home > 通信 > 『アセンション館通信』第265号:ホ・オポノポノの世界



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.265 2009/5/3(第265号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 951名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.記憶の消去について――ホ・オポノポノの世界

2.写経ニサルガダッタ:
         【88 マインドによる知識は真の知識ではない】の2回目

3.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん

4.編集後記:少し、頭がぼーっとしています。
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■ 1.記憶の消去について――ホ・オポノポノの世界
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五月です。

とても暖かくなりましたね。

全山燃え上がるような力強さを感じさせながら、山は黙って立っています。

見ると、その山懐のなかを遠くトンビがゆっくりと移動している。

このところ……あまりカラスを見かけないような。

この季節もいいですね……。

というか……世の中はゴールデンウィークのまっただ中でした。^^;

何かを思おうとするマインドは立ち上がる……、でも……別に何かを思わなく
てもいいのだ……というマインドも立ち上がって……。

ふふ。

何もないとき、強いて波風を立てなくてもいいわけでした。

少しずつ……思いが起こったときに……その思いは自分ではない……という思
いが後についてくることが……起きるようになって。

そして……何かを思うのは何のためだったっけ?……と思うと……ああそうだ
……何も思わなくてもよくなりたいんだった……なんて思い出したり。

まあ、ぼちぼち、やっています。^^;

普段、生存のための最低限度の仕事はしているわけだから、空いている時間ま
で……何も律儀に将来の心配までしなくてもいいや……みたいな心境……とで
も言うのか……。

それに……この身体が自分であるわけじゃなし……生存できなくなる心配まで
して……身体が自分という幻想を強化しなくてもいいわけだ……とか。

ま、そんな程度なので、瞑想のママゴトみたいなものですが……。

いや、瞑想とも言えないか。(-_-)

ただ、習い性で自動的に立ち上がろうとする思いに……、“知覚可能な思いは
自分ではない”と言う小言爺さんがついてくるような感じ……とか。(^^;)

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

久しぶりに本をご紹介しようかと思いました。

もうこのところ本などというものを買うことはほとんどなくなっていたのです
が、最近仲間のみおさんからの情報でこの本の存在を知りました。

そこに書かれていた、

> ・食糧問題は、日本人が解決することになる。
> 
> ・日本人にはこれからの時代の食物をつくる力が与えられている。

という情報にふっと興味が湧きました。

へー、と思ったら、なぜか素直にアマゾンから買っていました。(*^_^*)

まあ、いわば“入れ食い”ですね。(^^;)

ところがこれが読んでみてびっくり、大当たりです!! (*_*)

久しぶりに読んだニサルガダッタ以外の文章だったからとても新鮮だった……
というだけでもなさそうです。

“切り口”や“表現方法”こそ違え、まるでニサルガダッタの言葉を裏づけ、
補強するような世界観がそこに展開されていたからです。

驚きましたね。

このところとても有名になっているようですから、狭い世界なのでこのハワイ
の技法については、たぶん、すでに耳にしている方が多いだろうと思います。

その変わった音の文字面だけは何度か目にしていましたから。

「ホ・オポノポノ」という言葉。^^;

入手して読んだのは、
『豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転
換』(イハレアカラ・ヒューレン/河合 政実 (著):SoftbankCreative 刊)
http://tinyurl.com/cnvko9
という本です。

タイトルからして、いかにも最近の主流……という気がしますよね。

いま思うに、何となく自分からは手が出なかった感じですね。^^;;

でもねぇ、読んでみると、その世界観というのがとてもシンプルです。

自分の現在の好みでは、「私は在る」以上にシンプルなリマインダーはないだ
ろうと思っています。

そして、もちろん、それだけで充分だと思います。

ただ……「ホ・オポノポノ」のリマインダーもとてもシンプルです。

そして……「ホ・オポノポノ」の場合は、リマインダーというだけでなく、あ
る種のきわめて具体的な“実践”という面があるらしい。

そして、ニサルガ師匠の一見“ぶっきらぼう”な論理性と比べて、表現がとて
も……いわゆる“ポジティブ”風な感じなんです。(^^;)

でも、その“ポジティブ”さが、たとえば「引き寄せの法則」とは微妙に違う
気がします。

微妙に“スコープ”が違う気がする。

「引き寄せの法則」のスコープが、たとえば、肉体の人生に喩えるなら“功成
り、名遂げる”ところまでだとすると、「ホ・オポノポノ」はちゃんと“棺桶
に蓋をする”ところまで、入っている感じがする。

いや、わかりませんが。(^_-)

(「引き寄せの法則」なんてじつは読んだこともないので、あまり勝手な法螺
 を吹いちゃいけませんね。)

で、「ホ・オポノポノ」というのは、もともとネイティブ・ハワイアンに伝わ
る伝統的な問題解決技法のことだそうです。

伝統的な「ホ・オポノポノ」は、集団で行うものだったみたい。

あるいは沖縄の巫女ユタの人たちが行う一種の降霊術に似た社会的位置づけだ
ったのかもしれませんね。(←単なる想像です。すんません。(*-_-*))

その「ホ・オポノポノ」を“ハワイの伝統医療の専門家で「ハワイの人間州宝」
でもある故モナ・ナラマク・シメオナ女史(1913〜1992年)が独自のインスピ
レーションに基づいて、現代社会で活用できるよう新しく発展させたものが
「セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ(Self Identity Through 
Ho'oponopono:SITH)」”ということだそうです。

この「ホ・オポノポノ」では、“個人一人ひとりが神聖なる存在(Divinity)」
といつでも直接つながって、「神聖なる存在(Divinity)」からインスピレーシ
ョンがやってくるとする点が最大の違い”ということだとか。

この「ホ・オポノポノ」は、いまや国際的にも非常に高い評価を受けているら
しいですね。

南北アメリカやヨーロッパで実践され、国連、ユネスコ、WHO(世界保健機
構)、ハワイ大学などで実践・紹介されているそうです。

いまでは、精神世界だけでなく、ビジネスの世界にも大きな影響を与えるよう
になってきているとか。

“「引き寄せの法則」を広く世に知らせることとなったDVD『ザ・シークレ
ット』のメイン出演者であるジョー・ヴィターリ氏が、ホ・オポノポノを「今
や引き寄せの法則をはるかに超えるもの」と絶賛”され、“日本では船井幸雄
氏が「究極の人間正常化ノウハウ」と絶賛”……ということですから、社会的
認知度はもう“折り紙つき”というところでしょうか。

ちなみに「ホ・オポノポノ(Ho'oponopono)」の「ホ・オ(Ho'o)」は「目標」、
「ポノポノ(ponopono)」は「完璧」ということで、「ホ・オポノポノ」には、
「目標を完璧にする」という意味があるそうです。

さて、やっと内容をご紹介できるところまできました。^^;

例によって、きわめて内容に立ち入ったご紹介なので、“無断引用”というよ
りは“無料宣伝”と理解されることを願っています。(^||^)

で、ホ・オポノポノの考え方は非常にシンプルです。

----------------------------------------------------------------------
 ホ・オポノポノでは世の中に起こる問題は、「潜在意識のなかの情報(過去
 の記憶)の再生」と考えます。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p15)
                       http://tinyurl.com/cnvko9
----------------------------------------------------------------------

(@_@)

あっと、驚くでしょ。

“世の中に起こる問題”というのは“過去の記憶の再生”だというのです。

何か聞いたことがあるような気がしません?

----------------------------------------------------------------------
 知覚、想像、期待、不安、幻想はすべて記憶に基づくものだ。
 それらの間にはほとんど境界線さえなく、互いに溶け込んでいる。
 すべては記憶の反応なのだ。
                           『私は在る』(p44)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

“世の中に起こる問題”は、すべて“知覚、想像、期待、不安、幻想”とも言
えるでしょう。

それがすべて“「潜在意識のなかの情報(過去の記憶)の再生」”だというな
ら、まさに“すべては記憶の反応”ということです。

へー、これは同じ風土だなぁ、と思いました。

ところが「ホ・オポノポノ」がすごいのは、その“潜在意識のなかの情報(過
去の記憶)”を直接消去する方法があるというのです。(@_@)

その過去の記憶の消去方法というのに言及する前に、まず「ホ・オポノポノ」
が言うところの“潜在意識”の意味を確認しておきましょう。

----------------------------------------------------------------------
 ホ・オポノポノでいう潜在意識とは、「宇宙の誕生から今日まですべての生
 命体が経験した記憶を持っている意識そのもの」のことを指します。
 単に自分が生まれてから今日までの過去の自分の記憶のことだけをいってい
 るのではありません。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p24)
----------------------------------------------------------------------

この意味はわかりますよね。

「ホ・オポノポノ」で言う潜在意識とは、精神世界用語でいうところの「アカ
シックレコード(アーカーシャの記憶)」みたいなものだというのです。

全宇宙の過去の記憶のことでしょうか。

----------------------------------------------------------------------
 ですから、その問題の原因となっている情報を消去してしまえば、「誰もが」
 すべての問題を解決することができるのです。
 ホ・オポノポノの最もユニークな点の一つは、他人に起きている問題につい
 てもそれを消去することが可能であるということです。
 これは、おそらくほかの問題解決法にはない、大きな特徴だと思います。
 
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p24)
----------------------------------------------------------------------

これ、その意味するところがおわかりになります? (@_@)

ちょっと復習します。

「ホ・オポノポノ」の見解では“世の中に起こる問題”はすべて“過去の記憶
の再生”によって起きているというわけでした。

だとするなら、その再生される元の記憶を消去できれば、問題を解決できてし
まう理屈です。

> ですから、その問題の原因となっている情報を消去してしまえば、「誰もが」
> すべての問題を解決することができるのです。

なるほど。

話のつじつまは合っています。

すると、「誰もが」「すべての問題を」「解決できる」ことになる……。

うーん。(-_-;)

信じられんというか……何というか……。

急にこんなことを聞いても、ピントはきません

でも、「ホ・オポノポノ」では“個人一人ひとりが神聖なる存在(Divinity)」
といつでも直接つながって”いると考えるらしいのです。

なので、誰かが自分の“潜在意識のなかの情報(過去の記憶)”を消去すれば、
それは万人の潜在意識の中から消えてしまう……ということになるらしい。

うーん。

ま、話の筋道は理解できないことはないですが、ただ……これまでの常識から
すればとうてい信じがたいような話です。

しかし、この本ではあくまでも、

----------------------------------------------------------------------
 ホ・オポノポノは、「誰もが」「自分だけで」「簡単に」実践することがで
 きる問題解決法です。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p23)
----------------------------------------------------------------------

と表明しています。

信じる信じないはとりあえず措いておいて、ひとまず、その問題解決方法、つ
まり、過去の記憶の消去方法というのを聞いてみましょうか。

----------------------------------------------------------------------
 問題を解決するための方法も非常にシンプルです。
 「ごめんなさい(I'm sorry.)」「許してください(Please forgive me.)」
 「ありがとう(Thank you.)」「愛しています(I love you.)」の四つの言葉を
 ただ繰り返して言うだけで、すべての問題を解決することができます。
 
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p15)
----------------------------------------------------------------------

なんと……。(-_-;)

ちょっと、絶句……するしかないですが。

ただ……、とりあえず(少なくとも“物理的”に)これができないという人は
いないわけです……。

それにしても、どうしてこんな簡単なことで……と理屈マインドは立ち上がっ
てきます。

その理由は、「この言葉によって、私たちの潜在意識の中にある情報は清めら
れ、「ゼロ(空)」の状態に限りなく近づいていく」からだというのです。

なるほど。

----------------------------------------------------------------------
 ここでいう「ゼロ」の状態とは、「ビッグバン以前の宇宙の始まりの状態」
 のことを指しています。
 まだ何もない状態ですから、不完全なことは何ひとつありません。
 つまり、すべてが完璧な状態にあるのが「ゼロ」の状態なのです。
 
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p15)
----------------------------------------------------------------------

お……。(@_@)

何やらここでもまた、ニサルガダッタとの類似性を感じてしまいました。

“ビッグバン以前”、顕現宇宙が始まる以前の状態こそが完璧なのだと。

「ホ・オポノポノ」ではその状態のことを“「ゼロ」の状態”といい、その
“完璧な状態”に戻すことを“問題解決”と位置づけているようです。

だから問題を起こすのは、あくまでも“潜在意識のなかの過去の記憶の再生”
なわけです。

うん。(-_-)

では、ちょっと「ホ・オポノポノ」の宇宙像を覗いてみましょうか。

「ホ・オポノポノ」は、宇宙をどんなものと理解しているのか。

----------------------------------------------------------------------
 ホ・オポノポノでは、「宇宙は情報で成り立っている」と考えます。
 ここでいう「情報」とは、いわゆるinformationのことではありません。
 情報には二つの種類しかありません。
 「過去の記憶」と「インスピレーション」です。
 この意味での情報で、宇宙は成り立っています。
 宇宙には情報しかないのです。
 
 あなたが何かをしゃべるとき、それをしゃべったのは誰でしょうか?
 じつはしゃべったのでは「あなた」ではなく、あなたのなかの情報です。
 情報がいろいろ組み合わさって、いろいろな考えや感情が起こったりするの
 です。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p57)
----------------------------------------------------------------------

(*_*)

なんと……。

語り口こそ違え、まるでニサルガダッタの言葉を聴いているような……。

----------------------------------------------------------------------
 自分の身の周りで何か問題が起きているとしたら、それは情報が原因です。
 そしてその情報は自分のなかにあるので、その情報を消去(デリート)すれ
 ば問題はすべて解決するのです。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p26)
----------------------------------------------------------------------

なるほど……そう考えるわけか。

話の筋が少し見えてきました。

----------------------------------------------------------------------
 ところが、わたしたちは情報をコントロールすることはできません。
 なぜならば、本人には何が起きていて何に動かされているかわからないから
 です。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p26)
----------------------------------------------------------------------

なんと、またしても。(@_@)

これは、これまで何度も引用した例のニサルガダッタの言葉

----------------------------------------------------------------------
 私たちはいかに弱く、無力であるかを悟らなければならない。
 自分自身はこう在り、知り、行為すると想像し、惑わされているかぎりは、
 私たちは悲しくも苦境にいるのだ。
                          『私は在る』(p129)
----------------------------------------------------------------------

と見事に響きあいますよね。

その“無力さ”は、いったいどの程度のものなのか?

「ホ・オポノポノ」はそのスケールまで教えてくれます。

----------------------------------------------------------------------
 私たちの潜在意識のなかには1秒間に1100万ビットの情報が立ち上がってい
 るといわれています。
 これに対して、私たちが日常知覚している(気づくことができる)顕在意識
 は、1秒間に15〜20ビットの情報しか立ち上がっていません。
 ですからわたしたちには、潜在意識のなかでどのようなことが起きているか
 想像すらつかない状態にあります。
 
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p26)
----------------------------------------------------------------------

こりゃ、無理です。(>_<)

       20                1
-------------- = -----------
  11,000,000          550,000

55万人の相手サッカーチームに対して、こちらはひとりで立ち向かって試合
をしていると想像してみてください。

これじゃ、ボールに触ることもできないでしょう。

しかし……、

----------------------------------------------------------------------
 ところがホ・オポノポノでは、私たちがうかがい知ることができない、潜在
 意識のなかの1100万ビットの情報に直接働きかけてくれるのです。
 そして、実際に潜在意識のなかのどの部分の情報が問題を引き起こしている
 のか知ることはできませんが、その原因となっている情報をクリーニングし
 て、ゼロの状態に戻してくれるのです。
 
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p26)
----------------------------------------------------------------------

「ホ・オポノポノ」の真骨頂がどこにあるのかが、やっと見えてきました。

つまり、その問題の原因になっている“過去の記憶”がどういうものか、その
正体がわからなくても、その記憶は消去できるということのようです。

そして、問題を引き起こしている再生元の記憶自体を消去すれば、その問題を
解決することができる、ということらしい。

さて、話の筋はわかりました。

わかりましたが、ただこんな講釈だけで「ホ・オポノポノ」にこれほどの注目
が集まっているとは思えません。

なにか、それなりの理由とか裏付けがあるはずです。

たしかに、ありました。

モナ・ナラマク・シメオナ女史の跡を継いで、現在「ホ・オポノポノ」の普及
活動を進めておられるこの本の著者の一人、イハレアカラ・ヒューレン博士の
経歴のエピソードが書かれていました。

ちょっと長いですが、瞠目すべきお話です。

----------------------------------------------------------------------
 わたしは、1983年から1987年までの5年間、ハワイの州立病院の特別病棟に
 勤務していました。
 その特別病棟とは、殺人、レイプ、暴行、窃盗などの罪に問われ、なおかつ
 精神錯乱状態にあるとされた囚人患者が収容されている特別施設でした。
 施設内では患者同士、スタッフに対する暴力事件が頻発していたため、患者
 の多くが手錠や足かせをはめられていました。
 スタッフたちは背後から凶暴な患者に襲われないように、壁を背にして歩く
 ことを習慣にしていたほどです。
 そのような恐怖の職場でしたので、スタッフの欠勤や遅刻も多く、勤務自体
 も長続きしないのが実体でした。
 患者の立場から見ると次のようなことになります。
 たとえば、自分の母親を殺した囚人がいるとします。
 その人は母親を殺して、今度は母親を殺したという自責の念にかられて自分
 が苦しみ、アルコール中毒になったり、精神病になったりして、心が病んで
 しまうのです。
 それで彼は特別施設に収容されることになります。
 そのような重症患者ばかりが集まっている収容施設なのです。
 そこでこの厳しい状態を打開するために、州政府は有能なセラピストを雇っ
 て施設に派遣するのですが、結局何の成果も出せないので、数ヶ月後にはク
 ビにせざるを得ません。
 あるいはセラピスト自身が劣悪な職場環境に嫌気がさし、自ら退職してしま
 うのです。
 
 さて、その問題の収容施設に私が派遣されることとなりました。
 私は、決して患者と会おうとはしませんでした。
 カウンセリングを実際に行うことは一切しなかったのです。
 ただ、患者のファイルを見ていただけなのです。
 なのに患者は立ち直り、次々と退院していきました。
 私はこの収容施設で何をしていたのでしょうか?
 私は、クリーニング=情報の浄化を毎日行いました。
 病院に行く前に家でまずクリーニングをします。
 病院にいる間もクリーニングをし続けました。
 そして、病院を出てからもクリーニングを続けていたのです。
 毎日平均して3、4回ぐらいは病院のなかで暴力的な事件が起きていました。
 ところが、私が病院に勤務するようになって2、3ヶ月後から暴力事件が減
 少し始めました。
 なぜなら、その暴力的なことというのは、私の中にあったのであって、犯罪
 者の中にあったのではないからなのです。
 私の中の情報に光が届き、その現象を起こしている私の情報が消去されたの
 で、相手の情報も消去されたのです。
 こうして絶対に治らないと言われていた重症患者たちは、数ヶ月後もしくは
 数年後に退院していきました。
 
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p37)
                       http://tinyurl.com/cnvko9
----------------------------------------------------------------------

(*_*)

……。(-_-;)

これほどの実績があるなら、たとえその物理的経緯をいっさい証明できなくて
も、ハワイの州立病院はイハレアカラ・ヒューレン博士の「ホ・オポノポノ」
の貢献を認めざるをえないでしょうね。

そして、世界中がハワイの問題解決技法「ホ・オポノポノ」を無視できないは
ずだと思います。

このような実績を持つ方が次のように言うとき、その言葉の重みを常識の尺度
で測ることはまったくできません。

----------------------------------------------------------------------
 ですから、問題はすべて自分のなかで起きているのであって、自分の外で起
 きている問題はないのです。
 したがって自分に起きることだけでなく、他人に起きるすべての出来事につ
 いても、自分に責任があるという立場に立つことができます。
 つまり「源はわれにあり」という考え方です。
 私たちは、問題を他人のせいにすることにあまりにも慣れすぎています。
 「親が悪い」「妻が悪い」「夫が悪い」「教育が悪い」「会社が悪い」「社
 会制度が悪い」「景気が悪い」「国が悪い」など……どんなことでも他人や
 環境のせいに簡単にすることができるのです。
 ホ・オポノポノの問題に対する考え方はまったく違います。
 問題を考えるとき、「自分のなかの潜在意識に一体何があって、この現象を
 自分が生み出しているのだろうか」ということを常に探求するのです。
 そして、その情報(過去の記憶)を消去することによって、問題の原因を取
 り除くのです。
                 『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p46)
----------------------------------------------------------------------

ふーむ。

われわれ通常人と決定的に違うのは、

> ですから、問題はすべて自分のなかで起きているのであって、自分の外で起
> きている問題はないのです。

という言葉の真実度でしょうね。

特別病棟の囚人患者の狂気が、完璧にイハレアカラ・ヒューレン博士の内部で
起こっているからこそ、博士はその狂気を癒すことができるのでしょう。

「ホ・オポノポノ」では、意識の構造を次のように考えているそうです。

日常知覚できる意識を「顕在意識」(ウハネ/母)といい、日常知覚できない
意識を「潜在意識」(ウニヒピロ/インナーチャイルド)とよぶそうです。

「この潜在意識のなかのさまざまな記憶の再生が、悩みや苦しみや病気や貧困
などの原因となっている」と。

「潜在意識」(インナーチャイルド)に対して「顕在意識」は母のような存在、
「超意識」(アクマウア/父)は父親のような存在なのだそうです。

常に「神聖なる存在(Divinity)」と一体化して働き、「潜在意識」からの情報
やリクエストを「神聖なる存在」に取り次ぐのが「超意識」の役割だそうです。

先に、

> 情報には二つの種類しかありません。
> 「過去の記憶」と「インスピレーション」です。
> この意味での情報で、宇宙は成り立っています。
> 宇宙には情報しかないのです。(p57)

という文面を引用しました。

問題を起こすのは、すべて「過去の記憶」の再生です。

では、「インスピレーション」とは何か?

> 「神聖なる存在(Divinity)」は命の源であり、潜在意識の記憶を消去して、
> インスピレーションをわたしたちに授けてくれます。

なるほど……、そういうことか……。

----------------------------------------------------------------------
 「神聖なる存在(Divinity)」は神のような存在ですが、だからといってわた
 したちの外側にあるのではないことに注意してください。
 わたしたちの意識のなかに「神聖なる存在(Divinity)」は既にあるのです。
 ですから、わたしたちは誰にも頼らず自分だけで最良の判断をすることがで
 きるようになっているのです。
               『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p53-54)
----------------------------------------------------------------------

「過去の記憶」が邪魔しなければ……。(-_-)

どうやら……現実というのは、われわれの脳のなかでだけ起こっているものら
しいですね。

----------------------------------------------------------------------
 このように同じ出来事が起きても、人によって認識することはまったく異な
 るのです。
 ポイントは最終的にどこで認識したかです。
 最終的に認識したのはそれぞれの脳のなかなのです。
 脳のなかで物事がどのように認識されるかによって、その物事の起き方(結
 末)が異なってくるのです。
 確認しておきたいのは、「自分の心の外で起きていることは、結局のところ
 何もない」ということです。
 起きていること(知覚されていること)は、すべて自分の潜在意識が思うと
 おりに再生され、都合よく潜在意識に記憶されるのです。
 
                『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p45)
----------------------------------------------------------------------

> 「自分の心の外で起きていることは、結局のところ何もない」

完全に覚者たちが語る世界ですね。

それがこのような形で確証されることを知るのは驚きです。

----------------------------------------------------------------------
 ブッダは、人間の欲望がすべての苦しみの原因だと説いています。
 その「欲望」のなかには苦しみを引き起こす問題やネガティブな考えだけで
 なく、実はポジティブな考えも含まれているのです。
 ブッダが言ったように「空」の状態というのは何もないまっさらな状態のこ
 とを指します。
 なんの情報(過去の記憶)もそこにはないのです。
 わたしたちが「空」のなかにいるということは「いいこと」も「悪いこと」
 もありません。
 「ネガティブ」も「ポジティブ」もありません。
 考えも何もないのです。
 情報が何もないところが完璧なのです。
 ゼロの状態なので悟りがやってくるのです。
 
              『豊かに成功するホ・オポノポノ』(p147-148)
----------------------------------------------------------------------

……まさに同じ世界を目指しておられるようですね。

「ホ・オポノポノ」……あまり面白かったので、ご紹介しました。

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:
         【88 マインドによる知識は真の知識ではない】の2回目
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> 解放とは巧みに適用されたある方法による結果でも、環境によるものでもな
> い。

安心なような、どうにも手に負えないような。

もしそうなら、ではなぜいまここでわれわれは自由ではないのか?

> だが、私たちは「今ここ」で自由なのだ。
> 束縛を想像するのはマインドだけだ。

例によって、ニサルガ師匠はこう畳みかけます。

> 解放への道には何も立ちはだかっていない。
> そしそしてそれは今ここで起こることができる。
> だが、あなたはほかのことにもっと興味がある。

のだと。

では、【88 マインドによる知識は真の知識ではない】の2回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 私には不安と恐れの原因が記憶にあることが理解できます。記憶を
     終焉(しゅうえん)させる方法とは何でしょうか?
 
 マハラジ
 方法について語ってはならない。
 方法などないのだ。
 偽りとして見られたものは消え去る。
 調べることによって消え去るのが幻想の本性そのものなのだ。
 調べなさい。
 ただそれだけでいい。
 偽りを破壊することはできない。
 なぜなら、あなたは偽りをつねにつくりつづけているからだ。
 それから手を引き、無視し、それを超えていきなさい。
 そうすれば、偽りはなくなるだろう。
 
 質問者 キリストもまた悪を無視し、子供のように在ることを語っています。
 
 マハラジ
 実在は皆にとって共通のものだ。
 偽りだけが個人のものなのだ。
 
 質問者 私が修行者(サーダカ)を見守り、彼らがそれによって生きている
     理論を調べてみると、彼らは単に物質的欲望を「霊的」野望に置き
     換えただけだということがわかりました。あなたの語るところから
     すると、「霊的」という言葉と「野望」という言葉は両立しないか
     のようです。もし「霊的」という言葉が野望からの解放を暗示して
     いるのなら、探求者を駆りたてるのは何の衝動でしょうか? ヨー
     ガでは解放への欲望は本質的なものだと言っています。それはもっ
     とも高次の野望ではないでしょうか?
 
 マハラジ
 野望とは個人的なものだ。
 解放とは個人からのものだ。
 解放のなかでは、もはや野望の主体と客体の両方がないのだ。
 誠実ささとは、努力の結果を熱望することではない。
 それは偽り、非本質的、個人的なものから興味をそらし、内なる移行をする
 ことの表現なのだ。
 
 質問者 先日あなたは、私たちは真我を実現する前に完成を夢見ることさえ
     できない。なぜならすべての完成の源は、マインドにではなく真我
     にあるからだと言われました。もし卓越した人徳が解放に不可欠の
     ものでないなら、いったい何が不可欠なのでしょうか?
 
 マハラジ
 解放とは巧みに適用されたある方法による結果でも、環境によるものでもな
 い。
 それは因果の過程を超えているのだ。
 何もそれを強要することはできず、妨げることもできない。
 
 質問者 それでは、なぜ私たちは今ここにおいて自由ではないのでしょうか?
 
 マハラジ
 だが、私たちは「今ここ」で自由なのだ。
 束縛を想像するのはマインドだけだ。
 
 質問者 何が想像を終焉させるのでしょう?
 
 マハラジ
 なぜ、あなたは想像を終焉させたいのだろう?
 ひとたびあなたがマインドとその奇跡的な力を知って、分離し、孤立した個
 人という観念を取り除くなら、マインドがそれ自体にふさわしい仕事をする
 ように放っておくだろう。
 マインドをそれ自身の場所に保ち、それ自身の仕事をさせることがマインド
 の解放なのだ。
 
 質問者 マインドの仕事とは何でしょうか?
 
 マハラジ
 マインドとはハートに仕える妻であり、世界は明るく幸福であるための彼ら
 の家なのだ。
 
 質問者 私にはまだ理解できていません。解放への道に何も立ちはだかって
     いないのなら、なぜそれは今ここで起こらないのでしょうか?
 
 マハラジ
 解放への道には何も立ちはだかっていない。
 そしそしてそれは今ここで起こることができる。
 だが、あなたはほかのことにもっと興味がある。
 そしてあなたはその興味と闘うことはできないのだ。
 あなたはそれとともに行き、それを見抜き、それが単に判断と賞賛の誤りで
 あることを、それ自体が自ら暴くのを見守らなければならないのだ。
 
 質問者 もし私が偉大な聖者とともにとどまれば、それは助けになるでしょ
     うか?
 
 マハラジ
 偉大な聖者たちはつねにあなたの手の届くところにいる。
 だが、あなたは彼らを認識しない。
 誰が偉大で、誰が聖者なのかをどうして知ることができるだろうか?
 聞き伝えに知るのだろうか?
 このことに関して、あなたは他者を、あるいは自分自身でさえ信頼できると
 言えるだろうか?
 疑いの影もないほどあなたを確信させるには、賞賛や推薦の言葉以上の、あ
 るいは歓喜の瞬間でさえも超えた何かが必要だ。
 あなたは偉大で神聖な男性、あるいは女性に遭遇するかもしれない。
 しかもその幸運に長い間気づかずにいることさえあるのだ。
 偉大な人の息子も、幼児でいる間は何年も彼の父親の偉大さを知らずにいる
 ことだろう。
 偉大さを認識するためには、成熟しなければならない。
 そして神聖さを認識するためには、マインドを浄化させなければならないの
 だ。
 あるいはあなたは時間と金を無駄に費やし、しかも人生が差し出しているも
 のを逃すことさえあるのだ。
 あなたの友人の中にはよい人びとがいる。
 彼らから多くを学ぶことができるだろう。
 聖者の後を追いかけまわすことは、単なるゲームにほかならない。
 それよりもあなた自身を覚えていなさい。
 あなたの日々の生活を容赦なく見守りなさい。
 誠実でありなさい。
 そうすればあなたは不注意と想像の束縛を打ち破るだろう。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p474-475)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 私には不安と恐れの原因が記憶にあることが理解できます。記憶を
>     終焉(しゅうえん)させる方法とは何でしょうか?

あれ。(@_@)

なんだか、最近聞いたことがあるような話題。(^^;)

> マハラジ
> 方法について語ってはならない。
> 方法などないのだ。

ニサルガ師匠だとこうなる感じ。

> 偽りとして見られたものは消え去る。
> 調べることによって消え去るのが幻想の本性そのものなのだ。

はい。

> 調べなさい。
> ただそれだけでいい。

わかりました。

> 偽りを破壊することはできない。
> なぜなら、あなたは偽りをつねにつくりつづけているからだ。

そうなんですね。(-_-)

> それから手を引き、無視し、それを超えていきなさい。

「それから手を引き、無視し、それを超えて」いく……。

> そうすれば、偽りはなくなるだろう。

はい。

> 質問者 キリストもまた悪を無視し、子供のように在ることを語っています。

それができれば、それが最高なのか……。

> マハラジ
> 実在は皆にとって共通のものだ。

「実在は皆にとって共通のもの」

> 偽りだけが個人のものなのだ。

個人のものは偽りだけ……か。

> 質問者 私が修行者(サーダカ)を見守り、彼らがそれによって生きている
>     理論を調べてみると、彼らは単に物質的欲望を「霊的」野望に置き
>     換えただけだということがわかりました。あなたの語るところから
>     すると、「霊的」という言葉と「野望」という言葉は両立しないか
>     のようです。もし「霊的」という言葉が野望からの解放を暗示して
>     いるのなら、探求者を駆りたてるのは何の衝動でしょうか? ヨー
>     ガでは解放への欲望は本質的なものだと言っています。それはもっ
>     とも高次の野望ではないでしょうか?
> 
> マハラジ
> 野望とは個人的なものだ。
> 解放とは個人からのものだ。

わかります。

> 解放のなかでは、もはや野望の主体と客体の両方がないのだ。

そのなかにしか平安もありえないはずです。

> 誠実さとは、努力の結果を熱望することではない。

うん?

> それは偽り、非本質的、個人的なものから興味をそらし、内なる移行をする
> ことの表現なのだ。

誠実さとは、偽りや非本質的で個人的なものから興味をそらし、内なる移行を
することの表現……。

ということは、ニサルガ師匠が言う「誠実さ」とは、内面に向かうことを意味
するのか。

> 質問者 先日あなたは、私たちは真我を実現する前に完成を夢見ることさえ
>     できない。なぜならすべての完成の源は、マインドにではなく真我
>     にあるからだと言われました。もし卓越した人徳が解放に不可欠の
>     ものでないなら、いったい何が不可欠なのでしょうか?

ああ、なるほど。

> マハラジ
> 解放とは巧みに適用されたある方法による結果でも、環境によるものでもな
> い。

いいなぁ。

> それは因果の過程を超えているのだ。

(顕現世界での)どんな平面移動も、その垂直移動の原因とはなりえない。

> 何もそれを強要することはできず、妨げることもできない。

紙は熱を作りえず、その熱を支えられる紙も存在しない。

> 質問者 それでは、なぜ私たちは今ここにおいて自由ではないのでしょうか?

たしかに。

> マハラジ
> だが、私たちは「今ここ」で自由なのだ。

きた。

> 束縛を想像するのはマインドだけだ。

そして……われわれはその空想の虜になっている。

> 質問者 何が想像を終焉させるのでしょう?

うん。

> マハラジ
> なぜ、あなたは想像を終焉させたいのだろう?

(@_@)

> ひとたびあなたがマインドとその奇跡的な力を知って、分離し、孤立した個
> 人という観念を取り除くなら、マインドがそれ自体にふさわしい仕事をする
> ように放っておくだろう。

そうか。

> マインドをそれ自身の場所に保ち、それ自身の仕事をさせることがマインド
> の解放なのだ。

なるほど。

> 質問者 マインドの仕事とは何でしょうか?

そう。

> マハラジ
> マインドとはハートに仕える妻であり、世界は明るく幸福であるための彼ら
> の家なのだ。

珍しい。

> 質問者 私にはまだ理解できていません。解放への道に何も立ちはだかって
>     いないのなら、なぜそれは今ここで起こらないのでしょうか?

そう訊きたくなるよね。

> マハラジ
> 解放への道には何も立ちはだかっていない。
> そしそしてそれは今ここで起こることができる。

うん? (@_@)

> だが、あなたはほかのことにもっと興味がある。

あ……。

> そしてあなたはその興味と闘うことはできないのだ。

そうか……、わたしは“自分の興味と闘うことはできない”んだ。

わたしの鼻面(=注意)を引き回すのが、わたしの興味だから。

> あなたはそれとともに行き、それを見抜き、それが単に判断と賞賛の誤りで
> あることを、それ自体が自ら暴くのを見守らなければならないのだ。

蛇がロープであることを、“それ自体が自ら暴く”まで見守らなければならな
いのか。

> 質問者 もし私が偉大な聖者とともにとどまれば、それは助けになるでしょ
>     うか?

うん。

> マハラジ
> 偉大な聖者たちはつねにあなたの手の届くところにいる。

(?_?)

> だが、あなたは彼らを認識しない。

なぜ?

> 誰が偉大で、誰が聖者なのかをどうして知ることができるだろうか?

ああ……。

> 聞き伝えに知るのだろうか?

そうか……。

特にインドには聖者がたくさんいるし。

> このことに関して、あなたは他者を、あるいは自分自身でさえ信頼できると
> 言えるだろうか?

たしかに。

> 疑いの影もないほどあなたを確信させるには、賞賛や推薦の言葉以上の、あ
> るいは歓喜の瞬間でさえも超えた何かが必要だ。

“疑いの影もないほど”わたしが確信するには……。

> あなたは偉大で神聖な男性、あるいは女性に遭遇するかもしれない。
> しかもその幸運に長い間気づかずにいることさえあるのだ。

そうか。

> 偉大な人の息子も、幼児でいる間は何年も彼の父親の偉大さを知らずにいる
> ことだろう。

ですよね。

> 偉大さを認識するためには、成熟しなければならない。

わかります。

> そして神聖さを認識するためには、マインドを浄化させなければならないの
> だ。

そうか……。(*-_-*)

> あるいはあなたは時間と金を無駄に費やし、しかも人生が差し出しているも
> のを逃すことさえあるのだ。

ありうることです。

> あなたの友人の中にはよい人びとがいる。
> 彼らから多くを学ぶことができるだろう。

はい。

> 聖者の後を追いかけまわすことは、単なるゲームにほかならない。

やっぱり。

> それよりもあなた自身を覚えていなさい。

「私は在る」。(-_-)

> あなたの日々の生活を容赦なく見守りなさい。

たしかに……それで充分ですね。

> 誠実でありなさい。

わかりました。

> そうすればあなたは不注意と想像の束縛を打ち破るだろう。

「不注意と想像の束縛」……そうか。

……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………


▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にお書きいただければと思います。


        …………○…………○…………○…………



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


        …………○…………○…………○…………


今回、ハイアーセルフ33さんからマシュー君関連メッセージの更新をお知ら
せいただきました。

【件名】: マシュー君のメッセージ(20) 豚インフルエンザ
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 マシュー君のメッセージ(20) 豚インフルエンザ
 
 ■ご投稿内容をご自由にお書きください。
 みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。
 
 今回のマシュー君のメッセージは、いま世間を騒がせている「豚インフルエ
 ンザ」関連についての情報です。 http://moritagen.blogspot.com/
 
 2009年4月28日
 
 今日はマシューです。心からのご挨拶をするとともに、短いメッセージがあ
 ります。それは、最近のイルミナティの企みである”生物兵器戦争”は、必
 ず失敗に終るだけでなく、それがあなたたちの世界に依然として残っていた
 彼らの最後の足掛かりを崩すことになるだろうということです。
 
 ジーン・ハドンが、世界的大流行の発生だと騒がれている豚インフルエンザ
 について僕のコメントを求めて来ました。それで、僕のジーンへの回答を僕
 の母に頼んで彼女の配信リストに送り、このウイルスについての真実を、一
 般の人々の反応に対する僕たちの観察についての僕のコメントを加えて、な
 るべく広く伝えるようにしてもらいました。
 
 また再び、権力ある地位の人間たちに強力な支配を及ぼしている闇の影響を
 受けた者たちが、その名にぴったりの”断末魔” のあがきに出たのです。
 
 その最新の戦略というのは、実験室で発案され、造られ、放出された豚ウイ
 ルスを発注することなのですが、以前と同様に、これもその計画の一部であ
 る支配されたマスコミによってけしかけさせて、大流行だと宣言させること
 なのです。僕たちにも不可解なのは、この闇の連中がSARS菌そしてその後の
 鳥インフルエンザ騒動の惨めな失敗から何も学んでいないことです。そのど
 ちらも同じような世界的流行が予測されて大きく報道されました。あげく
 に、その病気で亡くなった人はわずか数人しかいなかったので、その報道は
 次第に減って行き、ついに線香花火のようにまったく消えてしまいました。
 
 今回の豚ウイルス騒動もおなじ結果になるでしょう。他の星の国々からやっ
 てきている僕たちの家族たちのテクノロジーが、ちょうどSARS菌や鳥インフ
 ルエンザの流行を防止するためにやったように、この病気を流行させる目的
 のワクチンをすでに中和してしまいました。
 
 この新しい恐ろしい計画はアメリカ政府指導者の知らない内に実行されまし
 た。これは、その政権内の最高幹部たちの承認を得て捏造された以前2回あ
 った世界的流行の謀略とは異なるものです。
 
 この最近の病気発生報道のタイミングを考えてもみてください。ウイルス製
 造を許可し、それによる世界的恐怖を煽ることに加えて、闇に傾いた人間た
 ちの目的は、人々の高まる平和的解決の交渉を求める声から、その関心を逸
 らせることなのです。それらは、虐待を許可したアメリカ政府の責任者の追
 求。”9・11”の真犯人についての真相。
 世界経済の崩壊をもたらしたもの。数十年にわたる政府の地球外生命体存在
 の隠ぺい。不正な麻薬産業を支配している者。ケムトレイルと気象操作の真
 の目的。世界中のシオニスト運動の目的。そして、世界中のテロの背後にあ
 る”闇の作戦”があります。
 
 単にこの国がその多くの腐敗と嘘の元になっていて、現在徹底した調査が進
 行中だからという理由で、アメリカ合衆国市民だけの気持ちを逸らせば充分
 というわけではありません。
 
 違うのです。それは世界中で起きなければいけないのです。なぜなら、真理
 を、平和を、再生エネルギーを、医療と教育の改善を、女性の平等のための
 正しい法制と正当なる承認を、他の各国政府の市民たちが一緒になって声だ
 かに要求し始めているのを、世界中にいる闇の企みを持った人間たちが見て
 パニックになっているからです。
 
 それらの起きている状況はすべて闇の目指す目標とはまったく反対のこと
 で、それらはすべて闇の人間たちにとってはのろうべきものなのです。で
 も、世界経済の崩壊によって、だれがそれを操作していたかという真理が明
 らかにされているように、この豚インフルエンザの企みもイルミナティやそ
 の傘下の同じ闇の連中によってしでかされた他の悪巧みを暴露してくれるこ
 とでしょう。真実を”明るみに出す”ことが進展し、あなたたちの惑星にぐ
 るりと巻き付いて支配していた闇のエネルギーが急速に枯れて行くこの証拠
 を歓迎しましょう。
 
 ジーンからの要請に応えて、僕がこのメッセージを送って以来、一般の人た
 ちがますます製薬会社のトップにいる人間たちの考えていることについて疑
 いを抱きはじめているという確かな徴候があります。また新たな品種のイン
 フルエンザがこの時期に突然発生して、”偶然にも”ワクチンに生きたウイ
 ルスが見つかるなんてことありますか?そうです、確かに恐れもあります
 が、イルミナティが意図し期待していたにはほど遠いですね。
 
 そのまったく逆です・・これは彼らにとって手痛い大失敗ですよ。人々の反
 応はその意識が拡大していることを示しています。これは広範囲の怒りを引
 き起こすことになるでしょう。それはまた何百万人の人々を感染させ世界を
 パニックにさせようという謀略に対するものだけにはとどまらないでしょ
 う。
 
 他の数多くの領域でも光の活動が進んでいますから、あなたたちの世界を長
 い間締め付けて来た闇の支配もなくしてくれるでしょう。あなたたちの光を
 しっかりと支えてください。そうすれば、ダイナミックな展開へのもう少し
 の辛抱が十分に報われることでしょう。
                                               
 _______________________________
 
 スザンヌ・ワード著
 原文:Matthew's Message
 訳文責: 森田 玄
----------------------------------------------------------------------

今回の“豚インフルエンザ”もまたまた意図的な人工物ですか。

景気もインフルエンザもすべて意図的な人工物とは……困ったもんです。

はるさん、いつも選別情報のご提供、ありがとうございます。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 4.編集後記:少し、頭がぼーっとしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日は「ホ・オポノポノ」のご紹介で、遅くなってしまいました。

少し、頭がぼーっとしています。

では、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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