━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
☆☆ ☆☆
☆☆ ☆☆『アセンション館通信』2012/1/8(第408号)
☆☆ ☆ ☆☆
☆☆ ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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☆☆ ☆☆ https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇
このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンが
見ている風景の報告です。(なんちゃって。(*^_^*) )
マインドを超えるにはマインドを使ってマインドを知るのが最善の
準備、という言葉を信じた現象世界に興味を失うための努力です。
内容は人畜無害、でも読む人は相当変わってますね。現在 892名
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◇◇ もくじ ◇◇
1.「私」は何も変えられません
2.写経ニサルガダッタ:【96 記憶と期待を放棄しなさい】の3
3.いただいたお手紙から: 祇園さん
4.編集後記:存在するのは……「意識エネルギー」……だけ
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■ 1.「私」は何も変えられません
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こんなものが真実であるはずがない……という直感は……ある意味
で……最初からあるんですよね。
と同時に……習慣的に……そこに何かの意味を求めようとする……
何というか……芋虫のような……盲目的なあがきもある。
まあ……両極に……引き裂かれている……わけです。
いえ……この顕現にたいする……メンタリティのことですけど。
顕現を楽しむという……“旬”をとっくに過ぎているのに……まだ
……何かが……絡みついている……。(-_-;)
ときどき……ふっと……埴谷雄高さんの気分を……想像することが
あるんです。
トイレの……便座に座っていたりして……。
こういうの……気位の高い……埴谷さんには……我慢ならなかった
んじゃないかな……なんて……。(*-_-*)
はは……。
変なこと……書いちゃった。(^_-)
(*^_^*)
さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
“「私は在る」噺”にお付き合いいただく時間がまいりました。
『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/
みなさま固有の「私は在る」の中で、いかがお過ごしでしょうか?
意識は対極に……引き裂かれている……。
ロシアの大作家……ドストエフスキーの小説作法は……つねに対極
に引き裂かれる意識たちの……ポリフォニーの創造でした。
美しいものを描こうとすると……もう一方で……彼の意識は否応な
く……醜悪なものに向かってしまう。
マハラジは……それが意識の本質……なのだと言います。
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意識がそこにあるかぎり、苦痛と快楽は避けられない。
対極のものと自己同一化することが、意識の、「私は在る」の本
性なのだ。
『私は在る』(p182)
http://tinyurl.com/s747u
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……。(-_-)
まあ……こういうことなんですねぇ。
こういうことを……これほど明確な言葉で……断言してくれた方を
……他に知りません。
埴谷さんが……マハラジの言葉を……聞きたかったかどうか……。
でも……わからないな……埴谷さんは……意識に対する違和感を…
…意識のなかで……表現するという……位置だっただろうから。
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――俺の味わう存在の不快。
それは目をそむけることが本来
出来ないものなのだ。俺は俺を
苛らだたせるものは凡て目をぞ
むけず貪り咬ってやる。
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匂いと音に嘘せながらおされて一人一人の
女を眺めてゆく浮売窟のあたりの夜歩き。私
はそこにしばしばせめひしぎ合っているもの
の力を自身へおぎなってきた。私はしばしば
相反する力の根源ともなった。
『不合理ゆえに吾信ず』(p20-21)
http://tinyurl.com/262ux4h
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『何でも見てやろう』とでもいうような……この意識の位置は……
対象に向かっていく……表現者の位置ですよね。
対象から……どんどん後退して……終にはそれを切り離そうとする
……観照者の位置とは……違います。
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――凡てが許されるとして
も、意識のみは許されることは
あるまい。この悪徳め!
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或るとき、或る死人の言葉がしばしば私を
絶望のような悩ましさへ誘った。
――地獄の槍に貫かれても意識はある筈で
あろう。それがありさえすれば。
彼もまたそこに信じているものを呪う深淵
の間に死んで行ったのである。
『不合理ゆえに吾信ず』(p30-31)
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「凡てが許されるとしても、意識のみは許されることはあるまい」
と書いても……それは離れていこうとするベクトルではない。
「俺は俺を苛らだたせるものは凡て目をぞむけず貪り咬ってやる」
という……対象に向かうベクトルです。
顕現のなか……意識の一隅に……何かが……何か特別な一隅が……
あるのではないかと探し求める。(-_-)
もちろん……そのように求める一隅も……あるわけです。
意識のなかには……。
知覚可能なこと……想像可能なことは……すべてあるわけですから
……意識のなかには。
そして……マハラジは……,
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何にもまして、私たちは意識しつづけていたい。
あらゆる苦しみや屈辱を耐えてでも、意識しつづけることを望む
のだ。
この体験への欲望に逆らって、顕現すべてを手放さないかぎり、
解放はありえない。
私たちは罠にはまったままなのだ。
『私は在る』(p346)
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と……こう見通すわけですよね。
そのように思う一隅として……というよりは……意識圏を脱出した
……覚者の……外側からの……メッセージとして。
……。(-_-)
すべての意識の位相は……今しか……アクセスできません。
今のなかに……すべてのすべてが……あるわけです……。(-_-)
言い換えれば……すべての意識の諸相は……今との接触面において
……輝くわけです。
今と触れたとき……意識は……一瞬……存在の輝きを獲得する。
だから……すべての意識の諸相は……<今>からの注目を……待っ
ている……とも言えるかもしれません。
和尚は……“主人を囲む乞食たち”と……表現しました。
https://www.ascensionkan.com/work/06eien_02kojiki.html
インドに行けば……この表現の……リアリティは……嫌でも納得さ
れますよね。
全権は……<今>の側に……あります。
<今>が……意識の世界……現れの世界の調度のなかで……乞食に
なる必要など……さらさらないわけです。
<今>が……すべての調度を……存在させるわけですから……。
ね……実際は……その<今>しか……存在しません。
だったら……その<今>とは……何か……?
もちろん……その<今>とは……「実在」のことです。
「実在」は……存在するものにたいする……ラベルです。
だって……<今>しか存在しないんだもの……。
過去も未来も……単なる……記憶と想像でしか……ないんだから。
で……その<今>とは……誰か……? (?_?)
自明ですよね。
だって……そのひとしか……存在しないんだから。(^_-)
今……存在しない人がいたら……手を上げて!(なんて。(*^_^*))
ね……その<今>だけが……存在します。
現在進行形の……「在る」という……エネルギーとして……。
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今まで、あなたはマインドを知る者と見なしてきた。
だが、そうではないのだ。
マインドはイメージと観念をあなたに詰め込んできた。
それは記憶に傷跡を残すのだ。
あなたは覚えていることを知識だと思いこんできた。
真の知識とはつねに新鮮で、新しく、予期できないものだ。
それはあなたの内面から沸き上がってくるのだ。
あなたがあなたで在るものを知るとき、あなたはまたあなたが知
る者でも在る。
知ることと在ることの間にへだたりはないのだ。
『私は在る』(p539)
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> 知ることと在ることの間にへだたりはないのだ。
現在進行形の「在る」は……また現在進行形の「知る」……でもあ
ると……いうことでしょう。
セイラー・ボブさんはそれを……「意識エネルギー」と呼びます。
そして……事実……在るのは……それだけです。
事実……それしか「存在」しない。
それだけが……“第二のない一なるもの”として……実在する。
“分離”など……むろん……ありうるはずもない。
で……ま……そういうわけなので……要は……煎じ詰めれば……。
“分離”があるほうが……好きかどうか……なんですよね。
もちろん……“分離”があると思いたいのも……“分離”がないと
思いたいのも……意識のコンテンツ……つまり想念です。
意識のなかの位置……意識のなかの調度です。
どちらも……<今>のなかの……一隅です。
どなたか……その存在している方の……一隅です。
ことによったら……その方の……興味の対象……かもしれません。
で……その一隅が……別の一隅に……こう言ったわけです。
> 意識がそこにあるかぎり、苦痛と快楽は避けられない。
> 対極のものと自己同一化することが、意識の、「私は在る」の本
> 性なのだ。
と。
すると……その言葉を聴いた……別の一隅が……じゃっかん面白く
なかった。
なので……、
> 質問者 これらすべてが私にとって何だというのでしょうか?
> それは私を満足させてはくれません。
と……こう応答したわけです。
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マハラジ
あなたは誰だろうか? 誰が不満なのだろうか?
質問者 私は苦痛と快楽の人間です。
マハラジ
苦痛と快楽はともにアーナンダ(至福)だ。
私は今、こうしてあなたの前に座り、直接の不変の体験から話し
ている。
苦痛と快楽は、至福の海の波の頂きと谷間だ。
その底深くには完全な充足があるのだ。
『私は在る』(p183)
------------------------------------------------------------
> あなたは誰だろうか? 誰が不満なのだろうか?
親切ですねぇ。(-||-)
> あなたは誰だろうか?
わたしは……誰なのだろうか? (-_-)?
> 誰が不満なのだろうか?
不満を言っているのは……誰なのだろうか?
不満を言って……こう問われた一隅は……こう答えました。
> 質問者 私は苦痛と快楽の人間です。
なるほど……とても正直な……。
すると……マハラジとして……夢のなかに入ってきた一隅は……こ
う応答します。
> 苦痛と快楽はともにアーナンダ(至福)だ。
そうなのか……。(-_-)
> 私は今、こうしてあなたの前に座り、直接の不変の体験から話し
> ている。
(-||-)
> 苦痛と快楽は、至福の海の波の頂きと谷間だ。
(*_*) ⌒★?
そういうことか……。
> その底深くには完全な充足があるのだ。
ああ……。(-||-)
……。
結局……どうあがいても……現れの世界は……“舞踏への勧誘”…
…もとへ……“分離への誘い”でしか……ありえないでしょうね。
マインドそのものが……二元性の原理のもとで機能するシステムで
あり……幻想を紡ぐための……ツールでしょうから。
セイラー・ボブさんは言います。
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まさにその本質から、思考の本質は分割することです。
すべての思考過程は、それぞれ一対の対極に分割することです。
その本質そのものが分割することなら、どうしてそれが全体にな
れるでしょうか?
全体になりうるのは唯一、思考がないときであることがわかるは
ずです。
そのときそこには全体性が在り、それはつねに在ったのです。
『What's Wrong with Right Now?』(p100)
http://tinyurl.com/7d3dnqf
------------------------------------------------------------
> その本質そのものが分割することなら、どうしてそれが全体にな
> れるでしょうか?
まったくですねぇ。(-_-)
マインドのなかには何も無いことを……これほど単純明快に表現で
きるとは……。
> 全体になりうるのは唯一、思考がないときであることがわかるは
> ずです。
わかりました。
> そのときそこには全体性が在り、それはつねに在ったのです。
おっしゃるとおりです。(-||-)
こう聴いて……質問者は……次なる必要なメッセージを……引きだ
してくれました。
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質問者 私たちがこのメッセージを聞くと、よく思考を持たない
でいようとする探求を始めます。
ええ、それがまた誤解であるのは、これはただ思考を見るという
こと、そして思考の機能を理解することだからです。
そうすれば思考は支配力を失います。
いいですか、「私」は何も変えられません。
その「私」がマインドであり、マインドはマインドを変えられな
いからです。
『What's Wrong with Right Now?』(p101-102)
------------------------------------------------------------
なるほど。
> いいですか、「私」は何も変えられません。
これ……強烈ですね。(@_@)
> その「私」がマインドであり、マインドはマインドを変えられな
> いからです。
「私」とは……“「私」という想念”……のことでした。(-_-)
想念は……想念を……変えられない。
ある想念に……別の想念の……変更を求めるのは……鏡のなかの…
…ある鏡像に……別の鏡像の……変更を依頼するようなもの。
それは……求めるだけ……無理です。
だから……問題は……そういうことじゃない。
“自分”が……意識のなかの……ひとつの対象であると……理解し
ていること……。
実際……“自分”は……間違いなく……見られている対象……であ
るわけですから。
言葉を換えれば……映画のなかの登場人物になるか……映画の鑑賞
者の側に回るか……そういうことでしょうか。
映画の登場人物は……シナリオ通りに……動かなければならないわ
けですが……なかなかこれが……受け入れがたい。(-_-)
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質問者 この行為者はいないという観念に腹を立てる探求者はた
くさんいます。人は何も変える必要はないのです。
あなたは何も変えるように駆り立てられていません。
ただ、もし私が変更に関わっているところでそういう動きが浮上
するなら、それならそれが起こっていることです。
二十年間ここに座って、見かけ上の個人の変化に見かけ上参加し
ながら、見かけ上の個人としてここに座って行為していたとき、
それが起こっていたことです。
実際には何も起こっていません。
『What's Wrong with Right Now?』(p101)
------------------------------------------------------------
(-||-)
こういう科白……言ってみたいですね。(*^_^*)
↑
(あんた以外、誰も邪魔しとらんよ。(^_-) )
そうなんですよねぇ。(*-_-*)
すべては“第二のない一なるもの”だと……祖師方みなさんが……
保証してくださっているのに……。
わたしだけが……いや“自分”は違う……「知性エネルギー」から
分離して……存在しているんだと……頑張っている……。
そして……もう少し……何とかならないものかと……。
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質問者 世界は今、自己改善の探求途上にいます。これについて
はどう思われますか?
それもまたすべて見かけ上の自己中心、「私」や「他人」に基づ
いています。
いいですか、そこに参照点としての「私」が入ってくるやいなや、
そこには必ず「他者」が存在しなければなりません。
もしそこに怒りがあるなら、立腹できるのは「私」だけです。
もしそこに恐れがあるなら、怖がれるのは「私」だけです。
もしそこに見かけ上の落ち込みがあるなら、落ち込めるのは「私」
だけです。
その「私」は過去に基づいています。
もしその「私」が単なるアイディア、アイディアまたはイメージ
にすぎないこと、それは中心ではないこと、それには何の実体も
ないこと、そこには確固としたものは何も存在せず、そこには中
心がないことが明確にわかったら、今度はそういうことが起こっ
ても、それは新しい光のなかで見られます。
つまり、それはたった今起こっている新鮮で新しい体験です。
「私」として識別されたとき、それが起こったときに「恐れ」や
「落ち込み」として、過去から名前がつけられるのです。
それらはたちまち名前がつきます。
しかし、もしそれが見られてしかも名前がつかなければ、それに
何が起こるでしょうか?
質問者 それは消えはじめます。
たとえそれについて疑いが起こったとしても、もしそれがもうひ
とつのアイディア、もうひとつの思考として明確に見られたなら、
問題はありません。
誰が疑っているのでしょうか?
マインドがあなたに対する見かけ上の支配力を維持しようと、さ
らに強く闘うために浮上してきているのです。
しかしもし、そのあらゆる姿、あらゆる形態を、あらゆる方向か
ら調べたなら、もしその虚偽性がたえず理解されていたら、そう
なったらそれはけっして支配力を維持できないでしょう。
マインドは浮上してくるこれらの言葉とともに今ここで機能して
います。
それはそのはずです。
思考は言葉として表現されるからです。
姿を顕すやいなや、すぐにそれは終わります。
「私は正しいことを言っただろうか?」とか、「これは正しく聞
こえるだろうか?」というように継続しません。
わかりますね、そこには絶えず参照される参照点がないのです。
『What's Wrong with Right Now?』(p101-102)
------------------------------------------------------------
なるほどなぁ。(-_-)
もし……記憶のなかの想念でしかない参照点が……参照される……
ことさえなければかぁ……。
すべての想念は……現れたその場で……消えていくわけか……。
となると……そこには……誰がいるのだろう……。
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質問者 私たちは互いには誰なのですか?
意識が意識に話しかけているのです。
他の何でありうるでしょう?
あなたは意識の外側で何かを思ったり知覚したりできますか?
できません。
ならば、この顕現すべては意識の内容物でなければなりません。
では、意識の内容物は意識以外でありうるでしょうか?
それは意識が意識と話をしている、気づきが気づきと話をしてい
る――つまり、知性エネルギーなのです。
『What's Wrong with Right Now?』(p101-102)
------------------------------------------------------------
ああ……。
ボブさんの言葉は……何とわかりやすいのだろう……。(-||-)
聴いていた方も……思わず納得して……こんな質問をしました。
すると……ここで……とっても面白いというか……今のところ……
ちょっと手の届かないことが……語られました。
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質問者 自分はもっとうまくやれたのにとか、もっとうまくやる
べきだったと思い、しかし人生は自分に今いる状況を切
り抜けるのに満足な道具もくれなかったと考えて、自分
を苦しめている人たちがたくさんいます。この教えはそ
の人たちをどのように助けますか?
それは彼らをまったく助けません。
それは私自身の場合も同じです。
何年も昔、私は同じことを思いました。
今私には、すべては何と見事にピッタリはまっていたのだろうと
わかります。
痛み、恐れ、怒り、暴力、憤慨、自己憐憫、貪欲、妬み――これ
らのものすべてがその場所に収まっていました――そうでなけれ
ば、私は今日ここに座っていなかったでしょう。
私が何年間もいつも持ち歩いていたこれらのこと、私はそれらが
起こったことを喜んでいます。
しかしまた喜ぶ誰もそこにはいないのです。
私が言おうとしていることがわかりますか?
それらは起こったように起こったのです。
『What's Wrong with Right Now?』(p102-103)
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何という……素敵な……科白でしょう……。
しかも……これこそが……唯一……われわれが納得できる……科白
なんですよね……。
これ以外では……ダメなんですよ。
つまり……これだけが……唯一……論理的な解答なのです。
だって……助けられる人など……誰もいない……わけですから。
在るのは……唯一……「実在」だけです。
他はすべて……現れているだけです。
存在するもの……それは……“第二のない一なるもの”……。
それだけが……常在です。
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永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
真我として在りなさい。
それが至福である。
あなたはいつもそれなのである。
『あるがままに』(p58)
http://tinyurl.com/2aar6zj
------------------------------------------------------------
……。(-_-)
ありがとうございました。<(_ _)>
(-||-)
今日はこんなところで。
……。
m(_ _)m
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■ 2.写経ニサルガダッタ:【96 記憶と期待を放棄しなさい】3
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最後になって……一挙に……ずしりとくる……メッセージです。
> それが表面的であることを知り、あなたの体験に価値を与えるこ
> とはやめなさい。
こうですからねぇ。
> 何よりも、あなたには内面と外面の調和を要する内なる平和が必
> 要なのだ。
> あなたの信じることをしなさい。
> そしてあなたのすることを信じなさい。
> それ以外のすべては時間とエネルギーの浪費なのだ。
(-||-)
では【96 記憶と期待を放棄しなさい】の3回目です。
(いつものことながら、無断引用というよりは、無料宣伝と理解さ
れることを願っています。(-||-) )
最初に通しで写経するので、それを読んでいただければいいです。
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質問者 誰が実現し、誰がしていないのかを見分ける方法はない
のでしょうか?
マハラジ
唯一の証明はあなたのなかにある。
もしあなたが黄金に変身すれば、それは賢者の石に触れたことの
しるしなのだ。
その人と一緒にいて、何が起こるかを見てみることだ。
ほかの者たちに尋ねてはならない。
彼らの師があなたのグルであるとはかぎらない。
グルは本質において普遍的かもしれないが、表現においては異な
るのだ。
彼は自分のアーシュラムのことを心配していたり、貪欲(どんよ
く)だったり、怒っていたりするように見えるかもしれない。
一方、ほかの教師たちは違うかもしれない。
質問者 内面と外面の両方での完璧さを期待するべきではないの
でしょうか?
マハラジ
内面においては、そのとおりだ。
しかし、外面の完璧さは環境、体の状態、個人的、社会的状態な
ど、無数の要因によるのだ。
質問者 私はジニャーニを探しだすように、そうすれば自己知識
を達成する技を彼から学べるだろうと言われました。そ
して今、その取り組み方自体が間違ったものであり、ジ
ニャーニを認めることはできず、ジニャーナ(自己知識)
を適切な方法で獲得することもできないと言われたので
す。まったく訳がわかりません!
マハラジ
それは実在に関するまったくの誤解によるものだ。
あなたのマインドは価値評価することや獲得することに没頭して
いる。
そして獲得不可能なものがあなたの認識を永遠に待っていること
を認めることはないだろう。
あなたが為(な)すべきことは、すべての記憶と期待を放棄する
ことだけだ。
ただ、完全に無防備な無の状態のなかで待つがいい。
質問者 誰が放棄をするのでしょうか?
マハラジ
神がするだろう。
ただ、放棄される必要があることを見なさい。
抵抗してはいけない。
あなた自身だと思いこんでいる個人にしがみついてはいけない。
あなたがあなた自身を個人だと想像するために、賢者もまたより
知識があり、より能力があり、どこか普通とは違う個人だろうと
思ってしまうのだ。
彼は永遠に意識的で幸福だとあなたは言うかもしれない。
だが、それも全体としての真理からは遠くかけ離れたものなのだ。
定義や描写を信頼してはいけない。
それらはひどく誤った印象を与えてしまうのだ。
質問者 どうすればいいのか、どのようにするのかを言ってもら
わないかぎり、迷ってしまいます。
マハラジ
ならば迷うがいい。
あなたが有能で自信があると感じているかぎり、実在はあなたの
手の届かないところにあるのだ。
あなたが内なる冒険をひとつの生き方として受け入れないかぎり、
発見はあなたに訪れないだろう。
質問者 何の発見でしょうか?
マハラジ
あなたの存在の中心の発見だ。
それはすべての方向、すべての手段と結果から自由なものだ。
質問者 「すべてに成れ、すべてを知れ、すべてを持て」でしょ
うか?
マハラジ
「何にもなるな、何も知るな、何も持つな」だ。
これが唯一生きる価値のある生き方、唯一手にする価値のある幸
福なのだ。
質問者 目的が私の理解を超えたものだということは認めましょ
う。少なくとも道を示してもらえませんか。
マハラジ
あなた自身で道を見いださなければならないのだ。
あなた自身で見いださないかぎり、それはあなた自身の道ではな
いだろう。
そして、それはどこへもあなたを導きはしないだろう。
誠実にあなたの見いだした真理を生きなさい。
理解したわずかなことにしたがって行動しなさい。
あなたを導くのはほかの誰かの賢さではなく、あなた自身の誠実
さなのだ。
質問者 私は過ちを犯すことを恐れるのです。とても多くのこと
を試みてきましたが、何にもなりませんでした。
マハラジ
あなたはほんのわずかしかあなた自身を捧げていない。
単に興味があるだけで、誠実ではないのだ。
質問者 それ以上良い在り方を知らないのです。
マハラジ
少なくともそれくらいは、あなたも知っている。
それが表面的であることを知り、あなたの体験に価値を与えるこ
とはやめなさい。
体験が過ぎしだい忘れなさい。
清らかな無我の人生を生きなさい。
ただ、それだけだ。
質問者 倫理がそんなに重要でしょうか?
マハラジ
騙(だま)してはいけない。
傷つけてはいけない――それは重要なことではないかね。
何よりも、あなたには内面と外面の調和を要する内なる平和が必
要なのだ。
あなたの信じることをしなさい。
そしてあなたのすることを信じなさい。
それ以外のすべては時間とエネルギーの浪費なのだ。
『私は在る』(p516-518)
http://tinyurl.com/s747u
------------------------------------------------------------
(-||-)
> 質問者 誰が実現し、誰がしていないのかを見分ける方法はない
> のでしょうか?
あ、このひとインド人でしたね。
> マハラジ
> 唯一の証明はあなたのなかにある。
はい。
これはしかし……じつに無時間の……解答ですね。
> もしあなたが黄金に変身すれば、それは賢者の石に触れたことの
> しるしなのだ。
自分に起こったことだけが……試金石なんだ。
> その人と一緒にいて、何が起こるかを見てみることだ。
はい。
> ほかの者たちに尋ねてはならない。
わかりました。
ほかの人は……自分のことで忙しい……まして……あなたのことな
ど……何も知らない……。
> 彼らの師があなたのグルであるとはかぎらない。
はい。
> グルは本質において普遍的かもしれないが、表現においては異な
> るのだ。
わかります。
ひとりとして……同じグルも……同じ探求者も……いませんから。
> 彼は自分のアーシュラムのことを心配していたり、貪欲(どんよ
> く)だったり、怒っていたりするように見えるかもしれない。
わかります。
> 一方、ほかの教師たちは違うかもしれない。
はい。
> 質問者 内面と外面の両方での完璧さを期待するべきではないの
> でしょうか?
ふ。
> マハラジ
> 内面においては、そのとおりだ。
はい。
> しかし、外面の完璧さは環境、体の状態、個人的、社会的状態な
> ど、無数の要因によるのだ。
わかりました。
> 質問者 私はジニャーニを探しだすように、そうすれば自己知識
> を達成する技を彼から学べるだろうと言われました。そ
> して今、その取り組み方自体が間違ったものであり、ジ
> ニャーニを認めることはできず、ジニャーナ(自己知識)
> を適切な方法で獲得することもできないと言われたので
> す。まったく訳がわかりません!
ええと……そんなふうに言われましたっけ。(?_?)
まあ……いいですけど。
> マハラジ
> それは実在に関するまったくの誤解によるものだ。
(-_-)?
> あなたのマインドは価値評価することや獲得することに没頭して
> いる。
確かに。
> そして獲得不可能なものがあなたの認識を永遠に待っていること
> を認めることはないだろう。
ああ……そういうことか。
> あなたが為(な)すべきことは、すべての記憶と期待を放棄する
> ことだけだ。
そこまでの……道のりですね。
> ただ、完全に無防備な無の状態のなかで待つがいい。
はい……完全に無防備になるまで。
> 質問者 誰が放棄をするのでしょうか?
うん。
> マハラジ
> 神がするだろう。
了解です。
> ただ、放棄される必要があることを見なさい。
これだけは……自分の理解でなければならない。
> 抵抗してはいけない。
> あなた自身だと思いこんでいる個人にしがみついてはいけない。
まな板の上の鯉……の心境ですよね。(^_-) \←……(\/U)
> あなたがあなた自身を個人だと想像するために、賢者もまたより
> 知識があり、より能力があり、どこか普通とは違う個人だろうと
> 思ってしまうのだ。
はい。
> 彼は永遠に意識的で幸福だとあなたは言うかもしれない。
> だが、それも全体としての真理からは遠くかけ離れたものなのだ。
そうかぁ……。(*-_-*)
> 定義や描写を信頼してはいけない。
> それらはひどく誤った印象を与えてしまうのだ。
わかりましたぁ。
> 質問者 どうすればいいのか、どのようにするのかを言ってもら
> わないかぎり、迷ってしまいます。
ふふ。
> マハラジ
> ならば迷うがいい。
おう。
> あなたが有能で自信があると感じているかぎり、実在はあなたの
> 手の届かないところにあるのだ。
まったくなぁ。
> あなたが内なる冒険をひとつの生き方として受け入れないかぎり、
> 発見はあなたに訪れないだろう。
はい。
> 質問者 何の発見でしょうか?
>
> マハラジ
> あなたの存在の中心の発見だ。
あ……はい。
> それはすべての方向、すべての手段と結果から自由なものだ。
(-||-)
> 質問者 「すべてに成れ、すべてを知れ、すべてを持て」でしょ
> うか?
どうかな……。
> マハラジ
> 「何にもなるな、何も知るな、何も持つな」だ。
ほらー。
> これが唯一生きる価値のある生き方、唯一手にする価値のある幸
> 福なのだ。
しかし……実際……それしかありえないですよね。
> 質問者 目的が私の理解を超えたものだということは認めましょ
> う。少なくとも道を示してもらえませんか。
うん。
> マハラジ
> あなた自身で道を見いださなければならないのだ。
ここか……。
> あなた自身で見いださないかぎり、それはあなた自身の道ではな
> いだろう。
> そして、それはどこへもあなたを導きはしないだろう。
そういうことだよなぁ。
> 誠実にあなたの見いだした真理を生きなさい。
はい。
> 理解したわずかなことにしたがって行動しなさい。
はい。(*-_-*)
> あなたを導くのはほかの誰かの賢さではなく、あなた自身の誠実
> さなのだ。
わかりました。(*-||-*)
> 質問者 私は過ちを犯すことを恐れるのです。とても多くのこと
> を試みてきましたが、何にもなりませんでした。
うーむ……それはちょっと言いすぎかも……。
> マハラジ
> あなたはほんのわずかしかあなた自身を捧げていない。
ふ。
> 単に興味があるだけで、誠実ではないのだ。
アチャ。(>_<)
> 質問者 それ以上良い在り方を知らないのです。
ついにお手上げ……かな。
> マハラジ
> 少なくともそれくらいは、あなたも知っている。
(?_?)O
> それが表面的であることを知り、あなたの体験に価値を与えるこ
> とはやめなさい。
おお。
> 体験が過ぎしだい忘れなさい。
そうか。
> 清らかな無我の人生を生きなさい。
痛! (>_<)
> ただ、それだけだ。
(*-||-*)
> 質問者 倫理がそんなに重要でしょうか?
うう。
> マハラジ
> 騙(だま)してはいけない。
(-_-)
> 傷つけてはいけない――それは重要なことではないかね。
はい。
> 何よりも、あなたには内面と外面の調和を要する内なる平和が必
> 要なのだ。
本当に……そうだ。
> あなたの信じることをしなさい。
はい。
> そしてあなたのすることを信じなさい。
ああ……。
> それ以外のすべては時間とエネルギーの浪費なのだ。
「それ以外のすべては時間とエネルギーの浪費」……。
わかりました。
……。(-_-)
ありがとうございました……。<(_ _)>
(-||-)
今日の写経は、ここまでです。
m(_ _)m
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『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html
ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/
新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/
おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/
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■ 3.いただいたお手紙から:祇園さん
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▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)
「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。
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ボブさんの『ただそれだけ』をご紹介いただいた祇園さんから……
投稿メールをいただきました。
早速ご紹介します。
【件名】: What's Wrong with Right Now?
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pariさんこんにちは
ボブさんの本良かったでしょう。
きっとパリさんの傾向に合うと思っていました。
予想通りです(^^)。
ところで・・・・・
What's Wrong with Right Now?
これいいですね!! パリさんじゃんじゃん訳してくださ
い!!
普段読めない本をここで読めるのはとてもとても嬉しいで
す!!
これからも期待してます。
できればマハラジの未訳の本もお願いします(^^)
期待してますよ
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祇園さん……ご投稿ありがとうございました。
> pariさんこんにちは
こんにちは。
> ボブさんの本良かったでしょう。
すばらしいですよね。(^^)/
> きっとパリさんの傾向に合うと思っていました。
> 予想通りです(^^)。
ありがとうございました。
> ところで・・・・・
> What's Wrong with Right Now?
> これいいですね!! パリさんじゃんじゃん訳してくださ
> い!!
えーと。(^^;)
> 普段読めない本をここで読めるのはとてもとても嬉しいで
> す!!
ええ……わたしも嬉しいですが……。
> これからも期待してます。
(*^_^*)
> できればマハラジの未訳の本もお願いします(^^)
そんなぁ。(^^;)
> 期待してますよ
なんか……祇園さん……もしかして……確信犯とか……。(^_-)
いや……祇園さんが意図したわけでもない……pariが実在するわけ
でもない……か。(-_-)
実在するのは“第二のない一なるもの”……「意識エネルギー」の
み……か。(*-_-*)
まあ……わかりませんが……存在する方が……その気になったら…
…はい。(^_-)
何はともあれ……ありがとうございました。
m(_ _)m
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『アセ通』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。
▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518
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■ 4.編集後記:存在するのは……「意識エネルギー」……だけ
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何ひとつ……わたしという存在が……やっているわけではない……
らしいので……。
起こることが……起こるわけですよね。
起こったことが……起こったように……。
でも……ひとつ確かなのは……ボブさんの言う「意識エネルギー」
しか存在しない……と思うと……ふっと……楽になります。
習慣的に……まあ……自分がいるという……想念は起きるのですが
……でも……参照点が……少しずつ……空洞化していく。
そういう……感じは……あります。
そして……“自分”というのは……過去の記憶のなかの……単なる
想念でしかないのは……間違いなく……事実ですから。
存在するのは……「意識エネルギー」……だけですよね。
これは……すごいことです。
風邪など……引かれませぬように。
<(_ _)>
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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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→ メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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