home > 通信 > 『アセンション館通信』第398号:フォーカスは捨てられない



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2011/11/20(第398号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に
自己同化した観照者が覗き見た風景の報告です。(*^_^*)

マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備という言葉を信じた、現象世界に興味を失うための努力です。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 889名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.フォーカスは捨てられない

2.写経ニサルガダッタ:【15 ジニャーニ】2回目

3.いただいたお手紙から:深海魚さん

4.4.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん

5.編集後記:何の思いも湧かない……空に憧れます。
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■ 1.フォーカスは捨てられない
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久しぶりに……“しっかりした雨”が降っています。

すべての現れを……慈愛で……ずぶ濡れにしてしまうような……。

こういうのを……慈雨……というのでしょうね……。

身勝手な心配を紡ごうとしても……そんなもの……どうでもいいよ
うな……感じもあります。

脇の甘さのなかで……たしかに思考は……次なる形を紡いでいるよ
うなのですが……別に……注目するにも当たりません……。

雨は……窓越しの音をともなって……確かに……降り続けています。

……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

「フォーカス」……という言葉があります。

レンズの焦点とか……注意の焦点の……焦点ですよね。

“現れ”が「夢」だとは……現象はあなたのフォーカスだ……とい
うのと……同じような意味かもしれませんね。

そして……そのフォーカスは……完全に自分のものです。(-_-;)

あるいは……わたしとはそのフォーカスのことだ……と言ってもい
いかもしれません。

わたしは……そのフォーカスを……手放せないでしょう。

そのフォーカスが……わたしなのですから。

覚者は……わたしはわたしの存在を……誰から借用しているのでも
ないことを……保証してくれています。

それも……とても……論理的に……。

------------------------------------------------------------
 あなたがあなたを含むすべての証明なのだということを、まず悟
 るべきだ。
 あなたの存在を証明できるものは何もないのだ。
 なぜなら、他者の存在もあなたによって確認されなければならな
 いからだ。
 あなたは完全に、あなた自身によって在るのだということを覚え
 ておきなさい。
 あなたはどこからも来なかったし、どこへも行かない。
 あなたは時間を超えた存在、そして気づきなのだ。
 
                    『私は在る』(p178)
                  http://tinyurl.com/s747u
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このマハラジの陳述を……論駁できる人が……いるでしょうか。

ここで語られている言葉の意味が……理解できるなら……その人は
……論駁しようとはしないでしょう。

また……マハラジはこうも言っています。

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 気づきは無執着で、不動だ。
 それは透明で、静かで、穏やかで、油断なく、恐れがなく、欲望
 も恐怖もない。
 あなたの真の存在として、それに瞑想しなさい。
 そして日々の生活のなかでそれで在ろうと試みなさい。
 そうすれば、あなたはその豊かさを実現するだろう。
 
                     『私は在る』(p239)
------------------------------------------------------------

(-||-)

「在る」と「気づく」が……同意であるなら……「気づいている」
ことは……仕事ではありません。

「私は在る」とは……「私は気づいている」……ということです。

ただ在りなさい……とは……自分が気づいていることに……気づい
ていなさい……ということでしょうか。

そして……それは……仕事ではない。

それは……愛では……あるかもしれませんが。

とすれば……わたしは……神でしか……ありえないでしょう……。

たとえ……自分は神などではない……真我などではない……と主張
しても……自分のフォーカスを……捨てることはできません。

わたしは……わたしとして……自前で存在しているのですから。

どこかに……誰もが羨むような賢人がいて……自分も確かにそうだ
と思っても……だからと言って……何ができるでしょう?

自分のフォーカスを……その方のフォーカスと……取り替えること
が……できるでしょうか……。

むろん……そんなことは……できません。

その絶対的な……栄光と……悲惨を……手放すことはできません。

それが絶対的な栄光であり……悲惨が虚妄以外のなにものでもない
ことが……明瞭になるまでは……。

すべてを捨てても……捨てることが不可能なものは……残ります。

それを……真我と……呼ぶのだと思います。

何にフォーカスしていようと……わたしは……わたしの世界の……
胴元です。

どんなに惨めな胴元を……演じていても……胴元は……胴元です。

胴元が……自分の小屋にかかった興業の……一演目の一賢人と……
自分のフォーカスを……取り替えることなど……できません。

つまり……わたしのフォーカスとは……わたしが信じ……わたしが
大切にしている世界……ということなのでしょう。

それが……つまり……この世界です。

わたしが……この世界にフォーカスしているかぎり……この世界は
……わたしを放してはくれない。

なぜなら……世界は現れに属しており……世界の方に……気づきは
ないわけですから……。

わたしの世界は……わたしが……自分の注目で……支えている……。

そして……眼前を飛び交う……思考に対応して……わたしは自分の
世界に……対応していると思うわけでしょう。

ところが……じつは……わたしの世界は……わたしのフォーカスに
……浮上してくる想念で……織り成されている。

浮上してくる想念……それに対応して……分泌する想念……。

そうか……。(-_-)

浮上してくる想念と……分泌する想念との間に……いったい……ど
んな違いがあるというのだろう?

これは……浮上してくる想念と……それに対応して……分泌される
想念……の違いにすぎない。

言うなれば……鶏が先か卵が先か……という論議のようなもの。

両方とも……単に……浮上してくる想念に……すぎない。

想念を投影する……映写機は……わたしの……フォーカスです。

言い換えれば……わたしは……永遠に……自分のフォーカスの……
虜囚ということです……。(-_-)

「見られるもの」と……「見ている者」が同じだとは……神秘体験
でも何でもない……理屈で理解できることでした……。

わたしは……わたしを……捨てられない。(-_-;)

わたしは……自分のフォーカスを……放棄できないのです……。

放棄できるとすれば……それは……。

自分のフォーカスに入ってくる……想念……です。

それが……わたしの世界を構成する……レンガです。

わたしの世界は……それでできている。

また……それは……わたしのフォーカスの……創造物でもある。

> 明らかに世界はあなたの想念なのだ。

はい。(-||-)

かつて……自分を創造物の一部と想像し……そう主張した真我に…
…マハルシはこう語りました。

------------------------------------------------------------
 質問者 私は創造の一部分を形成しています。そのためその創造
     に依存したままなのです。私自身が独立するまでは、創
     造の謎を解くことができません。それでもバガヴァーン、
     あなたにお尋ねします。私の質問に答えてくださいます
     か?
 
 マハルシ
 そうだ。
 「独立しなさい。
  そしてあなた自身でその謎を解くがいい。
  それはあなたがすることだ」
 と言っているのはバガヴァーンである。
 この質問をしているあなたは今どこにいるのか?
 あなたは世界のなかにいるのだろうか、それともあなたのなかに
 世界が在るのだろうか?
 あなたは眠りの間も自分が存在していることを否定できないが、
 世界が知覚されていないことを認めるに違いない。
 その世界はあなたが目覚めるときに現れる。
 では、それはどこにあるのだろうか?
 明らかに世界はあなたの想念なのだ。
 想念とはあなたが投影したものである。
 はじめに「私」が創造され、それから世界が創造される。
 世界は「私」によって創造され、「私」は真我から立ち現れる。
 そのため、もしあなたが「私」の創造を解明すれば、世界の創造
 の謎も解明されるのである。
 それゆえ、私は言うのだ。
 「真我を探求しなさい」と。
                   『あるがままに』(p323)
                 http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------

(-||-)

真我を探求するとは……真我でないものを……排除していく……と
いうことでしょう。

真我でないもの……すなわち現れ……を排除するとは……?

直接……世界として現れた現象を……排除しようとしても……それ
は上手くいかない。(-_-;)

まずは……世界への……現れへの……執着を……つまり……想念を
……一つひとつ……排除していくしかない。

想念が……兆す……その現場で……。

そんな……気の遠くなるような……そんな試みには……限りがない
のでは……。

そう考えた真我に対しても……マハルシは……語りかけています。

------------------------------------------------------------
 質問者 探求の初期段階では他の想念を拒絶しなければならない
     と、たびたびあなたは言われました。しかし、想念は果
     てしなく起こり、ひとつの想念を拒絶すると別の想念が
     現れ、際限がありません。
 
 マハルシ
 私は想念を拒絶し続けなければならないとは言っていない。
 あなた自身、つまり「私」という想念を固守しなさい。
 あなたの関心がそのひとつの想念に絞られたとき、他の想念は自
 動的に拒絶され、消え去るだろう。
 
 質問者 では、想念の拒絶は必要ないのですね?
 
 マハルシ
 いいや。
 しばらくの間は必要となるかもしれない。
 想念が起こるたびに拒絶していくことにはきりがないとあなたは
 想像している。
 それは本当ではない。
 終わりは来る。
 もし油断なく、想念が起こるたびに拒絶するよう断固とした努力
 をつづければ、すぐにも内なる自己のなかへ深く、より深く入っ
 ていくのがわかるだろう。
 この段階に至れば、想念を拒絶する努力は必要なくなる。
 
                   『あるがままに』(p103)
------------------------------------------------------------

> 想念が起こるたびに拒絶していくことにはきりがないとあなたは
> 想像している。
> それは本当ではない。
> 終わりは来る。

(-||-)

「終わりは来る」……。

これが……サットグルの言葉……というものなんですね。

そういう努力には際限がない……と聞くのと……「終わりは来る」
と聞かされることが……どれほど違うことか。

……。

朝……寝床のなかで……夢うつつのなかで……浮上してくる想念を
……捕まえようとしていました。

そうしたら……半ば夢のなかで……千枚通しのようなもので……そ
の想念を……突き止めました。

千枚通しの先端で……想念が……ミミズのように……くねくねと…
…身を捩(よじ)らせています。

なので……その想念の……息の根を止めようと思ったら……。

それが匕首(あいくち)を構えて……演壇上の浅沼稲次郎に突進す
る……山口乙矢の姿に……変って……。

なんともはや……。(*-_-*)

脇の甘さが……わたしのフォーカスを……想念の運動場に……する
んですよね。

わたしのフォーカスを……想念が生まれるその源に……絞ること…
…それが……真我探求……だと思います。

フォーカスは……捨てられません。

ただ……正しい的に……フォーカスする必要があるだけです。

その邪魔をするものを……排除しなければならない。

マハラジは……想念を泥棒に……喩えていました。

------------------------------------------------------------
 それは泥棒を見守るようなものだ。
 泥棒から何かを期待しているわけではない。
 だが、あなたは盗まれたくはない。
 同じように、マインドに対してあなたは何も期待することなく、
 多大な注意を払うのだ。
                     『私は在る』(p207)
------------------------------------------------------------

マインドは……座談の名手……なんですよね。(-_-;)

一瞬……耳を傾けたら……わたしなどは……たちまち欲望と恐怖に
……絡め取られます。

しかしまた……気を取りなおして……注目を外します。

無知から発生する……想念(=世界への執着)を……発生するその
場で……排除すること……。

それが……本来の自由を実現するために……必須のサーダナなので
しょう。

本来の自分であるためには……自分の創造物を……識別し……排除
しなければならないわけです。

------------------------------------------------------------
 ひとたびあなたの想像以外は何も困難をもたらすことができない、
 と絶対の確信を持って知るなら、あなたは欲望や恐れ、概念や見
 解に注意を払わず、真実とともにのみ生きるだろう。
 
                     『私は在る』(p131)
------------------------------------------------------------

(-||-)

------------------------------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

(-||-)

わかりました……。

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【15 ジニャーニ】2回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この章にある、

> 想像したものの存在を疑うほうが、あなたをより賢くするだろう。

という言葉は……面白いですね。

> 想像されたものが偽りなのだ。

というのですから。

そして……マハラジは

> 予測されず、予測不可能なものが真実だ。
 
と言います。

では【15 ジニャーニ】2回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
 れることを願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。

------------------------------------------------------------
 質問者 公正さが私を自由にしてくれるでしょう。
 
 マハラジ
 公正さは疑うことなくあなたと世界を住みよい場所に、幸福にさ
 えするだろう。
 だが、それが何になるというのだろうか?
 そこには実在性がない。
 永遠には続かないのだ。
 
 質問者 神が助けてくれるでしょう。
 
 マハラジ
 あなたを助けるには、神があなたの存在を知らなければならない。
 だが、あなたも、あなたの世界も夢なのだ。
 夢のなかで、あなたは断末魔の苦しみを味わうかもしれない。
 誰もそれを知らないし、誰もあなたを助けることはできないのだ。
 
 質問者 では、私の質問も、探求も、研究も何の役にも立たない
     のですか?
 
 マハラジ
 それらは眠りを破ろうとする人の活動だ。
 それらが気づきをもたらす原因にはならないが、その初期の徴候
 ではある。
 だが、あなたがすでに答えを知っていることについて、無意味な
 質問をしてはならない。
 
 質問者 どうすれば真の回答が得られるのでしょうか?
 
 マハラジ
 真の質問を尋ねることによって、言葉の上ではなく、あなた自身
 の光にしたがって生きることに挑むことで得られるのだ。
 真理のために死をも厭(いと)わない人がそれを得るのだ。
 
 質問者 もうひとつの質問です。個人がいます。その個人を知る
     者がいます。そこには観照者がいます。知る者と観照者
     は同じなのでしょうか? あるいは分離した状態にある
     のでしょうか?
 
 マハラジ
 知る者と観照者は別々だろうか、ひとつだろうか?
 知る者が知られるものと別のものとして見られたとき、観照者は
 ひとり離れて在る。
 知られるものと知る者がひとつであるとき、観照者はそれらとひ
 とつになるのだ。
 
 質問者 ジニャーニ(賢者)とは誰なのでしょうか? 観照者で
     しょうか、それとも至高なるものでしょうか?
 
 マハラジ
 ジニャーニは至高なるものであり観照者でもある。
 彼は存在と気づきの両方だ。
 意識との関わりにおいて、彼は気づきであり、宇宙との関わりに
 あっては純粋な存在だ。
 
 質問者 それでは、個人についてはどうでしょう? はじめに現
     れるのは個人でしょうか、知る者でしょうか?
 
 マハラジ
 個人とは非常に小さなものだ。
 実際には、それはいくつかの要素が混成されたもので、それ自身
 として存在することはできない。
 知覚されもしない。
 それはただ存在しないのだ。
 それはマインドの影、記憶の総計にすぎない。
 純粋な存在はマインドの鏡のなかに知るという状態として映る。
 知られたものは記憶と習慣を根底にして個人としての形を取るの
 だ。
 それはマインドのスクリーンの上に映しだされた知る者の反映、
 ただの影にすぎない。
 
 質問者 鏡が在り、反射があります。しかし、太陽はどこでしょ
     うか?
 
 マハラジ
 至高なるものが太陽だ。
 
 質問者 それは意識しているはずです。
 
 マハラジ
 それは意識でも、無意識でもない。
 意識、無意識といった言葉で考えてはいけない。
 それは生命であり、その両方を含み、また両方を超えている。
 
 質問者 生命は高い知性をもっています。どうして無意識である
     ことができるでしょう。
 
 マハラジ
 記憶が中断するとき、あなたはそれを無意識と言う。
 実際には、意識だけが存在するのだ。
 すべての生命は意識しており、すべての意識は生きている。
 
 質問者 岩でさえも?
 
 マハラジ
 岩でさえも意識し、生きている。
 
 質問者 私には自分で想像できないものの存在を疑う傾向がある
     のです。
 
 マハラジ
 想像したものの存在を疑うほうが、あなたをより賢くするだろう。
 想像されたものが偽りなのだ。
 
 質問者 想像可能なものはすべて偽りなのでしょうか?
 
 マハラジ
 記憶に基づいて想像されたものは偽りだ。
 未来はまったくの非実在ではない。
 
 質問者 未来のどの部分が真実で、どの部分が偽りでしょうか?
 
 マハラジ
 予測されず、予測不可能なものが真実だ。
 
                    『私は在る』(p65-67)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 公正さが私を自由にしてくれるでしょう。

これは、前回の最後にあったマハラジの、

「世界から自由になってはじめて、世界に対して何かができる。
 その囚人であるかぎり、それを変えることはできない。
 それどころか、あなたが何をしてもかえって状況を悪化するだけ
 だ」

という言葉に対する応答です。

> マハラジ
> 公正さは疑うことなくあなたと世界を住みよい場所に、幸福にさ
> えするだろう。

はい。

> だが、それが何になるというのだろうか?

アチャ。(>_<)

> そこには実在性がない。
> 永遠には続かないのだ。

そうなんだよなぁ。(;_;)

> 質問者 神が助けてくれるでしょう。

うーむ。

> マハラジ
> あなたを助けるには、神があなたの存在を知らなければならない。

はは。(^^;)

> だが、あなたも、あなたの世界も夢なのだ。

なんともはや。

> 夢のなかで、あなたは断末魔の苦しみを味わうかもしれない。

はい。(-_-)

> 誰もそれを知らないし、誰もあなたを助けることはできないのだ。

これこれ……。

これって……最高に解放されますよね。

「誰もそれを知らないし、誰もあなたを助けることはできないのだ」

これほど……風通しのいい言葉が……他にあるでしょうか?

自分の夢のなかで……どんなに“いい子”にしていても……、

「誰もそれを知らないし、誰もあなたを助けることはできないのだ」

(-||-)

> 質問者 では、私の質問も、探求も、研究も何の役にも立たない
>     のですか?

はて、マハラジは何と答えるか? (-_-)?

> マハラジ
> それらは眠りを破ろうとする人の活動だ。

はい。

> それらが気づきをもたらす原因にはならないが、その初期の徴候
> ではある。

なるほど。

> だが、あなたがすでに答えを知っていることについて、無意味な
> 質問をしてはならない。

(>_<)

> 質問者 どうすれば真の回答が得られるのでしょうか?

このひと……苦し紛れ。(^_-) \←……(\/U)

> マハラジ
> 真の質問を尋ねることによって、言葉の上ではなく、あなた自身
> の光にしたがって生きることに挑むことで得られるのだ。

キ・ビ・シ・イ……。

> 真理のために死をも厭(いと)わない人がそれを得るのだ。

シッテタ。(*-_-*)

> 質問者 もうひとつの質問です。個人がいます。その個人を知る
>     者がいます。そこには観照者がいます。知る者と観照者
>     は同じなのでしょうか? あるいは分離した状態にある
>     のでしょうか?

ヤバイ……と見て……哲学問答に逃げた。(^_-) \←……

> マハラジ
> 知る者と観照者は別々だろうか、ひとつだろうか?

(?_?)O

> 知る者が知られるものと別のものとして見られたとき、観照者は
> ひとり離れて在る。

はあ……。

> 知られるものと知る者がひとつであるとき、観照者はそれらとひ
> とつになるのだ。

へえ……。

なんだか……なるほどなぁ。

> 質問者 ジニャーニ(賢者)とは誰なのでしょうか? 観照者で
>     しょうか、それとも至高なるものでしょうか?

うーむ……なんか……無用の……。

いやいや……そうでもないかもしれない。

(-_-)?

> マハラジ
> ジニャーニは至高なるものであり観照者でもある。

「ジニャーニ」は……「至高なるもの」であり「観照者」でもある。

はい。

> 彼は存在と気づきの両方だ。

「ジニャーニ」は……「存在」であり「気づき」でもある。

> 意識との関わりにおいて、彼は気づきであり、宇宙との関わりに
> あっては純粋な存在だ。

ふーん……。

「ジニャーニ」は……意識との関わりにおいては「気づき」。

はい。

「ジニャーニ」は……宇宙との関わりにおいては「純粋な存在」。

宇宙との関わりでは……「ジニャーニ」は……「真空」のようなも
の……ということかな。

> 質問者 それでは、個人についてはどうでしょう? はじめに現
>     れるのは個人でしょうか、知る者でしょうか?

これも何だか……理屈のための理屈……のような。

いや……でも……わからないよー。(^_-)

> マハラジ
> 個人とは非常に小さなものだ。

はい。

> 実際には、それはいくつかの要素が混成されたもので、それ自身
> として存在することはできない。

了解です。

そうか……その意味では……個人とは……ロボットと……とても似
てるんだな。

解体したら……何も残らない。

> 知覚されもしない。

え?! (*_*) ⌒★?

知覚されもしないの? (?_?)

> それはただ存在しないのだ。

シドーイ。(>_<)

> それはマインドの影、記憶の総計にすぎない。

それは……わかるような気がするけど。

> 純粋な存在はマインドの鏡のなかに知るという状態として映る。

ふーん……。

> 知られたものは記憶と習慣を根底にして個人としての形を取るの
> だ。

(@_@)

あーあ……そういうことか。

「個人」というのは……知られたものが……「記憶」と「習慣」を
根底にして……形を取ったものなんだ。

まるで……創造神話の……舞台裏を……覗いているみたい。

> それはマインドのスクリーンの上に映しだされた知る者の反映、
> ただの影にすぎない。

ふーん。

> 質問者 鏡が在り、反射があります。しかし、太陽はどこでしょ
>     うか?

太陽はどこでしょうか?

> マハラジ
> 至高なるものが太陽だ。

はい。

> 質問者 それは意識しているはずです。

うう……わからん。(-_-;)

> マハラジ
> それは意識でも、無意識でもない。

おお。(@_@)

> 意識、無意識といった言葉で考えてはいけない。

はい。

> それは生命であり、その両方を含み、また両方を超えている。

「至高なるもの」は……生命であり……意識と無意識の……両方を
含み……両方を超えている。

なるほど。

なにやら……いわれを聴けば……ありがたや……。(^_-) \←…

> 質問者 生命は高い知性をもっています。どうして無意識である
>     ことができるでしょう。

うう……今までの話が……聞こえなかったのかな……。

> マハラジ
> 記憶が中断するとき、あなたはそれを無意識と言う。

はい……確かに。

> 実際には、意識だけが存在するのだ。

おおお。(@_@)

「実際には、意識だけが存在するのだ」……。

なんか……カッコいい感じ。

> すべての生命は意識しており、すべての意識は生きている。

へええ……。

> 質問者 岩でさえも?

うん。

> マハラジ
> 岩でさえも意識し、生きている。

やっぱり。

> 質問者 私には自分で想像できないものの存在を疑う傾向がある
>     のです。

このひと正直……好き……。(^_-)

> マハラジ
> 想像したものの存在を疑うほうが、あなたをより賢くするだろう。

ガーン?! (*_*) ⌒★?

> 想像されたものが偽りなのだ。

シーン……。(-_-)

> 質問者 想像可能なものはすべて偽りなのでしょうか?

おお……いいとこ突いた。

> マハラジ
> 記憶に基づいて想像されたものは偽りだ。

「記憶に基づいて想像されたものは偽りだ」……。

ふーん。

> 未来はまったくの非実在ではない。

「未来はまったくの非実在ではない」……。

(@_@)

どういう意味だろう……?

> 質問者 未来のどの部分が真実で、どの部分が偽りでしょうか?

うん。

> マハラジ
> 予測されず、予測不可能なものが真実だ。

(@_@)

なんと……。(-_-)

「予測されず、予測不可能なもの」が……「真実」……。

「記憶に基づいて想像されたもの」は……「偽り」……。

ふーん。

「予測されず、予測不可能なもの」は……サットグルから……実在
からの……一突きなのかも……。

……。

わかりました。(-||-) (←と言って、実はわかってない。(^_-))

……。(-_-)

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


      …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


      …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から:深海魚さん
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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


      …………○…………○…………○…………


今回、深海魚さんからいただいたメールを、ご本人の了承のもとに
紹介させていただきます。

【件名】: 公式:私=存在を読んで
------------------------------------------------------------
 スワミ・パリトーショさま
 穏やかな語り口のエッセイ久しぶりに楽しみました。
 補助階段のラメッシを読んだおかげか、大分楽に読めるようにな
 ってきました。
 おかげで件名のエッセイが分かるように思えます。
 その流れに乗せられてよむと、引用の
 強敵ラマナ・マハルシの言う事も当たり前に聞こえるではありま
 せんか。ヤバイ。
  
 木陰の幸福わかりますが、しばらく幸福が続くと退屈になり、
 痛い思いをしに出かけたくなるサガがあるようです。(笑)
 それにしても、積年の大疑問が解けたような思いです。
 深海魚
 ありがとうございます。
------------------------------------------------------------

深海魚さん、ご了承ありがとうございました。

> スワミ・パリトーショさま
> 穏やかな語り口のエッセイ久しぶりに楽しみました。

ありがとうございます。

> 補助階段のラメッシを読んだおかげか、大分楽に読めるようにな
> ってきました。

嬉しいです。

> おかげで件名のエッセイが分かるように思えます。

“件名のエッセイ”というのは「公式:【私】=【在る】」
https://www.ascensionkan.com/mm/vol364.html#1
のことですね。

褒められるのに弱い自己中の誰かさんは……どれどれ何が書いてあ
るの……とか言って……自分もまた読んでましたよ。(^_-)

> その流れに乗せられてよむと、引用の
> 強敵ラマナ・マハルシの言う事も当たり前に聞こえるではありま
> せんか。ヤバイ。

ヤバクないですよ……いいじゃないですか。(^^;)

> 木陰の幸福わかりますが、しばらく幸福が続くと退屈になり、
> 痛い思いをしに出かけたくなるサガがあるようです。(笑)

まったくご同様です。(*-_-*)

> それにしても、積年の大疑問が解けたような思いです。

よかったです。(^^)/

> 深海魚
> ありがとうございます。

こちらこそ、ありがとうございます。

m(_ _)m


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■ 4.「ご投稿・情報提供」:ハイアーセルフ33さん
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『アセ通』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


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今回、久しぶりにハイアーセルフ33さんから、情報をご投稿いた
だきました。

早速、ご紹介します。

【件名】:ニサルガダッタ&バシャール
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 パリさん、こんにちは。はるです。お久しぶりです。
 
 ニサルガさんの言葉の抜粋が下記にありますので(私のブログ)、
 メルマガでお知らせしていただけるとうれしいです。
 
 http://tinyurl.com/88cxm77
 
 ついでにバシャール情報です。
 
 toneofjoyさんという方が、バシャールの日本語字幕VTRを、
 この数か月で20本近くUPしてくれています。素晴らしい内容
 です。
 http://www.youtube.com/user/toneofjoy
 
 このなかで「神との対話」の書籍の真価を認め、読むことを強く
 奨めているものもありました。
 http://www.youtube.com/user/toneofjoy#p/u/17/KPI9ylSCmRE
 
 へ〜、こんなこともバシャールはするんだな。私もこの本は特に
 お勧めです。
 
 ニールさんの「神との対話」は、シリーズものとして10冊近く
 出ていますが(タイトルは異なる)、一巻を最初に読まれるのは、
 スピリチュアル情報の重要基礎概念から順を追って理解できるの
 でよいことと思います。お役にたてば幸いです。
 
 ハイアーセルフ33 <私たちは神 (至高の実在)である!(*^-^*)>
 URL:http://blog.goo.ne.jp/hs33_001/arcv
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はるさん、掲載させていただきました。

ありがとうございました。

<(_ _)>


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■ 5.編集後記:何の思いも湧かない……空に憧れます。
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深海魚さんもおっしゃってましたが……。

「木陰の幸福」は理解できても……「しばらく幸福が続くと退屈に
なり、痛い思いをしに出かけたくなる」んですよね。

でもこれは……「サガ」じゃなくて……単なる「癖」……なのかも
しれません。

それも……あんまりいい「癖」じゃないのかも。

でも……それが単なる「癖」にすぎないとしても……それでもその
「癖」のなかから……その「癖」を排除するのは……。

なかなか……大変ですよね。(^^;)

ここは……山口乙矢少年に習って……そのことに“死に物狂い”に
……なる必要があるのかもしれません。

何の思いも湧かない……空に憧れます。

暗くなるのが……とても早くなりましたね。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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