home > 通信 > 『アセンション館通信』第395号:真我を断定できるもの



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2011/10/30(第395号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に
自己同化した観照者が覗き見た風景の報告です。(*^_^*)

マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備という言葉を信じた、現象世界に興味を失うための努力です。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 890名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.真我を断定できるもの

2.写経ニサルガダッタ:
        【84 あなたの目的はあなたのグルだ】の3回目

3.いただいたお手紙から:深海魚さん

4.編集後記:こういう形もありか……とも
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■ 1.真我を断定できるもの
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今日も素晴らしい……秋晴れですよ。

こうして……毎週土曜日になると……いそいそと書きはじめるんで
すが……なんなんでしょうねぇ……。(-_-)

やっぱり……書くことが……自分の言葉だと……思っているからな
んでしょうか……。

眼前の光景にせよ……こうして紡がれる言葉にせよ……自分のもの
があるかぎり……比較が起こり……苦しみがあるというのに……。

そんなものを……掴みたいのかなぁ……。

“自分のもの”を……持つ人は……真我ではありえない。

それは……確かです。

それはいわば……真我離脱宣言……のようなものでしょう。

賢者は……真我以外には……何も存在しない……と言います。

自我は……現れては……消えていくだけだ……と。

これが……困ったことに……理解できちゃうんだよなぁ。(-_-;)

そして……二つの自己が在りえない以上……在るのは自我か真我の
……どちらかでしかない。

こうして書いている……わたしは……誰か……。

ラマナ・マハルシは……一も二もなく……、

> あなたは真我である。
> あなたはすでにそれなのである。(p36)

と……保証してくださっています。

にもかかわらず……わたしは……自分は自我だと……主張したいの
かしら……。(-_-;)

わからないなぁ……。

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

ところで……、

------------------------------------------------------------
 質問者 自我とは何でしょうか? それは真我とどのような関係
     にあるのでしょうか?
 
 マハルシ
 自我は現れ、そして消え去る。
 それは一時的なものだ。
 一方、真我は永久的なものだ。
 あなたは、実際には真我でありながら、真我と自我を誤って同一
 視しているのである。
                    『あるがままに』(p46)
                 http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------

このマハルシの言葉を……否定できる方……いらっしゃいます?

> 自我は現れ、そして消え去る。

われわれの身体は……あるとき誕生し……やがて死にますよね。

だから……その身体を……自分だと思っている……「自我」が……
「現れ、そして消え去る」……のは間違いない。

だから……、

> それは一時的なものだ。

これも……ごく当然の結論です。

このことを……否定できる人は……いないのではないでしょうか。

> 一方、真我は永久的なものだ。

これに関しては……自分は知らない……と言うことは……ありうる
と思います。

身体が死んだら……それこそ……空無のなかに……雲散霧消してし
まって……一切が消えてしまう……だけなのかもしれない。

それならそれで……問題の全消滅……あるいは……問題の可能性の
全消滅ですから……それでかまわない……とも言えます。

一度この身体が崩壊してしまったら……もう二度と……問題は起こ
りようがない……というわけですから。

ただ……その場合は……論理的には……じゃ……このわたしはどこ
から出てきたの (?_?)……ということには……なります。

その意味では……このいわば“絶対空無論”は……論理的には……
ちょっと矛盾含み……ですね。(*^_^*)

そう言えば……昔EOさんに……“絶対無”に囲繞(いにょう)さ
れた宇宙の恐怖……の話を聞かされたことがありました
https://www.ascensionkan.com/mm/vol189.html#1-1

あれは……怖がるには……当たらなかったですね。(^_-)

誰が……消えるんでしょう?

もしわたしが消えるのだというなら……万々歳じゃないですか。

もしこの肉体が消えるのだ……というなら……別にその“絶対無”
がなくたって……そんなの日常茶飯事だし……。

というわけで……“絶対無”というのは……偽りの空想です。

論理的には……“完全な空無”とは……じつは……「純粋な意識」
だ……というほうが……合理的で……理解しやすい……。

ところが……これは……ご存知のように……覚者方が……こぞって
おっしゃっていること……なんですよね。

「無」とか……「空」とかいうのは……じつは……「純粋な意識」
のことだ……と。

形(物質)にしろ……名前(意識)にしろ……何らかの“現れ”を
演出するには……物質的なもの……が必要です。

この物質的なものは……“現れ”を演出するための……いわば道具
ですから……むろん死物です。

この物質的なものが……「純粋な意識」の光のなかで……その光を
さえぎることによって……発光して……知覚可能になるらしい。

だから……純粋な意識の光を“遮るもの”は……知覚可能です。

しかし……「純粋な意識」そのものは……知覚できない。

なぜなら……“遮るもの”がなければ……発光しないからです。

ある意味で……その物質的なものは……映写機の光源の光をさえぎ
る……フィルムに当たる……とも言われます。

しかし……映画館のなかでは……映写機が投光する光は……フィル
ムがなくても……光線として……見えるような気がします。

でもあれは……映画館のなかの浮遊物が……反射した光ですよね。

その浮遊物すらなかったら……映写機から投光された光は……遮る
ものがないために……知覚できないと思います。

つまり……物理的な光ですら……遮るものがなければ……知覚でき
ないわけです。

映写機の光源自体……電流を遮ることによって……発光しているの
でしょうし。

遮ると発光するから……そこに電流があるとわかるのでしょう。

まったく同じ理屈で……知覚されるものがあれば……その知覚その
ものを可能にしているものが……存在することはわかります。

その知覚を可能にする可能根拠を……仮に「気づきの光」と……呼
ぶことにしたとします。

すると……この「気づきの光」は……知覚可能なもの……つまり…
…「光」を遮るものの存在によって……存在が知られます。

遮られないと……「気づきの光」自体は……知覚されない。

マハラジは……この「気づきの光」を遮るものを……端的に「汚れ」
と呼んでいますよね。

------------------------------------------------------------
 何であれあなたが見ることができるものは、汚れであらざるをえ
 ない。
 それに背を向け、捨て去りなさい。
                     『私は在る』(p144)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

と。

しかし……遮られないと……「気づきの光」自体は……知覚されな
いとはねぇ……。(-_-;)

これは……言ってみれば……“究極の奥ゆかしさ”……みたいなも
のですよね。

このことは……逆に言えば……なかなか難しい問題を……はらんで
いる……とも言えそうです。

その「気づきの光」が……全面的に……その「汚れ」に覆われたら
……どういうことになるんでしょう?

自分が……「気づきの光」だということを……忘れてしまうことは
……ないんでしょうか?

あるいは……他に何も見えないものだから……自分がその“汚れ”
のほうだと……勘違いすることは……ないのでしょうか?

言葉を換えれば……その知覚可能なもの……つまり「汚れ」が……
自前で存在していると……思いこんでしまうとか……。(-_-)

「純粋な意識」のほうは……そんな勘違いを……起こすことはない
かもしれません。

しかし……“汚れ”が自前で存在していると……思いこんだら。

「気づきの光」のほうから……その間違いを修正しに……自ら出て
きてはくれない……ということでしょう。

それはそうですよねぇ……。

だって……「気づきの光」のほうは……存在するのは自分しかいな
いことを……知っているわけですから……。(-_-;)

そして……マハルシは……われわれは……その「汚れ」のほうじゃ
なくて……「気づきの光」のほうだと……言うんですよね。

> あなたは、実際には真我でありながら、真我と自我を誤って同一
> 視しているのである。

……。(-_-)

じゃあ……われわれが真我……その「気づきの光」だという証拠は
……何かあるんでしょうか?

------------------------------------------------------------
 あなたは真我である。
 あなたはつねに存在している。
 それが存在する、ということ以上に真我を断定できるものは何も
 ない。
                    『あるがままに』(p46)
------------------------------------------------------------

なんと?! (*_*) ⌒★?

> それが存在する、ということ以上に真我を断定できるものは何も
> ない。

そうなのか……。

わたしは……存在するだろうか……。(-_-)

------------------------------------------------------------
 あなたがそこに存在しないかぎり、質問することもできないだろ
 う。
 それゆえ、あなたはあなた自身の存在を認めなければならない。
 その存在が真我である。
 真我はすでに実現されている。
 そのため、実現するための努力は、ただあなたが実現していない
 という現在の過ちを認識することにある。
 新たな実現といったものはない。
 ただ真我がその本性を現すだけである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

> あなたがそこに存在しないかぎり、質問することもできないだろ
> う。

何もかも……お見通しだなぁ……。(*-_-*)

> それゆえ、あなたはあなた自身の存在を認めなければならない。

確かに……。

> その存在が真我である。

そうなのか。

(-||-)

> 真我はすでに実現されている。

はい。

> そのため、実現するための努力は、ただあなたが実現していない
> という現在の過ちを認識することにある。

うーむ。

> 新たな実現といったものはない。

わかりました。

> ただ真我がその本性を現すだけである。

ああ……。

------------------------------------------------------------
 事実は、あなたが自分の至福に満ちた状態に無知だということだ。
 無知は次から次へと起こり、至福である純粋な真我にヴェールを
 かけてしまう。
                  『あるがままに』(p36-37)
------------------------------------------------------------

> 事実は、あなたが自分の至福に満ちた状態に無知だということだ。

まったく……おっしゃるとおりです。

> 無知は次から次へと起こり、至福である純粋な真我にヴェールを
> かけてしまう。

確かに。(-_-;)

いったい無知って……なんなんだろう……。

> 無知とはいったい何だろうか?
> それは存在しないものなのだ。(p48)

そうなんだ……。(@_@)

------------------------------------------------------------
 太陽の前に暗闇がありうるだろうか?
 同じように、自ら輝き、自ら明らかな真我の前に無知がありうる
 だろうか?
 もしあなたが真我を知れば、そこには暗闇も、無知も、苦しみも
 ないだろう。
 
 不幸と困難を感じるのは心である。
 暗闇は来ることも去ることもない。
 太陽を見なさい。
 そうすればそこに暗闇はない。
 それと同じように、真我を見なさい。
 するとそこにアヴィディヤーはないことを見いだすだろう。
 
                    『あるがままに』(p48)
------------------------------------------------------------

> 太陽の前に暗闇がありうるだろうか?

ありません。(;_;)

> 同じように、自ら輝き、自ら明らかな真我の前に無知がありうる
> だろうか?

ないのだろうと……思います。

> もしあなたが真我を知れば、そこには暗闇も、無知も、苦しみも
> ないだろう。

はい。

> 不幸と困難を感じるのは心である。

ああ……。

自前で存在していると思いこんだ……“汚れ”のほうか……。

> 暗闇は来ることも去ることもない。

確かに。

> 太陽を見なさい。

ああ……。

> そうすればそこに暗闇はない。

わかります。

> それと同じように、真我を見なさい。

(-_-)

> するとそこにアヴィディヤーはないことを見いだすだろう。

(-||-)

------------------------------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

(-||-)

わかりました……。

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:
        【84 あなたの目的はあなたのグルだ】の3回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回のマハラジの言葉は……覚者の応対というものについての……
とてもわかりやすい形での……説明になっています。

> それから彼に言うがいい。
> 出口は彼の手の届くところにあるのだと。

導きは……つねにあるものなんですね。

では【84 あなたの目的はあなたのグルだ】の3回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
 れることを願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。

------------------------------------------------------------
 質問者 私はあなたを完全に理解していません。一方では、あな
     たはグルが必要だと言い、他方ではグルは助言だけを与
     え、努力は私のものだと言います。どうか、はっきりお
     っしゃってください。グルなしに、真我は実現できるの
     でしょうか、それとも、真のグルを見いだすことは本質
     的なことなのでしょうか?
 
 マハラジ
 それ以上に本質的なことは、真の弟子を見つけることだ。
 私を信じなさい。
 真の弟子は非常にまれなのだ。
 なぜなら、自己を見いだすことによって、すぐさま彼はグルの必
 要性を超えるからだ。
 あなたの得た助言が知識からのものなのか、それとも有効な体験
 からなのかを見定めようとすることで時間を浪費してはならない。
 ただ誠実に助言にしたがうがいい。
 もしほかのグルが必要なら、人生があなたにもたらすだろう。
 あるいは、人生はあなたから外側の導きすべてを奪い取り、あな
 た自身の光にあなたを置き去りにするかもしれない。
 個人としてのグルではなく、教えが重要だと理解することは非常
 に重要なことなのだ。
 
 あなたを笑わせたり、泣かせたりするような手紙を受け取ったと
 しよう。
 あなたを笑わせたり、泣かせたりするのは郵便配達人ではない。
 グルはあなたの真我に関する良き知らせを告げ、そこへの帰り道
 を示すだけだ。
 だが、メッセージはひとつだけだ。
 「あなたとして在りなさい」というものだ。
 あるいは違う言い方をすれば、あなたが真我を実現するまでは、
 誰が真のグルかを知ることはできないのだ。
 あなたが実現したとき、すべてのグルたちがあなたの実現に貢献
 したのだと知ることだろう。
 あなたの真我の実現が、グルが本物だったことを証明する。
 それゆえ、彼をあるがままに受け入れなさい。
 彼が言うことを、熱意と誠実さをもって行ないなさい。
 そして、もし何かが間違っているようなら、あなたのハートが警
 告することを信頼しなさい。
 もし疑いが起こったなら、それと闘ってはいけない。
 疑いのないことを手放してはいけない。
 そして疑わしいことは放っておくがいい。
 
 質問者 私にはグルがいて、彼のことをとても愛しています。し
     かし、彼が私の本当のグルかどうか、私にはわかりませ
     ん。
 
 マハラジ
 あなた自身を見守りなさい。
 もしあなたが変わっていき、成長していくなら、あなたは正しい
 人を見いだしたのだ。
 彼は美しいかもしれないし、醜いかもしれない。
 快いかも、不快かもしれない。
 あなたを褒めるかも、叱るかもしれない。
 内的な成長以外は何ひとつ問題ではないのだ。
 もしそうでないのなら、彼は多分あなたの友人かもしれない。
 だが、あなたのグルではないのだ。
 
 質問者 私が学歴のある西洋人と出会い、グルや彼の教えについ
     て語ると、彼は、「そんな無意味なことを教える人は狂
     っているに違いない」と言うのです。彼に何といえばい
     いのでしょうか?
 
 マハラジ
 彼を彼自身に直面させるがいい。
 彼がどれほど彼自身について知らないかを見せるがいい。
 いかに彼が彼自身についてのもっとも馬鹿げた表明を神聖な真理
 と見なしているかを。
 彼は身体であり、生まれ、そして死に、両親をもち、義務をもっ
 ていると人から言われてきた。
 彼はほかの者たちが学ぶことを学び、ほかの者たちが恐れること
 を恐れているのだ。
 完全に、記憶によって生き、習慣によって行動する、伝統と社会
 の創造物なのだ。
 彼は彼自身の真の関心について無知で、偽りの目的を追求し、つ
 ねに欲求不満をつのらせている。
 彼の生と死は無意味で苦痛に満ち、そこに出口はないかのようだ。
 それから彼に言うがいい。
 出口は彼の手の届くところにあるのだと。
 それは別の一式の観念に転向するのではなく、一切の観念と生き
 方のパターンから解放されることだ。
 グルや弟子については、語ってはならない。
 このような考え方は彼のためにふさわしくない。
 内なる道が彼のものだ。
 彼は内なる衝動によって突き動かされ、内なる光によって導かれ
 てきたのだ。
 彼が反抗するように誘いなさい。
 そうすれば反応するだろう。
 誰それが賢者であり、グルとして受け入れられるなどと、彼に印
 象づけることはやめなさい。
 彼は彼自身を信頼しないかぎり、他者を信頼することもできない
 のだ。
 そして確信は体験とともにやってくるだろう。
 
 質問者 何と奇妙なのでしょうか! 私にはグルなしの人生など
     考えられません。
 
 マハラジ
 それは気質の問題なのだ。
 あなたもまた正しいのだ。
 あなたにとっては、神を讃えて歌うことで充分だ。
 真我の実現への欲望をもつことさえ、サーダナ(修練)をするこ
 とさえ必要ない。
 神の名前があなたに必要なすべての食事なのだ。
 それによって生きるがいい。
 
 質問者 このわずかばかりの言葉の絶え間ない繰り返しは、ある
     種の狂気ではありませんか?
 
 マハラジ
 それは狂気だ。
 だが、意図された狂気なのだ。
 すべての繰り返しはタマス(受動性)だ。
 だが、神の名を復唱することは、その高い目的ゆえにサットヴァ
 ―タマスなのだ。
 サットヴァ(純粋性)の存在ゆえにタマスは尽き果て、そして完
 全な冷静さ、無執着、放棄、超然、普遍性の形を取るだろう。
 タマスは確固たる土台となり、その上に統合された人生が生きら
 れるのだ。
 
                   『私は在る』(p449-451)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 私はあなたを完全に理解していません。一方では、あな
>     たはグルが必要だと言い、他方ではグルは助言だけを与
>     え、努力は私のものだと言います。どうか、はっきりお
>     っしゃってください。グルなしに、真我は実現できるの
>     でしょうか、それとも、真のグルを見いだすことは本質
>     的なことなのでしょうか?

うう。

> マハラジ
> それ以上に本質的なことは、真の弟子を見つけることだ。

はい。

> 私を信じなさい。
> 真の弟子は非常にまれなのだ。

わかります。

> なぜなら、自己を見いだすことによって、すぐさま彼はグルの必
> 要性を超えるからだ。

ああ……そうなんだ……。(-_-)

> あなたの得た助言が知識からのものなのか、それとも有効な体験
> からなのかを見定めようとすることで時間を浪費してはならない。

はい。

> ただ誠実に助言にしたがうがいい。

そうか。

> もしほかのグルが必要なら、人生があなたにもたらすだろう。

わかります。

> あるいは、人生はあなたから外側の導きすべてを奪い取り、あな
> た自身の光にあなたを置き去りにするかもしれない。

ふーむ。

> 個人としてのグルではなく、教えが重要だと理解することは非常
> に重要なことなのだ。

わかりました。

> あなたを笑わせたり、泣かせたりするような手紙を受け取ったと
> しよう。

(?_?)O

> あなたを笑わせたり、泣かせたりするのは郵便配達人ではない。

なるほど。

> グルはあなたの真我に関する良き知らせを告げ、そこへの帰り道
> を示すだけだ。

そうなのか……。

> だが、メッセージはひとつだけだ。
> 「あなたとして在りなさい」というものだ。

(-||-)

> あるいは違う言い方をすれば、あなたが真我を実現するまでは、
> 誰が真のグルかを知ることはできないのだ。

おお……。

> あなたが実現したとき、すべてのグルたちがあなたの実現に貢献
> したのだと知ることだろう。

はい。

> あなたの真我の実現が、グルが本物だったことを証明する。

わかりました。

> それゆえ、彼をあるがままに受け入れなさい。

はい。

> 彼が言うことを、熱意と誠実さをもって行ないなさい。
> そして、もし何かが間違っているようなら、あなたのハートが警
> 告することを信頼しなさい。

はい。

> もし疑いが起こったなら、それと闘ってはいけない。

(-_-)

> 疑いのないことを手放してはいけない。

あ、そうか。

> そして疑わしいことは放っておくがいい。

なるほど。

> 質問者 私にはグルがいて、彼のことをとても愛しています。し
>     かし、彼が私の本当のグルかどうか、私にはわかりませ
>     ん。

うう……。

> マハラジ
> あなた自身を見守りなさい。

はい。

> もしあなたが変わっていき、成長していくなら、あなたは正しい
> 人を見いだしたのだ。

わかりました。

> 彼は美しいかもしれないし、醜いかもしれない。
> 快いかも、不快かもしれない。
> あなたを褒めるかも、叱るかもしれない。
> 内的な成長以外は何ひとつ問題ではないのだ。

そうか……。

> もしそうでないのなら、彼は多分あなたの友人かもしれない。
> だが、あなたのグルではないのだ。

なるほどなぁ。

> 質問者 私が学歴のある西洋人と出会い、グルや彼の教えについ
>     て語ると、彼は、「そんな無意味なことを教える人は狂
>     っているに違いない」と言うのです。彼に何といえばい
>     いのでしょうか?

ふ。

> マハラジ
> 彼を彼自身に直面させるがいい。

(-_-)?

> 彼がどれほど彼自身について知らないかを見せるがいい。

おお。

> いかに彼が彼自身についてのもっとも馬鹿げた表明を神聖な真理
> と見なしているかを。

なるほど。

> 彼は身体であり、生まれ、そして死に、両親をもち、義務をもっ
> ていると人から言われてきた。
> 彼はほかの者たちが学ぶことを学び、ほかの者たちが恐れること
> を恐れているのだ。

(*-_-*)

> 完全に、記憶によって生き、習慣によって行動する、伝統と社会
> の創造物なのだ。

うーむ。

> 彼は彼自身の真の関心について無知で、偽りの目的を追求し、つ
> ねに欲求不満をつのらせている。
> 彼の生と死は無意味で苦痛に満ち、そこに出口はないかのようだ。

……。

> それから彼に言うがいい。

(?_?)O

> 出口は彼の手の届くところにあるのだと。

おお。

> それは別の一式の観念に転向するのではなく、一切の観念と生き
> 方のパターンから解放されることだ。

なるほど……それならそのウェスタンの友人にも通用するかも。

> グルや弟子については、語ってはならない。

ですよね。

> このような考え方は彼のためにふさわしくない。
> 内なる道が彼のものだ。

そうか。

> 彼は内なる衝動によって突き動かされ、内なる光によって導かれ
> てきたのだ。

わかります。

> 彼が反抗するように誘いなさい。

そうか。

> そうすれば反応するだろう。

そうだろなぁ。

> 誰それが賢者であり、グルとして受け入れられるなどと、彼に印
> 象づけることはやめなさい。

まことに。

> 彼は彼自身を信頼しないかぎり、他者を信頼することもできない
> のだ。

そういうことなんだ。

> そして確信は体験とともにやってくるだろう。

そうか。

覚者の応接というのは……そういうものなんだ。

> 質問者 何と奇妙なのでしょうか! 私にはグルなしの人生など
>     考えられません。

ふふ。^^;

> マハラジ
> それは気質の問題なのだ。

はい。

> あなたもまた正しいのだ。

わかります。

> あなたにとっては、神を讃えて歌うことで充分だ。
> 真我の実現への欲望をもつことさえ、サーダナ(修練)をするこ
> とさえ必要ない。

なるほど。

> 神の名前があなたに必要なすべての食事なのだ。
> それによって生きるがいい。

(^^)/

> 質問者 このわずかばかりの言葉の絶え間ない繰り返しは、ある
>     種の狂気ではありませんか?

マントラのことかな……。

> マハラジ
> それは狂気だ。

確かに。

> だが、意図された狂気なのだ。

そうか……。

> すべての繰り返しはタマス(受動性)だ。

はい。

> だが、神の名を復唱することは、その高い目的ゆえにサットヴァ
> ―タマスなのだ。

ふーん。

> サットヴァ(純粋性)の存在ゆえにタマスは尽き果て、そして完
> 全な冷静さ、無執着、放棄、超然、普遍性の形を取るだろう。

そういうことなんですね。

> タマスは確固たる土台となり、その上に統合された人生が生きら
> れるのだ。

ふーん。

……。(-_-)

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


      …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


      …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から:深海魚さん
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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


      …………○…………○…………○…………


今回、深海魚さんから連続していくつかの応援メールをご投稿いた
だきました。

ご本人のご了解を得て全部ではありませんが……ご紹介します。

【件名】: メルアド違ってたようで、返送されましたので再度挑戦
------------------------------------------------------------
 パリット和尚さま
 こんにちは。
 アジズに興味を持ち、ネット検索しているうちに、貴ブログに到
 着。
 ふと、真我として在ることに吸い寄せられ、第390号を拝読。
 分かりやすい解説です。
 
 クリシュナムルティーは言葉は易しいんですが、チンプンカンプ
 ン、訳が悪いんじゃないかと思って英語を見てもなおさらチンプ
 ンカンプン。
 眠くなるばかりでした。
 ゴミ回収に出してしまいました。
 見る者は見られるものである。
 逆かな。主客一体の事かと勘違いしてました。
 ニサルガダッタ方式でやり直して見ます。
 さて恩寵は訪れるか。訪れるといいなあ。
 
 本当に良いガイドありがとうございました。
 アセンション来るといいですね。
 
        ………○…………○…………○………
 
 パリット和尚様(ごめんなさいね、osho系のサニヤシンさまと思
 いまして、でも勝手に気に入ってます)
 ニサルガッタ写経読解講座とても面白いです。
  
 顔文字?もなんとも言えない味わいがあります。
 誠実なお人柄が窺えて、一人ではとても行き詰まり投げだしそう
 な文章も、一緒だとついついついて歩いて行けそうです。
  
 衝動的に買った清貴さんのフーマンの本から、ステート・オブ・
 プレゼンスという聞きなれないが「大事そうな」ことばがあり誰
 か知らないかと潜入してきました。
 貴ブログのおかげでアジズの本を買わなくてもなんとなく言葉の
 意味だけは理解出来ました。
 ありがとうございます。でも体感は困難ですね。
 師匠が必要かも。
 マハラジはそんなもんが要るのかと言ってますが。(笑)
 フーマンの本のように以心伝心、それでいいのだと言ってくれる
 人がいないと自信が持てないみたいです。
 10月23日の読解を拝読して、散歩中の感じは外れといっても、
 大外れでもなさそうな気もします。
 I師によれば、真我と言ってもピンからキリまであるようで、私
 はオールオアナッシングだと、日本人的に思い込んでました、目
 から鱗、どのレベルにあるかいろいろあるみたいです。
 で貴ブログでの発想すごいです。
  
 私見ですが、真我のつもりがエゴちゃんの化けものがほとんどじ
 ゃないかと思います。
 だって個我が消えないと現れないんでしょ。
 これもマハラジに叱られそうですが併存というか薄くなって重な
 ってるとかあるんかしら。(笑)
  
 理屈では無理みたいですが、生きてるうちに覚醒したいもんです。
 深海魚
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> パリット和尚さま

ええと……何と言ったらいいのか。(^^;)

> こんにちは。
> アジズに興味を持ち、ネット検索しているうちに、貴ブログに到
> 着。
> ふと、真我として在ることに吸い寄せられ、第390号を拝読。
> 分かりやすい解説です。

ありがとうございます。

> クリシュナムルティーは言葉は易しいんですが、チンプンカンプ
> ン、訳が悪いんじゃないかと思って英語を見てもなおさらチンプ
> ンカンプン。
> 眠くなるばかりでした。
> ゴミ回収に出してしまいました。

そうでしたか。

はい、ニサルガダッタは面白いですよね。

ときどき「辞書」などご覧になってみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

> 本当に良いガイドありがとうございました。

嬉しいです。(*^_^*)

> アセンション来るといいですね。

そうですね。

        ………○…………○…………○………

> パリット和尚様(ごめんなさいね、osho系のサニヤシンさまと思
> いまして、でも勝手に気に入ってます)
> ニサルガッタ写経読解講座とても面白いです。

ありがとうございます。

> 顔文字?もなんとも言えない味わいがあります。

(^^)/

> 誠実なお人柄が窺えて、一人ではとても行き詰まり投げだしそう
> な文章も、一緒だとついついついて歩いて行けそうです。

ありがたいことです。

ときどき……実力以上の雪道を漕いでしまったりして……反省する
ことがあります。

でも原則としては……自分のために書いています。

> 衝動的に買った清貴さんのフーマンの本から、ステート・オブ・
> プレゼンスという聞きなれないが「大事そうな」ことばがあり誰
> か知らないかと潜入してきました。
> 貴ブログのおかげでアジズの本を買わなくてもなんとなく言葉の
> 意味だけは理解出来ました。

そんなことを書いたことがあったでしょうか……。

> ありがとうございます。でも体感は困難ですね。
> 師匠が必要かも。

そのほうが早い……というようなことはありそうですね。

> マハラジはそんなもんが要るのかと言ってますが。(笑)

ええ……まあ……。

> フーマンの本のように以心伝心、それでいいのだと言ってくれる
> 人がいないと自信が持てないみたいです。

そういうことは……ありますよね。

> 10月23日の読解を拝読して、散歩中の感じは外れといっても、
> 大外れでもなさそうな気もします。

そうでしたか。

> I師によれば、真我と言ってもピンからキリまであるようで、私
> はオールオアナッシングだと、日本人的に思い込んでました、目
> から鱗、どのレベルにあるかいろいろあるみたいです。

マインドは多様多彩ですよね。

> で貴ブログでの発想すごいです。

(?_?)

> 私見ですが、真我のつもりがエゴちゃんの化けものがほとんどじ
> ゃないかと思います。

なるほど。

> だって個我が消えないと現れないんでしょ。

マインドがない状態が……そうなんでしょうね。

> これもマハラジに叱られそうですが併存というか薄くなって重な
> ってるとかあるんかしら。(笑)

ええ、マインドの状態はいろいろ段階があるんじゃないでしょうか。

> 理屈では無理みたいですが、生きてるうちに覚醒したいもんです。

確かに。(*^_^*)

> 深海魚

深海魚さん、応援メール……ありがとうございました。

Love     pari


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■ 4.編集後記:こういう形もありか……とも
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ちょっと長くなると……ああ……こういうものを書くことが……
邪魔してるんだなぁ……と思うこともあります。

でもまた……これを書くことだけが……自分を光の方へ向けている
……と思うこともあります。

いろいろですけど……まあ……土曜日になったら……何となく……
書きはじめてしまうので……。

こういう形もありか……とも思います。

もう……あまり……自ら苦しむことはしません。

日が暮れるのが早くて……もう夕方です。

朝晩……冷え込むようになりましたね。

お風邪など召されませぬように。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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