home > 通信 > 『アセンション館通信』第404号:わたしは物語に依存しない



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2012/1/1(第404号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に
自己同化した観照者が覗き見た風景の報告です。(*^_^*)

マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備という言葉を信じた、現象世界に興味を失うための努力です。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 883名
------------------------------------------------------------
◇◇ もくじ ◇◇

1.わたしは物語に依存しない

2.写経ニサルガダッタ:【83 真のグル】の3回目

3.編集後記:理屈は……もうどうでもいいような……
------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1.わたしは物語に依存しない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日も……素晴らしい天気……。

これを書いているのは去年の暮の今ですが……お読みになっている
のは……今年の正月の今ですよね……。

みなさま……明けましておめでとうございます。m(_ _)m

わたしはいつでも今なので……書いている今も今……読んでいただ
く今も今……。

実在するのは……わたしだけ……在るのはいつも……今だけです。

なんか……正月から……調子がいいですね。(^_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

過去と未来は……記憶と想像のなかにしか……存在しません。

あるいは……欲望と心配の……なかにしか……。

そんなことは……誰でも知っている……とも言えます。

それでは……その記憶と想像の……参照なしに……個人がありえな
いことは……果たして……自明でしょうか?

しかし……間違いなく……記憶と想像を……参照せずには……個人
は存在できません。

なぜなら……個人とは……物語を担う存在であり……物語とは……
記憶と想像の参照なしには……ありえないからです。

純粋な今のなかに……物語は……ありません。

赤ん坊の目のなかに……物語は……存在しないのです。

赤ん坊は……記憶をもたないし……したがって想像もしないから。

つまり……赤ん坊は……過去と未来を……もたないから。

ということは……物語とは……過去と未来のなかにある……とも言
えるでしょう。

これは詭弁でも何でもなく……事実……記憶を失った人は……物語
を……もてなくなる。

これを要するに……物語を担う個人は……過去と未来のなかにしか
……存在していない……ということです。

言い換えると……物語を担う個人とは……記憶と想像のなかにしか
……存在していない……ということです。

個人は……記憶と想像のなかにしか……存在しない……。

(@_@)

では……誰が……あるいは何が……その個人を……存在させている
のか?

もちろん……わたしが……でしょう。

付け加えるなら……個人ではない……わたしが。

これは……紛れもない……直接的な……事実です。

さて……記憶と想像がなければ……個人のわれわれは……存在でき
ない……これは確かです。

しかし……では……翻って……記憶と想像がなければ……われわれ
は……存在しえないのか?

もし……記憶と想像がなければ……われわれが……存在できないと
言うなら……話は振り出しに戻ります。

では……誰が……あるいは何が……その個人であるわれわれを……
存在させていたのか……と。

個人が存在するのは間違いない……というのなら……記憶と想像を
参照して……物語を維持するものの……存在は否定できない。

個人は……明らかに……物語に依存しています。

しかし……記憶と想像を参照して……物語を支えるものは……明ら
かに……その物語に……依存してはいない。

本当に……存在しているのは……どちらか?

個人としてのわたしか……個人を存在させている……わたしか?

言うまでもありません。

と言うか……比較にもなんにもなりません。

月とスッポン……提灯と釣鐘……。

つかの間の幻影と……永遠の実在……。

これが……ひとつの事実です。

そして……もうひとつの事実とは……その記憶と想像のなかに……
虚構の物語を築こうとするのが……人生だということです。

記憶と想像のなか……つまりは……欲望と心配のなかに……。

現れに……目を奪われ……執着するのが……人生ですから。

欲望と心配のなかにしかありえない……虚構の物語に……執着して
……投資するのが……人生ですから。

赤信号……みんなで渡れば……怖くない……って。

もとへ……。(-_-;)

嘘だって……みんなで語れば……怖くなる……って。^^;;

うーむ……いまいち……。

ま……それはともかく……。

この虚構の「物語」は……通常……“栄光と悲惨”の物語だと……
思われています。

“成功と失敗”の……“幸福と不幸”の……「物語」だと……。

でも……そこにも……じつは嘘がある。

幸福と不幸が……相半ばする……わけじゃありませんから。

この世界には……不満を抱えた不幸な個人と……満足している幸せ
な個人が……半々にいる……わけがありませんよね。

------------------------------------------------------------
 質問者 しかし、すべての存在は苦痛に満ちているというのは本
     当でしょうか?
 
 マハラジ
 この世界的な快楽の探求の原因が、何かほかにあるだろうか?
 幸せな人が幸せを探すだろうか?
 なんと人びとは落ち着かないのだろう!
 なんとつねに動きまわっているのだろうか!
 彼らは苦痛のなかにいるから快楽のなかに解放を探しているのだ。
 
                     『私は在る』(p164)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

このマハラジの言葉を……論駁できる人がいるでしょうか?

現象世界での“幸福”など……元祖“不幸スープ”ラーメンに振り
かける……“幸福コショー”……程度のものでは。(^_-)

そうは言っても……“不幸スープ”を啜りたくて……ラーメン屋に
行列したり……するんですよね。

かくいう“わたしも”……並んだ口です。(*-_-*)

現象世界に興味をいだき……感覚的体験を求めつづける……。

だから……マハラジも……言うわけでしょう。

------------------------------------------------------------
 生命への執着は不幸への執着だ。
 私たちは私たちに苦痛を与えるものに執着するのだ。
 私たちの本性とはそんなものなのだ。
                     『私は在る』(p436)
------------------------------------------------------------

……と。

ここでマハラジが……「生命への執着」と呼んだのは……もちろん
……“現れへの執着”の意味でしょうね。

物語を担う個人……としてあることへの執着……。

物語を紡ぐための……参照点への執着……。

“自分の考え”という……つかの間の価値観への執着……。

その“自分の考え”ほど……変わりやすいものは……あまりないと
いうのに……。(*-_-*)

そして……ほかの価値観との優劣……比較……葛藤……。

“自分”と……“他人”……分離……疎外……。

> 私たちは私たちに苦痛を与えるものに執着するのだ。

本当だとしか……言えません。

どんなに立派な意見も……どんなに崇高な見解も……価値観がある
かぎり……そこにいるのは……虚構の個人ですよね。

わたしが……こんなことを……言うようになろうとは……。(*-_-*)

実際に……起こっているのは……ただ……あるがまま……。

その起こっていることを……変化するパターン……つまり価値観で
……受け止めることを……反応とか判断と……呼ぶのでしょう。

その反応に……仮想された虚構の主体が……個人……ということに
なるでしょうか。

いずれにしろ……知覚可能な変化するパターンが……つまり価値観
が……不動のものを……映しだせる……はずがありません。

------------------------------------------------------------
 変化しないものを意識することはできない。
 意識とはすべて、変化の意識なのだ。
                     『私は在る』(p535)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

価値観による判断どころか……意識できること自体……それが対象
であること……不動のものではないことの……証拠なんですね。

要するに……意識できるということ自体……それを気にすることは
ない……ということみたい。(^_-)

わたしが……こんなことまで言うようになるとは……。(*-_-*)

セイラー・ボブさんには……本当に力づけられたんですよね。

ニサルガダッタから受け取ったものを……ボブさんは次のように語
っています。

------------------------------------------------------------
 質問者 あなたがニサルガダッタに会いに行ったとき、何が起こ
     ったのですか?
 
 ボブ
 私はニサルガダッタが指摘していることをただ理解したのです。
 
 質問者 彼が言ったことで、あなたが本当に納得したのはどんな
     ことですか?
 
 ボブ
 彼はこう言いました。
 自分が人を助ける唯一の方法は、その人をもはや助けが必要でな
 い場所へ連れて行くことだ、と。
 さて、それが本当に意味しているのは、探求の終わりということ
 ではありませんか?
 彼は、私が自分自身だと思い込んでいるものではないことを指摘
 することで、それをやってくれました。
 私はこの肉体でもなければ、心でもありませんでした。
 私はこの肉体でないことを見ることができました――私はこの心
 でもありませんでした。
 彼がたえず言い続け、指摘し続けたことは、私が自分自身につい
 て抱いているイメージ、考え、想像のすべては頭でこしらえたも
 ので、真実ではない、ということでした。
 
 質問者 そのことがわかつたとき、あなたに何が起こったのです
     か?
 
 ボブ
 そうですね、最初は大きな安堵でした。
 私はこう言いました。
 「自分はもう二度と心にとらわれることはないだろう」。
 当然のことながら、ニサルガダンタの家の玄関から一歩外へ出る
 やいなや、私はまた心にとらわれました。
 とはいっても、私の中ではすでに何かが起こっており、理解がで
 きていました。
 たとえ古い習慣的パターンが再び始まっても、もしそれが偽物で
 あることがわかっていたら、もはや人はそれを信じることができ
 ません。
 なぜなら、そのパターンは力を失うからです。
 私の中で続いていたすべての想像や考えは、ある程度までその強
 さを失いました。
 それは、見られれば見られるほど、重要性を失っていくようでし
 た。
 見ることは今ここの出来事であり、その見ることの中で、ニサル
 ガダッタの言っていることは真実だと私は理解しました。
 そこには本当に何もないということが、直接わかったのです。
 
                 『ただそれだけ』(p150-p151)
                 http://tinyurl.com/7o89r5x
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 彼がたえず言い続け、指摘し続けたことは、私が自分自身につい
> て抱いているイメージ、考え、想像のすべては頭でこしらえたも
> ので、真実ではない、ということでした。

このこと……わたしも理解できます。

そして……そうだとすれば……、

> たとえ古い習慣的パターンが再び始まっても、もしそれが偽物で
> あることがわかつていたら、もはや人はそれを信じることができ
> ません。

このことも……わたしに起こるでしょう。

いや……少しずつ……もう着実に……起こりつつあるようです。

わたしの連想野が……納得できるテンポで……。

> そこには本当に何もないということが、直接わかったのです。

わたしという個人は……記憶のなかの参照点としてしか……存在し
えないことが……明瞭に理解できます。

そのように見破られた以上……それは間違いなく……力を失ってい
くでしょう。

ボブさんを通じて……マハラジは……わたしにも言い続けています。

> 彼がたえず言い続け、指摘し続けたことは、私が自分自身につい
> て抱いているイメージ、考え、想像のすべては頭でこしらえたも
> ので、真実ではない、ということでした。

(-||-)

わたしは……記憶と想像のなかに……つまり欲望と心配の糸で……
紡ぎだされた……個人ではありえない。

わたしは……それらすべての変化のパターンを見ている者……。

知覚可能……想像可能な……すべての現れを……見ている者……。

そして……それらすべての存在を……可能にするもの……。

------------------------------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2.写経ニサルガダッタ:【83 真のグル】の3回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の部分の最後に……次のような言葉があります。

> もしあなたが冒険を試みる前に証明を求めるなら、私はただ、
> 「私が証明だ。
>  私は師の言葉を信頼し、それを心のなかに保ち、彼が正しかっ
>  たことを見いだしたのだ。
>  私は今まですべてを抱擁し、すべてを超越する無限の実在であ
>  ったし、今もそうであり、これからもそうであるだろう」
> と言えるだけなのだ。

別のところで……マハラジは、

「観照の態度もまた信頼なのだ。
 それは自分自身への信頼だ。」(p322)

とも言っています。

そしてこれが……わたしの道でもあるようです。(-||-)

では【83 真のグル】の3回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
 れることを願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。

------------------------------------------------------------
 質問者 私のマインドは弱く、優柔不断です。力もサーダナのた
     めの粘り強さもありません。私は絶望的です。
 
 マハラジ
 ある意味では、あなたの状況はもっとも希望のもてるものだ。
 サーダナに代わるほかの手段がある――信頼だ。
 もしあなたが成果ある探求から生まれた確信を得ることができな
 かったなら、私の発見を利用するがいい。
 私はそれをあなたと分かちあうことを心から望んでいるのだ。
 私には、あなたがけっして今まで、今も、そしてこれからも実在
 から離れて在ることのないことを、最高の明晰(めいせき)性と
 ともに見て取ることができる。
 あなたは今ここで完璧に完全なのだ。
 あなたがあなたである、という生得権を何ものも奪うことはでき
 ない。
 あなたはまったく私と異ならない。
 ただ、それを知らないだけだ。
 あなたが何であるかを知らないため、あなたではないものをあな
 た自身だと想像するのだ。
 それゆえに欲望をもち、恐れ、そして絶望に圧倒されてしまう。
 そしてそれから逃避しようと無意味な行動をしてしまうのだ。
 
 ただ、わたしを信頼しなさい。
 そして私を信頼することによって生きなさい。
 私はあなたを惑わせたりはしない。
 あなたは世界とその創造者を超え、意識とその観照者を超え、す
 べての断定と否定を超えた至高の実在なのだ。
 それを覚えておきなさい。
 それについて考えなさい。
 それにしたがって行動しなさい。
 すべての分離の感覚を放棄しなさい。
 すべてのなかにあなた自身を見て、それに沿うように行動しなさ
 い。
 行動とともに至福が訪れ、至福とともに確信がやってくるだろう。
 結局、悲しみに暮れて、あなたはあなた自身を疑うようになって
 しまった。
 幸福、自然、自発性、永遠を想像できなくなってしまったのだ。
 それがそこにあろうと、なかろうと。
 ひとたびあなたが外的な原因の必要のない平和、愛、幸福を体験
 し始めたなら、すべての疑いは消え去るだろう。
 ただ、わたしの言ったことをしっかりと捕まえ、それによって生
 きなさい。
 
 質問者 あなたは私に記憶によって生きろと言われるのでしょう
     か?
 
 マハラジ
 どちらにせよ、あなたは記憶によって生きているのだ。
 私は単に古い記憶を私の言ったことの記憶に置き換えなさいと言
 っているだけだ。
 あなたが古い記憶にしたがって行動したように、新しい記憶にし
 たがって行動しなさい。
 恐れてはならない。
 なぜなら、ときどき古いものと新しいものの間に葛藤(かっとう)
 が起こるからだ。
 だが、もしあなたが堅い決意で新しい側に自分をとどめたなら、
 葛藤はすぐ終りを告げ、幻想から生まれた欲望や恐れによって欺
 (あざむ)かれるのではなく、努力を要しない状態の自己として
 在ることを自覚するだろう。
 
 質問者 多くのグルたちは彼らの恩寵(おんちょう)のしるしと
     して、頭にかぶる布や、杖、托鉢碗、法衣などを与える
     習慣があり、それによって彼らの弟子の真我の実現を伝
     達、あるいは承認します。そのような習わしに何の価値
     もないことは私にも理解できます。伝承されたのは真我
     の実現ではなく、自尊心なのです。一体全体真実ではな
     く、何かへつらうようなことを言われることが、何の役
     に立つというのでしょうか? 一方で、あなたは多くの
     自称グルについて私に警告をし、もう一方では、私にあ
     なたを信頼してほしいのです。なぜあなたは例外だと主
     張するのですか?
 
 マハラジ
 私は、あなたに私を信頼しろとは言ってはいない。
 私の言葉を信頼し、それを覚えておきなさい。
 私は私の幸せではなく、あなたの幸せを願っているのだ。
 あなたとあなたの真の存在との間に距離をつくり、仲介者として
 自ら申し出る者たちを疑いなさい。
 私はそのようなことは一切しない。
 約束さえしない。
 単に、「もし私の言葉を信頼し、それらを試みれば、あなたはそ
 れがどんなに絶対的に真実だったかを自ら発見するだろう」と言
 っているだけだ。
 もしあなたが冒険を試みる前に証明を求めるなら、私はただ、
 「私が証明だ。
  私は師の言葉を信頼し、それを心のなかに保ち、彼が正しかっ
  たことを見いだしたのだ。
  私は今まですべてを抱擁し、すべてを超越する無限の実在であ
  ったし、今もそうであり、これからもそうであるだろう」
 と言えるだけなのだ。
 
 あなたが言うように、あなたには長い修練のための時間もエネル
 ギーもない。
 私はほかの手段を差しだしているのだ。
 私のこの言葉を信頼して受け入れ、新たな人生を生きなさい。
 あるいは悲しみのなかに生きて死ぬがいい。
 
                   『私は在る』(p442-444)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 私のマインドは弱く、優柔不断です。力もサーダナのた
>     めの粘り強さもありません。私は絶望的です。

この気持……わかりますねぇ。(-_-)

マハラジが……どう答えてくれるか……。

> マハラジ
> ある意味では、あなたの状況はもっとも希望のもてるものだ。

(@_@)

> サーダナに代わるほかの手段がある――信頼だ。

ああ……そうか。

> もしあなたが成果ある探求から生まれた確信を得ることができな
> かったなら、私の発見を利用するがいい。

なるほど。

これは……ある意味で……わたしの道とも言える……。

> 私はそれをあなたと分かちあうことを心から望んでいるのだ。

はい。

> 私には、あなたがけっして今まで、今も、そしてこれからも実在
> から離れて在ることのないことを、最高の明晰(めいせき)性と
> ともに見て取ることができる。

はい。

> あなたは今ここで完璧に完全なのだ。

(-||-)

> あなたがあなたである、という生得権を何ものも奪うことはでき
> ない。

はい。

> あなたはまったく私と異ならない。
> ただ、それを知らないだけだ。

確かに。

> あなたが何であるかを知らないため、あなたではないものをあな
> た自身だと想像するのだ。

わかります。

> それゆえに欲望をもち、恐れ、そして絶望に圧倒されてしまう。

そういうことか……。(-_-)

> そしてそれから逃避しようと無意味な行動をしてしまうのだ。

なるほど。

> ただ、わたしを信頼しなさい。

はい。

> そして私を信頼することによって生きなさい。

はい……そうします。

> 私はあなたを惑わせたりはしない。

わかっています。

> あなたは世界とその創造者を超え、意識とその観照者を超え、す
> べての断定と否定を超えた至高の実在なのだ。

(-||-)

> それを覚えておきなさい。

はい……。

> それについて考えなさい。

いつも……考えています。

> それにしたがって行動しなさい。

いまは……怠惰です。

> すべての分離の感覚を放棄しなさい。

はい……分離の感覚は……間違った観念の結果ですね。

> すべてのなかにあなた自身を見て、それに沿うように行動しなさ
> い。

まだ……そこまでいけませんが。(*-_-*)

> 行動とともに至福が訪れ、至福とともに確信がやってくるだろう。

わかりました。

> 結局、悲しみに暮れて、あなたはあなた自身を疑うようになって
> しまった。

そうか……。

> 幸福、自然、自発性、永遠を想像できなくなってしまったのだ。

なるほど。

> それがそこにあろうと、なかろうと。
> ひとたびあなたが外的な原因の必要のない平和、愛、幸福を体験
> し始めたなら、すべての疑いは消え去るだろう。

そこまでですね。

> ただ、わたしの言ったことをしっかりと捕まえ、それによって生
> きなさい。

(-||-)

> 質問者 あなたは私に記憶によって生きろと言われるのでしょう
>     か?

ふ。

> マハラジ
> どちらにせよ、あなたは記憶によって生きているのだ。

確かに。

> 私は単に古い記憶を私の言ったことの記憶に置き換えなさいと言
> っているだけだ。

ああ……そういうことになりますね。

> あなたが古い記憶にしたがって行動したように、新しい記憶にし
> たがって行動しなさい。

はい。

> 恐れてはならない。

恐れるエネルギーも……退潮しているようです。

> なぜなら、ときどき古いものと新しいものの間に葛藤(かっとう)
> が起こるからだ。

確かに。

> だが、もしあなたが堅い決意で新しい側に自分をとどめたなら、
> 葛藤はすぐ終りを告げ、幻想から生まれた欲望や恐れによって欺
> (あざむ)かれるのではなく、努力を要しない状態の自己として
> 在ることを自覚するだろう。

わかりました。

> 質問者 多くのグルたちは彼らの恩寵(おんちょう)のしるしと
>     して、頭にかぶる布や、杖、托鉢碗、法衣などを与える
>     習慣があり、それによって彼らの弟子の真我の実現を伝
>     達、あるいは承認します。そのような習わしに何の価値
>     もないことは私にも理解できます。伝承されたのは真我
>     の実現ではなく、自尊心なのです。一体全体真実ではな
>     く、何かへつらうようなことを言われることが、何の役
>     に立つというのでしょうか? 一方で、あなたは多くの
>     自称グルについて私に警告をし、もう一方では、私にあ
>     なたを信頼してほしいのです。なぜあなたは例外だと主
>     張するのですか?

うーむ。

> マハラジ
> 私は、あなたに私を信頼しろとは言ってはいない。
> 私の言葉を信頼し、それを覚えておきなさい。

はい。

> 私は私の幸せではなく、あなたの幸せを願っているのだ。

わかっています。

> あなたとあなたの真の存在との間に距離をつくり、仲介者として
> 自ら申し出る者たちを疑いなさい。

はい。

> 私はそのようなことは一切しない。
> 約束さえしない。
> 単に、「もし私の言葉を信頼し、それらを試みれば、あなたはそ
> れがどんなに絶対的に真実だったかを自ら発見するだろう」と言
> っているだけだ。

はい。

> もしあなたが冒険を試みる前に証明を求めるなら、私はただ、
> 「私が証明だ。
>  私は師の言葉を信頼し、それを心のなかに保ち、彼が正しかっ
>  たことを見いだしたのだ。
>  私は今まですべてを抱擁し、すべてを超越する無限の実在であ
>  ったし、今もそうであり、これからもそうであるだろう」
> と言えるだけなのだ。

……。(-_-)

マハラジにできたことが……そしてセイーラー・ボブさんにできた
ことが……わたしにできないと……どうして言えるだろうか……。

> あなたが言うように、あなたには長い修練のための時間もエネル
> ギーもない。

そのとおりです。

> 私はほかの手段を差しだしているのだ。

わかっています。

> 私のこの言葉を信頼して受け入れ、新たな人生を生きなさい。

はい。

しなければならないことをして……その他は……ただ……在ること
に……満足しています。

> あるいは悲しみのなかに生きて死ぬがいい。

いえ……それは選びません。

……。(-_-)

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


      …………○…………○…………○…………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


      …………○…………○…………○…………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


      …………○…………○…………○…………


『アセ通』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


      …………○…………○…………○…………



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3.編集後記:理屈は……もうどうでもいいような……。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「信頼なしに平和はない。
 つねに誰かしらにあなたは信頼を置く。」(p166)

と……ニサルガダッタは言います。

自分では……論理派のつもりでいたけど……わかりませんね。

もしかしたら……むしろ……信頼派……なのかもしれない。

もう……ただ平和になりたいですから。

理屈は……もうどうでもいいような……。

あんまり考えたので……つまりは……考え疲れでしょう。(^_-)

すべては……あるがままですね。

風邪など……引かれませぬように。

<(_ _)>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
------------------------------------------------------------
『アセンション館通信』の既刊号を毎日連続で配信いたします。
連続配信をご希望の方は“『アセ通』連続配信依頼フォーム”
https://www.ascensionkan.com/mm/deliver.html
↑より、空メールをお送りください。翌日より毎日配信されます。
ただし、これからの号の購読にはメルマガ登録が必要です。(無料)
------------------------------------------------------------
このメールマガジンは二つの配信スタンド
『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ と
『melma』 http://www.melma.com/ を利用して発行しています。
「まぐまぐ」は:http://www.mag2.com/m/0000126287.html
「melma」は  :http://www.melma.com/backnumber_110091/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyleft(C)2011 paritosho
↑コピーレフトの概念についてはこちら↓をご覧ください。
http://now.ohah.net/commune/?license/copyleft.html
------------------------------------------------------------