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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.343 2010/10/31(第343号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ
という言葉を信じた、仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 923名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.幸せな人が幸せを探すだろうか?

2.写経ニサルガダッタ:【61 物質は意識そのものだ】の3回目

3.編集後記:かけるべき手間暇は……かけざるをえません。
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■ 1.幸せな人が幸せを探すだろうか?
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海上を台風が通過しているらしく……雨ですね……。

こういう寒々しい天気のときは……ホームレスの人とかはたいへんだな……と
思うことがあります。

以前……急な川の増水で河川敷に取り残された人を……消防隊員が救いに行く
ところを……テレビのニュースで見たことがあります。

逃げ遅れた人が……中洲の木に掴まって……救助を待っていました。

報道では言っていなかったけれど……あれはホームレスの方でしょうね。

あまりにも急な増水で……中洲を離れる間がなかったのでしょう。

川の増水で……助けに来てくれるくらいなら……ここに来るようになる前に…
…助けてくれても良かったかも……と思ったかどうか……。

たぶん……わたしにかぎらず……たいていの人が……夢のなかでは……何度も
ホームレスをやっているでしょうね……。

そういう……夢のすべてが……非実在だったと知ることの……嬉しさ……。

ありがたさ……。

そして……考えてみることで理解される……その当前さ……。

情緒としては……すべてがあるわけですよね。

事実……つかの間の現れとしては……それは在るとも……言えるわけだから。

あらゆる形がありえ……あらゆる情緒が……意味が……ありうる……。

でも……それはすべて……一場の夢……であるわけです。

観ているわたしが……それを在らしめている……。

興味を持てば……それは在る……。

なぜなら……わたしが見ているから……。

でも……興味を失えば……それはない……。

なぜなら……それはわたしが存在させた……夢にすぎないから……。

そのわたしの確信が……不動なら……それは存在しないでしょう……。

なぜならそれが……自分が投影する夢にすぎないことを……知っているから。

(-_-)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

これはすべて……とても“論理的”な……ことなんですよね。

もっとも……結果の世界である……物理現象を対象とした……論理性というわ
けじゃありませんが……。

現象の世界は……いずれにせよ……動き続けています。

現象の世界で……唯一確実なことは……変化し続ける……ことですから。

でも……敢えて付け加えるなら……もうひとつ確実なことがある。

そしてそれは……現象世界がどういう世界なのかという論点と……密接に関係
することです。

それは……現象の世界には……今……目の前にある世界も……含まれる……と
いうことです。

むろん……(現象)世界は……想像と記憶のなかにあるでしょう。

しかし……今……目の前にある世界も……それには含まれる。

そうでないと……世界の定義そのものが……意味をなさなくなる。

だから……現象世界には……今目の前にある世界も含まれる……ということは
……現象世界の定義からして……確実です。

いま……この身体としての“わたし”の目の前にある世界は……それほど酷い
世界では……ないかもしれない。

むしろ……とても恵まれた……夢を見ていると……言えるかもしれません。

でも……いま情報として知覚範囲に入ってくる世界には……かなり悲惨な世界
もあるようです。

たとえば、先日新聞を見ていたら……ある写真のなかの何人かの人たちが……
みんな似たようなのっぺらぼうな感じの顔をしていました。

“覆面”みたいなものをつけているのかな……と思ってよく見ると……それは
アメリカのイラク戦争の傷病兵のひとたちでした。

“覆面”と見えたのは……目鼻を残して……顔の全体がケロイド状に破壊され
ていたからでした。

そういう人が何人か映っていたので……小さな写真でしたが……注意を引いた
のでしょう。

記事によると……アメリカ社会は……傷病兵の帰還軍人には……あまり優しく
ないみたいでした。

そうやってわずかの仲間と……集うことがある以外は……地域社会とのつき合
いは……ほとんどないということでした。

いえ……たとえばの話として……われらが現象世界の……ほんの一端に触れて
みただけです……。

つまり……現象世界には……そういう世界も……入ることになります。

たまたま……この“わたし”にとっては……それは伝聞の世界です。

しかし……当のご本人たちにとっては……それは現実の世界でしょう。

少なくとも……この身体の“わたし”にとって……“わたし”の世界が……そ
れなりの……現実の世界である……程度には……。

しかし……もし現象世界に……そのような伝聞の世界も……含まれるのだとし
たら……過去の記憶にある世界も……含まれて悪いはずはありません。

そしてもし……現象世界に……過去の記憶にある世界も……含まれるのだとし
たら……未来の想像にある世界も……含まれて悪いことはないでしょう。

もともと現象世界とは……そうして想像が現象化することによって……生まれ
た世界なのでしょうから。

かくて……現象世界には……通常われわれが世界と見なしているすべてが……
返り咲いてくるはずです。

つまり……現象世界とは……そういう世界だと……いうことです。

むろんそこには……いわゆるアセンション後の……素晴らしい世界も……含ま
れることでしょう。

五次元……六次元……七次元などと……いうそうです……。

地球内部の空洞世界も……素晴らしい世界だそうです……。

でも……忘れるべきでないのは……その素晴らしい多次元世界には……たとえ
ば……彼らイラク戦争の傷病帰還兵も……含まれているということです。

映画『太陽がいっぱい』の……ヨットのスクリューに巻きついていた……あの
ロープの先の……元オーナーの死体のように……。

それを排除することは……できない。

それを排除しては……映画は成り立たない……ではなくて (^^;)……現象世界
は成り立たない……。

当たり前……ですが……。

……。(-_-)

さて……覚者や上位次元の方々が……口を揃えておっしゃるには……時間とい
うのは……幻想だそうです。

いわゆる三次元世界のわれわれには……理解しがたいことでも……現象はすべ
て……今というこの一瞬に……存在しているのだそうです。

映画のフィルムが……一巻のリールとして……同時に同じ空間内に存在してい
るように……と。

思うに……現象世界とは……変転きわまりなく……絶えず模様を変化させてい
る……玉虫色の“玉”……のようなものなのかもしれません。

あるいは……玉虫色の“ホログラフィー”……とか。

現象世界……つまり玉虫色の“ホログラフィー”は……ひとつしかない……。

見ているわたしも……ひとりしかいない……。

ただ……覗き窓は……玉虫色の“ホログラフィー”のなかに……無限にある。

なにしろ……この玉虫色の“ホログラフィー”は……多次元世界ですから。

同じ次元内にも……覗き窓は……無数にあります。

趣味嗜好……アングル……スコープ……選り取りみどりの覗き窓……。

考えられる……ありとあらゆるDNAの組み合わせが……それに貢献するわけ
でしょう。

それに……ツールだって……バカにならない多様さでしょう……。

我らが……いわゆる三次元世界にすら……超高性能の電波望遠鏡から……高速
原子間力顕微鏡とかいう……超高性能顕微鏡まで……あるわけですから。

懐中電灯で……玉虫色“ホログラフィー”の……内部回廊を照らし出すといっ
ても……容易に……無限の多様性が……想像されます。

要するに……想像されるものは……すべて含まれる……ということです。

想像されるものは……すべて……ある意味で……存在するわけです。

では……その多様性は……すべて現実なのか?

むろん……現れるという意味では……紛れもない現実でしょう……。

では……それは……リアル……なのか……。

……。(-_-;)

いったい……リアルとは……どういう意味でしょうか……。

ある意味で……リアルを求めて……思考から感情が創造され……感情から物質
が……創造されたのかもしれません。

そして……物質は……ある意味で……“動かぬ証拠”となった……。

では……“動かぬ証拠”の……物質化があれば……それはリアルなのか……。

たしかに……物質は……“動かぬ証拠”となって……意識の世界に……感情を
反射する……。

しかし……そのゆえに……それは……リアル……なのか……? (-_-;)

(@_@)

そうか……。

リアルかどうかは……わたしが……決めなければならないんだ……。(@_@)

わたしが……リアルと断じれば……それはリアルとなる……。

感情が生みだされ……それは動かしがたい……ものとなる。

わたしが……非リアルと断じれば……それは雲散霧消する……。

それしか……ないんだ……。

自分が創造した物質に……リアリティの保証を求めることは……できないんだ。

なぜなら……じつは……わたししか……実在していないのだから……。

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 はじめに、あなたが世界をつくり出すのだ。
 それから、「私は在る」が個人となる。
 彼はさまざまな理由から幸福ではないのだ。
                          『私は在る』(p362)
                       http://tinyurl.com/s747u
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わかります……。(-_-)

でも……なぜそうなるんだろう……。

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 マインドが身体に仕えることに従事するとき、幸福は失われてしまう。
 幸福をふたたび得ようとして、快楽の中に探し求めるのだ。
 幸福になろうとする衝動は正しいものだ。
 だが、それを確保しようとする方法が惑わせ、当てにならず、真の幸福を破
 壊してしまうのだ。
                          『私は在る』(p487)
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そうなのか……。(;_;)

では……どうしたらいいのか……。

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 自分の存在に完全に気づいていなさい。
 そうすれば、あなたは意識的に至福のなかにある。
 あなたがマインドを自己から引き離し、あなたではないものにマインドをと
 どめるために幸福の感覚を失うのだ。
                          『私は在る』(p114)
----------------------------------------------------------------------

そうか……。

でも……世界のなかで幸福になるということは……ありえないのか。(*-_-*)

> もしあなたが不可能を求めるなら、誰があなたを助けるというのだろう?

(>_<)

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 質問者 あなたは私に世界を放棄しろと求めていますが、私は世界のなかで
     幸福になりたいのです。
 
 マハラジ
 もしあなたが不可能を求めるなら、誰があなたを助けるというのだろう?
 限定されたものはかならず苦痛を味わい、その後に快楽へと交替するように
 できているのだ。
 もし不変不滅の真の幸福を探すならば、あなたは世界とその苦痛と快楽を後
 にして立ち去らなければならないのだ。
                        『私は在る』(p553-554)
----------------------------------------------------------------------

やっぱり……。

現れの世界というのは……どうしても苦痛に満ちたものなのかしら……。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 しかし、すべての存在は苦痛に満ちているというのは本当でしょう
     か?
 
 マハラジ
 この世界的な快楽の探求の原因が、何かほかにあるだろうか?
 幸せな人が幸せを探すだろうか?
 なんと人びとは落ち着かないのだろう!
 なんとつねに動きまわっているのだろうか!
 彼らは苦痛のなかにいるから快楽のなかに解放を探しているのだ。
 彼らが想像できうる幸福のすべてとは、繰り返される快楽の保証なのだ。
 
                        『私は在る』(p163-164)
----------------------------------------------------------------------

そうか……。

この言葉……、

> この世界的な快楽の探求の原因が、何かほかにあるだろうか?
> 幸せな人が幸せを探すだろうか?

この言葉の……真実性を……芯から……納得すること……。

それしか……ないかもなぁ……。

いずれにせよ……起こることになっていることは……起こるわけだけど……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【61 物質は意識そのものだ】の3回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

質問者の「命ある身体を育て、維持するには、知性とエネルギーが要求されま
     す。それらはどこから来るのでしょうか?」

という問に対して、マハラジはこう答えます。

> そこには想像があるだけだ。
> 知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされてしまった。
> あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほど実在から
> 遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなってしまったのだ。
> 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
> 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。
> それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のなかにあり、
> 実際は存在しないのだ。

マスターにも様々なタイプがあるのはもちろんのことでしょうが、こういうふ
うに言語表現してくださった方は……いませんでした。

わたしは……好きです。

では、【61 物質は意識そのものだ】の3回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 あなたが私の前に座って質問に答えているのをわたしは見ています
     よ。
 
 マハラジ
 あなたの見ているのは身体だけだ。
 もちろん、それは生まれてきたし、死ぬだろう。
 
 質問者 私に興味があるのはこの「身体―精神」の人生の物語です。それは
     あなたによって定められたのでしょうか、それとも誰かほかの人に
     よるのでしょうか、あるいはそれは偶然起こったのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたの質問自体に策略がある。
 私は身体と宇宙の間に区別をつけはしない。
 それぞれが互いの原因であり、互いは真実においてひとつなのだ。
 だが、私はそのすべての外にいる。
 私はけっして生まれてこなかったと言っているときに、私がどのような準備
 を次の生のためにしてきたかといった質問を、どうしてするのだろうか?
 あなたが想像を展開させることを許した瞬間、それはただちに宇宙を紡ぎだ
 すのだ。
 それはあなたが想像するようなものではまったくない。
 そして、私はあなたの想像には拘束されないのだ。
 
 質問者 命ある身体を育て、維持するには、知性とエネルギーが要求されま
     す。それらはどこから来るのでしょうか?
 
 マハラジ
 そこには想像があるだけだ。
 知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされてしまった。
 あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほど実在から
 遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなってしまったのだ。
 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。
 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。
 それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のなかにあり、
 実際は存在しないのだ。
 
 質問者 最近私が読んだ記事に、幼年期に残酷に扱われた少女の話がありま
     す。彼女はひどく身体を傷つけられ、不具にされ、完全に周囲から
     疎外されて孤児院で育ってきました。この少女は物静かで従順です
     が、完全に無関心なのです。子供たちの面倒を見ていた尼僧のひと
     りは、少女は知的障害ではなく、ただ引きこもり、無反応なだけな
     のだと確信しました。ひとりの精神分析医が治療を頼まれ、一週間
     に一度面会し、二年間にわたって孤立の壁を打ち破ろうと試みまし
     た。彼女は従順で行儀正しいのですが、医師に注意を向けませんで
     した。彼は彼女におもちゃの家を与えました。移動可能な家具や部
     屋、父親や母親、そして子供たちの姿の人形を添えて。それが彼女
     の反応を引き起こし、興味をもたらしました。ある日、古傷が回想
     され、よみがえり、表層に呼び起こされたのです。次第に彼女は回
     復し、何度かの手術によって顔と身体は正常な状態に戻りました。
     そして彼女は有能で、魅力的な若い女性へと成長したのです。それ
     は医師にとって五年以上の歳月を要しました。しかし、仕事は為さ
     れたのです。彼は真のグルです! 彼は何の条件も押しつけず、用
     意や適性についても話しませんでした。信頼も希望もなしに、ただ
     心からの愛を持って何度も何度も試みたのです。
 
 マハラジ
 そうだ。
 それがグルの本性なのだ。
 彼はけっしてあきらめない。
 しかし、成功するためには、彼はあまり強い抵抗を受けてはならないのだ。
 疑いや不服従は遅れを余儀なくしてしまう。
 自信と従順さを与えることで、彼は弟子のなかに革新的な変化をもたらすこ
 とができる。
 グルの深い洞察と弟子の誠実さ、その両方が必要とされるのだ。
 彼女の状態がどのようなものであろうと、あなたの話のなかの少女は、人び
 との誠実さの欠如に苦しんだのだ。
 もっとも難しいのが知的な人びとだ。
 彼らは多くを語るばかりで誠実ではないからだ。
 
 あなたが真我の実現と呼ぶものは自然なことだ。
 あなたの用意が調(ととの)ったとき、グルは待っている。
 サーダナ(修練)は努力を要しないものだ。
 あなたと師の関係性が正しいとき、あなたは成長する。
 何よりも、彼を信頼することだ。
 彼があなたを惑わすことはないのだ。
 
                        『私は在る』(p306-307)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 あなたが私の前に座って質問に答えているのをわたしは見ています
>     よ。

ふ。(^_-)

この質問者の言葉は、前回の最後にあった……、

「私自身に関して言えば、私はけっして生まれてこなかったのだ」

というマハラジの言葉に対する応答として出てきたものです。

> マハラジ
> あなたの見ているのは身体だけだ。
> もちろん、それは生まれてきたし、死ぬだろう。

ですよね。

> 質問者 私に興味があるのはこの「身体―精神」の人生の物語です。それは
>     あなたによって定められたのでしょうか、それとも誰かほかの人に
>     よるのでしょうか、あるいはそれは偶然起こったのでしょうか?
> 
> マハラジ
> あなたの質問自体に策略がある。

へー、どういう意味だろう? (?_?)

> 私は身体と宇宙の間に区別をつけはしない。
> それぞれが互いの原因であり、互いは真実においてひとつなのだ。

個々人の身体を含む宇宙は……それとして一体のものだ、と。

> だが、私はそのすべての外にいる。

「だが、私はそのすべての外にいる」……こう言ってみたい……。(-_-)

いや……この両目の背後から見ている存在は……たしかに……この世界の外に
いるんだ……。

> 私はけっして生まれてこなかったと言っているときに、私がどのような準備
> を次の生のためにしてきたかといった質問を、どうしてするのだろうか?

これは……本当だよなぁ。

たとえば“玉虫色ホログラフィー”の外から……“玉虫色ホログラフィー”を
覗いている存在に……そんなことを訊いてもなぁ……。

> あなたが想像を展開させることを許した瞬間、それはただちに宇宙を紡ぎだ
> すのだ。

そうか……。

> それはあなたが想像するようなものではまったくない。

はい……わかりました。(*-_-*)

> そして、私はあなたの想像には拘束されないのだ。

よくわかっています。

> 質問者 命ある身体を育て、維持するには、知性とエネルギーが要求されま
>     す。それらはどこから来るのでしょうか?

ふーん。

> マハラジ
> そこには想像があるだけだ。

そうなんだ……。

> 知性とエネルギーは、あなたの想像のなかですべて使い果たされてしまった。

アチャ。(>_<)

> あなたはまったく想像に夢中にさせられてしまったため、どれほど実在から
> 遠く離れてさまよい歩いたのかさえわからなくなってしまったのだ。

わかりました。(;_;)

> 想像が豊かな創造力であることに疑いはない。

はい。

> 宇宙のなかの宇宙も、想像によって構築されているのだ。

理解できます。

> それにもかかわらず、それらはみな空間と時間、過去と未来のなかにあり、
> 実際は存在しないのだ。

「空間と時間、過去と未来」のなかにあるとは……「実際は存在しない」とい
うことなんですね。

> 質問者 最近私が読んだ記事に、幼年期に残酷に扱われた少女の話がありま
>     す。彼女はひどく身体を傷つけられ、不具にされ、完全に周囲から
>     疎外されて孤児院で育ってきました。この少女は物静かで従順です
>     が、完全に無関心なのです。子供たちの面倒を見ていた尼僧のひと
>     りは、少女は知的障害ではなく、ただ引きこもり、無反応なだけな
>     のだと確信しました。ひとりの精神分析医が治療を頼まれ、一週間
>     に一度面会し、二年間にわたって孤立の壁を打ち破ろうと試みまし
>     た。彼女は従順で行儀正しいのですが、医師に注意を向けませんで
>     した。彼は彼女におもちゃの家を与えました。移動可能な家具や部
>     屋、父親や母親、そして子供たちの姿の人形を添えて。それが彼女
>     の反応を引き起こし、興味をもたらしました。ある日、古傷が回想
>     され、よみがえり、表層に呼び起こされたのです。次第に彼女は回
>     復し、何度かの手術によって顔と身体は正常な状態に戻りました。
>     そして彼女は有能で、魅力的な若い女性へと成長したのです。それ
>     は医師にとって五年以上の歳月を要しました。しかし、仕事は為さ
>     れたのです。彼は真のグルです! 彼は何の条件も押しつけず、用
>     意や適性についても話しませんでした。信頼も希望もなしに、ただ
>     心からの愛を持って何度も何度も試みたのです。

おう……。

> マハラジ
> そうだ。
> それがグルの本性なのだ。
> 彼はけっしてあきらめない。

はい。

> しかし、成功するためには、彼はあまり強い抵抗を受けてはならないのだ。

ああ……わかるような気がします……。

> 疑いや不服従は遅れを余儀なくしてしまう。

はい。

> 自信と従順さを与えることで、彼は弟子のなかに革新的な変化をもたらすこ
> とができる。

はい。

> グルの深い洞察と弟子の誠実さ、その両方が必要とされるのだ。

はい。(-_-)

> 彼女の状態がどのようなものであろうと、あなたの話のなかの少女は、人び
> との誠実さの欠如に苦しんだのだ。

おお……。

> もっとも難しいのが知的な人びとだ。
> 彼らは多くを語るばかりで誠実ではないからだ。

(*@_@*)

(*-_-*)

> あなたが真我の実現と呼ぶものは自然なことだ。

自然なこと……。

> あなたの用意が調(ととの)ったとき、グルは待っている。

はい。

> サーダナ(修練)は努力を要しないものだ。

そうなんですか……。

> あなたと師の関係性が正しいとき、あなたは成長する。

はい。

> 何よりも、彼を信頼することだ。

はい。

> 彼があなたを惑わすことはないのだ。

あ……それは……わかっています。

わかっているんですが……。(*-_-*)

まだ……信頼の力が……たりないのかもしれません。

……。

(-||-)

ありがとうございました……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
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おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
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        …………○…………○…………○…………


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■ 3.編集後記:かけるべき手間暇は……かけざるをえません。
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台風が少し遠ざかりはじめたのか……心持ち……戸外が静かになってきたよう
な気がします。

独り言ではありますが……でも……読んでくださっている方も……中にはいら
っしゃるのでしょう。

内容が一向に進展しないことに……苛立ちを感じていらっしゃる方も……いる
かもしれません。

こんな同じような内容を……よくも飽きもせずに書けるものだと……ある意味
で……感心なさっている方も……いるかもしれません。

わたしはいわゆる“下根”で……なかなかマインドから離脱できません。

でも下根は下根なりに……自分の理解に合わせて……マインドの外堀を埋めて
いるつもりです。

理屈を言っている間は……サーダナが進まないことは……わかっています。

ただ……階段の段を飛ばすのは……たぶん……あまりうまくいかないでしょう。

かけるべき手間暇は……かけざるをえません。

それでも……縄はなっていく……そんなつもりです。

この頃は……すっかり暗くなるのが早くなって……。

では……おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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