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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.340 2010/10/10(第340号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ
という言葉を信じた、仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 925名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.夢を見ているのは誰か?

2.写経ニサルガダッタ:【101 ジニャーニは理解も把握もしない】の5回目

3.「ご投稿・情報提供」:ドン・ガバチョさん

4.編集後記:そう思い出すと……落ち着きます。
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■ 1.夢を見ているのは誰か?
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そぼ降る雨というのか……はい上がってくる薄霧のなかに……秘かに見えない
雨が降っているようです。

その証拠に……デッキは濡れている……。

こうして見ているかぎり……もちろん……これが夢だとは思えない。

むろん……ガラス戸を開けて……外に出れば……濡れるでしょう。

今朝起き抜けに……庭の大鉢の金魚に餌をやったときも……微かに濡れました
から……。

この世界が……リアルである証拠は……掃いて捨てるほどあります……。

すべての感覚的印象が協調して……これが事実だと……訴えている……。

つまりこれは……とても夢だとは思えない夢……だということです。

これが夢だと信じる根拠は……知覚的現実のなかには……どこにもない。

それでもなお……これが夢だということを……信じなければならない。

というより……信じたい。

なにしろ……誰よりも信じられる人たちが……これがじつは夢だと……教えて
くれているから……。

そして……わたしの論理のすべてが……これが夢でしかありえないことを……
叫び……訴えているから。

そして……これが夢でないかぎり……救いはないから。

これが夢でないかぎり……わたしは……この多次元宇宙のどこかに……帰属し
なければならない……。

何らかの……物語に縛られた……個別の存在として……。

何らかの意味で……さまざまな程度の……他者たちにたちまじって……。

それでは……わたしの救いは……ありえない……。

そこに……本来のわたしは……ありえない……。

(-_-)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

マハラジの言葉に……こういうのがあります。

----------------------------------------------------------------------
 マインドが何なのかということは重要でない。
 もしあなたがマインドを永遠に捨て去るならばだが。
                          『私は在る』(p541)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

……。(-_-;)

これはなかなか……深遠な言葉……だと思います。

文脈を含めるなら……この言葉は次のような流れのなかで現れます。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 私がどこへ行こうと、実在を見ることができるようになる前に、私
     は深く変わらなければならないと言われてきました。この意図的な、
     自ら強要した変化がヨーガと呼ばれるものなのです。
 
 マハラジ
 すべての変化はただマインドに影響を与えるだけだ。
 あなたであるもので在るには、マインドを超え、自己の存在のなかへと行か
 なければならない。
 マインドが何なのかということは重要でない。
 もしあなたがマインドを永遠に捨て去るならばだが。
 これもまた、真我の実現なしには不可能だ。
                          『私は在る』(p541)
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

つまり……質問者は……自分は“実在を見ることができるようになる前に、深
く変わらなければならない”と教わった……と言ったわけです。

むろん、それが間違いであるはずはありません。

間違いなく……人間は……実在にふさわしくなる前に……その準備として……
価値観の上での大きな変化を……通り抜けなければならはずです。

それが……どれくらいの時間がかかることかは……また別です。

それが……人間が意図できることかどうかも……また別です。

でも少なくとも……われわれが実在にふさわしくなる前に……実在以外のもの
はすべて……要らなくなっていなければならないはずです。

むろん……そんなものに……まったく価値がないことが……自明だからです。

それが……果てしもない……徒労だということが……自明になったからです。

実在以外のものは……もう金輪際……何も要らない……。

それ以外は……ただいたずらな努力を要求する……無用な誤解だと……。

そんなものに本気になるのは……ただただ不毛な……骨折り損のくたびれもう
け……だとわかったからです。(*^_^*)

そう煮詰まって……はじめて……実在にふさわしくなるわけでしょう……。

これには……もしかしたら……多大な時間がかかるのかもしれません。

もちろん……時間のなかでは……ということですが。

時間はまったく……かからないのかもしれません。

シフトはいつでも……今……起こるわけですから。

夢から覚めたとき……夢のなかの時間は……さて長かったのか……短かったの
か……。

そして……夢を見ていたのは……誰だったのか……。

ところで……いったい……この夢を見ているのは誰なんでしょう?

われわれが……眠っているとき見る夢は……目覚めてみれば……自分の必要が
創造していた幻像だったと……理解できます。

しかしそのとき……“自分の必要”と言う……その“自分”とは……いったい
誰のことなのか……。

しかし……考えてみれば……。(-_-;)

それは少なくとも……夢のなかの登場人物としての自分……のことではないで
すよね。

それは……自明です。

夢のなかの登場人物としての自分は……ただ夢の状況のなかに置かれ……否も
応もなく……ただただ……状況に突き動かされているだけです……。

夢のなかの登場人物としての自分が……その状況と登場人物たちを……投影し
ている……はずがない。

その夢のなかの状況と……その展開……その登場人物たちを投影しているのは
……たぶん……夢を見ているわたしでしょう……。(-_-;)

だとしたら……。

----------------------------------------------------------------------
 真実の目覚め、真実の眠りはジニャーニだけが知っている。
 私たちは目覚めているという夢を見ている。
 私たちは眠っているという夢を見ている。
 三つの状態は、ただの異なった種類の夢の状態だ。
                          『私は在る』(p207)
----------------------------------------------------------------------

と言われるときの……われわれが見ている「目覚めているという夢」を見てい
るのは……いったい誰なのか?

……。(-_-)

(@_@)

夢を見ているのは……われわれではない?! (*_*)  ⌒★?

われわれは……夢のなかの登場人物にすぎない。(@_@)

われわれは……その夢を見ている誰かの……夢のなかの登場人物です。

夢のなかの登場人物であるわれわれは……その誰かが見ている夢のなかの状況
に……ただ対応しているだけです……。

われわれは……対処せざるをえない現実に……対処しているだけなんですよ。

われわれがその夢を見ている……わけじゃないんだ……。

道理で……これが夢だという気が……まったくしないわけです。

これは……われわれにとっては……正真正銘……現実なんですよ。

われわれは……誰かの夢のなかの現実に……対応しているんです。

いや……対応させられているというか……映画のなかの決まった動作をしてい
るというか……。

もしそうなら……われわれに……自分の運命を左右することなど……できるは
ずもないでしょう。

映画のなかの登場人物に……映画のシナリオを動かす力業を求めても……それ
は……とても無理というものです。

それでは……黒澤明の映画『姿三四郎』のなかの……登場人物の姿三四郎に…
…フィルムにプリントされていない動作を……要求するようなものです。

映画『姿三四郎』の物語を……動かそうと思ったら……撮影現場の黒澤明のと
ことに行かなければ……話にならない……。

創造者の……黒澤明を探さなければ……。

黒澤明は……どこにいる……?

(@_@)

その夢を見ているという誰かとは……いったい誰なのか……?

それが……問題です……。

その誰かの夢のなかの登場人物は……確かに……ここにいるわけですが……。

> あなたが最高位の自己なのだ。(p536)

え?! (*@_@*)

そ、そんな……。

----------------------------------------------------------------------
 そこに探求すべき第二の、あるいは高次の自己というものはない。
 あなたが最高位の自己なのだ。
 ただ、あなた自身に関する偽りの観念を捨て去りなさい。
 
                          『私は在る』(p536)
----------------------------------------------------------------------

そんなことを言ったって……。(;_;)

うーむ……。(-_-;)

----------------------------------------------------------------------
 あなたはあたかも自己を知っているかのように話し、それが無知と幻想に揺
 り動かされているかのように見ている。
 だが実際には、あなたは自己を知らず、己の無知にも気づいていないのだ。
 気づきなさい。
 これがあなたを自己へと連れていくだろう。
                        『私は在る』(p361-362)
----------------------------------------------------------------------

そうかぁ……。

しかしどうして……誰かの夢のなかなんかに……入っちゃったものか……。

誰に……唆(そそのか)されたのかなぁ……。

> 責任を転嫁することは人間の特徴的なゲームなのだ。(p394)

アチャ。(>_<)

いや……ただ……。(;_;)

ちょっと……どうして夢のなかなんかに……入り込みたくなったのかなぁ……
と思っただけだけど……。

> なぜなら感覚的存在を切望しているからだ。(p149)

なんで……そんな感覚的存在なんかに……関心をもったんだろう……。(=_=)

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

またー。(>_<)

イ・ケ・ズ……。(;_;)

でも……ということは……夢を見ているのは……わたしだって……こと?

わたしが夢を見て……その夢のなかに……自分の分身を投影しているの?

そして……自分の夢のなかの……登場人物になりきっている……。

そういうことかなぁ……。(=_=)

----------------------------------------------------------------------
 関心をもっているのはあなたなのだ!
 そして、その絵があなたの真実、愛、美の感覚と衝突するかぎり、あなたは
 それに関心をもちつづけるだろう。
 調和と平和への熱望は、消し去ることのできないものだ。
 だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、身体的生活は注意のレベル
 以下の努力を要しないものとなる。
 身体を得るか、身体を去るかは、あなたにとって同じこととなる。
 あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。
 身体なしには殺されない。
 所有物なしには奪われない。
 マインドなしには騙(だま)されない。
 そこに欲望や恐れを引っかける留めクギもない。
 何の変化もあなたに起こらないかぎり、ほかに何の問題があるだろうか?
 
                          『私は在る』(p488)
----------------------------------------------------------------------

まあ……そうだけど……。

> そして、その絵があなたの真実、愛、美の感覚と衝突するかぎり、あなたは
> それに関心をもちつづけるだろう。

そういうことになるわけかぁ。

> 調和と平和への熱望は、消し去ることのできないものだ。

わかります。

> だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、身体的生活は注意のレベル
> 以下の努力を要しないものとなる。

なるほど。

> 身体を得るか、身体を去るかは、あなたにとって同じこととなる。
> あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。

そうか。

> 身体なしには殺されない。
> 所有物なしには奪われない。
> マインドなしには騙(だま)されない。

たしかに。

> そこに欲望や恐れを引っかける留めクギもない。
> 何の変化もあなたに起こらないかぎり、ほかに何の問題があるだろうか?

その問題のなさに……耐えられる必要があるんだなぁ……。

でも……ほんとうに……わたしは……そんなにすごい創造力を……持ってい
るのかしら?

----------------------------------------------------------------------
 あなたは神だ。
 だが、あなたはそれを知らないのだ。
                          『私は在る』(p553)
----------------------------------------------------------------------

そっかー……マハラジが嘘を言うわけもないし……。(=_=)

しかし……それにしても……ひどい世界を創造しちゃったもんだよなぁ。

----------------------------------------------------------------------
 そこには想像があるだけだ。
 知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされてしまった。
 あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほど実在から
 遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなってしまったのだ。
 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。
 それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のなかにあり、
 実際は存在しないのだ。
                        『私は在る』(p306-307)
----------------------------------------------------------------------

うーむ……。(-_-;)

すると……整理してみると……。

この夢を見ているのは……わたし……。

このわたしの身体は……その夢のなかにしか存在していない……。

夢自体は……実際は……実在しない……。

あるいは……夢は……意識のなかにしかない……。

そして……この身体は……夢の外には出られない……。

夢を見ているわたしは……夢から覚めれば……夢のなかにはいない……。

しかし……わたしは……この身体を夢の外に連れだすことが……できるわけで
はない……。

おそらく……わたしは……夢を創造し続けるんだ……。

だから……ある意味で……わたしは夢を見つづける……。

しかし……かならずしも……見つづける……必要もないんだ……。

----------------------------------------------------------------------
 夢があなたの問題なのではない。
 問題は、あなたが夢のなかのある部分が好きで、別の部分が嫌いだというこ
 とだ。
 すべてを愛すがいい。
 あるいは何も愛さないことだ。
 そして不平を言うのはやめなさい。
 あなたが夢を夢として見たとき、為(な)すべきことはすべて為し終えたの
 だ。
                          『私は在る』(p135)
----------------------------------------------------------------------

そうか……。

> あなたが夢を夢として見たとき、為(な)すべきことはすべて為し終えたの
> だ。

わかりました。

(-||-)

そうすれば……「マインドが何なのかということ」を問題にもせずに……ただ
「マインドを永遠に捨て去る」ことができるんだ……。

自分には「何ひとつ起こらないという地点に」……。

本当は……その地点にいるのが……わたしなんだ……。

そして……「何の変化も起こらないかぎり」……。

むろん……「ほかに何の問題があるだろうか?」……というわけだ。

それが……わたしのいるところなんだ。

本来は……。

いまでさえ……。

……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【101 ジニャーニは理解も把握もしない】の5
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

不思議なもので……いつも写経をつづけていると……なんだか……。(*-_-*)

マハラジの回答の方が……身近に感じられてくるんですよね。

変ですねぇ……。

なかに……質問者のこんな言葉があるのですが。

> 質問者 あなたは私に世界を放棄しろと求めていますが、私は世界のなかで
>     幸福になりたいのです。

こんな答え方↓を現象させるには……マハラジはぴったりの方だったんでしょ
うね。

> もしあなたが不可能を求めるなら、誰があなたを助けるというのだろう?

ふ。^^;

では、【101 ジニャーニは理解も把握もしない】の5回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 非常に奇妙なこととして私を驚愕(きょうがく)させるのは、あな
     たは、私が単なる記憶の産物であり、はなはだ限定されていると言
     うにもかかわらず、私は広大で豊かな世界を創造し、そのなかには
     あなたやあなたの教えも含んだすべてを包含しているということで
     す。この広大さがいかにしてつくられ、小さな私のなかにそれが含
     まれるのかということが理解しがたいことなのです。あなたは真理
     のすべてを私に与えてくれているのかもしれません。しかし、私は
     そのわずかな部分しか把握していないのです。
 
 マハラジ
 それでも、それが事実なのだ。
 小さきものが全体を投影する。
 だが、それは全体を包含できないのだ。
 いかにあなたの世界が偉大で完全であっても、それは自己矛盾し、無常で、
 つまりは夢まぼろしなのだ。
 
 質問者 それは幻想かもしれません。しかしそれでも驚嘆すべきことです。
     私が見、聞き、触れ、匂い、味わい、考え、感じ、記憶し、想像す
     るとき、私はただ自分の奇跡的な創造力に驚くばかりです。顕微鏡
     や望遠鏡を通して不思議を覗(のぞ)き、原子の軌道を追い、星の
     ささやきに耳を傾けます。もし私がこれらすべての唯一の創造者で
     あるなら、確かに私は神にちがいありません! しかし私が神なら
     ば、なぜこんなに小さく現れ、自分自身に対して絶望的なのでしょ
     うか?
 
 マハラジ
 あなたは神だ。
 だが、あなたはそれを知らないのだ。
 
 質問者 もし私が神ならば、私が創造した世界は真実であるに違いありませ
     ん。
 
 マハラジ
 本質的にそれは真実だ。
 だが、現れにおいてはそうではない。
 欲望と恐れから自由になりなさい。
 そうすれば一度にあなたの視野は開け、すべてのものごとをあるがままに見
 ることだろう。
 あるいはサトグナ(サットヴァの質)が世界を創造し、タモグナ(タマスの
 質)がそれを覆い隠し、ラジョグナ(ラジャスの質)がそれを歪ませると言
 ってもいい。
 
 質問者 それではたいして説明になっていません。もし私がその質とは何か
     と尋ねれば、その答えは創造するもの―覆い隠すもの―歪ませるも
     のとなるでしょう。何か信じがたいことが私に起こったのです。そ
     して私には何が、どのように、どうして起こったのか理解できない
     でいるのです。
 
 マハラジ
 驚きとは智慧(ちえ)の兆しだ。
 着実に一貫して驚きつづけることがサーダナなのだ。
 
 質問者 私は理解できない世界に住んでいて、それゆえ恐れているのです。
     これがすべての人の体験です。
 
 マハラジ
 あなたがあなた自身を世界から切り離したために、それがあなたを苦しめ脅
 かすのだ。
 あなたの過ちを発見しなさい。
 そして恐れから自由になりなさい。
 
 質問者 あなたは私に世界を放棄しろと求めていますが、私は世界のなかで
     幸福になりたいのです。
 
 マハラジ
 もしあなたが不可能を求めるなら、誰があなたを助けるというのだろう?
 限定されたものはかならず苦痛を味わい、その後に快楽へと交替するように
 できているのだ。
 もし不変不滅の真の幸福を探すならば、あなたは世界とその苦痛と快楽を後
 にして立ち去らなければならないのだ。
 
 質問者 どうすればいいのでしょうか?
 
 マハラジ
 単なる物理的な放棄は誠実さのしるしでしかない。
 だが、誠実さだけで解放をもたらすことはできない。
 そこには明敏な洞察、熱心な探求、深い調査とともに起こる理解がなければ
 ならないのだ。
 罪と悲しみからあなたを救済するためには、あなたはたゆまず努めなければ
 ならないのだ。
 
 質問者 罪とは何でしょう?
 
 マハラジ
 あなたを拘束するすべてだ。
 
                        『私は在る』(p552-554)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 非常に奇妙なこととして私を驚愕(きょうがく)させるのは、あな
>     たは、私が単なる記憶の産物であり、はなはだ限定されていると言
>     うにもかかわらず、私は広大で豊かな世界を創造し、そのなかには
>     あなたやあなたの教えも含んだすべてを包含しているということで
>     す。この広大さがいかにしてつくられ、小さな私のなかにそれが含
>     まれるのかということが理解しがたいことなのです。あなたは真理
>     のすべてを私に与えてくれているのかもしれません。しかし、私は
>     そのわずかな部分しか把握していないのです。

「マインドが何なのかということ」を……マインドのなかの意識が了解するこ
とは……いわば不可能を求めるような……ことなのかもしれません。

そこでマインドとしての納得に固執するかぎり……この質問者の言葉のように
……ならざるをえないのかもしれません。

> マハラジ
> それでも、それが事実なのだ。

うーむ。

> 小さきものが全体を投影する。
> だが、それは全体を包含できないのだ。

これは……どういうニュアンスなのでしょうねぇ。

「一方を証するときは、一方は暗し」のような意味なのか。

> いかにあなたの世界が偉大で完全であっても、それは自己矛盾し、無常で、
> つまりは夢まぼろしなのだ。

それは実在ではありえない。

このことは……わかる感じがするんですよねぇ。

> 質問者 それは幻想かもしれません。しかしそれでも驚嘆すべきことです。
>     私が見、聞き、触れ、匂い、味わい、考え、感じ、記憶し、想像す
>     るとき、私はただ自分の奇跡的な創造力に驚くばかりです。顕微鏡
>     や望遠鏡を通して不思議を覗(のぞ)き、原子の軌道を追い、星の
>     ささやきに耳を傾けます。もし私がこれらすべての唯一の創造者で
>     あるなら、確かに私は神にちがいありません! しかし私が神なら
>     ば、なぜこんなに小さく現れ、自分自身に対して絶望的なのでしょ
>     うか?

まあ……個人としての……制限された記憶と想像から……この世界が創造され
ているわけではないと思うんですが……。

つまり……“自分の奇跡的な創造力”と言っても……この方の個人的顕在意識
が……この世界を投影している……というわけではないと思いますけど。

> マハラジ
> あなたは神だ。
> だが、あなたはそれを知らないのだ。

われわれは……「それを知らない」んですよね。

映画のなかの登場人物に……なりきっているので。

> 質問者 もし私が神ならば、私が創造した世界は真実であるに違いありませ
>     ん。

うん。

> マハラジ
> 本質的にそれは真実だ。
> だが、現れにおいてはそうではない。

調べてみると、ここの英語は、

It is true in essence, but not in appearance.

です。

(現れているものは)本質においては真実なんだ、と。

しかし……現れるということにおいて……真実でなくなる可能性がある……と
いうことなのかもしれません。

なぜなら……現れたものは……知覚者を要求してしまい……知覚されるものと
……知覚する者の……分裂を余儀なくするからだ、と。

それによって……現れは……潜在的に……世界と世界を知覚する自己への……
分裂の可能性を……孕まざるをえない。

そうなると……知覚する自己は……世界から疎外されて……やがて……世界の
なかに自分の現れを……疎外するところまで突き進むのかもしれない。

ついには……知覚する自己は……見知らぬ世界のなかで迷子になる……。

そして……欲望と恐怖の目で……世界を眺めることになる、と。

> 欲望と恐れから自由になりなさい。

その自分が作りだした「欲望と恐れ」を……再び自分のなかに撤収できれば…
…その「欲望と恐れ」から解放される……ということかなぁ。

別の場所の……こんな言葉を思い出しますね。

「ひとたびあなたの想像以外は何も困難をもたらすことができない、と絶対の
 確信を持って知るなら、あなたは欲望や恐れ、概念や見解に注意を払わず、
 真実とともにのみ生きるだろう。(p131)」

> そうすれば一度にあなたの視野は開け、すべてのものごとをあるがままに見
> ることだろう。

あるがまま……。

神としての自分が主宰する……たわいもない……幻想劇場として……。

「世界は華麗にきらめく空虚なショーだ。
 それは在り、しかもそれはない。
 私が見たいと欲し、それに参加したいと望むかぎり、それはそこに在る。
 私が気にかけるのをやめるとき、それは溶け去る。(p196)」

ようなものとして……。

> あるいはサトグナ(サットヴァの質)が世界を創造し、タモグナ(タマスの
> 質)がそれを覆い隠し、ラジョグナ(ラジャスの質)がそれを歪ませると言
> ってもいい。

なるほどなぁ。

“ありのまま”とは……もともとは単なる思いつき……ただのゲームの規則…
…だったのかもしれませんね。

> 質問者 それではたいして説明になっていません。もし私がその質とは何か
>     と尋ねれば、その答えは創造するもの―覆い隠すもの―歪ませるも
>     のとなるでしょう。何か信じがたいことが私に起こったのです。そ
>     して私には何が、どのように、どうして起こったのか理解できない
>     でいるのです。

われわれは……自分がしでかしてしまった悪戯の……その結果の取り返しのつ
かなさに……茫然自失している……子供のようなものなのでしょうか。

> マハラジ
> 驚きとは智慧(ちえ)の兆しだ。

なるほど。

> 着実に一貫して驚きつづけることがサーダナなのだ。

へー……そうなんだ。(@_@)

> 質問者 私は理解できない世界に住んでいて、それゆえ恐れているのです。
>     これがすべての人の体験です。

まったく。

> マハラジ
> あなたがあなた自身を世界から切り離したために、それがあなたを苦しめ脅
> かすのだ。

やっぱり。

> あなたの過ちを発見しなさい。

はい。

> そして恐れから自由になりなさい。

わかりました。

> 質問者 あなたは私に世界を放棄しろと求めていますが、私は世界のなかで
>     幸福になりたいのです。

あれま。(>_<)

いや……しかしそれは……難しいかも。

> マハラジ
> もしあなたが不可能を求めるなら、誰があなたを助けるというのだろう?

マハラジは……難しいとは言わないなぁ。

端的に……不可能……としか。

> 限定されたものはかならず苦痛を味わい、その後に快楽へと交替するように
> できているのだ。

はい……納得しはじめています。

> もし不変不滅の真の幸福を探すならば、あなたは世界とその苦痛と快楽を後
> にして立ち去らなければならないのだ。

はい。

> 質問者 どうすればいいのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> 単なる物理的な放棄は誠実さのしるしでしかない。

そうですか。

> だが、誠実さだけで解放をもたらすことはできない。

はい。

> そこには明敏な洞察、熱心な探求、深い調査とともに起こる理解がなければ
> ならないのだ。

(-||-)

> 罪と悲しみからあなたを救済するためには、あなたはたゆまず努めなければ
> ならないのだ。

わかりました。

> 質問者 罪とは何でしょう?
> 
> マハラジ
> あなたを拘束するすべてだ。

おお……。

これは……明快だ……。

(-||-)

ありがとうございました……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………


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「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単なるメールな
ど、ご自由にお書きいただければと思います。


        …………○…………○…………○…………




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■ 3.「ご投稿・情報提供」:ドン・ガバチョさん
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『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

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        …………○…………○…………○…………


今回、久しぶりにドン・ガバチョさんから「実在とは?」という件名の情報を
ご投稿いただきました。

早速、ご紹介させていただきます。

【件名】: 実在とは?
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 実在とは?
 
 ドン・ガバチョです。ちょっとご無沙汰しちゃいましたが・・・・
 合気道の道場に通っている私ですが、ジョージ・レナードさんの『達人のサ
 イエンス』(日本教文社 刊)から興味深い内容の抜粋です。
 
 著者ジョージ・レナードは、
 1953から1970年まで「ルック」誌の編集局次長をつとめ、アメリカの教育問
 題に関するレポートで多くの賞を受賞。
 合気道四段の腕前を持ち、カリフォルニア州ミルヴァレーで「タマルペイス
 合気道道場」を主宰、指導にあたる。
 ――――
 人生のあらゆる局面に、マスタリー(達人の境地)への道がある
 人生の意味はクライマックスの瞬間ではなく、終りなき実践の中にある
 マスタリーの領域では、精神と身体は一つの美しい融合を遂げる
 現代文明はマスタリーの道に反している
 人はエネルギーを使うことによってエネルギーを得る
 肉体は、日常の諸問題との取り組み方のメタファーである
 運命の一打からさえも、人はエネルギーを得ることができる
 達人とは「永遠の初心者」のことである
 ――――書籍カバーより
 
 第8章 思いの力
 「思いの力」のさまざまな訓練法
 
 今日までにスポーツにおけるトレーニング法とその技術は実に大きな発展を
 遂げ、もう改善の余地がほとんどないのでは、と思えるほどだ。
 ニクラウスが、スイングはショットの成功に一割しか寄与しないと言えたの
 は、彼のスイングがほとんど完壁の域に達していたからだろう。
 しかし心や精神の王国はいまだ未踏の領野であり、おそらくスポーツの技能
 において、この分野に最初に参入する者は途方もない成果を得ることになろ
 う。
 このチャンスを生かそうとトップランクのチームや選手たちは、スポーツ心
 理学者を雇ってリラックス法や自信開発法、また特定のプレイや動きのメン
 タル・リハーサルの指導を受けるようになった。
 そしてメンタルゲーム用のビデオやカセットが、そうした心理学者を雇うだ
 けの経済的余裕がないスポーツ選手向けに発売されるようになった。
 テープによっては、そのメッセージはあまり洗練されているとはいえないも
 のもある。
 たとえば、マインドコミュニケーション社ではサブリミナル(閾下)のカセ
 ットテープを販売している。
 これは、波の音や心地よい音を背景に、通常では知覚できない音量で特定の
 言葉やセンテンスが吹き込まれているというものだ。
 フットボールのサブリミナル・テープを例にとってみよう。
 「私は自分のプレイの素晴らしさを知っている。私はチームに欠かせない選
 手だ。期待に恥じないプレイができる。私は走るのが大好きだ。私はリラッ
 クスしている。私はウエイトで体を鍛える。私はボールを素早くパスする。
 砂糖やコーヒー、アルコールはとらないし、たばこも吸わない。相手とぶつ
 かり合うのが大好きだ。私の目標は決まっている。私は練習が大好きだ。私
 の腕はすばらしい。マークした選手を倒すことができる。追え!追え!私の
 呼吸は深く、乱れない。私は勝利者だ。」
 こういうメッセージがフットボール選手にどういう効果をもたらすかについ
 ての研究は、まだ何もない。
 (中略)
 私の場合は合気道の道場での実際の体験から、イメージングには驚くべきパ
 ワーがあるという明らかな証拠を得ている。
 個々の伝統を持つ武道では動作のメカニズムにともなう多くのメタファー(隠
 喩)とイメージを用いており、まさしく心あるいは精神という目に見えない世
 界から強靭な肉体的効果が現れるのである。
 「二教」(手首締め・合気道の基本技〉の一つの型を例にとると、敵に手首を
 つかまれた時、つかまれたその手を逆に敵の手首に巻きつけ、敵の手を離さ
 ないようにしてある角度で下におろす。
 確実に行なえばこれだけの技で自分より強く大きな敵を自分の膝あたりまで
 引きずり下ろすことができる。
 二教はたんに力学の応用として行なっても可能だろうが、その場合は相当大
 きな筋力がなければ無理だろう。
 だが「統計的に有意」という程度にとどまらず、本当に驚くべきレベルまで
 その効果を上げるイメージング戦略がある。
 私は生徒に次のように指導している。
 先ずつかまれた方の手を、指を広げたまま敵の手首の上にまわす。
 そして自分の手首は意識せずに、それぞれの指がレーザー光線のように伸び
 ていきながら、それらが敵の顔面を貫いて頭蓋骨の底部に達するようイメー
 ジする。
 次にイメージで伸ばしたそれらの指を、敵の背骨をたどってゆっくり下ろ
 す。
 各人がすべて同じようにやっても、その技が決まるかどうかはありありとし
 たイメージをどれだけ描けるかにかかっている。
 私の合気道の経験からすると、イメージを描いた場合の技は筋力だけの場合
 よりもはるかに効果的であり、力を入れた感覚がないのに相手はあっけにと
 られたかのように、目にも止まらぬ勢いでバッと崩れおちることがある。
 
 真の実在とは何か
 
 力学的な作用のみの場合と、イメージを加えた作用との違いをどう説明すれ
 ばよいのだろうか?
 魔法のように伸びだ指は、イメージによる虚構にすぎないのだろうか?
 あるいはなにか「現実的な」ものなのだろうか?
 
 いちばん簡単な説明は、伸びた指を敵の背骨にそって下ろしていくイメージ
 は合気道家が二教を行なう際の適当なガイドにすぎない、という力学的な説
 明である。
 イメージはたしかにそうした役目もはたしている。
 しかし長年の経験から、私はそこにはきっと単なるガイド以上のものがある
 と思う。
 私の頭の論理的な部分は、敵の体を貫通し背骨まで届く一メートルもの指な
 ど、俺の手についているものかとささやく。
 しかしやはり、心にありありとしたイメージが湧き、自分の指が敵の背骨を
 下りていくように「感じた」場合にかぎって、特に力を加えずとも不思議に
 技が決まるのだ。
 
 ここで問題になるのは、何がほんとうの「実在」なのかということだ。
 行動主義の心理学者B・F・スキナーが言うように、意識とは単なる付随現
 象にすぎないのだろうか?
 それとも詩人ウィリアム・ブレイクが言ったように、精神的なものだけが実
 在なのだろうか?
 それとも精神的な創造物も、物質としての物も、実在のレベルは違うとして
 も両者ともに実在なのだろうか?
 もしそうなら、この二つのレベルはどうやって相互作用するのだろうか?
 この問題は、とても本書のような薄い本では説明できない。
 分厚い本を書いても難しいだろう。
 それでもやはり、思考、イメージ、感情はまぎれもなく実在であって、物質
 とエネルギーの世界に確かに大きな影響を及ぼしているのだ、と言い切って
 かまわないだろう。
 
 現に、純粋な情報は物質的なものよりもはるかに持続的なものだといえる。
 あるいは、思考の世界と物質界とはその本質が同じものかもしれない。
 天文学者サー・ジェームズ・ジーンズは次のように述べている。
 「宇宙は巨大な機械というより、むしろ巨大な思考体のような姿を見せつつ
 ある。」
 たとえば、ソロモンの寺院はもう木や石や金という形では残っていないし、
 またどこを捜してもそういうものは発見できない。
 にもかかわらず、聖書の「列王紀上」の六、七章を読むと、そのイメージが
 心の中に細部まで鮮明に浮かび上がってくる。
 スカーレット・オハラにしろアンナ・カレーニナにしろ実在の人物ではない
 のに、あなたは自分の隣人より彼女らのほうをよく知っているかもしれな
 い。
 
 また、ポータブル・ラジオは現実の中に存在し、手でさわって確かめること
 ができる。
 しかしそのラジオの回路図もまた実在であり、設計者の頭に浮かんだイメー
 ジも同様に実在しているのだ。
 ではどれが、よりほんとうの実在なのだろうか?
 これはきわめて難しい問題だ。
 各部品の抽象的関係としての基本構造はこれらの三者においてすべて同じだ
 としても、やはりこの中で抽象度がいちばん高いものが、最も基本的で永続
 的なものといえるはずだ。
 手に持ったラジオより、設計図という頭の中のイメージのほうが、永続的な
 のである。
 しかも、このように物質的でない形態のほうがより有用だ。
 なぜなら各部品間の配線を変更したい場合、回路図を書きかえるか頭の中で
 考え直すほうが、実際の三次元のラジオで変更するよりずっと簡単だから
 だ。
 
 思考から現実への変換
 
 この場合、「思いの力」が果たす役割とは何か?
 それは思考の実体を創造することに関わっているのみならず、その創造した
 実体を思考形態から現実の形態に変換することも行なっているはずだ。
 実は、こうした種類の変換はマスタリーのプロセスに深く関わっている。
 私はときどき学生に対し、特定の投げ技について、そのビジョンや感覚を新
 しく心にイメージさせた上で一時間以上みっちり練習させている。
 彼らがやがて汗だくになる頃には、その投げ技についての古い思考や感情
 は、新しくイメージしたビジョンによって一掃されてしまっている。
 このように「思いの力」を使えば、三次元という現実の武道の世界では有意
 義な成果が得られることが多い。
 思考、イメージ、感情は、実際ひじょうに現実的なものである。
 「エネルギーは質量(M)に光速(C)の自乗をかけたもの」というアインシュタ
 インの理論は、巨大なパワーの解放を現実のものとした。
 このアインシュタインの思考が熱や衝撃となって現実に変換されるまでに
 は、かなりの努力と時間が必要だった。
 この場合もたしかに、思考、ビジョン、思いの力のほうが先であったのだ。
 (中略)
 思いの力は達人の旅にとってエネルギー源となる。
 すべての達人は、ビジョンを思い浮かべる達人なのだ。
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ドン・ガバチョさん、合気道の道場に通っていらっしゃるんですね。(^^)/

『達人のサイエンス』の著者ジョージ・レナードさんは、

> それでもやはり、思考、イメージ、感情はまぎれもなく実在であって、物質
> とエネルギーの世界に確かに大きな影響を及ぼしているのだ、と言い切って
> かまわないだろう。

とおっしゃっていますね。

同じ「実在」という言葉でも、それぞれの方がいろいろな意味を担わせるわけ
ですよね。

ご投稿、ありがとうございました。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


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■ 4.編集後記:そう思い出すと……落ち着きます。
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気分はその時その時で……いろいろ変わるんですけど……。

なんかこう……わりあい……恥ずかしいという感じが多いんですよね。(^^;)

もう結構……長く人生もやっているんだから……そう恥ずかしがる必要も……
ないと思うんですけどねぇ。

どうしたもんだか……。

やっぱり……個人をやっているというのが……なんかこう……しっくりこない
というか……恥ずかしいことなんじゃないですかねぇ。

よくわかりませんが……。

まあ……自分にできることは何もないと思いだした瞬間は……少し当たり前に
なるような気もしますけど……。

でも本当は……わたしは在る……ということだけなんですよね……真実は。

あとはすべて……誤解というか……空想というか……絵空事ですね。

そう思い出すと……落ち着きます。

雨のなかで……はやく暗くなっちゃって。

お休みなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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