home > 通信 > 『アセンション館通信』第393号:努力が不可能になる状況まで



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2011/10/9(第393号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に
自己同化した観照者が覗き見た風景の報告です。(*^_^*)

マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備という言葉を信じた、現象世界に興味を失うための努力です。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 886名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.努力が不可能になる状況まで

2.写経ニサルガダッタ:
        【84 あなたの目的はあなたのグルだ】の1回目

3.編集後記:「ラマナ・マハルシ辞書」をご紹介します。
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■ 1.努力が不可能になる状況まで
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朝方の土砂降りが終わって……いまは穏やかな曇天です。

向こうに見える……川は濁っているけれど。

こうして……現れの世界は……絶えず風景を変えています。

まあ……テレビに映る……映像が変化するようなものでしょう。

……。(-_-)

このごろ……“生まれたものは死ななければならない”……という
聞きなれた言葉が……何となく……身にしみてきます……。

そうなんですね。

現れるものは……すべて……つかの間のものなんですね。

つまり……体験されるものは……すべて……つかの間のもの……。

追求するには……当たらない……。

それを……賢者たちは……非存在……という言葉で……表現したの
でしょうか……。

では……永遠のものとは……。(?_?)

そう……ご存知のとおりのものです。

永遠に在るもの……。

「私は在る」……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

われわれの絶え間ない追求は……自分本来の“落ち着きどころ”を
……必死で……探し求めているのだと思います。

本来自分は……幸せであるべきだと……知っているから……必死で
……幸せを探しともめている。

つまり……今現在は……幸せではないと……確信しているわけです。

だって、

> 幸せな人が幸せを探すだろうか?(p164)

というマハラジの言葉を……反駁することはできませんから。

もちろん……幸せな状態に戻ろうとする……衝動自体が……間違い
だとは思えません。

ただ……それを探す場所が……正しかったのかどうか……。

今ふっと……Oshoから聞いた……落とした針を明るい戸外で探した
……スーフィーの女性賢者の話を……思い出しました。

そのうち村人が……一緒になって探してくれるんですが……いくら
探しても見つからないし……日も暮れるので……誰かが、

「その針は、いったいどこで落としたんですか?」

と彼女に聞くわけです。

そしたら……なんと彼女は、

「落としたのは家のなかよ」

と答えるんです。

「それなら家のなかを探さなきゃ駄目じゃないですか! (>_<)
 どうして、外のこんなところで探してたんですか?」(@_@)。

って、村人がみんな驚くわけです。

「外のほうが明るくて探しやすいからよ」(^^)

「外が明るくたって、家で落としたのなら家で探さなきゃ!」(>_<)
って……村人たちは呆れるんです。

すると……、

「あら、それを知ってたのね、知らないのかと思ってた。(@_@)

 なら、あなた方はどうして幸せを落としたところで探さないで、
 外で探すのかしら?」

っていうのが……オチなんですけど……。(-_-)

いえ……とっても面白い話なんだけど……そしてもしかしたら……
自分でも訳したことがあるかもしれないんだけど……。

意味は……全然……伝わってませんでした……。(*-_-*)

そう……その落とした本来の幸福を……われわれは……体験のなか
に求めるように……条件づけされてきたわけです……。

だからこそ……この世では……誰も彼もが……幸せの体験へと……
駆り立てられている……。

ところが……体験可能な現れの宇宙は……知覚可能でなければなり
ません。

だからそれは……厳格に「二元性の原理」の支配下にあります。

快楽は……苦痛によってしか……贖うことはできないし……。

また……宇宙内に……絶えず幸せを求める人たちを維持するには…
…絶えず不幸を……創造しなくちゃならない。

となると……宇宙はいったいどういうことになるか……。(-_-)

------------------------------------------------------------
 質問者 しかし、すべての存在は苦痛に満ちているというのは本
     当でしょうか?
 
 マハラジ
 この世界的な快楽の探求の原因が、何かほかにあるだろうか?
 幸せな人が幸せを探すだろうか?
 なんと人びとは落ち着かないのだろう!
 なんとつねに動きまわっているのだろうか!
 彼らは苦痛のなかにいるから快楽のなかに解放を探しているのだ。
 彼らが想像できうる幸福のすべてとは、繰り返される快楽の保証
 なのだ。
                     『私は在る』(p164)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

ふーむ。(-_-;)

> 彼らが想像できうる幸福のすべてとは、繰り返される快楽の保証
> なのだ。

確かに……。

> あなたはつねに快楽を求め、苦痛を避けている。
> いつも幸福と平和を追い続けているのだ。

もう……もうそれは……わかりました。(;_;)

> あなたの幸福への探求自体が、あなたを惨めに感じさせているの
> がわからないだろうか? (p258)

わかりましたけど……。(/_;)

でも……じゃ……どうしたら……。

> 自分を幸福にしようと試みてはならない。
> むしろ、幸福の探求自体を疑いなさい。(p487)

というと……。(?_?)

> ほかの方法を試してみなさい。

どんな。(?_?)

------------------------------------------------------------
 苦痛と快楽に無関心でありなさい。
 求めず、拒まず、永遠に存在する「私は在る」のレベルに、あな
 たのすべての注意を払いなさい。
 すぐにあなたは平和と幸福があなたの本性そのものであることを
 悟るだろう。
 何か特定の経路を通してそれを探しだそうとすることがあなたを
 かき乱すのだ。
 障害を避けなさい。
 ただそれだけだ。
 探す必要はないのだ。
 すでにもっているものを探すことはない。
                     『私は在る』(p258)
------------------------------------------------------------

> 苦痛と快楽に無関心でありなさい。

え?! (@_@)

でも……いいのかなぁ……。(-_-;)

そんなことして……。

------------------------------------------------------------
 あらゆる試みを放棄しなさい。
 ただ在りなさい。
 努力してはならない。
 闘ってはならない。
 すべての支えを手放し、存在の感覚に盲目的につかまりなさい。
 それ以外のすべてを払いのけなさい。
 それで充分だ。
                     『私は在る』(p513)
------------------------------------------------------------

> 努力してはならない。

って……じゃ……いいんですか……努力しなくても……。(@_@)

もしホントに……努力しなくてもいいんなら……。

それなら……楽そうでもあるけど……。

------------------------------------------------------------
 そうだ。
 とても楽なのだ。
 すべての動きを司るものの存在を悟り、彼にすべてをまかせなさ
 い。
 もしあなたがためらわず、ごまかすこともなければ、これが真我
 の実現への最短の道だ。
 欲望と恐れなしにすべてのコントロールと責任を放棄しなさい。
 
                     『私は在る』(p168)
------------------------------------------------------------

ふーむ。(-_-;)

ためらわず……ごまかすこともなければ……それが「真我の実現へ
の最短の道」……か。

ごまかすこともなければ……うう……。

なんか……ごまかしそう……。(*-_-*)

あらゆる責任を放棄して……無努力になること……。

そんなことが……可能なのだろうか……。(-_-)

------------------------------------------------------------
 質問者 もっとよく理解したいのですが、私はまったく努力をす
     るべきではないのでしょうか?
 
 マハルシ
 今の段階では、あなたが努力なしでいることは不可能だ。
 あなたがより深く探求していくと、努力すること自体が不可能と
 なるのである。
 
 もしアハム・ヴリッティ(「私」という想念)の源への探求を通
 して心が内向的になれば、ヴァーサナー(心の潜在的傾向)は消
 滅する。
 真我の光がヴァーサナーの上に注がれて、心と呼ばれる反映の現
 象が生じる。
 それゆえ、ヴァーサナーが消滅するとき、唯一の実在であるハー
 トの光のなかに吸収されて、心も消え去るのである。
 これが探求者の知るべき概要と主旨のすべてだ。
 いやおうなく探求者に要求されることは、真剣さとアハム・ヴリ
 ッティの源への一心不乱な探求である。
                   『あるがままに』(p104)
                 http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------

> 質問者 もっとよく理解したいのですが、私はまったく努力をす
>     るべきではないのでしょうか?

そうそう。

> マハルシ
> 今の段階では、あなたが努力なしでいることは不可能だ。

アチャ。(>_<)

やっぱり……。

> あなたがより深く探求していくと、努力すること自体が不可能と
> なるのである。

そういうことか……。

何となく……わかるような……。

ということは……努力が不可能になる状況まで……努力して移行し
ていくということか……。

その努力とは……どんな努力なのか……。

------------------------------------------------------------
 質問者 探求の初期段階では他の想念を拒絶しなければならない
     と、たびたびあなたは言われました。しかし、想念は果
     てしなく起こり、ひとつの想念を拒絶すると別の想念が
     現れ、際限がありません。
 
 マハルシ
 私は想念を拒絶し続けなければならないとは言っていない。
 あなた自身、つまり「私」という想念を固守しなさい。
 あなたの関心がそのひとつの想念に絞られたとき、他の想念は自
 動的に拒絶され、消え去るだろう。
 
 質問者 では、想念の拒絶は必要ないのですね?
 
 マハルシ
 いいや。
 しばらくの間は必要となるかもしれない。
 想念が起こるたびに拒絶していくことにはきりがないとあなたは
 想像している。
 それは本当ではない。
 終わりは来る。
 もし油断なく、想念が起こるたびに拒絶するよう断固とした努力
 をつづければ、すぐにも内なる自己のなかへ深く、より深く入っ
 ていくのがわかるだろう。
 この段階に至れば、想念を拒絶する努力は必要なくなる。
 
 質問者 そのときには、努力なしにただ在ることも可能なのです
     ね?
 
 マハルシ
 それどころか、ある限度を超えれば努力をすることが不可能にな
 るのである。
 
                 『あるがままに』(p103-104)
------------------------------------------------------------

ウーム……。

> あなた自身、つまり「私」という想念を固守しなさい。
> あなたの関心がそのひとつの想念に絞られたとき、他の想念は自
> 動的に拒絶され、消え去るだろう。

そこまでは“頑張りなさい”……ということか……。(-_-)

> 想念が起こるたびに拒絶していくことにはきりがないとあなたは
> 想像している。

確かに。

そういう言葉を……聞いたことさえあるような……気もしますし。

> それは本当ではない。

そうなんですか。(@_@)

じゃ……きりはあるんですね。

> 終わりは来る。

(-||-)

そうか……。

> もし油断なく、想念が起こるたびに拒絶するよう断固とした努力
> をつづければ、すぐにも内なる自己のなかへ深く、より深く入っ
> ていくのがわかるだろう。

ここが……胸突き八丁……ということなんだ……。

> この段階に至れば、想念を拒絶する努力は必要なくなる。

そうか……。

体験のさなかにあってさえ……自分に気づきつづけている……。

なぜなら……どんな体験も……つかの間のものでしかないから。

それが……真我に至るための……必要な努力か……。

> 真我に到達するというようなことはない。

あ……はい。(@_@)

------------------------------------------------------------
 もし真我が到達されるようなものなら、それは今ここにはなく、
 未来に獲得されるべき何かを意味する。
 新たに得られたものは、やがて失われるだろう。
 それゆえ、それは永遠のものではない。
 永遠のものでないなら、そのために努力する価値はない。
 だから私は、真我は到達されないと言うのだ。
 あなたは真我である。
 あなたはすでにそれなのである。
                    『あるがままに』(p36)
------------------------------------------------------------

> 永遠のものでないなら、そのために努力する価値はない。

「永遠のものでないなら、そのために努力する価値はない」……。

そういうことなんだ……。(-_-)

> それゆえ、場所のなかや限られた時間のなかに至福を見いだすこ
> とはできないのだ。

はい。

> その平和が永久的なものでないかぎり、あなたにとっては何の益
> もない。

わかりました。

------------------------------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

(-||-)

わかりました……。

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:
        【84 あなたの目的はあなたのグルだ】の1回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この章の質問者は……インド人の方のようです。

その質問者との応対のなかで……マハラジから……とても興味深い
言葉が漏れでます。

> あなたの質問は三つの偽りの仮定から出てきたものだ。
> そのひとつ目は、人は他者との関わりを必要とするということ。
> 二つ目は、人はほかの人を評価できるということ。
> 三つ目は、弟子の進歩はグルの仕事であり、責任であるというこ
> とだ。

そうなのか……と思いますよね。(-_-)

では【84 あなたの目的はあなたのグルだ】の1回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
 れることを願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。

------------------------------------------------------------
 質問者 あなたは、数多くの自称グルがいるが、真のグルは非常
     にまれだと言われました。自らを真我を実現したと想像
     している多くのジニャーニがいます。しかし、彼らがも
     っているのは本からの知識と高い自己評価だけです。と
     きおり、彼らは人びとに感銘を与え、魅了し、弟子を引
     きつけます。そして役に立たない修練によって彼らの時
     間を浪費させるのです。何年かたって弟子が自分自身を
     評価したとき、何の変化もなかったことを見いだし、彼
     が師に不平を訴えると、努力が足りないのだという通常
     の叱責を受けるのです。責任は弟子のハートの愛と信頼
     の欠如にあると非難されます。ところが実際には弟子を
     受け入れ、彼らの希望を向上させようとしないグルのほ
     うに責任があるのです。そのようなグルからどうやって
     自分を守るのでしょうか?
 
 マハラジ
 なぜそれほどまで他者に関心をもつのかね?
 グルが誰であろうとも、もし彼が良き信仰のもとに行為し、純粋
 なハートをもっているなら、弟子たちに何の害も与えることはな
 いだろう。
 もし何の進展も見られないのなら、過失は弟子のほうにあるのだ。
 彼らの態度と自己制御の欠如がそれだ。
 一方、もし弟子が誠実で、サーダナ(修練)に対して知的で、熱
 心に取り組んでいるなら、彼はもっと遠くへ彼を連れていける、
 より適格な師にかならず出会うことになる。
 あなたの質問は三つの偽りの仮定から出てきたものだ。
 そのひとつ目は、人は他者との関わりを必要とするということ。
 二つ目は、人はほかの人を評価できるということ。
 三つ目は、弟子の進歩はグルの仕事であり、責任であるというこ
 とだ。
 実際には、グルの役割とはただ指導し、勇気づけることだけなの
 だ。
 弟子は完全に彼自身に責任があるのだ。
 
 質問者 私たちはグルへの完全な明け渡しがあれば充分であり、
     残りはグルがするだろうと聞いてきました。
 
 マハラジ
 もちろん、完全な明け渡しがあれば、自己の過去、現在、未来と、
 身体的、そして霊的安全性や地位に関するすべての完全な放棄が
 あれば、豊かな愛と美にあふれた新たな人生の夜明けはやってく
 る。
 そうすればグルは重要ではない。
 なぜなら、弟子は自己を守る殻(から)を破ったからだ。
 完全な自己放棄そのものが解放なのだ。
 
 質問者 弟子と師の両方が不適切な場合は何が起こるのでしょう
     か?
 
 マハラジ
 長期にわたってみれば、すべては適切になるだろう。
 結局、双方の真我は、しばらくの間彼らが演じたコメディによる
 影響を受けはしないのだ。
 すぐに彼らは冷静になり、成熟し、関係性のより高いレベルへと
 移行していくだろう。
 
 質問者 あるいは、彼らは別れていくでしょう。
 
 マハラジ
 そうだ。
 彼らは別れるかもしれない。
 結局、いかなる関係性も永遠ではないのだ。
 二元性は一時的な状態だ。
 
 質問者 私があなたに出会ったのは偶然であり、別の偶然によっ
     て私たちは別れ、けっしてふたたび出会うことはないの
     でしょうか? あるいは、あなたとの出会いはある宇宙
     的なパターンの一部であり、私たちの人生の偉大なドラ
     マのひとコマなのでしょうか?
 
 マハラジ
 実在は意味深く、意味深いことが実在と関係するのだ。
 もし私たちの関係が私とあなたにとって意味深いものであれば、
 それは偶然ではありえない。
 過去がそうであるように、未来もまた現在に影響をあたえるのだ。
 
 質問者 誰が真の聖者であり、誰がそうではないのかを、どうし
     たら見極めることができるのでしょうか?
 
 マハラジ
 人のハートへの明晰な洞察をもたないかぎり、あなたに見極める
 ことはできない。
 外見はあてにならないのだ。
 明白に見るためには、あなたのマインドが純粋で無執着でなけれ
 ばならない。
 自分自身を知らないかぎり、どうして他者を知ることができるだ
 ろう?
 そして、あなた自身を知るとき、あなたが他者なのだ。
 
 しばらく他者のことは後回しにして、まず自分自身を調べなさい。
 あなたが何なのか、誰なのか、どうして生まれることになったの
 か、今、何をなぜしているのか、あなたはどこへ行くのか、あな
 たの人生と死、そして未来にはどのような意味と目的があるのか?
 あなたに過去があるのか、未来があるのか?
 あなたの全存在が幸福と平和のために闘っているというのに、ど
 うして苦しみと悲しみのなかに生きるようになったのか?
 これらのことが重要な問題であり、最初に留意しなければならな
 いことだ。
 あなたには、誰がジニャーニであり、誰がそうではないのかを見
 つけだす時間もなければ、必要もないのだ。
 
                   『私は在る』(p446-447)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 あなたは、数多くの自称グルがいるが、真のグルは非常
>     にまれだと言われました。自らを真我を実現したと想像
>     している多くのジニャーニがいます。しかし、彼らがも
>     っているのは本からの知識と高い自己評価だけです。と
>     きおり、彼らは人びとに感銘を与え、魅了し、弟子を引
>     きつけます。そして役に立たない修練によって彼らの時
>     間を浪費させるのです。何年かたって弟子が自分自身を
>     評価したとき、何の変化もなかったことを見いだし、彼
>     が師に不平を訴えると、努力が足りないのだという通常
>     の叱責を受けるのです。責任は弟子のハートの愛と信頼
>     の欠如にあると非難されます。ところが実際には弟子を
>     受け入れ、彼らの希望を向上させようとしないグルのほ
>     うに責任があるのです。そのようなグルからどうやって
>     自分を守るのでしょうか?

インドの方ですかねぇ。

> マハラジ
> なぜそれほどまで他者に関心をもつのかね?

ホント。(*^_^*)  \←…………(\/U)

> グルが誰であろうとも、もし彼が良き信仰のもとに行為し、純粋
> なハートをもっているなら、弟子たちに何の害も与えることはな
> いだろう。

確かに。

> もし何の進展も見られないのなら、過失は弟子のほうにあるのだ。

やっぱり。(-_-)

> 彼らの態度と自己制御の欠如がそれだ。

……。

> 一方、もし弟子が誠実で、サーダナ(修練)に対して知的で、熱
> 心に取り組んでいるなら、彼はもっと遠くへ彼を連れていける、
> より適格な師にかならず出会うことになる。

信じます。

> あなたの質問は三つの偽りの仮定から出てきたものだ。

(-_-)?

> そのひとつ目は、人は他者との関わりを必要とするということ。

おお……。(@_@)

> 二つ目は、人はほかの人を評価できるということ。

あ……。(*-_-*)

> 三つ目は、弟子の進歩はグルの仕事であり、責任であるというこ
> とだ。

このマインドは……ないような……。

> 実際には、グルの役割とはただ指導し、勇気づけることだけなの
> だ。

わかります。

> 弟子は完全に彼自身に責任があるのだ。

はい。

でなきゃ……グルは覚者を製造できる……ことになっちゃう。

> 質問者 私たちはグルへの完全な明け渡しがあれば充分であり、
>     残りはグルがするだろうと聞いてきました。

それは……確かに……そうだろうけど……。

> マハラジ
> もちろん、完全な明け渡しがあれば、自己の過去、現在、未来と、
> 身体的、そして霊的安全性や地位に関するすべての完全な放棄が
> あれば、豊かな愛と美にあふれた新たな人生の夜明けはやってく
> る。

はい。

> そうすればグルは重要ではない。

はい。

> なぜなら、弟子は自己を守る殻(から)を破ったからだ。

ああぁ……そういうことか。

> 完全な自己放棄そのものが解放なのだ。

わかりました。

> 質問者 弟子と師の両方が不適切な場合は何が起こるのでしょう
>     か?

いろんなことが心配みたい。

> マハラジ
> 長期にわたってみれば、すべては適切になるだろう。

はあ……。

> 結局、双方の真我は、しばらくの間彼らが演じたコメディによる
> 影響を受けはしないのだ。

はは。(^^;)

> すぐに彼らは冷静になり、成熟し、関係性のより高いレベルへと
> 移行していくだろう。

そうか……。

関係性を……完全に放棄するまでは……。

> 質問者 あるいは、彼らは別れていくでしょう。

うん。

> マハラジ
> そうだ。
> 彼らは別れるかもしれない。
> 結局、いかなる関係性も永遠ではないのだ。

了解です。

> 二元性は一時的な状態だ。

(-||-)

> 質問者 私があなたに出会ったのは偶然であり、別の偶然によっ
>     て私たちは別れ、けっしてふたたび出会うことはないの
>     でしょうか? あるいは、あなたとの出会いはある宇宙
>     的なパターンの一部であり、私たちの人生の偉大なドラ
>     マのひとコマなのでしょうか?

すべて……言葉でしゅ。(ちゃって。(^_-) \←……(\/U))

> マハラジ
> 実在は意味深く、意味深いことが実在と関係するのだ。

はい。(*-_-*)

> もし私たちの関係が私とあなたにとって意味深いものであれば、
> それは偶然ではありえない。

わかりました。

> 過去がそうであるように、未来もまた現在に影響をあたえるのだ。

はい。

> 質問者 誰が真の聖者であり、誰がそうではないのかを、どうし
>     たら見極めることができるのでしょうか?

うう。

> マハラジ
> 人のハートへの明晰な洞察をもたないかぎり、あなたに見極める
> ことはできない。

なるほど。

> 外見はあてにならないのだ。

わかりました。

> 明白に見るためには、あなたのマインドが純粋で無執着でなけれ
> ばならない。

そうか……。

> 自分自身を知らないかぎり、どうして他者を知ることができるだ
> ろう?

(*-_-*)

> そして、あなた自身を知るとき、あなたが他者なのだ。

ああ……。

> しばらく他者のことは後回しにして、まず自分自身を調べなさい。

はい。

> あなたが何なのか、誰なのか、どうして生まれることになったの
> か、今、何をなぜしているのか、あなたはどこへ行くのか、あな
> たの人生と死、そして未来にはどのような意味と目的があるのか?
> あなたに過去があるのか、未来があるのか?

はい。

> あなたの全存在が幸福と平和のために闘っているというのに、ど
> うして苦しみと悲しみのなかに生きるようになったのか?

(;_;)

> これらのことが重要な問題であり、最初に留意しなければならな
> いことだ。

わかりました。

> あなたには、誰がジニャーニであり、誰がそうではないのかを見
> つけだす時間もなければ、必要もないのだ。

はい……。

……。(-_-)

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


      …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」をここ↓に置いておきます。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

もしこの「目次」の中から興味を惹かれたタイトルをリクエストし
てくださる方があれば、その箇所を優先して“写経”いたします。

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。ボディブローが
効くかも。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


      …………○…………○…………○…………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


      …………○…………○…………○…………


『アセ通』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


      …………○…………○…………○…………



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.編集後記:「ラマナ・マハルシ辞書」をご紹介します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このところ……『あるがままに』(http://tinyurl.com/2aar6zj)
からの……ラマナ・マハルシの言葉の引用が増えてきました。

それで……せっかくのついでですから……それも「辞書」にするこ
とにしました。

もしかして……すでにご覧になった方も……いらっしゃるかもしれ
ませんが……。

「ラマナ・マハルシ辞書」をご紹介します。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

「ニサルガダッタ・マハラジ辞書」の隣に置いてあります。

これから……少しずつ……充実していきます。

マハルシの言葉がマハラジの言葉とコラボするのは……なんか……
すごい感じもあります。

翻訳者の福間巌さんには……遠くから……感謝です。<(_ _)>

聞くところによると……まだ他にもいろいろマハルシの本があるそ
うで……もっと翻訳していただけるとありがたいですが……。

日の落ちるのが……早くなって……もう暗くなりました。

<(_ _)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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