home > 通信 > 『アセンション館通信』第321号



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.321 2010/5/30(第321号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆----------------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガは、われわれ「見守る者」に向けて語られたサットグルの言葉を
傾聴し、探求し、伝播し、増幅し、反響させる器でありたいと思います。

ニサルガダッタの言葉は、「世界」という幻影の虜(個人)の視点に耽溺する
本来何の支えも必要ない「見守る者」に向けられた目覚めへの呼びかけです。

「個人」と「見守る者」の間で一緒に揺れ動いてくだっている方、現在 920名
----------------------------------------------------------------------
◇◇ もくじ ◇◇

1.自己に至るということはない

2.写経ニサルガダッタ:【41 観照の姿勢を発達させなさい】の1回目

3.いただいたお手紙から:M.Yさん

4.「ご投稿・情報提供」:Lotusさん

5.編集後記:急に何ごとが変わるわけでもありませんが……
----------------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1,自己に至るということはない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

遥かな昔から定められた風景のなかを歩んでいるような気楽さがあります。

もし自分が映画のなかの登場人物であるなら……自分にどんな自由もあるはず
はない……。

ただ決められたシナリオに沿って……役柄を演じてゆくだけです。

いっさいの自由がないこの気楽さ……。

たとえいかに微少な役柄であっても……その動きは顕現宇宙全体に織り込まれ
ていて……とおの昔から定まっているのでしょう。

またもし自分がこの映画の観客であるなら……物語の展開を心配したり工夫し
たりするのは……自分の役割ではありません。

こちらからのいっさいの関与を要せずに……自ずから展開していく物語を……
ただ観客として観ているだけです。

それ以上のどんな努力も求められていない……。

ときどき映画のなかの状況に巻き込まれて……映画のなかで藻掻いてみても…
…だからといってどんな成果を期待できるわけでもありません。

それなら……役柄のなかで必要に迫られたことを……とにかくこなす以外に…
…できることはありません。

この……何の自由もない……気楽さ……。

……。

(=_=)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

これまで……悟ってもいない自分の言葉が“偉そうに”なってはいけないと、
気をつけてきました。

その配慮はその配慮で……別に間違ってはいないと思います。

役のなかに“入り込んで”演じている役者としては……至極当然の心構えです。

でも……その配慮もあまり一生懸命になると……硬直化してかえって“窮屈”
になるような感じもありました。

その“窮屈”な感じは……“悟ってもいない自分”への自己同化の厳密さのせ
いでもあるようでした。

役割への自己同化を顕在化させるための表現が……“悟っていない自分”への
自己同化を強化するというのも……考えてみれば変な話です。

そして……このいわば“倒錯した自己同化”も……例のおきまりの自己同化…
…“自分のマインド”への自己同化の結果にすぎないことがわかりました。

つまり……自分が書いていると思っていた……ということです。(*-_-*)

自分が書いていると思っていたので……自分が謙虚でなくてはならないと……
思っていたわけです。

顕現のなかに“自分のもの”など何もないとあれほど教わっていても……。

まあ……実状は……こんなもんですよね。

----------------------------------------------------------------------
 本当にあなた自身のものを意識することはない。
 あなたが意識していることは、あなたでもなければ、あなたのものでもない。
 あなたのものとは知覚の力であり、あなたが知覚しているものではない。
 
                          『私は在る』(p463)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

ここで綴られている言葉は……むろん……“わたしのもの”などでは……あり
えません。

“わたしの言葉”がありえないのに……“わたしの傲慢”や“わたしの謙遜”
だけが……ありうるはずもありません。(*-_-*)

だから……不必要な……パフォーマンスは……なしです。

顕現宇宙の全体に織り込まれた運命にしたがって……この瞬間……浮上してく
る想念を捕らえて……操り人形のこの手が……文字にするだけです。

自慢すべきこともなければ……卑下すべきこともない……。

単なる映画のなかの物語です。

……。

先日……ある方からラマナ・マハリシのある言葉をご教示いただきました。

その言葉があまりにも見事だったものですから……ここでみなさまにもお裾分
けしたいと思います。

よく、賢者たちの言葉に「たった今、あなたは既にそれなのだ」というような
表現が現れることがあります。

われわれは、そういう言葉を聴かされるたびに、それはそうなんだけどなぁ、
そうは聞いているんだけど……と思います。

それが……どういう意味だったのかということを……いま一段の深さで教えて
いただきました。

では……お聴きください。

----------------------------------------------------------------------
 弟子:どうやって自己に到達できましょうか?
 
 マハリシ:
 自己に至るということはない。
 自己がもし至られるべきものならば、それは今ここにはなく、やがて得られ
 る何かを意味するだろう。
 新しく得られるものはまた、失われるものでもある。
 それは永遠のものではない。
 永遠でないものに努力する価値はない。
 それゆえに、自己は至るものではないと言うのである。
 あなたは自己である。
 あなたは既にそれである。
 事実は、あなたは自分の至福に満ちた状態について無知だと言うことだ。
 無知は次から次へと続き、至福である自己にベールをかける。
 努力はただ、この悪い知識である無知のベールをはぐことに向けられればよ
 い。
 悪い知識とは、自己と身体や心などを誤って同一視することである。
 この偽りの同一視は去らねばならぬ。
 そうすればただ自己のみがそこに残る。
 それゆえ、実現はすべての人おのおののものである。
 実現は、それを願う人々の間に差別をつけない。
 あなたが実現できるかという疑いそのもの、自分は実現していないという考
 えそのものが障害である。
 このような障害物からも自由になりなさい。
 
                 『ラマナ・マハリシの教え』(p125-126)
                      http://tinyurl.com/2cs6x7y
----------------------------------------------------------------------

……。(-||-)

この本ですが……じつはインドで和尚のサニヤシンになって帰ってきてから、
間もなくに出版された本でした。

そのときにも一通り読んだのですが……いま思うに当時のわたしにはまったく
わかりませんでした。

わたしがラマナ・マハリシの言葉を理解しはじめたのは、福間巌さんの訳書、
とくに『あるがままに』(ナチュラルスピリット刊)を読み始めてからです。

それ以来『私は在る』を休みたくなると、ときどきマハルシの訳本に手を出す
ようになりました。

そうか……マハルシのメッセージとはこういうものだったのかと思ってから、
この山尾三省さんの本も読み直したので、この文章も読んでいたと思います。

そして、それなりにわかったような気にもなっていただろうとも……。

しかし、この箇所をわざわざ筆写していただいて指摘されて、改めてこの言葉
を読んで、自分にその意味が伝わっていなかったことがよくわかりました。

こういう意味だったんですねぇ。

> あなたは既にそれである。
> 事実は、あなたは自分の至福に満ちた状態について無知だと言うことだ。

驚きでした……。

> 無知は次から次へと続き、至福である自己にベールをかける。
> 努力はただ、この悪い知識である無知のベールをはぐことに向けられればよ
> い。

自分にとって、いまもっとも必要だったことを教えていただいたわけです。

あるいは……やっとこういう言葉が理解できるようになったというのか……。

こうして……身の程知らずの言葉を横流ししていると……こういう余得があり
ます。

もっとも“得るもの”は何もないわけですが……。(*-_-*)

今回は、このマハルシの言葉をみなさんにもお贈りしたいと思いました。

(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【41 観照の姿勢を発達させなさい】の1回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

はじめてこの章を読んだとき、

> 都会でひとつの電球が消えたとき、それがネットワーク全体に影響を与える
> ことはない。
> 同じようにひとつの身体の死が全体に影響を与えることはないのだ。

こんな表現がとても印象的だったことを思い出します。

> 何であれあなたが悟りを得るためにすることは、あなたを悟りへと近づける。

このことを信じていますが……、もう片側に

> 何であれあなたが悟りを覚えることなしにする行為は、あなたを悟りから遠
> ざける。

こういうこともあったんですね。

では、【41 観照の姿勢を発達させなさい】の1回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 賢者の日々のマインドの状態とはどのようなものでしょうか? 彼
     はどのように見、聞き、食べ、飲み、目覚め、働き、そして休むの
     でしょうか? 彼の境地が私たちのものと異なるという証拠は何で
     しょうか? いわゆる実現したと言われる人びとの証言以外に、客
     観的に彼らの状態を証明する方法はありません。何か観察可能な違
     いが彼らの生理学的な、そして神経反応、物質代謝、または脳波、
     あるいは心身相関の構造のなかにあるのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたは違いを見つけるかもしれないし、見つけないかもしれない。
 すべてはあなたの観察の能力にかかっている。
 しかしながら客観的な違いがもっとも重要なものではない。
 問題は彼らの見地と彼らの態度にある。
 それは超然として、冷静で、完全に無執着で在ることだ。
 
 質問者 ジニャーニの子どもが死んだとき、彼は悲しみを感じるのでしょう
     か? 彼は苦しまないのでしょうか?
 
 マハラジ
 彼は苦しむ人たちとともに苦しむ。
 出来事自体が重要なのではない。
 だが、生きていようと死んでいようと、身体のなかにいようと外にいようと、
 彼は苦しむ人たちに対して慈悲に満ちている。
 やはり、彼の本性は愛と慈悲なのだ。
 彼はすべての生命とひとつであり、行為のなかでひとつであることが愛なの
 だ。
 
 質問者 人びとは死をとても恐れています。
 
 マハラジ
 ジニャーニに恐れるものは何もない。
 だが彼は恐れている人を哀れむ。
 つまるところ、生まれること、生きること、そして死ぬことは自然なことだ。
 恐れることは自然ではない。
 もちろん起きていることに注意は払われる。
 
 質問者 あなたが病気だと想像してください。医師が、あなたの病状は深刻
     なもので、あと二、三日しかもたないだろうと言ったとします。あ
     なたの最初の反応は何でしょうか?
 
 マハラジ
 無反応だ。
 線香の火に燃えつきるときがくることが自然なように、身体が死ぬのは自然
 なことだ。
 それはまったく重要な問題ではない。
 重要なことは、私は身体でもマインドでもないということだ。
 私は在る
 
 質問者 あなたの家族は絶望するでしょう。彼らに何と伝えるのでしょうか?
 
 マハラジ
 よく言われることだ。
 恐れてはならない。
 人生は続いていく。
 神があなたたちを守るだろう。
 私たちはすぐにまた一緒になるだろう、といったことだ。
 だが、私にとってこの動揺全体は無意味なものだ。
 なぜなら、私は生きるとか死ぬといった想像をする実体ではないからだ。
 私はけっして生まれなかった。
 私に死ぬことはできないのだ。
 私には覚えることも忘れることもない。
 
 質問者 死者への祈りはどうなるのですか?
 
 マハラジ
 もちろん、死者への祈りを捧げるがいい。
 それはとても彼らの意にかなうだろう。
 彼らは嬉しく思う。
 ジニャーニはあなたがたの祈りを必要としていない。
 彼自身があなた方の祈りへの応えなのだ。
 
 質問者 死の後、ジニャーニはどのように旅立っていくのでしょう?
 
 マハラジ
 ジニャーニはすでに死んでいる。
 あなたは彼にもう一度死ぬことを期待するのかね?
 
 質問者 もちろん、身体の崩壊はジニャーニにとっても重要な出来事に違い
     ありません。
 
 マハラジ
 ジニャーニに重要な出来事というものはない。
 誰かが最高の目的を成就したときを除いては。
 そのときだけは、彼のハートも喜ぶ。
 それ以外のすべてに対して彼は関心がない。
 宇宙全体が彼の身体であり、すべての生命は彼の生命なのだ。
 都会でひとつの電球が消えたとき、それがネットワーク全体に影響を与える
 ことはない。
 同じようにひとつの身体の死が全体に影響を与えることはないのだ。
 
 質問者 特定の存在は、全体にとって問題ではないかもしれませんが、特定
     の存在にとっては問題です。全体とは抽象的なものですが、特定の
     存在は具体的なものであり、現実です。
 
 マハラジ
 それはあなたがそう言うだけだ。
 私にとってはその反対だ。
 全体が現実で、部分は来ては去るものだ。
 特定の存在は誕生、再誕生し、名前と形を変えていく。
 ジニャーニはその変化を可能にする不変の実在なのだ。
 しかし、彼はあなたに確信を与えることはできない。
 それはあなた自身の体験とともにやってこなければならないのだ。
 私にとってはすべてがひとつであり、すべてが同等だ。
 
 質問者 罪と徳はひとつであり、同じものなのでしょうか?
 
 マハラジ
 それらはみな人間のつくり出した価値だ。
 それらは私にどんな意味を持つというのだろう?
 結果的に幸福をもたらすなら、それは徳だ。
 結果的に不幸をもたらすものは罪だ。
 どちらもマインドの状態だ。
 私の境地はマインドの状態ではないのだ。
 
 質問者 私たちは見るということの意味を理解できずにいる盲人のようです。
 
 マハラジ
 あなたの好きなように言うがいい。
 
 質問者 沈黙の修練はサーダナとして効果的なものでしょうか?
 
 マハラジ
 何であれあなたが悟りを得るためにすることは、あなたを悟りへと近づける。
 何であれあなたが悟りを覚えることなしにする行為は、あなたを悟りから遠
 ざける。
 だが、なぜそうことを複雑にするのかね?
 ただ、あなたはすべてのものごとや思考を超えているということを覚えてお
 きなさい。
 あなたが成りたいもの、あなたはすでにそれなのだ。
 だだ、それを心にとどめておきなさい。
 
                        『私は在る』(p201-203)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 賢者の日々のマインドの状態とはどのようなものでしょうか? 彼
>     はどのように見、聞き、食べ、飲み、目覚め、働き、そして休むの
>     でしょうか? 彼の境地が私たちのものと異なるという証拠は何で
>     しょうか? いわゆる実現したと言われる人びとの証言以外に、客
>     観的に彼らの状態を証明する方法はありません。何か観察可能な違
>     いが彼らの生理学的な、そして神経反応、物質代謝、または脳波、
>     あるいは心身相関の構造のなかにあるのでしょうか?

こういう質問もありますよね。

> マハラジ
> あなたは違いを見つけるかもしれないし、見つけないかもしれない。

はい。

> すべてはあなたの観察の能力にかかっている。

わかりました。

> しかしながら客観的な違いがもっとも重要なものではない。
> 問題は彼らの見地と彼らの態度にある。
> それは超然として、冷静で、完全に無執着で在ることだ。

はい。

> 質問者 ジニャーニの子どもが死んだとき、彼は悲しみを感じるのでしょう
>     か? 彼は苦しまないのでしょうか?
> 
> マハラジ
> 彼は苦しむ人たちとともに苦しむ。

はい。

> 出来事自体が重要なのではない。
> だが、生きていようと死んでいようと、身体のなかにいようと外にいようと、
> 彼は苦しむ人たちに対して慈悲に満ちている。
> やはり、彼の本性は愛と慈悲なのだ。

わかります。

> 彼はすべての生命とひとつであり、行為のなかでひとつであることが愛なの
> だ。

はい。

> 質問者 人びとは死をとても恐れています。
> 
> マハラジ
> ジニャーニに恐れるものは何もない。
> だが彼は恐れている人を哀れむ。

はい。

> つまるところ、生まれること、生きること、そして死ぬことは自然なことだ。

はい。

> 恐れることは自然ではない。

そうか……。

「恐れることは自然ではない」んだ……。

> もちろん起きていることに注意は払われる。

はい。

> 質問者 あなたが病気だと想像してください。医師が、あなたの病状は深刻
>     なもので、あと二、三日しかもたないだろうと言ったとします。あ
>     なたの最初の反応は何でしょうか?
> 
> マハラジ
> 無反応だ。

はい。

> 線香の火に燃えつきるときがくることが自然なように、身体が死ぬのは自然
> なことだ。
> それはまったく重要な問題ではない。

わかります。

> 重要なことは、私は身体でもマインドでもないということだ。

はい。

> 私は在る

(-||-)

> 質問者 あなたの家族は絶望するでしょう。彼らに何と伝えるのでしょうか?
> 
> マハラジ
> よく言われることだ。
> 恐れてはならない。
> 人生は続いていく。
> 神があなたたちを守るだろう。
> 私たちはすぐにまた一緒になるだろう、といったことだ。

ああ……、そんなふうにおっしゃるんですね。

> だが、私にとってこの動揺全体は無意味なものだ。
> なぜなら、私は生きるとか死ぬといった想像をする実体ではないからだ。

はい。

> 私はけっして生まれなかった。
> 私に死ぬことはできないのだ。

何も変わらないわけですね。

> 私には覚えることも忘れることもない。

そうか……。

意識のなかで起こっているどんなことにも……影響されることはない。

> 質問者 死者への祈りはどうなるのですか?
> 
> マハラジ
> もちろん、死者への祈りを捧げるがいい。
> それはとても彼らの意にかなうだろう。
> 彼らは嬉しく思う。
> ジニャーニはあなたがたの祈りを必要としていない。

はい。

> 彼自身があなた方の祈りへの応えなのだ。

わかります。

> 質問者 死の後、ジニャーニはどのように旅立っていくのでしょう?
> 
> マハラジ
> ジニャーニはすでに死んでいる。
> あなたは彼にもう一度死ぬことを期待するのかね?

(-_-)

> 質問者 もちろん、身体の崩壊はジニャーニにとっても重要な出来事に違い
>     ありません。
> 
> マハラジ
> ジニャーニに重要な出来事というものはない。

はい。

> 誰かが最高の目的を成就したときを除いては。

ああ……そうか。

> そのときだけは、彼のハートも喜ぶ。

そうなんですね。

> それ以外のすべてに対して彼は関心がない。
> 宇宙全体が彼の身体であり、すべての生命は彼の生命なのだ。

はい。

> 都会でひとつの電球が消えたとき、それがネットワーク全体に影響を与える
> ことはない。
> 同じようにひとつの身体の死が全体に影響を与えることはないのだ。

そういうことか……。

> 質問者 特定の存在は、全体にとって問題ではないかもしれませんが、特定
>     の存在にとっては問題です。全体とは抽象的なものですが、特定の
>     存在は具体的なものであり、現実です。
> 
> マハラジ
> それはあなたがそう言うだけだ。
> 私にとってはその反対だ。

そうなんですね。

> 全体が現実で、部分は来ては去るものだ。

そうか……。

> 特定の存在は誕生、再誕生し、名前と形を変えていく。
> ジニャーニはその変化を可能にする不変の実在なのだ。

理解できます。

> しかし、彼はあなたに確信を与えることはできない。

ああ……、なるほど。

> それはあなた自身の体験とともにやってこなければならないのだ。

わかります。

> 私にとってはすべてがひとつであり、すべてが同等だ。

はい。

> 質問者 罪と徳はひとつであり、同じものなのでしょうか?
> 
> マハラジ
> それらはみな人間のつくり出した価値だ。

そういうことですねぇ。

> それらは私にどんな意味を持つというのだろう?

なるほど。

> 結果的に幸福をもたらすなら、それは徳だ。

はい。

> 結果的に不幸をもたらすものは罪だ。

はい。

> どちらもマインドの状態だ。

わかります。

> 私の境地はマインドの状態ではないのだ。

はい。

> 質問者 私たちは見るということの意味を理解できずにいる盲人のようです。
> 
> マハラジ
> あなたの好きなように言うがいい。

ふ。

> 質問者 沈黙の修練はサーダナとして効果的なものでしょうか?
> 
> マハラジ
> 何であれあなたが悟りを得るためにすることは、あなたを悟りへと近づける。

これは……覚えておきます。

> 何であれあなたが悟りを覚えることなしにする行為は、あなたを悟りから遠
> ざける。

あー……それもあるのか。

> だが、なぜそうことを複雑にするのかね?
> ただ、あなたはすべてのものごとや思考を超えているということを覚えてお
> きなさい。

そうか……。

> あなたが成りたいもの、あなたはすでにそれなのだ。

意識のなかのどんな動きも、どんな位置も、わたしのなかにあるんですものね。

> だだ、それを心にとどめておきなさい。

わかりました。(-||-)

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.いただいたお手紙から:M.Yさん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にお書きいただければと思います。


        …………○…………○…………○…………


今回、M.Yさんから応援メールをいただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】: 
----------------------------------------------------------------------
 pariさん、いつもニサルガダッタのお話有難う。無理せず、自然体でやっ
 ていってください。
----------------------------------------------------------------------

M.Yさん、応援メール嬉しかったです。

> pariさん、いつもニサルガダッタのお話有難う。

こちらこそ、いつも読んでいただきまして。

> 無理せず、自然体でやっていってください。

はい、まさにドンぴしゃのタイミングでいただいたメッセージでした。

今しばらく起こるようでしたら、無理せずに自然体で配信させていただきます。

ありがとうございました。

Love  pari


        …………○…………○…………○…………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 4.「ご投稿・情報提供」:Lotusさん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


        …………○…………○…………○…………


今回、NMCAA(Oneness)事務局のLotusさんから、NMCAAの初出版となる
『天の岩戸開き』の発刊のお知らせをいただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】: 『天の岩戸開き』の発刊のお知らせ
----------------------------------------------------------------------
 NMCAA本部事務局です。
 
 皆さま、こんにちは!!*^^*/
 
 
 ◎いよいよ、NMCAAアセンション・アカデミー本部の
 
 新刊公式ブック、スーパー・アセンション・マニュアルとなる、
 
 『天の岩戸開き』―アセンション・スターゲイトが、
 
 発刊されます!!!
 
 ◎発刊日は、6月1日です!!!
 
 ◎現在、明窓出版のトップページの一番上、
 
 「最新情報」のところに、その記事と予約受付があります!!!
 
 ※明窓出版のホームページ トップ
 
 http://www.meisou.com/index.html
 
 
 ※『天の岩戸開き』−アセンション・スターゲイト
 
 予約ページ
 
 http://www.meisou.com/item_detail/itemId,329/
 
 
 ◎この本は、地球維神を担う、これからの神人のために
 
 神界とスピリチュアル・ハイラーキーのサポートで
 
 書かれたものです!!
 
 
 まさにこの五月より、いよいよ地球維神と、
 
 その神界アセンション・プロジェクトが本格始動しています!!!
 
 ◎先日、その始動となるセレモニーが、伊勢の神宮と、
 
 天の岩戸で行われました。
 
 
 その模様も今後、NMCAA新公式ホームページやブログなどで
 
 お伝えしていく予定です!!
 
 ◎その他、本書には、重要な内容とエネルギーが満載です!!
 
 
 『スーパーアセンションへのご招待状』となっています!!*^^*/
 
 ※その他、NMCAA本部とポータルの、
 
 新公式ホームページのご案内も、またあらためて
 
 アナウンスさせていただきます!!!
 
 
 ◎まずは上記、至急、NMCAA本部公式ブック、
 
 『天の岩戸開き』―アセンション・スターゲイトの
 
 発刊日の決定と、明窓出版での予約受付開始の
 
 速報でした!!!
 
 
 LOVE&LIGHT
 
  Oneness
 
           http://www.oneness-web.jp/
 
 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
----------------------------------------------------------------------

Lotusさん、出版情報、ご紹介させていただきました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 5.編集後記:急に何ごとが変わるわけでもありませんが……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

急に何ごとが変わるわけでもありませんが……縄は縒っているのでしょう。

すべて起こるべきことが起こっているだけなのだと納得されてくると……自ら
好んで心配事を創造することは減少していくようです。

それだけでも……だいぶ違うような気がします。

自分にもまわりにも……あまり不満はなくなってくるようです。

むろん……まだ自分もあり……まわりもありますが。

いろんなことに興味が失せてくると……必要なことは減ってくるのかもしれま
せんね。

たぶん……脳のなかでこんな想念が起こった……あんな想念が起こったという
ようなことには……何の重要性もないのでしょう。

実際それを重要だと思っていたのは“わたし”だけですし……その“わたし”
も……だんだん単なる機械過程だということが納得されてきますから。

今日も明るいうちに終えました。

<(_ _)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
----------------------------------------------------------------------
『アセンション館通信』の既刊号を毎日連続で配信いたします。
連続配信をご希望の方は“『アセンション館通信』連続配信依頼フォーム”
https://www.ascensionkan.com/mm/deliver.html
↑より、空メールをお送りください。翌日より毎日配信されます。
ただし、これからの号の購読にはメルマガ登録が必要です。(無料)
----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは二つの配信スタンド
『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ と『melma』 http://www.melma.com/
を利用させていただいて発行しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2010 paritosho
コピーレフト↑の概念についてはこちら↓をご覧ください。
http://now.ohah.net/commune/?license/copyleft.html
----------------------------------------------------------------------