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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.306 2010/2/14(第306号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 951名
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◇◇ もくじ ◇◇

1,何も想像しないところ

2.写経ニサルガダッタ:【29 生きることが生命の唯一の目的だ】の3回目

3.いただいたお手紙から:いぬさん、或る私さん

4.「ご投稿・情報提供」:tokumeiさん、ハイアーセルフ33

5.編集後記:今さらですが……「知っている」と想像することが……
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■ 1 何も想像しないところ
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静かですよ。

すばらしい……。

一面の雪景色です。

見えないけれど……おそらくまだ微かに雨雪が降り続けているのかも。

目の前の庭はそれほど深い雪をかぶっているわけではないけれど……その背景
の山の景色がすばらしい……。

薄墨色の壁に白いまだらが樹木模様に浮かび上がって……その表面をところど
ころに微かな靄が薄く覆っている……。

山の稜線の輪郭は途中まで見えていますが……上の方は霧に消えています。

微かに降っているのでしょう……空の部分はすべて灰色ににじんで……いっさ
いの輪郭を覆い隠しています。

右遠方にくすんだような薄茶色の墨絵となって……里の風景がにじんでいる。

そんな薄白い水墨画のなかを……いま……ゆっくりと東の方へ鳥が滑空してい
きました……。

わたしが動かしているわけじゃないけど……。

見ているだけです。

この光景に……ある種のリアリティを……与えながら……。

それも……与えすぎると……迷うんでしょうね……。

何かを……起こしたいのか……。

何も……起こさなくてもいいのに……。

こんな静かな光景を眺めながら……何も起こさなくてもいいのに……と思って
います……。

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

すべては……思いなんだなぁ……という思いがきます……。

その思いを見ている今が……ふと……その見ている何かを振り返るんでしょう
かねぇ……。

そして……“わたし”が見ている……と思うのか……。

そして……いろんなことを想像して……その想像のなかで……嬉しくなったり
……悲しくなったり……苦しくなったり……するのでしょうか。

その大部分の思いを構成するのは……記憶のなかの思いだろうけど……。

その記憶のなかの思いを……今が取り上げて……“わたし”という虚構の夢を
紡ぐのでしょうか……。

すべては……思いなんでしょうね。

つまりすべては……想像なんでしょう。

すべては……たんなる想像なんだけど……その想像が……“現実”というもの
を欲しがるのかもしれませんね。

これは……たんなる想像じゃないんだ……とかいって。(*^_^*)

それが……あんまり成功して……その想像があんまり“現実”らしくなってし
まったら……今度はその虚構のなかでけっこう苦しくなってきたりする……。

そうしたら……今度は……これはきっと“夢”だ……“現実”じゃないんだ…
…とかいう想像をするのかもしれない。

そうして……いろんなことを想像しつづけていると……すべては一場の虚構で
……じつは何もないのだということなど想像もつかなくなってしまう……。

でも……すべてが現実だとすれば……あまりにも息苦しすぎる……これが夢で
あってほしい……というような思いもくるのかもしれません。

すべては夢なんじゃないか……じつは……すべては想像なんじゃないか……そ
んな思いがくるのかもしれません。

間違いなく想像じゃないものって……何があるんだろう……って。

何がいったい想像じゃないんだろう……そういう思いがくるのかもしれない。

……。(-_-;)

そうしたら……きっと……眼前に現れる思いを……じっと……見るようになる
んじゃないでしょうか。

すべてが……たんなる想像なんだなんてことはない……きっと想像じゃないも
のだってあるはずだ……。

こうして……現に……いろんなことが起こっているのだから……。

そういう思いが……湧いてくるのかもしれません。

そうしたら……浮かんでくるすべての思いを……これも想像だ……これも想像
だって……そういう思いが……くるかもしれませんね。

いったい…想像じゃないものって……何なんだろう、って。

そうしたら……想像じゃないものって……すべての想像が終わった後に残るも
のなんじゃないか……そういう思いがくるかもしれません。

そしてそれは……きっと……すべての想像が始まる前にあったもの……でもあ
るんじゃないか……。

そうしたら……あとは……その思いの内容というか……誠実さとでも言うのか
……そういうもの次第ですよね。

だって……そう望む思いが……その最後に残るものに……出会うことはできな
い……わけでしょうから……。

どんなふうに思っても……その思いは……やっぱり想像にすぎない……。

どんな思いも……たんなる……想像にすぎない……。

本当に……在る……想像じゃないもの……じゃない。

本当に……在る……何でもない……ものじゃない……。

本当に……在る……何も無い……ものじゃない……。

本当に……在る……無い……ものじゃない……。

本当に……在る……無……ではない……。

何を言っても……それは想像……。

どんな思いも……それは想像……。

それは……本当に在るものじゃない……。

どんな想像によっても創造できないもの……それが本当に在るもの……なんじ
ゃないか……。

それは……どんな想像も起こさないことによってしか……確かめられない。

どんな想像も起こさないことによってしか……確認できないもの。

何も想像しないことによってしか……確認できないもの。

それは……何も想像しないところ。

何も想像しないところ……そこには何もない……。

何も想像しないところ……そこが無だ……。

何も想像しないところ……そこがすべての想像が終わった後に……残るもの。

何も想像しないところ……そこがすべての想像が始まる前にも……在ったもの。

何も想像しないところ……そこがそれ以上そぎ落とすことができないもの……。

何も想像しないところ……そこがそれ以上……削除しようのないもの……。

何も想像しないところ……それが……消滅させようのないもの……。

何も想像しないところ……それが……生まれようのないもの……。

何も想像しないところ……それが不生不滅……。

何も想像しないところ……それが実在の……歩留まり……。

何も想像しないところ……それこそが……実在だ……。

ああ……言葉の上では……何とでも……言えるのだけれど……。

……。(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【29 生きることが生命の唯一の目的だ】3回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

自助努力……という言葉があります。

「天は自ら助くる者を助く」なんて言葉も聞いたことがありますが……。

天があるかどうかは別にしても、自分しか自分を助けることはできない、とい
う厳然たる事実はあるのかもしれません。

ここでの、マハラジの言葉は、なかなか厳しいです。(^^;)

しかし、厳しい言葉によってしか伝えられない事実……というものも、きっと、
あるわけでしょうねぇ。

たとえば、どんな理屈を言っても、結局は、我慢するしかない“痛み”といっ
たようなものだって、あるわけじゃないですか。

このあたりの福間巌さんの翻訳は……もうほんとに、すばらしいです。

では、【29 生きることが生命の唯一の目的だ】の2回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 それでも、あなたは苦しみを解放することを選びます、たとえ不治
     の病の身体を破壊するとしても。
 
 マハラジ
 またしてもあなたは外側から見ている。
 私は内側から見ているのだ。
 私は苦しむ人を見てはいない。
 私が苦しむ人なのだ。
 私は彼を内面から知っている。
 そして自発的に、努力を要せず正しいことをするのだ。
 何の規則にもしたがわず、何の規則も定めない。
 誠実に、そして抵抗できないまま生命の流れとともに在るのだ。
 
 質問者 それでも、あなたはとても実際的で、あなたの周囲の環境を完全に
     コントロールしているように見えますよ。
 
 マハラジ
 私にほかの何であって欲しいのかね?
 不適格者かね?
 
 質問者 それでも、あなたは他の人たちをそれほど助けることはできないで
     しょう。
 
 マハラジ
 もちろん、助けることができる。
 あなたもまた助けることができるのだ。
 誰もがそうできる。
 しかし、苦しみはつねに新たにつくり出されている。
 本人だけが苦しみの根本を破壊できる。
 ほかの者は彼を苦痛から救うことはできても、人類の底なしの愚かさである
 その原因から救い出すことはできないのだ。
 
 質問者 この愚かさに終焉(しゅうえん)はやってくるのでしょうか?
 
 マハラジ
 人においては――もちろんやってくる。
 いかなる瞬間にでも。
 人類においては――周知のように――長い年月の末にやってくる。
 創造においては――けっしてありえない。
 なぜなら、創造自体が無知の根本だからだ。
 物質自体が無知だ。
 知ろうとしないこと、そして知らないということを知ろうとしないこと、そ
 れがかぎりない苦しみの原因なのだ。
 
 質問者 私たちは偉大なアヴァターラ、世界の救済者たちについて聞きまし
     た。
 
 マハラジ
 彼らは救っただろうか?
 彼らは来ては去っていった。
 そして世界はまだとぼとぼ歩きを続けている。
 もちろん、彼らには大きな達成もあり、人類の精神に新たな次元を切り開い
 た。
 だが、世界の救済を語ることは誇張だ。
 
 質問者 世界の救済はないのでしょうか?
 
 マハラジ
 どの世界をあなたは救いたいのだね?
 あなた自身が投影した世界だろうか?
 それは自分で救うがいい。
 私の世界?
 私の世界を見せてくれるというならば、私がなんとかしよう。
 救おうと、救うまいと、私は私から分離した世界になど気づいてはいない。
 世界を救うなど、大きなお世話ではないか。
 世界が必要としていることは、あなたからの救済なのかね?
 一度頭を冷やして、そこに救うべき何かがあるのかどうかよく見てみるとい
 い。
 
 質問者 どうやら、あなたがいなければ世界は存在せず、それゆえあなたに
     できることはただショーの舞台を引きあげることだけだ、というの
     があなたの強調する点のようです。しかし、これでは解決法になっ
     ていません。たとえ世界が私自身の創造だとしても、この知識では
     救うことはできません。ただ説明しているだけです。なぜ私はこの
     ような惨(みじ)めな世界をつくり出してしまったのか、どうすれ
     ば変えられるのかという質問は残ります。あなたは、忘れてしまい
     なさい、そして自分の栄光を讃えるがいい、と言っているかのよう
     です。もちろん、あなたはそういうつもりで言っているのではあり
     ません。しかし、病気とその原因の記述がそれを治癒することはな
     いのです。私たちが必要なのは、適切な薬です。
 
 マハラジ
 原因とその記述は、愚鈍さによる病気のための治療法なのだ。
 欠乏症が欠如している栄養素を補うことによって癒されるように、人生の病
 も知的な識別(ヴィヴェーカ)と無執着(ヴァイラーギャ)という薬によっ
 て治療できるのだ。
 
                        『私は在る』(p133-134)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 それでも、あなたは苦しみを解放することを選びます、たとえ不治
>     の病の身体を破壊するとしても。

これは前回の最後の部分、マハラジの

「実際には、すべては今ここに在り、すべてはひとつなのだ。
 多様性や多彩性もマインドのなかにのみ在る」

という言葉に対する、質問者の反応です。

> マハラジ
> またしてもあなたは外側から見ている。
> 私は内側から見ているのだ。
> 私は苦しむ人を見てはいない。
> 私が苦しむ人なのだ。

マハラジのこういう言葉には驚かされたものですよね。

特に、はじめてこういう言葉に接したときは……。

いまは……マハラジがこう答えることはわかっています……。

“自分”からは……とても距離のある……遠い境涯ですが……。

> 私は彼を内面から知っている。

そうなんでしょうねぇ。(-_-)

> そして自発的に、努力を要せず正しいことをするのだ。

そういうことに……なるわけだと思います。

“わたし”だって……“自分”の身体のことなら……何も考えずに……自動的
に……自発的に……そうなるでしょうから。

> 何の規則にもしたがわず、何の規則も定めない。

“わたし”だって“自分”の身体のことなら……何の規則にもしたがわず……
何の規則も定めなくても……最善のことしかできないと思います。

> 誠実に、そして抵抗できないまま生命の流れとともに在るのだ。

そういうこと……なんでしょうねぇ。

> 質問者 それでも、あなたはとても実際的で、あなたの周囲の環境を完全に
>     コントロールしているように見えますよ。

そうなって……当然ですよね。

> マハラジ
> 私にほかの何であって欲しいのかね?

ふふ。^^;

> 不適格者かね?

まったく、ですよねぇ。

> 質問者 それでも、あなたは他の人たちをそれほど助けることはできないで
>     しょう。

なるほど……、そういう感想か……。

> マハラジ
> もちろん、助けることができる。

そうなんだ。(@_@)

> あなたもまた助けることができるのだ。

そうか……。(*-_-*)

> 誰もがそうできる。

そういうわけなんだ……。

ハズカシ……。(*-_-*)

> しかし、苦しみはつねに新たにつくり出されている。

はい。

> 本人だけが苦しみの根本を破壊できる。

わかります。

> ほかの者は彼を苦痛から救うことはできても、人類の底なしの愚かさである
> その原因から救い出すことはできないのだ。

そういうことかぁ。

> 質問者 この愚かさに終焉(しゅうえん)はやってくるのでしょうか?

おお……いいこと訊いた。

> マハラジ
> 人においては――もちろんやってくる。

はい。

> いかなる瞬間にでも。

あ、そうか。

> 人類においては――周知のように――長い年月の末にやってくる。

たとえば、地球人類にとっては、いまがそういう時期に当たるのかなぁ。

> 創造においては――けっしてありえない。

そういうことなんだ……。(-_-;)

> なぜなら、創造自体が無知の根本だからだ。

そういうことだったんですねぇ。

> 物質自体が無知だ。

想像できるかぎりの……もっとも“客観的なるもの”……。

> 知ろうとしないこと、そして知らないということを知ろうとしないこと、そ
> れがかぎりない苦しみの原因なのだ。

「知ろうとしないこと」は、“自分”の責任なんだ。

そして「知らないということを知ろうとしないこと」も……“自分”の責任な
んだ……。

「マインドが為したことはマインドが取り消さなければならないのだ。(p477)」
って言ってたものなぁ。

> 質問者 私たちは偉大なアヴァターラ、世界の救済者たちについて聞きまし
>     た。

うん、たしかに、そういう話はあるけど……。

> マハラジ
> 彼らは救っただろうか?

ですよね。

> 彼らは来ては去っていった。

はい。

> そして世界はまだとぼとぼ歩きを続けている。

間違いなく。

> もちろん、彼らには大きな達成もあり、人類の精神に新たな次元を切り開い
> た。

たしかに。

> だが、世界の救済を語ることは誇張だ。

その通りです。

> 質問者 世界の救済はないのでしょうか?

うーん。

> マハラジ
> どの世界をあなたは救いたいのだね?

(?_?)

> あなた自身が投影した世界だろうか?

そっかぁ。(=_=)

> それは自分で救うがいい。

やっぱり。(*-_-*)

> 私の世界?
> 私の世界を見せてくれるというならば、私がなんとかしよう。

きついこと言うわ。(^^;)  \←……

> 救おうと、救うまいと、私は私から分離した世界になど気づいてはいない。

はい。

> 世界を救うなど、大きなお世話ではないか。

スミマセン。_(_^_)_

> 世界が必要としていることは、あなたからの救済なのかね?

ははは……。(^^;)

> 一度頭を冷やして、そこに救うべき何かがあるのかどうかよく見てみるとい
> い。

痛かったぁ。(>_<)

エライ雷が落ちたもんだ……。

(イヤー、福間さんの翻訳は、ほんとにすばらしいわ。)

> 質問者 どうやら、あなたがいなければ世界は存在せず、それゆえあなたに
>     できることはただショーの舞台を引きあげることだけだ、というの
>     があなたの強調する点のようです。しかし、これでは解決法になっ
>     ていません。たとえ世界が私自身の創造だとしても、この知識では
>     救うことはできません。ただ説明しているだけです。なぜ私はこの
>     ような惨(みじ)めな世界をつくり出してしまったのか、どうすれ
>     ば変えられるのかという質問は残ります。あなたは、忘れてしまい
>     なさい、そして自分の栄光を讃えるがいい、と言っているかのよう
>     です。もちろん、あなたはそういうつもりで言っているのではあり
>     ません。しかし、病気とその原因の記述がそれを治癒することはな
>     いのです。私たちが必要なのは、適切な薬です。

ホー! (@_@)

このしと、たいしたもんだ。

あの雷を落とされて……、これだけ言えるもんなぁ。(-_-)

> マハラジ
> 原因とその記述は、愚鈍さによる病気のための治療法なのだ。

そしてこちらは……まさに水の流れるように、瞬間に応答するのみ。

質問者は“相手”ではなく、自分の一部が問うているだけなんだものなぁ。

> 欠乏症が欠如している栄養素を補うことによって癒されるように、人生の病
> も知的な識別(ヴィヴェーカ)と無執着(ヴァイラーギャ)という薬によっ
> て治療できるのだ。

「人生の病も知的な識別と無執着という薬によって治療できる」……。

人生の病は……それを知的に識別し……無執着で対応することで……治療でき
るんだ……。

いや、それどころか……それを知的に識別した言葉を聴いて、それを理解し、
覚え、何度も反芻しながら、無執着で対応すれば……たぶん、それだけでも、
治療できるんだ……。

聴いて、理解して、覚えて、無執着で対応すれば、それだけで……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から:いぬさん、或る私さん
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「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にご投稿ください。

▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702

        …………○…………○…………○…………


今回も、いぬさんからメールをいただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】:
----------------------------------------------------------------------
 > いぬさんに唆されて……ちょっと舐めたりしました。(^^;)
 
 どんな感じでしたか? 知りたいなあ
 
 
 > サイトでちょっと眺めてみたんですけど……なんか……ニサルガ師匠は
 > 著作のほうはそうお得意ではないかもしれません。(^^;)
 > わかりませんが。^^;
 > あるいは想定しているマインドが違うということかもしれません。
 
 えっ どういう意味ですか? ずるいなあパリさん 私にも教えてくださ
 いよぉ
 
 > でも、お陰さまで、あらためて『私は在る』という本がいかに特別な本で
 > あるかに気づかされました。
 
 どういうことでしょう? パリさん教えて!!
----------------------------------------------------------------------

> > いぬさんに唆されて……ちょっと舐めたりしました。(^^;)
> 
> どんな感じでしたか? 知りたいなあ

ちょっとサイトで文章を眺めた程度なので、感想を言えるほど内容がわかって
いるわけじゃなくて……。

> > サイトでちょっと眺めてみたんですけど……なんか……ニサルガ師匠は
> > 著作のほうはそうお得意ではないかもしれません。(^^;)
> > わかりませんが。^^;
> > あるいは想定しているマインドが違うということかもしれません。
> 
> えっ どういう意味ですか? ずるいなあパリさん 私にも教えてくださ
> いよぉ

困ったな。(-_-)

http://www.inner-quest.org/NisargadattaSR.htm
このページ↑の最初の方をちょっと眺めたぐらいで、ほんと、特に何かがわか
ったとか……そういうのじゃないです、すみません。(^^;)

なんか、真面目そうでしょ。

たとえば、“そのまさに本質において、献身者と神は同じだ”なんて話は、な
んか真面目そうな感じ。^^;

インド人のマインドに応対しているような感じですよね。

インド人のマインドに対して書いているんだから当然ですけど……。

Jean Dunn という編集者は、実質は翻訳者ということでしょうかね。

> > でも、お陰さまで、あらためて『私は在る』という本がいかに特別な本で
> > あるかに気づかされました。
> 
> どういうことでしょう? パリさん教えて!!

そんな……。(*-_-*)

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/psy/1245349202/
翻訳されている↑デーヴィッド・ゴッドマンさんのインタビューのなかに、次
のような部分がありましたよね。
----------------------------------------------------------------------
 I took my chance: 'In all the years that you have been teaching how 
 many people have truly understood and experienced your teachings?' 
 He was quiet for a moment, and then he said, 'One. Maurice Frydman.' 
 He didn't elaborate and I didn't follow it up. 
 私はチャンスを得ました。「あなたが教えてきたすべての期間で、どれぐら
 いの人があなたの教えを本当に理解し、体験しましたか?」 
 彼は少しの間だまっていました。そして、「1人。モーリス・フリードマン」
 と言いました。彼はそれ以上詳しく述べませんでしたし、私は、話を続けま
 せんでした。 
----------------------------------------------------------------------

マハラジがゴッドマンにこう返答したということは、モーリス・フリードマン
は、もしかすると、マハラジに出会うまでは完全には悟っていなかったのかも
しれません。

(まあ、悟りという言葉にもいろんな意味がありうるでしょうが……。)

『私は在る』という本のなかには質問者がモーリス・フリードマン自身じゃな
いか、と感じられる箇所がいくつかあるように思います。

そして必ずしも、覚者と覚者の対話という雰囲気の体裁ではないとも。

ということは、もしかすると、モーリス・フリードマンは、マハラジの助けで
悟りに達したのかもしれません。

そういう覚者が、自分を悟らせてくれた師の講話集を編集したい、と望んだの
だとしたらどうでしょう。

しかもその内容たるや、ちょっと類書のないあのような特別の会話です。

覚者モーリス・フリードマンがどれほどの愛を込めてこの世に送り出した本か、
ちょっと想像してみるのも面白いですよね。

いずれにしろ、この『私は在る』という本は、ちょっと特別の本のような気が
します。

“わたし”の勝手な思い入れかもしれませんが……。(^^;)

いぬさん、ご投稿ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


今回、久しぶりに或る私さんからもサポートメールをいただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】:
----------------------------------------------------------------------
 pariさん、こんにちは。
 
 最近はほとんど本も読んでなく、ここもしばらくの間、ご無沙汰でした。
 しかし、久しぶりにきて、いろいろ改めていい刺激をもらいました。
 ありがとうございます。^^
 
 こんなことを考えてみました。
 自分が知りたがることは全て、何も知らないことを確認するためで
 自分が感じたいこと全ては、何も感じたことがないことを確認するためだで
 はないかと。
 人は自己中心的で「知りたい」「感じたい」だけを中心に考えがちですが
 実はその裏に「何も知らないことを確認したい」「何も感じたことがないこ
 とを確認したい」
 があるのではないかと言うことです。
 
  ”人は「無」を愛するが故に「有」を求める。
  なぜなら「有」を求めなければ「無」を感じることができないから。”
 
 最近、ランニングを頑張っていますが、走っていると思うのです。
 吐いては吸っているだけの単純なこの呼吸がこんなにありがたく感じるのは
 それが実はなかったからではないか、自分の呼吸ではなかったのではないか、
 その「無」を感じたからではないかという理屈です。
 
 「有」が自分のものだと不注意にも思いこんでしまうことで
 苦痛が始まるのではないかと。
 呼吸がもともと自由であることが自分のものである以上、
 その自由を奪われるランニングは苦痛になるわけです。
 
 そんなのりで、観察者とはたぶんその「無」のことではないかなと思いまし
 た。
 全ての個人的経験を「自分のもの」とせずにただ通り去る感覚としてみるこ
 とではないかと。
 観察者としてあることとは単純に言えばランニングを楽しむことと同じよう
 なものではないかと思ったわけです。
 
 こう考えると、生活を頑張る理由もちゃんとあって、なお
 「あなたが必要とするものは非実在であり、あなたの努力は無意味だ。」
 といわれてもつじつまが通ります。
 なぜなら「有」だとおもったことはじつは「無」で、「無」だとおもったこ
 とだけが存在するわけですから。
 「あなただけが存在する」
 ことの意味もわかりますしね。
 
 ま、わたったつもりでいる分、バカなだけですけどね。^^;
----------------------------------------------------------------------

或る私さん、ご投稿ありがとうございました。^^;

> pariさん、こんにちは。

お久しぶりです。(^^)/

> 最近はほとんど本も読んでなく、ここもしばらくの間、ご無沙汰でした。

はい、ご投稿いただけて嬉しかったです。

> しかし、久しぶりにきて、いろいろ改めていい刺激をもらいました。
> ありがとうございます。^^

そんな。(*-_-*)

> こんなことを考えてみました。

はい。

> 自分が知りたがることは全て、何も知らないことを確認するためで
> 自分が感じたいこと全ては、何も感じたことがないことを確認するためだで
> はないかと。

ほう。(@_@)

なんか……おっしゃる意味をたどるのも、なかなか難しいようなお話ですね。

> 人は自己中心的で「知りたい」「感じたい」だけを中心に考えがちですが
> 実はその裏に「何も知らないことを確認したい」「何も感じたことがないこ
> とを確認したい」
> があるのではないかと言うことです。

あー、なるほど、そういう意味ですか……。

それは……たしかに、少し……わかるような気もします。

これは……なんとなく……これまでにも伺ったことのある……或る私さんなら
ではの展開ですねぇ。(^_-)

>  ”人は「無」を愛するが故に「有」を求める。
>  なぜなら「有」を求めなければ「無」を感じることができないから。”

うーむ……。(-_-;)

ぜんぜん関係なさそうですが、いまふと……、

「人みな生を楽しまざるは、死を恐れざるがゆえなり」などという小林秀雄か
ら教わった『徒然草』の一節が浮かんできました。(*^_^*)

> 最近、ランニングを頑張っていますが、走っていると思うのです。

はい。

> 吐いては吸っているだけの単純なこの呼吸がこんなにありがたく感じるのは
> それが実はなかったからではないか、自分の呼吸ではなかったのではないか、
> その「無」を感じたからではないかという理屈です。

なるほどねぇ……。(-_-;)

或る私さんは、ときどきそういうふうな表現をなさることがあるから、きっと
そういうふうにお感じになるんでしょうねぇ。

或る私さんは、パラドックスがとてもお好きだものなぁ。

> 「有」が自分のものだと不注意にも思いこんでしまうことで
> 苦痛が始まるのではないかと。

ふむふむ。

> 呼吸がもともと自由であることが自分のものである以上、
> その自由を奪われるランニングは苦痛になるわけです。

なんと相づちを打ったらいいのか……。(^^;)

> そんなのりで、観察者とはたぶんその「無」のことではないかなと思いまし
> た。

あーれ、そこに落としましたか……。^^;

ただ……“観察者とはたぶんその「無」のことでは”という言葉には、共振で
きるものがありますね。

観察者の究極というのは……結局……「無」のことかもしれませんね。

> 全ての個人的経験を「自分のもの」とせずにただ通り去る感覚としてみるこ
> とではないかと。

はい、或る私さんのおっしゃるニュアンスと同じかどうかはわかりませんが、
“全ての個人的経験を「自分のもの」とせずにただ通り去る感覚としてみる”
というのは……まさにその通りのような……。

> 観察者としてあることとは単純に言えばランニングを楽しむことと同じよう
> なものではないかと思ったわけです。

すべては通りすぎる風景……といった感覚……ということですね。

> こう考えると、生活を頑張る理由もちゃんとあって、なお
> 「あなたが必要とするものは非実在であり、あなたの努力は無意味だ。」
> といわれてもつじつまが通ります。

なるほどねぇ。(^^;)

おっしゃることが……わかるような……感じもあります。^^;

> なぜなら「有」だとおもったことはじつは「無」で、「無」だとおもったこ
> とだけが存在するわけですから。

まあ……、それはそう……という面もありますよね。

> 「あなただけが存在する」
> ことの意味もわかりますしね。

なるほどねぇ。(-_-)

いや、或る私さんの回路とはちょっと違うかもしれないんですけど、ただ、
「あなただけが存在する」ってことについては、なんかもう、論理的には、
それしかありえないだろう、という感じはありますね。

> ま、わたったつもりでいる分、バカなだけですけどね。^^;

いやー。

まあ、いずれにしろ、どんな思いも、たんなる想像にすぎない、ということだ
けは、“自分”なりに納得せざるをえないところがあります。

或る私さん、なにやら一風の不思議な洞察を、ありがとうございました。

m(_ _)m


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■ 4.「ご投稿・情報提供」:tokumeiさん、ハイアーセルフ33
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『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518

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今回、tokumeiさんという方から情報をご投稿をいただきました。

さっそく、ご紹介します。

【件名】: 大変な情報です
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 pariさん
 こんばんは
 
 大変な情報を読んでしまいました。
 今身体が震える思いです。
 
 もしこれが真実だとしたら、今までの報道はなんだったのか!!!
 
 http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/
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> pariさん
> こんばんは

こんばんは。

> 大変な情報を読んでしまいました。
> 今身体が震える思いです。

ええと、tokumeiさんが身体が震えたのは……どの情報でしたか?

> もしこれが真実だとしたら、今までの報道はなんだったのか!!!

たしかに、マスコミ報道とインターネット情報は、五年以上、特に日本なんか
の場合は、十年以上のギャップがありますよねぇ……。

> http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/

検察関連情報のことでしたか?

それとも911関連?

たしかに、リチャードコシミズさんの情報ははじめて聞くと驚きますよね。

いまは、リチャードコシミズさんは、船井幸雄さんのブログにもリンクがある
ほどですから、すでにその世界ではメジャーな方だと思いますが。

911がイスラエルのモサドの小型純水爆の実験だったとおっしゃったのは、
リチャードコシミズさんが世界でもはじめてだったらしいですね。

tokumeiさん、ご投稿ありがとうございました。

m(_ _)m


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今回、久しぶりにハイアーセルフ33さんからも情報をご投稿いただきました。

さっそく、ご紹介します。

【件名】: エマヌエルという存在
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 みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。
 
 ニサルガさんの教えと比較的相性のいい情報に、「エマヌエル」という高次
 意識体からのものがあります。
 
 チャネリングブログ「ふるやの森」に翻訳されたものが投稿されていました
 のでご紹介します。
 
 http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/8b30d11f964d7db14d31659e188bb2c3
 
 「エマヌエルの書」という、以前ヴォイスで出版されていた本の内容からみ
 ると、同一の存在と思われます。
 
 アマゾンで中古で購入できるようです。お役に立てば幸いです。
 
                      
                      AUM ハイアーセルフ33
                      ご意見・ご質問
                      haruhi33@nifty.com
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> みなさん、こんにちは。ハイアーセルフ33です。

お久しぶりです。(^^)/

> ニサルガさんの教えと比較的相性のいい情報に、「エマヌエル」という高次
> 意識体からのものがあります。

いまちょっと、オリジナルサイトを覗いてみたら、
http://www.emmanuelmessages.com/

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 Questioner: When God created our Universe, why It created negative 
 entities?
 God did not create your Universe, you did.
 質問者:私たちの宇宙を創造したとき、なぜ神はネガティブな存在を創造し
     たのでしょうか?
 神はあなた方の世界を創造していません。あなた方が創造しました。
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なんて言ってますね。(^^;)

たしかに、ニサルガダッタと相性が良さそう。

> 「エマヌエルの書」という、以前ヴォイスで出版されていた本の内容からみ
> ると、同一の存在と思われます。

以前より、少し“辛口”寄りの印象が強まったようにも感じますね。

> アマゾンで中古で購入できるようです。お役に立てば幸いです。

ハイアーセルフ33さん、ご投稿ありがとうございました。

m(_ _)m


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■ 5.編集後記:今さらですが……「知っている」と想像することが……
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今さらですが……「知っている」と想像することが……愚かしさ(無知)の始
まりなんでしょうねぇ。

だって……「知っている」と思うこと自体……その思考への自己同化であるこ
とは間違いないだろうから……。

そうか……「知っている」と思うことが……世界創造の始まりなのかも。

“自分”としては……こんな知ったかぶりの科白を書くことで……想像からの
脱出を計るよりほかないのかなぁ……。

「知っている」と思いたい誘惑は……なかなか強力です。

すべては……すべての内容は……想像なんですよね。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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