home > 通信 > 『アセンション館通信』第372号:体験の世界はそのまま残る



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆
 ☆☆     ☆☆ 『アセンション館通信』vol.372 2011/5/22(第372号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】 ――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆              https://www.ascensionkan.com/
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このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に自己同化し
た観照者が覗き見た風景の報告です。(←なんちゃって。(*^_^*))

マインドを超えていくにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の準備だ
という言葉を信じた、仮現の現象世界に興味を失うための努力です。^^;

内容は人畜無害、でもこんな理屈を読む人は相当変わってますね。現在 891名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.体験の世界はそのまま残る

2.写経ニサルガダッタ:【75 平和と沈黙のなかで、あなたは成長する】3回目

3.いただいたお手紙から:りかさん

4.編集後記:どこかで寅さんのおいちゃんのような方が……
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■ 1.体験の世界はそのまま残る
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すべては……「私は在る」のゆえに現れる……一瞬の風景にすぎない……。

このことを……疑うことは……できない。

もしかしたら……その風景の現れ方には……何らかの法則性が……あるのかも
しれない。

おそらく……その法則性は……現れの世界の……何らかの構造を……反映して
いることだろう。

例えば……現れの世界のなかの……何らかの「形」が……“自分”を個別存在
と誤解して……個別のアイデンティティを……想像するとか……。

すると……その想像に応じて……その夢想されたアイデンティティが……何ら
かの物語を……記憶のインクで……描きだす……。

いつの間にか……その物語に応じた……何らかの感情が……湧出する……。

すると……その感情がまた……それに応じた新たな「形」を……現れの世界に
生みだすことになる……などといった……。

そんな「形」(物質現象)と「名前」(意識現象:情緒・感情)の対発生を…
…ドイツの詩人科学者クラーゲスは……「形象心情」と表現したのか……。

とはいえ……あらゆる感情が……ただちに承認され……即、現象化することを
……許されるわけでは……ないかもしれない。

顕現世界の「形」に依拠して……夢想されたアイデンティティは……途方もな
く……自惚れで……見栄っ張り……ということもありうる。

二元性の支配下にある……現れの世界で……残虐性のない優しさや……不幸の
ない幸福が……あるかのごとくふるまいたいかもしれない。

するときっと……その仮想のアイデンティティによって……否認され無視され
た……膨大なネガティビティが……溜まってしまうのでは……。

おそらく……顕現宇宙には……そうして蓄積された感情の“種”が……膨大に
貯蔵され……顕現の機会を……待っているかも……。

それぞれに……夢想されたアイデンティティに……括りつけられて。

それが……いつ……どこで……現象化するかなど……ほかのどんな夢想された
アイデンティティにも……わかるはずもない……。

もしかしたら……われわれの……内界と外界の……つかの間の風景の現れ方に
は……そんな……何らかの法則性が……あるのかもしれない。(-_-;)

あ。(@_@)

(*^_^*)

というわけで、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ、
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

すべては……「私は在る」のゆえに現れる……一瞬の風景にすぎない……。

これだけは……確かだと思います。

すべての見られるもの……すべての現れは……つかの間の風景です。

常在するのは……見ているわたしだけです。

これは……どう考えても……間違いない。

にもかかわらず……われわれはついつい……変化する現れのなかに……何かの
確証を求めてしまう。

ついつい……いつまでも虚しく……何かの体験を待ってしまう……。

虚しさに耐えられずに……『ゴドーを待ちながら』……逆に虚しく……時をす
ごしてしまう……。

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 すべての体験は限定された、一時的な幻想でしかない。
 体験からは何も期待してはならない。
 それが新しい次元の体験へと導くことはあっても、真我の実現自体はひとつ
 の体験ではないのだ。
 新しい体験がいかに興味深いものであっても、古いものより真実だというわ
 けではない。
 真我の実現が新たな体験ではないことは明らかだ。
 それはすべての体験における時を超えた要因の発見だ。
 それは体験を可能にする気づきなのだ。
 すべての色のなかで光が色彩をもたない要因であるように、すべての体験の
 なかには気づきが存在している。
 それにも関わらず、気づきは体験ではないのだ。
                        『私は在る』(p420-421)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

> 新しい体験がいかに興味深いものであっても、古いものより真実だというわ
> けではない。

いい言葉ですねぇ……。(-_-)

> 真我の実現が新たな体験ではないことは明らかだ。

(-||-)

> それはすべての体験における時を超えた要因の発見だ。

すべての現れ(体験)は……「私」に対して……起こっている。

> それは体験を可能にする気づきなのだ。

すべての現れ(体験)は……「私は在る」の基盤の上に……現れている。

----------------------------------------------------------------------
 知ることは、在ることと愛することとともに、あなたの真の本性の反映なの
 だ。
 知る者と知られるものは、マインドによって加えられるのだ。
 実際は何もないところに、主体―客体の二元性をつくり出すのがマインドの
 本質なのだ。
                          『私は在る』(p421)
----------------------------------------------------------------------

……。(-_-)

知ること……在ること……愛することが……真我の反映なのか……。

> 知る者と知られるものは、マインドによって加えられるのだ。

そうなんだ……。

知る者と知られるものという区別は……マインドの発明なのか……。

> 実際は何もないところに、主体―客体の二元性をつくり出すのがマインドの
> 本質なのだ。

マインドは……すべてを理解しようとするわけだ……。(*-_-*)

マインドなりに……納得したいんだよね……。(;_;)

でも……知る者と……知られるものを……区別することで……主体と客体とい
う……おきまりの……二元性の元型が導入される。

それが……獲得する者と……獲得されるもの……という虚構の捏造に……道を
開くわけだ。

かくて……欲望と恐れが……創造される。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 欲望と恐れの原因とは何でしょうか?
 
 マハラジ
 明らかに、過去の苦痛と快楽の記憶だ。
 そこには何も偉大な神秘があるわけではない。
 同じ対象物に恐れと欲望が関係したときにだけ葛藤(かっとう)が起こるの
 だ。
                          『私は在る』(p422)
----------------------------------------------------------------------

> 明らかに、過去の苦痛と快楽の記憶だ。
> そこには何も偉大な神秘があるわけではない。

そう聞くと……とても単純……。

----------------------------------------------------------------------
 物質とマインドは分離したものではない。
 それらはひとつのエネルギーの二つの相なのだ。
 マインドを物質の機能として見てみなさい。
 そうすればあなたは科学を手にする。
 物質をマインドの産物として見てみなさい。
 そうするとあなたは宗教を手にするだろう。
                          『私は在る』(p423)
----------------------------------------------------------------------

そういうことか……。

----------------------------------------------------------------------
 結局、私たちはマインドの限界内に在る。
 実際には、何も起こってはいないのだ。
 過去もなければ、未来もない。
 すべては現れであり、何も存在しないのだ。
                        『私は在る』(p423-424)
----------------------------------------------------------------------

> 結局、私たちはマインドの限界内に在る。

はい。

> 実際には、何も起こってはいないのだ。

記憶のなかの画面を……つないでみただけ……。

> 過去もなければ、未来もない。

記憶のなかで紡がれた物語……期待のなかで想像された物語を……何度も再生
し直しているだけ……。

> 質問者 何も存在しないとはどういう意味でしょうか? (?_?)
>     あなたは虚空になるのでしょうか、
>     それとも眠りにつくということでしょうか? 
>     あるいは、あなたは世界を消し去り、あなたのつぎの思考のひらめ
>     きで私たちが生命に連れ戻されるまで、私たちを停止の状態にとど
>     めるということでしょうか? (@_@)

プ。(>_<)

眠り姫の世界じゃあるまいし……。(^^;)

> いいや。
> そんなひどい話ではない。

はは……。(^^)

----------------------------------------------------------------------
 マインドと物質の、そして名前と形の世界は続いていく。
 だが、それは私にとってまったく重要ではない。
 それは影のようなものだ。
 それはそこにある。
 どこへ行こうともついてくる。
 だが、どのような意味でも私を邪魔することはない。
 体験の世界はそのまま残る。
 だが、欲望と恐れで私に関わる名前と形は残さないのだ。
 
                          『私は在る』(p424)
----------------------------------------------------------------------

ふーむ。

> 体験の世界はそのまま残る。

はい。

> だが、欲望と恐れで私に関わる名前と形は残さないのだ。

それに感情的に関わらないのか……。

----------------------------------------------------------------------
 ほとんどのあなたの体験は無意識のものだ。
 意識的なものは非常に少ない。
 あなたは事実に気づいていないのだ。
 なぜなら、あなたにとっては意識的なものしか数に入らないからだ。
 無意識に気づくようになりなさい。
                          『私は在る』(p424)
----------------------------------------------------------------------

無意識に気づく……とは……。

----------------------------------------------------------------------
 質問者 無意識に気づくことができるのでしょうか? どのようにするので
     しょう?
 
 マハラジ
 欲望と恐れが覆(おお)い隠し、歪(ゆが)ませてしまう要因なのだ。
 マインドがそれらから解放されたとき、無意識は容易に手に入るようになる。
 
                          『私は在る』(p423)
----------------------------------------------------------------------

ほう。(@_@)

そうか……欲望と恐れという目眩ましのなかで……マインドの一部が抑圧され
……ロープは蛇になるのか……。

そして……物語は……生き延びるわけだ。

----------------------------------------------------------------------
 内側に向かうこと、超然と離れてあること、手放すことが死だ。
 生を全(まっと)うするには、死は欠くことのできないものだ。
 すべての終焉(しゅうえん)がすべてのはじまりをもたらす。
 
 その一方、よく理解しなさい、生きる者ではなく、ただ死ぬ者だけが死ぬこ
 とができる。
 あなたのなかで生きているもの、それは不死なのだ。
                          『私は在る』(p423)
----------------------------------------------------------------------

> ただ死ぬ者だけが死ぬことができる。

死ぬ者は……もともと死物にすぎない……というわけか……。

> あなたのなかで生きているもの、それは不死なのだ。

……。(-_-)

ありがとうございました。

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:
         【75 平和と沈黙のなかで、あなたは成長する】の3回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

もう……聞こえなくちゃいけないなぁ……と思いました。

> 質問者 霊的な本の価値とは何でしょうか?
> 
> マハラジ
> それらは無知を追い払う助けをする。
> はじめのうちは有用だが、最後には障害となる。
> 人はいつそれを放棄すべきか知らなければならない。

(-||-)

では、【75 平和と沈黙のなかで、あなたは成長する】の3回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解されることを
 願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、その本文だけ読んでいただければいいです。

(あとは、ああ……、とか、うう……、とか言ってるだけですので。)

----------------------------------------------------------------------
 質問者 真理の探究者が真剣にヨーガを修練するとき、内側のグルは彼を導
     き助けるのでしょうか、それとも彼自身にまかせ、結果をただ待つ
     だけなのでしょうか?
 
 マハラジ
 すべてはひとりでに起こる。
 探求者は何もせず、グルも何もしない。
 ものごとは起こるように起こる。
 行為者という感覚が現れた後に、非難や賞賛が割り当てられるのだ。
 
 質問者 何と奇妙なのでしょう! 行為者はかならず行為の起こる前に現れ
     るはずです。
 
 マハラジ
 それはその反対だ。
 行為が事実であり、行為者はただの観念なのだ。
 あなたの言葉そのものが、行為は確定的であり、行為者は疑わしいことを示
 している。
 責任を転嫁することは人間の特徴的なゲームなのだ。
 何かが起こるために不可欠な要因の果てしないリストについて考えていくと、
 すべてが起こるための責任は、いかに間接的であってもすべてにあると認め
 るほかはない。
 行為者とは、「私の」と「私のもの」という幻想から生まれた神話なのだ。
 
 質問者 その幻想はどれほど強力なものなのでしょうか?
 
 マハラジ
 疑いようもないほどだ。
 なぜなら、それは実在に基づいているからだ。
 
 質問者 そのなかの何が実在なのでしょう?
 
 マハラジ
 識別し、非実在であるすべてを拒絶することによって見いだしなさい。
 
 質問者 霊的努力における内なる自己の役割を良く理解できませんでした。
     誰が努力をするのでしょうか? 外側の自己でしょうか、内側の
     自己でしょうか?
 
 マハラジ
 あなたは努力、内側、外側、自己といった言葉を発明し、それらを実在の上
 に押しつけようと努めてきた。
 ものごとは、ただあるがままに起こるのだ。
 しかし、私たちはそれを私たちの言語構造に沿うように、ひとつのパターン
 に組みこむことを望むのだ。
 この習慣があまりにも強いために、私たちは実在を言葉では表現できないも
 のとして否定してしまう傾向にある。
 言葉は、繰り返されてきた体験の慣例と習慣に関係する、ただの象徴だとい
 うことを理解しないのだ。
 
 質問者 霊的な本の価値とは何でしょうか?
 
 マハラジ
 それらは無知を追い払う助けをする。
 はじめのうちは有用だが、最後には障害となる。
 人はいつそれを放棄すべきか知らなければならない。
 
 質問者 アートマとサットヴァとの関連性とは何でしょうか?
 
 マハラジ
 太陽とその光線のようなものだ。
 調和と美、理解と愛情はすべて実在の表現なのだ。
 それは行為のなかの実在性、物質における魂の影響だ。
 タマスは覆い隠し、ラジャスは歪ませ、サットヴァは調和をもたらす。
 サットヴァが成長することで、欲望と恐れは終焉するのだ。
 歪曲していないマインドのなかに真の存在は反映される。
 物質は改善され、魂は露わにされるのだ。
 その二つはひとつとして見られる。
 それらはつねにひとつだった。
 だが、不完全なマインドはそれを二つとして見ていたのだ。
 マインドの完成は人間の努めだ。
 なぜなら物質と魂はマインドのなかでであうものだからだ。
 
 質問者 私は扉の前にいる人のようです。扉は開いていることは知っている
     のですが、それは欲望と恐れの犬に守られているのです。どうすれ
     ばいいのでしょうか?
 
 マハラジ
 師にしたがい、犬たちに立ち向かいなさい。
 それらがそこにいないかのようにふるまいなさい。
 またしても、従順が黄金率なのだ。
 自由は従順によって勝ち取られるものなのだ。
 牢獄から逃げだすためには、疑うことなく、解放のために働いている人の指
 導にしたがわなければならない。
 
 質問者 グルの言葉は、ただ単に聞くだけでは力を及ぼしません。人は信頼
     とともにそれにしたがわなければなりません。何がそのような信頼
     をつくり出すのでしょうか?
 
 マハラジ
 時節が調えば、信頼はやってくる。
 すべては時節とともに現れる。
 グルはつねに分け与える用意がある。
 ただ受け取る者がいないのだ。
 
 質問者 そうです。シュリー・ラマナ・マハルシは、「師は多くいるが、弟
     子はどこにいるのか?」と言っていたそうです。
 
 マハラジ
 時節を待てば、すべては起こるのだ。
 皆が為し遂げるだろう。
 ひとりの魂も失敗することはないだろう。
 
 質問者 真我の実現を知的な理解として受け取ることを、私は非常に恐れて
     いるのです。私は知ることなしにそれについて語るかもしれません。
     または一言も語らずして、それを知っているかもしれないのです。
     これらの会話は出版されるそうですが、それは読者にとってどのよ
     うな影響をあたえるのでしょうか?
 
 マハラジ
 注意深く、思慮深い読者のなかで、それは成熟し、開花し、果実をもたらす
 だろう。
 真理に基づいた言葉は、もし完全に試されるなら、それ自身の力をもつのだ。
 
                        『私は在る』(p393-395)
                       http://tinyurl.com/s747u
----------------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 真理の探究者が真剣にヨーガを修練するとき、内側のグルは彼を導
>     き助けるのでしょうか、それとも彼自身にまかせ、結果をただ待つ
>     だけなのでしょうか?

なんか……複雑そうな質問。

> マハラジ
> すべてはひとりでに起こる。

捏造された質問には……応対しないという感じ……。(^_-)

> 探求者は何もせず、グルも何もしない。
> ものごとは起こるように起こる。

はい。

> 行為者という感覚が現れた後に、非難や賞賛が割り当てられるのだ。

なるほど。

> 質問者 何と奇妙なのでしょう! 行為者はかならず行為の起こる前に現れ
>     るはずです。

うん。

> マハラジ
> それはその反対だ。
> 行為が事実であり、行為者はただの観念なのだ。

はい。

わかる感じがしてきたのが……不思議です。

> あなたの言葉そのものが、行為は確定的であり、行為者は疑わしいことを示
> している。

はい。

> 責任を転嫁することは人間の特徴的なゲームなのだ。

あ。(@_@)

行為者……一般に責任論というのは……責任転嫁のゲームなのか……。

> 何かが起こるために不可欠な要因の果てしないリストについて考えていくと、
> すべてが起こるための責任は、いかに間接的であってもすべてにあると認め
> るほかはない。

なるほど。

> 行為者とは、「私の」と「私のもの」という幻想から生まれた神話なのだ。

そうか……そうだよなぁ。

> 質問者 その幻想はどれほど強力なものなのでしょうか?
> 
> マハラジ
> 疑いようもないほどだ。
> なぜなら、それは実在に基づいているからだ。

(?_?)

> 質問者 そのなかの何が実在なのでしょう?

うん。

> マハラジ
> 識別し、非実在であるすべてを拒絶することによって見いだしなさい。

外界であれ内界であれ……現れの世界の……すべてを拒絶することによって見
いだしなさい……。

> 質問者 霊的努力における内なる自己の役割を良く理解できませんでした。
>     誰が努力をするのでしょうか? 外側の自己でしょうか、内側の
>     自己でしょうか?

うう。

> マハラジ
> あなたは努力、内側、外側、自己といった言葉を発明し、それらを実在の上
> に押しつけようと努めてきた。
> ものごとは、ただあるがままに起こるのだ。

(>_<)

> しかし、私たちはそれを私たちの言語構造に沿うように、ひとつのパターン
> に組みこむことを望むのだ。

そうか。(*-_-*)

> この習慣があまりにも強いために、私たちは実在を言葉では表現できないも
> のとして否定してしまう傾向にある。

言葉で言い表せないから……そんなものは存在しない……と。

> 言葉は、繰り返されてきた体験の慣例と習慣に関係する、ただの象徴だとい
> うことを理解しないのだ。

ガーン! (*_*) ⌒★?

言われてみたら……まったくですね。(@_@)

> 質問者 霊的な本の価値とは何でしょうか?
> 
> マハラジ
> それらは無知を追い払う助けをする。

はい。

> はじめのうちは有用だが、最後には障害となる。

「最後には障害となる」……。

> 人はいつそれを放棄すべきか知らなければならない。

これ……もう聞こえなくちゃいけませんね。

> 質問者 アートマとサットヴァとの関連性とは何でしょうか?

ふーん。

実在と調和の関連性みたいな意味かな……。

> マハラジ
> 太陽とその光線のようなものだ。

あ、なるほど。

> 調和と美、理解と愛情はすべて実在の表現なのだ。

実在の表現なんだ。

> それは行為のなかの実在性、物質における魂の影響だ。

へー。

> タマスは覆い隠し、ラジャスは歪ませ、サットヴァは調和をもたらす。

「タマスは覆い隠し、ラジャスは歪ませ、サットヴァは調和をもたらす」。

> サットヴァが成長することで、欲望と恐れは終焉するのだ。

そうなんだ。

> 歪曲していないマインドのなかに真の存在は反映される。

はい。

> 物質は改善され、魂は露わにされるのだ。
> その二つはひとつとして見られる。
> それらはつねにひとつだった。

そうなんですか。(@_@)

> だが、不完全なマインドはそれを二つとして見ていたのだ。

そうなのか……。

> マインドの完成は人間の努めだ。

「マインドの完成は人間の努め」……。

> なぜなら物質と魂はマインドのなかでであうものだからだ。

……。

> 質問者 私は扉の前にいる人のようです。

確かに。(^^;)

>     扉は開いていることは知っているのですが、それは欲望と恐れの犬
>     に守られているのです。どうすればいいのでしょうか?

このひと、上手いこと言う。

> マハラジ
> 師にしたがい、犬たちに立ち向かいなさい。

(-_-)?

> それらがそこにいないかのようにふるまいなさい。

(@_@)

> またしても、従順が黄金率なのだ。

あ……。

> 自由は従順によって勝ち取られるものなのだ。

はい。(-_-)

> 牢獄から逃げだすためには、疑うことなく、解放のために働いている人の指
> 導にしたがわなければならない。

わかりました。(-||-)

> 質問者 グルの言葉は、ただ単に聞くだけでは力を及ぼしません。人は信頼
>     とともにそれにしたがわなければなりません。何がそのような信頼
>     をつくり出すのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> 時節が調えば、信頼はやってくる。

はい。

> すべては時節とともに現れる。

わかりました。

> グルはつねに分け与える用意がある。
> ただ受け取る者がいないのだ。

はい。

> 質問者 そうです。シュリー・ラマナ・マハルシは、「師は多くいるが、弟
>     子はどこにいるのか?」と言っていたそうです。
> 
> マハラジ
> 時節を待てば、すべては起こるのだ。
> 皆が為し遂げるだろう。

(;_;)

> ひとりの魂も失敗することはないだろう。

(-||-)

> 質問者 真我の実現を知的な理解として受け取ることを、私は非常に恐れて
>     いるのです。私は知ることなしにそれについて語るかもしれません。

そんなこと言うたら……わしら何も言えん……。

>     または一言も語らずして、それを知っているかもしれないのです。
>     これらの会話は出版されるそうですが、それは読者にとってどのよ
>     うな影響をあたえるのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> 注意深く、思慮深い読者のなかで、それは成熟し、開花し、果実をもたらす
> だろう。
> 真理に基づいた言葉は、もし完全に試されるなら、それ自身の力をもつのだ。

信じます……。(-||-)

……。

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-_-)

……。

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


        …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストしてくださる
方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも、『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


        …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から:りかさん
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ど、ご自由にお書きいただければと思います。


        …………○…………○…………○…………


今回、りかさんとおっしゃる方からとてもありがたい応援メールをいただきま
した。(^_^)v

早速、ご紹介します。

【件名】: 
----------------------------------------------------------------------
 はじめまして!
 いつも楽しく拝見しています。
 
 もし自分だけで「I am that」を読んでいたら飽きてたかもしれません。
 でも、楽しく読めるのはこの『アセッション館通信』のおかげです。
 ありがとうございます。
 
 本当にいろいろな事をご存知で、勉強になります。
 (久米の仙人のお話も知らなくてググってしまいましたww)
 私の御馬鹿なエゴもしょっちゅう今度その言語使わせてもらおう♪などと自
 分の行く末も知らず喜んでおります( ̄ー ̄)ふっふっ。
 
 私はここ数年とても辛いと感じる事が多く、そこから抜け出そうともがいて
 いました。(精神的に辛い時は本当に胸がに痛くなるんですね〜心筋梗塞か
 と思っちゃいました。)俗に言うMiddle Age Crisisって言うのでしょか、
 生きている事が辛くて、自分は何をやっているんだろう?自分は何なのだろ
 う?と自己嫌悪と他人への愚痴でいっぱいでした。
 
 そんな事からの脱出の糸口を探している時に、カバラや瞑想、"I am that"
 そしてこのサイトにもたどりつきまた。
 
 そして この三つとも人生は決められていて、
 本当の自分は心の点(光、穴)で世界との区別が無いものだと言っている事
 に気づきました。
 
 今現在はおかげさまで悲しい気持ちや不安がマインドに現れても、その時に
 心の動かない部分でそれを確認してみると、平静になる自分が居ます。
 
 (憎まれ口をたたく娘は簡単にミニミー♥と思えるのですが、おばさん
 扱いしながらも、ため口をたたく仕事の後輩に たま〜にマインドは文句言
 っていますが。。。結構頻繁に言ってるかも??)
 
 そんな事も有り、この『アセッション館通信』は私の生活の中でリマイン
 ダーとしてとても役に立っています。(私の”アイドル”です!)
 
 今回、マインドが「良かったね〜!その嬉しい気持ちを”アイドル”に御報
 告したら?」などとエゴと一緒になってねだるのでメールさせて頂いたしだ
 いです。
 
 応援しています! これからもどうぞ宜しくお願い致します。
 
 りか
----------------------------------------------------------------------

> はじめまして!

はじめまして。

> いつも楽しく拝見しています。

ありがとうございます。

> もし自分だけで「I am that」を読んでいたら飽きてたかもしれません。
> でも、楽しく読めるのはこの『アセッション館通信』のおかげです。
> ありがとうございます。

素直に嬉しいです。(^^;)

> 本当にいろいろな事をご存知で、勉強になります。
> (久米の仙人のお話も知らなくてググってしまいましたww)

そうでしたか。

言葉による連想は……本当にひと様々ですね……。

> 私の御馬鹿なエゴもしょっちゅう今度その言語使わせてもらおう♪などと自
> 分の行く末も知らず喜んでおります( ̄ー ̄)ふっふっ。

(^_-)

> 私はここ数年とても辛いと感じる事が多く、そこから抜け出そうともがいて
> いました。(精神的に辛い時は本当に胸がに痛くなるんですね〜心筋梗塞か
> と思っちゃいました。)

うーむ。(-_-;)

わたしの場合は……一番つらかったのは二十代のころでした……。

それ以来……人生を逆に歩んでいるような気がすることが時々あります。

> 俗に言うMiddle Age Crisisって言うのでしょか、
> 生きている事が辛くて、自分は何をやっているんだろう?自分は何なのだろ
> う?と自己嫌悪と他人への愚痴でいっぱいでした。

それについてはわたしは問屋になれるほどで……いまだに……恥ずかしさに…
…明け暮れています……。(*-_-*)

気分(という現れ)は自分ではないと……思い出すのが間に合いません。

> そんな事からの脱出の糸口を探している時に、カバラや瞑想、"I am that"
> そしてこのサイトにもたどりつきまた。

そうでしたか。

> そして この三つとも人生は決められていて、
> 本当の自分は心の点(光、穴)で世界との区別が無いものだと言っている事
> に気づきました。

はい。

> 今現在はおかげさまで悲しい気持ちや不安がマインドに現れても、その時に
> 心の動かない部分でそれを確認してみると、平静になる自分が居ます。

良かったですね。

> (憎まれ口をたたく娘は簡単にミニミー♥と思えるのですが、おばさん
> 扱いしながらも、ため口をたたく仕事の後輩に たま〜にマインドは文句言
> っていますが。。。結構頻繁に言ってるかも??)

ええ……好きなだけ……言ってください。(^_-)\ゴン (\/U)

(;_;)

> そんな事も有り、この『アセッション館通信』は私の生活の中でリマイン
> ダーとしてとても役に立っています。(私の”アイドル”です!)

え、“アイドル”ですか! (*@_@*)

イヤー、それは……、ちょっと思いつきませんでした。(^^;)

> 今回、マインドが「良かったね〜!その嬉しい気持ちを”アイドル”に御報
> 告したら?」などとエゴと一緒になってねだるのでメールさせて頂いたしだ
> いです。

ありがたいやら、嬉しいやら……。(^人^)

> 応援しています! これからもどうぞ宜しくお願い致します。

こちらこそ、よろしくお願いします。

> りか

りかさん、とても嬉しかったです。

ありがとうございました。

m(_ _)m


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■ 4.編集後記:どこかで寅さんのおいちゃんのような方が……
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耳鳴りを大きくしながら……今日もまた……。

以前のようには……はかばかしく……マインドが動いていません。

ただ……トロくなっただけのような……気もします。

どこかで寅さんのおいちゃんのような方が……「バカだねぇ、あいつは……」
って……言ってるんじゃないでしょうか。(*-_-*)

自分の欲で書いているようでもあり……ただ操り人形として……書かされてい
るようでもあり……。

わてほんまによいわんわ……です。

明るいうちに終えました。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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