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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.319 2010/5/16(第319号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ、
という言葉を信じた仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 918名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.すべての名前と形が

2.写経ニサルガダッタ:【06 瞑想】

3.編集後記:成り行きに……まかせるより仕方ありません。
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■ 1,すべての名前と形が
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……。

向こうのほうに……ちょっと小さ目の……雲が見えるんですけどね。

それが……蛙が駆けてるみたいな形をしてるんですよ……。

ふ。

だいたい……蛙は……駆けたりしませんよね。

それに……雲だって……頑張ってなんかいないのに……。

バカなこと言って……。(=_=)

(*-_-*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

……。

すべて物語は……

何らかの視点なしには……

在りえない……。

物語には……主役がいて……

脇役がいて……

顕隠いずれにしろ……

何らかの敵役がいたりして……

その上……その他大勢がいて……

それで……物語は成立する……。

物語は……悲しいものだと……

照見五蘊皆空した……。(-_-;)  (←なんのこっちゃ?! (@_@))

……。

どんな思考も……

どんな感情も……

何かを主張しているようでいて……

やっぱり……何らかの物語……

何らかの……記憶の乱反射……に依存しているらしい……。

その意味では……

何らかの……地方の事情にすぎなくて……

思考も……

感情も……

その記憶も……

その意味も……

そういった限定すべてが……

それ自体……悲しいものだと……

照見五蘊皆空した……。

……。

(-_-;)

マインドが……マインドの言葉を綴ることに

意味を感じるのが……

ほとんど不可能になってきました……。

そういう状況では……

文字を綴ることはできなくなってきますね……。

……。

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 あなたの務めはただ在ることであり、あれやこれやとして在ることではない。
 「私は私であるものである」(I AM THAT I AM)という言葉がすべての真理
 の要諦である。
 その方法は、「静かに在ること」に尽きる。
 では静寂とは何を意味するのだろうか?
 それはあなた自身を打ち壊すことを意味する。
 なぜならすべての名前と形が苦しみの原因だからだ。
 
           『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』(p123)
                      http://tinyurl.com/yzbe26
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(-||-)

> では静寂とは何を意味するのだろうか?
> それはあなた自身を打ち壊すことを意味する。
> なぜならすべての名前と形が苦しみの原因だからだ。

マハルシ自身がこのように教えてくださっているというのに……。

それ以上……どんな贅言が可能でしょうか?

(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【06 瞑想】
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瞑想がいったい何の役に立つのか……。

ちょっと……マハラジの言葉で語ってもらいたくなりました。

そうしたら……やっぱり……いろんな言葉がでてきました。

> 私たちは私たちが知らないものの奴隷だ。
> 知るものに対しては私たちが主人だ。

へー、と思いましたね。

> 何であれ、私たちの欠点や弱点を発見し、その原因や働きを理解する、知る
> ということ自体がそれを克服するのだ。

そういう地味なことなんですねぇ。(-_-;)

では、【06 瞑想】です。(短い章なので1回で全部です。)

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

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 質問者 すべての霊的教師たちが瞑想するように勧めます。瞑想の目的とは
     何なのでしょうか?
 
 マハラジ
 私たちは感覚や行為といった外側の世界は知っているが、思考や感情といっ
 た内なる世界のことはほとんど知らない。
 瞑想の初歩的な目的は、私たちの内なる生をより身近に自覚することだ。
 そして究極の目的は、生の源である意識にたどり着くことだ。
 
 付随的にだが、瞑想の修行は私たちの人格に深く影響を及ぼす。
 私たちは私たちが知らないものの奴隷だ。
 知るものに対しては私たちが主人だ。
 何であれ、私たちの欠点や弱点を発見し、その原因や働きを理解する、知る
 ということ自体がそれを克服するのだ。
 無意識は意識層にもちこまれることによって溶解する。
 無意識の溶解はエネルギーを解き放つ。
 マインドはそれを適切だと感じ、そして静かになるのだ。
 
 質問者 静かなマインドは何の役に立つのでしょうか?
 
 マハラジ
 マインドが静かになったとき、私たちは自分自身が純粋な観照者であること
 を知る。
 私たちは経験と経験者のどちらからも身を引き、その間であり、またその二
 つを超えた純粋な気づきとして離れて立つのだ。
 自分自身を、「私はあれやこれだ」と想像し、自己同一化をもととする人格
 は続いていく。
 しかし、ただ客観的世界の一部としてだけだ。
 観照者としての自己同一化は終焉(しゅうえん)する。
 
 質問者 私が理解するには、私は多くの異なったレベルに生き、その生の各
     々のレベルはエネルギーを必要とします。自己はその本性としてあ
     らゆることを楽しみ、そのためエネルギーは外側へと流れていきま
     す。このエネルギーをより高いレベルに蓄え、向上させ、豊かにす
     ること、それが瞑想の目的ではありませんか?
 
 マハラジ
 それはグナ(性質)のレベルの問題ではない。
 瞑想は純粋な行為であり、その目的はタマス(不活発性)とラジャス(活動
 性)を完全に除去することだ。
 純粋なサットヴァ(調和)は、怠惰と落ち着きのなさからの完全な自由だ。
 
 質問者 どうやってサットヴァを強く清らかにするのでしょうか?
 
 マハラジ
 サットヴァはつねに強く純粋だ。
 それは太陽のようなものだ。
 雲やほこりに見え隠れすることはあっても、それはただ見る者の視点による
 のだ。
 太陽にではなく、太陽を隠す原因となるものに対処しなさい。
 
 質問者 サットヴァは何の役に立つのでしょうか?
 
 マハラジ
 真理、善、調和、美、これらがいったい何の役に立つというのか?
 それらがそれら自身の目的なのだ。
 ものごとがそのまま干渉されず、避けられず、求められず、概念化されず、
 ただあるがままに完全な気づきのなかで体験されるとき、それらは自然に努
 力することなく現れる。
 そのような気づきそのものがサットヴァなのだ。
 それは人やものを利用するのではなく、それらを満たすのだ。
 
 質問者 サットヴァを高めることができないのなら、タマスとラジャスのみ
     に対処するのでしょうか? それらをどう扱えばよいのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたのなかで、それらがどう影響を与えているかを見守ることによってだ。
 それらがどう作用するか気づいていなさい。
 あなたの思考、言葉、行為を見守りなさい。
 そうすればそれらのあなたへの支配は徐々に減っていき、サットヴァの澄ん
 だ光が輝きだすだろう。
 それは困難でも長い過程でもない。
 真剣さ、それが唯一の成功への条件だ。
 
                         『私は在る』(p35-36)
                       http://tinyurl.com/s747u
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(-||-)

> 質問者 すべての霊的教師たちが瞑想するように勧めます。瞑想の目的とは
>     何なのでしょうか?

ほんとですね。

一度マハラジの言葉で聴いてみたいです。

> マハラジ
> 私たちは感覚や行為といった外側の世界は知っているが、思考や感情といっ
> た内なる世界のことはほとんど知らない。

なるほど。

> 瞑想の初歩的な目的は、私たちの内なる生をより身近に自覚することだ。

わかりました。

> そして究極の目的は、生の源である意識にたどり着くことだ。

そうか……。

> 付随的にだが、瞑想の修行は私たちの人格に深く影響を及ぼす。

はい。

> 私たちは私たちが知らないものの奴隷だ。

「私たちは私たちが知らないものの奴隷」……。

そうなんだ……。

> 知るものに対しては私たちが主人だ。

「知るものに対しては私たちが主人」……。

そういうものなんだ。

> 何であれ、私たちの欠点や弱点を発見し、その原因や働きを理解する、知る
> ということ自体がそれを克服するのだ。

はい。

> 無意識は意識層にもちこまれることによって溶解する。

「無意識は意識層にもちこまれることによって溶解する」……。

思考を見ていることによって……、

「無意識は意識層にもちこまれる」のかしら……。

> 無意識の溶解はエネルギーを解き放つ。

「無意識の溶解はエネルギーを解き放つ」のか……。

> マインドはそれを適切だと感じ、そして静かになるのだ。

そうかぁ。

いわれを聞けば……ありがたや……。(-||-)

> 質問者 静かなマインドは何の役に立つのでしょうか?

はは……。

たしかに……そういう言い方もあるかも。

> マハラジ
> マインドが静かになったとき、私たちは自分自身が純粋な観照者であること
> を知る。

あーあ……。

> 私たちは経験と経験者のどちらからも身を引き、その間であり、またその二
> つを超えた純粋な気づきとして離れて立つのだ。

(-||-)

> 自分自身を、「私はあれやこれだ」と想像し、自己同一化をもととする人格
> は続いていく。

ほう……人格は続いていくのか……。

> しかし、ただ客観的世界の一部としてだけだ。

なんと……。

> 観照者としての自己同一化は終焉(しゅうえん)する。

そういうことか……。

> 質問者 私が理解するには、私は多くの異なったレベルに生き、その生の各
>     々のレベルはエネルギーを必要とします。自己はその本性としてあ
>     らゆることを楽しみ、そのためエネルギーは外側へと流れていきま
>     す。このエネルギーをより高いレベルに蓄え、向上させ、豊かにす
>     ること、それが瞑想の目的ではありませんか?

そういう考え方もありえますよね。

> マハラジ
> それはグナ(性質)のレベルの問題ではない。

はい。

> 瞑想は純粋な行為であり、その目的はタマス(不活発性)とラジャス(活動
> 性)を完全に除去することだ。

おお……。(@_@)

こういう瞑想の定義は……はじめて知りました。(-||-)

> 純粋なサットヴァ(調和)は、怠惰と落ち着きのなさからの完全な自由だ。

三つのグナというのは……そういう位置関係にあったのか……。

> 質問者 どうやってサットヴァを強く清らかにするのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> サットヴァはつねに強く純粋だ。
> それは太陽のようなものだ。

おお……。

> 雲やほこりに見え隠れすることはあっても、それはただ見る者の視点による
> のだ。
> 太陽にではなく、太陽を隠す原因となるものに対処しなさい。

わかりました。

> 質問者 サットヴァは何の役に立つのでしょうか?

このひとの……特徴的な質問の仕方。(^^;)

> マハラジ
> 真理、善、調和、美、これらがいったい何の役に立つというのか?
> それらがそれら自身の目的なのだ。

はい。

> ものごとがそのまま干渉されず、避けられず、求められず、概念化されず、
> ただあるがままに完全な気づきのなかで体験されるとき、それらは自然に努
> 力することなく現れる。

ああ……。

> そのような気づきそのものがサットヴァなのだ。

わかりました。

> それは人やものを利用するのではなく、それらを満たすのだ。

(?_?)

そのような気づき……つまり、サットヴァは……

「人やものを利用するのではなく、それらを満たす」……。(-_-;)

どういう意味だろう……?

> 質問者 サットヴァを高めることができないのなら、タマスとラジャスのみ
>     に対処するのでしょうか? それらをどう扱えばよいのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> あなたのなかで、それらがどう影響を与えているかを見守ることによってだ。

そうか。(>_<)

> それらがどう作用するか気づいていなさい。

はい。

> あなたの思考、言葉、行為を見守りなさい。

ハズカシ……。

見てられん……けど……見てなきゃ……。

> そうすればそれらのあなたへの支配は徐々に減っていき、サットヴァの澄ん
> だ光が輝きだすだろう。

わかりました。

> それは困難でも長い過程でもない。

ほんとですか? (@_@) (←困難で長い過程だったら諦める算段……。(^_-))

> 真剣さ、それが唯一の成功への条件だ。

はい。

……わかりました。(-||-)

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
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ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
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■ 3.編集後記:成り行きに……まかせるより仕方ありません。
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やはり……だんだん……

はかばかしく……文字が綴れなくなりますね。

それは……それでいいのでしょう……。

成り行きに……まかせるより仕方ありません。

今日は午前中に終えましたが……当たり前ですね。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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