home > 通信 > 『アセンション館通信』第405号:幸福とは何でしょうか?



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
  ☆☆   ☆☆ 
 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2012/1/8(第405号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
-☆☆---------☆☆------------------------------------------
 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するある「個人」に
自己同化した観照者が覗き見た風景の報告です。(*^_^*)

マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備という言葉を信じた、現象世界に興味を失うための努力です。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 883名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.幸福とは何でしょうか?

2.写経ニサルガダッタ:【83 真のグル】の4回目

3.編集後記:それが……無知とか……無明とか……
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■ 1.幸福とは何でしょうか?
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朝方ずっと……分厚い雲が……空を覆っていました。

雲に覆われていると……地上はとても寒々しい……光景でした。

それはそれで……固有の情緒であるわけですが……。

それが今こうして……すべての雲が晴れると……温かですね……。

現象世界は……雲に覆われたり……晴れあがったりです。

雲の背後に……太陽があるからこそ……こうした光景もあるわけで
しょう。

目に見えている雲には……フォーカスしない……という態度もある
のだという……。

そしてただ……それらの雲の現れを許容している……超越的な……
その背後の太陽にのみ……フォーカスする……道もあるのだと。

なぜなら……その雲が描き出す形には……実は何の意味も重要性も
ないからだ……と。

そして実は……実在するのはその背景の太陽だけだからだ……と。

雲の形は……ただ……あるがまま……。

そこにどんな……意味も重要性も……あるわけではない。

雲の形のなかで……見かけ上の分離が……現れる……。

その見かけ上の分離に応じて……精神的な分離が……想像される。

遍満する愛が……その雲の想像のなかで……形あるものへの自己愛
となり……欲望と恐怖が……想像される。

かくて……その“あるがまま”のなかで……多様多彩な意味や解釈
が……想像される。

“あるがまま”のなかに……あらゆる態度と解釈が……包含される
ことになる。

分離を信じるときに……恐怖が想像され……分離が消失すると……
本来の……愛と至福と静けさが……よみがえる……。(-_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?

“あるがまま”のなかには……現象世界が大好きな態度(=時節)
も……あるでしょう。

そしてまた……現象世界に嫌悪感しか抱けない態度(時節)も……
あるだろうと思います。

大好きな自分を……誤解のゆえに……大嫌いになってしまう場面も
……“あるがまま”のなかにはあるでしょう。

仕方のないこと……だと思います。

“あるがまま”のなかには……純粋な意識だけでなく……あらゆる
幻想も……包含されているわけですから……。

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 生命への執着は不幸への執着だ。
 私たちは私たちに苦痛を与えるものに執着するのだ。
 私たちの本性とはそんなものなのだ。
                     『私は在る』(p436)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

……。(;_;)

でも……確かに……手に入る全エネルギーを……自分の不幸を構築
するために注ぐ……ってこと……ありますよね。

わたしも……やってきました……。(*-_-*)

何をもって……「わたし」と称するかは……また別ですが……。

あるいは……「わたし」があるかぎり……それは避けられないこと
なのかもしれませんし。

「わたし」って……ついつい「わたし以外」の存在を想像して……
そして……それに興味をもつんですよね。(*-_-*)

自分が経験していないもののなかに……何か……すばらしいものが
……あるんじゃないかって。

そして……うろうろ……さ迷いだすんですよね。(-_-;)

だから……マハルシも……こう言っています。

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 長年よその農場の草をこっそり食べ続けていた牛を、自分の家畜
 小屋に閉じこめることは容易ではない。
 どれほど牛飼いがおいしい干し草と良質の飼い葉でおびき寄せて
 も、はじめのうちは牛も拒むだろう。
 そのうち少しは食べるようになる。
 だが、当てもなくさ迷いだす潜在的傾向がふたたび現れ、牛は逃
 げだしてしまう。
 何度も牛飼いに誘われることによって、牛は徐々に家畜小屋に慣
 れてくる。
 そうして、ついには野放しにしてもさ迷わなくなる。
 心もまた同様で、ひとたび内なる幸福を味わえば外の世界へとさ
 迷うこともなくなるだろう。
                   『あるがままに』(p306)
                 http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

しっかし……上手いこと言うもんだなぁ……。(*-_-*)

> そうして、ついには野放しにしてもさ迷わなくなる。

なんて……。

まるで……見てきたようじゃありません?

覚者方の……懇切なご指導のお陰で……習慣的に想像してきた……
“自分”に……じつは何の実体もないことがよくわかりました。

「個人」というものには……何の実体も……なかった。

行為者としての「個人」は……存在しなかった。

それは……単なる……自惚れと……想像でした。

もし……わたしという「個人」が意図しなければ……呼吸すらでき
なったとしたら……とおの昔に……身体も消えていたでしょう。

わたしは……血流の流し方も……細胞間の働きの統合も……それを
支える素粒子の動き方も……按配したことなど……なかったです。

わたしができたことと言えば……わずかに……“わたし”というも
のが在ると……自惚れた空想を……捏造できただけでした。

それさえも……時々……思い出す……瞬間があっただけです。

あとの大部分は……ボブさんの言う「知性エネルギー」の海のなか
で……生かされている……精神身体過程があっただけです。

その精神過程の一部として……“わたし”という……想念というか
誤解が……泡沫のように……発生していたのでした。

泡沫のように発生する……瞬間の記憶をつなぎあわせては……この
身体過程に……“わたし”のラベルを貼っていた……。

そうやって……環境としての現れと……他者と……自分の間に……
虚構の分離を……想像したのでした。

その想像のなかで……自分の未来を想像し……画策の方途を想像し
……その予行演習に……不安や恐れを……分泌していました。

“わたし”とは……それだけのものでした……。

それですらなく……この大宇宙という現れ自体が……ホログラフィ
ックに投影された……単なる幻影なのかもしれませんが。

まあ……それはどちらでもいい……。

同じことですから……。

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 欲望をもち、恐れ、苦しむのはあなたではなく、環境と影響によ
 ってあなたの身体に築かれた個人なのだ。
 あなたは個人ではない。
                     『私は在る』(p442)
------------------------------------------------------------

まったくです。(-||-)

個人の画策で……生き延びることなど……できるはずがない。

それも……おそらく……一瞬といえども……。

ひとつの素粒子の動きすら……全体の映像(ホログラム)のなかで
……定まっているのではないでしょうか。

セイラー・ボブさんは……その努力について……こんな喩えで表現
しています。

------------------------------------------------------------
 向こうの鏡に多くの映像が映っています。
 物事を変えたり直したりしようとすることは、鏡の中の映像の一
 つが、別の映像をなんとかしようとするようなものです。
 それにどんな希望があるでしょうか?
                   『ただそれだけ』(p203)
                 http://tinyurl.com/7o89r5x
------------------------------------------------------------

なんとねぇ……。(-_-)

まあ……何もできないと聞くことは……とても安心することではあ
るのですが……。

それでも……また忘れて……不安が訪れたり……欲望がやってきた
り……するんですよね。

それが……“あるがまま”のなかのパターンなのですから……それ
でいいわけですが……。

ただ……つかの間の現れを……自分だと思ったら……厄介です。

訪れる現れの変化を……ただ見ていられたほうが……楽は楽です。

本来……鏡の映像のなかに……どんな責任主体も……在りえないの
ですから。

それなのに……われわれは……頑張るわけですよね。

想像する不幸から……遠ざかろうとして……。(;_;)

> 生きとし生けるものは、いつも幸福であることを願い、不幸でな
> いことを願っている。

ほんとです。

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 誰にとっても、そこには自分自身への至上の愛が見られる。
 そして幸福だけがその愛の源なのである。
 それゆえ、人間の本性である幸福、想念のない深い眠りのなかで
 体験される幸福を手に入れるためには、人は自分自身を知らねば
 ならない。
                   『あるがままに』(p393)
------------------------------------------------------------

本当ですよねぇ……。(@_@)

それしかないですよ。

変化の絶えない……現れの世界に生きていると想像することに……
どんな幸福があると……いうのか。

ラマナ・マハルシは……「幸福とは何でしょうか?」という問に…
…次のように答えています。

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 24 幸福とは何でしょうか?
 
 幸福とは真我の本性そのものである。
 幸福と真我は別のものではない。
 世界のいかなるものごとのなかにも幸福はない。
 われわれは無知ゆえに、ものごとから幸福を得るものだと思って
 いる。
 心が外へ出ていくと、不幸を体験する。
 心の願いが満たされたとき、実は、心は自己本来の場所に戻って
 おり、真我である幸福を楽しむのである。
 同じように、眠りの状態、サマーディ、失神状態、あるいは、得
 たいと願っていたものが得られたり、嫌っていたものが消え去っ
 たりしたときには、心は内面に向かい、純粋な真我―幸福を楽し
 むのである。
 このように心は休むことなく動きまわり、真我からさ迷いでては、
 また戻ってくるということを繰り返している。
 木陰は気持ちいいが、外では太陽が焼けつくようだ。
 灼熱の太陽のなかを歩いてきた人が木陰にたどり着けば涼しいと
 感じる。
 木陰からわざわざ出て猛暑のなかを行き、それからまた木陰に戻
 ってくるのは愚かなことである。
 賢い人はずっと木陰にとどまっているだろう。
 同じように、真理を知る人は、ブラフマンを離れることはない。
 その反対に、無知な人の心は、悲惨を味わいながら世界をさ迷い
 歩き、つかの間の幸福を味わうためにブラフマンに戻ってくる。
 実際には、世界と呼ばれているものはただの想念にすぎない。
 世界が消え去ったとき、つまり想念が存在しないとき、心は平和
 を体験する。
 世界が現れると、不幸を味わうのである。
 
                 『あるがままに』(p404-405)
                 http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------

> 実際には、世界と呼ばれているものはただの想念にすぎない。

はい。

> 世界が消え去ったとき、つまり想念が存在しないとき、心は平和
> を体験する。

そうか……。

> 世界が現れると、不幸を味わうのである。

そうなんですねぇ。(;_;)

> その平和が永久的なものでないかぎり、あなたにとっては何の益
> もない。

わかります。(-_-)

------------------------------------------------------------
 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                    『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.写経ニサルガダッタ:【83 真のグル】の4回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この章の最後に……とっても意味深な……言葉があります。

> 私にはあなたに知ることを切望させる不確実な感覚がないのだ。

この言葉の意味は……まだ良くわかりません。

ところが……次につづくのは、

> 子供が興味をもつように、私は興味をもつ。

という表現です。

マハラジも……子供が興味をもつように……興味をもつ。(@_@)

> だが、私には知識のなかに避難場所を求めるような不安がない。

なるほど……ここは……赤ん坊と同じですね。

> それゆえ、私は再誕生するのか、世界がどれほど長くつづくのか、
> といったことには関心がない。

そういうことかぁ。

> これらの質問は恐れから生まれたものなのだ。

そういうことなんだなぁ。(*-_-*)

では【83 真のグル】の最終回4回目です。

(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
 れることを願っています。(-||-) )

最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。

------------------------------------------------------------
 質問者 どうやら、真実にしては話がうますぎるようです。
 
 マハラジ
 助言の単純さに惑わされてはならない。
 無垢(むく)で単純なことを信頼する勇気をもつ者は非常にまれ
 なのだ。
 あなたがマインドの囚人であり、自らつくり出した想像の世界の
 なかに住んでいると知ることは、智慧(ちえ)の現れだ。
 何もそれから求めず、それを完全に放棄する用意のあることが誠
 実さだ。
 本当の絶望から生まれた、そのような誠実さがあなたに私を信頼
 させるのだ。
 
 質問者 私は充分苦しんでいないでしょうか?
 
 マハラジ
 苦しみはあなたを鈍くさせ、その重大な誤りを見ることを不可能
 にしてしまったのだ。
 あなたの最初の仕事とは、あなたとあなたのまわりにある悲しみ
 を見ることだ。
 そしてつぎは解放への強烈な熱望だ。
 熱望の強烈さそのものがあなたを導くだろう。
 ほかの導きは必要ない。
 
 質問者 苦しみは私を鈍くさせました。それ自体にさえ無関心な
     のです。
 
 マハラジ
 あなたを鈍くさせたのは苦しみではなく、快楽かも知れない。
 調べてみなさい。
 
 質問者 何が原因であれ、私は愚鈍なのです。私には意志もエネ
     ルギーもありません。
 
 マハラジ
 いいや、あなたには第一歩を踏みだすに充分な力がある。
 そして一歩ずつが、つぎの一歩のために充分なエネルギーを生み
 だすだろう。
 エネルギーは確信から、確信は体験からやってくるのだ。
 
 質問者 グルを変えることは正しいのでしょうか?
 
 マハラジ
 なぜ変えないのかね?
 グルは道しるべのようなものだ。
 ひとりからほかへと移っていくことは自然なことだ。
 それぞれがあなたに方向と距離を告げるだろう。
 一方、サッドグル、永遠の師は道そのものなのだ。
 ひとたび道が目的地であり、あなたはつねに道の上に在り、目的
 地に到達することではなく、その美しさと智慧を楽しむことを悟
 れば、人生は仕事ではなくなり、それは自然でシンプルに、それ
 自体で歓喜となるのだ。
 
 質問者 では、礼拝し、祈り、ヨーガの修練をする必要はないの
     でしょうか?
 
 マハラジ
 毎日すこしずつ掃き清め、洗い流し、沐浴(もくよく)すること
 は良いことだ。
 自己覚醒が一歩一歩あなたに何をすべきかを示してくれるだろう。
 すべてが為(な)されたとき、マインドは静になるのだ。
 
 今、あなたは名前と形、喜びと悲しみをともなった個人として目
 覚めの状態にある。
 あなたが生まれる前に、個人はそこにいなかったし、あなたが死
 んだ後もそこにはいないだろう。
 自分ではない何かに成ろうと個人として奮闘する代わりに、なぜ
 個人的な人生全体を後にして、目覚めの状態を超えていかないの
 だろうか?
 それは個人の消滅を意味するのではない。
 ただ正しい視点から見ることを意味しているのだ。
 
 質問者 もうひとつ質問があります。あなたは、私が生まれる以
     前、私は実在の純粋な存在とひとつだったと言われまし
     た。もしそうなら、私が生まれるべきだと誰が決定した
     のでしょうか?
 
 マハラジ
 実際には、あなたはけっして生まれなかった。
 そしてけっして死ぬこともないのだ。
 だが、今あなたは存在すると、あるいは身体をもっていると想像
 し、何がこの状態をもたらしたのかと尋ねている。
 この限定された幻想のなかでの答えは――記憶から生まれた欲望
 があなたを身体に引き寄せ、それとひとつだとあなたに考えさせ
 るからだ。
 だが、これは相対的な見地から見たときだけの真実だ。
 事実は、そこには誰もいず、それを含む世界もない。
 そこあるのはただの精神状態、夢のような状態だけだ。
 その実在性は疑うことでたやすく払いのけられるのだ。
 
 質問者 あなたは死んだ後、ふたたび戻ってくるのでしょうか?
     もし私が長く生きるなら、もう一度あなたに会えるので
     しょうか?
 
 マハラジ
 あなたにとっては、身体は実在のものだ。
 私にとっては、そこには何もない。
 あなたが見ている私は、あなたの想像のなかにしか存在しないの
 だ。
 もちろん、もしあなたが私を必要とするなら、あなたはふたたび
 私を見ることだろう。
 太陽が日の出や日の入りに影響されないように、それは私に影響
 を与えはしない。
 影響を受けないため、必要とされるときには、かならずそこに在
 るのだ。
 
 あなたは知識に没頭している。
 私はそうではない。
 私にはあなたに知ることを切望させる不確実な感覚がないのだ。
 子供が興味をもつように、私は興味をもつ。
 だが、私には知識のなかに避難場所を求めるような不安がない。
 それゆえ、私は再誕生するのか、世界がどれほど長くつづくのか、
 といったことには関心がない。
 これらの質問は恐れから生まれたものなのだ。
 
                   『私は在る』(p444-445)
                  http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------

(-||-)

> 質問者 どうやら、真実にしては話がうますぎるようです。

この質問者の言葉は……前回の最後にあった、

「あなたが言うように、あなたには長い修練のための時間もエネル
 ギーもない。
 私はほかの手段を差しだしているのだ。
 私のこの言葉を信頼して受け入れ、新たな人生を生きなさい。
 あるいは悲しみのなかに生きて死ぬがいい。」

というマハラジの答えに対する応答です。

「真実にしては話がうますぎる」……かぁ。

とっても賢そうな……応答なのかもしれないけれど。

> マハラジ
> 助言の単純さに惑わされてはならない。
> 無垢(むく)で単純なことを信頼する勇気をもつ者は非常にまれ
> なのだ。

はい……そうだと思います。

> あなたがマインドの囚人であり、自らつくり出した想像の世界の
> なかに住んでいると知ることは、智慧(ちえ)の現れだ。

はい。

お陰さまで……時間をかけてそのことを……納得してきました。

> 何もそれから求めず、それを完全に放棄する用意のあることが誠
> 実さだ。

(-||-)

> 本当の絶望から生まれた、そのような誠実さがあなたに私を信頼
> させるのだ。

「本当の絶望」……そうかぁ。

優勝劣敗の顕現世界が……夢でなかったら……それこそ本当に……
救いはないと思います。

> 質問者 私は充分苦しんでいないでしょうか?

充分苦しんでいると思います……。

ただ……もしかしたら……充分絶望していないかも。

> マハラジ
> 苦しみはあなたを鈍くさせ、その重大な誤りを見ることを不可能
> にしてしまったのだ。

はい。

> あなたの最初の仕事とは、あなたとあなたのまわりにある悲しみ
> を見ることだ。

おおー! (@_@)

> そしてつぎは解放への強烈な熱望だ。

はい。

> 熱望の強烈さそのものがあなたを導くだろう。
> ほかの導きは必要ない。

わかりました。(-||-)

> 質問者 苦しみは私を鈍くさせました。それ自体にさえ無関心な
>     のです。

うう……。

> マハラジ
> あなたを鈍くさせたのは苦しみではなく、快楽かも知れない。

じつに……適確な……。

> 調べてみなさい。

調べてみなさい。(>_<)\ゴン

(;_;)

> 質問者 何が原因であれ、私は愚鈍なのです。私には意志もエネ
>     ルギーもありません。

開き直った。(^_-)

> マハラジ
> いいや、あなたには第一歩を踏みだすに充分な力がある。

ヤサシイ……。

> そして一歩ずつが、つぎの一歩のために充分なエネルギーを生み
> だすだろう。

それは……そうかも。

> エネルギーは確信から、確信は体験からやってくるのだ。

はい。(-||-)

> 質問者 グルを変えることは正しいのでしょうか?

うん。

> マハラジ
> なぜ変えないのかね?

おう。

> グルは道しるべのようなものだ。

そうか。

> ひとりからほかへと移っていくことは自然なことだ。

はい。

> それぞれがあなたに方向と距離を告げるだろう。

なるほど。

> 一方、サッドグル、永遠の師は道そのものなのだ。

そうか。

これが……真我だ。

> ひとたび道が目的地であり、あなたはつねに道の上に在り、目的
> 地に到達することではなく、その美しさと智慧を楽しむことを悟
> れば、人生は仕事ではなくなり、それは自然でシンプルに、それ
> 自体で歓喜となるのだ。

そうかぁ。

でもその前に……現れに対する……絶望のプロセスが……あるわけ
だなぁ。

> 質問者 では、礼拝し、祈り、ヨーガの修練をする必要はないの
>     でしょうか?

こういう問いに対する覚者の答えは……質問者によって……違って
くるんだろうなぁ。

> マハラジ
> 毎日すこしずつ掃き清め、洗い流し、沐浴(もくよく)すること
> は良いことだ。

はい。

> 自己覚醒が一歩一歩あなたに何をすべきかを示してくれるだろう。

わかりました。

> すべてが為(な)されたとき、マインドは静になるのだ。

そうか……。

> 今、あなたは名前と形、喜びと悲しみをともなった個人として目
> 覚めの状態にある。

確かに。

> あなたが生まれる前に、個人はそこにいなかったし、あなたが死
> んだ後もそこにはいないだろう。

そうか……。

> 自分ではない何かに成ろうと個人として奮闘する代わりに、なぜ
> 個人的な人生全体を後にして、目覚めの状態を超えていかないの
> だろうか?

そういうことだな……。

> それは個人の消滅を意味するのではない。

おう。(@_@)

> ただ正しい視点から見ることを意味しているのだ。

あああ……そうか。

そういうことかぁ……。

> 質問者 もうひとつ質問があります。あなたは、私が生まれる以
>     前、私は実在の純粋な存在とひとつだったと言われまし
>     た。もしそうなら、私が生まれるべきだと誰が決定した
>     のでしょうか?

うん……とってもいいことを訊いてくれた。

> マハラジ
> 実際には、あなたはけっして生まれなかった。

はい。

> そしてけっして死ぬこともないのだ。

はい。

> だが、今あなたは存在すると、あるいは身体をもっていると想像
> し、何がこの状態をもたらしたのかと尋ねている。

そうです。

> この限定された幻想のなかでの答えは――記憶から生まれた欲望
> があなたを身体に引き寄せ、それとひとつだとあなたに考えさせ
> るからだ。

わかりました。

そういうことなんですね。

> だが、これは相対的な見地から見たときだけの真実だ。

はい。

> 事実は、そこには誰もいず、それを含む世界もない。

わかりました。

> そこあるのはただの精神状態、夢のような状態だけだ。

信じます。

> その実在性は疑うことでたやすく払いのけられるのだ。

おお……。(@_@)

そして……その実在性は……剥がれ落ちていくのか。

> 質問者 あなたは死んだ後、ふたたび戻ってくるのでしょうか?
>     もし私が長く生きるなら、もう一度あなたに会えるので
>     しょうか?

うーん……ちょっとこの方……聴いていないような。

> マハラジ
> あなたにとっては、身体は実在のものだ。

はい。

> 私にとっては、そこには何もない。

なぜこう言えるのかは……まだわからないなぁ。(*-_-*)

> あなたが見ている私は、あなたの想像のなかにしか存在しないの
> だ。

そうそう……この言葉も……。

> もちろん、もしあなたが私を必要とするなら、あなたはふたたび
> 私を見ることだろう。

ホー。

> 太陽が日の出や日の入りに影響されないように、それは私に影響
> を与えはしない。

そうなんだ……。

> 影響を受けないため、必要とされるときには、かならずそこに在
> るのだ。

わかりました。(-||-)

> あなたは知識に没頭している。

はい。

> 私はそうではない。

はい。

> 私にはあなたに知ることを切望させる不確実な感覚がないのだ。

あああ……そういうことか……。

> 子供が興味をもつように、私は興味をもつ。

ん? (?_?)O

> だが、私には知識のなかに避難場所を求めるような不安がない。

ああ……なるほど。

> それゆえ、私は再誕生するのか、世界がどれほど長くつづくのか、
> といったことには関心がない。

プ。(>_<)

> これらの質問は恐れから生まれたものなのだ。

そうかぁ……。

確かになぁ……。

……。(-_-)

ありがとうございました……。<(_ _)>

(-||-)

今日の写経は、ここまでです。

m(_ _)m


      …………○…………○…………○…………


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      …………○…………○…………○…………



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■ 3.編集後記:それが……無知とか……無明とか……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

現れの世界に興味がつづくかぎり……それは興味がある……という
こと……。

つまり……現れの世界に……実体があると……思っているというこ
とですよね。

それが……無知とか……無明とか……言われるものなんですね。

そして……、

> もしあなたが真理を、ただ真理のみを求めるならば、世界を非実
> 在として受け入れる以外に方法はない。

ということになるわけですね。

なぜなら……、

> その理由は明らかだ。
> 世界が実在だという考えをあなたが捨て去らないかぎり、あなた
> の心はいつも世界を追い求めるからである。(p327)

と……。

順にいってますね。(^_-)

風邪など……引かれませぬように。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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