━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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☆☆ ☆☆ 『アセンション館通信』vol.322 2010/6/6(第322号)
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☆☆ ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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☆☆ ☆☆ https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガは、われわれ「見守る者」に向けて語られたサットグルの言葉を
傾聴し、探求し、伝播し、増幅し、反響させる器でありたいと思います。
ニサルガダッタの言葉は、「世界」という幻影の虜(個人)の視点に耽溺する
本来何の支えも必要ない「見守る者」に向けられた目覚めへの呼びかけです。
「個人」と「見守る者」の間で一緒に揺動する非在の焦点 (^_-)、現在 922名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.ラメッシ・バルセカールの“補助階段”
2.写経ニサルガダッタ:【41 観照の姿勢を発達させなさい】の2回目
3.いただいたお手紙から:suhoさん
4.「ご投稿・情報提供」:ドン・ガバチョさん
5.編集後記:意識のほかにエゴが実在するわけではない……
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■ 1,ラメッシ・バルセカールの“補助階段”
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どうやら本当に“操り人形”であるらしい……。
すべてはただ……何の支えもなくそのように起こっているだけらしい……。
(「應無所住而生其心(オウムショジュウニショウゴシン)」
まさにじゅうするところのうして、しかもそのこころをしょうずべし。)
と……そう感じられ始めたときに……ほのかに起こってくるこの気楽さ。
自ら好んで苦闘するエネルギーが……ただ枯渇しはじめただけなのか……。
いや……それで一向にかまわないわけだ……。
なぜこの無意味な心配と苦闘があるのか?……そう言っていたのだから……。
その心配も苦闘も……だんだん燃料が足りなくなったと言うのなら……それで
別に何も問題はないわけです。
変なもんですねぇ。(-_-)
心配していたから……心配があった……。
心配があるから……心配だった……。
単なる……悪循環だった。(*-_-*)
心配(想念)はあっても……別に心配している当人がいるわけではない……。
そんな科白を初めて聞いたときは……意味がわからないかもしれません。
でも……何度となくそんな科白を聞いているうちに……。
ふと……その意味が聞こえてくる瞬間があるのでしょう……。
そうしたら……意外なことに……。
もしかして……それも一理あるのではないか(@_@)……という気がしてくる。
そして……ふとそんな気がしてきたら……。
何だか……真面目に心配するのが……バカみたいな気もしてくる。(=_=)
取りあえず……いま何かのの都合で……そこに心配の想念がきただけ……。
その何かのことを……“あるがまま”というのかもしれないけれど……。
心配は心配で……勝手にそこにいていただくだけ……。
そうしたら……じきに勝手にいなくなったりして……。(^_-)
ふ。
というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/
(といって、別にpariという方がいるわけでもないかもしれません。(^_-))
みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?
先日……一年に一度指定されているMRI検査の結果を聞きに……東京に行っ
て来ました。
帰りに……新宿三越のジュンク堂に立ち寄りました。
昔からの癖で精神世界のコーナーをひとわたり眺めましたが……特にめぼしい
本も見つからず……一度はそのまま帰ろうかとも思いました。
でも……滅多には出てこられないので……悪あがきしてもう一度……棚を一巡
りしてみました。
そしたら……以前いぬさんやコスモスさんから伺った『誰がかまうもんか?!
―ラメッシ・バルセカールのユニークな教え』という本が目に入りました。
http://tinyurl.com/22v2o8j
マホロバアートの高木悠鼓さんが訳しているんですね。
ああ、これを買えということか……と思って、手に入れて帰ってきました。
帰りの電車のなかで少し読んだときは……いまいち馴染めませんでした。
だいぶ……マハラジと語り口が違うんだなぁ……とか思って。
でもそのあと家に帰ってから読み続けると……とても独特の語り口ですね。
そして……いま思うに……。(-_-)
とにかく……。(*^_^*)
素晴らしいの一言です。(^||^)
以前……“理屈禅”というものを夢想したことがありました。
読むだけで何らかの理解が起こる……そんな本がないかなぁ……という感じで
した。
本を読んで理屈を操るしか能のない人間の……いかにも考えそうな話です。
しかし、
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ジニャーニの言葉は、マインドのなかの無知と暗闇を追い払う力を持ってい
る。
『私は在る』(p211)
http://tinyurl.com/s747u
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らしいですから、不可能な夢想でもないのかもしれません。
そして……ラメッシ・バルセカール師の語り口は……その意味の“理屈禅”の
ひとつの究極の形を実現しているようにも思われました。
永遠に探求し続ける“意識の海”が……いまこの瞬間に無心に打ち上げた……
大きなうねりのひとつの絶頂の波飛沫(なみしぶき)なのかもしれません。
多次元宇宙構造体という夢の中での流行りの表現を真似るなら……12000年の
準備のもとに収穫された貴重な新種の“悟りフレーバー”とでも言うべきか。
この時代でなければ……とうてい生まれるはずのなかった表現でしょう。
ラマナ・マハルシの沈黙をそのまま理解する方を……いわば“滅亡種族”とで
も評しておきましょうか。(^_-)
またマハルシの言葉をそのまま理解する方も……やはり“稀少種族”とでも言
うしかないでしょう。
ありがたいことにと言うか……愚かにもと言うべきか……“わたし”の場合は
……初めてラマナ・マハルシ言葉に触れたときは……わかりませんでした。
山尾三省さんが翻訳した『ラマナ・アマハリシの教え』(メルクマール刊)
http://tinyurl.com/2cs6x7y
が出版されたときは、まだ“わたし”のタイミングではなかったようです。
和尚の弟子になってまだ間もない頃で、“わたし”のマインドはその文脈にし
か焦点を合わせられなかったのだと思います。
和尚は「人生とは解答を見つけだすべき問題ではない、生きるべき神秘だ」と
教えてくれました。
“わたし”は「何故にすべては始まってしまったのか?」という問から出発し
ているので、元々は人生の“解答”を見つけだしたいタイプの人間です。
でも、そういう“問題”に解答というものはない、“問題”そのものが消えな
ければならない、という論理に……納得しようと思いました。
そういう思いにフォーカスしていたので……「私は誰か?」というマハルシの
アプローチは……表面的にしか理解できませんでした。
たしかに質問は在るかもしれないが、質問しているという“あなた”は本当に
いるのか、という意味は伝わりませんでした。
そのラマナ・マハルシの言葉を“わたし”の理解の範囲内に導いてくれたのは、
福間巌さんが訳されたニサルガダッタ・マハラジの言葉でした。
マハラジの『私は在る』のなかの表現は、“わたし”を直撃しました。
というか……ここに理解できそうで、理解できない言葉がある……という嬉し
さに……いわばゾクゾクしたわけです。
そこにまだ……“自分”の求道マインドの活路があったからでしょう。
そういうわけで、ニサルガダッタの言葉には、当然ながら、「これはいったい
どういう意味なんだろう?」と思う部分がしょっちゅうあります。
何度も読んでいるうちに、それなりに意味の見当がついてくることもあるし、
一向に意味がわからないこともあります。
たとえば、“行為者はいない”という概念。
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行為が必要なときには、行為は起こる。
人は行為者ではないのだ。
『私は在る』(p279)
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こういう言葉を……どう理解すればいいのか……わかりませんでした。
それは……こんな状況にも喩えることができるかもしれません。
たとえば……ニサルガダッタの理解(居場所)と“わたし”の理解(居場所)
の間に……いわば“段差”のようなものがあるとしましょうか。
もちろん……その“段差”は……とても大きいとも言えます。
でも……ニサルガダッタは……かなり丁寧な“補助階段”を出してくれます。
その“補助階段”は……ラマナ・マハルシが提供してくださる“補助階段”よ
りも……いわば使い勝手がいいことがあるわけです。
そういうニサルガダッタの言葉を頼りに……今度はラマナ・マハルシの言葉の
意味が理解可能になった……というようなこともありました。
それでも……その“補助階段”を使っても……やっぱりニサルガダッタの理解
(居場所)が視野に入ってこない場合があります。
ところが……ラメッシ・バルセカール師が出してくださる“補助階段”は……
そのマハラジの“補助階段”よりも……さらに“細やか”なようなのです。
なるほど……ニサルガダッタが言っていたのは……そういう類のことだったの
か……と理解可能になるわけです。
ここで理解の“段差”というような表現を使うと……われわれと賢者がたの間
に……あたかもランクの差があるように聞こえてもいけませんけど……。
ランクの差は……ないわけですよね。
まあ……“視界の透明度”というような言葉に変えてもいいかもしれません。
われわれの場合は……“視界の透明度”を覆い隠す“雲の意匠”を“自分”だ
と思っている、と。
でも覚者の場合は……その“雲の意匠”を……単に視界を隠す“無知のベール”
だと知っている……というわけなのでしょうね。
そうであってしかも……“個々の覚者がた”の使える方便(“補助階段”)が
……それぞれ異なるのが……まさに“あるがまま”というのか……。
なんか……われながら……寝言じみてきますが……。(^^;)
おそらく……ラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジというような方々
は……あまり“人間に慣れていなかった”のかも。(*^_^*)
それに比べて……ラメッシ・バルセカールの方が……もう少し人間の気持ちが
わかるのかもしれません。
それはともかく、ラメッシ・バルセカールの慈悲は、質問を受けたらその答え
の包含を語り尽くすところに特徴があるようです。
そしてその解答自体……まさに考え尽くされています。
その論旨についていくことさえできれば……たとえこちらの理解が表面的なも
のにとどまったとしても……とにかく最後まで語られ尽くすのです。
ラメッシ・バルセカール師が提供する“補助階段”の段差の細やかさは半端で
はありません。
この方のところで……たいへんな説明能力が“起こる運命”だったようです。
たとえば、こんな表現をどう思いますか?
人生は決断の連続です。
あなたは“あたかも自分が自由意志を持っているかのように”決断し、選択し
てください。
しかし、実際は、“神の意志でなければ、何ごとも起こりません”。
このことが本当に理解されたとき、自然に感謝がわき起こってきます。
……。(-_-)
じつに……特別なことは何も言われていない。
しかし……まことに……唸るというか……納得してしまいます。
もしかしたら……今度ご紹介するかもしれません。
わかりませんが……。
(-_-)
……。
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【41 観照の姿勢を発達させなさい】の2回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本当に遅蒔きながら……マハラジの言葉の意味が……伝わり始めています。
起こるべきことが……起こるべきときに……起こっているだけでしょうが。
> 観照の姿勢を発達させなさい。
> そうすれば、あなたは無執着が制御をもたらすということを自らの体験をも
> って見いだすだろう。
弛みはじめると……緊張していたときには見えなかったものが……見えてくる
わけですよね。
> 観照している状態は完全な力をもっている。
> そこには何も受動的なことはないのだ。
理解しはじめています……。
では、【41 観照の姿勢を発達させなさい】の2回目です。
(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
願っています。(-||-) )
最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。
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質問者 あなたの言うことは聞いていますが、私には信じられないのです。
マハラジ
私もまた同じ立場にいたのだ。
だが、私はグルを信頼し、彼はそれが正しいことを証明した。
もしできるならば、私を信頼しなさい。
私の言うことを心にとどめておきなさい。
何も望んではならない。
なぜなら、あなたは何ひとつ欠いてはいないからだ。
探すということ自体が見つけるということを妨げるのだ。
質問者 あなたは本当にすべてのことに無関心なようですね!
マハラジ
私は無関心なのではない。
公平なのだ。
私には、私と私のものへの選り好みがないのだ。
かごいっぱいの土とかごいっぱいの宝石はどちらも不要なものだ。
生と死はどちらも同じことだ。
質問者 公平さがあなたを無関心にするのです。
マハラジ
その反対に、慈悲と愛が私の核だ。
すべての偏愛を離れ、愛することに自由なのだ。
質問者 仏陀は、悟りの概念は非常に重要なものだと言いました。ほとんど
の人たちは、悟りのために努力している人たちがいることはもちろ
ん、そのようなものがあるということさえ知らずに生きています。
ひとたび、彼らがそれについて耳にしたなら、けっして絶えること
のない種子がまかれたのです。それゆえ、彼は毎年八カ月間、彼の
比丘(びく)たちに絶え間なく教えを説くように送りだしたのです。
マハラジ
「人は食物、衣服、住居、知識、愛情を与えることができるが、最上の贈り
物は悟りの福音だ」と私のグルはよく言ったものだった。
あなたの言うとおりだ。
悟りは最上の贈り物だ。
ひとたびそれを得たら、誰もそれをあなたから取り上げることはできない。
質問者 もし西洋であなたがこのように話したら、人びとはあなたを狂人だ
と思うでしょう。
マハラジ
もちろん、彼らはそう思うだろう!
無知なる人びとにとって、彼らに理解できないことはすべて狂気なのだ。
それが何だというのだろう?
彼らは彼らのままであればいい。
私が私であることに何の益もなく、彼らが彼らであることに何の過ちもない。
至高の実在は無数の方法でそれ自身を顕現する。
果てしない数の名前と形がある。
同じ海の中にすべては立ち現れ、すべては溶けあう。
すべての源はひとつだ。
原因と結果を探し求めることはマインドの娯楽にすぎない。
存在するもの、それは愛すべきものだ。
愛は結果ではなく、存在の基盤そのものだ。
どこへ行こうと、あなたは存在と意識と愛を見いだすだろう。
いったいどうして、何のために選り好みをするのだろうか?
質問者 洪水や地震のような自然災害が、何千何百万の命を奪うことがあっ
ても、私を悩ましはしません。しかし、ひとりの人間が人の手によ
って死ぬとき、私は途方もなく悲しみます。不可避のものにはそれ
自体の威厳があります。しかし、殺すことは避けることができるも
のです。そしてそれゆえ、醜く恐ろしいものなのです。
マハラジ
すべては起こるように起こるのだ。
自然なものであれ、人為的なものであれ、災難は起こる。
怖がる必要はないのだ。
質問者 原因なしに何かがありうるのでしょうか?
マハラジ
すべての出来事のなかに宇宙全体が反映されている。
究極的な原因の由来を調べることは不可能だ。
因果律の概念自体はただの考え方にすぎない。
原因のない存在の出現を想像することはできない。
しかしながら、それが因果関係の存在を証明するわけではないのだ。
質問者 自然にはマインドがありません。それゆえ、責任はありません。し
かし、人にはマインドがあります。なぜ人のマインドはそれほどま
でに邪悪なのでしょうか?
マハラジ
邪悪さの原因もまた遺伝や環境などの自然なものだ。
あなたは性急に非難しすぎる。
他者について思い煩うことはやめなさい。
あなた自身のマインドを最初に扱いなさい。
あなたのマインドもまた、自然の一部分であることを自覚すれば、二元性は
消え去る。
質問者 私に計り知れない不思議としか言えません。マインドがどうして自
然の一部分でありうるのでしょうか?
マハラジ
なぜなら自然はマインドのなかにあるからだ。
マインドなしで自然がどこにあるだろうか?
質問者 もし自然がマインドのなかに在り、マインドが私自身のものならば、
私は自然を制御できるはずですが、それは事実ではありません。私
の制御を超えた力が、私の行動を決定するのです。
マハラジ
観照の姿勢を発達させなさい。
そうすれば、あなたは無執着が制御をもたらすということを自らの体験をも
って見いだすだろう。
観照している状態は完全な力をもっている。
そこには何も受動的なことはないのだ。
『私は在る』(p203-204)
http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------
(-||-)
> 質問者 あなたの言うことは聞いていますが、私には信じられないのです。
この質問者の言葉は、前回の最後にあったマハラジの
「ただ、あなたはすべてのものごとや思考を超えているということを覚えてお
きなさい。
あなたが成りたいもの、あなたはすでにそれなのだ。
だだ、それを心にとどめておきなさい」
という言葉に対する応答です。
> マハラジ
> 私もまた同じ立場にいたのだ。
> だが、私はグルを信頼し、彼はそれが正しいことを証明した。
> もしできるならば、私を信頼しなさい。
> 私の言うことを心にとどめておきなさい。
> 何も望んではならない。
> なぜなら、あなたは何ひとつ欠いてはいないからだ。
> 探すということ自体が見つけるということを妨げるのだ。
段々、こういう言葉が本当らしい、と思えるようになってきました。
> 質問者 あなたは本当にすべてのことに無関心なようですね!
>
> マハラジ
> 私は無関心なのではない。
> 公平なのだ。
うーむ。(-_-)
この「無関心」と「公平」の差は……とても難しいような気がします。
> 私には、私と私のものへの選り好みがないのだ。
そうか……。
> かごいっぱいの土とかごいっぱいの宝石はどちらも不要なものだ。
> 生と死はどちらも同じことだ。
“かごいっぱいの土”が「死」で、“ごいっぱいの宝石”が「生」なのかしら、
それともその反対とか……。
> 質問者 公平さがあなたを無関心にするのです。
>
> マハラジ
> その反対に、慈悲と愛が私の核だ。
> すべての偏愛を離れ、愛することに自由なのだ。
かっこ……いいですよねぇ。(-_-;)
> 質問者 仏陀は、悟りの概念は非常に重要なものだと言いました。ほとんど
> の人たちは、悟りのために努力している人たちがいることはもちろ
> ん、そのようなものがあるということさえ知らずに生きています。
> ひとたび、彼らがそれについて耳にしたなら、けっして絶えること
> のない種子がまかれたのです。それゆえ、彼は毎年八カ月間、彼の
> 比丘(びく)たちに絶え間なく教えを説くように送りだしたのです。
>
> マハラジ
> 「人は食物、衣服、住居、知識、愛情を与えることができるが、最上の贈り
> 物は悟りの福音だ」と私のグルはよく言ったものだった。
そうか……。
まあ……悟った方がそうするのは「最上の贈り物」なんだろうけど……。
悟ってもいないのに……いきがかり上こんなメルマガを書いているとなると、
どんなもんだかさ……。
最近覚えた言葉で「誰がかまうもんか?!」……とはこれいかに? (^_-)
> あなたの言うとおりだ。
> 悟りは最上の贈り物だ。
> ひとたびそれを得たら、誰もそれをあなたから取り上げることはできない。
はい。
> 質問者 もし西洋であなたがこのように話したら、人びとはあなたを狂人だ
> と思うでしょう。
>
> マハラジ
> もちろん、彼らはそう思うだろう!
> 無知なる人びとにとって、彼らに理解できないことはすべて狂気なのだ。
なるほど。
「狂気」とは……そういう意味だったのか……。
> それが何だというのだろう?
> 彼らは彼らのままであればいい。
> 私が私であることに何の益もなく、彼らが彼らであることに何の過ちもない。
すばらしい……。
> 至高の実在は無数の方法でそれ自身を顕現する。
そうか。(@_@)
> 果てしない数の名前と形がある。
はい。
> 同じ海の中にすべては立ち現れ、すべては溶けあう。
> すべての源はひとつだ。
わかります。
> 原因と結果を探し求めることはマインドの娯楽にすぎない。
そうか。
「原因と結果を探し求めることはマインドの娯楽にすぎない」のか……。
なるほどなぁ。
> 存在するもの、それは愛すべきものだ。
> 愛は結果ではなく、存在の基盤そのものだ。
そうなんですか。
> どこへ行こうと、あなたは存在と意識と愛を見いだすだろう。
> いったいどうして、何のために選り好みをするのだろうか?
なるほどぉ……。(-_-)
> 質問者 洪水や地震のような自然災害が、何千何百万の命を奪うことがあっ
> ても、私を悩ましはしません。しかし、ひとりの人間が人の手によ
> って死ぬとき、私は途方もなく悲しみます。不可避のものにはそれ
> 自体の威厳があります。しかし、殺すことは避けることができるも
> のです。そしてそれゆえ、醜く恐ろしいものなのです。
ふーん。
> マハラジ
> すべては起こるように起こるのだ。
そんな気がしてきちゃいました。(*-_-*)
> 自然なものであれ、人為的なものであれ、災難は起こる。
はい。
> 怖がる必要はないのだ。
ああ……。(@_@)
もっともらしいいろんな反応は……単に怖がっているからなのか……。
> 質問者 原因なしに何かがありうるのでしょうか?
>
> マハラジ
> すべての出来事のなかに宇宙全体が反映されている。
> 究極的な原因の由来を調べることは不可能だ。
わかります。
> 因果律の概念自体はただの考え方にすぎない。
そうか……。
> 原因のない存在の出現を想像することはできない。
> しかしながら、それが因果関係の存在を証明するわけではないのだ。
なるほどなぁ。
こういう表現はニサルガ師の独壇場だなぁ。
“マインドの娯楽”のために……原因を探せば何かは見つかるだろうが……だ
からといって……「それが因果関係の存在を証明するわけではない」……か。
> 質問者 自然にはマインドがありません。それゆえ、責任はありません。し
> かし、人にはマインドがあります。なぜ人のマインドはそれほどま
> でに邪悪なのでしょうか?
たしかに、そういうふうに思うマインド……というのはありますよね。
> マハラジ
> 邪悪さの原因もまた遺伝や環境などの自然なものだ。
まったく。
> あなたは性急に非難しすぎる。
結局は、ただそれだけのことなんだ……。(-_-)
> 他者について思い煩うことはやめなさい。
> あなた自身のマインドを最初に扱いなさい。
> あなたのマインドもまた、自然の一部分であることを自覚すれば、二元性は
> 消え去る。
ほんとにそうなんですね……。
> 質問者 私に計り知れない不思議としか言えません。マインドがどうして自
> 然の一部分でありうるのでしょうか?
>
> マハラジ
> なぜなら自然はマインドのなかにあるからだ。
> マインドなしで自然がどこにあるだろうか?
この角度で……こういうふうに……この結論を提示できるのが……マハラジ流
ということなのかなぁ。
> 質問者 もし自然がマインドのなかに在り、マインドが私自身のものならば、
> 私は自然を制御できるはずですが、それは事実ではありません。私
> の制御を超えた力が、私の行動を決定するのです。
こういう問には……マハラジはどういうふうに鳴るのか……。
> マハラジ
> 観照の姿勢を発達させなさい。
> そうすれば、あなたは無執着が制御をもたらすということを自らの体験をも
> って見いだすだろう。
ああ……そうか……。
「無執着が制御をもたらす」……わけか……。
> 観照している状態は完全な力をもっている。
> そこには何も受動的なことはないのだ。
やっと……その意味が浸透しはじめています……。(-||-)
(-_-)
……。
(-||-)
今日の写経は、ここまでです。
m(_ _)m
…………○…………○…………○…………
『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html
もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。
ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/
おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/
…………○…………○…………○…………
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■ 3.いただいたお手紙から:suhoさん
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▼『アセンション館通信』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にお書きいただければと思います。
…………○…………○…………○…………
今回、suhoさんとおっしゃる方からサイト経由の個人メールをいただきました。
ご返答申し上げてから、よろしければメルマガに掲載させていただけないかと
お訊きしたところ、快くご承諾いただきましたので、早速ご紹介します。
【件名】: はじめまして
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はじめまして。suhoと申します。
ニサルガダッタ・マハラジを検索していて、parichanさんの「ニサルガダッ
タ・マハラジ辞書」にたどりつきました。
私はこれまでこの方を全く知らなかったのですが、書かれている言葉に触れ、
そのシンプルで本質をついた表現に感嘆しております。
「私は在る」の本も中古を含め手に入らないようなので
勝手ながら私のブログに「ニサルガダッタ・マハラジ辞書」のリンクを貼ら
せていただきました。
(自分が読むために、です^^)
http://suworld.blog70.fc2.com/
もし、不都合などあれば、ご連絡願います。
このようなコンテンツを公開されていることに深く感謝します。
ありがとうございました。
suho
----------------------------------------------------------------------
suhoさん、掲載させていただきました。
> はじめまして。suhoと申します。
pariです。(^^)/
> ニサルガダッタ・マハラジを検索していて、parichanさんの「ニサルガダッ
> タ・マハラジ辞書」にたどりつきました。
ありがとうございます。
> 私はこれまでこの方を全く知らなかったのですが、書かれている言葉に触れ、
> そのシンプルで本質をついた表現に感嘆しております。
ほんとにそうですよね。
> 「私は在る」の本も中古を含め手に入らないようなので
そうなんですか。
> 勝手ながら私のブログに「ニサルガダッタ・マハラジ辞書」のリンクを貼ら
> せていただきました。
ありがとうございます。
> (自分が読むために、です^^)
> http://suworld.blog70.fc2.com/
>
> もし、不都合などあれば、ご連絡願います。
いえ、とんでもない。嬉しいです。
> このようなコンテンツを公開されていることに深く感謝します。
(^^)/
> ありがとうございました。
>
> suho
こちらこそ。
suhoさんのブログを少し見せていただきました。
高木悠鼓さんの訳書にラメッシュ・バルセカールの『誰がかまうもんか?』
(ナチュラルスピリット刊)という本があります。
ニサルガダッタ・マハラジというのは、そのラメッシュ・バルセカールの
師に当たる方です。
suhoさん、メールとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
Love pari
…………○…………○…………○…………
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■ 4.「ご投稿・情報提供」:ドン・ガバチョさん
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『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。
▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518
…………○…………○…………○…………
今回、ドン・ガバチョさんから、オスカー・マゴッチの宇宙船操縦記からの
情報をお知らせをいただきました。
早速、ご紹介します。
【件名】: 深宇宙探訪記
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わが深宇宙探訪記(上) オスカー・マゴッチ著
(オスカー・マゴッチの宇宙船操縦記〈Part 1〉と内容は同一です)
「この書物をあなたが手にしたことは偶然ではありません。つまり、これは
他の普通の本と違って、むしろ、宇宙人があなたに送る暗号通信なのです」
(巻頭言)
〜以下、異星人・アーガスとクエンティンの語録で御座います。
自己開発こそがこの惑星(アルゴナ)を訪れるすべての人の目標なのだ。
人々は皆健康で晴れやかな顔をしているし、成功したVIPみたいに自信に溢
れている。アーガスが言うには、非常に高いレベルで活動する自己実現し
た人なら自然なことだという。更に、少数の地球人、つまり「人類の最高級
の人達」が、ここ(アルゴナ)で一般に見られる状態に近いという。それで
も、そのように高度に発達した人々もここ(アルゴナ)に来て、一層の自己
開発をしているのだ。
動機は必ずしもただ熱心な自己改善だけではない。むしろ、高めた自覚を通
して、もっとも完成された状態に到達したいというのが動機だ。彼らの成功
は奨励されている。というのは、彼らの才能は社会全体を高めることになる
からだ。だから、この惑星(アルゴナ)の受け入れ施設も、自己意識と自己
知識の改善、感性や修養や自己表現の向上に資するように作られている。
それも、存在のあらゆるレヴェルで行われている。
彼ら(惑星アルゴナへの訪問者)の主たる関心事は、最大限の経験と喜びと
成長で、それも万事についてそうなのだそうだ。ここでは労働は経済上の必
要では全くなく、むしろ楽しみであり、特権であるのだ。このことは私にも
はっきりと分かる。ここでは、動機となっているのは、言うまでもなく、創
造への内なる衝動、優秀さへの内なる衝動で、あたかも、皆が国家の補助金
を受けている職人のようだ。
すべての人にとって潤沢さのある肯定的な、前向きの循環も、すなわち、成
長と賢明な生活様式という良い循環も、いったん始まりさえすれば、悪循環
と同じように、簡単に続いていく可能性はあるのだ。自分の旧態依然たるい
つもの行動から脱却するのに、自分の力で何が出来るかがはっきりとしてく
るでしょう。
地球がこの「精神の死の灰」の大きな発生源である。「類似宇宙」の場合は、
次元間には重なり合っているところや相互に入り込んでいるところがたくさ
んある。したがって、信じられないほどの距離で隔てられている二点であっ
ても、精神の死の灰」に関しては、隣り合っている状態に近いこともあり得
るのだ。
精神汚染の厚い「雲」が文字通り、中東や南アフリカなどの上に見える。
インドや極東の上にはたくさんの点があり、ヨーロッパと南北アメリカ大陸
の数カ所にも点がいくつか見える。こうした雲や点が何を示しているかは明
らかだ。これは、憎悪と恐怖、暴力、社会不安などをはっきりと示している
地図なのだ。「平和を愛する」豊かな国々の人口密集地の上にある点が何か
は、推測に難くない。恐怖心、貧欲、妬み、激しい競争心などが放射されて
いるところだ。北米のある大都市をクローズアップした地図では、差別、偽
善、粗雑な物質主義などの死の灰が推測できる。これらが合わさって、全般
的な精神スモッグとなり、今度はそれが原因となってスモッグの量が増えた
り、質がさらに悪化したりしてしまう可能性もある。地球の「精神の天気図」
のスライドは、全く説明を要しない。私は心の奥深いところがつき動かされ
るのを感じた。
(惑星の)低いレベルでは、適者生存の原則は確かに妥当なものだ。しかし、
生物がいったん十分に進化すると、チームワークと協力がなければ、文明の
さらなる発展はない。そうなると、その前の段階での適者生存という考え方
は、全くの障害物となり、非常に危険ですらある。
オーラ―精神の放射物の色だ。オーラの色の内側の部分は、その人の基本的
「振動」、つまり、健康要因、道徳面の価値観や方向性、心的態度と動機な
どの特徴を示していて、オーラの外側の部分は、むしろ、表面的な感情や状
態、関心事などを示している。オーラは個人の極めて内的な特質を示してい
て、その人がある状況でどういう態度をとるかが大体予測できる。オーラを
一目見ただけで、その人の道徳的資質、内的なバランス、個性の強さ、価値
観、完成度などが簡単に分かるのだ。なぜ円盤が遠くから私を選び出せたか、
どうして私の心が読めたか、が分かる。
生命に対する生き物の動機付けと態度には、七つのはっきりと区別されたヴ
ァリエーションがあります。人体の七つの「パワーセンター」(チャクラ)を
指摘し、こうしたセンターが十分に機能しているならば、そこからそれぞれ
独自の強力な振動が出ている。地球人の場合、このパワーセンターは、機能
が極めて弱いか、あるいは全然機能していないか、のどちらかだという。こ
うしたセンターのパワーの強度によって、人間の全体的存在のレベルが低く
なったり高くなったりする。
第一は、分別のある前向きの生き方をすること、第二に自覚意識のレベルを
高めること、第三に振動率を変えること。どれから始めても、変化は残りの
二つにも累積的な影響を及ぼす。
惑星地球は今、もうすぐで根本的な字宙サイクルの変化を経験するところに
来ています。黄金時代の始まりです。これからやって来るサイクルの振動は
猛烈に高く、精神汚染で一杯になった地球と衝突して、凄じい大改革を引き
起こすでしょう。本質は浄化であっても、このサイクルが基本的な力を爆発
させるのは避けられず、精神が下劣な人々や心の狭隘(きょうあい)な人々
を打ち砕き、政治面での混乱と破滅的な戦争を引き起こし、大規模の天災す
らも惹起(じゃっき)するでしょう。
巨大な字宙船の大艦隊―これは、大規模の壊滅状態になる恐れがありますの
で、それが起きてしまい他に選択の余地がなくなった場合、できるだけたく
さんの人々を救出するためです。振動率の高い、新しい次元に住めることの
できる生存者は、全地球人口のほんの一握りの人達でしょう。彼らは、ブー
スターの助けを得て地球の次元から脱出するのに十分高いレベルの人達です。
初期の救出作業では、このようなレベルの高い人達は、「オーラ探知」で字
宙船から簡単に見つけ出せます。
新しい次元に順応でき、その意思もある生存者連は、救出された後で、
『ノヴァ・テラ』という地球に似た惑星に案内されていきます。この『ノヴ
ァ・テラ』は既にここと地球の間の次元に準備中です。十分に進歩して、振
動率の高いレベルに住めるようになるまでそこに留まります。そして、地球
が浄化・正常化され、高い振動率の新しい次元になり、再定住の準備が整っ
たら、向上した人類が移っていくのです。彼らにとって地球が何と言っても
本当の故郷であり、地球にはそれなりの進化と運命があるからです。
地球の人聞は素晴らしく多様性のある貴重な種族です。比較できないほど貴
重な資質や潜在能力をたくさん持っていますし、絶対に助ける価値がありま
す。それに、この次元の将来の運命は、地球人類の運命と密接に繋がってい
るのです。
この問題に関して私達(異星人)には選択権はないということです。私達を
越えた強大なパワー、私達が『ガーディアン』と呼んでいるパワーが、助け
てやって欲しいといっているからです。彼らは、あらゆる人類の『兄』であ
り、『普遍的法律』の執行者なのです。
地球の運命は、地球の人間だけが自分の力で解決すべきものです。
「エーテリアン」―彼らは、滅多に姿を現わしませんが、地球の人々に対し
てテレパシーによる情報伝送を活発に行っていますよ。
貴方や貴方のような人達については、自分の変容を加速しなさい、というア
ドバイスを差し上げましょう。変化を加速すれば、新しい黄金時代に入れま
す。自分の友人や、できるだけたくさんの人に、この冒険に満ちた旅で自分
が学んだことを伝えなさい。伝える相手が多ければ多いほど、賢明な方向修
正を大々的に行える可能性が高くなります。でも、やはり、あくまでも貴方
自身の意思によらなければなりません。
ガーディアンの委員会―人類の兄達で構成されているんです。全ての次元で
作られている世界に存在しているんです。名前や概念は大事ではありません。
大事なのは、本質です。彼らには、次元なんでありません。複字宙のどの物
質的次元を探しても、そんなところにはいないんです。彼らは、こうした複
宇宙の構造『外で』、完全に非物質的なレベルの最上位に存在し、機能して
いるんです。彼らは霊的な存在で、部分的にすら顕在化していないのです。
彼等は死んだことはありませんからね。彼らは、ずっと昔のことですが、ま
だ人間の肉体にある間に不老不死になったのです。肉体はもう必要としませ
んから、彼らの意識は『魂の本質』とも呼びうるものの中に住んでいて、物
質界にとっては近づけない存在です。
『究極』のことになると、簡単な答というのはありません。宇宙について分
かっているところ全体、それ自体が深遠で、測り難く、ダイナミックで、常
に進化しています。『無』の深みから展開し続けているのですから。
彼らガーディアンは、なぜ私たち物質的字宙の面倒をわざわざ見るんですか
ね?―私達の世界が、彼らの庭みたいなものだからですよ。私たちが健康で
幸福であればあるほど、彼らにとって好ましいのです。芸術家肌の庭師みた
いに、技能を使って悪を防ぎ、私達を栄えさせたいのです。
本質がむき出しになっているレベルでは、嘘をつく方法もないし、嘘をつく
必要もないんです。
彼ら(ガーディアン)は永遠の至福の権利を獲得していますからね。ところ
が彼らガーディアンは、この展開していく宇宙の中に、自分達から見れば
『外に』、留まる道を選んだのです。彼らは、もはやこの世のものではない、
想像もできない高みまで昇ってしまっています。
地球人―赤ん坊のときは完壁だったんです。分化していない空白の状態でし
た。ところが、それからは、無数の個人的な経験を通して、性格、知識、愛
などの完成にむけてしか成長できないのです。そして、この成長の旅こそが
まさに存在の意味なのです。生きるというプロセス自体はその所産であって、
最終的な結果ではないのです。どの時点であれ、その時その時の経験は一つ
一つが同じような重要性を持っており、どの瞬間でもそれぞれが他と比較で
きないほどユニークなのです。
なぜ急いで向上する必要があるんですか?―それは、貴方がたの現在のサイ
クルの時間がなくなって、根本的な変化が差し迫っているからです。貴方の
惑星(地球)の有史以前の過去に、間違った出発や挫折が多すぎたんです。
地球の人間は、生命の成長の真の方向をもはや無視できないところまで来て
います。破壊的なパワーゲームを続けて、真の進歩を避け続けることはでき
ません。
地球の人間は旧態依然として、さもしい物質主義と偏狭さに満ちたひどい生
活をしているではないですか。これから貴方の惑星にやって来るサイクルの
変化と振動率の増加を無視することはできません。そうした変化を生き延び
られるのは、より高度の精神構造を持っているものだけなのです。
密度の濃い貴方の天体(地球)系に移動するのは、私たちにとっては難しく、
称賛に値することです。
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ドン・ガバチョさん、掲載させていただきました。
できれば、OCRの“細切れ”の出力はつないでいただけるとありがたいです。
こちらでするとなると、かなりの時間がかかるものですから。(^^;)
では、よろしくお願いします。
m(_ _)m
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■ 5.編集後記:意識のほかにエゴが実在するわけではない……
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ラメッシュ・バルセカール師のじつに懇切丁寧な方便はありがたいです。
本当に……楽になってくるようですよ。
自分もあるし……個人は個人だと言ってもいいのですが……でも別にそのまま
で……だんだん楽になっていくような……。
そして本当は自分はいないというのが事実であるのを……知っている状態とで
もいうのか……。
バルセカール師は……「エゴを受け入れる」ことを勧めるようです。
その結果……エゴが弱くなる、と。
意識のほかにエゴが実在するわけではない……というのは……何というか……
じつに素直に受け入れられる話です。
今日も明るいうちに終えました。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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