home > 通信 > 『アセンション館通信』第482号:もし遅れがあるとしたら



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2013/6/30(第482号)
☆☆   ☆   ☆☆
☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

実在するのはただ増えも減りもしない永遠の<今・ここ>のみ。

知覚できる変化の相に何も期待することなく、ただ永遠の<在る>
に満足するのが裏切られることのない幸せなのだと教わりました。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在868名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.もし遅れがあるとしたら

2.ボブさんの言葉:【エメット、フルストップを楽しむ】

3.編集後記:寅さん流に言うなら……「それを言っちゃあ
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■ 1.もし遅れがあるとしたら
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永遠の今……という言葉がありますね。

永遠の今とは……じつはそれしか存在していない……ということで
しょうか……。

何か……現象がすべて捨象されてしまうような……印象があります。

もちろん……pariパターンという……ちょっと偏った連想系での…
…印象ですけど。

それに対して……悠久の時間……という言葉もある。

こちらの言葉のほうは……現象が捨象されてしまう感じは……あま
りしません。

むしろ眼差しは……滔々と流れる……現象の方に向けられている。

悠久の時間とは……現象を浮かべている……永遠の今……のことな
のでしょうか。(-_-;)

なんちゃって。(^_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を……いかがお過ごしでしょうか?

早速ですが……せっかく……週に一度の“お祭り”なので。

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 何をしようとあなたが変わることはないだろう。
 なぜなら、あなたには変わる必要がないからだ。
 あなたは身体やマインドを変えるかもしれない。
 だが、それはつねにあなたではなく、何か外側が変わったのだ。
 いったいどうして変わることを気にするのか?
 身体もマインドも、また意識さえもあなた自身ではないと、きっ
 ぱりと自覚しなさい。
 そして意識も無意識も超えたあなたの真の本性のなかにひとり在
 りなさい。
 明確な理解を除いては、いかなる努力もあなたをそこへ連れてい
 かないだろう。
 あなたの誤解を明らかにし、それを捨て去りなさい。
 ただそれだけだ。
                     『私は在る』(p540)
                   http://tinyurl.com/s747u
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……。(-_-)

こういう台詞は……マハラジの独壇場ですね。

もし意図というものが……現象界にしかないのなら……現象界が…
…マハラジというパターンで……表現したかった台詞でしょう。

もしまた……映画のなかにどんな意図も在りえないというなら……
真我が……マハラジを通じて……表現したかったのでしょう。

> 何をしようとあなたが変わることはないだろう。
> なぜなら、あなたには変わる必要がないからだ。

真我が……真我に……語っている。

> あなたは身体やマインドを変えるかもしれない。
> だが、それはつねにあなたではなく、何か外側が変わったのだ。

真我には……変化可能なコンテンツなど……含まれていないから。

> いったいどうして変わることを気にするのか?

(*-_-*)

> 身体もマインドも、また意識さえもあなた自身ではないと、きっ
> ぱりと自覚しなさい。

こういう言葉を聴くと……ホッとします。

> そして意識も無意識も超えたあなたの真の本性のなかにひとり在
> りなさい。

(-_-)

> 明確な理解を除いては、いかなる努力もあなたをそこへ連れてい
> かないだろう。

はい。

> あなたの誤解を明らかにし、それを捨て去りなさい。
> ただそれだけだ。

(-||-)

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 そこには探したり、見いだしたりするものは何もない。
 なぜなら、何も失われてはいないからだ。
 リラックスしなさい。
 そして「私は在る」を見守りなさい。
 実在はその背後にあるのだ。
 静かにしなさい。
 沈黙しなさい。
 それは現れるだろう。
 あるいはむしろ、それがあなたをそのなかへと連れていくだろう。
 
                     『私は在る』(p540)
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> そこには探したり、見いだしたりするものは何もない。
> なぜなら、何も失われてはいないからだ。

はい。(-_-)

> リラックスしなさい。

わかりました。

> そして「私は在る」を見守りなさい。

生活のための仕事が終わったら……その上することは何もない。

> 実在はその背後にあるのだ。

はい。

> 静かにしなさい。
> 沈黙しなさい。

(-_-)

> それは現れるだろう。
> あるいはむしろ、それがあなたをそのなかへと連れていくだろう。

(-||-)

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 マインドと自己同一化すること、ただそれだけがあなたを幸福に、
 あるいは不幸にするのだ。
 マインドへの隷属に反抗しなさい。
 あなたの束縛は自分が創造したものだということを見なさい。
 そして執着と反感への鎖を断ち切るのだ。
 あなたがすでに自由であること、そして自由とは苦しい努力によ
 って遠い未来に獲得される何かではなく、永久にあなた自身のも
 のとして使われるためにそこにあることが明らかになるまでは、
 自由という目的を心に保ちなさい。
 解放とは獲得ではなく勇気の問題だ。
 あなたがすでに自由であると信じ、それにしたがって行為する勇
 気だ。
                     『私は在る』(p538)
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> マインドと自己同一化すること、ただそれだけがあなたを幸福に、
> あるいは不幸にするのだ。

ここまでは……完璧に分かるような気がするのに……。(;_;)

> マインドへの隷属に反抗しなさい。
> あなたの束縛は自分が創造したものだということを見なさい。

ここでさえ……分かるような気がするのに……。

> そして執着と反感への鎖を断ち切るのだ。

このことが……なかなか定着しない。(-_-)

> あなたがすでに自由であること、そして自由とは苦しい努力によ
> って遠い未来に獲得される何かではなく、永久にあなた自身のも

分かるような気がするのに……。

> のとして使われるためにそこにあることが明らかになるまでは、
> 自由という目的を心に保ちなさい。

わたしが最終最高の自己だから……「束縛は自分が創造したもの」
だということが……紛れもない真実なんだ。

わたしは……他の誰にも依存していないし……そもそも……わたし
であれ……他の誰かであれ……誰ひとり存在しないのだから。

> 解放とは獲得ではなく勇気の問題だ。

勇気に至るまでの……理解の問題か……。

> あなたがすでに自由であると信じ、それにしたがって行為する勇
> 気だ。

わたしがすでに自由であるという……その事実が露わになるまでは
……確信を塞ぐ目眩ましを……ひとつひとつ……却下する。

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 一切の外的なものに価値がなくなり、ハートにそのすべてを放棄
 する用意があるとき、ひとつの霊的な成熟のレベルに到達された
 のだ。
 そのときこそ実在はチャンスを得、それをしっかりとつかむ。
 もし遅れがあるとしたら、マインドが見ること、あるいは捨て去
 ることを望まないことが原因なのだ。
                     『私は在る』(p538)
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> 一切の外的なものに価値がなくなり、ハートにそのすべてを放棄
> する用意があるとき……

要するに……まだこの理解が起こっていないわけだ……。

> そのときこそ実在はチャンスを得、それをしっかりとつかむ。

それが……恩寵といわれるもの。

> もし遅れがあるとしたら、マインドが見ること、あるいは捨て去
> ることを望まないことが原因なのだ。

この「見ること」は……「明確に見ること」……どちらかといえば
……「理解すること」。

つまり……恩寵が現れていないのだとすれば……それは……明確に
「理解すること」を……まだ望んでいない……ということか。

そうなのかなぁ……。

そういうこと……なんだろうなぁ。(-_-)

(-||-)

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
                     『私は在る』(p421)
------------------------------------------------------------

はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                   『あるがままに』(p58)
------------------------------------------------------------

……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


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■ 2.ボブさんの言葉:【エメット、フルストップを楽しむ】
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今回も……ボブさんの無断翻訳を……つづけます。

『Living Reality: My Extraordinary Summer With "Sailor" Bob
 Adamson』
(『生きている実在:セイラー・ボブと過ごした途方もない夏』)
からの抽出翻訳です。

ボブさんご夫妻は……アメリカにきてくれて……今は著者のジェー
ムズ・ブラーハの家に滞在しています。

7月26日(月曜日)に行われた、ボブ、ケリー、ジェームズ、デル、
エメットの会話の一部です。

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 【エメット、フルストップを楽しむ】
 
 エメット 私たちは天使や神様といったあらゆる話を読みます。
      それについてはどうでしょうか?
 
 ボブ
 私たちが探求するとか、成るとか、また神や天使といったそうい
 うすべての話をするとき、それはマインドトリップです。
 マインドの目的は分割することです。
 それはけっして分割することをやめません。
 そして二元性であるものはけっして非二元性を理解できません。
 ですから答はけっしてマインドのなかには見つかりません。
 そしてマインドの外に出る唯一の方法はフルストップです。
 
 エメット しかしフルストップは私たちのマインドの基盤上、あ
      るいはどんな現実の上にも現れません。
 
 ボブ
 できることは、たった今止まることだけです。
 
 エメット 誰ができるのですか?
 
 ボブ
 誰でもありません。
 しかし停止は起こります。
 まさにそれを理解することのなかに無思考の一時停止があります。
 
 エメット 私のマインドは一時停止するでしょうが、しかし……。
 
 ボブ
 「私は在る」「私は在る」「私は在る」「私は在る」とすばやく
 何度も言ってみてください。
 
 エメット 私は在る、私は在る、私は在る、私は在る、私は……
 
 ボブ
 ストップ![長い停止]
 その停止のなかに思考はありましたか?
 
 エメット いいえ。
 
 ボブ
 あなたは分解しましたか?
 
 エメット いいえ。
 
 ボブ
 やはり見えていて、聞こえていましたか?
 その一時停止のなかでもやはり気づいていましたか?
 
 エメット はい。
 
 ボブ
 その瞬間のそれは、マインドを超えていました。
 そこに在ったのが純粋な知ることです。
 それが人々が語っていること、懸命に求めていること、マインド
 を超えるということです。
 その一時停止のなかで、あなたはそこにいました。
 それが純粋な知性です。
 
 エメット 誰が止まるという行動をしたのですか? 誰が停止を
      起動したのでしょう?
 
 ボブ
 そこに停止がありました。
 あなたはマインドのなかに解答を見つけようとしています。
 そこには休止が、一時停止がありました。
 それだけです。
 誰が考えているのでしょう?
 誰が見ているのでしょう?
 誰が呼吸しているのでしょう?
 誰があなたの心臓を鼓動させているのでしょう?[笑いながら]
 
 エメット あなたが私を停止させたとき、私は知性エネルギーを
      理解しました。
 
 ボブ
 停止したのは何でしたか?
 
 エメット 思考です。
 
 ボブ
 つまり思考は停止したり始まったりできるのです。
 しかし思考がその上に現れるものは止まりませんでした。
 またあなたは消えませんでした。
 マインドに先立って、私たちは見ています。
 その瞬間、あなたはマインドを超えていたのです。
 そこにはやはり、知ることつまり知性がありました。
 それが、その上にマインドが現れたり消えたりするものです。
 そしてそのことから、あなたはマインドとは翻訳者にすぎないこ
 とを理解します。
 それは独立した力や独立した本質をもっていません。
 生命の答はマインドのなかにはけっして見つかりません。
 最後には、あなたは「おそらく私は間違った方向を探しているの
 だろう」と考えなければなりません。
 
 エメット 私たちがこの調査で使っているのは、マインドではな
      いのですか?
 
 ボブ
 マインドです。
 あなたはマインドを使って、止まることが必要であることを理解
 するのです。[みんな笑う]
 
 ジェームズ それは逆説的ですよね。
 
 ケリー 私たちはマインドを使って、自分はマインドを使えない
     ことを理解するんです。
 
 ジャームズ ニサルガダッタは「あなたはこの問題を自分で考え
       抜かなければならない。他に方法はない」と言いま
       した。そしてそれこそがまさにわれわれがしている
       ことです。それを聞いたとき私はギクリとした。
 
 エメット ある時点で、マインドが壊れる……。
 
 ボブ
 エメット、あなたは解答を探しています。
 あなたに解答は必要ないのです。
 
 ケリー 非二元性を理解する以前は、疑問が起こったら、自分が
     何かを表現しようとして思考の流れが起きたものです。
     今では疑問が起こると、沈黙から解答が起こることがで
     きるように私のマインドはシャットダウンします。意味
     が通じますか?
 
 ボブ
 ええ。
 それはマインドによって、思考に翻訳されなければなりません。
 「私は在る」という思考は、自分が在ること(存在の感覚、つま
 り気づきが存在すること)を知っているということの翻訳です。
 「私は在る」という思考は翻訳です。
 それはけっして実在ではありえません。
 思考がなくても、知ることはやはりそこにあります。
 そのためのラベルは必要ないのです。
 
 エメット あれこそが体験(知ること、あるいは空)でした。
      「私は在る、私は在る、私は在る」と私が繰り返して
      いるのをあなたが止めたとき。
 
 ボブ
 それはあなたを自然状態に置いたのです。それがそれです。
 [笑いながら]
 
 ケリー [テープレコーダーに]メモ:ボブが心から笑っている。
     [みんなが笑う]

                 『Living Reality』(p217-219)
------------------------------------------------------------

(-||-)

……しかし……ボブさんといい……ラメッシ・バルセカールといい
……師匠のニサルガダッタとは……ずいぶん違う表現ですね。

そして……それぞれに……完璧です。

> それはマインドによって、思考に翻訳されなければなりません。

「実在」といい……「真我」といっても……すべて翻訳ですよね。

> 「私は在る」という思考は、自分が在ること(存在の感覚、つま
> り気づきが存在すること)を知っているということの翻訳です。

はい。

> 「私は在る」という思考は翻訳です。

わかります。

> それはけっして実在ではありえません。

はい。

> 思考がなくても、知ることはやはりそこにあります。

よくわかります。

> そのためのラベルは必要ないのです。

そうなんですねぇ。(-_-;)

でも……ついつい……また彷徨いだすんですよね。(*-_-*)

ありがとうございました。

(-||-)


       ………○…………○…………○………


『私は在る』の「目次」はここ↓に置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/books/I_AM_THAT-index.html

ときどき「ニサルガ辞書」で遊んでみてください。
https://www.ascensionkan.com/ndic/

新しい「ラマナ・マハルシ辞書」はここです。
https://www.ascensionkan.com/rdic/

おこがましくも『アセ通』既刊号はすべてここに置いてあります。
https://www.ascensionkan.com/mm/


       ………○…………○…………○………


▼『アセ通』への「私は在る」関連ご意見投稿フォーム:
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P48750702
というのを作らせていただきました。(^^;)

「私は在る」に関するご意見・ご感想・シェアリング、または単な
るメールなど、ご自由にお書きいただければと思います。


       ………○…………○…………○………


『アセンション館通信』への「ご投稿・情報提供」を歓迎いたします。

▼『アセンション館通信』への情報ご投稿フォーム
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P87119518


      …………○…………○…………○…………



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■ 3.編集後記:寅さん流に言うなら……「それを言っちゃあ
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誰かが……何かを……しているわけではない。

なぜなら……ここには……独立した本質をもつ誰も……存在しては
いないのだから。

でも……それでは……物語が終わってしまう。

寅さん流に言うなら……「それを言っちゃあお終いよ」です。

だから……お終いにしないために……聞こえなかったふりをして…
…またキョロキョロ……余所見をはじめるのでしょう。

身体は……生きるための努力をしたらいい。

でも……意味を求める必要は……ないんだ。

今日は明るいうちに終えました。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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  → メール: pariアットマークjk2.so-net.ne.jp
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