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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.284 2009/9/13(第284号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 953名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.行為を“差し控える”

2.写経ニサルガダッタ:【32 生は至高のグルだ】の2回目

3.編集後記:早くも秋になってしまいましたね。
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■ 1.行為を“差し控える”
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雨です。

じつは……雨も好きです。(-_-)

ま、好きか嫌いかはどうでもいいんですけど……。

鉄砲百合……というんですか……いまはその季節なんですね。

あ……ちょっと調べてみたら、違うみたい……。
http://ja.wikipedia.org/wiki/テッポウユリ

いまは九月だから見えているのはタカサゴユリなんだ。

まあ、当人が「わたしはタカサゴユリっていうんだよ」と名乗っているわけで
もないだろうけど。

そんな余計なこと……言うわけないよなぁ。

黙って……夢のなかの諸状況が導くままに……台湾に自生し……日本に持ち込
まれ……そして風に乗ってここまで運ばれてきたんだろうけど……。

……やっぱり……季節が来て花開くことの喜びもあるのかしら?

そしたら、こうして眺められていることも感じて、それも喜びになる、とか。

まあ……“現れ”なんだからマインドの一部であることは確かだけど。

でも植物圏というのは「形」をもつことは間違いないだろうけど、「名前」は
どれくらいもっているものやら。

いやいや植物だって自前で「名前」をつけるかどうかはともかく、“物質面”
だけでなく“意識面”だってあるわけだよ……。(-_-)

(@_@)

ただ……こんなろくでもないことは……考えないだけさ。(*-_-*)

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

ニサルガダッタはときどき“差し控える”という表現を使います。

たとえば、

> 確固とした理解の人は行為を差し控えるだろう。(p418)

とか、

> 真我以外のすべてを差し控えることで、利己的になるがいい。(p234)

とか。

ま、翻訳者の福間巌さんがそういう言葉に訳しているとも言えますが、そのよ
うに翻訳される表現をニサルガダッタもしているわけでしょう。

ニサルガダッタの道では、控えめに表現されたこの“差し控える”という言葉
が、どうもかなりのキーワードなのではないか、という気もします。

もちろん、重要なのはその言葉ではなくて、“差し控える”というマナーとい
うかその事実のことですけど……。

われわれにとって、ニサルガダッタが残してくれたものは言葉しかありません。

しかもそれほど膨大な言葉というのでもない。

ほとんど、わずか一冊の本、と言ってもいいくらいだと思います。

たぶん、この一冊で充分だと思っていたのではないか、とわたしは想像します。

これで届くべきところには届く、と知っていたのではないでしょうか。

もしその人が、要点を理解し、不要な行為を“差し控え”さえするならば……。

(@_@)

ところで……“行為”と“真我の実現”って、どういう関係なんだろう?

----------------------------------------------------------------------
 真我の実現にとっては、理解が本質的なものだ。
 行為は偶然のものでしかない。
 確固とした理解の人は行為を差し控えるだろう。
 行為とは真理の試験なのだ。
                          『私は在る』(p418)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

試験なんて、そんな厄介なものが必要なの? (@_@)

----------------------------------------------------------------------
 もしあなたがつねにあなた自身を試験しなければ、実在と空想との区別はで
 きなくなるだろう。
 観察と注意深い理性はある程度の助けになる。
 しかし、実在は逆説的なのだ。
 思考と感情、言葉と行動を見守り、なぜ、どのようにして、あなたの知らな
 いうちにそれらが変化していくのかを疑わないかぎり、あなたが真我を実現
 したということをどうして知ることができるだろう?
 本当に驚くからこそ、それが実在だと知るのだ。
 予想され、期待されたものが実在であることはまれだ。
 
                          『私は在る』(p418)
----------------------------------------------------------------------

そうなのか……。(-_-;)

でも……じっさい、ニサルガダッタの言葉はあまりにも含みが多すぎる。

というより、むしろ世間の常識と百八十度反対なのだから、その言葉のすべて
が“含み”を前提していることになるわけか。

その“含み”をすべてこちらの“理解”の程度で補い、復元して読まなければ
ならない……。

しかも世間の常識と言っても、いわゆる“俗世間”だけでなく、“精神世間”
も含めたすべての“現象世間”の常識と百八十度逆なのだから……。

でも不思議なことに、それほど通常の常識と逆なのに、なぜかマハラジが嘘を
言っているという感じを受けないよなぁ……。

全部本当のことだろう……という印象を(少なくともわたしのような信じやす
い人間は)受けてしまう。

まったく縁のない人は本の存在を知らないだろうし、あまり縁のない人は本に
出会わないだろうし。

だから、本を手にとって読んだ人にとっては、たぶん、そんなものではないの
かしら。

でも、たぶん、通り一遍に本当のことだろうと思っても、この本から何かをも
らえるわけでもないだろうなぁ。

とおりいっぺんに読んで理解が届くという本ではないわけだ。(-_-)

「読書百遍、意自ずから通ず」という言葉があるよなぁ。

そういうふうにしか理解が起こりようがない本があるということか。

じゃ、“そういうふうにしか理解が起こりようがない本”というのは、いった
い、どういう本なのか……。

もちろん、読者の経験とかそういうこともあるだろうけど。

しかし、おしなべて言うならば……、おそらく、読者が“本気にしない本”、
ということじゃないかなぁ。

“本気にしない”という言葉の意味合いはいろいろだけど。

しかし、その前提として、言葉の(少なくとも表面的な)意味自体は理解でき
る(と少なくとも読者には思える)ということがあるんだ。(-_-;)

つまり、言葉の意味自体がわからない、という感じはしない、と。

ということは、こういう本の場合、たとえ「難しい」という印象があったとし
ても、それは、専門書が難しいのとは違うというわけだ。

でも、専門書が難しい場合でも、「読書百遍、意自ずから通ず」という言葉は
妥当するのかも。
 
ただし、その興味が続きさえすればだけど……。

……。(-_-;)

ということは、夢のなかではすべて「読書百遍、意自ずから通ず」なのかも。
 
ところで、ニサルガダッタを“本気にしない”という感じには、きっと、

・とても本当とは思えない

・本当かもしれないけど、自分には関係ない

・本当なんだろうと思うけど、とても自分なんかは

というようなわりと素直な感想から

・そうそう、たしかに、おっしゃるとおりです

というような、ちょっと高踏的な感想までが含まれる。

でも、いずれの場合もその本の言葉を“真に受けて”はいない。

同じ“本気にしない”でも、これがたとえば、

「911は、じつはアメリカのヤラセ」だったとか、

「地球の内部世界は空洞だった」とかいう話ならどうか?

こういう話なら、いつかは集合意識のなかで現象的にも“実証”されるかもし
れない。

いずれにせよ、それは想像であり、創造であって、TSUTAYAでDVDを
借りてくる程度の話かもしれないし。(-_-;)

しかし、

----------------------------------------------------------------------
 あなたは存在しないのだ。
 あれやこれといった言葉で自分自身を思うことを拒否しなさい。
 調べることなく、盲目的に受け入れることでつくり出してきた惨めさからの
 出口はほかにないのだ。
                          『私は在る』(p222)
----------------------------------------------------------------------

といった言葉の内容が、現象的に“実証”されることはありえないよな。

現象的に“実証”されうるようなものはすべて幻影だ、といった言葉の内容が
現象的に“実証”されるのを待つことに意味はないし。

宇宙の果てまで行っても、そんな真実を現象的に“実証”してくれる人に出会
えないわけだから。

そんなことを現象的に“実証”してくれる者がいたら、それこそまさに幻影で
しかないから。

とはいえ、やっぱり、ニサルガダッタのようなグルの言葉を“真に受ける”の
は難しい。

しかし、われわれが真理(=実状)を“真に受けない”ことくらいサットグル
は“百も承知”“千も合点”だよなぁ。

だから、それで気落ちすることもないわけだ。(-_-;)

(@_@)

ニサルガダッタのようなグルの言葉は、こちらがそれを“本気に”する程度に
応じて、その意味が開示されるものなのかも……。

そして、その“本気に”する程度は、その言葉を読み進められる“速さ”に、
比較的に反映されるのかもしれない。

“通り一遍”の速さでは読み進められなくなる、という意味で。

なにしろ、ニサルガダッタが言っていることは、一行一行ことごとく世間一般
の常識とは背反する。

となれば、意味が通じてくる程度に応じて、あらゆる言葉が新しい意味合いを
帯びてこちらをヒットしてくるはずだ。

つまり、書かれている言葉がまさに“その通り”の意味らしいということが、
こちらにもなんとなく察知されてくる……。

ファンダメンタリスト(原理主義者)みたいになってしまうのも困りものだと
は思うけど……。

でも、まだまだ、じつは“文字通りの意味”で受け取らないことの方が問題な
のかも。

いずれにしろ、一般常識の世界のなかでは、極端になっていかざるをえないわ
けだから、多数決に頼るわけにもいかないし。

ニサルガダッタも、

----------------------------------------------------------------------
 あるがままのあなたを見なさい。
 他者に聞いてはならない。
 あなた自身に関して他者に言わせてはならない。
                          『私は在る』(p216)
----------------------------------------------------------------------

と言っているしなぁ……。(-_-)

……やっと話の筋は見えてきたんだ。

われわれを幸福(じつは安定した快楽)の追求へと駆りたて、行為へと駆りた
てるものは、欲望と恐怖なんだ。

そしてそれは、じつは、実体のないものなんだ。

なぜなら、欲望と恐怖は、実在のなかに根拠をもつものではなく、想像のなか
に根拠をもつものだから。

----------------------------------------------------------------------
 あなたは言語的思考によって現在の状況に陥った。
 あなたは同じ道を通って脱出しなければならないのだ。
                          『私は在る』(p161)
----------------------------------------------------------------------

それがニサルガヨガというものだったんだ。

そしてこの道では、真我を見いだすということはけっして難しいことではない。

それどころか、じっさいは何の障害も立ち塞がってはいない。

----------------------------------------------------------------------
 もし何もほかのものを求めなければ、自己を見いだすという欲望はかならず
 満たされるだろう。
 しかし、あなたは自己に正直でなければならず、本当に、ほかに何も求めて
 はならないのだ。
                          『私は在る』(p162)
----------------------------------------------------------------------

……。(-_-)

肝心要なことはそれだけだったんだ。

「本当に、ほかに何も求めてはならないのだ」……。

それだけは間違いなく、譲れない絶対条件だったんだ。

そうだとしたら、この条件は、簡単だとも、簡単でないとも言える。

> ひとたびあなたが体験を通り抜けたなら、ふたたびそれを通らないことが
> 禁欲だ。

という言葉には、はそういう背景と含みがあったんだ。

> 不必要なことを避けることが禁欲だ。
> つねにものごとを制御することが禁欲だ。

それがなくてはならないわけだ……。(-_-)

----------------------------------------------------------------------
 間違いはあなたの選択にある。
 食べ物、セックス、権力、名声といったささいなことがあなたを幸せにする
 と想像するのは、自分自身を欺くことだ。
 あなたの本来の自己のように、深く、広大な何かだけがあなたを真に、永遠
 に幸福にするのだ。
                          『私は在る』(p229)
----------------------------------------------------------------------

そういう意味なら、たしかに、

> 確固とした理解の人は行為を差し控えるだろう。(p418)

ということになるわけだよなぁ。

そして、

> 真我以外のすべてを差し控えることで、利己的になるがいい。(p234)

と薦めるわけだ……。

そうか、まず不必要な行為を“差し控える”ことができるようにならないと。

行為する人間など、じつは存在しないわけだから。

このことに本当に納得がいくまでがサーダナなんだ。

そうだよなぁ……。

きまってるさぁ……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【32 生は至高のグルだ】の2回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

だんだん、いろいろな言葉がつながってくるようです。

マハラジは、

> グルと彼の言葉を覚えていることは相当なことなのだ。

と、保証してくれています。

そして、

> あなたへの私のアドバイスはさらにやさしいものだ。
> ただ、あなた自身を覚えていなさい。

と。

> 一般的な常識でさえ欲望を満たしたいのならそれを思いつづけなさいと言う。
> もしあなたが自己の本性を知りたいと望むなら、あなたの存在の秘密があば
> かれるまで、つねに自己をマインドに思いつづけるべきだ。

と。

では、【32 生は至高のグルだ】の2回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 数多くの聖者や神秘家が生まれ、死んでいきました。彼らは私の世
     界を変えませんでした。
 
 マハラジ
 どうして彼らに変えられるだろう?
 あなたの世界は彼らのものではなく、彼らの世界もあなたのものではない。
 
 質問者 かならず、すべてに共通の現象の世界があるはずです。
 
 マハラジ
 物体とエネルギーと物質の世界のことだろうか?
 仮に物体と力の共通世界が在るとしても、それは私たちの住む世界ではない。
 私たちの世界は感情と観念の、好感と反感の、価値の尺度の、動機と刺激の、
 概して精神的世界なのだ。
 生物学的には、私たちの必要はわずかばかりだ。
 私たちの問題は異なったレベルのものだ。
 欲望と恐れ、そして誤った観念から生じた問題は、マインドのレベルでしか
 解決できない。
 あなたは自分のマインドを克服しなければならない。
 そしてそのために、あなたはそれを超えていかなければならないのだ。
 
 質問者 マインドを超えていくとはどういうことでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたは身体を超えているはずだ。
 そうではないかね?
 あなたは自分の身体の消化作用、循環作用、排出作用を綿密に追っているわ
 けではない。
 それらは自動的に行われている。
 同様に、マインドも注意を呼び起こさずとも、自動的に働くようになるべき
 だ。
 マインドが何の欠陥もなく働くようになるまで、これは起こらない。
 私たちはほとんどの時間、マインドと身体を意識している。
 それらは絶え間なく助けを呼んでいるからだ。
 苦痛と苦しみは身体とマインドが注意を引こうと叫んでいるのだ。
 身体を超えていくためには健康でなければならない。
 マインドを超えるにはマインドに完全な秩序をもたらさなければならない。
 混乱をそのままあとに残してマインドを超えていくことはできない。
 混乱はあなたの足をひっぱるだろう。
 「自分の問題は自分で片づけなさい!」は普遍の法則のようだ。
 そして、それは公正な法則でもある。
 
 質問者 あなたがどうやってマインドを超えたのか、尋ねてもよいでしょう
     か?
 
 マハラジ
 グル(師)の恩寵(おんちょう)によってだ。
 
 質問者 彼の恩寵はどのような形を取ったのでしょうか?
 
 マハラジ
 彼は、何が真実なのかを私に告げたのだ。
 
 質問者 あなたはそれについてどうしたのでしょう?
 
 マハラジ
 私は彼を信頼し、それを覚えたのだ。
 
 質問者 それですべてですか?
 
 マハラジ
 そうだ。
 私は彼と彼の言ったことを覚えていたのだ。
 
 質問者 それで充分だったというのですか?
 
 マハラジ
 これ以上何をする必要があるだろう?
 グルと彼の言葉を覚えていることは相当なことなのだ。
 あなたへの私のアドバイスはさらにやさしいものだ。
 ただ、あなた自身を覚えていなさい。
 「私は在る」はあなたのマインドを癒し、それを超えていくのに充分だ。
 私はあなたを迷わせたりしない。
 なぜそうする必要があろうか?
 私があなたから何を欲するというのだろう?
 私はあなたの幸福を願っている。
 それが私の本性なのだ。
 どうしてあなたを惑わせたりするだろうか?
 
 一般的な常識でさえ欲望を満たしたいのならそれを思いつづけなさいと言う。
 もしあなたが自己の本性を知りたいと望むなら、あなたの存在の秘密があば
 かれるまで、つねに自己をマインドに思いつづけるべきだ。
 
 質問者 なぜ自己想起が真我の実現をもたらすのでしょうか?
 
 マハラジ
 なぜなら、それらは同じ状態の二つの側面だからだ。
 自己想起はマインドの領域内にある、真我の実現はマインドを超えてある。
 鏡のなかに映っているイメージは、実際は鏡のこちら側にある顔のものなの
 だ。
 
 質問者 まったくそのとおりです。しかし、目的は何でしょうか?
 
 マハラジ
 他者を救うためには、人は救いの必要性を超えていなければならない。
 
 質問者 私が望むのは幸福だけです。
 
 マハラジ
 幸せになるために、幸せで在りなさい。
 
                        『私は在る』(p147-148)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 数多くの聖者や神秘家が生まれ、死んでいきました。彼らは私の世
>     界を変えませんでした。

そう。

> マハラジ
> どうして彼らに変えられるだろう?

はい。

> あなたの世界は彼らのものではなく、彼らの世界もあなたのものではない。

わかります。

> 質問者 かならず、すべてに共通の現象の世界があるはずです。

その気持ちはよくわかります。

ある共通の3D映像があって、各個人はその共通基盤からそれぞれ別の物語を
紡ぎだしているはず、という意味ですよね。

> マハラジ
> 物体とエネルギーと物質の世界のことだろうか?

はい。(-_-)(と言って、わたしが答えることじゃないけど。(^^;))

> 仮に物体と力の共通世界が在るとしても、それは私たちの住む世界ではない。

というと。(?_?)

> 私たちの世界は感情と観念の、好感と反感の、価値の尺度の、動機と刺激の、
> 概して精神的世界なのだ。

あ……。(@_@)

そうか……。(-_-;)

そういうことだったんですね。

> 生物学的には、私たちの必要はわずかばかりだ。

わかります。

> 私たちの問題は異なったレベルのものだ。

そうだったのか……。

> 欲望と恐れ、そして誤った観念から生じた問題は、マインドのレベルでしか
> 解決できない。

(@_@)

……そうなんだ。(-_-)

> あなたは自分のマインドを克服しなければならない。

はい。

> そしてそのために、あなたはそれを超えていかなければならないのだ。

あ、やっぱり、そこまで必要なんですか。

> 質問者 マインドを超えていくとはどういうことでしょうか?

そのことそのこと。

> マハラジ
> あなたは身体を超えているはずだ。
> そうではないかね?

(?_?)

> あなたは自分の身体の消化作用、循環作用、排出作用を綿密に追っているわ
> けではない。
> それらは自動的に行われている。

ああ……、そういう意味ですか。

それが超えているといういう意味なら、たしかに、身体を超えていますね。

身体はわれわれの指示なんか待たずに自動的に働いている。

どこかで、もしわれわれが意識して呼吸しなければならなかったら、とおの昔
に死んでいただろう、って読んだことがあったけど……。

> 同様に、マインドも注意を呼び起こさずとも、自動的に働くようになるべき
> だ。

そういうことか。

> マインドが何の欠陥もなく働くようになるまで、これは起こらない。

「何の欠陥もなく働くようになるまで」……。

どういう意味だろう?

> 私たちはほとんどの時間、マインドと身体を意識している。

たしかに。(;_;)

> それらは絶え間なく助けを呼んでいるからだ。

そうなんですか。(@_@)

> 苦痛と苦しみは身体とマインドが注意を引こうと叫んでいるのだ。

そうなんだ。(-_-)

> 身体を超えていくためには健康でなければならない。

はい。

> マインドを超えるにはマインドに完全な秩序をもたらさなければならない。

そういうことなんですね……わかりました。

> 混乱をそのままあとに残してマインドを超えていくことはできない。

そうか……わかります。

> 混乱はあなたの足をひっぱるだろう。

そうだったんだ……。(-_-)

> 「自分の問題は自分で片づけなさい!」は普遍の法則のようだ。
> そして、それは公正な法則でもある。

わかりました。

> 質問者 あなたがどうやってマインドを超えたのか、尋ねてもよいでしょう
>     か?

そう。

> マハラジ
> グル(師)の恩寵(おんちょう)によってだ。

はい。

> 質問者 彼の恩寵はどのような形を取ったのでしょうか?
> 
> マハラジ
> 彼は、何が真実なのかを私に告げたのだ。

グルによって、「何が真実なのか」が告げられた。

> 質問者 あなたはそれについてどうしたのでしょう?

そう。

> マハラジ
> 私は彼を信頼し、それを覚えたのだ。

弟子はグルを信頼し、「それを覚えた」……。

> 質問者 それですべてですか?

それですべてですか?

> マハラジ
> そうだ。
> 私は彼と彼の言ったことを覚えていたのだ。

(*_*)

> 質問者 それで充分だったというのですか?

充分だったというのですか?

> マハラジ
> これ以上何をする必要があるだろう?

そうか……。(-_-)

> グルと彼の言葉を覚えていることは相当なことなのだ。

そう……わかります。

グルの言葉を覚えていることは相当なこと……ですよね。

でも、可能なことだ。(-_-)

> あなたへの私のアドバイスはさらにやさしいものだ。

え……。(?_?)

> ただ、あなた自身を覚えていなさい。

おお……。

> 「私は在る」はあなたのマインドを癒し、それを超えていくのに充分だ。

はい。(;_;)

> 私はあなたを迷わせたりしない。

わかっています。

> なぜそうする必要があろうか?

そんな必要はないです。

> 私があなたから何を欲するというのだろう?

はい。

> 私はあなたの幸福を願っている。

ありがとうございます。

> それが私の本性なのだ。

信じます。

> どうしてあなたを惑わせたりするだろうか?

(/_;)

> 一般的な常識でさえ欲望を満たしたいのならそれを思いつづけなさいと言う。

はい。

> もしあなたが自己の本性を知りたいと望むなら、あなたの存在の秘密があば
> かれるまで、つねに自己をマインドに思いつづけるべきだ。

そうします。

> 質問者 なぜ自己想起が真我の実現をもたらすのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> なぜなら、それらは同じ状態の二つの側面だからだ。

というと?

> 自己想起はマインドの領域内にある、真我の実現はマインドを超えてある。

あああ……、そういうことか……。

> 鏡のなかに映っているイメージは、実際は鏡のこちら側にある顔のものなの
> だ。

“マインドの領域内にある”ときそれは自己想起と呼ばれ、“マインドを超え
てある”ときそれは真我の実現と呼ばれるんだ。

そして“マインドの領域内にある”自己想起は、実際は“マインドを超えた”
こちら側にある真我の実現の純粋な反映なんだ……。

> 質問者 まったくそのとおりです。しかし、目的は何でしょうか?

目的……。(?_?)

> マハラジ
> 他者を救うためには、人は救いの必要性を超えていなければならない。

わかります。

> 質問者 私が望むのは幸福だけです。

それも、わかります。

> マハラジ
> 幸せになるために、幸せで在りなさい。

なんと……。(*_*)

そうか……。

“マインドの領域内”にあって、“マインドを超えた”こちら側の顔のごとく
在りなさい……ということか……。

たしかに、「幸せになるために、幸せで在」ればいいのかも……。

ただ……ほかのことを欲望してはいけないんだ……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


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■ 3.編集後記:早くも秋になってしまいましたね。
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今日は一日雨でした。

早くも秋になってしまいましたね。

本当に、一年が早い。

まるで飛んでいくようです。

でも……それは……単なる表面のお話でした。

その映像の変化に立ち会っているわたしは……<永遠の今>でした。

昨日も……今日も……明日も……「私は在る」だけでした……。

では、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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