home > 通信 > 『アセンション館通信』第399号:関心をもっているのはあなたなのだ!



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2011/11/27(第399号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に
自己同化した観照者が覗き見た風景の報告です。(*^_^*)

マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備という言葉を信じた、現象世界に興味を失うための努力です。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 888名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.関心をもっているのはあなたなのだ!

2.【49 マインドが不安の原因だ】の1回目

3.いただいたお手紙から:パールさん、祇園さん

4.編集後記:脳に刺激を与えるものに……興味を失うことは
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■ 1.関心をもっているのはあなたなのだ!
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今が……存在する……唯一の時……。

わたしが……実在させている現れは……これしかない。

わたしは……つねに今に在り……ここを現象させている。

あの雲も……この秋風も……わたしが存在……させている。

これを……夢を見ている……と言うのかもしれないけれど……。

その理由はただひとつ……わたしが興味をもっているから。

わたしの注意が……現れに向かっているから……。

……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

なかなか……簡単には……現れへの興味は……消えてはいかないも
のです。

そりゃそうです……。(*-_-*)

なぜだか……わかりますか? (^_-)

この問題に関する……じつに深淵かつ示唆に富んだ……一片の問答
があります。

------------------------------------------------------------
 質問者 では、なぜそれに関心をもつのでしょうか?
 
 マハラジ
 関心をもっているのはあなたなのだ!
                     『私は在る』(p488)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(?_?)

「なぜ関心をもつのか?」に対する答えが……「関心をもっている
のはあなたなのだ!」です。

理由の説明など……何もありません……。

いったいこの答えは……この質問に対する答えに……なっているの
でしょうか?

この問の質問者が……この答えに満足したとは……思えません。

いや……そもそも……この答えの意味がわかったかどうか……。

質問者は……自分は被害者だと……言いたい。

被害者という意識までは……なかったとしたら……。

少なくとも……自分とは別個に……何か実体的な……理由や構造が
……あるはずだ……と言いたい。

いったい……どうして……こんなふうになっているのか?

何が……その理由なのか?

世界は……なにゆえに……始まってしまったのか……と。

ところが……こういう問いに対する……覚者の答えは……つれない。

少なくとも……マハラジの……明晰すぎる慈悲は……つれないです。

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

はじめてこの言葉に出合ったとき……わたしは……自分がこの言葉
の意味を……明瞭には“理解していない”……と思いました。

心のなかの……何かが……ヒットしましたが……でも……そのまま
受け取ることは……躊躇しました。

まさか……この言葉の意味が……この言葉の姿……以上でも以下で
もない……とは思わなかった。

少しくらいは……何か……含みがあるのだろうと……思った。

でも……この言葉の意味は……まさに……この言葉の姿が……表現
しているとおりの……意味でした。

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

(-_-)

誰もが……自分は……担当者ではない……と思いたい。

自分は……責任者ではない……と。

誰か……その件に関して……責任をもつ者が……ほかにいるのだと
……思いたい。

その前提のうえで……自分の世界がこうなっていることに……文句
を言いたいわけです。

そんな……まさか……自分が……この世界の責任者じゃあるまいし
……と……。(^_-)

でも……覚者たちは……こぞって言います……いったん責任を手放
したら……できることは何もない……と。

だって……それは……担当者が……すべきことですから……。

もし……その責任を……担当者に任せたのなら……すべてを“彼”
に……あるいは世界に……任せなさい……と言うでしょう。

後から……苦情を言ってはいけない……と。

任されたから……世界はその依頼に応えて……“あるべき姿”を…
…示しているのだから……。

こちらが何に興味をもつかには関係なく……世界は世界で……ある
べき姿を示して……いるわけです。

なにゆえ……すべては……始まってしまったのか……と思わず問い
たくなるような姿を……。

でも……それは本当なのか……それで辻褄があうのか?

じつは……わたし以外に……わたしの世界の担当者……責任者は…
…いないのではないのか?

この一片の問答は……次のような文脈に……現れます。

------------------------------------------------------------
 質問者 私は死に関して考えることが私を脅かすことに気づきま
     した。なぜなら、私はふたたび誕生したくないからです。
     誰もそれを強要していないことは知っています。それで
     も、満たされなかった欲望の圧力は圧倒的で、私には抵
     抗できそうにないかもしれません。
 
 マハラジ
 抵抗という問題は起こらない。
 誕生し、再誕生するものは、あなたではないからだ。
 それを起こらせるがいい。
 それが起こるのを見なさい。
 
 質問者 では、なぜそれに関心をもつのでしょうか?
 
 マハラジ
 関心をもっているのはあなたなのだ!
 そして、その絵があなたの真実、愛、美の感覚と衝突するかぎり、
 あなたはそれに関心をもちつづけるだろう。
 調和と平和への熱望は、消し去ることのできないものだ。
 だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、身体的生活は注
 意のレベル以下の努力を要しないものとなる。
 身体を得るか、身体を去るかは、あなたにとって同じこととなる。
 あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。
 身体なしには殺されない。
 所有物なしには奪われない。
 マインドなしには騙(だま)されない。
 そこに欲望や恐れを引っかける留めクギもない。
 何の変化もあなたに起こらないかぎり、ほかに何の問題があるだ
 ろうか?
                     『私は在る』(p488)
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 私は死に関して考えることが私を脅かすことに気づきま
>     した。なぜなら、私はふたたび誕生したくないからです。
>     誰もそれを強要していないことは知っています。それで
>     も、満たされなかった欲望の圧力は圧倒的で、私には抵
>     抗できそうにないかもしれません。

これこそが……わたしなどが陥るジレンマです。

でも……この問いに対する……マハラジの応答は……いったんその
質問をした者は……充分に受け止める責任のある……言葉でした。

> 抵抗という問題は起こらない。
> 誕生し、再誕生するものは、あなたではないからだ。

「誕生し、再誕生するものは」……わたしではない……。(-_-;)

> それを起こらせるがいい。
> それが起こるのを見なさい。

「それが起こるのを見なさい」……。

しかし……質問した者は……聞く耳をもたない。

> 質問者 では、なぜそれに関心をもつのでしょうか?

もし……誕生し、再誕生するものは……わたしではないと言うなら
……では……なぜわたしは……それに関心をもつのでしょうか?

かくて……マハラジは……答えざるをえない。

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

と……。

まるで……わたしの世界に……わたし以外の……神など存在しない
かのように……。(-_-)

そして……マハラジは……諄々と……説き聞かせます。

> そして、その絵があなたの真実、愛、美の感覚と衝突するかぎり、
> あなたはそれに関心をもちつづけるだろう。

あ……。(@_@)

そうなのか……。(*-_-*)

> 調和と平和への熱望は、消し去ることのできないものだ。

それは……わかります……。

> だが、ひとたびそれが満たされれば関心は去り、身体的生活は注
> 意のレベル以下の努力を要しないものとなる。

なんと……。

> 身体を得るか、身体を去るかは、あなたにとって同じこととなる。

うーむ。

> あなたには何ひとつ起こらないという地点に達するのだ。

(-||-)

> 身体なしには殺されない。

はい。

> 所有物なしには奪われない。

確かに。

> マインドなしには騙(だま)されない。

わかります。

> そこに欲望や恐れを引っかける留めクギもない。

「引っかける留めクギもない」……。

> 何の変化もあなたに起こらないかぎり、ほかに何の問題があるだ
> ろうか?

ほかに何の問題も……ありません。

(-||-)

……。

すべての……現れは……、

> 関心をもっているのはあなたなのだ!

の……ゆえに……在る……。

わたしは……この身体を根城にして……自分が……何者かだと……
思いこんでいる。

あるいは……誰かで……在りたいと……切望している。

そして……つねに綻びつづける……記憶をかき集めては……自分の
物語を……紡ごうと奮闘している。

現れという……変転きわまりない……定義の海のなかで……途方に
暮れ……溺れかけながら……。

わたし以外に……わたしの定義に関心がある者など……誰ひとり…
…存在しないというのに……。(;_;)

それでも……わたしは……定義への関心を……捨てきれない……。

物語への興味を……放棄しきれない。

そしてすぐに……眼前の現れに……目を奪われ……足を取られる。

意識の世界に……絡め取られる……。

> 解放への道には何も立ちはだかっていない。

はい。(>_<)

> そしそしてそれは今ここで起こることができる。
> だが、あなたはほかのことにもっと興味がある。
> そしてあなたはその興味と闘うことはできないのだ。

はい。(;_;)

------------------------------------------------------------
 あなたはそれとともに行き、それを見抜き、それが単に判断と賞
 賛の誤りであることを、それ自体が自ら暴くのを見守らなければ
 ならないのだ。
                     『私は在る』(p475)
------------------------------------------------------------

わかりました。(/_;)

(-||-)

------------------------------------------------------------
 対象物へと向かう感覚の潜在的傾向が心のなかにあるかぎり、
 「私は誰か?」という探求は必要だ。
 想念が起こるなり、そのとき、その源で、探求によってすべての
 想念を根絶するべきである。
 真我以外の何ものも求めないこと(アンニャ)が無執着(ヴァイ
 ラーギャ)あるいは無欲(ニラーシャ)であり、真我をけっして
 離れないことが智慧(ジニャーナ)である。
 実際には、無欲と智慧はひとつなのだ。
 
                 『あるがままに』(p105-106)
                 http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------

> 真我以外の何ものも求めないこと(アンニャ)が無執着(ヴァイ
> ラーギャ)あるいは無欲(ニラーシャ)であり、

物語を……求めないことが……無欲であり……、

> 真我をけっして離れないことが智慧(ジニャーナ)である。

物語に……属さないことが……智慧である……。

> 実際には、無欲と智慧はひとつなのだ。

(-||-)

------------------------------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

(;_;)

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【49 マインドが不安の原因だ】1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この章の質問者は……自然と偶然という言葉に対して……予測可能
な秩序と……予測不能の混沌……という観念をもっていました。

この質問者の解釈をめぐって……マハラジの言葉が流れます。

「不可解」にそのまま安らげる者……「不可解」を不可解として支
えられる者……それを覚者というのかな……と思いました。

不可解に……まったく拘束されない……ということですものね。

意識を超えたところに安らぐ者にしか……できない芸当ですよね。

では【49 マインドが不安の原因だ】の1回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
 れることを願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。

------------------------------------------------------------
 質問者 人びとはあなたに助言を求めてやって来ます。何と答え
     るかをどのようにして知るのでしょうか?
 
 マハラジ
 質問を聞くように、私は答えを聞くのだ。
 
 質問者 では、どのようにしてあなたの答えが正しいと知るので
     しょうか?
 
 マハラジ
 ひとたび答えの真の源を知れば、疑う必要はない。
 純粋な源からは純粋な水だけがあふれ出る。
 私は人びとの欲望や恐れには関わらない。
 私は意見とではなく、事実と同調するのだ。
 人は名前と形を自分自身と見なすが、私は何も私自身とは見なさ
 ない。
 私が名前によって知られるひとつの身体を私自身として見なして
 いたなら、あなたの質問に答えることはできなかっただろう。
 私があなたを単なる身体だと見なしていたら、あなたは私の答え
 によって、何の恩寵(おんちょう)も得なかっただろう。
 真の師は意見に満足したりはしない。
 彼はものごとをあるがままに見、そしてそれをあるがままに見せ
 る。
 もしあなたが人々を、これが彼ら自身だと信じているものとして
 見なすならば、ただ彼らを傷つけるだけだ。
 そうやって彼らが自分自身をいつもひどく苦しめているように。
 しかし、もしあなたが実在としての彼らを見るならば、彼らにと
 って大変な助けとなるだろう。
 もし彼らが何をし、どのような修練をし、どのような生き方にし
 たがうべきかをあなたに尋ねたならば、こう答えるがいい。
 「何もせず、ただ在りなさい。
  在ることのなかで、すべては自然に起こる」と。
 
 質問者 話のなかで、あなたは「自然に」と「偶然に」という言
     葉を無差別に使っているように見えます。二つの言葉の
     意味には深い違いがあると私には感じられます。自然は
     秩序をもち、法則にしたがいます。人は自然を信頼でき
     ます。偶然は混沌とし、予期予想の不可能なものです。
     すべてが自然であり、自然の法則に支配されていると主
     張することはできますが、すべてが偶然であり、何の原
     因ももたないと主張することは間違いなく誇張です。
 
 マハラジ
 もし私が「偶然の」の代わりに「自発的に」という言葉を使うな
 ら、あなたには好ましいだろうか?
 
 質問者 あなたは「偶然の」という言葉に対して「自発的な」ま
     たは「自然の」という言葉を使うかもしれません。しか
     し、偶然のなかには混沌や無秩序の要素があります。偶
     然はつねに規則の破棄、例外、驚きです。
 
 マハラジ
 人生それ自体が一連の驚きではないだろうか?
 
 質問者 自然には調和があります。偶然には妨害があるのです。
 
 マハラジ
 あなたは時間と空間に限定され、身体とマインドの内容に引き下
 げられた個人として語っている。
 あなたが好むこと、それをあなたは「自然の」と呼び、あなたが
 嫌いなこと、それを「偶然の」と呼ぶのだ。
 
 質問者 私は自然のままの法則を守ること、予期したことが好き
     で、法則を破り、無秩序で、予期できず、無意味なこと
     を恐れるのです。偶然はつねに怪物のようなものです。
     いわゆる「幸運な偶然」と呼ばれるものはあるかもしれ
     ません。ですが、それらはただ偶然なことが起こりやす
     い宇宙では、生活はありえないという法則を証明するだ
     けです。
 
 マハラジ
 どうやら、誤解があるようだ。
 「偶然の」とは既知の法則にあてはまらない何かを意味している。
 私が、すべては偶然で原因がないと言うとき、ただそれによって
 作用する法則や原因は、私たちの知識や想像を超えているという
 意味なのだ。
 もしあなたが秩序と調和ある予測可能なものを自然と呼ぶならば、
 高次の法則にしたがい、高次の力によって動かされるものは「自
 然発生的」と呼べるかもしれない。
 このように、私たちは二つの自然の秩序をもっている。
 個人的で予測可能なもの、そして非個人的、あるいは超個人的な
 予測不可能なものだ。
 それを低次の自然と高次の自然と呼んでもいい。
 そして偶然という言葉は忘れてしまいなさい。
 あなたが知識と洞察において成長するにつれ、低次と高次の間の
 境界線の印象は薄らいでいく。
 だが、それらがひとつとして見られるまでは、二つのままとどま
 る。
 なぜなら、事実、すべては実に驚くほど不可解だからだ!
 
                   『私は在る』(p245-246)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 人びとはあなたに助言を求めてやって来ます。何と答え
>     るかをどのようにして知るのでしょうか?

ふふ。

> マハラジ
> 質問を聞くように、私は答えを聞くのだ。

はは。(^_^)

> 質問者 では、どのようにしてあなたの答えが正しいと知るので
>     しょうか?

(^_-)

> マハラジ
> ひとたび答えの真の源を知れば、疑う必要はない。

はい。

> 純粋な源からは純粋な水だけがあふれ出る。

わかりました。

> 私は人びとの欲望や恐れには関わらない。

はい。

> 私は意見とではなく、事実と同調するのだ。

なるほど。

> 人は名前と形を自分自身と見なすが、私は何も私自身とは見なさ
> ない。

こう言えたらなぁ……。(-_-)  ←言ったらいいじゃん。
                誰も邪魔してねえって。(^_-)

> 私が名前によって知られるひとつの身体を私自身として見なして
> いたなら、あなたの質問に答えることはできなかっただろう。

確かに。

> 私があなたを単なる身体だと見なしていたら、あなたは私の答え
> によって、何の恩寵(おんちょう)も得なかっただろう。

はい。

> 真の師は意見に満足したりはしない。

「意見に満足したりはしない」……。

この言葉……覚えておこう……。

わたしは……意見に満足したりはしない……とか……。(*-_-*)

> 彼はものごとをあるがままに見、そしてそれをあるがままに見せ
> る。

うーむ。

> もしあなたが人々を、これが彼ら自身だと信じているものとして
> 見なすならば、ただ彼らを傷つけるだけだ。

それは (@_@)……確かです……。(-_-;)

> そうやって彼らが自分自身をいつもひどく苦しめているように。

そうか……。

> しかし、もしあなたが実在としての彼らを見るならば、彼らにと
> って大変な助けとなるだろう。

だろなぁ。

> もし彼らが何をし、どのような修練をし、どのような生き方にし
> たがうべきかをあなたに尋ねたならば、こう答えるがいい。

(-_-)?

> 「何もせず、ただ在りなさい。
>  在ることのなかで、すべては自然に起こる」と。

おお……。

でも……これは……自分のセリフとしては……言えないわ。(*-_-*)

> 質問者 話のなかで、あなたは「自然に」と「偶然に」という言
>     葉を無差別に使っているように見えます。二つの言葉の
>     意味には深い違いがあると私には感じられます。自然は
>     秩序をもち、法則にしたがいます。人は自然を信頼でき
>     ます。偶然は混沌とし、予期予想の不可能なものです。
>     すべてが自然であり、自然の法則に支配されていると主
>     張することはできますが、すべてが偶然であり、何の原
>     因ももたないと主張することは間違いなく誇張です。

マハラジの応答が……楽しみ。

> マハラジ
> もし私が「偶然の」の代わりに「自発的に」という言葉を使うな
> ら、あなたには好ましいだろうか?

そういう言い方なら……あなたも満足だろうか?

> 質問者 あなたは「偶然の」という言葉に対して「自発的な」ま
>     たは「自然の」という言葉を使うかもしれません。しか
>     し、偶然のなかには混沌や無秩序の要素があります。偶
>     然はつねに規則の破棄、例外、驚きです。

ははー……この方は……そういう連想なんだ。

> マハラジ
> 人生それ自体が一連の驚きではないだろうか?

なるほどなぁ。

予期したことは起こらないし……予想もしないことが起きるし……。

> 質問者 自然には調和があります。偶然には妨害があるのです。

ライオンに狙われたシマウマが……同意するかどうか……。

> マハラジ
> あなたは時間と空間に限定され、身体とマインドの内容に引き下
> げられた個人として語っている。

はい。

> あなたが好むこと、それをあなたは「自然の」と呼び、あなたが
> 嫌いなこと、それを「偶然の」と呼ぶのだ。

まさに……この的確な定義を見よ……か。

> 質問者 私は自然のままの法則を守ること、予期したことが好き
>     で、法則を破り、無秩序で、予期できず、無意味なこと
>     を恐れるのです。偶然はつねに怪物のようなものです。
>     いわゆる「幸運な偶然」と呼ばれるものはあるかもしれ
>     ません。ですが、それらはただ偶然なことが起こりやす
>     い宇宙では、生活はありえないという法則を証明するだ
>     けです。

あれま……なんと正直な……。(*-_-*)

> マハラジ
> どうやら、誤解があるようだ。

(-_-)?

> 「偶然の」とは既知の法則にあてはまらない何かを意味している。

ああ……なるほど。

> 私が、すべては偶然で原因がないと言うとき、ただそれによって
> 作用する法則や原因は、私たちの知識や想像を超えているという
> 意味なのだ。

そういう意味だったんですね。

じつに明確……とても正確。(^_-)     \←……(\/U)

> もしあなたが秩序と調和ある予測可能なものを自然と呼ぶならば、
> 高次の法則にしたがい、高次の力によって動かされるものは「自
> 然発生的」と呼べるかもしれない。

どんな言葉にも……とどこおらない……。

> このように、私たちは二つの自然の秩序をもっている。

(-_-)0

> 個人的で予測可能なもの、そして非個人的、あるいは超個人的な
> 予測不可能なものだ。

はい。

> それを低次の自然と高次の自然と呼んでもいい。

はい。

> そして偶然という言葉は忘れてしまいなさい。

優しい……。(;_;)

> あなたが知識と洞察において成長するにつれ、低次と高次の間の
> 境界線の印象は薄らいでいく。

そうなのか……。

> だが、それらがひとつとして見られるまでは、二つのままとどま
> る。

ふーん。

> なぜなら、事実、すべては実に驚くほど不可解だからだ!

シーン……。(-_-)

そうなんですか……。

そうか。(@_@)

「事実、すべては実に驚くほど不可解だからだ!」……と言う方が
……覚者なのか……。

われわれ……人間を自称するものは……わかった!(@_@)……とか
言うわけだ……。(*-_-*)

……。(-_-)

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


      …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


      …………○…………○…………○…………



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■ 3.いただいたお手紙から:パールさん、祇園さん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


      …………○…………○…………○…………


じつは、先週パールさんからご投稿をいただいていました。

開けたのが配信後だったものですから……パールさんにお断りして
……今回ご紹介いたします。

【件名】: 真我その3
------------------------------------------------------------
 自我の浄化をどの様にしたらいいのだろうか?
 
 始めたのが瞑想でした。
 
 瞑想を始めて数年、ある時、一週間、1日13時間くらい座禅
 を組み続けました。
 
 只々座り続けました。
 ひたすらに目を閉じ、額のアージュナーチャクラに集中し続け
 ます。
 
 体の存在を忘れ、時間を忘れ、一週間が過ぎました。
 
 座禅を終えて、自宅に帰り、寝ました。
 
 ところが寝入りばな、フッと意識が体から抜け、空中を飛んで
 います。
 真っ黒なトンネルの先に小さな光の点が見えます。
 それに向かって凄いスピードで飛んでいます。
 
 光がやがて大きくなってくると、そこの丸い光の中から誰かが
 手招きしています。
 
 その光の中に飛び込みました。
 飛び込むとそこはまさに黄金の世界でした。
 
 全てが黄金に光輝いており、人々が喜びに踊り狂っています。
 
 私もその喜びの中に踊り狂いました。
 なんと言う喜び、楽しさ♪♪♪♪♪・・・・
 
 フッと思いました。
 ああ、戻りたくないナ!
 
 思った瞬間、サーッと落ち始めました。
 
 気がつくと胸の上に自分が浮かんでいます。
 そして、胸のアナハタチャクラから肉体にスーッと入ってゆき
 ました。
 
 しばらくはあの喜びの余韻が肉体を満たしていました。
 
 それから、あの黄金の喜びの世界に再び行きたくて、瞑想を続
 けましたが、もう行く事はありませんでした。
 
 しかし、とても満たされて平安な別の世界に行けるようになり
 ました。
 
 けれど、瞑想を続けて自我が浄化されたかというと、分かりま
 せん。
 いろいろな感情は未だに健全でしたから。
 
 まだまだ自我は健全です。
------------------------------------------------------------

パールさん……掲載が遅れて、ごめんなさい。m(_ _)m

> 自我の浄化をどの様にしたらいいのだろうか?
> 
> 始めたのが瞑想でした。
> 
> 瞑想を始めて数年、ある時、一週間、1日13時間くらい座禅
> を組み続けました。

なんと?! (@_@)

すさまじいですね。

> 只々座り続けました。
> ひたすらに目を閉じ、額のアージュナーチャクラに集中し続け
> ます。
> 
> 体の存在を忘れ、時間を忘れ、一週間が過ぎました。
> 
> 座禅を終えて、自宅に帰り、寝ました。

臘八接心かなにかに……参禅なさったのか……。

> ところが寝入りばな、フッと意識が体から抜け、空中を飛んで
> います。

それはまた……。(@_@)

> 真っ黒なトンネルの先に小さな光の点が見えます。
> それに向かって凄いスピードで飛んでいます。
> 
> 光がやがて大きくなってくると、そこの丸い光の中から誰かが
> 手招きしています。

ふーむ。

> その光の中に飛び込みました。
> 飛び込むとそこはまさに黄金の世界でした。

おお……。

> 全てが黄金に光輝いており、人々が喜びに踊り狂っています。
> 
> 私もその喜びの中に踊り狂いました。
> なんと言う喜び、楽しさ♪♪♪♪♪・・・・

そうでしたか……。

> フッと思いました。
> ああ、戻りたくないナ!

当然です。

> 思った瞬間、サーッと落ち始めました。

おう……。

> 気がつくと胸の上に自分が浮かんでいます。

(@_@)

> そして、胸のアナハタチャクラから肉体にスーッと入ってゆき
> ました。

ああ……。

> しばらくはあの喜びの余韻が肉体を満たしていました。

うーむ。

> それから、あの黄金の喜びの世界に再び行きたくて、瞑想を続
> けましたが、もう行く事はありませんでした。

そうでしたか。

> しかし、とても満たされて平安な別の世界に行けるようになり
> ました。

なるほど。

> けれど、瞑想を続けて自我が浄化されたかというと、分かりま
> せん。

(?_?)

> いろいろな感情は未だに健全でしたから。

なるほど。

> まだまだ自我は健全です。

うーむ。(-_-)

そうですか。

それだけの……体験をなさっても……。(-_-)

わたしは……何の体験もないので……こんな理屈ばかり……書いて
いますが……。

もっとも……それはpariという虚構の物語で……真我なしに……そ
れ自体で存在できるものではないらしい……とは思っています。

パールさん……貴重な経験をシェアしていただき……ありがとう
ございました。

m(_ _)m


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今回、祇園さんからもご投稿いただきました。

早速、ご紹介します。

【件名】: 
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 パリさんこんにちは
 
 素晴しい本が出版されました。
 マハラジのお弟子さんでセイラーボブさんの「ただそれだけ」
 です。
 訳者はラメッシさんの本を訳された高木さんです。
 同書は、ラメッシさんの本を論理的にわかりやすくしたような
 内容です。
 
 きっとパリさんのお役にも立つことでしょう
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祇園さん、お知らせいただき、ありがとうございます。

> きっとパリさんのお役にも立つことでしょう

早速……amazonに注文しましたよ。(^^)/

ありがとうございました。

m(_ _)m


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■ 4.編集後記:脳に刺激を与えるものに……興味を失うことは
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脳に刺激を与えるものに……興味を失うことは……とても意志的な
行為のような気がします。

流されれば……意識の世界のなかで……振動しつづけてしまう。

意志というのは……意識の内容というよりは……むしろ愛の一部と
言うべきもの……なのかもしれませんね。

情報に興味を失うとは……断固として……愛の側にとどまる……と
言ったようなこと……なのかもしれません。

わかりませんが……。

今日は……明るいうちに……終わりました。

これから……本格的に……寒くなります。

風邪など……引かれませぬように。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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