在する「私は在る」のレベルに、あなたのすべて
 の注意を払いなさい。
 すぐにあなたは平和と幸福があなたの本性そのものであることを悟るだろう。
 何か特定の経路を通してそれを探しだそうとすることがあなたをかき乱すの
 だ。
 障害を避けなさい。
 ただそれだけだ。
 探す必要はないのだ。
 すでにもっているものを探すことはない。
                          『私は在る』(p258)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(;_;)

> 障害を避けなさい。
> ただそれだけだ。
> 探す必要はないのだ。
> すでにもっているものを探すことはない。

はい。

わかりました。

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:
     【64 何であれ満足させるものが、あなたを引き止める】の4回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

自分が満足するところが自分を引き止める、というのが前回のテーマであり、
この章全体のタイトルでもありました。

われわれが今のこの世界にいるのは、われわれがこの変化するつかの間の世界
に興味を持ち、そこでそれなりに満足しているからです。

だから……、

> そこに苦しみがあり、世界は苦しんでいるということを知るだけで充分だ。

それ以上、自ら好んで苦しむ必要はない。

なにしろ、

> 快楽と苦痛自体が悟りをもたらすことはない。

のだから。

> ただ理解だけがそれをもたらすのだ。

「ただ理解だけがそれをもたらす」

> ひとたびあなたが世界は苦しみで満ち、生まれてくること自体が災いだとい
> う真実を把握すれば、それを超えていこうとする衝動とエネルギーを見いだ
> すだろう。

このことを確認したかったのです。

では、【64 何であれ満足させるものが、あなたを引き止める】の4回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

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 質問者 あなたはグルから、「あなたは至高なるものだ」と言われました。
     そして彼を信頼し、その通りに行動したのです。何があなたにこの
     信頼を与えたのでしょうか?
 
 マハラジ
 私はただ、道理を聞き分けただけだ。
 彼を疑うとしたら、愚かなことだっただろう。
 私を惑わせることで、いったい彼がどんな利益を得るというのだろうか?
 
 質問者 あなたはある質問者に、私たちは同じであり、同等だと言われまし
     た。私にはそれが信じられません。私に信じられないのなら、あな
     たの表明が私にとって何の役に立つというのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたの不信は問題ではないのだ。
 私の言葉は真実であり、それはその仕事をする。
 これがサットサン、聖者との交わりの美しさなのだ。
 
 質問者 ただあなたの近くに座っているだけで、それを霊的な修練だと考え
     ることができるのでしょうか?
 
 マハラジ
 もちろんだ。
 生命の川は流れている。
 その水のいくらかはここにある。
 だが、大変な量の水がすでに目的地に到達しているのだ。
 あなたは現在しか見ていない。
 私は遙か彼方の過去と未来を、あなたが何であるか、そしてあなたが何にな
 ることができるのかを見ているのだ。
 私には、あなたを私自身としてしか見ることができない。
 違いを見ないこと、それが愛の本質なのだ。
 
 質問者 どうすれば、あなたが私を見るように、私自身を見ることができる
     ようになるのでしょう?
 
 マハラジ
 もしあなた自身を身体だと想像しなければ、それで充分だ。
 災いをもたらすのは「私は身体だ」という想念なのだ。
 それはあなたを真実の本性に対して、完全に盲目にしてしまう。
 ほんの一瞬でさえ、自分が身体だと考えてはならない。
 あなた自身にいかなる名前も形も与えてはならない。
 実在は闇と沈黙の中で見いだされるのだ。
 
 質問者 私が身体ではないという確信を持って考えなくてはならないのでし
     ょうか? どこにそのような確信を見つけることができるのでしょ
     うか?
 
 マハラジ
 あたかも完全に得心したかのようにふるまいなさい。
 そうすれば、確信はやってくるだろう。
 単なる言葉が何の役に立つというのだろう?
 マントラや精神的パターンは助けにならないだろう。
 しかし非利己的な行為、身体の関心事とその利益のすべてから自由になった
 行為が、あなたを実在の確信そのものに連れていくだろう。
 
 質問者 確信なしに行為する勇気を、私はどこから得るというのでしょうか?
 
 マハラジ
 愛があなたに勇気を与えるだろう。
 あなたが誰か本当に賞賛すべき、愛するに足る崇高な人に出会ったなら、あ
 なたの愛と敬慕が、あなたに高尚にふるまおうという衝動を与えてくれるだ
 ろう。
 
 質問者 賞賛すべき人を賞賛するということを、誰もが知っているわけでは
     ありません。ほとんどの人々はまったく感受性に欠けているのです。
 
 マハラジ
 生命が彼らに進化を認めさせるようにするだろう。
 積まれてきた体験の重みが、彼らに見る目を与えるだろう。
 賞賛に値する人に出会ったなら、あなたは彼を愛し、信頼し、彼の助言にし
 たがうことだろう。
 他の者たちが賞賛し、愛するに足る完全な模範を示すこと、これが自己実現
 した人の役目だ。
 その人の人生と人格の美しさは、公益のための途方もない貢献なのだ。
 
 質問者 私たちは成長のために苦しむべきではないでしょうか?
 
 マハラジ
 そこに苦しみがあり、世界は苦しんでいるということを知るだけで充分だ。
 快楽と苦痛自体が悟りをもたらすことはない。
 ただ理解だけがそれをもたらすのだ。
 ひとたびあなたが世界は苦しみで満ち、生まれてくること自体が災いだとい
 う真実を把握すれば、それを超えていこうとする衝動とエネルギーを見いだ
 すだろう。
 快楽はあなたを眠らせ、苦痛は目覚めさせる。
 至福を通してだけではあなた自身を知ることはできない。
 あなたの本性そのものが至福だからだ。
 悟りを得るためには、あなたではないもの、対極と向き合わなければならな
 いのだ。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p324-325)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

そうなんだ……。

悟りを得るためには、自分ではないものと向き合わなければならないのか。

> 質問者 あなたはグルから、「あなたは至高なるものだ」と言われました。
>     そして彼を信頼し、その通りに行動したのです。何があなたにこの
>     信頼を与えたのでしょうか?
> 
> マハラジ
> 私はただ、道理を聞き分けただけだ。

わかります。

> 彼を疑うとしたら、愚かなことだっただろう。
> 私を惑わせることで、いったい彼がどんな利益を得るというのだろうか?

はい、わたしもあなたについてそう思っています。(*-_-*)

> 質問者 あなたはある質問者に、私たちは同じであり、同等だと言われまし
>     た。私にはそれが信じられません。私に信じられないのなら、あな
>     たの表明が私にとって何の役に立つというのでしょうか?
> 
> マハラジ
> あなたの不信は問題ではないのだ。

おお。

> 私の言葉は真実であり、それはその仕事をする。

なんと力強い……。

> これがサットサン、聖者との交わりの美しさなのだ。

そうか。

> 質問者 ただあなたの近くに座っているだけで、それを霊的な修練だと考え
>     ることができるのでしょうか?
> 
> マハラジ
> もちろんだ。

なるほど。

> 生命の川は流れている。
> その水のいくらかはここにある。

はい。

> だが、大変な量の水がすでに目的地に到達しているのだ。

(@_@)

> あなたは現在しか見ていない。
> 私は遙か彼方の過去と未来を、あなたが何であるか、そしてあなたが何にな
> ることができるのかを見ているのだ。

(-||-)

> 私には、あなたを私自身としてしか見ることができない。
> 違いを見ないこと、それが愛の本質なのだ。

わかりました。

> 質問者 どうすれば、あなたが私を見るように、私自身を見ることができる
>     ようになるのでしょう?

うん。

> マハラジ
> もしあなた自身を身体だと想像しなければ、それで充分だ。

やっぱり、それか。

> 災いをもたらすのは「私は身体だ」という想念なのだ。

はい。

> それはあなたを真実の本性に対して、完全に盲目にしてしまう。

(>_<)

> ほんの一瞬でさえ、自分が身体だと考えてはならない。

(;_;)

> あなた自身にいかなる名前も形も与えてはならない。

わたしが見るもの、わたしが想像できるものの中に、わたしはいない。

> 実在は闇と沈黙の中で見いだされるのだ。

実在は変化する現象世界を映し出す不動の根拠として見いだされる。

> 質問者 私が身体ではないという確信を持って考えなくてはならないのでし
>     ょうか? どこにそのような確信を見つけることができるのでしょ
>     うか?
> 
> マハラジ
> あたかも完全に得心したかのようにふるまいなさい。

(*-_-*)

まずは、理解に理解を、得心に得心を積み重ねていくしかないな……。

> そうすれば、確信はやってくるだろう。

そう。

そうすれば、完全に得心したかのようにふるまい始められるかもしれない。

> 単なる言葉が何の役に立つというのだろう?

まったく。

> マントラや精神的パターンは助けにならないだろう。

わたしもあまりマントラを続けられない。(*-_-*)

> しかし非利己的な行為、身体の関心事とその利益のすべてから自由になった
> 行為が、あなたを実在の確信そのものに連れていくだろう。

なるほど。

目当てはそこなんですね。

> 質問者 確信なしに行為する勇気を、私はどこから得るというのでしょうか?

言えてるかも。(*-_-*)

> マハラジ
> 愛があなたに勇気を与えるだろう。

愛、ですか? (?_?)

> あなたが誰か本当に賞賛すべき、愛するに足る崇高な人に出会ったなら、あ
> なたの愛と敬慕が、あなたに高尚にふるまおうという衝動を与えてくれるだ
> ろう。

ああ、そういう……。

ありうるかもしれませんね。

> 質問者 賞賛すべき人を賞賛するということを、誰もが知っているわけでは
>     ありません。ほとんどの人々はまったく感受性に欠けているのです。

ふ、ほとんどの人々は、って気楽な感じだけど。^^;

> マハラジ
> 生命が彼らに進化を認めさせるようにするだろう。
> 積まれてきた体験の重みが、彼らに見る目を与えるだろう。

なるほど。

> 賞賛に値する人に出会ったなら、あなたは彼を愛し、信頼し、彼の助言にし
> たがうことだろう。

そうかもしれません。

> 他の者たちが賞賛し、愛するに足る完全な模範を示すこと、これが自己実現
> した人の役目だ。

わかります。

> その人の人生と人格の美しさは、公益のための途方もない貢献なのだ。

はい。

> 質問者 私たちは成長のために苦しむべきではないでしょうか?

“苦しむべき”って……、もっと苦しめってこと? (?_?)

> マハラジ
> そこに苦しみがあり、世界は苦しんでいるということを知るだけで充分だ。

そうですよね。

> 快楽と苦痛自体が悟りをもたらすことはない。

おお……。

> ただ理解だけがそれをもたらすのだ。

なるほど。

そう聞けて嬉しいです。

> ひとたびあなたが世界は苦しみで満ち、生まれてくること自体が災いだとい
> う真実を把握すれば、それを超えていこうとする衝動とエネルギーを見いだ
> すだろう。

やっぱり。(-_-)

それだけで充分ですよね。

> 快楽はあなたを眠らせ、苦痛は目覚めさせる。

(@_@)

> 至福を通してだけではあなた自身を知ることはできない。

そうなんですか。

> あなたの本性そのものが至福だからだ。

そうか……。

> 悟りを得るためには、あなたではないもの、対極と向き合わなければならな
> いのだ。

そうなのか……。(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m

        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/


        …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から: パールさん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

お気が向いたときに、たまに何か書いていただけると嬉しいです。
なにか、ご要望など伺えるとありがたいです。
E-mail:pari♪jk2.so-net.ne.jp
      ↑ここは“@”にしてくださいね。(*^_^*)

こちら↓でも結構ですよ。
parichan@gmail.com

勝手に掲載させていただくかもしれません。もちろん、掲載は困る、と書いて
おいていただければ、そんなことはしませんが。^^;

ハンドル名(=ここでの掲載名)もお願いしますね。


        …………○…………○…………○…………


じつは今回も、パールさんから「デトックス」サプリについての体験談を送っ
ていただきました。ずいぶん、驚かれたみたいですよ。(@_@)

早速、ご紹介します。

【件名】:ス○○○で熱が下がりました。
----------------------------------------------------------------------
 こんにちはパールです。
 
 ス○○○の凄い体験です。
 昨日、昼間、姉が『何か背中がゾクゾクする。風邪みたいだ」と言ってまし
 た。そして夜8時頃、熱が37.9度あったのです。
 翌日は会社の旅行が控えています。
 すぐス○○○を沢山飲んで寝ました。
 朝もまだ熱があり、会社に電話して、もしかしたら行けないかも知れないと
 伝え、またス○○○を飲んで寝ました。
 そしたら昼前になって、なんと36.1度にまで、下がっていました。
 姉はこんなことは初めてだといってました。
 風邪の熱は今までは1週間から10日間は下がらなかったと言います。
 なんと一晩で下がったのです。お陰で13.30分発の旅行にいけました。
 大変喜んでおりました。
 以上です。
----------------------------------------------------------------------

お姉さん、良かったですね。

> ス○○○の凄い体験です。

(@_@)O

> 朝もまだ熱があり、会社に電話して、もしかしたら行けないかも知れないと
> 伝え、またス○○○を飲んで寝ました。
> そしたら昼前になって、なんと36.1度にまで、下がっていました。

なんと! (@_@)

> 姉はこんなことは初めてだといってました。

そりゃ、そうでしょう。

お姉さんも、きっと驚かれたでしょうね。

> 風邪の熱は今までは1週間から10日間は下がらなかったと言います。

そうですよね、風邪はその方のパターンがありますから。

> なんと一晩で下がったのです。お陰で13.30分発の旅行にいけました。

よかった、よかった、ですね。(^^)/

> 大変喜んでおりました。

パールさん、貴重な体験報告、ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


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【新型インフルエンザ対策】

WHOの尾身茂・西太平洋地域事務局長が、与党の「新型インフルエンザ対策
プロジェクトチーム」に出席し警鐘を鳴らしたそうです。(3月1日読売新聞)

国内発生時は、みんなが病院に行けば病院が最大の感染場所になるので、感染
が疑われる人は自宅待機させ、在宅医療で対応すべきとの認識を示しました。

「発生してから議論なんかしていたら、一発でアウトだ」とも。

以前の新聞のアンケートでも、新型インフルエンザのパンデミックが発生した
ら、仕事を辞めたいという医師や看護士が3割くらいいたそうです。

明日にでも発生してもまったく不思議でないこの新型インフルエンザが発生し
てしまったら、現実には自分たちで家族を守るしかない状況でしょうね。

物流もストップし、地域によっては外出もできなくなりますから、非常用備蓄
食料と、ゴム手袋とゴーグルと、インフルエンザ対応の超高性能防じんマスク、
そしてア○○○○○○○は必需品になりそうです。

できれば、家族1名に1本の備蓄はしたいところです。

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■ 4.編集後記:「朴翁信円上座(ぼくおうしんえんじょうざ)」
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このメルマガの最初のころに少し登場したかもしれない“隣のおじさん”が、
とうとう肉体から解放されて、昨日はそのお葬式でした。

ここに越してきた当時は、毎日外で畑仕事をしていたおじさんでしたが、この
一、二年はすっかり弱って、外で見かけることもなくなっていました。

以前は、いつも家の中にいるわたしがたまに外に出て何かしていると、どこか
らともなく姿を現して話しかけてくれたものです。

その現れ方がいかにも静かで、われわれは小柄なおじさんのことを『指輪物語』
の“ホビット”みたいだ、と勝手に思っていました。

わたしが仕事でサハリンに駐在していたことを話して以来、シベリア抑留時代
の話をよく伺ったものです。

日本人がどんどん死んでいく中で、小柄で頑丈なおじさんは、ロシア人にも、
「マーレニカヤ」と言われて重宝がられたとか。

ソ連の貨物列車がカナダ製であることを知って、みんなで、なんだ向こうはつ
ながっていたのか、と話したとか……。

遙かに高い後の山を指して、炭焼きのときは毎日あそこまで通ったのだとか。

我が家の庭に植えられている立木は、ほとんどすべておじさんが植えてくださ
った樹ばかりです。

春の蕗の薹(ふきのとう)も、梅雨時の筍も、椎茸も、毎年いただきました。

ほんとうに穏やかで、親切で、円満なおじさんでした。

お寺さんが付けた戒名は、おじさんの俗名佐藤信義の一字を取って、

       「朴翁信円上座(ぼくおうしんえんじょうざ)」

でした。

おじさん、たいへんお世話になりました。

ありがとうございました。

安らかに、おやすみください。

合掌。(-||-)

それでは、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pari♪jk2.so-net.ne.jp(“♪”→“@”に。m(_ _)m)
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