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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.270 2009/6/7(第270号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 963名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.「誠実さ」の定義

2.写経ニサルガダッタ:【30 たった今、あなたは自由だ】の1

3.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん

4.編集後記:発見があるような気がするのです。
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■ 1.「誠実さ」の定義
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永遠の光景をいま前にしているんですね。

永遠の“つかの間の光景”を……。

この眼前の光景は……永遠に変わり続ける……。

たまたま……いまは地球の光景を見ているだけ。

なぜなら……この光景に興味を持っているから……。

興味を失えば……この光景はなくなる……のでしょう。

懐かしい、とか何とか言ったって……これは永遠に変わり続ける“つかの間の
光景”です。

いつでもこの光景のなかに入っていくことができる。

もし……興味があれば……。

ただし……入っていくことはできるけれども……この光景の変化をとめること
はできない。

自分はこの映画のプロジェクターとスクリーン……そして観照者ではあっても
……クリエイターではないから……。

映画の内容は……登場者たちが分泌する“欲望”がプロットを自動生成し……
統括領域の神々がそれらのプロットをシナリオに自動編集する……。

すべて自動展開……自然過程……あるがまま……。

映画は……わたしのために上映されているわけでも……固有の意味があるわけ
でもない。

あらゆる意味と……あらゆる感情を飲み込んで……ただ……永遠の“つかの間
の光景”を展開しているだけ……。

ただ……あるがまま……。

ふ。(-_-)

……。

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

この世界は、わたしが興味を持つから存在するのだということが……だんだん
……納得されてくるようです。

良かれ悪しかれ……この世界に文句を言うエネルギーは……だんだん消失して
いくみたい……。

さりとて……この世界に興味を持つ自分に文句を言うというのも……なにかこ
う……辻褄の合わない話ですよね……。(^^;)

だって、自分が興味をもつから興味があるわけで、興味があることに文句を言
うっていうのも……ねぇ。(^_-)

誰が誰に文句を言っているのやら……何がなんだか……わけがわからぬような
案配ではあります。^^;

すべて自然なこと……つまり起こるべきことが起こっていて……それを期待し
ているのが自分だということだけが……なかなか納得できないというか。

……最近「自然」が「マインド」のなかにある……、ということがとても納得
できる感じがしてきています。

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 意識的な体験の総体性が自然だ。
 意識的自己としてのあなたは自然の一部なのだ。
 気づきとしてのあなたはその彼方にある。
 自然を単なる意識として見ることが気づきなのだ。
                          『私は在る』(p421)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

なんかこう……見事にすらーっと言われちゃいましたけど……。

いったい、何を言われたものやら。(-_-)

> 意識的な体験の総体性が自然だ。

これが「自然」の定義だとすれば、じつに……論理的で包括的な定義です。

> 意識的自己としてのあなたは自然の一部なのだ。

たしかに、人間が動物界の一部を構成することは誰にも否定できないです。

人間はアニマルではないかもしれないけれど、“可動型の意識体(=動物)”
ではあるのは確かだから。

なら、意識過程を含んだ自分、つまり“意識的自己”としての自分が「自然」
の一部だということに、異存のありようもないわけで……。(=_=)

が……、

> 気づきとしてのあなたはその彼方にある。

……これがスゴイことです。(@_@)

これを教えてくれるのがグルというものだと思います。

誰も教えてくれなければ、それこそ夢のなかで何回転生を重ねようと、自分が
“自然の彼方にある「気づき」”であることは知らないわけですから。

「気づき」としてのわたしは……その「自然」の彼方にある……のです。(-_-)

自然の一部としてもがき続ける必要など……じつは……ないわけです。

「私は在る」……。

(そして、すべては……わたしが「在る」からこそ「在る」んだ……。(-_-) )

> 自然を単なる意識として見ることが気づきなのだ。

そうか……。(-_-)

「自然」を「意識」として見ることが「気づき」なのか……。

そう言えば……、

昔、地球46億年の歴史が地上に意識生命を育んだという話にイチャモンをつ
けるために、こんなこと↓を書いたことがあった……。

----------------------------------------------------------------------
 この広大な宇宙がもし<意識>で満たされていないなら、全宇宙の中で、た
 ったひとつの島宇宙のたったひとつの星の惑星上ですら、無生命の機械過程
 の中での偶発的な“生命の誕生”の可能性など絶対にありえないことを知る
 べきだ。
 何億万回の竜巻きが起ころうとも、それがジェット機を吹き寄せることがあ
 りえないように……。
 そしてもし、何億万回目かの竜巻がついにジェット機を吹き寄せたのだとす
 れば、その背後に竜巻の吹き寄せ方をそのように工夫している「意図」を、
 その「意図」を可能にしている<意識>を前提しなければならない。
 そしてその<意識>は、いかなる物質次元の単位にもあるいは構造体にも還
 元することはできない。 
              『21世紀への指導原理 OSHO』(p156-159)
           https://www.ascensionkan.com/work/04comp_10gaia.html
----------------------------------------------------------------------

なんて……。(*-_-*)

ま、張り切った話しっぷりではあるけれど、別に間違ったことも言ってない。

このときの“<意識>”という表記は、“意識の可能根拠”を表す意味合いで
した。

ニサルガ師匠の用語法での「気づき」に当たる言葉です。

そのころの自分の気分では、これくらい力瘤をいれなければ言えない類のこと
だったんでしょうね。

言っていることは、要するに、地球という“自然過程”が「意識」を生み出し
たのではなく、「意識」が地球という“自然過程”を誘発したのだという理屈
です。(^^;)

だから、ニサルガダッタに、

> 自然を単なる意識として見ることが気づきなのだ。

と言われると、ああ、そういうことだったんだな……、という気もします。

そうすると、その前にある、

> 意識的な体験の総体性が自然だ。

という「自然」の定義も、ごく自然にうなずかれます。

すべての現象、すべての“現れ”は、そこに「気づき」が浸透しているからこ
そ、生きた意識体験、生命体験として発現しているわけですよね。

生命現象の本体、実質、根拠、何と言ってもいいですが、生命の実体は“現れ”
のほうではなく、「気づき」のほうにあるわけです。

つまり、意識体験を現実にしているのは……ほかの誰でもない、わたし(=気
づき)なんですよね。(^_-)

それさえ明瞭なら、“現れ”に関してはごく大雑把な理解でいいわけでしょう。

“現れ”とはつまり、知覚可能、想像可能なもののことです。

じっさい、ニサルガ師匠の説明は、ごくごく簡にして要を得ています。

----------------------------------------------------------------------
 意識それ自体としては、物質の微妙な片割れなのだ。
 不活発性(タマス)とエネルギー(ラジャス)が物質の属性であるように、
 調和(サットヴァ)は意識それ自体として現れる。
 ある意味では、それを非常に神秘的なエネルギーの一形態として考えてもい
 いだろう。
 どこであれ、物質がそれ自体をひとつの堅固な有機体へと組織化するとき、
 意識は自発的に現れる。
 有機体の破壊にともなって、意識は消滅するのだ。
                          『私は在る』(p284)
----------------------------------------------------------------------

> どこであれ、物質がそれ自体をひとつの堅固な有機体へと組織化するとき、
> 意識は自発的に現れる。

この説明に文句を言う人は、おそらく、いないでしょう。

文系人間も、理系人間も、“有機体が組織されるところ意識は自然に現れる”
と言われれば、そりゃそうだ、と異論ははさまないと思います。

だって、子供のころからの観察によっても、じっさい、そうなんだから。^^;

そして……、

> 有機体の破壊にともなって、意識は消滅する……

わけです。

この現象世界は、わたしから独立して、客観的に存在しているわけではない。

----------------------------------------------------------------------
 世界は記憶のなかに存在する。
 記憶は意識のなかに現れる。
 意識は気づきのなかに存在し、気づきは存在の水面上の光の反映なのだ。
 
                          『私は在る』(p217)
----------------------------------------------------------------------

すべては、「気づき」に依存して存在しているわけです。

「気づき」に……ということは「わたし」に……ということでしょう。

すべては……「私は在る」のゆえに在る……。(-_-)

たしかに、エゴとしての“わたし”は単なる虚構の抽象概念かもしれません。

しかし、「在る」ものを指す名前としての「わたし」は虚構ではない。

常在は、たしかに「在る」わけだから。(-_-;)(←バカみたい。(^_-))

「私は在る」……。

最初に戻りますが……、どうやら……この世界はわたしが興味を持つから存在
するのだ……ということは確かなようです。

だったら、わたしは……自分に依存して存在するこの世界のなかで苦しむ必要
はないのかもしれない……。(-_-;)

> あなたが苦しむのではない。

え! (@_@)

> あなたがあなた自身だと思いこんでいる個人が苦しむのだ。

あ……そうか。

----------------------------------------------------------------------
 気づきのなかでそれを消し去りなさい。
 それは記憶と習慣の束でしかないのだ。
                          『私は在る』(p536)
----------------------------------------------------------------------

ほんとにそうだ……。(-_-)

----------------------------------------------------------------------
 苦痛は身体の存続のために欠くことのできないものだ。
 しかし、誰もあなたに苦しむよう強要してはいない。
 苦しみは完全に、執着すること、あるいは抵抗することを理由に起こる。
 それは私たちが人生とともに流れ、進んでいくことを自ら欲しないことの兆
 候なのだ。
                          『私は在る』(p289)
----------------------------------------------------------------------

そうか……。

わたしの前に現れているこの現象世界は、わたしのために上映されているわけ
でもなければ……またそれに固有の意味があるわけでもない。

ただ……あるがまま。

わたしが興味を持つから……それは現実になるわけだ……。(-_-;)

> こういうふうに見てみなさい。

あ、はい。(@_@)

> マインドは、たとえあなたが見ていないときでも、想いを絶え間なく生みだ
> している。

はい、理解できます。

> マインドのなかで何が起こっているかを知っているとき、あなたはそれを意
> 識と呼ぶ。

はい。

> あなたの意識は感覚から感覚へ、知覚から知覚へ、観念から観念へと果てし
> ない連続のなかで移行している。

たしかに……。

> これがあなたの目覚めの状態だ。

(@_@)

> そしてマインドの全体性、意識全体への直接の洞察である気づきが現れる。

おお……。

> マインドは川のように、身体の川床のなかを絶えず流れている。
> あなたはあなた自身を一瞬ある特定の波と同一化し、それを「私の想い」と
> 呼ぶのだ。

そうか。(*-_-*)

----------------------------------------------------------------------
 あなたが意識するすべてはあなたのマインドであり、気づきとは意識の全体
 性の認識だ。
                          『私は在る』(p238)
----------------------------------------------------------------------

そうなのか……。(-_-)

> マインドは起こっていることに関心を持つが、気づきはマインド自体に関心
> をもつのだ。

あ! そうなんですか。(@_@)

> 子どもはおもちゃを追い求めるが、母親はおもちゃではなく子どもを見てい
> る。

なんと! (*_*)

> たゆまず見つづけることで、私は完全な虚空となったのだ。(p239)

(;_;)

どういうふうに……そんなことが可能になるのかなぁ……。(-_-;)

----------------------------------------------------------------------
 あなたが意志、決心、一途(いちず)な心、何という名でそれを呼ぼうと、
 つまりは真剣さ、誠実さ、正直さに戻ってくる。
 ……
 ほんのわずかな誠実さが大きな違いを生み出すのだ。
                          『私は在る』(p137)
----------------------------------------------------------------------

そうか……誠実さが問題なんだ。(-_-)

誠実さ……。

> あなたの側には、とても多くの問題がある。

あ、はい。(@_@)

> 私の側にはまったく問題がない。

わかります。

> 私の側に来なさい。

(;_;)

> あなたには問題をつくり出す傾向があり、私には免疫がある。

たしかに。

> 何であれ起こることは起こるだろう。

はい……。

----------------------------------------------------------------------
 必要なのは、誠実な関心を持つことだ。
 誠実さが要なのだ。
                          『私は在る』(p210)
----------------------------------------------------------------------

ここでも「誠実さ」か……。

「誠実さ」って……。(-_-;)

> 誠実さとは、努力の結果を熱望することではない。

え、違うんですか? (@_@)

----------------------------------------------------------------------
 それは偽り、非本質的、個人的なものから興味をそらし、内なる移行をする
 ことの表現なのだ。
                          『私は在る』(p474)
----------------------------------------------------------------------

そんな……。(*_*)

そんな「誠実さ」の定義……はじめて聞いた……。

そういうことなの……。

ニサルガ師匠の「誠実さ」って……そういう意味だったのか……。

びっくりしたなぁ、もう……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【30 たった今、あなたは自由だ】の1回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

理屈マインドを論理の大鉈でぶった切る……。

ニサルガダッタに自然発生する言葉は、つねにそのように働くようです。

マインドはつねに事態を複雑にしたい。

あたかも……そこに抵抗不可能な構造があるかのように。

しかし……覚者の明晰性は、つねに単純な事実を露わにします。

> ひとりの生きる存在として、あなたは苦痛に満ちた、やりきれない状況のな
> かにいる。
> そして解決法を探している。
> あなたのいる牢獄のいくつか異なった地図があなたに渡された。
> どれも本物とは言えない。
> だが、それらはみないくらかの価値をもってはいる。
> だが、あなたが本当に真剣ならば、理論ではなく、あなたの真剣さが解放へ
> と導くのだ。

ここまで単純化して摘出されると、言葉で抵抗しようもないです。(^^;)

ここで驚くのは、ニサルガダッタが

> 自由と完成への献身が、あなたにすべての理論やシステムを放棄させるだろ
> う。

と断言していることです。

> 理論は出発点としては良いが、いずれ放棄されなければならないものだ。
> 早ければ早いほどいい。

と……。

では、【30 たった今、あなたは自由だ】の1回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 人間と宇宙に関して数多くの理論があります。創造の理論、幻想の
     理論、夢見の理論等々、数えきれません。どれが本物なのでしょう
     か?
 
 マハラジ
 すべて本物で、すべて偽物だ。
 どれでもあなたの好きなものを選ぶがいい。
 
 質問者 あなたは夢の理論を好んでいるようですが。
 
 マハラジ
 それらはみな言葉をつなぎ合わせたものだ。
 ある人はある理論を好み、ほかの人は別のものを好む。
 理論は正しくも間違ってもいない。
 それらはただ説明不可能なことを説明しようと試みたものだ。
 理論が問題なのではなく、それがどのように試されるかが問題なのだ。
 理論を試すことがそれを価値あるものにする。
 あなたの好きなどの理論でも実験してみるといい。
 もし誠実で真剣であれば、実在の達成はあなたのものとなろう。
 ひとりの生きる存在として、あなたは苦痛に満ちた、やりきれない状況のな
 かにいる。
 そして解決法を探している。
 あなたのいる牢獄のいくつか異なった地図があなたに渡された。
 どれも本物とは言えない。
 だが、それらはみないくらかの価値をもってはいる。
 だが、あなたが本当に真剣ならば、理論ではなく、あなたの真剣さが解放へ
 と導くのだ。
 
 質問者 理論は迷わせるかもしれず、真剣さは盲目にさせるかもしれません。
 
 マハラジ
 あなたの誠実さがあなたを導くだろう。
 自由と完成への献身が、あなたにすべての理論やシステムを放棄させるだろ
 う。
 そしてあなたは智慧(ちえ)と知性、そして愛とともに生きはじめる。
 理論は出発点としては良いが、いずれ放棄されなければならないものだ。
 早ければ早いほどいい。
 
 質問者 真我の実現のためには、ヨーガの八段階の修練は必要なく、意志の
     力のみで充分だと説くヨーギがいます。純粋な意志の力への完全な
     確信をもって目的に集中するならば、ほかの者たちが何十年もかけ
     て到達することも、努力なしに急速に達成すると言います。
 
 マハラジ
 集中力、絶対の確信、純粋な意志!
 そのような財産があれば、疑いなく瞬時に達成するだろう。
 このヨーギの説く意志は、ひとつを除いたすべての欲望をぬぐい去った成熟
 した探求者にとってはいいだろう。
 つまるところ、意志とは安定したハートとマインドのことなのだ。
 そのような不動の姿勢で臨めば、達成できないものなど何もない。
 
 質問者 ヨーギが意味していたのは、単に絶え間ない追求と勉学への不動の
     意志を意味していたのではないと私は感じています。目的への意志
     が確固であれば、どのような勉学も、研究も必要ないということで
     す。単に意志を持っているという事実が、対象を引きつけるのです。
 
 マハラジ
 あなたが意志、決心、一途(いちず)な心、何という名でそれを呼ぼうと、
 つまりは真剣さ、誠実さ、正直さに戻ってくる。
 死ぬほど真剣なとき、あなたはあらゆる出来事、あらゆる人生の瞬間を本来
 の目的に結びつける。
 ほかのことであなたの時間とエネルギーを浪費したりはしない。
 あなたは目的に完全に献身する。
 意志、愛、あるいは誠実さと呼んでもいい。
 私たちは複雑な存在で、内側でも外側でも争っている。
 昨日の仕事を今日取り消し、つねに自分自身に矛盾している。
 身動きがとれなくなるのも無理はない。
 ほんのわずかな誠実さが大きな違いを生み出すのだ。
 
 質問者 欲望と運命、どちらがより強力なのでしょうか?
 
 マハラジ
 欲望が運命を形づくる。
 
 質問者 そして運命が欲望を形づくります。私の欲望は遺伝と環境、チャン
     スと偶然、いわゆる運命によって条件づけされているのです。
 
 マハラジ
 あなたの言うとおりだろう。
 
 質問者 いつ私は望む自由をもてるのでしょうか?
 
 マハラジ
 たった今、あなたは自由なのだ。
 あなたが望むことは何だろう?
 それを望むがいい。
 
 質問者 もちろん、望むことは自由ですが、それに働きかけることは自由で
     はありません。ほかのものへの衝動が、私を迷わせるのです。たと
     え私が容認したものでも、私の欲望は充分強くありません。私が容
     認しない欲望のほうが強いのです。
 
 マハラジ
 おそらく、あなたはあなた自身を偽っているのだろう。
 たぶんあなたが容認する欲望は体裁を保つため表面にとどめておいて、本当
 の欲望には表現の機会を与えていないのだろう。
 
 質問者 あなたの言うとおりかも知れません。しかし、それもまた別の理論
     です。事実は、私はすべきだと想うことを自由に望めないと感じ、
     正しく望んでいるように見えるときには、それにしたがって行為を
     しないのです。
 
 マハラジ
 それはみな精神的弱さと、不完全な脳によるものだ。
 マインドを落ち着け、強化しなさい。
 そうすればあなたの思考、感情、言葉、行為は、あなたの意志の方向に沿う
 ようになるだろう。
 
 質問者 マインドを統合し、強化することはたやすい仕事ではありません。
     いったいどのようにはじめればいいのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたはあなたがいるところからはじめることができる。
 あなたは今ここに在る。
 今ここを離れることはできないのだ。
 
 質問者 ですが、今ここで私は何ができるのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたはあなたの存在に気づくことができる。
 今ここで。
 
 質問者 それだけですか?
 
 マハラジ
 それだけだ。
 それ以上何もありはしない。
 
             『I AM THAT 私は在る』(p136-138)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

おお……、ぶっきらぼうこの上ない。^^;

> 質問者 人間と宇宙に関して数多くの理論があります。創造の理論、幻想の
>     理論、夢見の理論等々、数えきれません。どれが本物なのでしょう
>     か?

うん。

> マハラジ
> すべて本物で、すべて偽物だ。
> どれでもあなたの好きなものを選ぶがいい。

はは。(^^;)

> 質問者 あなたは夢の理論を好んでいるようですが。

うん。

> マハラジ
> それらはみな言葉をつなぎ合わせたものだ。

たしかに。(^_-)

> ある人はある理論を好み、ほかの人は別のものを好む。

はい。

> 理論は正しくも間違ってもいない。
> それらはただ説明不可能なことを説明しようと試みたものだ。

そうか……。

> 理論が問題なのではなく、それがどのように試されるかが問題なのだ。

ん?

> 理論を試すことがそれを価値あるものにする。

なるほど。

> あなたの好きなどの理論でも実験してみるといい。

そういうことか。

> もし誠実で真剣であれば、実在の達成はあなたのものとなろう。

「もし誠実で真剣であれば」……。

> ひとりの生きる存在として、あなたは苦痛に満ちた、やりきれない状況のな
> かにいる。

たしかに。(;_;)

> そして解決法を探している。

間違いありません。

> あなたのいる牢獄のいくつか異なった地図があなたに渡された。

あ、はい。(@_@)

> どれも本物とは言えない。

やっぱり。(-_-)

> だが、それらはみないくらかの価値をもってはいる。

おお……。

> だが、あなたが本当に真剣ならば、理論ではなく、あなたの真剣さが解放へ
> と導くのだ。

そういうことなんですか。

> 質問者 理論は迷わせるかもしれず、真剣さは盲目にさせるかもしれません。

へー、言うじゃん。

> マハラジ
> あなたの誠実さがあなたを導くだろう。

いつでも、この方は「誠実さ」だ……。

> 自由と完成への献身が、あなたにすべての理論やシステムを放棄させるだろ
> う。

なんと! (*_*)

「すべての理論やシステムを放棄させるだろう」……。

> そしてあなたは智慧(ちえ)と知性、そして愛とともに生きはじめる。

最後には……最大の単純さに行き着くんだ……。(-_-)

> 理論は出発点としては良いが、いずれ放棄されなければならないものだ。

そうか……。

> 早ければ早いほどいい。

そ、そうなんですか。(@_@)

> 質問者 真我の実現のためには、ヨーガの八段階の修練は必要なく、意志の
>     力のみで充分だと説くヨーギがいます。純粋な意志の力への完全な
>     確信をもって目的に集中するならば、ほかの者たちが何十年もかけ
>     て到達することも、努力なしに急速に達成すると言います。

なるほど。

> マハラジ
> 集中力、絶対の確信、純粋な意志!
> そのような財産があれば、疑いなく瞬時に達成するだろう。

たしかに。^^;

> このヨーギの説く意志は、ひとつを除いたすべての欲望をぬぐい去った成熟
> した探求者にとってはいいだろう。

「ひとつを除いたすべての欲望をぬぐい去った」……。

> つまるところ、意志とは安定したハートとマインドのことなのだ。

そうか……。(-_-;)

もうそれ以上迷うことのできない「安定したハートとマインド」。

> そのような不動の姿勢で臨めば、達成できないものなど何もない。

わかりました。

> 質問者 ヨーギが意味していたのは、単に絶え間ない追求と勉学への不動の
>     意志を意味していたのではないと私は感じています。目的への意志
>     が確固であれば、どのような勉学も、研究も必要ないということで
>     す。単に意志を持っているという事実が、対象を引きつけるのです。

それはそうでしょう……。

> マハラジ
> あなたが意志、決心、一途(いちず)な心、何という名でそれを呼ぼうと、
> つまりは真剣さ、誠実さ、正直さに戻ってくる。

「真剣さ、誠実さ、正直さ」……。

> 死ぬほど真剣なとき、あなたはあらゆる出来事、あらゆる人生の瞬間を本来
> の目的に結びつける。

わかります。

> ほかのことであなたの時間とエネルギーを浪費したりはしない。

イケズ……。(/_;)

> あなたは目的に完全に献身する。

(*-_-*)

> 意志、愛、あるいは誠実さと呼んでもいい。

はい。

> 私たちは複雑な存在で、内側でも外側でも争っている。

たしかに。

> 昨日の仕事を今日取り消し、つねに自分自身に矛盾している。

(T_T)

> 身動きがとれなくなるのも無理はない。

ワー。(>_<)

> ほんのわずかな誠実さが大きな違いを生み出すのだ。

(@_@)

「ほんのわずかな誠実さが大きな違いを生み出す」……。(-_-)

> 質問者 欲望と運命、どちらがより強力なのでしょうか?

このひと……きつくなった。(^_-)

> マハラジ
> 欲望が運命を形づくる。

はい。

> 質問者 そして運命が欲望を形づくります。私の欲望は遺伝と環境、チャン
>     スと偶然、いわゆる運命によって条件づけされているのです。

“正しい”ことを言って……、少し息をついている。^^;

> マハラジ
> あなたの言うとおりだろう。

はい。

> 質問者 いつ私は望む自由をもてるのでしょうか?

お。(^_-)

> マハラジ
> たった今、あなたは自由なのだ。

ほらー。

> あなたが望むことは何だろう?
> それを望むがいい。

望むがいい。(^-^)   \←……

> 質問者 もちろん、望むことは自由ですが、それに働きかけることは自由で
>     はありません。ほかのものへの衝動が、私を迷わせるのです。たと
>     え私が容認したものでも、私の欲望は充分強くありません。私が容
>     認しない欲望のほうが強いのです。

ちょっとつらい。(;_;)

> マハラジ
> おそらく、あなたはあなた自身を偽っているのだろう。

(*-_-*)

> たぶんあなたが容認する欲望は体裁を保つため表面にとどめておいて、本当
> の欲望には表現の機会を与えていないのだろう。

アチャ。(>_<)

> 質問者 あなたの言うとおりかも知れません。しかし、それもまた別の理論
>     です。事実は、私はすべきだと想うことを自由に望めないと感じ、
>     正しく望んでいるように見えるときには、それにしたがって行為を
>     しないのです。

わかります……。(/_;)

> マハラジ
> それはみな精神的弱さと、不完全な脳によるものだ。
> マインドを落ち着け、強化しなさい。

そんなこと言ったって……。

> そうすればあなたの思考、感情、言葉、行為は、あなたの意志の方向に沿う
> ようになるだろう。

それはそうかもしれないけど……。(;_;)

> 質問者 マインドを統合し、強化することはたやすい仕事ではありません。
>     いったいどのようにはじめればいいのでしょうか?

いや、そのこと、そのこと。

> マハラジ
> あなたはあなたがいるところからはじめることができる。

(?_?)O

> あなたは今ここに在る。

あ、はい。(@_@)

> 今ここを離れることはできないのだ。

たしかに。

> 質問者 ですが、今ここで私は何ができるのでしょうか?

はは、言えてる。(^^;)

> マハラジ
> あなたはあなたの存在に気づくことができる。

(?_?)

> 今ここで。

はあ。

> 質問者 それだけですか?

(^_-)

> マハラジ
> それだけだ。
> それ以上何もありはしない。

(@_@)

……。(-_-)

ふーん……。

(-||-)

……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………


▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にお書きいただければと思います。


        …………○…………○…………○…………


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【体の毒と心の毒】

今回も仲間内からの情報を受け売りさせていただきます。m(_ _)m

        …………○…………○…………○…………

 体の中に日々少しずつ蓄積された毒が、私たちを真の健康状態から
 遠ざけているように、生まれてからずっと心の中で発してきた
 一瞬一瞬のネガティブな感情が消えることなく蓄積され、自分の
 インナーチャイルド(潜在意識)を日々、傷つけているとしたら・・・
 
 この世の中で起こるすべてのことは100%自分に責任があると
 気づいた瞬間から、新たな想念のゴミを心のフィルターに
 溜め込まなくて済むようになるのでは。
 
 浄化とはプラスでもマイナスでもなく、本来の状態であるゼロに戻すこと。
 
 ス○○○肥料を使うと、作物が大きく(それが本来の大きさ)なり、
 おいしくなり、日持ちがするのも、土の中の毒素が解毒分解され浄化され、
 土本来のあるべきゼロの状態に戻ったからだと思います。
 
 体の毒はス○○○で、心の毒はポノポノで、どちらも日本から世界に
 伝えていかなければならない一番大切なものです。


        …………○…………○…………○…………


体内解毒も大切ですが、何なら“モンドセレクション最高金賞”の美容ジェル
というのを試してみてはどうでしょう。

▼「デトックス」篇DVD資料請求フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P31478903
 (DVD資料はむろん無料です。返送用封筒も同封してあります。)
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■ 3.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん
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▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702


        …………○…………○…………○…………


今回、ハイアーセルフ33さんから「マシュー君関連情報」をお送りいただき
ました。

早速ご紹介します。

【件名】: マシュー君(21) & 太陽黒点情報他
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 みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。
 
 1.「玄のリモ農園ダイアリー」に、「マシュー君のメッセージ」(21)
   が翻訳されていましたのでお知らせします。 
   http://moritagen.blogspot.com/
 
 2.私の知人から、「伊勢白山道さんのブログに太陽黒点の記事がありまし
   た」との紹介をメールでお受けしましたのでお知らせします。
 
 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/cd043d55d4ba7d20f64d4a8141d1f226
 
 3.ヴォイスから新刊本「バシャール x 坂本政道」が発売されました。
   概要についてはここを見てください。
   http://www.voice-inc.co.jp/content/book/352
 
  「見出しの詳細」については、上のURLで開いたページの最後にある
  下記の文字をクリックすれば、その開いたページに列挙してあります。
 
  【バシャールx坂本政道 人類、その起源と未来】はこちら 
 
 
 4.スピリチュアル情報活用研究会のお知らせです。
 
   **************************
 
 日時 2009年7月18日(土)午後1時30分〜5時
 
 場所 新宿区戸山2丁目11
    都営戸山ハイツアパート11号棟1階の集会室
 
 交通 1.JR山手線・新大久保駅より徒歩20分・・直線なので分かり
     やすいです。
    2.大江戸線・若松河田駅(河田口)より徒歩10分
    3.東京メトロ東西線・早稲田駅(2番出口)より徒歩18分
    4.副都心線・東新宿駅より徒歩5分
    5.都営バス(橋53、宿74乙、飯62)「国立国際医療センタ
     ー」下車、徒歩3分・・新大久保駅からもバス出てます。
      (11号棟なので「戸山ハイツ」停留所よりも近いです)
    
 料金 上限300円(会場費を人数割り)
 
 内容・・・今回は「言葉の定義と霊的事項の共通認識」の他に、ラムサの教
 えの中で非常に重要な「ただ在る」について、抜粋コピーをもとに話し合お
 うと思っています。よろしくお願いします。
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はるさん、“スピリチュアル情報活用研究会”盛会になるといいですね。

いつも独自のアンテナ情報のご提供、ありがとうございます。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


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■ 4.編集後記:発見があるような気がするのです。
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いまだに分不相応のことを書き続けています。

こうして書くことが自分のプラスになるような気がするものだから……。

マインドの確信を深めるための……発見があるような気がするのです。

いつまで続くか……わかりませんが。

では、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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