home > 通信 > 『アセンション館通信』第485号:スティーブン・ノーキストの「悟りって何?」



━━━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━ by paritosho ━
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 ☆☆     ☆☆『アセンション館通信』2013/7/21(第485号)
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☆☆      ☆★ 【気刊】――「私は在る」に導かれ♪――
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 ☆☆   ☆☆          https://www.ascensionkan.com/
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◇◇ このメルマガの趣旨 ◇◇

このメルマガはアセンション館主人 pari と称するあるパターンに
浮上している心象風景の報告です。

実在するのはただ増えも減りもしない永遠の<今・ここ>のみ。

知覚できる変化の相に何も期待することなく、ただ永遠の<在る>
に満足するのが裏切られることのない幸せなのだと教わりました。

内容は人畜無害、でも読む人は相当変わっていますね。現在865名
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◇◇ もくじ ◇◇

1.スティーブン・ノーキストの「悟りって何?」

2.編集後記:ただ……宇宙空間のなかを……
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■ 1.スティーブン・ノーキストの「悟りって何?」
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今年の夏は……暑いですね。

とか……毎年言っているのかもしれません。

でも……昨日今日と……山里は比較的涼しいです。

過ごしやすいのは……身体にとっては……いいことですよね。

当たり前ですけど。(^_-)

(*^_^*)

さて、またまた一週間が過ぎて、楽しい“アセンション噺”ならぬ
「私は在る」噺に、お付き合いいただく今がやってまいりました。

『アセンション館通信』配達人の pari です。(^^)/

みなさま固有の「私は在る」を……いかがお過ごしでしょうか?

今ちょうど……町の正午の時報のメロディーが流れています。

お昼になっちゃいました。(^^;)

色々あって……読んでおくつもりだった本が……途中で止まったま
まなので……さて……どうしたものかと思っていました。

意識宇宙なかでは……いろいろ“玉突き”現象が起こるようです。

それをシンクロニシティなんて……言ったりするのでしょうね。

ごく最近……我が家での……ある文字の浮上をきっかけにして……
昔のある記憶が……回想されたりしていました。

すると……まさにその記憶に呼応するように……ある未知の方から
……メールをいただきました。

それはまるで……その文字に関係するある記憶の時空から……手紙
が届けられたような感じでした。

そのメールに返信すると……相手の方からも……また自然な返信が
戻ってきて……ちょっとメールのやり取りが起こっていました。

今朝また……その方からメールが入っていて……ついつい……その
方への返信のほうに……手が向かってしまって。(-_-)

そして気がついたら……正午の時報というわけです。(^^;)

最近……例のヒロさんのサイトに……とても面白い記事が……翻訳
掲載されました。

「悟りって何? スティーブン・ノーキスト」
http://resonanz360.com/2013/07/16/
という記事です。

これが……じつに素晴らしい。

こういう素晴らしい文章を……翻訳・伝播してくださるヒロさんに
は……本当に感謝ですね。(-||-)

(こういうときに……じつはヒロさんなんて個人は存在しない……
 などと言うのも……バカげてますし。(^_-) )

ヒロさんが訳されたスティーブン・ノーキストの「悟りって何?」
っていう文章が……どれほど素晴らしいかを……見てください。

(ヒロさんの翻訳が……ほんとに素晴らしいです。(^^)/)

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 もし意識が存在していなければ、宇宙は存在できないだろう。
 存在の本質そのものが、意識の存在を示している。
 意識も宇宙もお互いの存在なしでは存在できない。
 
 意識が関係していない宇宙は絶対にありえない。
 意識がないところに、宇宙も次元も存在しえない。
 物質も形も、意識がなければ生じることはありえない。
 
 宇宙と意識、マインドと物質、波と粒子、それを何と呼んでもい
 いが、事実はこうだ。
 現れ、つまり宇宙と私たちが呼んでいる見かけそのものが意識な
 のだ。
 
 ここで誤解しないでほしい。観察している存在はいない。
 宇宙を経験している誰かが存在しているということはない。
 
 それだけでなく、宇宙を見守っている〈究極の人〉も〈究極の神〉
 も〈究極のマインド〉も何も存在していないのだ。
 存在している宇宙という経験だけがあって、経験する主体はいな
 い。
 
 これは矛盾しているように聞こえるかもしれないが、そんなこと
 は知ったことではない。
 それが事実なのだ。
 
 経験は「ある」。
 それだけだ。
 
 それが宇宙のあり方だ。
 誰にも経験されていない経験。
 
 宇宙は意識から自然に生じる。
 だが、それと同時に宇宙そのものが意識なのだ。
 
 意識と呼ばれる何かが物質を観察しているという観念を捨てなく
 てはならない。それは事実ではないのだ。
 
 観照者、つまり一瞬一瞬すべてを見守っている究極の不動の精神
 について話す先生たちもいる。
 それは、こちら側の観照者があちら側の宇宙を見守っているとい
 うある種の分離を意味している。
 だが、事実はそうではない。
 宇宙という経験があるだけなのだ。
 
 見守っている主体は存在していない。
 
 現れが何もないとしても、感覚は変わらない。
 
 もう一度はっきり言っておこう。
 意識が宇宙に気づいているわけではない。
 意識は宇宙として気づいているのだ。

          「悟りって何? スティーブン・ノーキスト」
             http://resonanz360.com/2013/07/16/
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(-||-)

これほどスカッとする文章を……読んだことがありますか?

そして……これほど……読んだ途端に……それが真実であることが
直感される文章に……これまで出遭ったことがあるでしょうか?

> ここで誤解しないでほしい。観察している存在はいない。
> 宇宙を経験している誰かが存在しているということはない。
> 
> それだけでなく、宇宙を見守っている〈究極の人〉も〈究極の神〉
> も〈究極のマインド〉も何も存在していないのだ。
> 存在している宇宙という経験だけがあって、経験する主体はいな
> い。

「存在している宇宙という経験だけがあって、経験する主体はいな
 い」

ジーン……。(-_-)

> これは矛盾しているように聞こえるかもしれないが、そんなこと
> は知ったことではない。
> それが事実なのだ。

この……力強さ。

> 経験は「ある」。
> それだけだ。
> 
> それが宇宙のあり方だ。
> 誰にも経験されていない経験。

(@_@) ⌒★?

「誰にも経験されていない経験」……。

> 宇宙は意識から自然に生じる。
> だが、それと同時に宇宙そのものが意識なのだ。

「宇宙そのものが意識なのだ」……。

見事ですね。

ラメッシ・バルセカールが……次のように語った内容ですね。

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 仏陀は次のように言っています。
 「出来事は起こり、行為はなされるが、そこに個々の行為者はい
 ない」。
 これが基本です。
 これ以上短く、シンプルな言葉でこのことを表現できた人はいな
 いと思います。
 出来事は起こり、行為はなされるが、そこに個々の行為者はいな
 い。
 ですから、個々の行為者がいないのであれば、「誰」がそれをす
 るのか、という質問は不適切です。
 けれども、知性が質問して、答えを得なければならないというな
 ら、知性は、「誰の行為か?――神の行為です」と教えられるの
 です。
                 『誰がかまうもんか?!』(p28)
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(-||-)

すると……ラメッシ・バルセカールが「聖なる催眠」と名づけた…
…エゴは……誠に厄介な発明とは……言えても……。

発明者は……誰もいない……わけですね。(-_-)

となると……エゴに関して……誰もとっちめられない。(^_-)

そしたら……バカらしくなったら……やめるだけだけど……そうい
うふうには……なっていない。

だから……厄介なのか……。

ふーむ。(-_-)

ニサルガダッタのこの言葉は……さもありなん……だなぁ。

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 生命への執着は不幸への執着だ。
 私たちは私たちに苦痛を与えるものに執着するのだ。
 私たちの本性とはそんなものなのだ。
                     『私は在る』(p436)
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「生命への執着」……「聖なる催眠」とは……「不幸への執着」の
ことなのか……。

でも……“自分”が執着している……わけではないんだ。

執着は起こっているだけで……執着する“自分”が……存在してい
るわけではないから。

執着とは……あるがままとは別のあり方がありうる……あるがまま
よりもっと完璧なあり方がありうる……という観点だよな。

そして……そのもっと完璧なあり方を自分は知っている……という
立場だよなぁ。(-_-)

そのような観点を……ニサルガダッタは……「不幸への執着」と…
…呼んだわけか。

なるほどなぁ。

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 あなたは在る。
 ほかのすべては現れにすぎない。
                     『私は在る』(p421)
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はい。

(-||-)

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 永久的なもの、それはあなた自身の存在である。
 真我として在りなさい。
 それが至福である。
 あなたはいつもそれなのである。
                   『あるがままに』(p58)
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……。(-_-)

ありがとうございました。<(_ _)>

(-||-)

今日はこんなところで。

……。

m(_ _)m


       ………○…………○…………○………


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■ 2.編集後記:ただ……宇宙空間のなかを……
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今回は……ボブさんの翻訳は……やめておきます。

というか……ヒロさんの……あまりにも自由な翻訳を読ませていた
だくと……やっぱり向き不向きがあるような気がして。(*^_^*)

まあ……心象風景の……ご報告だけでやめておくかも……です。

その気になったら……また懲りずに……やるかもしれませんが。

現象世界ですが……やはり加速しているのかもしれませんね。

もともとpariパターンは……受け売りパターンですけど……それが
とても自然で……聞いた途端に……その気になるんです。(^_-)

受け売り……という感じすらしない。

ただ……宇宙空間のなかを……反響しているだけ。

> 宇宙と意識、マインドと物質、波と粒子、それを何と呼んでもい
> いが、事実はこうだ。
> 現れ、つまり宇宙と私たちが呼んでいる見かけそのものが意識な
> のだ。

こう聴いたら……ほんとにそうだ……と思ってしまう。

> それだけでなく、宇宙を見守っている〈究極の人〉も〈究極の神〉
> も〈究極のマインド〉も何も存在していないのだ。

と……こう聴いたら……そのとおりだと思ってしまう。

> 存在している宇宙という経験だけがあって、経験する主体はいな
> い。

ほんとにそうだと……思ってしまうんです。

意識の位置は……誰の持ち物でもないし……そもそも意識のなかに
……誰も存在しない。

意識の位置は……ただの意識のコンテンツ……ただのあるがまま。

そのあるがままのなかで……「聖なる催眠」と呼ばれるものも……
顕現するわけでしょう。

進歩とか……進化とか……理解とか言っても……全体の流れのなか
に……織り込まれて……一瞬現れるだけ……。

そういうものだと……いう気がするんですよね。

> 宇宙は意識から自然に生じる。
> だが、それと同時に宇宙そのものが意識なのだ。

喜びも悲しみも……幾歳月であって……あるがまま……でもある。

明るいうちに終えました。

<(_ _)>


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■ 【作者】 『アセンション資料館』主人 pari
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