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━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.352 2011/1/2(第352号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ
という言葉を信じた、仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 925名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.世界の責任を完全に受け入れ

2.写経ニサルガダッタ:【97 マインドと世界はひとつ】の1回目

3.禊ぎ通貨の話(その9):それから“ボランタリー経済”に

4.編集後記:“だが、興味をもつのはあなたなのだ”なんて……
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■ 1.世界の責任を完全に受け入れ
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みなさま……明けましておめでとうございます。

今年の正月は……日本の大部分が……寒気団に覆われているそうですね。

多くの場所では……今は雪が降っているのかもしれません。

なのに……どういうわけか……ありがたいことに……ここは日が出ていて……
家のなかは……ぽかぽかと温かいです。

ありえたかもしれない……別のドラマというのは……どこかにあるようでもあ
り……けっして……ありえないようでもあり……。

いずれにしろそれは……夢のなかの調度なのですから……夢のなかの登場人物
としては……それをありがたく……受容するだけです。

その登場人物のほかに……別の誰かが……いるわけでもないのでしょうが。

でも……「私は在る」……です。

その在るだけのわたしが……今この瞬間に……ふっと……その夢に……興味を
持つ……。

すると……すべての夢の調度が……生命(いのち)を吹き込まれる……。

物語が立ち上がり……わたしはすでに……夢のなかに……入っている。

わたしは……今この瞬間に……この夢に……入るのでしょうか……。(-_-)

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

あらためて……みなさま……明けまして……おめでとうございます。

なぜか今年は……元日が土曜日になっているようです。

なので……この夢のなかの登場人物は……懲りもせず……元旦からメルマガを
……書くつもりらしいのです。(^^;)

まあ……特に人様に……ご迷惑をおかけするわけでもなし……それはそれでい
いのかもしれませんが。

こういう言葉があります。

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 すべては内側から現れ、あなたの住む世界があなたの上に投影されているの
 ではなく、あなたによって投影されているとひとたび自覚すれば、恐れは終
 焉(しゅうえん)するのだ。
                          『私は在る』(p316)
                       http://tinyurl.com/s747u
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うーむ。(-_-;)

単に言葉の上で理解できることなど……何もないのかもしれませんが……。

もし本当に……恐れが終焉するのだとすれば……上のメッセージは……(その
意味する方向くらいは)……何とか理解したいところです……。

マハラジは……「すべて(=現れの世界)は内側から現れ」るのだ……と言っ
ているらしい。

わたしは……現れの世界のなかにいるのではなく……わたしが……現れの世界
を投影している……のだと。

ところが……そんなことはとても信じられないものだから……通常、

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 この自覚なしに、あなたはあなた自身を外界の身体、マインド、社会、国家、
 人類、そして神や至高なるものといったものとさえ同一化してしまう。
 
                          『私は在る』(p316)
----------------------------------------------------------------------

ということになるらしい。

まあ……たいていは……「外界の身体」と……自己同一化しますよね。

すると……身体はもっとも壊れやすいものであるために……わたしは……身体
の立場に立って……身体として……恐怖にさらされる。

だからこそ……わたしは怖がるのだと……思っていました。

もちろん……それはそのとおりだろうけど……。

でも……マハラジによるとどうやら……「神や至高なるものといったもの」と
自己同一化することさえも……恐怖の所産のようです。

----------------------------------------------------------------------
 だが、それらはみな恐れからの逃避なのだ。
                          『私は在る』(p316)
----------------------------------------------------------------------

と……マハラジは言うのですから。

どうやら……神さえも……世界の崩壊は……恐ろしいのかもしれません。

で……その恐れからの……出口はあるのか?

その恐れから……自由になるには……どうしたらいいのか?

マハラジの処方箋は……ここでも……ごくシンプルです。

----------------------------------------------------------------------
 あなたが住む小さな世界の責任を完全に受け入れ、その創造、維持、破壊の
 過程を見守るときにだけ、あなたはあなた自身の想像による束縛から自由に
 なるのだ。
                          『私は在る』(p316)
----------------------------------------------------------------------

(*_*)  ⌒★?

そうか……。(-_-)

手練手管など……何もないんだ。

そもそも……手練手管など……何も必要ないのかも。

自分が住む「小さな世界の責任を完全に受け入れ、その創造、維持、破壊の過
程を見守る」だけ……とは。

そうか……知覚の対象である世界のなかで……“自分”を延命させる努力なん
て……もともと必要ないことだったんだ。

滅びるべきものは……どうしたって滅びる……。

ただ……滅びるべきものが……滅びることを……受け容れて……その過程を…
…見守るだけでよかったんだ。

> あなたは過去と未来に関心をもちすぎている。
> それはみな、あなたの存在を継続させたい、自分自身を消滅から守りたいと
> いう切望から起こるのだ。(p278)

わかります。

> しかし、あなたが呼ぶ存続とは、夢の存続にすぎない。
> それよりは死のほうが望ましい。
> そこには目覚めるチャンスがあるからだ。(p278)

おお……。

了解いたしました。(-||-)

----------------------------------------------------------------------
 あなた自身を過程として、過去と未来、そして物語をもつ者として想像する
 ことは奴隷状態の本質なのだ。
 実際には、私たちに物語はない。
 私たちは過程ではなく、発展もせず、崩壊もしない。
 すべてを夢と見て、動じずにいなさい。
                          『私は在る』(p207)
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

……ありがとうございました。<(_ _)>

……。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【97 マインドと世界はひとつ】の1回目
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この章は……とても大切な章だと……思っています。

特にいま日本語で『私は在る』を読んでいるわたしのような人間にとっては、
ある意味ではとても救いになる章でありメッセージだと思います。

つまり、ニサルガダッタの面前でこの質問をした方よりも、必ずしもわれわれ
が“不利”なわけではない……という意味で。

決め手はあくまでも……マハラジがよく言う……「誠実さ」だと思います。

では、【97 マインドと世界はひとつ】の1回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

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 質問者 ここには何人かの聖者の写真があります。彼らはあなたの霊的系統
     の歴代の師たちだと聞きました。彼らは誰なのでしょうか。また、
     どのようにしてそれははじまったのでしょうか?
 
 マハラジ
 私たちは「九人の師(ナヴナート)」と呼ばれている。
 伝説では、私たちの最初の師はダッタートレーヤ* だと伝えられている。
 彼はブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三代神の偉大なる化身だ。
 この「九人の師」でさえも神話なのだ。
 
 訳注*  ダッタートレーヤ Dattaatreya
     ヴェーダの教え以前の時代の聖者。特にアドヴァイタ・ヴェーダー
     ンタの教義の代表格である『アヴァドゥータ・ギーター』、『ジー
     ヴァンムクタ・ギーター』、『トリプラ・ラハーシャ』の著者とし
     て知られる。ヒンドゥー教三大神の化身であり、ダッタートレーヤ
     ・サンプラダヤの創始者。
 
 質問者 彼らの教えの独自性とは何なのでしょうか?
 
 マハラジ
 そのシンプルさにある。
 理論においても、実践においても。
 
 質問者 人はどのようにしてナヴナートになるのでしょうか? 秘伝伝授に
     よってでしょうか、あるいは継承によってでしょうか?
 
 マハラジ
 どちらでもない。
 ナヴナート・パランパラ、すなわち九人の師の伝統は、川の流れのように実
 在の大洋に流れ着き、誰であれそれに溶け入った人が伝えていくのだ。
 
 質問者 それは同じ伝統に属す、生きた師からの容認を暗示しているのでし
     ょうか?
 
 マハラジ
 「私は在る」という感覚にマインドの焦点を合わせるサーダナ(修練)を重
 ねてきた者たちは、同じサーダナを継承してきたほかの人びと関係している
 と感じるかもしれない。
 そして彼らの間に生まれた密接な親近感を、自らをナヴナートと呼ぶことに
 よって表すのかもしれない。
 それは彼らに確立した伝統に所属する喜びを与えるのだ。
 
 質問者 所属することによって、彼らは何らかの恩恵を受けるのでしょうか?
 
 マハラジ
 サットサン、「聖者たちとの交わり」の輪が時を経るにしたがって広がって
 いくのだ。
 
 質問者 それによって、彼らは所属しなければ閉ざされたであろう力と恩寵
     (おんちょう)の源を占有するのでしょうか?
 
 マハラジ
 力と恩寵は求める者たちに、そしてすべての人に開かれている。
 自分自身に特定の名前を与えることは何の助けにもならない。
 何であれ好きな名で自分を呼ぶがいい。
 あなたが真剣にあなた自身を覚えることをマインドにとどめているかぎり、
 自己知識にとっての蓄積された障害はかならず一掃されるだろう。
 
 質問者 もし私があなたの教えを気に入り、指導を受ければ、私をナヴナー
     トと呼ぶことができるのでしょうか?
 
 マハラジ
 言葉に耽溺(たんでき)したあなたのマインドをそれで喜ばすがいい!
 名前があなたを変えることはないのだ。
 せいぜいそれはあなたに正しくふるまうよう思い出させる程度だろう。
 グルと弟子の継承というものはある。
 弟子は師と入れ替わり、より多くの弟子たちを養成し、このようにして系統
 は維持されていく。
 しかし、伝統の継承は非形式的な、任意のものだ。
 それは家系の名前のようなものだ。
 ただ、ここでの家系は霊的なものなのだ。
 
 質問者 サンプラダヤに加わるには、あなたは真我を実現しなければならな
     いのでしょうか?
 
 マハラジ
 ナヴナート・サンプラダヤは単なる伝統のひとつ、教えと修練の方法のひと
 つにすぎない。
 それが意識のレベルを表すわけではないのだ。
 もしあなたがナヴナート・サンプラダヤの師をあなたのグルとして受け入れ
 れば、あなたは彼のサンプラダヤに加わるのだ。
 普通あなたは、彼から見られること、触れられること、あるいはひとつの言
 葉として、また、ときには生き生きとした夢として、あるいは強烈な思い出
 としての彼の恩寵のしるしを受ける。
 ときには弟子のふるまいと人格の意味深い急速な変化が、恩寵の唯一のしる
 しであることもある。
 
                        『私は在る』(p519-520)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 ここには何人かの聖者の写真があります。彼らはあなたの霊的系統
>     の歴代の師たちだと聞きました。彼らは誰なのでしょうか。また、
>     どのようにしてそれははじまったのでしょうか?

『私は在る』のなかでこういう質問をしたのはこの質問者だけですね。

この方がこの質問をしてくれたのは、とてもありがたかったです。

お陰で、マハラジが“霊的伝統”とか“霊的教え”あるいは“宗派”というも
のについてどういう考えを持っていたかがよくわかります。

> マハラジ
> 私たちは「九人の師(ナヴナート)」と呼ばれている。
> 伝説では、私たちの最初の師はダッタートレーヤ* だと伝えられている。
> 彼はブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三代神の偉大なる化身だ。
> この「九人の師」でさえも神話なのだ。

「ナヴナート・サンプラダヤ」にはこんなイメージ画像があるようです。
http://nisargadatta.net/Navnath_Sampradaya.html

絵の下に続く引用文は……この章の内容です。

> 訳注*  ダッタートレーヤ Dattaatreya
>     ヴェーダの教え以前の時代の聖者。特にアドヴァイタ・ヴェーダー
>     ンタの教義の代表格である『アヴァドゥータ・ギーター』、『ジー
>     ヴァンムクタ・ギーター』、『トリプラ・ラハーシャ』の著者とし
>     て知られる。ヒンドゥー教三大神の化身であり、ダッタートレーヤ
>     ・サンプラダヤの創始者。

上の絵の真ん中に座っていらっしゃる方がダッタートレーヤなのでしょう。

ということは「九人の師」というのは全員同時代人ということらしいですね。

> 質問者 彼らの教えの独自性とは何なのでしょうか?
> 
> マハラジ
> そのシンプルさにある。
> 理論においても、実践においても。

まさに……。(-_-)

あまりにも素朴で……その膝下まで近づくだけで……こんなにかかっています。

しかし……ほかに方法はない……。

> 質問者 人はどのようにしてナヴナートになるのでしょうか? 秘伝伝授に
>     よってでしょうか、あるいは継承によってでしょうか?

うん。

> マハラジ
> どちらでもない。

おお……。

> ナヴナート・パランパラ、すなわち九人の師の伝統は、川の流れのように実
> 在の大洋に流れ着き、誰であれそれに溶け入った人が伝えていくのだ。

すばらしい……。

> 質問者 それは同じ伝統に属す、生きた師からの容認を暗示しているのでし
>     ょうか?

ふふ。

この方……公認が欲しいのかも。

> マハラジ
> 「私は在る」という感覚にマインドの焦点を合わせるサーダナ(修練)を重
> ねてきた者たちは、同じサーダナを継承してきたほかの人びと関係している
> と感じるかもしれない。

まったくですね。

> そして彼らの間に生まれた密接な親近感を、自らをナヴナートと呼ぶことに
> よって表すのかもしれない。

なるほど。

> それは彼らに確立した伝統に所属する喜びを与えるのだ。

そうでしょうね……。

> 質問者 所属することによって、彼らは何らかの恩恵を受けるのでしょうか?

ふふ。

> マハラジ
> サットサン、「聖者たちとの交わり」の輪が時を経るにしたがって広がって
> いくのだ。

はい。

> 質問者 それによって、彼らは所属しなければ閉ざされたであろう力と恩寵
>     (おんちょう)の源を占有するのでしょうか?

どこまでも確認したい。

> マハラジ
> 力と恩寵は求める者たちに、そしてすべての人に開かれている。

わかります。

> 自分自身に特定の名前を与えることは何の助けにもならない。

はい。

> 何であれ好きな名で自分を呼ぶがいい。

ふふ。

> あなたが真剣にあなた自身を覚えることをマインドにとどめているかぎり、
> 自己知識にとっての蓄積された障害はかならず一掃されるだろう。

わかりました。

> 質問者 もし私があなたの教えを気に入り、指導を受ければ、私をナヴナー
>     トと呼ぶことができるのでしょうか?

はは……。

> マハラジ
> 言葉に耽溺(たんでき)したあなたのマインドをそれで喜ばすがいい!

(^_-)

> 名前があなたを変えることはないのだ。

はい。

> せいぜいそれはあなたに正しくふるまうよう思い出させる程度だろう。

了解です。

> グルと弟子の継承というものはある。

はい。

> 弟子は師と入れ替わり、より多くの弟子たちを養成し、このようにして系統
> は維持されていく。

たしかに……。

> しかし、伝統の継承は非形式的な、任意のものだ。

マハラジは形式的なものを……まったく信じていないようです。

しかし……マハラジがここで「ナヴナート・パランパラ」について語ってくだ
さったことは……われわれには救いですよね。

> それは家系の名前のようなものだ。
> ただ、ここでの家系は霊的なものなのだ。

わかりました。

> 質問者 サンプラダヤに加わるには、あなたは真我を実現しなければならな
>     いのでしょうか?

この場合の一般人称の「あなた」は……必ずしもなくてもいいかもですね。

> マハラジ
> ナヴナート・サンプラダヤは単なる伝統のひとつ、教えと修練の方法のひと
> つにすぎない。

はい。

> それが意識のレベルを表すわけではないのだ。

よくわかりました。

> もしあなたがナヴナート・サンプラダヤの師をあなたのグルとして受け入れ
> れば、あなたは彼のサンプラダヤに加わるのだ。

はい。

> 普通あなたは、彼から見られること、触れられること、あるいはひとつの言
> 葉として、また、ときには生き生きとした夢として、あるいは強烈な思い出
> としての彼の恩寵のしるしを受ける。

わかります。

> ときには弟子のふるまいと人格の意味深い急速な変化が、恩寵の唯一のしる
> しであることもある。

よくわかりました。(-||-)

……。

ありがとうございました……。

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………



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■ 3.禊ぎ通貨の話(その9):それから“ボランタリー経済”に
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縁あって知った、

             「禊(みそ)ぎ通貨」

という多呂ご兄弟のアイディア(特許申請済み)をご紹介しています。

と言ってもこれは……企業秘密に当たるような……情報ではありませんが。

ここで……「禊ぎ通貨」のようなアイディアについて……どうして書く気にな
ったのかに……簡単に触れておきたいと思います。

「禊ぎ通貨」なんて……「私は在る」一点張りのこのメルマガとしては……い
かにも“とって付けたような”テーマです。

マハルシやマハラジ……あるいはラメッシ・バルセカールに教えられて……今
ではわたしも……「起こるべきことしか起こらない」ことを納得しています。

> あなたの欲望はそれを満たすこと、あるいは満たされないこととともに、あ
> なたに起こるのだ。
> どちらにせよ、あなたに変えることはできない。

というわけですから。(;_;)

(もっとも……なぜか……それが嬉しくもあるんですよね。(^_-) )

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 あなたは努力し、闘い、力を尽くしていると信じるかもしれない。
 それもまた、その仕事の結果とともにすべては単に起こるだけなのだ。
 何ひとつあなたによるものではなく、あなたのためのものでもない。
 すべては映画のスクリーン上の画像の中に顕わにされる。
 光のなかには何もない、あなたがあなただと思っている個人も含めて。
 あなたはただの光なのだ。
                          『私は在る』(p500)
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論理的に理解できるはずもない……これらの不思議な言葉に……わたしは……
魅せられます。

> 何ひとつあなたによるものではなく、あなたのためのものでもない。

こういう……無慈悲な言葉が……少なくとも無慈悲に聞こえる言葉が……どう
いうわけか……好きなんですよねぇ。(=_=)

「何ひとつあなたによるものではなく、あなたのためのものでもない」……。

こうですからねぇ。(>_<)

堪(こた)えられない……。

あるいは……こんなのもある……。

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 自分自身はこう在り、知り、行為すると想像し、惑わされているかぎりは、
 私たちは悲しくも苦境にいるのだ。
                          『私は在る』(p129)
----------------------------------------------------------------------

まったく信じられないような言葉なのに……それがなぜか……響く。(-_-)

あ。(@_@)

脱線しました。(^^;)

というわけで……夢のなかの出来事に“自分”が竿させるとは……思っていな
いのですが……もしかして夢のなかの役割だったら……と思うだけです。

新聞を見れば……「無縁社会」とか……「孤族」といった文字に出会います。

失業者320万人……。

一年以上仕事がない人が……128万人だそうです。

今の社会制度のなかで……こういう人たちは……いったいどうやって生活する
んですか……。

それでも政府は……何とか雇用を(少なくとも言葉の上では)……増やそうと
している。

雇用が創出できるまで……しばらく……あなたたちは霞を食べて……待ってい
てください……と言うつもりでしょうか。

企業の方は……それどころじゃない。

うち続く円高で……どうしても国際競争力が保てないとなれば……背に腹は代
えられない……生産拠点を海外に移すしかない……と言っているわけです。

どうやって……国内に雇用なんて……増やせますか……。

それもこれも……すべては……地球人類は……労働から解放された……という
ことを自他共に認めるための……圧力ではないでしょうか。(@_@)

雇用からあぶれた人たちに……現金を渡すしか……方法はないんです。

そして……まず一息ついてもらって……それから“ボランタリー経済”に……
自主的に参加してもらうより……方法はないんです。

なんて熱くなっても……始まりませんよね。(^^;)

ま……そういう変容の手段として……「禊ぎ通貨」は……まさにピッタリなん
ですよね。

なにしろ……、

1.財源が要らない

2.借金を増やさない

3.即、内需を拡大できる

4.そして、本当に社会が必要としている生産形態に誘導できる

わけですから。

どうですか、イメージが少し具体的になってきましたか? (^^;)

もし何か疑問に感じた方は、ツッコミを入れていただけば考えます。(^^)/

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http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702

今回はここまでにして、あとはこの次に回しましょう。

次回をお楽しみに……。(^^)/


        …………○…………○…………○…………


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        …………○…………○…………○…………


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        …………○…………○…………○…………



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■ 4.編集後記:“だが、興味をもつのはあなたなのだ”なんて……
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正月が来ようが……アセンションが来ようが……すべてが今なんだと思うと…
…なんか……ちょっと不思議です。^^;

わたしがどこへ……行くわけでもない……。

すべては……わたしが見ている……つかのまの風景なんですね。

この身体は……むろん……すぐに滅ぶでしょう。

でも……「私は在る」という感覚が……滅ぶわけではない。

その感覚が……また現れに興味を持ったら……こんなふうに身体と自己同化し
て……また自分の想像のなかで……怖がったりするのかもしれません。

それで……文句を言ったら……、

“だが、興味をもつのはあなたなのだ”なんて言われるかなぁ。(*^_^*)

では、おやすみなさい。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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