━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
☆☆ ☆☆
☆☆ ☆☆ 『アセンション館通信』vol.308 2010/2/28(第308号)
☆☆ ☆ ☆☆
☆☆ ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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☆☆ ☆☆ https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))
マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;
内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 947名
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◇◇ もくじ ◇◇
1,わたしは“わたし”か「わたし」か
2.写経ニサルガダッタ:【58 完成はすべての者の宿命】の1回目
3.「ご投稿・情報提供」:いぬさん、コスモスさん
4.編集後記:ちゃんと状況が煮詰まれば……
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■ 1 わたしは“わたし”か「わたし」か
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カラーの越冬を守るためにその周りに立てられ、今ではすっかり薄黄色に脱色
した笹の葉が……見えない風のなかで細かくゆれています。
その白っぽい笹の葉の上に見える花桃の木の枝には……もうびっしり花芽がつ
いています。
白い笹の葉以外に動くものはありません。
いつものことながら……戸外に人影はまったく見えません。
人家は……結構……見えるんですけどね。
たまに……車が動くのが見えたりします。
灰色の空の下のこういう透明な空気……好きですね。
(-_-)
というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/
みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?
少し……油を売りすぎたかもしれない……。
そういう感じが……ひしひしと押し寄せてきています。
もう……取り返しはつかないのかもしれない……と思ったりもします……。
でも……、
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「私」がどこにいくというのか。
どこにいけるというのか。
静寂の瞬間』(p106)
http://tinyurl.com/m2wjhu
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というのも確かだと思うし……。(;_;)
真我は自分なのだから……どこにも逃げていかないのは……確かです。
また……真我しか実在しない……というのも確かです。
なぜなら……わたしが認知するがゆえにわたしの世界はあるわけですから。
“わたし”の世界が顕現するためには……それに先だってその世界を認識する
“わたし”がいなくてはならない。
それはもう間違いのないことです。
すべては……“わたし”が在るがゆえに存在している……。
では……その森羅万象の存在根拠である“わたし”とは誰なのか?
それは“わたし”のこの身体のことなのか?
もしそうなら……この身体が崩壊したらすべては虚無の彼方へ雲散霧消して…
…わたしも世界も二度とふたたび現れることはないわけでしょう……。
もし本当にそうなら……それはそれでいっそ清々しい……とも言えます。
「唯物論」全盛のころなら……そういうことも信じられたかもしれません。
しかし……スピリチュアリズム全盛の今となっては……そういうことを信じる
ことはできなくなりました。
この身体が崩壊しても……身体を使って自らの探求の旅を続ける永遠の魂は消
えない……というわけです。
その探求が終わらないかぎり……魂はまたふたたび身体を求め……(あるいは
幻想のなかで身体を創造し)……永遠の旅を続けるというのです。
楽しい旅なら……それも悪くないのかもしれません。
しかし……いったん身体を得たら(身体のなかに入ったら)……またまたその
身体を自分だと思って……身体のサバイバルに巻き込まれるのだという。
いやいや……アセンションして“光の身体”を得たら……そんなことはないの
だ……という噂話もあります。
全知(フルコンシャス)になって……自分が望む世界を体験し……創造し……
またそれゆえにすべてが幻想であることも知っているのだと。
すべてが幻想だと知っているがゆえに……執着することもないのだと。
そういういい話なら……それに一口乗ろうか……という気にもなります。
そしてまたまた巧みなセールスマンの口車に乗せられて……さらなる高級車を
買わされるのかもしれません。
かもしれませんが……。
しかし……それもこれも……すべてお話だということも確かです。
単なるマインドの創造物……意識のなかの物語にすぎません。
言ってみれば……“他人”の話を信じたか……あるいは“他人”という幻想の
口を通じて自分の想像を語ったか……そのどちらかなのでしょう。
いずれにしろ……それは物語……単なる“現れ”の定義のひとつにすぎない。
すべては……“わたし”が在るがゆえに存在している……。
では……その森羅万象の存在根拠である“わたし”とは誰なのか?
それは“わたし”のこの身体のことなのか?
いや……それはありえない。
“わたし”のこの身体が……森羅万象の一部でしかありえないことくらい……
“わたし”にとってすら自明ではないか。
“わたし”のこの身体は……森羅万象の変転のなかのそれこそ一瞬のうたかた
でしかないでしょう。
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行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたか
たは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。……
『方丈記』鴨長明
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では……この“わたし”の世界の存在根拠である【わたし】とは何なのか?
それは“わたし”のこの身体ではありえない。
また……この身体に自己同化してたえず揺動(動揺)しつづける“わたし”と
いうマインド過程……でもありえない……。
アセンションしようが……“光の身体”を獲得しようが……それは……身体に
自己同化した“わたし”の物語でしかないでしょう……。
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すべての定義づけは、身体とその表現にしか当てはまらない。
この身体への固執が消えれば、あなたは自然なあるがままの姿に努力するこ
となく帰り着くだろう。
『私は在る』(p27)
http://tinyurl.com/s747u
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真我である「わたし」を……現れのなかで定義することはできない。
真我である「わたし」は……現れのなかの何者かになることはできないから。
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宇宙は行為であふれている。
だが、そこに行為する者はいないのだ。
そこには自己同一化によって行為していると想像している無数の小さな、そ
して大きな、そしてとても大きな個人たちがいる。
だが、それが行為の世界(マハーダカーシュ)はすべてに依存し、すべてに
影響する単一の統一体だという事実を変えることはない。
『私は在る』(p418)
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まったくだ……これままったくの本当だ……。(-_-;)
しかし……それにしても……。
わたしは……この身体に自己同化したマインドを“わたし”と表記し……すべ
ての根拠である実在する真我を……「わたし」と表記して区別してきた……。
わたしは……いつまで……“わたし”「わたし」と……区別し続け……言い続
けるのだろう……。(-_-;)
感じている“わたし”は……変化の相……。
「わたし」は……すべてのマインド過程を可能にする実在……。
では……わたしは……そのどちらだというのか? (-_-;)
マハルシは言う……。
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この宇宙は何のなかに存在するのだろうか。このすべては何なのだろうか。
それは何から生じたのだろうか。
何のために、何によって、それは姿を現したのだろうか。
それは何で構成されているのだろうか。
ただ真我だけがその原因である。
『静寂の瞬間』(p1)
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……。
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真理の内に存在するものは真我のみである。
世界や個人の魂、そして神は、真我の内に現れる。
これら三つは、同時に現れ、同時に消えてゆく。
『静寂の瞬間』(p1)
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わたしは……個人なのか……魂なのか……それとも真我なのか……。
わたしは……“わたし”なのか……それとも「わたし」なのか……。
マハラジは言う……。
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身体があり、真我がある。
その間にマインドがあるのだ。
そのマインドのなかに、真我は「私は在る」として反映されている。
マインドはその不完全さ、その未熟さと落ち着きのなさ、識別と洞察の欠如
ゆえに、それ自身を真我ではなく身体と見なしてしまうのだ。
必要なことはマインドを浄化することだけだ。
マインドが真我のなかに没して消え去るとき、身体は問題を呈しなくなる。
『私は在る』(p290-292)
http://tinyurl.com/s747u
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そうか……。(-_-)
「マインドが真我のなかに没して消え去」れば「身体は問題を呈しなくなる」
のか……。
> 身体があり、真我がある。
> その間にマインドがあるのだ。
そう理解すればいいのか。
> そのマインドのなかに、真我は「私は在る」として反映されている。
はい。
> マインドはその不完全さ、その未熟さと落ち着きのなさ、識別と洞察の欠如
> ゆえに、それ自身を真我ではなく身体と見なしてしまうのだ。
そういうことなんだ……。
> 必要なことはマインドを浄化することだけだ。
わかりました。
浄化と言えば……ニサルガ師匠はこんなことも言っていたっけ……。
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重要なのは欲望、恐れといったマインドの「六つの敵 *」である否定的感情
から自由になることだ。
ひとたび、マインドがそれらから自由になれば、あとはたやすい。
洗剤に浸けおいた布がきれいになるように、純粋な感情の流のなかでマイン
ドは浄化されるのだ。
* 訳注 「六つの敵」 性欲、怒り、強欲、妄想、慢心、羨望。
『私は在る』(p236)
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> ひとたび、マインドがそれらから自由になれば、あとはたやすい。
そうなんだ……。
「六つの敵」を見たけど……なんかいつの間にか……どれも見返りが恐ろしく
て……いまさら欲望できるほどのエネルギーもないような……。(*-_-*)
まだ……手遅れときめつけなくてもいいのかなぁ……。
まだ可能性があるかなぁ。
……。(-_-)
……。
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.写経ニサルガダッタ:【58 完成はすべての者の宿命】1回目
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これは比較的初めの方にある章ですが、根本的なことがストレートに語られて
いて……今頃になってやっとじわじわと身にしみてきます。
> 自分自身を見いだそうとする衝動は、あなたに用意ができたことのしるしな
> のだ。
> 衝動はいつも内面からやってくる。
> 時節が調(ととの)うまでは、あなたが全身全霊で真我の探求をするための
> 欲望も強さも得ることはないだろう。
そうかぁ……。
なんか……身につまされるなぁ……。(-_-;)
時節が調うまでは、わたしは待つことしかできない……という意味だと考えて
いるのなら……それはそういう時節だと……いうことだろうなぁ。(*-_-*)
では、【58 完成はすべての者の宿命】の1回目です。
(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
願っています。(-||-) )
最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。
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質問者 真我の実現の方法について尋ねられたとき、あなたは変わらず「私
は在る」という感覚にマインドを固定させることの重要さを強調し
ます。どこにその因果的な要因があるのでしょうか? なぜこの特
定の思いが真我の実現という結果をもたらすのでしょうか? どの
ように、「私は在る」への黙想が私に影響を与えるのでしょうか?
マハラジ
観察するという事実自体が、観察者と観察されるものを変えるのだ。
結局、自己の真の本性への洞察を妨げるのは、マインドの弱さと愚鈍さ、そ
して粗大なものにのみ焦点を当て、把握しがたいものは抜かしてしまう傾向
にあるのだ。
私の提案にしたがい、マインドを「私は在る」だけにとどめるように試みれ
ば、あなたはマインドとその気まぐれに完全に気づくようになる。
行為のなかの透明な調和(サットヴァ)である気づきは、愚鈍さを消し去り、
マインドの落ち着きのなさを静め、穏やかに、しかし着実にその実体を変化
させていくのだ。
その変化は目ざましいものである必要はない。
それはほとんど人目を引かないものかもしれない。
それでも、それは暗闇から光へ、不注意から気づきへの根本的な移行なのだ。
質問者 それは「私は在る」という形式でなければならないのでしょうか?
ほかのマントラではだめなのでしょうか? 「そこにテーブルがあ
る」という言葉に私が集中しても、同じ目的を果たさないのでしょ
うか?
マハラジ
集中のための訓練としてならいいが、それがあなたをテーブルという概念を
超えたところに連れていくことはできないだろう。
あなたが知りたいのはあなた自身であって、テーブルに興味があるのではな
い。
このため意識の焦点を、唯一の手がかりであるあなたの存在の確実性に、着
実に保つのだ。
それとともに在りなさい。
それと戯(たわむ)れなさい。
それを熟考しなさい。
それに深く沈潜していきなさい。
無知の皮が破れ、あなたが実在の領域に現れでるまで。
質問者 私が「私は在る」に焦点を当てることと、殻(から)が破れること
の間に何らかの因果的なつながりがあるのでしょうか?
マハラジ
自分自身を見いだそうとする衝動は、あなたに用意ができたことのしるしな
のだ。
衝動はいつも内面からやってくる。
時節が調(ととの)うまでは、あなたが全身全霊で真我の探求をするための
欲望も強さも得ることはないだろう。
質問者 欲望とその充足はグルの恩寵(おんちょう)に依るのではないでし
ょうか? グルの輝きを放つ顔が私たちを誘惑して捕まえ、不幸の
泥沼から引き出してくれるのではないでしょうか?
マハラジ
母親が子供を教師に連れていくように、外側の師にあなたを連れていくのは
内なる師(サットグル)なのだ。
あなたのグルを信頼し、彼にしたがいなさい。
なぜなら、彼はあなたの真我のメッセンジャーなのだから。
質問者 信頼できるグルをどうやって探せばいいのでしょうか?
マハラジ
あなた自身のハートがあなたに告げるだろう。
グルを見いだすことは困難なことではない。
なぜなら、グルはあなたを探しているからだ。
グルはいつも用意ができている。
あなたは準備ができていない。
あなたに学ぶ準備ができていないと、あなたのグルに出会っていても、まっ
たくの怠慢と強情さでせっかくの機会を無駄にしてしまうかも知れないのだ。
私を例にとれば、私には見込みがあるわけではなかった。
だが、グルに出会ったとき、私は聴き、信頼し、したがったのだ。
質問者 私が師の手の内に完全に自分を明け渡す前に、彼を吟味すべきでは
ないでしょうか?
マハラジ
もちろん吟味するがいい!
だが、何を見いだせるというのだろう?
彼はあなた自身のレベルでしか現れないのだ。
質問者 彼が首尾一貫しているかどうかを見守ります。彼の人生と彼の教え
の間に調和があるかどうかを。
マハラジ
あなたは数多くの不調和を見つけだすかもしれない――それが何だというの
だろう?
それは何も証明しない。
ただ、動機だけが問題なのだ。
どうやって彼の動機を知るというのだろうか?
質問者 少なくとも、彼が自己制御のできる清廉(せいれん)な人生を生き
ている人であることを期待すべきです。
マハラジ
そのような人はいくらでも見つけられるだろう――そしてあなたにとって何
の役にも立たないだろう。
グルはあなたの真我へ帰り着く道をあなたに示すことができる。
それがその人の人格や性質といった外見と、どんな関係があるというのだろ
うか?
彼は彼が個人ではないことを、あなたに明確に告げてはいないだろうか?
唯一判断できるのは、あなたが彼と共に在るときに起こる、あなた自身の変
化だ。
もし、あなたがより平和で幸福に感じるならば、そしてあなた自身を通常よ
り明晰(めいせき)に、より深く理解するならば、それはあなたが正しい人
を見つけたということだ。
急ぐことはない。
だが、ひとたび彼を信頼すると決心したならば、絶対的に彼を信頼しなさい。
そしてすべての教えに完全に、誠実にしたがいなさい。
あなたが彼を師として受け入れず、彼と共に在ることだけで満足だとしても、
それは大した問題ではないのだ。
もしマインドが純粋で混じり気がなく、乱されることがなければ、サットサ
ン(聖者と共に在ること)だけでもあなたを目的地へと連れていけるのだ。
だが、ひとたびあなたがある人をグルとして受け入れたならば、聴き、覚え、
したがいなさい。
中途半端な心構えは深刻な障害となる。
そして、多くの悲しみを自らつくり出す原因となるのだ。
その過ちはけっしてグルのものではない。
弟子の愚鈍さと強情さに過失があるのだ。
『私は在る』(p290-292)
http://tinyurl.com/s747u
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(-||-)
> 質問者 真我の実現の方法について尋ねられたとき、あなたは変わらず「私
> は在る」という感覚にマインドを固定させることの重要さを強調し
> ます。どこにその因果的な要因があるのでしょうか? なぜこの特
> 定の思いが真我の実現という結果をもたらすのでしょうか? どの
> ように、「私は在る」への黙想が私に影響を与えるのでしょうか?
うん。
> マハラジ
> 観察するという事実自体が、観察者と観察されるものを変えるのだ。
「観察するという事実自体」が重要なんだな。
> 結局、自己の真の本性への洞察を妨げるのは、マインドの弱さと愚鈍さ、そ
> して粗大なものにのみ焦点を当て、把握しがたいものは抜かしてしまう傾向
> にあるのだ。
まさに……。(*-_-*)
よくわかります。
> 私の提案にしたがい、マインドを「私は在る」だけにとどめるように試みれ
> ば、あなたはマインドとその気まぐれに完全に気づくようになる。
はい。
あっという間に手玉に取られて……とても気づくには至っていませんが。
> 行為のなかの透明な調和(サットヴァ)である気づきは、愚鈍さを消し去り、
> マインドの落ち着きのなさを静め、穏やかに、しかし着実にその実体を変化
> させていくのだ。
はい。
> その変化は目ざましいものである必要はない。
ホッ。
> それはほとんど人目を引かないものかもしれない。
はい。
> それでも、それは暗闇から光へ、不注意から気づきへの根本的な移行なのだ。
信じます。
> 質問者 それは「私は在る」という形式でなければならないのでしょうか?
> ほかのマントラではだめなのでしょうか? 「そこにテーブルがあ
> る」という言葉に私が集中しても、同じ目的を果たさないのでしょ
> うか?
うーん。
> マハラジ
> 集中のための訓練としてならいいが、それがあなたをテーブルという概念を
> 超えたところに連れていくことはできないだろう。
> あなたが知りたいのはあなた自身であって、テーブルに興味があるのではな
> い。
ですよね。
> このため意識の焦点を、唯一の手がかりであるあなたの存在の確実性に、着
> 実に保つのだ。
はい。
> それとともに在りなさい。
うう……。(*-_-*) (←どった? 声が出ないの? (^_-))
> それと戯(たわむ)れなさい。
> それを熟考しなさい。
> それに深く沈潜していきなさい。
はい。
> 無知の皮が破れ、あなたが実在の領域に現れでるまで。
うう……。
> 質問者 私が「私は在る」に焦点を当てることと、殻(から)が破れること
> の間に何らかの因果的なつながりがあるのでしょうか?
うーん。
> マハラジ
> 自分自身を見いだそうとする衝動は、あなたに用意ができたことのしるしな
> のだ。
おお。(@_@)
> 衝動はいつも内面からやってくる。
そうなんですね。
> 時節が調(ととの)うまでは、あなたが全身全霊で真我の探求をするための
> 欲望も強さも得ることはないだろう。
わかります。
> 質問者 欲望とその充足はグルの恩寵(おんちょう)に依るのではないでし
> ょうか? グルの輝きを放つ顔が私たちを誘惑して捕まえ、不幸の
> 泥沼から引き出してくれるのではないでしょうか?
そんな……。
あなたもあなたの世界の神でしょうに。
> マハラジ
> 母親が子供を教師に連れていくように、外側の師にあなたを連れていくのは
> 内なる師(サットグル)なのだ。
そうか……。(-_-)
> あなたのグルを信頼し、彼にしたがいなさい。
> なぜなら、彼はあなたの真我のメッセンジャーなのだから。
わかります。
> 質問者 信頼できるグルをどうやって探せばいいのでしょうか?
うーん。
> マハラジ
> あなた自身のハートがあなたに告げるだろう。
ですよね。
> グルを見いだすことは困難なことではない。
> なぜなら、グルはあなたを探しているからだ。
はい。
> グルはいつも用意ができている。
はい。
> あなたは準備ができていない。
わかります。
> あなたに学ぶ準備ができていないと、あなたのグルに出会っていても、まっ
> たくの怠慢と強情さでせっかくの機会を無駄にしてしまうかも知れないのだ。
そうか……。(*-_-*)
> 私を例にとれば、私には見込みがあるわけではなかった。
> だが、グルに出会ったとき、私は聴き、信頼し、したがったのだ。
はい。(-||-)
> 質問者 私が師の手の内に完全に自分を明け渡す前に、彼を吟味すべきでは
> ないでしょうか?
(^_-)
> マハラジ
> もちろん吟味するがいい!
> だが、何を見いだせるというのだろう?
> 彼はあなた自身のレベルでしか現れないのだ。
ですよね。
よくわかります。
> 質問者 彼が首尾一貫しているかどうかを見守ります。彼の人生と彼の教え
> の間に調和があるかどうかを。
うう。
> マハラジ
> あなたは数多くの不調和を見つけだすかもしれない――それが何だというの
> だろう?
> それは何も証明しない。
はい。
> ただ、動機だけが問題なのだ。
ああ、そういうことなんですか。
> どうやって彼の動機を知るというのだろうか?
なるほど。
> 質問者 少なくとも、彼が自己制御のできる清廉(せいれん)な人生を生き
> ている人であることを期待すべきです。
ふ。^^;
> マハラジ
> そのような人はいくらでも見つけられるだろう――そしてあなたにとって何
> の役にも立たないだろう。
やっぱり。
> グルはあなたの真我へ帰り着く道をあなたに示すことができる。
はい。
> それがその人の人格や性質といった外見と、どんな関係があるというのだろ
> うか?
そうか。
> 彼は彼が個人ではないことを、あなたに明確に告げてはいないだろうか?
なるほど。
> 唯一判断できるのは、あなたが彼と共に在るときに起こる、あなた自身の変
> 化だ。
ふーん……。
> もし、あなたがより平和で幸福に感じるならば、そしてあなた自身を通常よ
> り明晰(めいせき)に、より深く理解するならば、それはあなたが正しい人
> を見つけたということだ。
わかりました。
> 急ぐことはない。
はい。
> だが、ひとたび彼を信頼すると決心したならば、絶対的に彼を信頼しなさい。
> そしてすべての教えに完全に、誠実にしたがいなさい。
はい。
> あなたが彼を師として受け入れず、彼と共に在ることだけで満足だとしても、
> それは大した問題ではないのだ。
そうなんですか。
> もしマインドが純粋で混じり気がなく、乱されることがなければ、サットサ
> ン(聖者と共に在ること)だけでもあなたを目的地へと連れていけるのだ。
はい、そう聞いています。
> だが、ひとたびあなたがある人をグルとして受け入れたならば、聴き、覚え、
> したがいなさい。
はい。
> 中途半端な心構えは深刻な障害となる。
(@_@)
> そして、多くの悲しみを自らつくり出す原因となるのだ。
そうか……。
> その過ちはけっしてグルのものではない。
> 弟子の愚鈍さと強情さに過失があるのだ。
わかりました。
(-_-)
……。
(-||-)
今日の写経は、ここまでです。
m(_ _)m
…………○…………○…………○…………
『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html
もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。
ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/
おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/
…………○…………○…………○…………
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にご投稿ください。
▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
…………○…………○…………○…………
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■ 3.「ご投稿・情報提供」:いぬさん、コスモスさん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。
▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518
…………○…………○…………○…………
今回、いぬさんから情報をご投稿いただきました。
さっそく、ご紹介します。
【件名】:
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パリさん、こんにちは
いつも色々ありがとうございます。
さて今日は本の紹介を2点ほど
1つ目はマハラジの高弟といわれたラメッシさんの本です
「誰がかまうもんか?! ―ラメッシ・バルセカールのユニークな教え」
ナチュラルスピリット刊
早速読んでみましたが、受ける印象がマハラジとは随分違う気がしますね
ラメッシさんによるマハラジのお話の解説本が英語で出版されているみたい
ですね。
高弟といわれている人の解説も読んでみたいものです
----------------------------------------------------------------------
> パリさん、こんにちは
> いつも色々ありがとうございます。
こちらこそ。
> さて今日は本の紹介を2点ほど
> 1つ目はマハラジの高弟といわれたラメッシさんの本です
>
> 「誰がかまうもんか?! ―ラメッシ・バルセカールのユニークな教え」
> ナチュラルスピリット刊
ほう。
> 早速読んでみましたが、受ける印象がマハラジとは随分違う気がしますね
そうでしたか。
よろしければ、今度どんなふうに違っていたか教えてください。^^;
> ラメッシさんによるマハラジのお話の解説本が英語で出版されているみたい
> ですね。
いろいろ出ているみたいですね。
> 高弟といわれている人の解説も読んでみたいものです
そうですねぇ。
ところで、いぬさんに教えていただいた、2チャンネルの翻訳記事、デイヴィ
ット・ゴットマンさんのインタビューですけど……。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/psy/1245349202/
あのアンナ・マリーさんのお話は驚きでしたね。(@_@)
彼女はマハラジへのラマナ・マハルシのメッセージを運んできたんですね。
すばらしい情報を教えていただいて、とてもありがたかったです。
m(_ _)m
…………○…………○…………○…………
今回、コスモスさんという方からも情報をご投稿いただきましたが、これが
たまたま、いぬさんと同じ本についての情報でした。
さっそく、ご紹介します。
【件名】: 弟子からの手紙
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Pariさん こんにちは、初めての投稿です。
マハラジの弟子に関する面白い短文記事がありましたので転記させて
頂きます。
マハラジの弟子ラメッシ・S・バルセカール著「誰がかまうもんか!?」
から引用
――転記始め――
毎月、その弟子は自分の進歩を書き綴って、師にまとめて送っていました。
最初の月、彼は次のように書きました。
「私は意識の拡大を感じ、宇宙との一体感を体験します」
師はその報告を一読すると、投げ捨てました。
次の月、彼は次のように書きました。
「私は、あらゆるものの中に聖なるものがあることを、ついに発見しました」
師はそれを読んで、失望したようでした。
三ヶ月目、その弟子の文面は、熱狂的に叫んでいました。
「一なるものと多様性の神秘が顕現し、私はそれを見て、驚いております」
師は首を振って、その手紙をまた投げ捨てました。
その次の手紙にはこう書かれていました。
「誰も生まれず、誰も生きておらず、それゆえ誰も死なない。
というのはエゴの自分というものは存在しないからです」
師は完全に絶望したと言わんばかりに、両手を上げました。
それから手紙が来ないまま二ヶ月、そして五ヶ月ついには
丸一年が過ぎ去りました。
師は、弟子が自分の霊的進歩について、そろそろ知らせてきても
いい頃ではないかと催促しました。
すると、弟子から手紙があり、こう書かれていました。
「誰がかまうもんか?」
この言葉を読んだとき、大いなる満足の様子が師の顔面に広がりました。
――転記終わり――
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> Pariさん こんにちは、初めての投稿です。
はじめまして。
> マハラジの弟子に関する面白い短文記事がありましたので転記させて
> 頂きます。
ありがとうございます。
> マハラジの弟子ラメッシ・S・バルセカール著「誰がかまうもんか!?」
> から引用
書いていただいたんですか、ありがとうございます。m(_ _)m
> ――転記始め――
>
> 毎月、その弟子は自分の進歩を書き綴って、師にまとめて送っていました。
>
> 最初の月、彼は次のように書きました。
> 「私は意識の拡大を感じ、宇宙との一体感を体験します」
>
> 師はその報告を一読すると、投げ捨てました。
ふふ。^^;
> 次の月、彼は次のように書きました。
> 「私は、あらゆるものの中に聖なるものがあることを、ついに発見しました」
>
> 師はそれを読んで、失望したようでした。
^^;
> 三ヶ月目、その弟子の文面は、熱狂的に叫んでいました。
> 「一なるものと多様性の神秘が顕現し、私はそれを見て、驚いております」
>
> 師は首を振って、その手紙をまた投げ捨てました。
ぷ。(>_<)
> その次の手紙にはこう書かれていました。
> 「誰も生まれず、誰も生きておらず、それゆえ誰も死なない。
> というのはエゴの自分というものは存在しないからです」
>
> 師は完全に絶望したと言わんばかりに、両手を上げました。
はは、ひどいですね。(^^;)
ほんとに、ニサルガダッタがそんな仕草をしたんですかね。^^;
> それから手紙が来ないまま二ヶ月、そして五ヶ月ついには
> 丸一年が過ぎ去りました。
> 師は、弟子が自分の霊的進歩について、そろそろ知らせてきても
> いい頃ではないかと催促しました。
丁寧なやり方ですね。
> すると、弟子から手紙があり、こう書かれていました。
> 「誰がかまうもんか?」
(*^_^*)
> この言葉を読んだとき、大いなる満足の様子が師の顔面に広がりました。
まあ、そうなのかもしれませんが……。^^;
ちょっと出来すぎのような感じを受けるのは……わたしがヒネているからでし
ょうか。^^;
まるで中国の禅の逸話にでもありそうな雰囲気の話になっていますが。
バルセカールさんがそういう書き方をしたのでしょうが……。(-_-)
あ。(*@_@*)
いや、これは独り言です。(^_^;)
けっしてコスモスさんのご厚意を無にするようなつもりではありませんので。
コスモスさん、ご投稿ありがとうございました。
m(_ _)m
…………○…………○…………○…………
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■ 4.編集後記:ちゃんと状況が煮詰まれば……
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さて、ほんとに、こんなエラそうなメルマガは、そろそろやめないといけない
かもしれない……と反省しています。(-_-;)
なにか、いろんなことを無にしてしまうような感じもあって……。
ちゃんと状況が煮詰まれば、ほんらい続けられるような話じゃないような気が
しています。
超低空飛行です。
(-_-;)
では、おやすみなさい。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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