home > 通信 > 『アセンション館通信』第351号:恐れに対する治療法



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.351 2010/12/26(第351号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ
という言葉を信じた、仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 931名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.恐れに対する治療法

2.写経ニサルガダッタ:【74 真理は今ここにある】の5回目

3.禊ぎ通貨の話(その8):「禊ぎ通貨」にできないこと

4.編集後記:小鳥のエサ台を……作ったんですけど。
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■ 1.恐れに対する治療法
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今日もまた素晴らしい天気です……。

雲ひとつない冬空の中心から……日の光が降り注いでいます。

なんだか前回も同じことを書いたような……。(^_-)

現れのなかに惨めさを探し求める……乞食マインドさえなければ……すべては
至福なんですよね。

現れがすべて空であるなら……どうして現れのなかに……惨めさの根拠を探し
求める必要があるだろうか?

いうなれば……これが……色即是空……なんでしょうね……。

しかし……なぜか満たされることを求めて……こうして現れのなかを……キョ
ロキョロ探し回る者がいるわけです……。

本来の至福が……空虚な現れのなかに……自らの姿を探し求める……のか。

もしかして……これが……空即是色……なのかもしれませんね。

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

われわれは……不可避的に……幸福を求めてしまうようです……。

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 あなたはつねに快楽を求め、苦痛を避けている。
 いつも幸福と平和を追い続けているのだ。
 あなたの幸福への探求自体が、あなたを惨めに感じさせているのがわからな
 いだろうか?
                          『私は在る』(p258)
                       http://tinyurl.com/s747u
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わかります……。(;_;)

わかりますけど……ホントに……わかっているのかなぁ……。

いったい……幸福とは……何なのでしょうね……。(=_=)

> 質問者 幸福とは何でしょうか?

と……マハラジに……ストレートに訊いた人がいました。

マハラジの答えは……こうです。

----------------------------------------------------------------------
 内側と外側の調和が幸福だ。
 一方、外側との自己同一化が不幸の原因となる。
                          『私は在る』(p128)
----------------------------------------------------------------------

> 内側と外側の調和が幸福だ。

そうなんだ……。

嘘のないこと……それが表現されていること……。

つまり……内側も外側も……いっさいの分離がないこと……なのかなぁ……。

そして……ここから……じつに緊迫した問答が展開されました。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 自己同一化はどのようにして起こるのでしょうか?
 
 マハラジ
 自我はその本性として、それ自身だけを知っている。
 それは経験に欠けるために何であれ知覚したものを自己だと受け取ってしま
 うのだ。
 痛めつけられて、それは注意すること(ヴィヴェーカ)を学び、独りで生き
 るようになる(ヴァイラーギャ)。
 正しい行為(ウパラーティ)が自然のものとなったとき、内なる強烈な衝動
 (ムクシュトヴァ)がその源を探し求めるように駆りたてる。
 身体のロウソクに火がともされたとき、すべては明らかに輝きだす(アート
 マプラカーシュ)。
                          『私は在る』(p128)
----------------------------------------------------------------------

ナント。(@_@)

ふーむ……。(-_-;)

> 自我はその本性として、それ自身だけを知っている。

マインドとは……そういうものなんだ……。

足立育朗さんの『波動の法則』によれば……現れの世界を形成する原子の構造
のなかで……原子核のなかの「中性子」は「意識」なんだそうですね。

そして……「陽子」は「意志」なのだとか……。

----------------------------------------------------------------------
 中性子=意識=調和
 陽子=意志=愛
                          『波動の法則』(p83)
                       http://tinyurl.com/58kxs3
----------------------------------------------------------------------

そして同書によると……「意識(&意志)」には三種類あるのだとか……。

地球の心理学で言うところの“顕在意識”と“潜在意識”と類似の包含の概念
を、宇宙語では「DIKAG」「FIK」と言うそうです。

この二種類の「意識(中性子)」と「意志(陽子)」は、電子をともなってい
て原子化(=物質化)しており、つまり完全に肉体化している、と。

そしてそのほかに、電子を伴っていない(つまり物質化していない)三つ目の
「意識(&意志)」があるのだそうです。

これが「本質」であり、原子核の集合体(EXA PIECO:エクサピーコ)と言うの
だそうです。

これが、まあ地球で言うところの「魂」という概念に近い実体らしいです。

こういうものはすべて……何らかの意味で知覚の対象になるわけでしょう。

その意味では……現れの世界に関係するもの……意識の“内容物”……という
ことになると思います。

マハラジの用語法では……マインドとして括られるもの……だと思います。

脱線ついでですが……この意識の“内容物”について……マハラジは、

> マインドと世界はひとつだ。

という言い方をしています。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 私には自分が創造物なのか、それとも宇宙の創造主なのかを見てと
     ることができません。
 
 マハラジ
 「私は在る」が変わらぬ事実だ。
 一方、「私は創造された」はひとつの観念だ。
 神も宇宙もあなたのもとへやってきて、彼らがあなたを創造したと伝えはし
 なかった。
 因果関係の概念に取りつかれたマインドが創造を発明し、そして「創造者は
 誰なのか?」と不思議がるのだ。
 マインド自体が創造者だ。
 これさえもまた完全な真実ではない。
 なぜなら創造されたものと創造者はひとつだからだ。
 マインドと世界はひとつだ。
 あなたが世界として考えているものは、あなた自身のマインドなのだという
 ことを理解しなさい。
                          『私は在る』(p521)
----------------------------------------------------------------------

うーむ……。(-_-;)

(-||-)

まあ……そういうふうに……マインドは……非常に創造力に溢れた存在です。

そのマインドは……自分が自前で存在している……自我存在だと……想像して
いるわけです。

そして……、

> 自我はその本性として、それ自身だけを知っている。
> それは経験に欠けるために何であれ知覚したものを自己だと受け取ってしま
> うのだ。

というのです。

むろん……こういうことは……直接の真理などではなくて……マハラジが提供
してくださる……ひとつの渡し船……理解のための方便でしょうが……。

かくて……その“自我存在”は……学びの過程に入るわけですよね。

> 痛めつけられて、それは注意すること(ヴィヴェーカ)を学び、独りで生き
> るようになる(ヴァイラーギャ)。

(;_;)

> 正しい行為(ウパラーティ)が自然のものとなったとき、内なる強烈な衝動
> (ムクシュトヴァ)がその源を探し求めるように駆りたてる。

正しい行為が自然のものとなったとき……。

> 身体のロウソクに火がともされたとき、すべては明らかに輝きだす(アート
> マプラカーシュ)。

かくてやっと……知覚対象なしの状態に……くつろげるようになるのか……。

それまではどうしても……現れのなかに幸福を求めて……苦しみを掴まなくて
はならないわけだよなぁ……。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 苦しみの真の原因とは何でしょうか?
 
 マハラジ
 かぎりあるもの(ヴィヤクティートヴァ)との自己同一化だ。
 感覚のようなものは、いくら強烈であっても苦しみの原因にはならない。
 マインドが誤った観念にうろたえて、「私はこれだ、私はあれだ」と考える
 ことにふけるようになる。
 それが失うことを恐れ、得ることを熱望し、挫折したとき苦しむのだ。
 
                          『私は在る』(p1284)
----------------------------------------------------------------------

苦しみの原因とは……、

> かぎりあるもの(ヴィヤクティートヴァ)との自己同一化だ。

現れの世界に……物語を持つ……個人として……帰属すること……。

つまり……帰属したとたん……現れの世界は……牢獄になるということだ。

> 感覚のようなものは、いくら強烈であっても苦しみの原因にはならない。

そうか。

> マインドが誤った観念にうろたえて、「私はこれだ、私はあれだ」と考える
> ことにふけるようになる。

はい。

> それが失うことを恐れ、得ることを熱望し、挫折したとき苦しむのだ。

わかりました。

われわれが避けようとする「苦しみ」については……マハラジは……またこん
なことも言っています。

----------------------------------------------------------------------
 すべての苦しみは欲望から生まれる。
 真の愛はけっして挫折しない。
 どうして統合の感覚が挫折をもたらすことができるだろうか?
 表現のための欲望は挫折しうる。
 そのような欲望はマインドのものだ。
 精神的なものすべてにとって、挫折は避けられない。
 
                        『私は在る』(p129-130)
----------------------------------------------------------------------

> すべての苦しみは欲望から生まれる。

欲望しなければ……苦しみはないのか……。

> 真の愛はけっして挫折しない。

愛とは……?

----------------------------------------------------------------------
 愛とは分かつことと区別することへの拒絶だ。
 統合を考える前に、まずあなたは二元性をつくり出さなければならない。
 本当に愛するとき、あなたは、「私はあなたを愛している」とは言わない。
 思考があるところに二元性があるのだ。
                          『私は在る』(p369)
----------------------------------------------------------------------

そうか……。(-_-)

思考があるところに……愛はない……ということか……。

なぜ考えるのか……?

それは……愛がないから……ということなんだ……。

では……愛するとは……。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 何が私を愛させるのでしょうか?
 
 マハラジ
 あなたが恐れないとき、あなたは愛そのものなのだ。
                          『私は在る』(p130)
----------------------------------------------------------------------

そういうことだったんだ……。

では……なぜわたしは恐れるのだろう?

どうすれば……わたしは恐れずにいられるのか……?

----------------------------------------------------------------------
 ひとたびこの世界にあなた自身のものと呼べるものは何もないと悟れば、あ
 なたはそれをステージ上の劇やスクリーン上の画像を見るように外側から見
 る。
 賞賛し、楽しみながら、しかも実際には動じることのないままに。
 あなたがあなた自身を何か現実の実体のあるもののひとつとして、時間と空
 間のなかに実際に存在し、短命で壊れやすいものだと想像するならば、当然、
 あなたは存続し、拡大していくことを切望するようになるだろう。
 だが、あなたが時間と空間を超え、今ここの点においてのみ接触し、そうで
 なければすべてに遍在し、すべてを抱擁する、到達不可能、難攻不落、不滅
 なるものだと知るとき、もはや恐れることは何もなくなるのだ。
 あるがままのあなたを知りなさい。
 ほかに恐れに対する治療法はない。
                        『私は在る』(p503-504)
----------------------------------------------------------------------

そうか……。

ほかに恐れに対する治療法はないのか……。

----------------------------------------------------------------------
 あなた自身を過程として、過去と未来、そして物語をもつ者として想像する
 ことは奴隷状態の本質なのだ。
 実際には、私たちに物語はない。
 私たちは過程ではなく、発展もせず、崩壊もしない。
 すべてを夢と見て、動じずにいなさい。
                          『私は在る』(p207)
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

……ありがとうございました。

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【74 真理は今ここにある】の5回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

しかし……マハラジという覚者は……言葉の名人でもありますよね。

いったいどこから……このような言葉の組み合わせが……沸き出すのか……。

> 真理は良いふるまいに対する褒美(ほうび)でも、何かの試験が通ったこと
> への賞でもない。
> それをもたらすことはできないのだ。

とか、

> あなたは適格だ。
> なぜならあなたは在るからだ。
> あなたが真理に値する必要はない。
> それはあなた自身のものなのだ。
> ただ、それを追いかけることによって、それから逃げだしてはならない。
> 沈黙しなさい。
> 静かで在りなさい。

とか……。

では、【74 真理は今ここにある】の5回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 行為が真理の証拠だと言うことはできるでしょうか? 真理は言語
     化することはできませんが、行動に表すことはできるかもしれませ
     ん。
 
 マハラジ
 行為でも無為でもない。
 それはどちらも超えているのだ。
 
 質問者 人は「そうです。これこそ真理です」と言うことができるのでしょ
     うか? あるいは彼は偽りを否定することに制限されているのでし
     ょうか? 言い方を変えれば、真理は純粋な否定なのでしょうか?
     あるいはそれが断言となる瞬間がやってくるのでしょうか?
 
 マハラジ
 真理は描写できない。
 だが、体験されることができるのだ。
 
 質問者 体験は主観的であり、分かち合うことができません。あなたの体験
     は、私を今いるところに置き去りにするのです。
 
 マハラジ
 真理は体験できるが、それは単なる体験ではない。
 私はそれを知っていて、あなたに伝えることができる。
 だが、あなたがそれに対して開いているときだけだ。
 開いているとは、ほかの何も求めないということだ。
 
 質問者 私は恐れと欲望でいっぱいなのです。それは私が真理を知るには適
     格ではないということでしょうか?
 
 マハラジ
 真理は良いふるまいに対する褒美(ほうび)でも、何かの試験が通ったこと
 への賞でもない。
 それをもたらすことはできないのだ。
 それは原初のもの、不生、存在するすべての太古の源なのだ。
 あなたは適格だ。
 なぜならあなたは在るからだ。
 あなたが真理に値する必要はない。
 それはあなた自身のものなのだ。
 ただ、それを追いかけることによって、それから逃げだしてはならない。
 沈黙しなさい。
 静かで在りなさい。
 
 質問者 もし身体を落ち着かせ、マインドを静にさせなければならないのな
     ら、どのようにすればいいのか教えてください。自己覚醒のなかで、
     私は身体とマインドが私のコントロールを超えた原因によって動か
     されているのを見ます。遺伝と環境が私を絶対的に支配しています。
     宇宙の創造者である偉大な「私は在る」も、薬物によって一時的に、
     あるいは一滴の毒によって永久に消し去ることができるのです。
 
 マハラジ
 またしても、あなたは自分を身体と見なしている。
 
 質問者 たとえ私が骨、肉、血としてのこの身体を退けたとしても、いまだ
     に思考、感情、記憶、想像でできた希薄な身体として残るのです。
     それでさえ非―私として退けても、私は意識として残ります。それ
     もまたある種の身体なのです。
 
 マハラジ
 あなたの言うとおりだ。
 だが、そこで止まる必要はない。
 その彼方へと行きなさい。
 意識も、その中心の「私は在る」さえも、あなたではないのだ。
 あなたの真の存在は完全な非―自己意識だ。
 粗大、微細、あるいは超越、何であれすべての自己同一から完全に自由なの
 だ。
 
 質問者 私自身が彼方のものだと想像することはできます。しかしどのよう
     な証拠があるのでしょう? 在るためには、私は誰かで在らねばな
     りません。
 
 マハラジ
 それは正反対だ。
 在るためには、あなたは誰でもない人にならなければならない。
 あなた自身を何か、あるいは誰かだと考えることは死、そして地獄だ。
 
 質問者 古代エジプト人は薬物や魔術の影響によって身体から追いだされ、
     実際に外側に立ち、横たわった自分の姿を見るという秘教儀式の存
     在を認めてきました。このことが彼らに死後の存在の実在を確信さ
     せ、国家と寺院に多大な利益をもたらす究極的な運命への深い関心
     を生みだし、身体を所有する個人との自己同一化の儀式が存続した
     のです。
 
 マハラジ
 身体は食物からできている。
 そしてマインドは想念からできている。
 それらをあるがままに見なさい。
 あなたが何であるのかを知る必要はない。
 あなたが何ではないかを知れば充分なのだ。
 あなたであるものを知ることはけっしてない。
 なぜならすべての発見が克服すべき新たな次元を開くからだ。
 
 質問者 それは永遠に無知であり続けるという意味でしょうか?
 
 マハラジ
 それは無知がけっして存在しなかったことを意味するのだ。
 真理は発見のなかにあり、発見されたもののなかにあるのではない。
 そして、発見にははじまりも終わりもないのだ。
 限界を疑いなさい。
 そして超えていきなさい。
 一見、不可能と見える仕事を自らに託しなさい。
 それが道なのだ。
 
                        『私は在る』(p388-390)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 行為が真理の証拠だと言うことはできるでしょうか? 真理は言語
>     化することはできませんが、行動に表すことはできるかもしれませ
>     ん。

「行為とは真理の試験なのだ。(p418)」とかって聞いたことがあるけど。

> マハラジ
> 行為でも無為でもない。
> それはどちらも超えているのだ。

「真理(実在)」は行為も無為も超えている……。

> 質問者 人は「そうです。これこそ真理です」と言うことができるのでしょ
>     うか? あるいは彼は偽りを否定することに制限されているのでし
>     ょうか? 言い方を変えれば、真理は純粋な否定なのでしょうか?
>     あるいはそれが断言となる瞬間がやってくるのでしょうか?

なるほど。

> マハラジ
> 真理は描写できない。

はい。

> だが、体験されることができるのだ。

(-||-)

> 質問者 体験は主観的であり、分かち合うことができません。あなたの体験
>     は、私を今いるところに置き去りにするのです。

どうなんでしょう……。

> マハラジ
> 真理は体験できるが、それは単なる体験ではない。

そうか。

「真理は体験できるが、それは単なる体験ではない」……。

> 私はそれを知っていて、あなたに伝えることができる。

そうなんだ。(@_@)

> だが、あなたがそれに対して開いているときだけだ。

(@_@)

> 開いているとは、ほかの何も求めないということだ。

(>_<)

「ほかの何も求めないということ」。

結局……このことに尽きるかなぁ……。(*-_-*)

> 質問者 私は恐れと欲望でいっぱいなのです。それは私が真理を知るには適
>     格ではないということでしょうか?

このひと……とっても正直だけど……。

> マハラジ
> 真理は良いふるまいに対する褒美(ほうび)でも、何かの試験が通ったこと
> への賞でもない。

なんか……ホットする……。(^^;)

> それをもたらすことはできないのだ。

よかったぁ。^^;

> それは原初のもの、不生、存在するすべての太古の源なのだ。

はい。

> あなたは適格だ。

(^^)/

> なぜならあなたは在るからだ。

ヤッタ。

> あなたが真理に値する必要はない。
> それはあなた自身のものなのだ。

(^||^)

> ただ、それを追いかけることによって、それから逃げだしてはならない。

おう。(@_@)

> 沈黙しなさい。
> 静かで在りなさい。

そうかぁ……。(-_-)

> 質問者 もし身体を落ち着かせ、マインドを静にさせなければならないのな
>     ら、どのようにすればいいのか教えてください。自己覚醒のなかで、
>     私は身体とマインドが私のコントロールを超えた原因によって動か
>     されているのを見ます。遺伝と環境が私を絶対的に支配しています。
>     宇宙の創造者である偉大な「私は在る」も、薬物によって一時的に、
>     あるいは一滴の毒によって永久に消し去ることができるのです。

でも……薬物でダメになってしまうような個人が……宇宙を創造しているわけ
ではないと思うけど……。

> マハラジ
> またしても、あなたは自分を身体と見なしている。

はい。

> 質問者 たとえ私が骨、肉、血としてのこの身体を退けたとしても、いまだ
>     に思考、感情、記憶、想像でできた希薄な身体として残るのです。
>     それでさえ非―私として退けても、私は意識として残ります。それ
>     もまたある種の身体なのです。

なるほど。

> マハラジ
> あなたの言うとおりだ。
> だが、そこで止まる必要はない。

おお……。

> その彼方へと行きなさい。

うーむ。

> 意識も、その中心の「私は在る」さえも、あなたではないのだ。

はい。

> あなたの真の存在は完全な非―自己意識だ。

「完全な非―自己意識」……。

> 粗大、微細、あるいは超越、何であれすべての自己同一から完全に自由なの
> だ。

……。(-||-)

> 質問者 私自身が彼方のものだと想像することはできます。しかしどのよう
>     な証拠があるのでしょう? 在るためには、私は誰かで在らねばな
>     りません。
> 
> マハラジ
> それは正反対だ。

そうか。

> 在るためには、あなたは誰でもない人にならなければならない。

ああ……。

> あなた自身を何か、あるいは誰かだと考えることは死、そして地獄だ。

わかりました。(-||-)

> 質問者 古代エジプト人は薬物や魔術の影響によって身体から追いだされ、
>     実際に外側に立ち、横たわった自分の姿を見るという秘教儀式の存
>     在を認めてきました。このことが彼らに死後の存在の実在を確信さ
>     せ、国家と寺院に多大な利益をもたらす究極的な運命への深い関心
>     を生みだし、身体を所有する個人との自己同一化の儀式が存続した
>     のです。
> 
> マハラジ
> 身体は食物からできている。

たしかに。

> そしてマインドは想念からできている。

わかります。

> それらをあるがままに見なさい。

……。(-_-)

> あなたが何であるのかを知る必要はない。
> あなたが何ではないかを知れば充分なのだ。

はい。

> あなたであるものを知ることはけっしてない。
> なぜならすべての発見が克服すべき新たな次元を開くからだ。

なんと。(*@_@*)

> 質問者 それは永遠に無知であり続けるという意味でしょうか?

うん。

> マハラジ
> それは無知がけっして存在しなかったことを意味するのだ。

ケー。(>_<)

しびれる……。

> 真理は発見のなかにあり、発見されたもののなかにあるのではない。

なんという……。(-||-)

> そして、発見にははじまりも終わりもないのだ。

「発見にははじまりも終わりもない」……。

……はい。

> 限界を疑いなさい。

ああ……限界はないのか……。

> そして超えていきなさい。

そうか……。

> 一見、不可能と見える仕事を自らに託しなさい。

既知の岸辺を……離れられるか……。

> それが道なのだ。

わかりました。(-||-)

……。

ありがとうございました……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………



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■ 3.禊ぎ通貨の話(その8):「禊ぎ通貨」にできないこと
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縁あって知った、

             「禊(みそ)ぎ通貨」

という多呂ご兄弟のアイディア(特許申請済み)をご紹介しています。

と言ってもこれは……企業秘密に当たるような……情報ではありませんが。

前回「ベーシックインカム」のアイディアは……多分……「禊ぎ通貨」という
実施手段を得て……はじめて実現可能なのでは……という推測を書きました。

逆に言うと……ホームレスがあって当たり前……勝者と敗者があって当たり前
……という前提のもとでは……「禊ぎ通貨」は難しい……ということです。

社会の最底辺のなかに……その社会の不安の根拠が……あるのでしょうから。

まあ……アヌンナキの徒に操られて……というような言い方は……つねにある
わけでしょうが。

歳出の半分を赤字国債の発行で補う……というようなことを……いつまでやり
続けるつもりなのか……。

地上の“経済身体”には……通常の有機体にはない……“循環異常”によって
もたらされる……二種類の不均衡があります。

(1) “上下の不均衡”と

(2) “左右の不均衡”の

二種類の不均衡です。

(1) “上下の不均衡”は……新鮮な酸素を運ぶ血液が……物質代謝に伴走する
  役割を終えても……信号として消滅しないことに起因します。

  この消滅しない信号は……あたかも余剰な血液のように……“経済身体”
  のいわば“頭部”に滞留するわけです……。
  
  そして“経済身体”内で……“マネー経済”という……悪戯な独自経済圏
  を形成します。

(2) “左右の不均衡”は……地球生態系のなかで……つねに拡大再生産を促進
  してきた……生産優先の伝統がもたらした……負の遺産です。
  
  つまりエネルギー供給のパイプが……各細胞拠点の“生産者”にしか……
  配管されていない……ということです。
  
  しかし……“経済身体”の各細胞は……生産と消費を同時に行わなければ
  ……生存そのものすら保てない。
  
  各細胞拠点のライフラインが……“生産者”にしか配管されていないこと
  が……各細胞の漸進的“死”を……意味する段階があったわけです。

「禊ぎ通貨」は……この二種類の不均衡を……即座に……実質的に……癒しは
じめます。

減価通貨である「禊ぎ通貨」は……いかなる意味でも……“上下の不均衡”に
……寄与することはありえません。

また「ベーシックインカム」の……実施手段となることで……「禊ぎ通貨」は
……即座に“左右の不均衡”を……癒しはじめます。

しかし……「禊ぎ通貨」は……通常通貨の「円」とは……違います。

「禊ぎ通貨」は……通常通貨の「円」にできること……すべてができるわけで
はない……。

まず……「禊ぎ通貨」は……“マネー経済”に参加できません。

ということは……「禊ぎ通貨」にできないのは……、

(1) 「貯蓄」、(2)「投資」、(3)「ギャンブル」……それと実体経済における
(4) 「貿易」です。

「禊ぎ通貨」は……国内の独自経済圏だけに通用する通貨ですから……「円」
を経由せずに……直接外国の商品を購入することは……できないわけです。

しかし……国内のあらゆる店舗で……商品を購入することができる。

つまり……国内で商売をしようとする……すべての企業は……「禊ぎ通貨」の
受け取りを……拒否することは……できないということです。

だからもちろん……「禊ぎ通貨」の採用には……国家の意志と……立法措置が
必要です。

資本主義から離陸するという……明確な意志なくして……「禊ぎ通貨」を採用
ことは……できません。

さて……今の政府に……それが可能かどうか。(^_-)

どうですか、イメージが少し具体的になってきましたか? (^^;)

もし何か疑問に感じた方は、ツッコミを入れていただけば考えます。(^^)/

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今回はここまでにして、あとはこの次に回しましょう。

次回をお楽しみに……。(^^)/


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■ 4.編集後記:小鳥のエサ台を……作ったんですけど。
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庭に……竹の一節を半分に割った……小鳥のエサ台を……作ったんですけど。

まだ……小鳥は……見つけていないみたい。

いつ……見つけてくれるのかなぁ……。

見つけてくれるといいなぁ……。

でも……、

> 表現のための欲望は挫折しうる。

からなぁ。(^_-)

> そのような欲望はマインドのものだ。
> 精神的なものすべてにとって、挫折は避けられない。

わかりました……。

精神的なものはすべて……挫折するんですよね……。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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