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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.297 2009/12/13(第297号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆----------------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 952名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.自分が行為をしていると想像する

2.写経ニサルガダッタ:
     【71 自己覚醒の中で、あなたは自分自身について学ぶ】の2回目

3.いただいたお手紙から:pepさん、いぬさん、ハイアーセルフ33さん

4.「ご投稿・情報提供」:パールさん

5.編集後記:配達人個人にとっては、楽しい一日でした。
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■ 1.自分が行為をしていると想像する
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暖かくて気持ちのいい日ですね。

この季節は、天気のいい日にはたくさんの“かめ虫”がカーテンやガラス戸の
表面に這っているのが普通でした。

たいてい、一度に五、六匹から十匹ほどを紙ですくい取って、ガラス戸の外に
出していました。

知ってるでしょ……下手をすると強烈な臭いを後に残しますからね。^^;

どこから湧いてくるのかわからないけど……、まあ、山里だから仕方がないか
……と、諦めていました。

ところが……数日前からその数が激減しました。

一週間ほど前にそれがどこから出てきていたかに気づいて、その隙間を塞いで
みたからです。

その隙間は、ガラス戸のサッシと床との接合部分にありました。

ふと目をやったそのとき、一匹の“かめ虫”が身体を横にしてその細い隙間か
ら床下に姿を消す瞬間を見たわけです。

なるほど……ここから出てきていたのか! (@_@)

それでホームセンターで透明の充填用シリコンを買ってきて、早速この隙間を
埋めてみました。

なんと、それ以来見事に“かめ虫”の数が激減しました。(@_@)

やったね。(^_^)v

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

これまで、このメルマガは自分が書いているのだと思っていました。(^^;)

何度も何度もニサルガダッタが“あなたは行為者ではない”という言い方をす
るのを聞いていたけれど、それは悟った方の理解の話だと思っていました。

まさか、それが単純な事実の表明なのだとは思っていませんでした。

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 あなたが行為をしているというのだろうか?
 ある未知なる力が行為をし、あなたはあなたが行為をしていると想像するの
 だ。
 いかなる形であっても、影響を与えることのできないまま、あなたは単に起
 こることを見ているだけなのだ。
                          『私は在る』(p256)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

ニサルガダッタにこう言われても、そんなことは悟った方の視点で、いつか…
…悟ったら、そういうふうにわかるときがくるのだと思っていた。(>_<)

だから、このメルマガをやめるかどうかは、自分にとってひとつのそれなりの
判断だと思っていました。

引き時を誤って、静かになり損ねたら、自分が悟るチャンスを棒に振ってしま
うことになるかもしれない……と心配していました。(*-_-*)

不信というか、自惚れというか……。(-_-)

> ある未知なる力が行為をし、あなたはあなたが行為をしていると想像するの
> だ。
> いかなる形であっても、影響を与えることのできないまま、あなたは単に起
> こることを見ているだけなのだ。

これは悟った方の理解というようなことじゃなくて、単純な事実として聴くべ
き言葉です。

覚者が知っている事実を、ただ教えてくれているだけです。

われわれがどう勘違いしようと、じつは、

> いかなる形であっても、影響を与えることのできないまま、あなたは単に起
> こることを見ているだけなのだ。

という事実を……動かすことはできないわけです。

それなら、明らかに顕現の世界に属しているこのメルマガも、その配達人も、
ここで動いているマインドも、すべてわたしではないわけです。

このメルマガや、その配達人や、ここで動いているマインドが織り込まれ、紡
ぎ出す顕現世界のできごとによって、わたしが左右されるなどという“冤罪”
を心配する必要はないわけです。

左右されるのは単に、顕現の世界の部品であるこの配達人個人でしかない。

わたしはそれをどう動かすこともできない。

> いかなる形であっても、影響を与えることのできないまま、あなたは単に起
> こることを見ているだけなのだ。

そうか、わたしは見ているだけなんだ……。(-_-)

顕現世界に入れ込みすぎて、行為していると勘違いすることがあるだけで……。

----------------------------------------------------------------------
 宇宙は行為であふれている。
 だが、そこに行為する者はいないのだ。
 そこには自己同一化によって行為していると想像している無数の小さな、そ
 して大きな、そしてとても大きな個人たちがいる。
 だが、それが行為の世界(マハーダカーシュ)はすべてに依存し、すべてに
 影響する単一の統一体だという事実を変えることはない。
 星たちは私たちに深く影響を与え、私たちも星たちに影響を与える。
 行為から意識へと一歩退き、行為は身体とマインドにまかせなさい。
 行為はそれらの領域なのだ。
 観照者さえも至高なるもののなかに消え去るまで、純粋な観照者としてとど
 まりなさい。
                          『私は在る』(p418)
----------------------------------------------------------------------

配達人個人がどう勘違いしていようと、だからといって、

> それが行為の世界(マハーダカーシュ)はすべてに依存し、すべてに影響す
> る単一の統一体だという事実を変えることはない。

行為の世界はすべてが共依存し、すべてに影響し合う単一の統一体……。

顕現世界はソラリスの海なんだ……。(-_-)

> 行為から意識へと一歩退き、行為は身体とマインドにまかせなさい。

そうか……“行為は身体とマインドにまかせ”て……在るだけでいいんだ。

それなら、身分不相応の、持ってもいない“行為権”なんてものを主張して、
空想上で勝手にいわれなき“冤罪”を苦にしなくてもいいわけだ……。

(*^_^*)

というわけで、これからはこのメルマガを書いているのは宇宙全体に強制され
た顕現世界の部品であるpariという配達人個人です。

わたしは全然関係ないただの傍観者ですから、その責任を取ることも、取らさ
れることもありません。(^_-)

だいたい、顕現世界の部品の分際で、配達人個人が“悟ろう”なんてまったく
“太い考え”ですよ、あはは。

これを書いているのは配達人個人ですから、悪しからず。(^^;)

とっちめるなら、配達人個人のほうをどうぞ。(^_-)

えーと……でもこんな無責任なこと書いちゃって……いいのかな。(^^;)

----------------------------------------------------------------------
 ものごとがどのように形を取るかは、あなたの手中にはない。
 行為の動機はあなたにかかっているのだ。
                          『私は在る』(p438)
----------------------------------------------------------------------

お。(@_@)

ということは、配達人個人の責任もあるわけか……。

> あなたに責任があるのは、あなたに変えられることだけだ。

た、たしかに……。

----------------------------------------------------------------------
 あなたに変えられることは、あなたの態度だけだ。
 そこにあなたの責任があるのだ。
                          『私は在る』(p469)
----------------------------------------------------------------------

そ、そういうことか……。(-_-)

じゃ、ど、どういう態度でいるのがいいのか……。(*-_-*)

> つねにもっとも深い自己への興味を心に保ち、生を知的に生きなさい。

おお。(@_@)

> 結局、あなたが本当に欲しいのは何なのか?

何なの? (?_?)

> 完璧ではない。

求めているのは、完璧じゃないんだ……。

> あなたはすでに完璧なのだ。

あ、なるほど……そっかぁ。

----------------------------------------------------------------------
 あなたが求めているのは、あなたであるものを行為のなかで表現することな
 のだ。
 このためにあなたは身体とマインドを持っているのだ。
 それらを手にし、あなたに仕えさせなさい。
                          『私は在る』(p230)
----------------------------------------------------------------------

わたしが求めているのは、わたしであるものを行為のなかで表現すること。

そのためにわたしは配達人個人の身体とマインドを持っている……。

この身体とマインドを手にして、わたしに仕えさせる……。

うう……。(=_=)

うーむ。(-_-;)

(*^_^*)

まあ、ようわからんけんど……無理してわからんでもええわ。(^_-)

それはそれとして……配達人個人が悟るのではないにせよ、悪夢に魘(うな)
されて迷っているのも、ある種の事実です。

考えてみれば、このひとも可哀想な人なんです。

いもしない自分を、すっかりいると思いこんじゃって。(;_;)

だから、この気の毒な、思い上がった“自惚れさん”も、救われる必要がある
わけですよねぇ。

なんか……話が、あちゃこちゃしますけど……。^^;

なので、この気の毒な思い上がった“自惚れさん”は、これから気を静めて、
“ありのままの自然な状態”が見えるまで、落ち着く必要があるわけです。

そういうわけで、この気の毒な方が今しばらく、悪夢のなかを放浪するのを、
温かく見守ってあげてくださいね。(^_-)

(^^;)

……。(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:
     【71 自己覚醒の中で、あなたは自分自身について学ぶ】の2回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まことに、奇跡のような本というのはあるものですね。(-_-)

毎回……読むたびにその思いが弱まることなく……かえって強くなってくる。

肝心なことは、これらの言葉を個人が記憶のなかに積み重ねてきた常識のほう
に引き寄せることなく、その言葉どおりの意味を推測することだと思います。

われわれは“あなたはあなた自身を知らないのだ”と何度言われても、あたか
も知っているかのように発想してしまう。(>_<)

どれくらい素直に覚者の言葉を聴けるか、ですよね。

> 無知も幻想も、けっしてあなたには起こらなかったのだ。
> あなたが無知と幻想をもつと見なす、その自己を見いだしなさい。
> そうすればあなたの質問は答えられるだろう。
> あなたはあたかも自己を知っているかのように話し、それが無知と幻想に揺
> り動かされているかのように見ている。
> だが実際には、あなたは自己を知らず、己の無知にも気づいていないのだ。

何度も、そういうことか、と思うんだけど、また忘れて……。(*-_-*)

では、【71 自己覚醒の中で、あなたは自分自身について学ぶ】の2回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 それはいつ起こるのでしょうか?
 
 マハラジ
 それはあなたが障害を取り去ったとたんに起こるのだ。
 
 質問者 どの障害でしょう?
 
 マハラジ
 偽りへの欲望と真実への恐れだ。
 個人としてのあなたは、グルが個人としてのあなたに興味を持っていると想
 像している。
 まったくそうではない。
 彼にとって、あなたは排除すべき厄介な障害だ。
 彼は実際に、意識のなかの要因であるあなたを排除することを目指している
 のだ。
 
 質問者 もし私が排除されたなら、何が残るのでしょうか?
 
 マハラジ
 何も残らない。
 あるいはすべてが残るのだ。
 アイデンティティの感覚は残る。
 だが、特定の身体との同一化はもはやなくなる。
 存在―気づき―愛が最高度に輝きだすだろう。
 解放とは、けっして個人が解放を得ることではなく、個人という実体から解
 放されることなのだ。
 
 質問者 そして、個人の痕跡は何も残らないのでしょうか?
 
 マハラジ
 夢や子ども時代の記憶のような、漠然とした記憶は残る。
 結局、覚えておくような何がそこにあるというのだろうか?
 たいてい偶然の、そして無意味な一連の出来事でしかない。
 欲望と恐れの連鎖と、愚かな失敗だ。
 覚えておくような何かがそこにあるだろうか?
 個人とは、あなたを監禁する殻(から)でしかないのだ。
 殻を破りなさい。
 
 質問者 殻を破るよう誰に頼めばいいのでしょうか? 誰が殻を破るのでし
     ょうか?
 
 マハラジ
 記憶と自己同一化の拘束を破りなさい。
 そうすれば、殻はひとりでに破れるだろう。
 そこには、何であれそれが知覚するものに実在性を分け与える中心がある。
 あなたが理解すべきことは、あなたは実在の源であり、実在を得るのではな
 く、あなたが実在を与えるということだけだ。
 あなたには何の支持も確証も必要ないのだ。
 ものごとはそのままだ。
 なぜなら、あなたがそれをそれとして受け入れるからだ。
 受け入れるのをやめなさい。
 そうすればそれは消え去る。
 何であれ、あなたが欲望と恐れとともに考えることは、現実となってあなた
 の前に現れる。
 それを欲望と恐れなしに見なさい。
 そうすればそれは実体を失う。
 快楽と苦痛はつかの間のものだ。
 そのために行動を起こすよりも、無視する方が単純でたやすいのだ。
 
 質問者 もしすべてのものごとに終わりが来るならば、いったい、どうして
     はじめからそれらは現れるのでしょうか?
 
 マハラジ
 創造は意識の本性そのものなのだ。
 意識が現れを起こす原因なのだ。
 実在は意識を超えた彼方にある。
 
 質問者 私たちが現れを意識している間、どうして私たちは、それらがただ
     の現れにすぎないと意識しないのでしょうか?
 
 マハラジ
 マインドはそれとは知らないうちに、実在を覆い隠してしまう。
 マインドの本性を知るには、沈黙と冷静な気づきのなかでマインドを見る能
 力である知性が必要なのだ。
 
 質問者 もし私がすべてに遍在する意識の本質であるなら、どうして私に無
     知と幻想が起こったのでしょうか?
 
 マハラジ
 無知も幻想も、けっしてあなたには起こらなかったのだ。
 あなたが無知と幻想をもつと見なす、その自己を見いだしなさい。
 そうすればあなたの質問は答えられるだろう。
 あなたはあたかも自己を知っているかのように話し、それが無知と幻想に揺
 り動かされているかのように見ている。
 だが実際には、あなたは自己を知らず、己の無知にも気づいていないのだ。
 気づきなさい。
 これがあなたを自己へと連れていくだろう。
 そうすればあなたは無知も妄想もなかったことを認識するだろう。
 それは、「光あるところ、いかにして闇あらん」という格言のようなものだ。
 どんなに日の光が強くとも、石の下には影ができるように、「私は身体だ」
 という意識の影のなかには、無知と幻想がかならず現れるのだ。
 
                        『私は在る』(p360-362)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

ああ……。

(-||-)

> 質問者 それはいつ起こるのでしょうか?

この質問者の問は、前回の最後の部分の

「あなたが彼方へと超えていけるようになるまで、変化の絶えないもののなか
 で、不変なるものとともにとどまりなさい」

というマハラジの言葉に対する応答です。

> マハラジ
> それはあなたが障害を取り去ったとたんに起こるのだ。

わかります。

> 質問者 どの障害でしょう?
> 
> マハラジ
> 偽りへの欲望と真実への恐れだ。

そうか……。

> 個人としてのあなたは、グルが個人としてのあなたに興味を持っていると想
> 像している。

はい。

(といっても、マハラジがこのメルマガの配達人pari個人に興味を持っていた
 とも想像しにくいけど……。(*^_^*) )

> まったくそうではない。

わかります。

> 彼にとって、あなたは排除すべき厄介な障害だ。

はい。

> 彼は実際に、意識のなかの要因であるあなたを排除することを目指している
> のだ。

はい、お願いします。(^||^)

> 質問者 もし私が排除されたなら、何が残るのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> 何も残らない。

おお。

> あるいはすべてが残るのだ。

おおお。

> アイデンティティの感覚は残る。

あ、そうなんですか。(@_@)

> だが、特定の身体との同一化はもはやなくなる。

なるほど。

> 存在―気づき―愛が最高度に輝きだすだろう。

はい。(-||-)

> 解放とは、けっして個人が解放を得ることではなく、個人という実体から解
> 放されることなのだ。

わかります。

> 質問者 そして、個人の痕跡は何も残らないのでしょうか?

このひと、痕跡がほしいのかな?

わし……痕跡いらね……。(=_=)   \←…………

> マハラジ
> 夢や子ども時代の記憶のような、漠然とした記憶は残る。

そうかぁ……。

> 結局、覚えておくような何がそこにあるというのだろうか?

何がそこにあるというのだろうか?   \←…………

> たいてい偶然の、そして無意味な一連の出来事でしかない。
> 欲望と恐れの連鎖と、愚かな失敗だ。

まったく。(*-_-*)

> 覚えておくような何かがそこにあるだろうか?

はい。

> 個人とは、あなたを監禁する殻(から)でしかないのだ。

ああ……そうかぁ。

> 殻を破りなさい。

はい。

> 質問者 殻を破るよう誰に頼めばいいのでしょうか? 誰が殻を破るのでし
>     ょうか?

はは。(^^;)

いや……なるほど。(-_-;)

> マハラジ
> 記憶と自己同一化の拘束を破りなさい。

“記憶と自己同一化する”拘束……という意味ではないようだから……。

“記憶という拘束と自己同一化という拘束”を破る……の意味かな。

あるいは「ひと束の記憶と習慣との無用な自己同一化から自由となる (p528)」
こととか……。

> そうすれば、殻はひとりでに破れるだろう。

そりゃ、記憶の拘束も自己同一化の拘束も破ることができればなぁ……。

> そこには、何であれそれが知覚するものに実在性を分け与える中心がある。

お、なるほど。(@_@)

「何であれそれが知覚するものに実在性を分け与える中心」……。

うーむ……。(-_-;)

> あなたが理解すべきことは、あなたは実在の源であり、実在を得るのではな
> く、あなたが実在を与えるということだけだ。

はい、理解できるようになったと思います。

> あなたには何の支持も確証も必要ないのだ。

そうか……。

いや……じっさい……そうだよ。

恥ずかしながら……わたしこそが……万物の根拠そのものなんだ。(*-_-*)

(“恥ずかしさ”は……わたしを根拠にして存在している……。

 しかし……わたしは……“恥ずかしさ”ではない。(*-_-*) )

> ものごとはそのままだ。

はい。

> なぜなら、あなたがそれをそれとして受け入れるからだ。

あ、はい。(@_@)

なら……これは、

「ものごとがそのようであるのは、あなたがそれをそれとして受け入れるから
 だ」

の意味かな。

> 受け入れるのをやめなさい。
> そうすればそれは消え去る。

そうなんだ……。

> 何であれ、あなたが欲望と恐れとともに考えることは、現実となってあなた
> の前に現れる。

はい。(T_T)

> それを欲望と恐れなしに見なさい。

そうか。

> そうすればそれは実体を失う。

そうかぁ。

> 快楽と苦痛はつかの間のものだ。

そうなんだよ。(*-_-*)

> そのために行動を起こすよりも、無視する方が単純でたやすいのだ。

わかりました。

ホントにそうだと思うようになってきました。

> 質問者 もしすべてのものごとに終わりが来るならば、いったい、どうして
>     はじめからそれらは現れるのでしょうか?

うん、たしかに。

> マハラジ
> 創造は意識の本性そのものなのだ。

そうかぁ。

> 意識が現れを起こす原因なのだ。

「意識が現れを起こす原因」……。(-_-)

うん! (*_*) ⌒★?

そうなんだ……。(-_-)

> 実在は意識を超えた彼方にある。

はい。

> 質問者 私たちが現れを意識している間、どうして私たちは、それらがただ
>     の現れにすぎないと意識しないのでしょうか?

ふふ……うまいこと言う。^^;

> マハラジ
> マインドはそれとは知らないうちに、実在を覆い隠してしまう。

そうかぁ。

「マインドはそれとは知らないうちに、実在を覆い隠してしまう」のか。

> マインドの本性を知るには、沈黙と冷静な気づきのなかでマインドを見る能
> 力である知性が必要なのだ。

なーるほどなぁ……。(-_-;)

「沈黙と冷静な気づきのなかでマインドを見る能力」が必要なのか。

> 質問者 もし私がすべてに遍在する意識の本質であるなら、どうして私に無
>     知と幻想が起こったのでしょうか?

うん、そう訊きたくなるよね。

> マハラジ
> 無知も幻想も、けっしてあなたには起こらなかったのだ。

やっぱり……。

> あなたが無知と幻想をもつと見なす、その自己を見いだしなさい。

そうくるわけだ……。

言葉の構成法こそ違え……完全に『神の使者』のJと同じだよなぁ。
http://tinyurl.com/ys2e5k

> そうすればあなたの質問は答えられるだろう。

はい、その論理性はよくわかります。

> あなたはあたかも自己を知っているかのように話し、それが無知と幻想に揺
> り動かされているかのように見ている。

ここが……今回のミソですね。

われわれはあたかも自分を知っているかのように話し、それが無知と幻想に揺
り動かされているかのように見ている……と。

> だが実際には、あなたは自己を知らず、己の無知にも気づいていないのだ。

だが実際には、われわれは自己を知らず、己の無知にも気づいていない……。

……。(-_-)

> 気づきなさい。

あ、はい。(@_@)

> これがあなたを自己へと連れていくだろう。

わかりました。

> そうすればあなたは無知も妄想もなかったことを認識するだろう。

はい。(;_;)

> それは、「光あるところ、いかにして闇あらん」という格言のようなものだ。

なるほど。

……たしかに。

> どんなに日の光が強くとも、石の下には影ができるように、「私は身体だ」
> という意識の影のなかには、無知と幻想がかならず現れるのだ。

そういうことなんですね。

わかりました。

ニサルガヨーガというのは、この身体をもった個人が自分だと思うことをやめ
ることから始まるんですね……。

(-||-)

……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から:pepさん、いぬさん、ハイアーセルフ33さん
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▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にお書きいただければと思います。


        …………○…………○…………○…………


今回、pepさんという方から、とても温かい応援のメールをいただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】:
----------------------------------------------------------------------
 こんにちは
 pepといいます
 
 
 わからないけれど、なんとなく気になって
 「私は在るに導かれ」の購読をしています。
 
 最近のpariさんとハイヤーセルフ33さんの
 やりとりを拝読して、ああ、アセ通も
 もしかするともう終わりなのかも・・と
 ちょっとさびしく思っていました。
 
 でも、今回の配信で、アセ通がもう少し延命するとのことで
 ホッとしました
 
 私が言うことでもないのですが、
 ハイヤーセルフ33さんのエネルギーは
 pariさんが伝えようとしていることと
 明らかに異質だと理解できます。
 
 事象の継続を求める質と
 事象を超えてゆこうとする質との差と
 いうのでしょうか・・
 次元が違っていると直感します
 
 だから、今回、pariさんがハイヤーさんからの
 類似の投稿を掲載しないと決断されて
 とても、安心しました
 そして、自分が求めているものが
 何であったかも、再確認できた気がします
 これで、いいのだ、という静かな感覚です
 
 ハイヤーさんの情報でどこかかき回されていた
 私の思考もありました
 (まだまだ、まだまだ、ニサルガ師匠の境地へは
 到達できませんので)
 
 私は、従来の波長のpariさんのメルマガを
 愛読したいと思っています
 
 pariさんの思考が紡ぎだすことを
 制止するまでお付き合いさせていただきます
 
 pep
----------------------------------------------------------------------

pepさん、応援メールありがとうございました。

> こんにちは
> pepといいます

前号の配信後、間もなく投稿していただいたんですよね。

とても嬉しかったです。(-||-)

> わからないけれど、なんとなく気になって
> 「私は在るに導かれ」の購読をしています。

ありがとうございます。

配達人個人も、わからないけれど、なんとなく気になって
「私は在るに導かれ」の配信をはじめました。

> 最近のpariさんとハイヤーセルフ33さんの
> やりとりを拝読して、ああ、アセ通も
> もしかするともう終わりなのかも・・と
> ちょっとさびしく思っていました。

なんと! (*_*)

驚くべきというか、すばらしい勘ですね。

> でも、今回の配信で、アセ通がもう少し延命するとのことで
> ホッとしました

このご投稿を受け取ったとき、配達人もほんとうにホッとしました。(-||-)

> 私が言うことでもないのですが、
> ハイヤーセルフ33さんのエネルギーは
> pariさんが伝えようとしていることと
> 明らかに異質だと理解できます。

そうですよねぇ。

> 事象の継続を求める質と
> 事象を超えてゆこうとする質との差と
> いうのでしょうか・・
> 次元が違っていると直感します

おっしゃるとおりだと思います。

> だから、今回、pariさんがハイヤーさんからの
> 類似の投稿を掲載しないと決断されて
> とても、安心しました

おお……。(@_@)

嬉しいです。(-||-)

> そして、自分が求めているものが
> 何であったかも、再確認できた気がします
> これで、いいのだ、という静かな感覚です

ありがとうございます。

配達人も「これで、いいのだ」という静かな感覚をいただきました。

> ハイヤーさんの情報でどこかかき回されていた
> 私の思考もありました

配達人は情報的にかき回されはしなかったのですが、ただ、もうそろそろ
おしゃべりはやめなさい、という全体からのメッセージかも(-_-;)、とは
思いました……。

> (まだまだ、まだまだ、ニサルガ師匠の境地へは
> 到達できませんので)

われわれはただ「沈黙と冷静な気づきのなかでマインドを見る能力である
知性」を必要としているらしいですね。

> 私は、従来の波長のpariさんのメルマガを
> 愛読したいと思っています

ありがとうございます。

> pariさんの思考が紡ぎだすことを
> 制止するまでお付き合いさせていただきます

ごいっしょに静かになっていく口実を紡げたら……と思います。

pepさん、とても力をいただきました。

ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


今回、再度いぬさんからも“熱い”応援のご投稿をいただきました。(^^;)

早速、ご紹介します。

【件名】:
----------------------------------------------------------------------
 > このメルマガを続けるべきか止めるべきかの判断基準を求めていたのです。
 > 個人に関して言えば、まだ書き続けるエネルギーは枯れきっていません。
 > つまりいわゆるカルマは残っているようなのです。
 > しかし状況に関しては、どうも「やめなさい」と言っているらしい。(-_-)
 > つまり、書きたい欲望は完全に焼尽しきっていないのに、書き続ける大義
 > 名分をマインド内で維持できないような感じがしはじめているということ
 > です。
 
 パリさん、こんにちは。
 度々似たような投稿で申し訳ありませんが、メルマガ停止は大大大反対で
 す。
 このようなためになるメルマガが一体どこにあるでしょうか???
 書き続ける大義名分は十二分にありますよ
 楽しみにしている読者がおり、そしてその読者に必要とされているという
 ことです。
 出版社が「私は在る」を出してくれたおかげで、パリさんや私が助かり、
 パリさんがメルマガを出してくれるおかげで、私やその他の理解が遅れて
 いるが理解したい人達が助かるのです。
 大義名分は物事の道理や他人のためにあるものです。
 よって大義名分は十二分に存在するでしょう。
 読者が最後の一人になるまで続けてください♪
 
 ところで私がメルマガで当初楽しみにしていたのは、2番のコーナーで書
 かれる写経でした。
 ところが最近では1番のパリさんのエッセイと申しますか、徒然の話から
 私の理解に資することが多くなっているように思えます。
 また最近でのハイアーセルフ33さんとの対話も大変ためになりました。
 あまりかみ合ってはいないようでしたが、その過程において、私が理解不
 足だったところや勘違いしていたところ、新たな疑問などがあぶりだされ
 て大変有意義でした。
 
 > “感じている”という言葉と、“感じることを可能にする”という言葉
 > の違いを説明すれば、少し納得してもらえるかも、とも思いました。
 
 上記の言葉は私に多大なインスピレーションを与えてくれました。随分嬉
 しくそのあとに飲んだ酒が最高だったのを覚えております。
 
 > じつは、この“現れ”の世界は、“「実在」のあなた”からその実在性
 > を借りて、一瞬、つかのまの存在を得ているだけなのだ、と。
 > 自分の前をよぎる想念たちに自分の実在性を与えて、あなたの世界を創
 > 造しているのは、じつは「至高の実在」である「あなた」なのだ、と。
 > これは、たしかに、信じがたいことですが、本当なのです。
 > われわれは自分の“注意”を振り向けることで、想念を実体化(現実化)
 > しています。
 > “注意”を振り向けるのをやめれば、あるいは単に“注意”を振り向け
 > るのを忘れれば……それだけでわれわれの世界は……消えます。
 > “注意”を振り向けなくても、あるいは“注意”を振り向けるのを忘れ
 > ても……その世界があると……思いこんでいるだけなのです。
 > その“注意”のことを、別の言い方で“気づきの光”と言ったりするわ
 > けです。
 > でも、通常の心の動きのなかでは、そういう事実はすっかり忘れられて
 > しまっていて、“注意”は完全に意識対象にフォーカスしています。
 
 おお 素晴しい解説ではありませんか
 目から鱗と同時に新たな疑問も生じます
 いずれ整理して質問させてください。
 
 とにかく・・・・・ メルマガは継続してくださいね
 でないとパリさんの自宅に猪を放ちます
 やれるものならやってみろといわれればお手上げですが(笑)
 それでは今後ともよろしくお願いします
----------------------------------------------------------------------

いぬさん、熱き応援のご投稿、ありがとうございます。

配達人にとって、最高の褒め言葉でした。(^||^)

> > このメルマガを続けるべきか止めるべきかの判断基準を求めていたのです。
> > 個人に関して言えば、まだ書き続けるエネルギーは枯れきっていません。
> > つまりいわゆるカルマは残っているようなのです。
> > しかし状況に関しては、どうも「やめなさい」と言っているらしい。(-_-)
> > つまり、書きたい欲望は完全に焼尽しきっていないのに、書き続ける大義
> > 名分をマインド内で維持できないような感じがしはじめているということ
> > です。
> 
> パリさん、こんにちは。
> 度々似たような投稿で申し訳ありませんが、メルマガ停止は大大大反対で
> す。

三つまで“大”をつけていただいて……ありがたいです。

> このようなためになるメルマガが一体どこにあるでしょうか???

おお……、配達人にとってこれ以上の褒め言葉があるでしょうか??? (/_;)

> 書き続ける大義名分は十二分にありますよ
> 楽しみにしている読者がおり、そしてその読者に必要とされているという
> ことです。

はい。(-_-)

> 出版社が「私は在る」を出してくれたおかげで、パリさんや私が助かり、

おっしゃるとおりです。

> パリさんがメルマガを出してくれるおかげで、私やその他の理解が遅れて
> いるが理解したい人達が助かるのです。

ありがとうございます。

> 大義名分は物事の道理や他人のためにあるものです。

おお……なるほど。(@_@)

> よって大義名分は十二分に存在するでしょう。

わかりました。

> 読者が最後の一人になるまで続けてください♪

ありがとうございます。

> ところで私がメルマガで当初楽しみにしていたのは、2番のコーナーで書
> かれる写経でした。

はい。

> ところが最近では1番のパリさんのエッセイと申しますか、徒然の話から
> 私の理解に資することが多くなっているように思えます。

照れくさくもあり、嬉しくもあり。(*-_-*)

> また最近でのハイアーセルフ33さんとの対話も大変ためになりました。

ああ……なるほど。

> あまりかみ合ってはいないようでしたが、その過程において、私が理解不
> 足だったところや勘違いしていたところ、新たな疑問などがあぶりだされ
> て大変有意義でした。

そうでしたか。(^^;)

> > “感じている”という言葉と、“感じることを可能にする”という言葉
> > の違いを説明すれば、少し納得してもらえるかも、とも思いました。
> 
> 上記の言葉は私に多大なインスピレーションを与えてくれました。随分嬉
> しくそのあとに飲んだ酒が最高だったのを覚えております。

そうでしたか。(*^_^*)

> > じつは、この“現れ”の世界は、“「実在」のあなた”からその実在性
> > を借りて、一瞬、つかのまの存在を得ているだけなのだ、と。
> > 自分の前をよぎる想念たちに自分の実在性を与えて、あなたの世界を創
> > 造しているのは、じつは「至高の実在」である「あなた」なのだ、と。
> > これは、たしかに、信じがたいことですが、本当なのです。
> > われわれは自分の“注意”を振り向けることで、想念を実体化(現実化)
> > しています。
> > “注意”を振り向けるのをやめれば、あるいは単に“注意”を振り向け
> > るのを忘れれば……それだけでわれわれの世界は……消えます。
> > “注意”を振り向けなくても、あるいは“注意”を振り向けるのを忘れ
> > ても……その世界があると……思いこんでいるだけなのです。
> > その“注意”のことを、別の言い方で“気づきの光”と言ったりするわ
> > けです。
> > でも、通常の心の動きのなかでは、そういう事実はすっかり忘れられて
> > しまっていて、“注意”は完全に意識対象にフォーカスしています。
> 
> おお 素晴しい解説ではありませんか

ジーン……。(*-_-*)

> 目から鱗と同時に新たな疑問も生じます
> いずれ整理して質問させてください。

お待ちしています。

> とにかく・・・・・ メルマガは継続してくださいね
> でないとパリさんの自宅に猪を放ちます

いぬさんに追い込まれたら、いのししさんも行き場を失うでしょう。(^_-)

> やれるものならやってみろといわれればお手上げですが(笑)
> それでは今後ともよろしくお願いします

こちらこそ。

いぬさん、とても嬉しかったです。

ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


今回、ハイアーセルフ33さんからは、とても礼儀正しい“締め”のご投稿を
いただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】:「目覚め」・「認識の完全化」について
----------------------------------------------------------------------
 みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。
 
 前回のメルマガのなかで、パリさんのご意向が述べられていました。今後の
 メルマガの方針として、「この手の内容」の投稿は今回が最後ということに
 なりました。
 
 これまでパリさんには何回も掲載していただき感謝しています。またその寛
 大さには敬服もしております。
 
 不公平なんて思いませんよ。だってパリさんのメルマガで、自分の自由に決
 めていいわけですから当然です。
 
 では最後の「この手の内容」に入らせていただきます。
 
 ●「目覚める」とは何か
 
 スピリチュアルな世界でいわれる「目覚める」とはどういう意味でしょう
 か。もちろんいろいろな意味・レベルで使われています。
 
 ただここでは、‘目覚め'を「‘解脱'という果実もたらすもの(原因)」と
 します。
 
 では「解脱」とは何か?ニサルガさんの言葉を引用します。
 
 ○「解脱とは、自分に押し付けてきた誤った‘自己'の観念から自由になるこ
 と」(P68上)
 
 ○「それは(解脱は)どんなに輝かしいものでも、ある特定の体験のなかに
 含まれるものではない」(P68上)
 
 ということです。これらはひとつづきの言葉ですが2つに分けました。
 
 解脱が「誤った‘自己'の観念からの自由」ならば、解脱をもたらす‘目覚
 め'は、「‘本来の自己'に対する正しい認識」といえるでしょう。
 
 そして「認識」は、「視点が基礎となり視点によって決まる」のですから、
 
 ‘目覚め'も「‘本来の自己'に対する正しい認識」を与える「視点」がもた
 らしていることになります。
 
 これはとても重要な原理です。この視点は瞑想体験などをつうじても得られ
 るでしょう。
 
 その体験によって広がった意識が、「新たな視点」を顕在意識に与え、‘本
 来の自己'を認知すること、すなわち‘目覚め'が起こるというわけです。
 
 その結果、「誤った‘自己'の観念から自由」となり解脱が成就するというこ
 とになります。
 
 ●すべては推測
 
 ニサルガさんは、質問者の「どうしてそんなに自分(の意見)に確信がもて
 るのですか?」という質問に対して、
 
 ○「私は私自身に確信があるわけではない、あなたに確信があるのだ」  
                              (P147上)
    
 と答えています。「あなたに確信がある」とは、「あなたも私と同様の意識
 構造をもった人間だろう、だからあなたの‘可能性'には確信がある」という
 ことでしょう。別なところでは、
 
 ○「私が偽りなく言えることは、‘私は在る'だけだ。それ以外はすべて推測
 だ」(P217下)
 
 といっています。実はラムサも、「すべては推測なのだ」とホワイトブック
 のなかで語っています。
 
 「すべては主観」なのですから、結局だれにしても可能なことは、自分の意
 識に「どう感じられるか、どう解釈されるか」ということしかないわけで
 す。
 
 「他人もそう感じているよ、そう理解している」とか、「科学的な実験でも
 そのような結果が出ている」などというかもしれません。
 
 でもそれらのことも、総じて「私の意識状態の内容」ですから、どこまでい
 っても主観にすぎないと言えます。
 
 私たちが頭の中で想定する「絶対的な客観」というものは、たんに主観の
 「もっとも純粋な意味での認識」ということになります。
 
 つまり「認識」とは、主観としての「体験であり意識状態」です。意識状態
 である以上、それは意識の機能・働きから発生した「意識作用」に他なりま
 せん。
 
 ということは、認識とは単なる意識作用として その全般にわたり「降って湧
 いたようなもの」あるいは「取って付けたようなもの」といっても言い過ぎ
 ではないように感じられてきます。
 
 ●「認識」関連の情報でこのようなものがあります。
 
 「2013:人類が神を見る日」(徳間書店) 半田広宣:著 
 
 冥王星の存在であるという「オコツト」をチャネルした通信内容ということ
 です。そこでオコツトは「認識の完全化」ということにふれて、こう伝えて
 きています。
 
 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 「・・・。絶対的な価値・・、そうですね、それを真理と言い換えてもいい
 かもしれませんが、真理への到達とは認識の完全化として立ち上がります」
 
  (認識の完全化?・・・半田広宣氏)
 
 「そうです。あなた方が使用している言語に訳するとすれば、そのような言
 い方が最も的確でしょう。認識の完全化とは、すべての二元対立を統合する
 力を持った認識プログラムのようなものです」(P159)
 
 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 「認識の完全化」は、結果として「解脱、悟り、フルコンシャス(完全なる
 覚醒)」をもたらすものでしょう。
 
 そして「認識の完全化」は、「すべての二元対立を統合する力を持った認識
 プログラムのようなもの」であるというのです。
 
 このことからすると、私たちが「認識を完全化」しようと思えば、「すべて
 の二元対立を統合する力を持った認識プログラムのようなもの」が、自分の
 なかで育まれなければならないことになります。
 
 「認識プログラム」(のようなもの)という以上、それは「視点」と不可分
 の関係にあるはずです。
 
 なぜなら「認識の基礎は視点にある」のですから。
 
 ということは、「認識の完全化」をひき起こすのは、「拡張された視点(複
 数)」ではないでしょうか。
 
 この「拡張された視点」の受容・立脚が、結果的に「より広い視野をもて
 る」・「より意識が拡大する」ということになって、意識進化(すべての二
 元対立の統合)を推進してゆく原動力となるものと考えられます。
 
 最後にこのことを伝えておきたく思います。
 
 ●「意識構造」と「体験」の関係
 
 なぜ「真実」が、私たちの「意識構造の結果・反映」といえるのでしょう
 か。
 
 ひとことでいえば、「生体や機械の構造全体が、その機能・働きを必然的に
 決定する」という原理があるからです。これについて説明します。
 
 私たちの「身体」を思ってみてください。小さな多くの「細胞」という構造
 物が組織をつくり、その組織が臓器やその他の器官をつくり、それらの組み
 合わせで肉体がつくられています。
 
 この「全体構造」が身体の機能・働きを、必然的・結果的に決定していま
 す。
 
 「機器・機械」についても同じです。多種多様な構造をした物質によって部
 品がつくられ、それらの部品の組合わせよって構造全体が形成され、当の機
 械や機器の機能・働きは、必然的・結果的に決定されています。
 
 ですから、このような事例から同様のことが「意識」についてもいえると類
 推できます。すなわち、
 
 ◎「意識の機能・働き」のすべては、「意識の基本構造(意識構造)」から
 必然的・結果的に決定されているということです。
 
 そして「意識の機能・働き」は、ご承知のように意識作用である「意識状態
 を発生」させています。それは想像したり、考えたり、感じたりする「体
 験」と呼ばれるすべてを可能にしています。
 
 ですからすべての「意識状態」(体験)は、「意識の機能・働き」が生み出
 す結果というわけです。
 
 そして「意識の機能・働き」は、「意識構造のあり方から必然的に決定され
 ている」という原理をいま説明しました。・・・ということは論理的結論と
 して、
 
 ◎「すべての体験(想像・考え・認識)は、意識構造の結果・反映」という
 ことが言い得ることになります。
 
 ではこの「意識構造」とは何なのか、ということです。その「最奥の基盤」
 となるものが、上で紹介した「2013:人類が神を見る日」(P68)の
 なかで、オコツトが伝えている
 
 「タカヒマラテンプレート」(「テンプレート」とは鋳型のこと)であると
 思います。(くわしくは本書を)
 
 バシャールのいう「観念構造(信念体系)」という意識構造は、その上に乗
 っているもの、組み立てられたものといえるでしょう。
 
 「観念構造」がすべての体験に決定的な影響をもつことになることは、バシ
 ャールの本に詳しいです。
 ここでのテーマでは、このことが最重要なことです。
 
 
 以上です。ありがとうございました。パリさんにはあらためて感謝です。
 
 
                  AUM ハイアーセルフ33
                  ご意見・ご質問 haruhi33@nifty.com
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ハイアーセルフ33さん、締めのご投稿、ありがとうございました。

とても円満にご退場いただき、感謝しています。

ありがとうございました。

m(_ _)m

        …………○…………○…………○…………



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■ 4.「ご投稿・情報提供」:パールさん
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『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


        …………○…………○…………○…………


今回、パールさんから「感動の映像、お送りしていいですか」というメールを
いただきました。

では早速、ご紹介します。

【件名】: 感動の映像、お送りしていいですか。パール
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 pariさん
 こんにちは
 とても感動の映像です。
 お送りします。
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 真実はどこに
 http://www.youtube.com/watch?v=ZfsEmomVMwI
 
 日本がアジアに残した功績の真実
 http://www.youtube.com/watch?v=Kiz7N4z7c3M
 
 「反ロスチャイルド同盟」のマーフィーさんが最近紹介してくれた動画です
 
 http://www.youtube.com/watch?v=Gz8s23-SQG4&feature=related
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パールさん、紹介させていただきました。

できれば、次回から▼“『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム”
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518
をお使いいただけると助かります。(^^;)

パールさんの個人メールは、別のフォルダに振り分けられてしまうものですか
ら、うっかりして掲載を忘れてしまうことがあるのです。

どうぞよろしくお願いします。

ご投稿、ありがとうございました。

m(_ _)m

        …………○…………○…………○…………


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■ 5.編集後記:配達人個人にとっては、楽しい一日でした。
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配達人個人にとっては、楽しい一日でした。

いろんな日がありますよね。

個人は顕現世界に住んでいますから。

でも、わたしはぜんぜん関係ないのですね。

どこまでもどこまでも……ただの傍観者です。

そのうち個人も右往左往することに飽きてくるかもしれません。

今日は、比較的に早く終わりました。

まだ寝るには早いですが、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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